JP6876451B2 - 木質部材接合構造 - Google Patents

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Description

本発明は、木質部材接合構造に関する。
一対の木質部材の端部を、棒状部材を介して接合する木質部材接合構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この木質部材接合構造では、一対の棒状部材の端部に形成された挿入穴に、棒状部材の両側の端部がそれぞれ挿入されるとともに充填材がそれぞれ充填される。これにより、一対の木質部材の端部が、棒状部材を介して接合される。
特開2003−193570号公報
ところで、木質部材と、コンクリート部材や鉄骨部材等の非木質部材との接合強度を高めたいとの要望がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、木質部材と非木質部材との接合強度を高めることを目的とする。
第1態様に係る木質部材接合構造は、棒状部材と、前記棒状部材の一端部側が挿入される挿入部と、前記挿入部に設けられる拡張充填部と、を有する木質部材と、前記挿入部及び前記拡張充填部に充填される充填材と、前記棒状部材の他端部側に接合される非木質部材と、を備える。
第1態様に係る木質部材接合構造によれば、木質部材は、挿入部及び拡張充填部を有する。挿入部には、棒状部材の一端部側が挿入されるとともに、充填材が充填される。これにより、木質部材に、棒状部材の一端部側が接合される。また、棒状部材の他端部側には、非木質部材が接合される。これにより、木質部材と非木質部材とが、棒状部材及び充填材を介して接合される。
ここで、挿入部には、拡張充填部が設けられる。拡張充填部には、充填材が充填される。この拡張充填部に充填された充填材は、挿入部から棒状部材を引き抜く引抜き力に抵抗する引抜き抵抗部として機能する。これにより、木質部材と棒状部材の一端部側との接合強度が高められる。この結果、木質部材と非木質部材との接合強度を高めることができる。
第2態様に係る木質部材接合構造は、第1態様に係る木質部材接合構造において、前記非木質部材は、コンクリート部材とされ、前記棒状部材の前記他端部側には、前記コンクリート部材に埋設される定着部が設けられる。
第2態様に係る木質部材接合構造によれば、棒状部材の他端部側には、定着部が設けられる。定着部は、コンクリート部材に埋設される。これにより、棒状部材の他端部側とコンクリート部材との接合強度が高められる。この結果、木質部材とコンクリート部材との接合強度を高めることができる。
第3態様に係る木質部材接合構造は、第1態様又は第2態様に係る木質部材接合構造において、前記木質部材は、木質梁が接合される木質柱とされ、前記非木質部材は、前記木質梁上に設けられ、該木質梁と一体化されるコンクリートスラブとされる。
第3態様に係る木質部材接合構造によれば、木質柱には、木質梁が接合される。この木質梁上には、コンクリートスラブが設けられる。コンクリートスラブは、木質梁と一体化される。つまり、コンクリートスラブは、木質梁とともに合成梁を構成する。これにより、木質梁の剛性及び耐力を高めつつ、木質梁の梁成を低くすることができる。
また、コンクリートスラブ及び木質柱には、本発明に係る木質部材接合構造が適用される。つまり、コンクリートスラブと木質柱とは、棒状部材及び充填材を介して接合される。これにより、コンクリートスラブと木質柱との接合強度が高められる。この結果、コンクリートスラブ及び木質梁によって構成される合成梁の剛性及び耐力をさらに高めることができる。
以上説明したように、本発明に係る木質部材接合構造によれば、木質部材と非木質部材との接合強度を高めることができる。
第一実施形態に係る木質部材接合構造が適用された木質梁及びコンクリート柱を示す平断面図である。 (A)は、第二実施形態に係る木質部材接合構造が適用された木質梁及び鉄骨柱を示す平断面図であり、(B)は、第二実施形態に係る木質部材接合構造の変形例が適用された木質梁及び鉄骨柱を示す図2(A)に相当する平断面図である。 (A)及び(B)は、第二実施形態に係る木質部材接合構造の変形例が適用された木質梁及び鉄骨柱を示す図2(A)に相当する平断面図である。 (A)及び(B)は、第二実施形態に係る木質部材接合構造の変形例が適用された木質梁及び鉄骨柱を示す図2(A)に相当する平断面図である。 