JP4120878B2 - 有軌道台車 - Google Patents

有軌道台車 Download PDF

Info

Publication number
JP4120878B2
JP4120878B2 JP2004030011A JP2004030011A JP4120878B2 JP 4120878 B2 JP4120878 B2 JP 4120878B2 JP 2004030011 A JP2004030011 A JP 2004030011A JP 2004030011 A JP2004030011 A JP 2004030011A JP 4120878 B2 JP4120878 B2 JP 4120878B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
branch
roller
guide
cam plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004030011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005219643A (ja
Inventor
敬史 中尾
陽一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2004030011A priority Critical patent/JP4120878B2/ja
Priority to TW093124685A priority patent/TWI291447B/zh
Priority to KR1020040081555A priority patent/KR100792612B1/ko
Priority to US10/989,412 priority patent/US7644664B2/en
Priority to DE602004023810T priority patent/DE602004023810D1/de
Priority to EP04027684A priority patent/EP1547894B1/en
Publication of JP2005219643A publication Critical patent/JP2005219643A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4120878B2 publication Critical patent/JP4120878B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)

Description

この発明は有軌道台車の分岐制御に関する。
有軌道台車は走行レールに沿って走行し、クリーンルーム内や一般の工場、病院、図書館、野外などで物品を搬送する。走行レールのレイアウトを複雑にすると分岐が必要になり、特許文献1は有軌道台車の分岐制御について開示している。特許文献1では、分岐部で、走行レール内に直進用と分岐用の一対のガイドレールを設け、有軌道台車にはガイドレールに対応して左右の分岐ローラを設ける。そして分岐ローラをガイドローラにガイドされる位置とフリーの位置の間で出没自在にし、いずれの分岐ローラをガイドレールでガイドするかで、直進か分岐かを制御する。
ところで分岐制御を確実に行うには、分岐ローラの昇降を確実に行う必要がある。分岐ローラの昇降が不確実であると、直進/分岐の切換に失敗したり、前後にボギー台車を設ける場合、前後の台車で分岐か直進かが異なったりするおそれがある。このような事故に到らないにせよ、分岐ローラの昇降位置が正しくないと、ガイドレールとの間で異常な摩耗が生じたりする。
特開2003−212112号公報
この発明の課題は、分岐ローラの高さ位置を確実に制御できるようにして、直進/分岐の制御を確実に行えるようにすることにある。
請求項2,3の発明での追加の課題は、分岐動作の信頼性をさらに高めることにある。
この発明は、走行車輪を設けると共に、左右に昇降自在の分岐ローラを設けて、該分岐ローラの昇降により直進/分岐を切り替える有軌道台車において、駆動手段により鉛直面内で回動自在のカムプレートに、カムプレートの回動中心からの曲率半径が変化する螺旋状のカムを設けて、該螺旋状のカムの前記曲率半径の変化により、カムフォロワを介して前記分岐ローラを昇降させ、かつ前記螺旋状のカムに、分岐ローラの停止位置に対応して、カムプレートの回動中心からの曲率半径がほぼ一定のエリアを、少なくとも2箇所に設けたことを特徴とする(請求項1)。
好ましくは、前記曲率半径がほぼ一定のエリアでは、螺旋状のカムをカムプレートの回動中心に対し同心円状にする(請求項2)。
また曲率半径がほぼ一定とは、カムの回転角当たりの曲率半径の変化が他のエリアよりも小さいことを意味し、好ましくは他のエリアよりもカムの回転角当たりの曲率半径の変化率を1/5以下にする。
また好ましくは、カムフォロワは揺動アームの一端に設け、この揺動アームの他端を分岐ローラを取り付ける。
さらに好ましくは、カムプレートを左右に設け、かつ左右のカムプレートでカムフォロワの運動方向が逆転し、分岐ローラの動作が左右で反転するようにする。
