JP6874589B2 - セパレータ付き電極板の製造方法 - Google Patents

セパレータ付き電極板の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電極板の表面に、多孔性樹脂フィルムからなるセパレータが接着された、セパレータ付き電極板の製造方法に関する。
リチウムイオン二次電池などの電池の電極体を製造するにあたり、例えば、帯状の電極板(正極板または負極板)の表面に、樹脂からなるセパレータ層を形成して、これらが一体となったセパレータ付き電極板を形成し、その後、このセパレータ付き電極板を切断等して用いることがある(特許文献1参照)。
特開2017−62871号公報
また、帯状の電極板(正極板または負極板)の表面に、多孔性樹脂フィルムからなる帯状のセパレータを接着して、これらが一体となったセパレータ付き電極板を形成し、その後、このセパレータ付き電極板を切断等して用いることもある。このセパレータ付き電極板は、例えば、以下のようにして製造される。
具体的には、まず、多数の微細連通孔を有する多孔性樹脂フィルムからなる帯状のセパレータを用意する。セパレータとしては、例えば、多孔性のポリエチレンフィルムが用いられる。次いで、このセパレータの表面である付着面(正極板または負極板に接着する面)に、バインダ樹脂を含む接着剤を付着させる。接着剤としては、例えば、ポリエチレン粒子(主成分であるバインダ樹脂)と、ポリエチレン粒子同士を結着する結着材とを有する接着剤が用いられる。
次いで、セパレータのうち接着剤が付着している付着面を、電極板の表面である接着面に対向させつつ、接着剤を有する帯状のセパレータと帯状の電極板とを、対向して回転する一対のプレスロールの間隙に通すことによって、接着剤を有するセパレータと電極板とを厚み方向に挟んで加圧する(プレス荷重を加える)。これにより、セパレータに付着しているバインダ樹脂を電極板の接着面に密着させて、接着剤(バインダ樹脂)を介してセパレータを電極板の表面に接着させる。これにより、電極板の表面(接着面)に、多孔性樹脂フィルムからなるセパレータが接着された、セパレータ付き電極板が得られる。
ところで、上述の製造方法では、多孔性樹脂フィルムからなるセパレータを電極板の表面(接着面)に適切に接着させるために、一対のプレスロールによるプレス荷重を高めて、セパレータに付着しているバインダ樹脂を変形させつつ電極板の表面に密着させることが要求される。しかしながら、プレス荷重を高めると、多孔性樹脂フィルムからなるセパレータの空隙部(連通孔)が潰れ易くなり、セパレータの空孔率が大きく低下する虞があった。その結果、当該セパレータ付き電極板を用いた電池において、内部抵抗が大きくなる虞があった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、セパレータの空孔率を低下し難くすることが可能なセパレータ付き電極板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、電極板の表面である接着面に、多孔性樹脂フィルムからなるセパレータが接着された、セパレータ付き電極板の製造方法であって、前記セパレータの表面である付着面に、バインダ樹脂を含む接着剤を付着させる接着剤付着工程と、前記セパレータの前記付着面に付着している前記接着剤を、赤外線ヒータによって加熱することで、前記接着剤に含まれている前記バインダ樹脂を軟らかくする加熱工程と、前記加熱工程によって軟らかくされた前記バインダ樹脂を含む前記接着剤を、前記電極板の前記接着面に接触させつつ、前記接着剤を有する前記セパレータ及び前記電極板に対し、前記セパレータの前記付着面と前記電極板の前記接着面とが近づく方向に荷重を加えて、前記電極板と前記セパレータを接着する接着工程と、を備え、前記接着剤は、カーボン粉末を含有し、前記加熱工程では、前記接着剤の温度を40〜100℃の範囲内の温度にまで上昇させ、前記接着剤における前記カーボン粉末の含有率は、3〜10wt%の範囲内であるセパレータ付き電極板の製造方法である。