第二実施形態に係る木質部材接合構造の変形例が適用された木質梁及び鉄骨柱を示す図2(A)に相当する平断面図である。 (A)及び(B)は、第二実施形態に係る木質部材接合構造の変形例が適用された木質梁及び鉄骨柱を示す図2(A)に相当する平断面図である。 第三実施形態に係る木質部材接合構造が適用された木質梁、木質柱、及びコンクリート仕口部材を示す立断面図である。 第三実施形態に係る木質部材接合構造の変形例が適用された木質梁、木質柱、及びコンクリート仕口部材を示す立断面図である。 第四実施形態に係る木質部材接合構造が適用された木質柱及びコンクリートスラブを示す立断面図である。 図9の7−7線断面図である。 第四実施形態に係る木質部材接合構造の変形例が適用された木質柱及びコンクリートスラブを示す図9に相当する立断面図である。 第四実施形態に係る木質部材接合構造の変形例が適用された木質柱及びコンクリートスラブを示す拡大立断面図である。 挿入部及び拡張充填部の変形例が適用された木質部材を示す斜視図である。 挿入部及び拡張充填部の変形例が適用された木質部材を示す図13の平断面図である。 挿入部及び拡張充填部の変形例が適用された木質部材を示す斜視図である。 挿入部及び拡張充填部の変形例が適用された木質部材を示す図15の平断面図である。 挿入部及び拡張充填部の変形例が適用された木質部材を示す図16に相当する平断面図である。
(第一実施形態)
先ず、第一実施形態について説明する。
図1には、本実施形態に係る木質部材接合構造10が適用された木質梁20及びコンクリート柱40が示されている。木質梁20は、例えば、集成材や無垢材によって形成される。この木質梁20の端部は、複数の棒状部材30及び充填材Wを介してコンクリート柱40のコンクリート仕口部40Sに接合されている。なお、木質梁20は、木質部材の一例である。
棒状部材30は、例えば、棒状の全ネジボルトとされる。この棒状部材30の一端部30A側は、木質梁20の端面20Tに形成された挿入穴32に挿入されている。なお、棒状部材30は、ネジ棒鋼材や、ネジ鉄筋、丸鋼、異形鉄筋、PC鋼棒等であっても良い。
挿入穴32は、木質梁20の材軸方向に延びるとともに、その直径D1が棒状部材30の直径よりも大きい円形状の穴とされている。この挿入穴32には、複数の拡張充填溝34がそれぞれ設けられている。なお、挿入穴32は、挿入部の一例であり、拡張充填溝34は、拡張充填部の一例である。
複数の拡張充填溝34は、挿入穴32の軸方向(深さ方向)に間隔を空けて配置されている。拡張充填溝34は、挿入穴32の周方向に沿った環状の環状溝とされている。換言すると、拡張充填溝34は、挿入穴32の径を部分的に大きくした空間とされている。この拡張充填溝34の直径D2は、挿入穴32の直径D1よりも大きくされている。
なお、拡張充填溝34は、例えば、挿入穴32を形成する図示しないドリルの刃に設けられた展開刃を、挿入穴32の所定位置で展開させることにより形成される。また、拡張充填溝34は、環状でなくても良い。
挿入穴32及び複数の拡張充填溝34には、充填材Wが充填されている。充填材Wは、例えば、エポキシ樹脂等の接着剤とされる。この充填材Wによって、棒状部材30が木質梁20に接合(固定)されている。なお、充填材Wは、例えば、挿入穴32の入口や、木質梁20に形成された図示しない注入孔から挿入穴32及び拡張充填溝34に注入、充填される。なお、拡張充填溝34は、必要に応じて単数であっても良い。
棒状部材30の他端部30B側は、木質梁20の端面20Tから突出し、コンクリート柱40のコンクリート仕口部40Sに埋設されている。コンクリート柱40は、鉄筋コンクリート造とされている。このコンクリート柱40の各角部には、柱主筋42が埋設されている。また、コンクリート柱40には、複数の柱主筋42を囲む複数のせん断補強筋44が埋設されている。
なお、コンクリート柱40は、鉄骨鉄筋コンクリート造であっても良い。また、コンクリート柱40は、コンクリート部材及び非木質部材の一例である。
ここで、棒状部材30の他端部30B側には、定着部36が設けられている。定着部36は、例えば、機械式定着とされており、コンクリート柱40のコンクリート仕口部40Sに埋設されている。この定着部36によって、棒状部材30の他端部30B側とコンクリート柱40のコンクリート仕口部40Sとの一体性(接合強度)が高められている。なお、定着部36は、適宜省略可能である。
(作用及び効果)