また好ましくは、前記カムプレートの回動位置を検出するセンサを設けて、該センサによりカムフォロワが前記曲率半径がほぼ一定のエリアの中央部付近にあることを検出した際に、前記駆動手段を停止してカムプレートの回動位置を固定する(請求項3)。
この発明の有軌道台車では、カムプレートの回動により、螺旋状のカムに従ってカムフォロワが例えば往復運動し、これによって分岐ローラが昇降する。螺旋状のカムには、カムプレートの回動中心からの曲率半径がほぼ一定のエリアを分岐ローラの停止位置に対応して設け、カムフォロワがこのエリアにあるときにカムプレートを停止させる。すると分岐ローラの昇降を停止させた際の高さ位置は、カムプレートの停止位置が多少変動しても、ほぼ一定となり、正確に分岐ローラの高さ位置を制御できる(請求項1)。
ここで、前記の曲率半径がほぼ一定のエリアで、螺旋状のカムをカムプレートの回動中心に対して同心円状にすると、カムフォロワがこのエリアにある際にカムプレートの回動を停止させれば、分岐ローラの高さ位置は文字通りに一定となる(請求項2)。
またカムプレートの回動位置(回転角あるいはカムの位相)を検出するセンサを設け、螺旋状のカムで曲率半径がほぼ一定のエリアの中央部付近にカムフォロワがあるときに、カムプレートを停止させる。すると分岐ローラの高さ位置を正確に制御でき、カムプレートの停止位置に曲率半径がほぼ一定のエリアの±1/2分の遊びが生じ、この遊びの範囲内であれば、分岐ローラの高さ位置をほぼ一定にできる(請求項3)。
図1〜図10に、本発明を実施するための最適実施例を示す。
天井走行車の構造
図において、2は天井走行車で、4,5は前後一対のボギー台車で、6は天井走行車本体である。天井走行車本体6は前後の軸8,8によりボギー台車4,5の下部に支持され、前後の軸8,8を接続するようにフレーム10が設けられ、フレーム10上の走行モータ12を介して駆動車輪14を駆動する。駆動車輪14は、走行レールの上部下面に図示しない付勢手段で押し付けられて、天井走行車2を走行させる。
前後のボギー台車4,5には自由輪の走行輪16,18を設けて、走行レールの下部の上面を踏面として走行する。ボギー台車4,5の上部に例えば前後左右各1輪で合計4輪のガイドローラ20を設けて、ガイドレールの内側のガイド面によりガイドする。またボギー台車4,5の走行方向中央部付近で、ガイドローラ20の外側に左右の分岐ローラ22,23を設ける。そして分岐ローラ22,23は例えば高,中,低の3つの高さ位置をとり、直進状態では分岐ローラ22,23はいずれも中位置をとり、分岐時には一方の分岐ローラが高位置を、他方の分岐ローラが低位置をとるようにする。実施例では、4つのガイドローラ20の外側でボギー台車4,5の走行方向中央部付近に分岐ローラ22,23を設けたが、分岐ローラ22,23の配置自体は任意である。
24,25は左右のカムプレートで、共通の昇降モータ26とブレーキ28とにより駆動され、30は揺動アームで、32はその揺動中心となるピンである。また揺動アーム30の一端に昇降体34を取り付け、昇降体34は分岐ローラ22,23と共に昇降する。36は昇降体34の昇降運動をガイドするための昇降ガイドで、例えばリニヤガイドを用い、35は昇降体34に設けた溝で、揺動アーム30の先端に設けたピンなどを昇降体34に対して摺動させるためのものである。
カムプレート24,25には、その回動中心37の周囲に螺旋状のカム溝38を設け、揺動アーム30の端部に設けたカムフォロワ40をカム溝38でガイドする。なおカムプレート24,25に設けるカムは、溝状のカムに限らず、カムフォロワを案内する螺旋状のカムであればよい。またカムプレート24,25や揺動アーム30は例えば鉛直面内で回動して、分岐ローラ22,23を昇降させる。カム溝38には回動中心37からの曲率半径が一定の同心円状のエリアが例えば3箇所あり、最も曲率半径が小さいエリアが低位置エリア42で、ここからカムプレート24,25を例えば約180゜回動させた位置に中位置エリア43があり、さらに例えば180゜回動させた位置に高位置エリア44がある。
低位置エリア42と高位置エリア44とでは、それぞれカムプレート24,25の回転角(位相)が45゜の範囲で、カム溝38は同心円状であり、中位置エリア43では例えば位相が90゜の範囲でカム溝38が同心円状である。そしてカムプレート24,25の回動範囲は360゜強である。カムプレート24,25には他の部分よりも半径方向に突き出した被検出部45,46を設け、位相センサ48により、被検出部45,46を検出する。位相センサ48は例えば被検出部45,46の段差(エッジ)を検出し、検出するエッジの位置はエリア42,43,44が同心円状となっている部分のほぼ中央部である。即ちカムフォロワ40がエリア42,43,44のほぼ中心に来たことを、被検出部45,46のエッジを用いて位相センサ48により検出する。なおカムプレート24,25の位相検出の手法自体は任意である。
左右一対のカムプレート24,25は昇降モータ26とブレーキ28とにより回動し、カム溝38の配置をカムプレート24,25で変えて、カムプレート24側でカムフォロワ40が高位置エリア44にある時、カムプレート25ではカムフォロワは低位置エリア42にあるようにする。また左右のカムプレート24,25で、中位置エリア43は同じ位相で表れるようにする。このようにカムプレート24,25ではカムの位相を180゜異ならせる。