上述のセパレータ付き電極板の製造方法は、セパレータの付着面に付着している接着剤を、赤外線ヒータによって加熱することで、接着剤に含まれているバインダ樹脂を軟らかくする加熱工程を備える。その後、加熱工程によって軟らかくされたバインダ樹脂を含む接着剤を、電極板の接着面に接触させつつ、接着剤を有するセパレータ及び電極板に対し、セパレータの付着面と電極板の接着面とが近づく方向に荷重(プレス荷重)を加えて、電極板とセパレータを接着する接着工程を備える。例えば、接着剤を有するセパレータのうち加熱工程によって軟らかくされたバインダ樹脂を含む接着剤を、電極板の接着面に接触させつつ、接着剤を有するセパレータと電極板とを厚み方向に挟んで加圧する(プレス荷重を加える)。
ところで、セパレータとしては、ポリエチレンからなる多孔性フィルムや、ポリエチレンとポリプロピレンとからなる多孔性フィルムなどが用いられる。また。接着剤としては、例えば、ポリエチレン粒子(主成分であるバインダ樹脂)と、ポリエチレン粒子同士を結着する結着材とを有する接着剤が用いられる。これらのセパレータ及び接着剤は、赤外線が吸収されにくい(赤外線の透過率が高い)性質を有している。このため、従来、赤外線ヒータによって、セパレータまたは接着剤を加熱して、接着剤を軟らかくすることは困難であった。
これに対し、上述の製造方法では、接着剤として、カーボン粉末が添加された接着剤を用いている。カーボン粉末は、赤外線を吸収し易い(赤外線の吸収率が高い)性質を有している。このため、加熱工程において、セパレータの付着面に付着している接着剤を、赤外線ヒータによって加熱することで、接着剤の温度が上昇し、接着剤に含まれているバインダ樹脂を軟らかくすることができる。
これにより、バインダ樹脂が変形し易くなるので、接着工程において、セパレータ及び電極板に加える荷重を小さくしても、セパレータに付着しているバインダ樹脂を電極板の接着面に密着させることができるので、小さな荷重で、電極板とセパレータを適切に接着することが可能となる。従って、多孔性樹脂フィルムからなるセパレータの空隙部(連通孔)が潰れ難くなり、セパレータの空孔率が低下し難くなる。
以上説明したことから、上述の製造方法は、セパレータの空孔率を低下し難くする(空孔率の低下率を小さくする)ことが可能なセパレータ付き電極板の製造方法であるといえる。
なお、加熱工程と接着工程は、一連の工程として、両工程の間隔を短時間にして行うことが好ましい。このようにする場合において、仮に、熱風等の気流によってセパレータに付着している接着剤を加熱する方法を採用すると、気流によってセパレータが振動(揺動)してしまい、セパレータと電極板を接着するときに両者の位置ずれ(接着面に沿う方向への位置ずれ)が発生し、不適切な位置関係で両者が接着されてしまう不具合が生じる虞がある。これに対し、上述の製造方法では、赤外線ヒータを用いて接着剤を加熱する方法を採用しているので、そのような不具合が生じる虞がない。
また、接着剤におけるカーボン粉末の含有率は、3〜10wt%とするのが好ましい。カーボン粉末の含有率を3wt%以上とすることで、赤外線ヒータの加熱によって接着剤の温度を速やかに上昇させることが可能となる。また、カーボン粉末の含有率を10wt%以下とすることで、接着剤の接着力の低下(バインダ樹脂の含有率の低下)を抑制することができる。
実施形態にかかるセパレータ付き負極板の断面図である。 実施形態にかかる電極体の断面図である。 実施形態にかかる接着剤付着工程を説明する図である。 実施形態にかかる負極板の断面図である。 実施形態にかかる加熱工程及び接着工程を説明する図である。 図5のB部拡大図である。 実施形態にかかるセパレータ付き負極板の製造方法の流れを示す図である。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態にかかるセパレータ付き負極板(セパレータ付き電極板)1の断面図である。また、図2は、このセパレータ付き負極板1を用いた電極体50の断面図である。また、図3は、実施形態にかかる接着剤付着工程を説明する図であって、セパレータ20の第1表面20b(付着面)に接着剤23を付着させた接着剤付きセパレータ40の断面図である。また、図4は、実施形態にかかる負極板10の断面図である。
