JP6268639B2 - 交差軌道、及び転換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二つの本線軌道の間を車両が走行する交差軌道、及び交差軌道に設けられる転換装置に関する。
バスや鉄道以外の新たな交通手段として、ゴムタイヤ等からなる走行輪によって軌道上を走行する軌道系交通システムが知られている。このような軌道系交通システムは、一般に新交通システムやAGT(Automated Guideway Transit)、APM(Automated People Mover)と呼ばれている。
この種の軌道系交通システムでは、車両に設けられた案内輪が軌道に沿って設けられた案内レールに接触して転動することで、軌道上を車両が案内されるようになっている。
ところで、上述の軌道系交通システムでは、車両を二つの異なる方向に同時走行可能とするために二つの本線軌道が並設されることによって複線化されている。さらに、一部区間においては二つの本線軌道間を車両が行き来可能となるように渡り線軌道とその渡り線軌道と本線軌道とを選択的に車両が走行可能となるように分岐器が設けられている。
ここで、例えば特許文献1には、このような渡り線軌道(受渡走行路)、及び、分岐器(転換手段)が設けられた軌道が開示されている。
特開2013−64312号公報
しかしながら、例えば特許文献1に記載の渡り線軌道を用いた分岐区間では、車両の走行方向が一方向である場合のみに車両が一の本線軌道から他の本線軌道に移動可能となっている。このため、本線軌道をいずれの方向から車両が走行した場合であっても本線軌道間を車両が移動するためには、渡り線軌道を用いた分岐区間を二箇所に設置する必要があり、車両が本線軌道間を移動する区間、即ち分岐区間が延びてしまう。そして分岐区間が延びると、軌道全体の占有範囲が大きくなってしまうため、都市内に新たに軌道系交通システムを導入する際に不都合が生じる可能性がある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、簡易な構成で、分岐区間の短縮が可能な交差軌道、及び、交差軌道に設けられる転換装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の手段を採用している。
即ち、本発明の一の態様としての交差軌道は、車両が走行する二つの本線軌道と、二つの前記本線軌道に設けられ、前記車両の両側部の一対の第一案内輪を、これらの外側で案内する一対の第一案内部と、二つの前記本線軌道にわたって互いに交差するように一対が設けられて、これら二つの本線軌道の間で前記車両が行き来可能な渡り線軌道と、一対の前記渡り線軌道の内側にそれぞれ設けられて、前記車両の下部に設けられた第二案内輪を案内する第二案内部と、前記本線軌道に設けられて、該本線軌道に沿う方向と前記渡り線軌道に沿う方向とに前記車両の方向を分岐可能な分岐部と、一対の前記渡り線軌道における前記第二案内部同士の交差領域に設けられて、一の第二案内部に沿う方向と他の第二案内部に沿う方向とを選択的に転換して、いずれかの方向に前記第二案内輪を案内可能とする転換装置と、を備え、前記分岐部は、前記車両の両側部で前記本線軌道に設けられた一対の分岐用案内部と、該一対の分岐用案内部の向きを転換可能な分岐部転轍機とを有している。
このような交差軌道によれば、本線軌道では、第一案内部によって車両が案内されるいわゆるサイドガイド方式を採用しており、渡り線軌道では、第二案内部によって車両が案内されるいわゆるセンターガイド方式を採用している。このため、渡り線軌道でもサイドガイド方式を採用した場合とは異なり、一方の第一案内部から他方の第一案内部へと車両を受け渡すために設けられるオーバーラップの区間を削減することができる。
また、本線軌道においては車両をサイドガイド方式で案内するようになっているため、安定して高速走行が可能となる。ここで、センターガイド方式で高速走行時の安定化を図るには、ガイド部分を高い位置に設ける必要があるが、このような場合には本線軌道や車両の構造がより複雑となってしまい、コストアップが避けられない。本発明では、本線軌道でサイドガイド方式を採用することで、高速走行の安定性とコスト抑制の両立を図ることができる。