好ましくは昇降体34側に3つのセンサSH〜SLを設け、SHは高位置センサで、分岐ローラが高位置にあることを検出し、SMは中位置センサで、分岐ローラが中位置にあることを検出し、SLは低位置センサで、分岐ローラが低位置にあることを検出する。センサSH〜SLは左右の分岐ローラ22,23のそれぞれに設けても良いが、例えば左右一方の分岐ローラに対してのみ設けても良く、あるいは設けなくても良い。そして実施例では、位相センサ48によりカムプレート24の位相を検出し、反対側のカムプレート25はカムプレート24と180゜逆の位相で動作するので、その位相は検出してもしなくても良い。また制御上の確認のため分岐ローラ22の高さ位置を3つの検出センサSH〜SLで検出する。そして制御部49で、位相センサ48の信号により、昇降モータ26とブレーキ28とを制御し、位相センサ48で求めた分岐ローラの高さ位置と、センサSH〜SLで求めた高さ位置が所定値以上異なる場合は制御不良として、天井走行車を停止させる。なお被検出部45,46を用いてカムプレート24,25の位相を検出する代わりに、カムプレート24,25の回転軸の位相を検出しても良い。
図3に、カムの位相と分岐ローラの高さの関係を示す。ここではカムプレート24と分岐ローラ22との関係を示し、カムの位相は−180゜〜+180゜強の範囲で変化し、カムプレートを停止させるための検出位置は低位置に対して−180゜、中位置に対して0゜、高位置に対して+180゜で、カム溝に曲率半径が一定で同心円状の部分を設けてあるため、分岐ローラの高さはカムの位相が−180゜±22.5゜,0゜±45゜,180゜±22.5゜の範囲では一定である。そして分岐ローラの高さが一定となるエリアの中心部でカムの位相を検出し、この位置で昇降モータを停止させてブレーキによりカムプレートを固定する。このため低位置や高位置では、分岐ローラの高さには20゜分強の遊びがあり、中位置では45゜分の遊びがあり、カムプレートの位相の広い範囲に対して、分岐ローラの高さ位置を一定にして正確に分岐ローラを制御できる。
走行レールと天井走行車の分岐動作
図4〜図10を参照し、分岐部付近での走行レール50の構成と、分岐時の天井走行車の動作とを説明する。各部材の符号は、図4〜図10にない符号でも、図1〜図3の符号をそのまま使うことがある。ボックス状の走行レール50の下部上面に左右の踏面52,52を設けて、走行車輪16,18を支持し、その間に開口54を設けて、ボギー連結用の軸8を通す。また走行レール50の上部底面の左右に、鉛直方向下向きの突き出し長が異なる2種類のガイドレール56,57を設ける。ここでガイドレール56は、下部レール58(突き出し長を増した部分)を備え、鉛直方向の上端から下端までの突き出し長が長いガイドレールである。ガイドレール57は、下部レール58を備えない鉛直方向の突き出し長が短いガイドレールである。
ガイドレール56,57の内面をガイド面60とし、外面をガイド面61とする。ガイドローラ20は内側のガイド面60でガイドされ、分岐ローラ22,23は外側のガイド面61でガイドされる。また分岐ローラ22,23は、高位置ではガイドレール56,57のいずれでもガイドされ、中立位置ではガイドレール56のみでガイドされ、低位置ではガイドレール56,57のいずれに対してもフリーとなる。
図4の走行レール50のレイアウトでは、図4の下から上への走行が直進で、下から右側への走行が分岐である。開口54の左側寄りにはガイドレール56が隙間無く配置され、右寄りにも分岐部を除いてガイドレール56が配置されている。走行レールの分岐側では開口54の両側に鉛直方向の長さが短いガイドレール57を配置し、分岐が終了するとガイドレール56にガイドレールの種類を変更する。また直進から右側へと分岐する部分で、ガイドレール56,57のいずれも無いカット部74がある。
分岐部には開口54がY字状となるY字部68がある。Y字部68の下流側の鎖線の範囲を図4の右上に拡大して示す。この範囲は、カット部74の下流側のガイドレール56,57の先端70である。先端70では、ガイド面60,61を鎖線で示すように他の部分よりも後退させて後退部72とし、ガイドローラが後退部72で滑らかにガイドされるようにする。
図5に、走行レール50内での各ローラの通常の状態(分岐部へさしかかる前や分岐部を通過した後の状態)を示す。走行レール50の分岐部以外の場所では、ガイドレール56,56が開口54の両側に配置され、ガイドローラ20はガイド面60,60でガイドされ、分岐ローラ22,23は中立位置(高さ位置が中)をとって、外側のガイド面61でガイドされている。
図6に、図4の右側に分岐する過程での、ガイドローラや分岐ローラの状態を示すと、ガイドローラ20はガイドレール57,57の内側のガイド面でガイドされ、左側の分岐ローラ23は低位置にあるので、ガイドレール56,57のいずれとも接触せず、右側の分岐ローラ22は高位置にあるので、ガイドレール57でガイドされて分岐する。
