JP6878185B2 - 注出口体及び詰め替え容器 - Google Patents

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Description

本発明は、詰め替え容器内の内容物を充填する被充填容器の注入口に接続可能とされた注出口体及び詰め替え容器に関する。
詰め替え容器に設けられる注出口体として、内容物を使用して空になった容器(被充填容器)の注入口に接続して用いるものが知られている(下記特許文献1参照)。
この注出口体は、詰め替え容器の内容物を導出する内側筒部と、内側筒部の外面を空隙を介して覆う外側筒部とを備えている。内側筒部は、基端側が詰め替え容器に連結され、先端側の開口が栓部によって閉塞されている。栓部は、内側筒部と外側筒部との間を軸線に沿って移動可能となっている移動部に設けられている。
詰め替え容器の内容物を被充填容器に充填するとき、詰め替え容器の注出口体の内側筒部を被充填容器の注入口に差し込む。これにより、移動部が内側筒部の基端側に移動し、これに伴い、内側筒部が栓部を破断する。栓部が破断されたことにより、内側筒部と注入口とが連通し、詰め替え容器の内容物が被充填容器に注入される。このとき、破断された栓部は内側筒部の外面で外側に規制されるので、内側筒部の開口を閉塞する方向に戻ることはない。
特開2010−83545号公報
しかし、従来の構成では、栓部を破断するために比較的強い力が必要であることにより、詰め替えの際の作業性が劣るものであった。
そこで、内側筒部と外側筒部との間の距離を大きくして、移動部の移動時の抵抗を小さくすることが考えられる。これによれば、移動部が容易に移動するので、栓部を破断する際の作業性を向上させることができる。
しかし、移動部の移動時の抵抗が小さい場合には、栓部が破断されて詰め替え容器の内容物を被充填容器に注入しているときにも移動部が不用意に移動するおそれがある。そして、移動部が内側筒部の先端側に移動した場合には、内側筒部の外面による破断された栓部の規制が不十分となり、破断された栓部が内側筒部を閉塞する方向に動いた場合には、被充填容器に注入されている内容物の円滑な流動が阻害されるおそれがある。
上記の点に鑑み、本発明は、詰め替え作業時の詰め替え容器の閉塞を容易に解除することができ、詰め替え容器の閉塞解除状態を確実に維持することができる注出口体及び詰め替え容器を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、詰め替え容器に設けられており、該詰め替え容器内の内容物を充填する被充填容器の注入口に接続可能とされた注出口体であって、基端側が前記詰め替え容器に連結され、先端側が開口されて該詰め替え容器の内部に連通する内側筒部と、該内側筒部の外面を空隙を介して覆う外側筒部と、前記被充填容器の注入口に差し込み可能とされ、前記内側筒部と前記外側筒部との間を前記内側筒部の軸線に沿って移動自在に設けられた移動部と、該移動部の内側に破断可能部を介して設けられていて前記内側筒部の先端側の開口を閉塞すると共に、前記移動部の移動により前記破断可能部が破断されて前記内側筒部の先端側の開口から離脱したときに、ヒンジ部を介して前記移動部への連結状態が維持される栓部とを備え、前記移動部は、前記内側筒部の外面と前記外側筒部の内面とに摺動可能に接しており、前記内側筒部の外面と前記外側筒部の内面との距離は、前記栓部が前記内側筒部の先端側の開口を閉塞しているときに前記移動部が接する位置より、前記破断可能部が破断されて栓部が前記内側筒部の先端側の開口を開放しているときに前記移動部が接する位置の方が小であることを特徴とする。
本発明によれば、内側筒部の先端側の開口を開放しているときの移動部は、間の距離が小さい内側筒部の外面と外側筒部の内面とに強く接するので、開口の解放状態を確実に維持することができる。また、栓部が内側筒部の先端側の開口を閉塞しているときには、移動部への内側筒部の外面と外側筒部の内面との接触が比較的弱いので、移動部が移動するときの抵抗が小さく、破断可能部の破断が容易となる。