また、図5は、実施形態にかかる加熱工程及び接着工程を説明する図であって、加熱接着装置100の概略図である。図6は、図5のB部拡大図である。
なお、本実施形態では、セパレータ付き負極板1及び正極板30について、長手方向をBH、幅方向をCH、厚み方向をDHとする。また、負極板10(電極板)及びセパレータ20について、長手方向をEH、幅方向をFH、厚み方向をGHとする。
まず、本実施形態の製造方法によって製造される帯状のセパレータ付き負極板1について説明する。セパレータ付き負極板1は、図1に示すように、長手方向BH(図1において左右方向)に延びる帯状であり、帯状の負極板10と、帯状の2つのセパレータ20,20と、負極板10とセパレータ20とを接着する接着剤23とを有する。
このうち、負極板10は、図4に示すように、長手方向EH(図4において左右方向)に延びる帯状であり、帯状の銅箔からなる負極集電箔11と、この負極集電箔11の第1表面11b上及び第2表面11c上に形成された2つの負極合材層13,13とを有する。負極合材層13は、負極活物質と結着剤とを有する。なお、負極板10のうち、幅方向FHの一方の端部(図2において右側の端部)は、負極集電箔11の第1表面11b上及び第2表面11c上に負極合材層13が形成されることなく、負極集電箔11が露出した負極露出部10mとなっている(図2参照)。
また、セパレータ20は、多孔性樹脂フィルム(本実施形態では、多孔性のポリエチレンフィルム)からなり、長手方向EH(図3において左右方向)に延びる帯状をなしている。
また、接着剤23は、ポリエチレン粒子23b(主成分であるバインダ樹脂)と、ポリエチレン粒子23b同士を結着する結着剤23cと、平均粒径が1μmであるカーボン粒子23dとを有する(図3参照)。なお、本実施形態では、接着剤23を構成するポリエチレン粒子23b(ポリエチレン粉末)と結着剤23cとカーボン粒子23d(カーボン粉末)との混合比を、重量比で、(96〜89):1:(3〜10)としている。
本実施形態では、後述するように、セパレータ付き負極板1を製造するにあたり、予め、この接着剤23を、セパレータ20の第1表面20b(付着面)に付着して、セパレータ20と接着剤23とからなる接着剤付きセパレータ40(図3参照)を作製する。
次に、セパレータ付き負極板1を用いた電極体50(図2参照)について説明する。この電極体50は、概略直方体状であり、矩形状に切断された複数の正極板30と、矩形状に切断された複数のセパレータ付き負極板1とを、接着剤25を介在させて交互に積層しつつ接着して形成されたものである。この電極体50は、リチウムイオン二次電池内に収容される積層型の電極体である。
このうち、正極板30は、アルミニウム箔からなる正極集電箔31と、この正極集電箔31の両面に積層された正極合材層33,33とを有する(図2参照)。正極合材層33は、正極活物質、導電材、及び、結着剤を有する。正極板30のうち、幅方向CHの一方の端部(図2において左側の端部)は、正極集電箔31の両面に正極合材層33が形成されることなく、正極集電箔31が露出した正極露出部30mとなっている。
また、正極板30とセパレータ付き負極板1とを接着する接着剤25は、ポリエチレン粒子(主成分であるバインダ樹脂)と、ポリエチレン粒子同士を結着する結着剤とを有する。
電極体50を構成するセパレータ付き負極板1は、帯状のセパレータ付き負極板1を長手方向BHに所定間隔毎に、幅方向CHに切断して矩形状としたものである。このセパレータ付き負極板1と正極板30とを接着剤25を介して交互に積層して接着することにより、負極板10と正極板30との間にセパレータ20がそれぞれ配置される。詳細には、負極板10の負極合材層13とセパレータ20とが接着剤23により接着すると共に、正極板30の正極合材層33とセパレータ20とが接着剤25により接着して、電極体50を構成している。