図7,図8に、直進時の動作を示す。図では前側のボギー台車4は分岐部を、後ろ側のボギー台車5は分岐部の手前を走行しており、分岐ローラ22,23はいずれも中立位置(高さ位置中)にある。ボギー台車4の、右側の分岐ローラ22はガイドレール57に接触せず、左側の分岐ローラ23がガイドレール56に接触して直進を選択する。分岐ローラ23は、分岐部で走行車輪16,18の踏面52による支持が不安定になることや、ガイドローラ20がガイドレールにガイドされていないことによるモーメントを支え、ボギー台車4が図5の時計回りに傾くのを防止している。さらに図5に示したように、分岐部以外では分岐ローラ22,23はいずれも中立位置をとっているので、直進の場合、分岐ローラ22,23を昇降させる必要はない。
図9,図10に分岐時の状態を示す。図9で、ボギー台車4は分岐側に移動し、ボギー台車5は分岐部の手前にいる。ここでボギー台車4の右側の分岐ローラ22は高位置で、ガイドレール57の外側のガイド面61でガイドされ、左側の分岐ローラ23は低位置で、ガイドレール56,56の下側を通過する。またボギー台車4が傾くのは、分岐ローラ22がガイド面61でガイドされることで防止される。
実施例の効果と補足
実施例では、ガイドローラ20をボギー台車当たり前後に各一対設け、分岐ローラを台車前後方向でそれらの中間に配置したが、この逆に分岐ローラを前後に各一対設けて、それらの前後方向の中間にガイドローラを設けても良い。この場合、ボギー台車当たり、分岐ローラが4個,ガイドローラが2個となる。また分岐ローラをボギー台車の前後左右に各2輪ずつ合計8輪設けて、各2輪の分岐ローラでガイドレールを挟み込むようにし、ガイドローラ20を設けなくても良い。
実施例では直進時に分岐ローラを中立位置に保ち、分岐時に分岐ローラ22,23を昇降させるようにしたが、逆に分岐時に分岐ローラ22,23を中立位置に保ち、直進時に分岐ローラ22,23を昇降させるようにしても良い。このためには、分岐部にあるY字部68の直進側に鉛直方向の突き出し長が小さいガイドレール57を配置し、分岐側に鉛直方向の突き出し長が大きいガイドレール56を配置すればよい。このようにすると、図9で分岐ローラ22,23を中立位置にすると、右側に分岐する。
実施例では天井走行車を示したが、走行レールを地上に敷設した有軌道台車でも良い。また天井走行車の場合でも、走行レールの上側に開口を設けて、この開口上に荷台などを配置したものでも良い。この場合、ガイドレールは走行レールの上部底面で開口の左右などに設ける。さらに実施例では、揺動アームを介してカムプレートの回動を分岐ローラに伝えたが、分岐ローラにカムフォロワを設けて、カムプレートのカム溝で直接ガイドして分岐ローラを昇降させても良い。
実施例では以下の効果が得られる。
(1) カムプレートの回動で分岐ローラを昇降させ、カム溝に曲率半径がほぼ一定で、カムプレートの中心と同心円状の部分を設けることにより、この部分で分岐ローラの高さ位置を一定にできる。従って、カムプレートの停止位置の精度が低くても、分岐ローラの高さ位置に狂いが生じない。
(2) カムプレートの位相を検出することにより、分岐制御の信頼性がさらに増す。また分岐ローラの高さ位置も監視すると、信頼性を3重に増すことができる。
(3) ボギー台車の左右に一対のカムプレートと一対の揺動アームを設けることにより、1つの昇降駆動系で左右の分岐ローラを確実に同期させて昇降できる。
(4) 分岐ローラを昇降させずに分岐部を直進できるので、分岐部を高速で直進できる。
(5) 分岐部を直進する場合、図7,図8に示したように、分岐ローラ22でボギー台車の姿勢を安定に保ち、高速で安定して分岐部を直進走行できる。
(6) ガイドローラ20を付勢するので、左右のガイドローラ20の間隔と、ガイドレール56,56のガイド面60,60の間隔の誤差を吸収できる。
(7) 図4のY字部68の右上側で、ガイドレール56,57の先端のガイド面を他よりも後退させるので、滑らかにガイドを再開できる。
実施例の天井走行車の前後のボギー台車の要部を示す平面図 実施例の天井走行車での分岐ローラの昇降機構を示す要部側面図 実施例の天井走行車でのカムの位相と分岐ローラの高さ位置との関係を示す特性図 実施例の天井走行車での、分岐部の走行レールを示す水平断面図 図4のV-V方向鉛直断面図 図4のVi-Vi方向鉛直断面図 図4の分岐部を天井走行車が直進する際の姿を模式的に示す図 図7のViii-Viii方向に沿って、直進時の走行レール内のガイドローラと分岐ローラ並びに走行車輪の配置を模式的に示す図 図4の分岐部を天井走行車が分岐する際の姿を模式的に示す図 図9のX-X方向に沿って、分岐時の走行レール内のガイドローラと分岐ローラ並びに走行車輪の配置を模式的に示す図
符号の説明
2 天井走行車
4,5 ボギー台車
6 天井走行車本体
8 軸
10 フレーム
12 走行モータ
14 駆動車輪
16,18 走行輪
20 ガイドローラ
22,23 分岐ローラ
24,25 カムプレート
26 昇降モータ
28 ブレーキ
30 揺動アーム
32 ピン
34 昇降体
35 溝
36 昇降ガイド
37 回動中心
38 カム溝
40 カムフォロワ
42 低位置エリア
43 中位置エリア
44 高位置エリア
45,46 被検出部
48 位相センサ
49 制御部
50 走行レール
52 踏面
54 開口
56,57 ガイドレール
58 下部レール
60,61 ガイド面
64 軸
65 支持体
67 回動エリア
68 Y字部
70 先端
72 後退部
74 カット部
SH 高位置センサ
SM 中位置センサ
SL 低位置センサ

