JP3720267B2 - 軌条走行式門型荷役機械の曲線走行装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軌条走行式門型荷役機械の曲線走行装置に関する。鋼材置場や造船所、岸壁等において、荷物の運搬には門型ジブクレーンやダブルリンク式水平引き込みクレーン、門型連続アンローダなどの軌条走行式門型荷役機械が使用される。この軌条走行式門型荷役機械は、門型荷役機械の下端に複数のボギーが設けられており、このボギーによって地面に設けられたレールに沿って移動することができる。本発明は、かかる軌条走行式門型荷役機械の曲線走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7において、符号100 は、従来の門型ジブクレーン100 を示している。また、符号111 は、門型ジブクレーン100 の下端に設けられた左右一対の水平桁111 を示している。符号112 は、ボギー120 が回転自在に取り付けられたロッカーを示している。このロッカー112 は、その基端に上下一対のブラケット112b, 112bが設けられている。また、符号Fは、地面を示しており、符号Rは、地面に敷設されたレールを示している。
前記水平桁111 の端部およびこのロッカー112 の上下一対のブラケット112b, 112bには、その上下方向を貫通する貫通孔がそれぞれ形成されている。このため、ロッカー112 の上下一対のブラケット112b, 112bによって水平桁111 の端部を挟んだ状態で、上下一対のブラケット112b, 112bおよび水平桁111 の端部に形成された貫通孔に縦軸113 を取り付ければ、水平桁112 の端部にロッカー112 を、左右に揺動自在に取り付けることができる。
よって、レールRの曲線に沿ってボギー120 が回転するとともに、ロッカー112 が揺動して、左右のボギー120 間のスパンを調整することができるので、門型ジブクレーン100 を曲線状のレールRに沿って走行させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、門型ジブクレーン100 を大型化すると、門型ジブクレーン100 を支持する水平桁111 やロッカー112 の強度を高めるために、水平桁111 やロッカー112 を大型化する必要がある。しかし、水平桁111 やロッカー112 等を大型化すると、水平桁111 およびこのロッカー112 のブラケット112b, 112bに形成された全ての貫通孔を、その軸心が一致するように精度よく加工することが難しい。このため、縦軸113 を全ての貫通孔に通すことができず、ロッカー112 を水平桁111 に対して左右揺動自在に取り付けることができないので、曲線状のレールRに沿って移動する大型の門型ジブクレーン100 に適用できなかった。
【0004】
本発明はかかる事情に鑑み、曲線状のレールを円滑かつ安全に走行することができ、装置の機械寿命を長くすることができ、大型の門型荷役機械にも適用可能である軌条走行式門型荷役機械の曲線走行装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の軌条走行式門型荷役機械の曲線走行装置は、地面に設けられたレール上を走行する門型荷役機械において、該門型荷役機械本体の下端に設けられ、該門型荷役機械の前後方向に延びた左右一対の水平桁と、該左右一対の水平桁に対して回転可能に取り付けられた複数のボギー台車とからなる曲線走行装置であって、前記曲線走行装置が、前記水平桁に、水平かつ前記門型荷役機械の前後方向に対し直角方向に取り付けられた上下一対の支持軸と、前記ボギー台車の上端に、先端が水平面内で回転自在に取り付けられたロッカーとを備えており、該ロッカーの基端が、前記上下一対の支持軸で支持されており、前記ロッカーと支持軸の間には、球面軸受が介装されており、前記上下一対の支持軸のうち、上方の支持軸が、中央部が両端部に対して偏心した偏心軸であり、該偏心軸の両端部が、前記水平桁に回転自在に取り付けられているたことを特徴とする。