さらに、渡り線軌道における第二案内部同士の交差領域に転換装置を設け、この転換装置のみを動作させてセンターガイド方式で車両を走行させることができる。即ち、渡り線軌道を交差するように設けるいわゆるX分岐を採用した場合であっても、渡り線軌道の全体を転換動作させて車両の走行方向を選択する必要がない。このため、仮に渡り線軌道の全体を転換させる場合のように、車両の重量等も支持可能な大掛かりな機構が必要なくなる。よって、設備の大きさを最小限に抑えてコストアップの抑制が可能であるとともに、X分岐の採用で分岐区間の短縮を図ることが可能となる。
さらに、上記の転換装置は、前記交差領域の中心部を通る軸を回転中心軸として、前記渡り線軌道の上面に沿って回転可能に設けられて前記第二案内輪が通過可能であるとともに、前記渡り線軌道の幅方向両側から該第二案内輪を案内する案内溝部が形成された回転本体部と、前記回転本体部を回転駆動する駆動部と、を備えていてもよい。
このような転換装置を設け、回転本体部を回転駆動することで車両の走行方向を選択する。即ち、渡り線軌道の軌道面上で回転本体部を動作させるため、渡り線軌道の下方に転換装置の構成部品を配する必要がない。従って、渡り線軌道をより高い位置に設ける必要がなくなり、渡り線軌道の支柱の長さを抑え、支柱を建造するのに必要な材料(コンクリート、鋼材等)のボリュームを抑さえることができ、コストを抑えることが可能となる。
さらに、回転本体部には、第二案内輪を幅方向から案内する案内溝部が形成されているので、渡り線軌道の幅方向への車両の揺動走行を抑えて進路を確保することができ、乗り心地の向上が可能となる。
また、上記の転換装置では、前記駆動部は、前記回転中心軸に交差する方向に進退可能に配されるとともに、一端にラックギアが設けられたロッド部と、前記ラックギアに噛合するとともに、前記ロッド部の進退に応じて前記回転中心軸と平行な軸線を中心に回転するピニオンギアを備え、該ピニオンギアの回転にともなって前記回転本体部を回転させるリンク部と、を有していてもよい。
このような駆動部を転換装置に採用することで、ロッド部を用いた直動機構によって回転本体部を回転させる。このため、ロッド部を進退させる機構を渡り線軌道の軌道面に沿う平面上に設置することができる。よって、渡り線軌道の下方にロッド部を進退させる機構を設ける必要がないため、渡り線軌道をより高い位置に設ける必要がなくなり、渡り線軌道の支柱の長さを抑え、支柱を建造するのに必要な材料(コンクリート、鋼材等)のボリュームをさらに抑さえることができる。
また、回転本体部が直接回転されることなく、リンク部を介して回転されるため、ラックギア及びピニオンギアでのバックラッシや、ロッド部の熱伸縮の影響による回転本体部の位置ズレを吸収することができる。よって、別途のストッパ機構等を用いることなく、回転本体部の位置決め精度を向上でき、車両がスムーズに渡り線軌道を走行可能となる。
さらに、リンク部によって回転本体部を間接的に回転させることで、車両からロッド部を進退させる機構に荷重が直接作用することが無くなり、駆動部の耐久性を向上することができる。
また、本発明の他の態様としての交差軌道は、車両が走行する二つの本線軌道と、二つの前記本線軌道に設けられ、前記車両の両側部の一対の第一案内輪を、これらの外側で案内する一対の第一案内部と、二つの前記本線軌道にわたって互いに交差するように一対が設けられて、これら二つの本線軌道の間で前記車両が行き来可能な渡り線軌道と、一対の前記渡り線軌道の内側にそれぞれ設けられて、前記車両の下部に設けられた第二案内輪を案内する第二案内部と、前記本線軌道に設けられて、該本線軌道に沿う方向と前記渡り線軌道に沿う方向とに前記車両の方向を分岐可能な分岐部と、一対の前記渡り線軌道における前記第二案内部同士の交差領域に設けられて、一の第二案内部に沿う方向と他の第二案内部に沿う方向とを選択的に転換して、いずれかの方向に前記第二案内輪を案内可能とする転換装置と、を備え、前記転換装置は、前記交差領域の中心部を通る軸を回転中心軸として、前記渡り線軌道の上面に沿って回転可能に設けられて前記第二案内輪が通過可能であるとともに、前記渡り線軌道の幅方向両側から該第二案内輪を案内する案内溝部が形成された回転本体部と、前記回転本体部を回転駆動する駆動部と、を備え、前記駆動部は、前記回転中心軸に交差する方向に進退可能に配されるとともに、一端にラックギアが設けられたロッド部と、前記ラックギアに噛合するとともに、前記ロッド部の進退に応じて前記回転中心軸と平行な軸線を中心に回転するピニオンギアを備え、該ピニオンギアの回転にともなって前記回転本体部を回転させるリンク部と、を有し、前記駆動部には、前記ロッド部の進退、及び前記回転本体部の回転に応じて進退移動及び回転移動するとともに、前記回転本体部のガタツキを抑制する従動ロッド部が設けられている。