Claims (3)

  1. 走行車輪を設けると共に、左右に昇降自在の分岐ローラを設けて、該分岐ローラの昇降により直進/分岐を切り替える有軌道台車において、
    駆動手段により鉛直面内で回動自在のカムプレートに、カムプレートの回動中心からの曲率半径が変化する螺旋状のカムを設けて、該螺旋状のカムの前記曲率半径の変化により、カムフォロワを介して前記分岐ローラを昇降させ、かつ前記螺旋状のカムに、分岐ローラの停止位置に対応して、カムプレートの回動中心からの曲率半径がほぼ一定のエリアを、少なくとも2箇所に設けたことを特徴とする、有軌道台車。
  2. 前記曲率半径がほぼ一定のエリアでは、螺旋状のカムをカムプレートの回動中心に対し同心円状にしたことを特徴とする、請求項1の有軌道台車。
  3. 前記カムプレートの回動位置を検出するセンサを設けて、該センサによりカムフォロワが前記曲率半径がほぼ一定のエリアの中央部付近にあることを検出した際に、前記駆動手段を停止してカムプレートの回動位置を固定するようにしたことを特徴とする、請求項1または2の有軌道台車。
JP2004030011A 2003-12-26 2004-02-06 有軌道台車 Expired - Fee Related JP4120878B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004030011A JP4120878B2 (ja) 2004-02-06 2004-02-06 有軌道台車
TW093124685A TWI291447B (en) 2003-12-26 2004-08-17 Track guided vehicle system
KR1020040081555A KR100792612B1 (ko) 2003-12-26 2004-10-13 유궤도대차 시스템
US10/989,412 US7644664B2 (en) 2003-12-26 2004-11-17 Track guided vehicle system
DE602004023810T DE602004023810D1 (de) 2003-12-26 2004-11-22 System mit spurgeführtem Fahrzeug
EP04027684A EP1547894B1 (en) 2003-12-26 2004-11-22 Track guided vehicle system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004030011A JP4120878B2 (ja) 2004-02-06 2004-02-06 有軌道台車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005219643A JP2005219643A (ja) 2005-08-18
JP4120878B2 true JP4120878B2 (ja) 2008-07-16