次に、第一実施形態の作用及び効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係る木質部材接合構造10によれば、木質梁20は、挿入穴32及び拡張充填溝34を有している。挿入穴32には、棒状部材30の一端部30A側が挿入されるとともに、充填材Wが充填されている。この充填材Wによって、棒状部材30の一端部30A側が木質梁20に接合されている。一方、棒状部材30の他端部30B側は、コンクリート柱40のコンクリート仕口部40Sに埋設されている。これにより、木質梁20とコンクリート柱40とが、棒状部材30及び充填材Wを介して接合されている。
ここで、挿入穴32には、拡張充填溝34が設けられている。拡張充填溝34には、充填材Wが充填されている。この拡張充填溝34に充填された充填材Wは、挿入穴32から棒状部材30を引き抜く引抜き力Fに抵抗する引抜き抵抗部として機能する。これにより、木質梁20と棒状部材30の一端部30A側との接合強度が高められる。この結果、木質梁20とコンクリート柱40との接合強度を高めることができる。
また、棒状部材30の他端部30B側には、定着部36が設けられている。定着部36は、コンクリート柱40のコンクリート仕口部40Sに埋設されている。これにより、棒状部材30の他端部30B側とコンクリート柱40との接合強度が高められる。この結果、木質梁20とコンクリート柱40との接合強度を高めることができる。
なお、本実施形態に係る木質部材接合構造10は、木質梁20とコンクリート柱40との接合部に適用されるが、本実施形態はこれに限らない。本実施形態に係る木質部材接合構造は、例えば、木質梁とコンクリート梁との接合部や、木質梁とコンクリートスラブとの接合部等に適用されても良い。
また、本実施形態に係る木質部材接合構造は、例えば、木質柱とコンクリート柱との接合部や、木質柱とコンクリート梁との接合部、後述する木質柱とコンクリートスラブとの接合部等に適用されても良い。さらに、本実施形態に係る木質部材接合構造は、木質床とコンクリート梁との接合部や、木質床とコンクリート柱との接合部、木質床とコンクリートスラブとの接合部等に適用されても良い。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態について説明する。なお、第二実施形態において、第一実施形態と同じ構成の部材等には、同符号を付して説明を適宜省略する。
図2(A)に示されるように、第二実施形態に係る木質部材接合構造50は、木質梁20と鉄骨柱52との接合部に適用されている。鉄骨柱52は、鉄骨仕口部52Sを有している。この鉄骨仕口部52Sは、平面視にて十字状に接合された一対の仕口プレート54A,54Bを有している。なお、鉄骨柱52は、鉄骨部材及び非木質部材の一例である。
一対の仕口プレート54A,54Bのうち、木質梁20の端面20Tと対向する仕口プレート54Aには、棒状部材30の他端部30B側が貫通されるとともに、当該他端部30B側がナット56によって接合されている。これにより、木質梁20と鉄骨仕口部52Sとが、棒状部材30及び充填材Wを介して接合されている。
(作用及び効果)
次に、第二実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係る木質部材接合構造50によれば、上記第一実施形態と同様に、木質梁20と鉄骨柱52との接合強度を高めることができる。
また、棒状部材30は、例えば、全ネジボルト等によって形成される。したがって、棒状部材30の他端部30B側を、ナット56によって鉄骨柱52の鉄骨仕口部52Sに容易に接合することができる。
なお、図2(B)に示される変形例のように、鉄骨柱60の鉄骨仕口部60Sは、角筒状に形成されても良い。この場合、例えば、棒状部材30の他端部30B側は、鉄骨仕口部60Sの側壁部60S1にナット56によって接合される。なお、鉄骨柱60は、鉄骨部材及び非木質部材の一例である。
また、図3(A)及び図3(B)に示される変形例のように、鉄骨柱62の鉄骨仕口部62Sは、H形鋼で形成されても良い。具体的には、鉄骨仕口部62Sは、互い対向する一対のフランジ部62Aと、一対のフランジ部62Aを接続するウェブ部62Bとを有している。
図3(A)に示される変形例では、鉄骨仕口部62Sの一方のフランジ部62Aに棒状部材30の他端部30B側がナット56で接合されている。一方、図3(B)に示される変形例では、鉄骨仕口部62Sのウェブ部62Bに棒状部材30の他端部30B側がナット56で接合されている。
なお、図3(B)では、鉄骨仕口部62Sのウェブ部62Bと木質梁20の端面20Tとの隙間を埋めるスペーサ部材(例えば、図6(B)のスペーサ部材22)の図示が省略されている。このスペーサ部材は、木質部材やコンクリート部材、鋼材等によって形成される。また、鉄骨柱62は、鉄骨部材及び非木質部材の一例である。
また、図4(A)に示されるように、棒状部材30の他端部30B側は、鉄骨仕口部52Sの一方の仕口プレート54Aの両側に配置される2つのナット56によって、当該仕口プレート54Aに接合しても良い。この場合、棒状部材30の他端部30B側が、仕口プレート54Aに位置決め可能となる。
なお、図4(A)では、鉄骨仕口部52Sの仕口プレート54Aと木質梁20の端面20Tとの隙間を埋めるスペーサ部材(例えば、図6(B)のスペーサ部材22)の図示が省略されている。
また、図4(B)に示されるように、鉄骨仕口部52Sの一方の仕口プレート54Aに、木質梁20の端面20Tを接触させても良い。この場合、鉄骨仕口部52Sの他方の仕口プレート54Bは、例えば、木質梁20の端部に形成されたスリットに挿入し、図示しないドリフトピン等によって木質梁20に接合しても良い。
また、図5に示されるように、角筒状の鉄骨仕口部60Sの内部には、十字状に接合された一対の仕口プレート54A,54Bを設けても良い。この場合、棒状部材30の他端部30B側は、例えば、一方の仕口プレート54Aにナット56によって接合しても良い。
また、図6(A)に示されるように、H形鋼で形成された鉄骨仕口部62Sのウェブ部62Bに、木質梁20の端面20Tを接触させても良い。また、棒状部材30の他端部30B側は、2つのナット56によってウェブ部62Bに接合しても良い。
また、図6(B)に示されるように、鉄骨仕口部62Sのウェブ部62Bと木質梁20の端面20Tとの間には、棒状部材30が貫通されるスペーサ部材22を配置しても良い。スペーサ部材22は、木質部材やコンクリート部材、鋼材等によって形成される。
(第三実施形態)
次に、第三実施形態について説明する。なお、第三実施形態において、第一実施形態及び第二実施形態と同じ構成の部材等には、同符号を付して説明を適宜省略する。
図7に示されるように、第三実施形態に係る木質部材接合構造70は、左右の木質梁20とコンクリート仕口部材72との接合部、及び上下の木質柱80とコンクリート仕口部材72との接合部に適用されている。
左右の木質梁20は、コンクリート仕口部材72の左右両側に配置されている。この左右の木質梁20は、コンクリート仕口部材72を貫通する複数の棒状部材30X及び充填材Wを介して互いに接合されている。
コンクリート仕口部材72は、直方体状のプレキャストコンクリートとされている。また、コンクリート仕口部材72は、上下の木質柱80の間に納まるように形成されている。このコンクリート仕口部材72には、複数の棒状部材30X,30Yが一体に埋設されている。
なお、コンクリート仕口部材72には、縦筋74及びせん断補強筋76等が埋設されている。また、定着部36は、適宜省略可能である。
棒状部材30Xは、コンクリート仕口部材72を横方向に貫通しており、その両側の端部30A,30Bがコンクリート仕口部材72の両側の側面72Sから突出している。また、棒状部材30Xの中間部には、コンクリート仕口部材72に埋設される定着部36が設けられている。
棒状部材30Xの両側の端部30A,30Bは、左右の木質梁20の端面20Tに形成された挿入穴32にそれぞれ挿入されている。これらの挿入穴32及び拡張充填溝34には、充填材Wが充填されている。これにより、棒状部材30Xの両側の端部30A,30Bが、左右の木質梁20にそれぞれ接合されている。つまり、左右の木質梁20が、棒状部材30X及び充填材Wを介してコンクリート仕口部材72に接合されている。
上下の木質柱80は、コンクリート仕口部材72の上下両側に配置されている。この上下の木質柱80は、コンクリート仕口部材72を貫通する複数の棒状部材30Y及び充填材Wを介して互いに接合されている。
具体的には、棒状部材30Yは、コンクリート仕口部材72を上下方向に貫通しており、その両側の端部30A,30Bがコンクリート仕口部材72の上面72U及び下面72Lからそれぞれ突出している。この棒状部材30Yの中間部には、コンクリート仕口部材72に埋設される定着部36が設けられている。
棒状部材30Yの両側の端部30A,30Bは、上側の木質柱80の下面80L、又は下側の木質柱80の上面80Uに形成された挿入穴32に挿入されている。この挿入穴32及び拡張充填溝34には、充填材Wが充填されている。これにより、棒状部材30Yの両側の端部30A,30Bが、上下の木質柱80にそれぞれ接合されている。つまり、上下の木質柱80が、棒状部材30Y及び充填材Wを介してコンクリート仕口部材72に接合されている。
(作用及び効果)
次に、第三実施形態の作用及び効果について説明する。
コンクリート仕口部材72は、複数の棒状部材30X,30Yが一体化されたプレキャストコンクリートとされている。これにより、コンクリート仕口部材72に対する左右の木質梁20及び上下の木質柱80の接合作業の手間が低減される。なお、コンクリート仕口部材72は、現場打ちコンクリートで形成されても良い。
また、左右の木質梁20は、コンクリート仕口部材72を横方向に貫通する棒状部材30X及び充填材Wを介して互いに接合されている。これにより、一対の木質梁20の間の応力伝達が良好になる。これと同様に、上下の木質柱80は、コンクリート仕口部材72を上下方向に貫通する棒状部材30Y及び充填材Wを介して互いに接合されている。これにより、上下の木質柱80の間に応力伝達が良好になる。
なお、本実施形態では、コンクリート仕口部材72が上下の木質柱80の間に納められるが、本実施形態ではこれに限らない。例えば、図8に示される変形例のように、コンクリート仕口部材82には、上下の木質柱80よりも外側へ張り出す梁部82Hを設けても良い。
具体的には、コンクリート仕口部材82は、プレキャストコンクリートで形成されている。このコンクリート仕口部材82は、仕口部82Sと、左右の梁部82Hとを有するコンクリート梁部材とされる。
仕口部82Sは、コンクリート仕口部材82のうち、上下の木質柱80の間に納まる部位とされている。この仕口部82Sには、複数の棒状部材30Yが上下方向に貫通されている。これらの棒状部材30Y及び充填材Wを介して、仕口部82Sと上下の木質柱80とが接合されている。また、仕口部82Sには、左右の梁部82Hが一体化されている。
左右の梁部82Hは、仕口部82Sから左右両側へ突出されている。このコンクリート仕口部材82には、複数の梁主筋84及び複数のせん断補強筋86が埋設されている。梁主筋84は、コンクリート仕口部材82を横方向に貫通しており、その両側の端部84Aがコンクリート仕口部材82の両側の端面82Tからそれぞれ突出されている。この梁主筋84の両側の端部84Aには、例えば、図示しないコンクリート梁部材が接合される。
ここで、コンクリート仕口部材82は、仕口部82Sと、仕口部82Sに一体化された左右の梁部82Hとを有している。左右の梁部82Hは、仕口部82Sから左右両側へ突出されている。このように仕口部82Sに梁部82Hを設けることにより、応力的に有利な位置(例えば、曲げ―メントの反曲点)で、梁部82Hと図示しないコンクリート梁部材とを接合することができる。また、梁部82Hと図示しないコンクリート梁部材とをピン接合することにより、ゲルバー梁を形成することができる。
図8に示されるコンクリート仕口部材82は、例えば、コンクリート梁部材に限らず、コンクリートスラブであって良い。また、例えば、図8を90度回転させ、コンクリート仕口部材82をコンクリート柱部材とし、木質柱80を木質梁としても良い。
(第四実施形態)
次に、第四実施形態について説明する。なお、第四実施形態において、第一実施形態〜第三実施形態と同じ構成の部材等には、同符号を付して説明を適宜省略する。
図9に示されるように、第三実施形態に係る木質部材接合構造90は、木質柱92とコンクリートスラブ110との接合部に適用されている。
(木質柱)
木質柱92には、耐火構造が適用されている。具体的には、木質柱92は、荷重を支持する木質心部92Aと、木質心部92Aを耐火被覆する耐火被覆層92Bとを有している。
木質心部92Aは、木質柱92の材軸方向に沿って設けられている。この木質心部92Aは、例えば、角柱状や板状の複数の木材を、接着剤等によって一体化させた集成材によって形成されている。また、木質心部92Aは、木質柱92が負担する荷重(長期荷重及び短期荷重)を支持可能に形成されている。
耐火被覆層92Bは、木質心部92Aの外側に設けられた燃え止まり層94と、燃え止まり層94の外側に設けられた燃え代層96とを有している。燃え止まり層94は、木質心部92Aを囲む筒状に形成されており、木質心部92Aを全周に亘って被覆している。