また、本発明の一の態様としての転換装置は、車両が走行する二つの本線軌道と、二つの前記本線軌道に設けられ、前記車両の第一案内輪を案内する一対の第一案内部と、二つの前記本線軌道にわたって互いに交差するように一対が設けられてこれら二つの本線軌道の間で車両が行き来可能な渡り線軌道と、一対の前記渡り線軌道の内側にそれぞれ設けられて前記車両の下部に設けられた第二案内輪を案内する第二案内部と、前記本線軌道に設けられて該本線軌道に沿う方向と前記渡り線軌道に沿う方向とに前記車両の方向を分岐可能であり、前記車両の両側部で前記本線軌道に設けられた一対の分岐用案内部、及び、該一対の分岐用案内部の向きを転換可能な分岐部転轍機を有している分岐部と、を備える交差軌道に設けられ、一対の前記渡り線軌道における前記第二案内部同士の交差領域に設けられて、一の第二案内部に沿う方向と他の第二案内部に沿う方向とを選択的に転換して、いずれかの方向に前記第二案内輪を案内可能としている。
このような転換装置によれば、渡り線軌道における第二案内部同士の交差領域に転換装置を設けて、この交差領域のみを動作させてセンターガイド方式で車両を走行させることができる。このため、仮に渡り線軌道の全体を転換させる場合のように、車両の重量等も支持可能な大掛かりな機構が必要なくなる。よって、設備の大きさを最小限に抑え、コストアップの抑制が可能となる。
また、上記の転換装置は、前記交差領域の中心部を通る軸を回転中心軸として、前記渡り線軌道の上面に沿って回転可能に設けられて前記第二案内輪が通過可能であるとともに、前記渡り線軌道の幅方向両側から該第二案内輪を案内する案内溝部が形成された回転本体部と、前記回転本体部を回転駆動する駆動部と、を備え、前記駆動部は、前記回転中心軸に交差する方向に進退可能に配されるとともに、一端にラックギアが設けられたロッド部と、前記ラックギアに噛合するとともに、前記ロッド部の進退に応じて前記回転中心軸と平行な軸線を中心に回転するピニオンギアを備え、該ピニオンギアの回転にともなって前記回転本体部を回転させるリンク部と、を有し、前記駆動部には、前記ロッド部の進退、及び前記回転本体部の回転に応じて進退移動及び回転移動するとともに、前記回転本体部のガタツキを抑制する従動ロッド部が設けられていてもよい。
上記の交差軌道、及び転換装置によると、転換装置が渡り線軌道の交差領域に設けられていることで、簡易な構造で、分岐区間の短縮が可能である。
本発明の実施形態に係る交差軌道を示す上面図である。 本発明の実施形態に係る交差軌道の本線軌道を走行中の車両を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る交差軌道の分岐部が設けられた位置での本線軌道を示す上面図であって、図1のA部拡大図である。 本発明の実施形態に係る交差軌道の分岐部によって車両の走行方向が分岐される様子を示す正面図であって、図3のB−B断面を示す図である。また、(a)は、車両が本線軌道に向かって走行する場合を示し、(b)は、車両が渡り線軌道に向かって走行する場合を示す。 本発明の実施形態に係る交差軌道の転換装置を示す上面図であって、(a)一の渡り線軌道を車両が走行する場合を示し、(b)は他の渡り線軌道を車両が走行する場合を示す。
以下、本発明の実施形態に係る交差軌道1について説明する。
図1に示すように、交差軌道1は、車両100が走行する二つの本線軌道2と、これら本線軌道2に設けられて車両100を案内する第一案内部4と、これら本線軌道2間に設けられた一対の渡り線軌道3と、一対の渡り線軌道3に設けられて車両100を案内する第二案内部5と、車両100の走行方向を本線軌道2及び渡り線軌道3のいずれかに沿う方向に案内する分岐部6と、渡り線軌道3に設けられた転換装置7とを備えている。
ここで、本実施形態の交差軌道1を走行する車両100は、乗客や荷物等を収容する車体101と、車体101の下部に設けられて車体101を支持するとともに、本線軌道2及び渡り線軌道3を走行可能なゴムタイヤ102aを有する走行台車102と、走行台車102の両側部に設けられた一対の第一案内輪111、及び、下部に設けられた第二案内輪112とを有している。
さらに、走行台車102の両側部には、一対の第一案内輪111に対応するように、第一案内輪111の下方に設けられた分岐輪113を有している。
ここで、走行台車102の両側部とは、本線軌道2の延びる方向及び渡り線軌道3の延びる方向、即ち車両100の走行方向に対して交差する幅方向の両側部を意味している。
二つの本線軌道2は、幅方向に並んで延びており、車両100がそれぞれの本線軌道2を異なる方向に走行可能な、いわゆる複線の構造となっている。
各々の本線軌道2は、軌道面上から立設され、ゴムタイヤ102aが転動する走行路2aを有している。
第一案内部4は、各々の本線軌道2の幅方向の両側部に設けられて第一案内輪111が接触して転動する案内レールである。この第一案内部4は、本線軌道2の延在方向に沿って延び、軌道上面から立設された不図示の支持部材によって支持されている。
即ち、本実施形態の本線軌道2では、車両100を幅方向の両側部で案内する、いわゆるサイドガイド方式が採用している。
渡り線軌道3は、二つの本線軌道2同士の間に、本線軌道2の幅方向に挟まれるように設けられて、車両100を一方の本線軌道2A(図1の紙面に向かって上側)から他方の本線軌道2B(図1の紙面に向かって下側)に向かって走行させ、本線軌道2A、2B間での車両100の行き来を可能としている。また、渡り線軌道3は、本線軌道2の走行路2aから分岐するとともに、渡り線軌道3上で軌道面上から立設されてゴムタイヤ102aが転動する走行路3aを有している。
この渡り線軌道3は、交差するように一対が設けられており、いわゆるX分岐の構造をなしている。
さらに、これら渡り線軌道3が交差する位置と本線軌道2に接続された部分との間であって、渡り線軌道3における幅方向の一方側(本線軌道2から離間する側)には渡り線軌道案内部11が設けられている。また、渡り線軌道案内部11は、渡り線軌道3を車両100が走行する際に、走行台車102の分岐輪113が接触して転動することで、車両100を渡り線軌道3に沿って案内する。
第二案内部5は、各々の渡り線軌道3の幅方向内側の中央位置に設けられて、第二案内輪112が通過可能であるとともに、前記渡り線軌道3の幅方向両側から該第二案内輪112を案内する溝部5aが形成された部材となっている。
即ち、本実施形態の渡り線軌道3では、車両100を幅方向の中央部で案内する、いわゆるセンターガイド方式が採用されている。
そしてこの溝部5aは、渡り線軌道案内部11が設けられた位置と、車両100の走行方向に一部重なる位置まで延設されている。
分岐部6は、本線軌道2から渡り線軌道3が分岐する位置の手前で、本線軌道2に設けられている。
この分岐部6は、両側部に設けられた第一案内部4としての案内レールの下方で本線軌道2に設けられた一対の分岐用案内部13(図4参照)と、一対の分岐用案内部13の向きを分岐可能な分岐部転轍機12とを有している。
図4に示すように、分岐用案内部13は、上記の渡り線軌道案内部11と略同一断面形状の案内レールである。具体的には、分岐輪113が幅方向内側で接触して転動するような係合面を有する断面L字状の部材である。
分岐部転轍機12は、一対の分岐用案内部13に結合されて、本線軌道2の幅方向に沿って進退するロッド部15と、二つの本線軌道2A、2Bに挟まれる位置に配されて、ロッド部15を進退可能に支持する分岐駆動部16とを有している。
ロッド部15は、本線軌道2と渡り線軌道3との接続部分から離間する側の分岐用案内部13の端部に固定され、本線軌道2と渡り線軌道3との接続部分側の端部を支点として、本線軌道2の幅方向に、一対の分岐用案内部13を揺動可能とし、車両100の走行方向を転換する。
より具体的には、図3の実線、及び図4(a)に示すように、分岐用案内部13が本線軌道2に沿う方向に転換されると、車両100の分岐輪113は、本線軌道2の幅方向の一方側の分岐用案内部13にのみ接触して転動し、車両100が本線軌道2の幅方向の他方側に引っ張られるようにして本線軌道2に沿う方向に走行する。
一方で、図3の破線、及び図4(b)に示すように、分岐用案内部13が渡り線軌道3に沿う方向に転換されると、車両100の分岐輪113は、本線軌道2の幅方向の他方側(渡り線軌道3が設けられている側)の分岐用案内部13にのみ接触して転動し、車両100が本線軌道2の幅方向の他方側に引っ張られるようにして渡り線軌道3に沿う方向に走行する。
そして、分岐用案内部13が渡り線軌道3に沿う方向に転換されると、本線軌道2の幅方向の他方側の分岐用案内部13は、渡り線軌道案内部11に連続するように配されて、車両100の分岐輪113がスムーズに分岐用案内部13から渡り線軌道案内部11に受け渡されるようになっている。
図5に示すように、転換装置7は、一対の渡り線軌道3における第二案内部5同士の交差領域に設けられている。
この転換装置7は、第二案内部5に形成された溝部5a同士が交差する領域に設けられた回転本体部21と、回転本体部21を回転駆動する回転駆動部22とを備えている。
ここで、本実施形態では、第二案内部5は、渡り線軌道3の交差領域の中心部には設けられておらず、この中心部には軌道上面が露出した空間Sが形成されている。
そして、本実施形態でいう溝部5a同士が交差する領域とは、交差領域の中心部を通る溝部5aの延長線同士が交差する領域を示している。
回転本体部21は、この空間Sに配されて、交差領域の中心部を通る回転中心軸O1を中心として軌道上面に沿って回転可能に、渡り線軌道3に支持されている。
この回転本体部21には、回転中心軸O1に交差する方向に延びる案内溝部21aが形成されており、この案内溝部21aには、車両100の第二案内輪112が通過可能であるとともに、第二案内輪112が挟まれるように接触して転動して案内されるようになっている。
また、回転本体部21には、回転中心軸O1から、この回転中心軸O1の径方向外側に向かって延びるリンク用溝部21bが形成されている。
回転駆動部22は、回転本体部21の回転中心軸O1に交差する方向に、軌道面上に沿って進退可能に設けられたロッド部23と、ロッド部23を進退させる進退駆動部25と、ロッド部23と回転本体部21との間に介在されたリンク部24とを有している。
ロッド部23には、その一端にラックギア31が設けられている。
進退駆動部25は、本実施形態では二つの渡り線軌道3と他方の本線軌道2Bとの間に挟まれた領域に配されている。そしてロッド部23を進退可能にロッド部23の他端を支持している。
リンク部24は、ロッド部23のラックギア31に噛合して回転中心軸O1に平行な軸線O2を中心に、軌道上面に沿って回転可能に渡り線軌道3に設けられたピニオンギア41と、回転本体部21のリンク用溝部21b内に配されて、リンク用溝部21bに沿って回転中心軸O1の径方向に移動可能に設けられた支持部42と、これらピニオンギア41と支持部42とを接続する接続部43とを有している。
ここで、本実施形態の回転駆動部22には、回転本体部21と進退駆動部25との間に介在され、ロッド部23の進退、及び回転本体部21の回転に応じて進退移動及び回転移動するとともに、回転本体部21のガタツキを抑制する従動ロッド部26が設けられている。
次に、回転駆動部22の動作について説明する。
図5(a)に示すように、ロッド部23が進退駆動部25によって回転中心軸O1に近接する方向に移動されると、ラックギア31によってピニオンギア41が軸線O2を中心に回転する。すると、支持部42が回転本体部21のリンク用溝部21b内を移動するとともに、支持部42から回転本体部21に対して、リンク用溝部21bをラックギア31から遠ざける方向に力が作用する。
これにより、回転本体部21が回転中心軸O1を中心に回転させられて、一方の渡り線軌道3における溝部5a同士を、回転本体部21の案内溝部21aを介して連通させる。即ち、溝部5aと一方の渡り線軌道3の案内溝部21aとが滑らかに第二案内輪112を案内可能な位置に回転本体部21が位置決めされる。
一方で、図5(b)に示すように、ロッド部23が進退駆動部25によって回転中心軸O1から離間する方向に移動されると、ラックギア31によってピニオンギア41が軸線O2を中心に回転する。すると、支持部42が回転本体部21のリンク用溝部21b内を移動するとともに、支持部42から回転本体部21に対して、リンク用溝部21bをラックギア31に近接させる方向に力が作用する。
これにより、回転本体部21が回転中心軸O1を中心に回転させられて、他方の渡り線軌道3における溝部5a同士を、回転本体部21の案内溝部21aを介して連通させる。即ち、溝部5aと他方の渡り線軌道3の案内溝部21aとが滑らかに第二案内輪112を案内可能な位置に回転本体部21が位置決めされる。
このようにして、転換装置7は、一方の第二案内部5に沿う方向と、他方の第二案内部5に沿う方向とを選択的に転換して、いずれかの方向に第二案内輪112を案内可能としている。
このような交差軌道1によると、本線軌道2では、第一案内部4によって車両100が案内されるサイドガイド方式を採用しており、渡り線軌道3では、第二案内部5によって車両100が案内されるセンターガイド方式を採用している。このため、渡り線軌道3でもサイドガイド方式を採用した場合とは異なり、一方の第一案内部4から他方の第一案内部4へと車両100を受け渡すために設けられるオーバーラップの区間を削減することができる。
具体的には、仮に渡り線の軌道でサイドガイド方式を採用する場合、車両100が一方の本線軌道2から渡り線の軌道を通過して他方の本線軌道2へ乗り入れるには、一方の側部の案内レールに車両100の一方の側部の案内輪が案内された状態から、他方の側部の案内レールに車両100の他方の側部の案内輪が案内された状態となるように、車両100が誘導される必要がある。即ち、車両100が渡り線の軌道を走行中に常に案内レールで案内された状態を保つため、渡り線の軌道の一部区間において一方の側部の案内レールと他方の側部の案内レールとを渡り線の軌道に沿う方向でオーバーラップさせる必要がある。このため、渡り線の軌道が設けられた位置では、軌道全体として二つの本線軌道2の幅寸法に加えてこれら二つの本線軌道2の間に配された渡り線の軌道の幅寸法を含めた占有範囲が必要となってしまう。
この点、本実施形態では、渡り線の軌道として、センターガイド方式の渡り線軌道3を採用していることで、オーバーラップの区間を削減することができる。
また、本線軌道2においては車両100がサイドガイド方式で案内されようになっているため、安定して高速走行が可能となる。
なお、センターガイド方式で高速走行時の安定化を図るには、第二案内部5としての案内レールを、より高い位置に設ける必要がある。
このような場合には、本線軌道2の構造がより複雑となってしまい、コストアップが避けられない。この点、本実施形態では本線軌道2でサイドガイド方式を採用することで、高速走行の安定性とコスト抑制の両立を図ることができる。
さらに、渡り線軌道3における第二案内部5同士の交差領域に形成された空間Sに転換装置7を設けて、この転換装置7のみを動作させて、センターガイド方式で車両100を走行させることができる。即ち、このような転換装置7を採用することで、渡り線軌道3を交差するように設けるいわゆるX分岐を採用した場合であっても、渡り線軌道3の全体を転換動作させることによって車両100の走行方向が選択される必要がない。
このため、仮に渡り線軌道3の全体を転換させる場合のように、車両100の重量等も支持可能な大掛かりな機構が必要なく、交差軌道1全体の設備の大きさを最小限に抑え、コストアップの抑制が可能であるとともに、X分岐の採用によって分岐区間の短縮を図ることが可能となる。
また、本実施形態では転換装置7における回転本体部21を回転駆動することで、車両100の走行方向を選択するようになっている。即ち、渡り線軌道3の軌道面上で回転本体部21を動作させるため、渡り線軌道3の下方に転換装置7の構成部品を配する必要がない。従って、渡り線軌道3をより高い位置に設ける必要がなくなり、渡り線軌道3の支柱の長さを抑え、支柱を建造するのに必要な材料(コンクリート、鋼材等)のボリュームを抑さえることができる。
ここで、仮に、渡り線軌道3をより高い位置に設置しようとすると、本線軌道2も渡り線軌道3に合わせてより高い位置に設置する必要がある。このため、交差軌道1全体として大きなコストアップとなってしまう。この点、本実施形態では回転本体部21を備える転換装置7を採用することで、このような問題を回避できる。
さらに、回転本体部21には、第二案内輪112を幅方向から案内する案内溝部21aが形成されているので、渡り線軌道3の幅方向への車両100の揺動走行を抑えて、車両100の進路を確保することができ、乗り心地の向上が可能となる。
また、転換装置7では、ロッド部23を用いた直動機構によって回転本体部21が回転するため、ロッド部23を進退させる進退駆動部25を渡り線軌道3の軌道面に沿う平面上に設置することができる。よって、渡り線軌道3の下方に進退駆動部25を設ける必要がない。このため、渡り線軌道3をより高い位置に設ける必要がなくなり、渡り線軌道3の支柱の長さを抑え、支柱を建造するのに必要な材料(コンクリート、鋼材等)のボリュームをさらに抑さえることができる。
また、転換装置7では、回転本体部21が直接回転されることなく、リンク部24を介して回転される。このため、ラックギア31及びピニオンギア41でのバックラッシや、ロッド部23の熱伸縮の影響による回転本体部21の位置ズレを吸収することができる。よって、別途のストッパ機構等を用いることなく、回転本体部21の位置決め精度を向上でき、第二案内輪112をスムーズに案内でき、渡り線軌道3でよりスムーズに車両100を走行させることが可能となる。
さらに、転換装置7では、リンク部24によって回転本体部21が間接的に回転させられることで、車両100から進退駆動部25に荷重が直接作用することが無くなり、進退駆動部25の耐久性を向上することができる。
本実施形態の交差軌道1によると、転換装置が渡り線軌道3の交差領域に設けられていることで、X分岐の構造を採用しながらも、簡易な構造とすることができ、かつ、分岐区間の短縮が可能である。
以上、本発明の実施形態について詳細を説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、多少の設計変更も可能である。
例えば、転換装置7では、進退駆動部25のロッド部23に設けられたラックギア31とピニオンギア41との噛み合いによって、回転本体部21を回転するようになっているが、例えば、ロッド部23にウォームを設け、リンク部24にウォームに噛合するウォームホイールを設けてもよい。さらに、リンク部24を介さずに直接に回転本体部21を回転させる歯車機構や、チェーン機構等を設けてもよい。
また、転換装置7では、回転本体部21を回転駆動することで車両100の走行方向を選択するものに限られず、車両100の走行時のみに軌道面上に案内溝部21aが形成された部材を押し上げるような機構によって、車両100の走行方向を選択するものであってもよい。
また、第二案内部5としては、溝部5aが形成された部材を用いる代わりに、断面C字状の鋼材等を用いてもよい。即ち、第二案内輪112が接触、転動可能であればどのようなものであってもよい。また、転換装置7に設けられた回転本体部21についても同様である。
さらに、上述の実施形態では、サイドガイドの本線軌道2を備える交差軌道1に転換装置7を適用した例について説明を行ったが、センターガイド方式の本線軌道を備える交差軌道に転換装置7を適用してもよい。
1…交差軌道 2(2A、2B)…本線軌道 2a…走行路 3…渡り線軌道 3a…走行路 4…第一案内部 5…第二案内部 5a…溝部 6…分岐部 7…転換装置 11…渡り線軌道案内部 12…分岐部転轍機 13…分岐用案内部 15…ロッド部 16…分岐駆動部 21…回転本体部 21a…案内溝部 21b…リンク用溝部 22…回転駆動部 23…ロッド部 24…リンク部 25…進退駆動部 26…従動ロッド部 31…ラックギア 41…ピニオンギア 42…支持部 43…接続部 O1…回転中心軸 O2…軸線 100…車両 101…車体 102…走行台車 102a…ゴムタイヤ 111…第一案内輪 112…第二案内輪 113…分岐輪 S…空間

Claims (6)

  1. 車両が走行する二つの本線軌道と、
    二つの前記本線軌道に設けられ、前記車両の両側部の一対の第一案内輪を、これらの外側で案内する一対の第一案内部と、
    二つの前記本線軌道にわたって互いに交差するように一対が設けられて、これら二つの本線軌道の間で前記車両が行き来可能な渡り線軌道と、
    一対の前記渡り線軌道の内側にそれぞれ設けられて、前記車両の下部に設けられた第二案内輪を案内する第二案内部と、
    前記本線軌道に設けられて、該本線軌道に沿う方向と前記渡り線軌道に沿う方向とに前記車両の方向を分岐可能な分岐部と、
    一対の前記渡り線軌道における前記第二案内部同士の交差領域に設けられて、一の第二案内部に沿う方向と他の第二案内部に沿う方向とを選択的に転換して、いずれかの方向に前記第二案内輪を案内可能とする転換装置と、
    を備え
    前記分岐部は、前記車両の両側部で前記本線軌道に設けられた一対の分岐用案内部と、該一対の分岐用案内部の向きを転換可能な分岐部転轍機とを有している交差軌道。
  2. 前記転換装置は、前記交差領域の中心部を通る軸を回転中心軸として、前記渡り線軌道の上面に沿って回転可能に設けられて前記第二案内輪が通過可能であるとともに、前記渡り線軌道の幅方向両側から該第二案内輪を案内する案内溝部が形成された回転本体部と、
    前記回転本体部を回転駆動する駆動部と、
    を備える請求項1に記載の交差軌道。
  3. 前記駆動部は、前記回転中心軸に交差する方向に進退可能に配されるとともに、一端にラックギアが設けられたロッド部と、
    前記ラックギアに噛合するとともに、前記ロッド部の進退に応じて前記回転中心軸と平行な軸線を中心に回転するピニオンギアを備え、該ピニオンギアの回転にともなって前記回転本体部を回転させるリンク部と、
    を有している請求項2に記載の交差軌道。
  4. 車両が走行する二つの本線軌道と、
    二つの前記本線軌道に設けられ、前記車両の両側部の一対の第一案内輪を、これらの外側で案内する一対の第一案内部と、
    二つの前記本線軌道にわたって互いに交差するように一対が設けられて、これら二つの本線軌道の間で前記車両が行き来可能な渡り線軌道と、
    一対の前記渡り線軌道の内側にそれぞれ設けられて、前記車両の下部に設けられた第二案内輪を案内する第二案内部と、
    前記本線軌道に設けられて、該本線軌道に沿う方向と前記渡り線軌道に沿う方向とに前記車両の方向を分岐可能な分岐部と、
    一対の前記渡り線軌道における前記第二案内部同士の交差領域に設けられて、一の第二案内部に沿う方向と他の第二案内部に沿う方向とを選択的に転換して、いずれかの方向に前記第二案内輪を案内可能とする転換装置と、
    を備え、
    前記転換装置は、前記交差領域の中心部を通る軸を回転中心軸として、前記渡り線軌道の上面に沿って回転可能に設けられて前記第二案内輪が通過可能であるとともに、前記渡り線軌道の幅方向両側から該第二案内輪を案内する案内溝部が形成された回転本体部と、
    前記回転本体部を回転駆動する駆動部と、
    を備え、
    前記駆動部は、前記回転中心軸に交差する方向に進退可能に配されるとともに、一端にラックギアが設けられたロッド部と、
    前記ラックギアに噛合するとともに、前記ロッド部の進退に応じて前記回転中心軸と平行な軸線を中心に回転するピニオンギアを備え、該ピニオンギアの回転にともなって前記回転本体部を回転させるリンク部と、
    を有し、
    前記駆動部には、前記ロッド部の進退、及び前記回転本体部の回転に応じて進退移動及び回転移動するとともに、前記回転本体部のガタツキを抑制する従動ロッド部が設けられている交差軌道。
  5. 車両が走行する二つの本線軌道と、二つの前記本線軌道に設けられ、前記車両の第一案内輪を案内する第一案内部と、二つの前記本線軌道にわたって互いに交差するように一対が設けられてこれら二つの本線軌道の間で車両が行き来可能な渡り線軌道と、一対の前記渡り線軌道の内側にそれぞれ設けられて前記車両の下部に設けられた第二案内輪を案内する第二案内部と、前記本線軌道に設けられて該本線軌道に沿う方向と前記渡り線軌道に沿う方向とに前記車両の方向を分岐可能であり、前記車両の両側部で前記本線軌道に設けられた一対の分岐用案内部、及び、該一対の分岐用案内部の向きを転換可能な分岐部転轍機を有している分岐部と、を備える交差軌道に設けられ、
    一対の前記渡り線軌道における前記第二案内部同士の交差領域に設けられて、一の第二案内部に沿う方向と他の第二案内部に沿う方向とを選択的に転換して、いずれかの方向に前記第二案内輪を案内可能とする転換装置。
  6. 前記交差領域の中心部を通る軸を回転中心軸として、前記渡り線軌道の上面に沿って回転可能に設けられて前記第二案内輪が通過可能であるとともに、前記渡り線軌道の幅方向両側から該第二案内輪を案内する案内溝部が形成された回転本体部と、
    前記回転本体部を回転駆動する駆動部と、
    を備え、
    前記駆動部は、前記回転中心軸に交差する方向に進退可能に配されるとともに、一端にラックギアが設けられたロッド部と、
    前記ラックギアに噛合するとともに、前記ロッド部の進退に応じて前記回転中心軸と平行な軸線を中心に回転するピニオンギアを備え、該ピニオンギアの回転にともなって前記回転本体部を回転させるリンク部と、
    を有し、
    前記駆動部には、前記ロッド部の進退、及び前記回転本体部の回転に応じて進退移動及び回転移動するとともに、前記回転本体部のガタツキを抑制する従動ロッド部が設けられている請求項5に記載の転換装置。
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