Family

ID=34995618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004030011A Expired - Fee Related JP4120878B2 (ja) 2003-12-26 2004-02-06 有軌道台車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4120878B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5521381B2 (ja) * 2009-04-16 2014-06-11 村田機械株式会社 搬送車システム
WO2011158373A1 (ja) * 2010-06-18 2011-12-22 ムラテックオートメーション株式会社 有軌道台車システム及び有軌道台車システムでの分岐制御方法
JP5104909B2 (ja) * 2010-06-23 2012-12-19 村田機械株式会社 搬送車システム
JP6105840B2 (ja) * 2011-11-08 2017-03-29 株式会社Ihi 台車搬送システム
CN111054879A (zh) * 2020-01-03 2020-04-24 博众精工科技股份有限公司 一种用于铆接的支撑装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005219643A (ja) 2005-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100792612B1 (ko) 유궤도대차 시스템
US7827917B1 (en) Redundant steering system for guideway vehicle
US8074577B2 (en) Structure of bifurvation and crossover site of guideway in guided vehicle transportation system
JP4209406B2 (ja) 軌道系交通システム
JP6268639B2 (ja) 交差軌道、及び転換装置
JP6105840B2 (ja) 台車搬送システム
JP2006241684A (ja) 軌道系交通システムの分岐装置
CN100495273C (zh) 自行式台车的行驶控制方法
JP4120878B2 (ja) 有軌道台車
KR20110139656A (ko) 반송차 시스템
BR112014020760A2 (pt) aparelho de tratamento por imersão do tipo móvel
JPH11171010A (ja) 無人運搬車
JP4120877B2 (ja) 有軌道台車システム
JP2000159099A (ja) 有軌道台車
JP2002037059A (ja) 分岐を備えた有軌道台車システム
JP4120882B2 (ja) 有軌道台車システム
TW202214468A (zh) 搬運台車以及搬運台車系統
JP2011012466A (ja) 新交通システムの分岐装置
JP2000006797A (ja) 有軌道台車システム
JP2002103976A (ja) スライドカバーを有する車両ルーフ
JPH1185272A (ja) トンネル内搬送設備
JP4939445B2 (ja) 軌道系交通システムの分岐装置
JP4220948B2 (ja) 無軌道式の自動走行台車
KR102597562B1 (ko) Oht 반송차의 이중커브구간 운행방법
JP2008081014A (ja) 案内軌条式走行台車

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080416

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4120878

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140509

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees