JP6876525B2 - 軌道走行式機械の制動装置 - Google Patents

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本発明は、軌道走行式機械の制動装置に関するものである。
図3は一般的な軌道走行式機械としてのコンテナクレーンの一例を示すものであって、1はコンテナクレーン、2はコンテナクレーン1が配備される港湾、3は港湾2における岸壁、4は岸壁3に図3の紙面と直交する方向へ延びるよう敷設されたレールであり、コンテナクレーン1のクレーン本体5の支持脚6には、レール4に沿って転動自在な走行車輪7を有する走行装置8が取り付けられている。
前記コンテナクレーン1は、荷役作業中に強風に煽られると、運転者の意に反して走行が止まらず、逸走してしまい、隣接する機械や近接構造物への衝突や倒壊に至る虞がある。
このため、前述の如き軌道走行式機械の逸走を防止する装置として、従来、例えば、特許文献1に開示されているようなクランプ装置がある。該クランプ装置は、先端部に挟み部が形成された一対の接触子をその略中間部が軸を中心として回動自在となるよう連結した挟み機構と、該挟み機構における前記接触子の基端部に設けられ且つ該接触子の基端部間を狭めて前記挟み部が常時レールを挟む閉方向へ前記接触子を回動させるようにしたばね機構と、前記一対の接触子の基端部に形成されたカム受部をその内側から押し開く方向へ駆動して前記挟み部によるレールの挟み付けを解放するための回転カムとを備えている。
しかしながら、特許文献1に開示されたクランプ装置では、レールを両側から挟み付ける方式を採用しているため、レール面との摩擦係数を高めるためにクランプ装置側の接触面にギザギザの歯を付けたり、或いは接触面を硬化させてヤスリのようにしたりしている場合、レールの側面に傷を付けてしまう可能性があった。又、レールの側面の精度が低く、その幅方向における中心線から側面までの寸法に左右でばらつきが生じているような場合、若しくはレールの腐食等が生じている場合、前記挟み部による挟み付けが均一に行われずに締付力が大きく低下してしまい、充分な保持力が得られなくなる可能性もあった。
こうした不具合を解消するため、レールの走行車輪転動面に対し直交する方向へブレーキパッドを押付・離反自在な油圧シリンダ等の流体圧シリンダを備えた制動装置が開発されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6−72690号公報 特開2015−58805号公報
しかしながら、特許文献2に開示された制動装置は、クレーン本体の下部フレームの中間部における一箇所に設けられているため、コンテナクレーン等の軌道走行式機械の逸走時に最大の力でブレーキパッドをレールの走行車輪転動面に押し付けた場合、一点に集中する形で多大な負荷がレール及び基礎に掛かってしまうこととなり、該レール及び基礎の変形や破損が発生しやすくなると共に、設備全体の寿命が短くなることにもつながるという欠点を有していた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、レール及び基礎への負荷を緩和しつつ制動を安定して行うことができ、設備全体の寿命延長を図り得る軌道走行式機械の制動装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明の軌道走行式機械の制動装置は、レール上を走行する支持脚の下部に、走行方向と直角な水平方向へ延びるロッカーピンにより中間部が支持されて揺動自在に配設された上側イコライザビームと、該上側イコライザビームの走行方向両端部に走行方向と直角な水平方向へ延びるロッカーピンにより中間部が支持されて揺動自在に配設された一対の下側イコライザビームとからなるイコライザ装置を少なくとも一段有し、最下段のイコライザ装置における下側イコライザビームの走行方向両端部にレールに沿って転動自在な走行車輪が配設された走行装置を複数備えた軌道走行式機械の制動装置において、
前記走行装置の各々に分散制動機構を備え、
該分散制動機構は、
前記レールの走行車輪転動面に対し該レールと直交する方向へブレーキパッドを押付・離反自在な流体圧シリンダと、
該流体圧シリンダへ作動流体を給排することにより前記流体圧シリンダを伸縮作動させ且つ前記ブレーキパッドの押付力をレール敷設箇所の基礎耐荷重以下に設定する流体圧ユニットと
を備え
前記分散制動機構は、走行車輪が配設された下側イコライザビームに取り付けられるようにすることができる。