燃え止まり層94は、火災時における燃え代層96の燃焼を停止(自然鎮火)させ、木質心部92Aの燃焼を抑制する層とされる。具体的には、燃え止まり層94は、例えば、モルタル硬化体(モルタル板)94A及び図示しない木質板を有し、木質心部92A及び後述する燃え代層96よりも熱容量が大きい高熱容量層(熱容量型)とされている。この燃え止まり層94の外側には、木質の燃え代層96が設けられている。
燃え代層96は、燃え止まり層94を囲む筒状に形成されており、燃え止まり層94の側面を略全周に亘って被覆している。この燃え代層96は、火災時に燃焼して炭化層(断熱層)を形成することにより、木質心部92Aへの火災熱の浸入を抑制する層とされる。
燃え代層96は、例えば、集成材によって形成される。この燃え代層96は、燃え止まり層94の側面に接着剤等によって接合されている。この燃え代層96の厚み(層厚)は、木質柱92に求められる要求耐火性能(耐火時間)や、燃え代層96を形成する木材の燃焼速度及び遮熱性能に応じて適宜設定されている。
(木質梁)
木質柱92の木質仕口部には、木質梁100が接合されている。木質梁100には、木質柱92と同様に、耐火構造が適用されている。具体的には、木質梁100は、荷重を支持する木質心部100Aと、木質心部100Aを耐火被覆する耐火被覆層100Bとを有している。
ここで、木質柱92の木質仕口部における木質梁100との接合部には、耐火被覆層100Bが省略されており、木質心部92Aが露出されている。そして、露出された木質柱92の木質心部92Aには、鋼製のブラケット106と、棒状部材30及び充填材Wを介して、木質梁100の木質心部100Aが接合されている。
なお、ブラケット106は、通しボルト107によって木質柱92の木質心部92Aに固定されるとともに、ドリフトピン108によって木質梁100の木質心部100Aに固定されている。
図10に示されるように、木質梁100の耐火被覆層100Bは、上方が開口された断面U字形状に形成されており、木質心部100Aの下面100L及び両側の側面100Sを耐火被覆している。この耐火被覆層100Bは、燃え止まり層102と、燃え代層104とを有している。燃え止まり層102は、交互に配列されるモルタル硬化体102A及び木質板102Bを有している。一方、木質心部100Aの上面100Uは、コンクリートスラブ110によって耐火被覆されている。
(コンクリートスラブ)
コンクリートスラブ110は、鉄筋コンクリート造とされている。このコンクリートスラブ110は、複数の接合部材112を介して木質梁100の木質心部100Aに一体に接合されている。複数の接合部材112は、例えば、木質梁100の木質心部100Aの上面100Uに打ち込まれるドリフトピンとされる。これらの接合部材112は、木質梁100の材軸方向に間隔を空けて配列されるとともに、木質梁100の木質心部100Aとコンクリートスラブ110に亘って配置されている。
コンクリートスラブ110は、複数の接合部材112を介して木質梁100と一体化されており、木質梁100と共に合成梁を構成している。より具体的には、木質梁100の木質心部100Aの上面100Uを被覆するコンクリートスラブ110の被覆部110Aは、当該木質心部100Aと一体化されている。そのため、このコンクリートスラブ110の被覆部110Aは、設計上、木質心部100Aの一部として木質梁100の剛性や耐力に算入することができる。
ここで、図9に示されるように、本実施形態に係る木質部材接合構造90は、木質柱92とコンクリートスラブ110との接合部に適用されている。具体的には、木質柱92の木質心部92Aの側面92Sには、挿入穴32が形成されている。この挿入穴32には、拡張充填溝34が設けられるとともに、棒状部材30の一端部30A側が挿入されている。これらの挿入穴32及び拡張充填溝34には、充填材Wが充填されている。この充填材Wによって、棒状部材30の一端部30A側が木質柱92の木質心部92Aに接合されている。
棒状部材30の他端部30B側は、コンクリートスラブ110に埋設されている。また、棒状部材30の他端部30B側には、コンクリートスラブ110に埋設される定着部36が設けられている。これにより、コンクリートスラブ110が、棒状部材30及び充填材Wを介して木質柱92の木質心部92Aに接合されている。
(作用及び効果)
次に、第四実施形態の作用及び効果について説明する。
図9に示されるように、本実施形態によれば、木質柱92には、木質梁100が接合されている。この木質梁100上には、コンクリートスラブ110が設けられている。このコンクリートスラブ110の被覆部110Aは、木質梁100と一体化されている。つまり、コンクリートスラブ110の被覆部110Aは、木質梁100とともに合成梁を構成している。
これにより、設計上、コンクリートスラブ110の被覆部110Aを木質梁100の一部と見なすことができる。したがって、木質梁100の剛性及び耐力を高めつつ、木質梁100の梁成を低くすることができる。
また、コンクリートスラブ110と木質柱92の木質心部92Aとは、棒状部材30及び充填材Wを介して接合されている。これにより、コンクリートスラブ110と木質柱92との接合強度が高められる。この結果、コンクリートスラブ110及び木質梁100によって構成される合成梁の剛性及び耐力をさらに高めることができる。
なお、図11に示される変形例のように、木質柱92の木質心部92Aに棒状部材30を貫通させ、棒状部材30の一端部30A側及び他端部30B側にコンクリートスラブ110を接合しても良い。
これと同様に、木質柱92の木質心部92Aに棒状部材30を貫通させ、棒状部材30の一端部30A側及び他端部30B側に木質梁100の木質心部100Aを接合しても良い。
また、図12に示されるように、鋼製のブラケット106は、棒状部材30及び充填材Wを介して木質柱92の木質心部92Aに接合しても良い。この際、木質柱92の木質心部92Aに棒状部材30を貫通させ、棒状部材30の一端部30A側及び他端部30B側にブラケット106をそれぞれ接合しても良い。なお、ブラケット106は、鉄骨部材及び非木質部材の一例である。
また、本実施形態では、木質柱92及び木質梁100に耐火構造が適用されているが、本実施形態はこれに限らない。木質柱92及び木質梁100の少なくとも一方は、無耐火とされても良い。
(挿入部及び拡張充填部の変形例)
次に、挿入部及び拡張充填部の変形例について説明する。
(第一変形例)
図13及び図14には、挿入穴32及び拡張充填穴122が形成された木質部材120が示されている。木質部材120は、例えば、柱、梁、又は床材とされる。この木質部材120は、隣り合う側面120A,120Bを有している。
木質部材120の側面120Aには、挿入穴32が形成されている。挿入穴32には、棒状部材30の一端部30A側が挿入される。この棒状部材30の他端部30B側は、木質部材120の側面120Aから突出しており、コンクリート部材等の図示しない非木質部材が接合される。
挿入穴32には、複数の拡張充填穴122が設けられている。拡張充填穴122は、木質部材120の側面120Bに形成されている。この拡張充填穴122は、挿入穴32と交差する穴とされている。換言すると、拡張充填穴122は、挿入穴32から分岐する分岐穴とされている。
図14に示されるように、拡張充填穴122は、挿入穴32の内壁面から両側へ延出する一対の孔部122A,122Bを有している。一対の孔部122A,122Bのうち一方の孔部122Aは、挿入穴32の内壁面から延出し、木質部材120の側面120Bに達している。
これに対して一対の孔部122A,122Bのうち他方の孔部122Bは、挿入穴32の内壁面から木質部材120の内部へ延出している。この孔部122Bには、木質部材120の上面に形成された注入孔124が接続されている。この注入孔124から、一対の孔部122A,122B及び挿入穴32に充填材Wが注入、充填される。
なお、注入孔は、木質部材120の上面に限らず、例えば、木質部材120の下面や側面120A,120Bに形成されても良い。また、注入孔は、一方の孔部122Aや挿入穴32に接続しても良い。
拡張充填穴122に充填された充填材Wは、挿入穴32から棒状部材30を引き抜く引抜き力Fに抵抗する引抜き抵抗部として機能する。これにより、木質部材120と棒状部材30の一端部30A側との接合強度が高められる。
ここで、拡張充填穴122は、例えば、木質部材120の側面120Bにドリル等によって孔を開けることにより形成することができる。したがって、本変形例では、拡張充填穴122を容易に形成することができる。
なお、本変形例では、拡張充填穴122が挿入穴32を貫通し、当該挿入穴32と交差するが、拡張充填穴は、挿入穴32を貫通せずに当該挿入穴32の片側(側面120B側)にのみ形成されても良い。また、拡張充填穴と挿入穴とは、T字状に形成されても良い。さらに、拡張充填穴は、木質部材120の側面120Bに限らず、木質部材120の側面120Aや上面、下面に形成されても良い。
(第二変形例)
次に、図15及び図16に示される変形例では、木質部材130に挿入溝132及び拡張充填溝134が形成されている。挿入溝132は、木質部材130の上面130Uに形成されている。この挿入溝132の一端は、木質部材130の側面130Aに達しており、当該側面130AをU字状に開口している。この挿入溝132には、棒状部材30の一端部30A側が挿入される。この棒状部材30の他端部30B側は、木質部材130の側面130Aから突出しており、コンクリート部材等の図示しない非木質部材が接合される。
挿入溝132には、複数の拡張充填溝134が設けられている。拡張充填溝134は、木質部材130の上面130Uに形成されている。また、図16に示されるように、各挿入溝132は、挿入穴32の内壁面から両側へ延出それぞれしている。換言すると、拡張充填溝134は、挿入溝132から分岐する分岐溝とされている。
挿入溝132及び拡張充填溝134には、充填材Wが充填されている。この充填材Wは、例えば、木質部材130の上面130U側から挿入溝132及び拡張充填溝134に充填されている。この充填材Wによって、棒状部材30の一端部30A側が木質部材130に接合されている。
また、拡張充填溝134に充填された充填材Wは、挿入溝132から棒状部材30を引き抜く引抜き力Fに抵抗する引抜き抵抗部として機能する。これにより、木質部材130と棒状部材30の一端部30A側との接合強度が高められる。なお、挿入溝132は、挿入部の一例であり、拡張充填溝134は、拡張充填部の一例である。
ここで、挿入溝132及び拡張充填溝134は、木質部材130の上面130Uに形成されている。そのため、挿入溝132及び拡張充填溝134には、充填材Wを容易に充填することができる。
なお、本変形例では、拡張充填溝134が挿入溝132の両側にそれぞれ形成されているが、拡張充填溝は、挿入溝132の片側にのみ形成されても良い。また、拡張充填溝と挿入溝とは、T字状に形成されても良い。また、拡張充填溝134の数は適宜変更可能であり、1つでも良いし、複数(例えば、3つ以上)であっても良い。さらに、拡張充填溝は、木質部材130の上面130Uに限らず、木質部材130の下面に形成されても良い。
また、図17に示される変形例のように、棒状部材30の他端部30B側には、拡張充填溝134に配置される定着部36を設けても良い。この場合、定着部36によって、棒状部材30の他端部30B側と、木質部材130との一体性(接合強度)を高めることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 木質部材接合構造
20 木質梁(木質部材)
30 棒状部材
30X 棒状部材
30Y 棒状部材
30A 一端部
30B 他端部
32 挿入穴(挿入部)
34 拡張充填溝(拡張充填部)
36 定着部
40 コンクリート柱(コンクリート部材、非木質部材)
50 木質部材接合構造
52 鉄骨柱(非木質部材)
60 鉄骨柱(非木質部材)
62 鉄骨柱(非木質部材)
70 木質部材接合構造
72 コンクリート仕口部材(コンクリート部材、非木質部材)
80 木質柱(木質部材)
82 コンクリート仕口部材(コンクリート部材、非木質部材)
90 木質部材接合構造
92 木質柱(木質部材)
106 ブラケット(非木質部材)
110 コンクリートスラブ(コンクリート部材、非木質部材)
120 木質部材
122 拡張充填穴(拡張充填部)
130 木質部材
132 挿入溝(挿入部)
134 拡張充填溝(拡張充填部)
W 充填材

Claims (3)

  1. 棒状部材と、
    前記棒状部材の一端部側が挿入される挿入部と、前記挿入部に設けられる拡張充填部と、を有する木質部材と、
    前記挿入部及び前記拡張充填部に充填される充填材と、
    前記棒状部材の他端部側に接合される非木質部材と、
    を備え、
    前記棒状部材は、前記木質部材としての木質柱から側方へ延出し、該木質柱の周囲に設けられる前記非木質部材としてのコンクリートスラブに埋設される、
    木質部材接合構造。
  2. 前記棒状部材の前記他端部側には、前記コンクリートスラブに埋設される定着部が設けられる、
    請求項1に記載の木質部材接合構造。
  3. 前記コンクリートスラブは、前記木質柱に接合される木質梁上に設けられ、該木質梁と一体化される、
    請求項1又は請求項2に記載の木質部材接合構造。
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