請求項の軌条走行式門型荷役機械の曲線走行装置は、請求項記載の発明において、記ボギー台車の上端に、垂直な連結軸が立設されており、該連結軸に、前記ロッカーの下端が回転自在に取り付けられており、前記ロッカーの下端および前記ボギー台車の上端において、一対のスライドカラーが、その対向する面同士が互いに面接触するように、それぞれ取り付けられており、該一対のスライドカラーのうち、一方のスライドカラーの接触面が鏡面加工され、他方のスライドカラーの接触面がテフロン(登録商標)加工されたことを特徴とする。
請求項の軌条走行式門型荷役機械の曲線走行装置は、請求項1または2記載の発明において、前記ロッカーの下端に、前記門型荷役機械の前後方向に延びた移動量検出アームの一端が固定されており、該移動量検出アームの他端を左右から挟む位置に、左右一対のリミットスイッチが設けられており、前記移動量検出アームが、前記左右一対のリミットスイッチに接触すると、門型荷役機械の走行が停止することを特徴とする。
【0006】
請求項1の発明によれば、ボギー台車がロッカーに回転自在に取り付けられているので、曲線状のレールを走行するときに、ボギー台車を曲線に沿って回転させることができる。しかも、ロッカーの基端と支持軸の間には、球面軸受が介装されているので、ロッカーが、その基端を支点として水平桁に対して左右に揺動することができる。このため、左右一対のボギー台車の間の間隔を変更させることができるので、門型荷役機械を曲線状のレールに沿って走行させることができる。また、ロッカーの基端と支持軸の間には球面軸受が介装されているので、球面軸受がロッカーに加わる力を面で支持する。よって、軸受がうける面圧を小さくすることができるので、軸受の強度を高くすることができる。しかも、ロッカーが左右に揺動するときの抵抗が小さくなるので、門型荷役機械を曲線状のレールに沿って円滑に走行させることができる。さらに、各支持軸の両端間の距離が短いので、水平桁に支持軸の両端を支持するための孔を、その軸心が一致するように精度よく加工することができる。このため、上下一対の支持軸を水平桁に精度よく取り付けることができる。よって、門型荷役機械が大型化しても、ロッカーを水平桁に対して左右揺動自在に取り付けることができるので、曲線状のレールに沿って移動する大型の門型荷役機械を製造することができる。さらに、上方の支持軸が偏心軸であるので、この支持軸が回転すれば、上下一対の支持軸の中央部における軸間距離を変化させることができる。よって、上下一対の支持軸の軸間距離に製造過程における誤差が生じても、支持軸にロッカーを取り付けることができるので、門型荷役機械が大型化しても、その製造が容易になる。また、上下の支持軸に荷重が加わったとときに、上方の支持軸は、垂直方向の荷重が加わらないようにその軸周りに回転するので、門型荷役機械からの垂直荷重は下方の支持軸のみが支持する。つまり、上方の支持軸には、水平方向の荷重しか加わらないので、上方の支持軸および上方の支持軸に取り付けられた球面軸受を小型化することができる。さらに、各支持軸が支持する荷重を明確化することができるので、各支持軸の設計が容易となり、信頼性が高くなる。
請求項の発明によれば、ボギー台車が曲線状のレールに沿って回転するときに、ロッカーとボギー台車との間の抵抗が小さくなるので、曲線状のレールに沿って門型荷役機械を円滑に走行させることができる。また、他方のスライドカラーの接触面がテフロン(登録商標)加工されているので、潤滑の必要がなく、潤滑不良による破損を防ぐことができる。
請求項の発明によれば、ロッカーの揺動角度が大きくなりすぎると、移動量検出アームの他端がリミットスイッチに接触し、門型荷役機械の走行が停止される。よって、複数のレール上に乗り込んで作業するときに、進行方向のレールの切り替えが完全にされていない場合や、事故等によってレール間隔が異常に広くなっている場合に、左右のボギー台車間の間隔が広くなりすぎて門型荷役機械が脱線したり、転倒したりすることを防ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
本発明の曲線走行装置は、例えば門型ジブクレーンやダブルリンク式水平引き込みクレーン、門型連続アンローダ、コンテナクレーン等、種々の門型荷役機械に適用可能であるが、以下には、代表として門型ジブクレーンに適用した場合を説明する。
【0008】
まず、本実施形態の曲線走行装置10を説明する前に、この曲線走行装置10が設けられた門型ジブクレーン1を説明する。
【0009】
図5は本実施形態の軌条走行式門型荷役機械の曲線走行装置10が採用された門型ジブクレーン1の概略正面図である。図5において、符号1は、鋼材置場や造船所、岸壁等で使用される門型ジブクレーンを示している。符号2は、垂直に設けられた柱状のクレーンベースである。このクレーンベース2の上端には、水平面内で旋回自在に駆動部3が設けられている。この駆動部3には、ジブ4の一端が上下揺動自在に取り付けられている。このジブ4には、ワイヤー5の一端が取り付けられており、このワイヤー5の他端は駆動部3に設けられた起伏装置3aに取り付けられている。また、ジブ4の先端には、ワイヤー7の一端に取り付けられたフック6が吊り下げられており、このワイヤー7の他端は駆動部3に設けられた巻上装置3bに取り付けられている。
【0010】
このため、門型ジブクレーン1は、フック6に荷物を吊り下げて、巻上装置3bによってワイヤー7を巻き上げれば、門型ジブクレーン1によって荷物を吊り上げることができる。また、起伏装置3aによってジブ4を起伏させることによって、作業範囲を変えることができる。
【0011】
さて、本実施形態の軌条走行式門型荷役機械の曲線走行装置10を説明する。
図6は曲線走行装置10の概略説明図であり、(A) は図5のVI-VI 線断面矢視図であり、(B) は図6(A) のB-B 線矢視図であり、(C) は図6(A) のC-C 線矢視図である。図5および図6に示すように、前記クレーンベース2の下端には、曲線走行装置10が設けられている。この曲線走行装置10は、前後一対の剛脚11, 揺脚15を備えている。
【0012】
剛脚11は、門型ジブクレーン1の前後方向に延びた水平桁12を備えており、この水平桁12の上端が前記クレーンベース2の下端に取り付けられている。この水平桁12の前後両端において、水平桁12の下端にはボギー台車20の上端が、連結軸22によって、水平桁12に対して水平面内で回転可能に取り付けられている。
このボギー台車20は、その上部フレーム21の下端に、下部フレーム23が縦軸によって水平面内で回転自在に取り付けられており、この下部フレーム23の下端に、レールR上を揺動する車輪25を備えたボギー24が、縦軸によって水平面内で回転自在に取り付けられている(図1参照)。
【0013】
揺脚15も、剛脚11と同様に、門型ジブクレーン1の前後方向に延びた水平桁16を備えており、この水平桁16の上端が前記クレーンベース2の下端に取り付けられている。
この水平桁16の前後両端には、剛脚11と異なり、ロッカー35の基端が水平桁16に対して左右方向に揺動自在に取り付けられているが詳細は後述する。このロッカー35の先端には、ボギー台車20の上端が水平面内で回転自在に取り付けられている。つまり、揺脚15では、ロッカー35を介して、ボギー台車20が水平桁16に対して、水平面内で回転可能に取り付けられているのである。
【0014】
このため、曲線状の一対のレールR, Rを走行するときに、ボギー台車20上部フレーム21、下部フレーム23、およびボギー24をそれぞれ水平面内で回転させて、ボギー24の車輪25を、レールRに沿って移動させることができる。
しかも、ロッカー35が、その基端を支点として水平桁16に対して左右に揺動することができる。このため、曲線走行時には、左右一対の水平桁12, 16に取り付けられたボギー台車20の間の間隔S2を、直線走行時の間隔S1に比べて広くさせることができるので、門型ジブクレーン1を曲線状の一対のレールR, Rに沿って円滑に走行させることができる。
【0015】
さて、本発明は、前記揺脚15において水平桁16に上下一対の支持軸31, 32を設け、この上下一対の支持軸31, 32にロッカー35の基端を左右方向揺動自在に取り付けたことが特徴である。そこで、水平桁16へのロッカー35の取り付け構造を詳細に説明する。
【0016】
図1は揺脚15における水平桁16の端部の拡大説明図である。図2は(A) は図1のIIA-IIA 線断面矢視図であり、(B) は図1のIIB-IIB 線断面矢視図である。図3は図1のIII-III 線断面矢視図である。図4は図1のIV-IV 線断面矢視図である。
【0017】
図1および図2に示すように、前記揺脚15における水平桁16の端部には、左右一対の支持板17, 17が設けられている。この左右一対の支持板17, 17間には、上下一対の支持軸31, 32が設けられている。この上下一対の支持軸31, 32は、水平かつ前記門型ジブクレーン1の前後方向に対し直角方向に設けられている。
【0018】
下方の下支持軸31は、その両端が左右一対の支持板17, 17に形成された左右一対の貫通孔17b, 17b に、それぞれ取り付けられている。
また、上方の支持軸32は、その両端が左右一対の支持板17, 17に形成された左右一対の貫通孔17a, 17aに、それぞれ回転自在に取り付けられている。この上方の支持軸32は、その中央部32c が両端部に対して偏心した偏心軸であるが、その理由は後述する。
【0019】
また、前記ロッカー35は、その基端が前記上下一対の支持軸31, 32に支持されており、このロッカー35と上下一対の支持軸31, 32の間には、球面軸受33, 34がそれぞれ介装されている。
【0020】
この球面軸受33は、固定部材33a と摺動部材33b とから構成されている。
固定部材33a は、その内面が円筒状であり、前記下方の支持軸31に取り付けられている。この固定部材33a の外周面は球面状に形成されている。
この固定部材33a の外周面には、摺動部材33b の内面が取り付けられている。この摺動部材33b の内面は、球面状に形成されており、固定部材33a の外周面を摺動できるように取り付けられている。この摺動部材33b の外周面には、前記ロッカー35の基端部の下端部が取り付けられている。
また、球面軸受34は、固定部材34a と摺動部材34b とから構成されている。
固定部材34a は、その内面が円筒状であり、前記上方の支持軸32の中央部32c に取り付けられている。この固定部材34a の外周面は球面状に形成されている。
この固定部材34a の外周面には、摺動部材34b の内面が取り付けられている。この摺動部材34b の内面は、球面状に形成されており、固定部材34a の外周面を摺動できるように取り付けられている。この摺動部材34b の外周面には、前記ロッカー35の基端部の上端部が取り付けられている。
【0021】
このため、ロッカー35の基端に加わる荷重は、球面軸受33, 34の摺動部材33b, 34bの外周面で支持され、摺動部材33b, 34bに加わった荷重が、その内面からに固定部材33a, 34aの外周面に伝達される。さらに、固定部材33a, 34aの外周面に伝達された荷重は、固定部材33a, 34aの内面から上下一対の支持軸31, 32に伝達される。つまり、ロッカー35から上下一対の支持軸31, 32には、全て面接触によって荷重が伝達されるので、軸受がうける面圧を小さくすることができるので、軸受の強度を高くすることができる。
【0022】
また、球面軸受33, 34と左右一対の支持板17, 17の間には、左右一対のカラー36, 36および左右一対のカラー37, 37がそれぞれ取り付けられている。このため、左右一対の支持板17, 17の間で、球面軸受33, 34は左右方向に移動できないように固定されている。
【0023】
上記のごとく、ロッカー35の基端と上下一対の支持軸31, 32の間には、球面軸受33, 34が介装されているので、ロッカー35が、その基端を支点として水平桁16に対して、水平面内を10°〜20°の範囲(図2ではθ)で左右に揺動することができる。このため、剛脚11の水平桁12に取り付けられたボギー台車20に対して、揺脚15の水平桁16に取り付けられたボギー台車20を接近離間させることができる。よって、剛脚11のボギー台車20と揺脚15のボギー台車20の間の間隔を変更させることができる。
【0024】
また、左右一対の支持板17, 17の間隔、つまり各支持軸31, 32の左右両端間の距離が短い。このため、左右一対の支持板17, 17に形成された左右一対の貫通孔17a, 17aを、その軸心が一致するように精度よく加工することができ、左右一対の貫通孔17b, 17bを、その軸心が一致するように精度よく加工することができる。しかも、貫通孔17aの軸心と貫通孔17bの軸心が平行になるように精度よく加工できる。
したがって、上下一対の支持軸31, 32を精度よく水平桁16に取り付けることができるので、門型ジブクレーン1が大型化しても、ロッカー35を水平桁16に対して左右揺動自在に取り付けることができる。
【0025】
また、上方の支持軸32が偏心軸であるので、この支持軸32を回転させれば、上下一対の支持軸31, 32の中央部における軸間距離を変化させることができる。
よって、上下一対の支持軸31, 32の軸間距離に製造過程における誤差が生じても、支持軸31, 32にロッカー35を取り付けることができるので、門型ジブクレーン1が大型化しても、その製造が容易になり、曲線走行可能な大型の門型ジブクレーン1を製造することができる。
【0026】
さらに、上方の支持軸32は偏心軸であるので、上下の支持軸31,32に支持板17を介して門型ジブクレーン1の荷重が加わったときに、垂直方向の荷重が加わらないようにその軸周りに回転する。すると、門型ジブクレーン1からの垂直荷重は支持軸32には加わらず、支持軸31のみによって支持される。つまり、上方の支持軸32には、水平方向の荷重しか加わらないので、上方の支持軸32および球面軸受34を小型化することができる。
よって、各支持軸31,32が支持する荷重を明確化することができるので。、各支持軸31,32の設計が容易となり、信頼性が高くなる。
【0027】
つぎに、ロッカー35とボギー台車20との連結構造を説明する。
図3および図6に示すように、前記ボギー台車20の上端には、垂直な連結軸22が立設されいる。
揺脚15側のボギー台車20における連結軸22には、ロッカー35の下端が回転自在に取り付けられている。このロッカー35の下端面およびボギー台車20の上端面には、それぞれスライドカラー41が、その対向する面同士が面接触するように取り付けられている。この一対のスライドカラー41, 41は、ドーナッツ状の薄板であり、連結軸22の周囲に配置されている。この一対のスライドカラー41,41のうち、ロッカー35の下端面に取り付けられた上方のスライドカラー41の下面、つまり下方のスライドカラー41と接触する接触面は、テフロン(登録商標)加工(以下、単にテフロン加工という)されている。他方、ボギー台車20の上端面に取り付けられた下方のスライドカラー41の上面、つまり上方のスライドカラー41と接触する接触面は、鏡面加工されている。
【0028】
このため、ボギー台車20が曲線状のレールに沿って回転するときに、ロッカー35とボギー台車20とが直接接触せず、一対のスライドカラー41, 41同士が面接触する。各スライドカラー41は、上方のスライドカラー41の下面はテフロン加工されており、下方のスライドカラー41の上面は鏡面加工されているので、接触面における摺動抵抗が小さくなり、ボギー台車20が円滑に回転することができる。
また、ロッカー35に取り付けられたスライドカラー41の表面がテフロン加工されているので、潤滑の必要がなく、潤滑不良による破損を防ぐことができる。
【0029】
なお、ロッカー35の下面に取り付けられたスライドカラー41の下面を鏡面加工し、他方ボギー台車20の上面に取り付けられたスライドカラー41の上面をテフロン加工してもよい。つまり、一対のスライドカラー41,41は、互いに接触する接触面の、いずれか一方が鏡面加工され、他方がテフロン加工されておればよい。
さらになお、ロッカー35の下端面とボギー台車20の上端面との間には、一対のスライドカラー41,41に替えて公知のころ軸受を設けてもよい。
【0030】
他方、剛脚15側のボギー台車20における連結軸22は、水平桁12の下端に水平面内で回転自在に取り付けられている。この水平桁12の下端面とボギー台車20の上端面との間には、公知のベアリングが設けられている。
このため、剛脚15側のボギー台車20も、曲線状のレールに沿って回転するときの摺動抵抗が小さくなり、円滑に回転することができる。
【0031】
つぎに、移動量検出機構について説明する。
図4は図1のIV-IV 線断面矢視図である。同図に示すように、ロッカー35の下端には、門型ジブクレーン1の前後方向に延びた移動量検出アーム51の一端が固定されている。この移動量検出アーム51は板状の部材であり、水平に設けられている。
また、前記水平桁16の下端には、移動量検出アーム51の他端を左右から挟む位置に、左右一対のリミットスイッチ52, 52が設けられている。この左右一対のリミットスイッチ52, 52は、移動量検出アーム51の他端が接触すると、図示しない走行制御装置に信号を送り、門型ジブクレーン1の走行を停止させるものである。
【0032】
このため、ロッカー35の揺動角度が大きくなりすぎると、移動量検出アーム51の他端がリミットスイッチ52に接触するので、走行制御装置によって門型ジブクレーン1の走行を停止させることができる。
よって、複数のレールR上に乗り込んで作業するときに、進行方向のレールRの切り替えが完全にされていない場合や、事故等によってレールRの間隔が異常に広くなっている場合には、左右のボギー台車20, 20間の間隔が広くなりすぎて門型ジブクレーン1が脱線したり、転倒したりすることを防ぐことができる。
【0033】
さらに、前記水平桁16の下端には、移動量検出アーム51を左右から挟む位置に、左右一対のストッパ53, 53が設けられている。この左右一対のストッパ53, 53は、移動量検出アーム51の回転を停止させるものである。つまり、ロッカー35の揺動を停止させて、これ以上揺動することを防ぐために設けられている。
このため、たとえリミットスイッチ52の故障等によって門型ジブクレーン1の走行を停止することができなくても、ロッカー35の揺動を停止させることによって、左右のボギー台車20, 20間の間隔が広くなりすぎて門型ジブクレーン1が脱線したり、転倒したりすることを防ぐことができる。
【0034】
つぎに、本実施形態の軌条走行式門型荷役機械の曲線走行装置10の作用と効果を説明する。
図6に示すように、門型ジブクレーン1が、地面Fに直線状に敷設された一対のレールR, R上を走行するときには、揺脚15の水平桁16に対してロッカー35が平行に保たれるので、ロッカー35に取り付けられたボギー台車20は水平桁16と一直線上に並ぶ位置に保持されて走行される。
【0035】
直線状に敷設された一対のレールR, R上を走行していた門型ジブクレーン1が、曲線状に設けられた一対のレールR, Rに進入するときには、まず、剛脚11および揺脚15に設けられたボギー台車20が、その上端の連結軸22を支点として、一対のレールR, Rの曲線に沿って回転する。
このとき、揺脚15側では、ロッカー35の下端面とボギー台車20の上端面に、スライドカラー41がそれぞれ取り付けられており、接触面の摺動抵抗が小さいので、ボギー台車20が円滑に回転する。また、剛脚15側でも、ボギー台車20の上端面と水平桁12の下端面の間にベアリングが設けられており、ボギー台車20が円滑に回転する。
よって、曲線状のレールRに沿って門型ジブクレーン1を円滑に走行させることができる。
【0036】
さらに、門型ジブクレーン1が一対のレールR, Rの曲線にそって進行していくと、剛脚11のボギー台車20と揺脚15のボギー台車20を結ぶ線が、一対のレールR, Rの曲線の半径方向に対して角度を持つようになる。このため、剛脚11のボギー台車20と揺脚15のボギー台車20の間隔を一対のレールR, Rに対して、広くしなければならない。
【0037】
すると、揺脚15に設けられたロッカー35が、その基端を支点として水平桁16に対して外方に揺動して、剛脚11のボギー台車20と揺脚15のボギー台車20の間の間隔S2を、直線走行時の間隔S1に比べて広くさせることができる(図6(A) 参照)。
よって、門型ジブクレーン1を曲線状のレールRに沿って走行させることができる。
【0038】
また、門型ジブクレーン1が、複数のレールR上に乗り込んで作業するときに、進行方向のレールRの切り替えが完全にされていない場合や、事故等によってレールRの間隔が異常に広くなっている場合には、ロッカー35の揺動角度が大きくなってしまう。
すると、移動量検出アーム51の他端がリミットスイッチ52に接触するので、走行制御装置によって門型ジブクレーン1の走行を停止させることができる。よって、左右のボギー台車20, 20間の間隔が広くなりすぎて門型ジブクレーン1が脱線したり、転倒したりすることを防ぐことができる。
【0039】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、門型荷役機械を曲線状のレールに沿って走行させることができ、軸受の強度を高くすることができ、曲線状のレールに沿って移動する大型の門型荷役機械を製造することができる。上下一対の支持軸の軸間距離に製造過程における誤差が生じても、支持軸にロッカーを取り付けることができるので、門型荷役機械が大型化しても、その製造が容易になる。また、上方の支持軸などを小型化でき、各支持軸の設計が容易となり、信頼性が高くなる。
請求項の発明によれば、曲線状のレールに沿って門型荷役機械を円滑に走行させることができ、潤滑不良による破損を防ぐことができる。
請求項の発明によれば、左右のボギー台車間の間隔が広くなりすぎて門型荷役機械が脱線したり、転倒したりすることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 揺脚15における水平桁16の端部の拡大説明図である。
【図2】 (A) は図1のIIA-IIA 線断面矢視図であり、(B) は図1のIIB-IIB 線断面矢視図である。
【図3】 図1のIII-III 線断面矢視図である。
【図4】 図1のIV-IV 線断面矢視図である。
【図5】 本実施形態の軌条走行式門型荷役機械の曲線走行装置10が採用された門型ジブクレーン1の概略正面図である。
【図6】 曲線走行装置10の概略説明図であり、(A) は図5のVI-VI 線断面矢視図であり、(B) は図6(A) のB-B 線矢視図であり、(C) は図6(A) のC-C 線矢視図である。
【図7】 従来の門型ジブクレーン100 の概略説明図である。
【符号の説明】
1 門型ジブクレーン
10 曲線走行装置
12 水平桁
16 水平桁
20 ボギー台車
22 連結軸
31 支持軸
32 支持軸
33 球面軸受
34 球面軸受
35 ロッカー
41 スライドカラー
51 移動量検出アーム
52 リミットスイッチ
F 地面
R レール

Claims (3)

  1. 地面に設けられたレール上を走行する門型荷役機械において、該門型荷役機械本体の下端に設けられ、該門型荷役機械の前後方向に延びた左右一対の水平桁と、該左右一対の水平桁に対して回転可能に取り付けられた複数のボギー台車とからなる曲線走行装置であって、
    前記曲線走行装置が、
    前記水平桁に、水平かつ前記門型荷役機械の前後方向に対し直角方向に取り付けられた上下一対の支持軸と、
    前記ボギー台車の上端に、先端が水平面内で回転自在に取り付けられたロッカーとを備えており、
    該ロッカーの基端が、前記上下一対の支持軸で支持されており、
    前記ロッカーと支持軸の間には、球面軸受が介装されており、
    前記上下一対の支持軸のうち、上方の支持軸が、中央部が両端部に対して偏心した偏心軸であり、
    該偏心軸の両端部が、前記水平桁に回転自在に取り付けられている
    ことを特徴とする軌条走行式門型荷役機械の曲線走行装置
  2. 前記ボギー台車の上端に、垂直な連結軸が立設されており、
    該連結軸に、前記ロッカーの下端が回転自在に取り付けられており、
    前記ロッカーの下端および前記ボギー台車の上端において、一対のスライドカラーが、その対向する面同士が互いに面接触するように、それぞれ取り付けられており、
    該一対のスライドカラーのうち、一方のスライドカラーの接触面が鏡面加工され、他方のスライドカラーの接触面がテフロン(登録商標)加工された
    ことを特徴とする請求項記載の軌条走行式門型荷役機械の曲線走行装置。
  3. 前記ロッカーの下端に、前記門型荷役機械の前後方向に延びた移動量検出アームの一端が固定されており、
    該移動量検出アームの他端を左右から挟む位置に、左右一対のリミットスイッチが設けられており、
    前記移動量検出アームが、前記左右一対のリミットスイッチに接触すると、門型荷役機械の走行が停止する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の軌条走行式門型荷役機械の曲線走行装置。
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