また、本発明における好ましい態様として、前記内側筒部は、その外面に、径方向に凹入する第1凹部と、該第1凹部よりも前記内側筒部の基端部側に位置して該第1凹部に隣接する第2凹部とが形成され、前記移動部は、その内面に、前記第1凹部と前記第2凹部とに選択的に係止する凸部を備え、前記第1凹部は、前記栓部が前記内側筒部の先端側の開口を閉塞しているときに前記凸部が係止する位置に形成され、前記第2凹部は、前記破断可能部が破断されて栓部が前記内側筒部の先端側の開口を開放しているときに前記凸部が係止する位置に形成され、前記第2凹部の底部と前記外側筒部の内面との間の距離は、前記第1凹部の底部と前記外側筒部の内面との間の距離よりも小とされていることを特徴とする。
これによれば、前記各凹部に前記凸部が係止することにより、前記移動部を所定の位置に確実に保持することができる。
また、本発明は上記発明の注出口体を備える詰め替え容器であり、更に、本発明の詰め替え容器は、その内容物として例えば、液状、ゲル状、半固形状、粉状、粒状等の、化粧品又は医薬部外品に好適に用いることができる。
本発明の実施形態の注出口体の説明的縦断面図。 図1の注出口体の平面図。 本実施形態の注出口体の使用状態を示す説明的断面図。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の注出口体1は、図1に示すように、容器口部2に取り付けられる。容器口部2は、フィルム状の材料で形成されたパウチと呼ばれる袋状の詰め替え容器(図示しない)が備えているものである。この詰め替え容器には、その内容物として化粧品又は医薬部外品が充填される。化粧品又は医薬部外品として、液状、ゲル状、半固形状、粉状、粒状等のものが挙げられる。
注出口体1は、内側筒部3と、内側筒部3の外面を空隙を介して覆う外側筒部4と、内側筒部3の外側に嵌め込まれ、内側筒部3の軸線に沿って移動自在の移動部5と、内側筒部3の開口を閉塞する栓部6とを備えている。
栓部6は、図2に示すように、ヒンジ部7と破断可能部8とを介して移動部5と一体に設けられている。破断可能部8が破断されると、栓部6は、ヒンジ部7によって搖動自在となった状態で移動部5との連設状態が維持される。
図1に示すように、内側筒部3は、容器口部2に螺着することにより容器口部2に一体的に支持される円筒状の支持部9と、支持部9の内側に位置して支持部9と同心の円筒状の連通案内部10とを備えている。
連通案内部10は、その基端側が容器口部2に連結され、容器口部2を介して容器内部に連通する。連通案内部10の先端の開口には、破断可能部8(図2参照)が破断されていない状態の栓部6が嵌着されている。栓部6は、破断可能部8が破断されることにより連通案内部10の先端から離脱して連通案内部10の先端の開口を開放する。破断可能部8は、移動部5の移動によって破断される。移動部5は、後述する被充填容器11の注入口12の先端に押し付けることにより移動する(図3参照)。
図1に示すように、内側筒部3の支持部9の外面には、その周方向に延びて環状の第1凹部13と、第1凹部13に対して平行の環状の第2凹部14とが形成されている。第2凹部14は、第1凹部13よりも内側筒部3の基端側に位置し、互いに隣接して形成されている。第1凹部13に隣接して内側筒部3の先端側に、径方向に突出する環状の第1突出部15が形成されている。第1凹部13と第2凹部14との境界には、径方向に突出する第2突出部16が形成されている。
図1に示すように、内側筒部3と外側筒部4とは、基端の連結部17を介して一体に連設されている。外側筒部4は内側筒部3と同心の円筒状に形成されている。更に、外側筒部4は、先端に向かってわずかに拡開する形状とされている。これにより、内側筒部3の外面と外側筒部4の内面との間の距離は、先端側から基端側に向かって次第に小さくなっている。これに伴い、第2凹部14の底部と外側筒部4の内面との間の距離は、第1凹部13の底部と外側筒部4の内面との間の距離よりも小とされている。
移動部5は、内側筒部3の外側に装着された円筒状の外嵌筒部18と、外嵌筒部18の基端から鍔状に張り出す鍔部19とを備えている。外嵌筒部18の内面には径方向内側に向かって突出する凸部20が形成されている。
移動部5は、内側筒部3の外面と外側筒部4の内面との両方に接した状態で内側筒部3の軸線に沿った方向に移動自在となっている。そして、栓部6が内側筒部3の連通案内部10に嵌着されている状態においては、凸部20は、内側筒部3の外面の一部である第1凹部13に係止されている。このとき、第1凹部13に係止された凸部20は第1突出部15を乗り越えることができない。これにより、内側筒部3からの移動部5の脱落が防止される。一方、鍔部19は外周端縁が外側筒部4の内面に接しているため、移動部5の移動の際には摺動に伴う抵抗が生じる。
