JP5779632B2 - 走行クレーンのブレーキ装置 - Google Patents
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Description
ブレーキパッドがレールに接する制動中においては、ブレーキパッドに接続する内側部材を回転させようとする曲げモーメントが生ずるが、内側部材の部分円柱面を外側部材が移動方向を垂線とする面で挟むため、内側部材の回転により曲げモーメントを逃がすことができる。そして、ブレーキパッドから内側部材を介してブレーキ装置に作用する曲げモーメントを低減させることができる。
このようにすることで、レールの上面にブレーキパッドを押圧するので、レールの側面をクランプするタイプのブレーキ装置に比して確実に制動力を生じさせることができる。
このようにすることで、ピストン部材の移動により内側部材を上下方向に移動させることができる。そして、内側部材の上下方向の移動により、ブレーキパッドをレールに接触させて制動力を生じさせることができる。
このようにすることで、内側部材に回転により傾きが生じた場合であっても、曲面形状部分が内側部材の上側の面と接触して、確実に内側部材を下方に押圧することができる。
このようにすることで、既設の走行クレーンにブレーキ装置を後付けする場合において、速度検出部が検出した速度に基づいて独立して制動力を生じさせることができる。
以下に、ガントリークレーン1等の走行クレーンにおけるブレーキ装置10の実施形態について、添付の図面を用いて説明する。
図9は、第2実施形態におけるブレーキ装置10の断面図である。第2実施形態では、内側部材の形状を第1実施形態のものと異ならせている。なお、ブレーキ装置10の他の構成等は第1実施形態と同様である。よって、第1実施形態と共通の構成については説明を省略し、第2実施形態における内側部材11’について説明する。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
2 港湾、3 岸壁、4 レール、4A レール上面、
5 クレーン本体、6 支持脚、7 梁、8 走行ボギー、
10 ブレーキ装置、
11 内側部材、12 ピストン、12A 頭部、12B 胴部、
13 シリンダ、
14 ブレーキユニット、
14A 第1ブレーキ部材、14B 第2ブレーキ部材、
14C ブレーキパッド、14D 連結部材、
15 頭部室15、15A 上方圧力室、15B 下方圧力室、
16 蓋部材、17 摺動室、18 内側部材室、
19A 凸側連結部、19B 凹側連結部、
20 作動流体圧ユニット、
30 速度測定装置、31 車輪、31A 車輪31の接触面、
32 検出用孔、33 近接センサ、34 腕部、34A ヒンジ、
211 第1電磁切替弁、211A 循環ポジション、211B 閉止ポジション、
212 第2電磁切替弁、212A 循環ポジション、212B 閉止ポジション、
213 第3電磁切替弁、213A 循環ポジション、213B 閉止ポジション、
214 第4電磁切替弁、214A 循環ポジション、214B 閉止ポジション、
221 圧力スイッチ、222 リリーフ弁、223 逆止弁、224 圧力検出器、
213 モータ、232 ポンプ、233 リザーバタンク、241 蓄圧器、
281 第1作動流体路、282 第2作動流体路、283 第3作動流体路、
284 第4作動流体路、285 第5作動流体路、286 第6作動流体路、
287 第7作動流体路
Claims (5)
- レールに沿った移動方向に移動する走行クレーンのブレーキ装置において、
前記レールに接して制動力を生じさせるブレーキパッドに接続する内側部材であって、前記レールの幅方向を中心軸とする一対の部分円柱面を備える内側部材と、
前記走行クレーンに接続される外側部材であって、前記内側部材における前記部分円柱面を、前記移動方向を垂線とする面で前記移動方向側から挟む外側部材と、
を備えることを特徴とするブレーキ装置。 - 請求項1に記載のブレーキ装置であって、
前記内側部材を下方向に移動させ、前記レールの上面に前記ブレーキパッドを押圧させることにより前記制動力を生じさせることを特徴とするブレーキ装置。 - 請求項1または2に記載のブレーキ装置であって、
前記内側部材の上面側に配設されるピストン部材と、
前記ピストン部材を前記レールの上面の垂線方向に案内するシリンダ部材と、
を備え、前記ピストン部材が前記内側部材を押圧することにより、前記ブレーキパッドを前記レールに接触させることを特徴とするブレーキ装置。 - 請求項3に記載のブレーキ装置であって、
前記ピストン部材の下端部が前記内側部材の上側の面と接する曲面形状を有することを特徴とするブレーキ装置。 - 請求項1から4のいずれかに記載のブレーキ装置であって、
さらに、前記レールに対する速度を検出する速度検出部を備え、
前記速度検出部が検出した速度に基づいて、前記制動力を生じさせることを特徴とするブレーキ装置。
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JP2013251297A Active JP5779632B2 (ja) | 2013-12-04 | 2013-12-04 | 走行クレーンのブレーキ装置 |
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