本発明の軌道走行式機械の制動装置によれば、レール及び基礎への負荷を緩和しつつ制動を安定して行うことができ、設備全体の寿命延長を図り得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の軌道走行式機械の制動装置の実施例を示す正面図である。 本発明の軌道走行式機械の制動装置の実施例における分散制動機構を示す概要構成図である。 軌道走行式機械としてのコンテナクレーンの一例を示す全体側面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明の軌道走行式機械の制動装置の実施例であって、図中、図3と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
図1に示す軌道走行式機械としてのコンテナクレーン1では、クレーン本体5の支持脚6間に、該支持脚6をつなぐようレール4に沿って延びる下部フレーム6aが設けられ、該下部フレーム6aの底面側に、複数(図1の例では二基)の走行装置8が設けられている。
前記走行装置8は、上部イコライザビーム9aと、中間部イコライザビーム9bと、下部イコライザビーム9cと、走行車輪7とを備えている。
前記上部イコライザビーム9aは、前記下部フレーム6aの底面側に、走行方向と直角な水平方向へ延びるロッカーピン10aにより中間部が支持されて揺動自在に配設されている。前記中間部イコライザビーム9bは、前記上部イコライザビーム9aの走行方向両端部に走行方向と直角な水平方向へ延びるロッカーピン10bにより中間部が支持されて揺動自在に配設されている。前記下部イコライザビーム9cは、前記中間部イコライザビーム9bの走行方向両端部に走行方向と直角な水平方向へ延びるロッカーピン10cにより中間部が支持されて揺動自在に配設されている。
前記走行車輪7は、前記下部イコライザビーム9cの走行方向両端部にレール4に沿って転動自在となるよう配設されている。
尚、図1に示す例では、上部イコライザビーム9aと中間部イコライザビーム9bとからなるイコライザ装置9Aと、中間部イコライザビーム9bと下部イコライザビーム9cとからなるイコライザ装置9Bとが上下二段に形成されている。因みに、上段の前記イコライザ装置9Aにおける上部イコライザビーム9aは上側イコライザビームとなり、中間部イコライザビーム9bは下側イコライザビームとなる。又、下段の前記イコライザ装置9Bにおける中間部イコライザビーム9bは相対的に上側イコライザビームとなり、下部イコライザビーム9cは下側イコライザビームとなる。但し、前記軌道走行式機械としてのコンテナクレーン1の規模に応じて、前記イコライザ装置9Aを一段だけ形成して、下側イコライザビーム(この場合は中間部イコライザビーム9b)に走行車輪7を配設しても良い。又、前記イコライザ装置を上下三段以上形成して、最下段のイコライザ装置における下側イコライザビームの走行方向両端部にレール4に沿って転動自在な走行車輪7を配設しても良い。
そして、本実施例の場合、前記走行装置8の各々に分散制動機構40を配置した点を特徴としている。
前記分散制動機構40は、前記走行車輪7が配設された下部イコライザビーム9c(下側イコライザビーム)に取り付けられ、図2に示す如く、流体圧シリンダ13と、流体圧ユニット14とを備えている。
前記流体圧シリンダ13は、前記下部イコライザビーム9cの底面側に取り付けられた筒状のアウターケース11の内部に配設され、前記レール4の走行車輪転動面4aに対し直交する方向へブレーキパッド12を押付・離反自在となるよう構成されている。尚、該流体圧シリンダ13は、そのピストンロッド13cが突出する側が下に向くよう鉛直に配設され、該ピストンロッド13cの下端には前記ブレーキパッド12が設けられている。
前記流体圧ユニット14は、前記流体圧シリンダ13を伸縮作動させる油圧ユニット等で構成され、且つ前記ブレーキパッド12の押付力をレール4敷設箇所の基礎耐荷重以下に設定するようになっている。より詳細に説明すると、前記流体圧ユニット14は、油等の作動流体が貯留されたタンク15から延びる圧送ライン16と、流体圧シリンダ13のキャップ側室13a(ピストンロッド13cが突出していない側の室)に接続されるキャップ側ライン17と、流体圧シリンダ13のロッド側室13b(ピストンロッド13cが突出している側の室)に接続されるロッド側ライン18と、前記タンク15へ通じる戻しライン19とを備えている。前記圧送ライン16途中には、モータ20にて駆動されるポンプ21と、該ポンプ21にて圧送される作動流体の逆流を阻止する逆止弁22とが設けられている。前記圧送ライン16及び戻しライン19と、前記キャップ側ライン17及びロッド側ライン18とは、ソレノイドバルブ23を介して接続され、前記逆止弁22とソレノイドバルブ23との間における圧送ライン16途中から分岐させた蓄圧ライン24には、アキュムレータ25が接続されている。
前記ソレノイドバルブ23は、ブレーキ作動ポジション23Aとブレーキ解除ポジション23Bとを有している。前記ブレーキ作動ポジション23Aは、前記圧送ライン16とキャップ側ライン17とを連通させることにより、前記ポンプ21によって圧送される作動流体を流体圧シリンダ13のキャップ側室13aへ導入しつつ、前記ロッド側ライン18と戻しライン19とを連通させることにより、前記流体圧シリンダ13のロッド側室13bの作動流体をタンク15へ排出するポジションである。前記ブレーキ解除ポジション23Bは、前記圧送ライン16とロッド側ライン18とを連通させることにより、前記ポンプ21によって圧送される作動流体を前記流体圧シリンダ13のロッド側室13bへ導入しつつ、前記キャップ側ライン17と戻しライン19とを連通させることにより、前記流体圧シリンダ13のキャップ側室13aの作動流体をタンク15へ排出するポジションである。尚、ソレノイドバルブ23は、非常停止時(緊急を要する意図的な電源遮断時)及び停電時にはソレノイドへの通電が停止されてバネ力により機械的に前記ブレーキ作動ポジション23Aに切り換わるようになっている。
前記ポンプ21と逆止弁22との間における圧送ライン16途中には、前記タンク15へ通じるリリーフライン26が分岐接続され、該リリーフライン26途中には、前記圧送ライン16における作動流体の圧力が設定圧以上となった際に開いて作動流体をタンク15へ戻すリリーフ弁27が設けられている。
前記蓄圧ライン24途中には、該蓄圧ライン24における作動流体の圧力が高位設定圧に達した際に作動する高位圧力スイッチ28Hと、前記蓄圧ライン24における作動流体の圧力が低位設定圧に達した際に作動する低位圧力スイッチ28Lと、常時開(ノーマルオープン)で且つ前記高位圧力スイッチ28Hの作動時に閉となるシャットオフ弁28Vとが設けられている。これにより、前記蓄圧ライン24における作動流体の圧力が前記アキュムレータ25の設定圧に達した際には高位圧力スイッチ28Hが作動して前記ポンプ21のモータ20に対し、図示していない制御装置から停止指令が出力されると共に前記シャットオフ弁28Vが閉じる一方、前記圧力が前記アキュムレータ25の設定圧以下に低下した際には低位圧力スイッチ28Lが作動して前記ポンプ21のモータ20に対し、前記制御装置から駆動指令が出力されると共に前記シャットオフ弁28Vが開くようになっている。
尚、前記蓄圧ライン24途中には、メンテナンス時等に前記アキュムレータ25の作動流体をタンク15に抜くためのドレンライン29が接続され、該ドレンライン29には、作業者によって開閉される手動開閉弁30が設けられている。
次に、上記実施例の作用を説明する。
図2に示す如く、流体圧ユニット14のソレノイドバルブ23をブレーキ作動ポジション23Aに切り換えた状態にすると、圧送ライン16とキャップ側ライン17とが連通することにより、ポンプ21によって圧送される作動流体が流体圧シリンダ13のキャップ側室13aへ導入されつつ、ロッド側ライン18と戻しライン19とが連通することにより、前記流体圧シリンダ13のロッド側室13bの作動流体がタンク15へ排出される。これにより、分散制動機構40のピストンロッド13cが流体圧シリンダ13から突出する方向へ移動し、ブレーキパッド12がレール4の走行車輪転動面4aに押し付けられて制動が行われる。
ここで、前記分散制動機構40におけるブレーキパッド12の押付力は、流体圧ユニット14によりレール4敷設箇所の基礎耐荷重以下に設定される。このため、当然のことながら、一つの分散制動機構40による制動力が従来の制動装置と比較して低下することは否定できない。しかし、前記分散制動機構40は、前記走行車輪7が配設された下部イコライザビーム9c(下側イコライザビーム)に取り付けられ、図1に示す例では、一つの走行装置8に四個配置されているため、全体として見た場合、従来の制動装置と少なくとも同等或いは従来の制動装置を超える制動力が得られる。
これにより、本実施例の場合、特許文献2に開示された制動装置とは異なり、クレーン本体5の下部フレーム6aの中間部における一箇所だけに制動装置が設けられているのではなく、分散制動機構40が走行装置8の各々に備えられ、しかも、流体圧ユニット14は、前記ブレーキパッド12の押付力をレール4敷設箇所の基礎耐荷重以下に設定するようになっているため、コンテナクレーン1等の軌道走行式機械の逸走時に最大の力でブレーキパッド12をレール4の走行車輪転動面4aに押し付けたとしても、一点に集中する形で多大な負荷がレール4及び基礎に掛かってしまうことが避けられ、該レール4及び基礎の変形や破損が発生しにくくなると共に、設備全体の寿命が長くなる。
一方、図2に示す状態から、流体圧ユニット14のソレノイドバルブ23をブレーキ解除ポジション23Bに切り換えると、圧送ライン16とロッド側ライン18とが連通することにより、ポンプ21によって圧送される作動流体が流体圧シリンダ13のロッド側室13bへ導入されつつ、キャップ側ライン17と戻しライン19とが連通することにより、流体圧シリンダ13のキャップ側室13aの作動流体がタンク15へ排出される。これにより、ピストンロッド13cが流体圧シリンダ13の内部に収縮する方向へ移動し、ブレーキパッド12がレール4の走行車輪転動面4aから離反して制動が解除され、コンテナクレーン1を走行させることが可能となる。
尚、レール4の走行車輪転動面4aに対し直交する方向へブレーキパッド12を押付・離反自在な流体圧シリンダ13を採用したことにより、前記レール4の走行車輪転動面4aが完全に水平ではなくうねっていても、ブレーキ作動に皿バネを使用した従来のブレーキアクチュエータとは異なり、ストロークを充分に長く取ることができる。このため、うねりに伴って凹んだ箇所でもブレーキパッド12をレール4の走行車輪転動面4aに強く押し付けることが可能となり、均一なブレーキ力が得られる。又、制動装置を取り付けているクレーン本体5が弾性変形しても、ブレーキパッド12はレール4の走行車輪転動面4aに強く押し付けられるため、制動力が低下せず安定する。
又、前記蓄圧ライン24における作動流体の圧力が前記アキュムレータ25の高位設定圧に達した際には高位圧力スイッチ28Hが作動して、前記ポンプ21のモータ20に対し、図示していない制御装置から停止指令が出力されると共にシャットオフ弁28Vが閉じる。一方、前記圧力が前記アキュムレータ25の低位設定圧以下に低下した際には低位圧力スイッチ28Lが作動して、前記ポンプ21のモータ20に対し、前記制御装置から駆動指令が出力されると共に前記シャットオフ弁28Vが開く。これにより、前記アキュムレータ25は常時、高位設定圧と低位設定圧との間の圧力に蓄圧される。しかも、前記ソレノイドバルブ23は、非常停止時及び停電時にはソレノイドへの通電が停止されてバネ力により機械的に前記ブレーキ作動ポジション23Aに切り換わるようになっている。又、前記シャットオフ弁28Vは、常時開(ノーマルオープン)であって非常停止時及び停電時には開いている。このため、非常停止時及び停電時には、前記アキュムレータ25に蓄圧された作動流体が蓄圧ライン24からキャップ側ライン17を介し前記流体圧シリンダ13のキャップ側室13aへ導かれて前記ブレーキパッド12がレール4の走行車輪転動面4aに押し付けられる。この結果、非常停止時及び停電時にたとえポンプ21が停止したとしても、ブレーキを作動させることが可能となる。
こうして、レール4及び基礎への負荷を緩和しつつ制動を安定して行うことができ、設備全体の寿命延長を図り得る。
尚、本発明の軌道走行式機械の制動装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 コンテナクレーン(軌道走行式機械)
4 レール
4a 走行車輪転動面
6 支持脚
7 走行車輪
8 走行装置
9A イコライザ装置
9B イコライザ装置
9a 上部イコライザビーム(上側イコライザビーム)
9b 中間部イコライザビーム(下側イコライザビーム(上側イコライザビーム))
9c 下部イコライザビーム(下側イコライザビーム)
10a ロッカーピン
10b ロッカーピン
10c ロッカーピン
12 ブレーキパッド
13 流体圧シリンダ
14 流体圧ユニット
40 分散制動機構

Claims (1)

  1. レール上を走行する支持脚の下部に、走行方向と直角な水平方向へ延びるロッカーピンにより中間部が支持されて揺動自在に配設された上側イコライザビームと、該上側イコライザビームの走行方向両端部に走行方向と直角な水平方向へ延びるロッカーピンにより中間部が支持されて揺動自在に配設された一対の下側イコライザビームとからなるイコライザ装置を少なくとも一段有し、最下段のイコライザ装置における下側イコライザビームの走行方向両端部にレールに沿って転動自在な走行車輪が配設された走行装置を複数備えた軌道走行式機械の制動装置において、
    前記走行装置の各々に分散制動機構を備え、
    該分散制動機構は、
    前記レールの走行車輪転動面に対し該レールと直交する方向へブレーキパッドを押付・離反自在な流体圧シリンダと、
    該流体圧シリンダへ作動流体を給排することにより前記流体圧シリンダを伸縮作動させ且つ前記ブレーキパッドの押付力をレール敷設箇所の基礎耐荷重以下に設定する流体圧ユニットと
    を備え
    前記分散制動機構は、走行車輪が配設された下側イコライザビームに取り付けられることを特徴とする軌道走行式機械の制動装置。
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