以上の構成による注出口体1は、図3に示すように、被充填容器11の注入口12に接続される。即ち、被充填容器11の注入口12に内側筒部3と共に移動部5を差し込み、被充填容器11の注入口12の先端上縁を移動部5の鍔部19に当接させる。
そして、注出口体1を被充填容器11の注入口12に強く押し付けると、移動部5が内側筒部3の基端側に移動し、移動部5の凸部20が第2突出部16を乗り越えて第2凹部14に係止された状態となる。このときの移動部5の移動により、破断可能部8(図2参照)が破断され、図3に示すように、栓部6が連通案内部10を開放した状態で内側筒部3の支持部9と被充填容器11の注入口12との間に挟持される。
本実施形態においては、第2凹部14の底部と外側筒部4の内面との間の距離は、前記の底部と前記外側筒部の内面との間の距離よりも小とされている。このため、移動部5の凸部20が、第1凹部13に係止されているときよりも第2凹部14に係止されているときのほうが、摺動抵抗が大きい。これにより、栓部6が連通案内部10を開放した状態を確実に維持することができる。
一方、移動部5の凸部20が、第2凹部14に係止されているときよりも第1凹部13に係止されているときのほうが、摺動抵抗が小さいので、破断可能部8(図2参照)を破断するために必要な、注出口体1に加える力を軽減することができ、注出口体1を容易に開栓することができる。
このように、上記構成の注出口体1によれば、詰め替え容器の閉塞を容易に解除することができ、詰め替え容器の閉塞解除状態を確実に維持することができる。
1…注出口体、3…内側筒部、4…外側筒部、5…移動部、6…栓部、7…ヒンジ部、8…破断可能部、11…被充填容器、12…注入口、13…第1凹部、14…第2凹部、20…凸部。

Claims (4)

  1. 詰め替え容器に設けられており、該詰め替え容器内の内容物を充填する被充填容器の注入口に接続可能とされた注出口体であって、
    基端側が前記詰め替え容器に連結され、先端側が開口されて該詰め替え容器の内部に連通する内側筒部と、
    該内側筒部の外面を空隙を介して覆う外側筒部と、
    前記被充填容器の注入口に差し込み可能とされ、前記内側筒部と前記外側筒部との間を前記内側筒部の軸線に沿って移動自在に設けられた移動部と、
    該移動部の内側に破断可能部を介して設けられていて前記内側筒部の先端側の開口を閉塞すると共に、前記移動部の移動により前記破断可能部が破断されて前記内側筒部の先端側の開口から離脱したときに、ヒンジ部を介して前記移動部への連結状態が維持される栓部とを備え、
    前記移動部は、前記内側筒部の外面と前記外側筒部の内面とに摺動可能に接しており、
    前記内側筒部の外面と前記外側筒部の内面との距離は、前記栓部が前記内側筒部の先端側の開口を閉塞しているときに前記移動部が接する位置より、前記破断可能部が破断されて栓部が前記内側筒部の先端側の開口を開放しているときに前記移動部が接する位置の方が小であることを特徴とする注出口体。
  2. 前記内側筒部は、その外面に、径方向に凹入する第1凹部と、該第1凹部よりも前記内側筒部の基端部側に位置して該第1凹部に隣接する第2凹部とが形成され、
    前記移動部は、その内面に、前記第1凹部と前記第2凹部とに選択的に係止する凸部を備え、
    前記第1凹部は、前記栓部が前記内側筒部の先端側の開口を閉塞しているときに前記凸部が係止する位置に形成され、
    前記第2凹部は、前記破断可能部が破断されて栓部が前記内側筒部の先端側の開口を開放しているときに前記凸部が係止する位置に形成され、
    前記第2凹部の底部と前記外側筒部の内面との間の距離は、前記第1凹部の底部と前記外側筒部の内面との間の距離よりも小とされていることを特徴とする請求項1記載の注出口体。
  3. 請求項1又は2記載の注出口体を備えたことを特徴とする詰め替え容器。
  4. 化粧品又は医薬部外品を内容物とすることを特徴とする請求項3記載の詰め替え容器。
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