次に、本実施形態にかかるセパレータ付き電極板の製造方法について説明する。本実施形態では、セパレータ付き電極板として、セパレータ付き負極板1を製造する。図7は、実施形態にかかるセパレータ付き負極板1の製造方法の流れを示すフローチャートである。
まず、帯状のセパレータ20を2枚用意する。本実施形態では、セパレータ20として、多孔性のポリエチレンフィルムを用いる。
次いで、図7に示すように、ステップS1(接着剤付着工程)において、セパレータ20の第1表面20b(付着面)に、バインダ樹脂を含む接着剤23を付着させる(図3参照)。本実施形態では、接着剤23として、ポリエチレン粒子23b(主成分であるバインダ樹脂)と、ポリエチレン粒子23b同士を結着する結着剤23cと、平均粒径が1μmであるカーボン粒子23dとを含有する接着剤を用いる(図3参照)。なお、本実施形態では、ポリエチレン粒子23b(ポリエチレン粉末)と結着剤23cとカーボン粒子23d(カーボン粉末)との含有率を、重量比で、(96〜89):1:(3〜10)とする。
具体的には、まず、ポリエチレン粒子23b(ポリエチレン粉末)と結着剤23cとカーボン粒子23d(カーボン粉末)とを、分散媒である水に分散させた分散液(図示なし)を用意する。なお、この分散液の固形分であるポリエチレン粒子23bと結着剤23cとカーボン粒子23dとの混合比は、重量比(wt%)で、(96〜89):1:(3〜10)とする。
次いで、この分散液を、セパレータ20の第1表面20bに塗布する。その後、この分散液を乾燥させることで、分散媒である水を除去(蒸発)させる。これにより、図3に示すように、セパレータ20の第1表面20b(付着面)に、ポリエチレン粒子23bと結着剤23cとカーボン粒子23dとを含む接着剤23を付着させる(接着剤23の層を形成する)ことができる。これにより、セパレータ20の第1表面20b(付着面)に接着剤23を付着させた接着剤付きセパレータ40が得られる。
また、帯状の負極板10(図4参照)を用意する。なお、負極板10は、例えば、以下のようにして製造する。まず、帯状の銅箔からなる負極集電箔11を用意する。次いで、負極集電箔11の第1表面11bに、負極活物質、結着剤、及び溶媒を混合してなる負極合材ペーストを塗布し、加熱乾燥させることで、負極合材層13を形成する。さらに、負極集電箔11の第2表面11cにも、同様の負極合材ペーストを塗布し、加熱乾燥させることで、負極合材層13を形成する。その後、この負極板をロールプレス機でプレスして、負極合材層13,13の密度を高める。これにより、負極板10が形成される。
次に、図7に示すように、ステップS2(加熱工程)において、セパレータ20の第1表面20b(付着面)に付着している接着剤23を加熱することで、接着剤23に含まれているバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を軟らかくする。その後、ステップS3(接着工程)において、ステップS2(加熱工程)によって軟らかくされたバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を含む接着剤23を介して、セパレータ20と負極板10を接着して、セパレータ付き負極板1を形成する。
なお、本実施形態では、図5に示す加熱接着装置100を用いて、ステップS2(加熱工程)及びステップS3(接着工程)の処理を行う。ここで、本実施形態で用いる加熱接着装置100について説明する。この加熱接着装置100は、負極板供給部110と、第1セパレータ供給部120と、第2セパレータ供給部130と、張力付与部150と、加熱部170と、加圧部160と、巻取部180とを備える。
このうち、負極板供給部110には、巻出ロール111に巻かれた帯状の負極板10が取り付けられている。この負極板供給部110から、負極板10が、その長手方向EH(図5において左右方向)送り出されるように構成されている。
また、負極板供給部110の上方には、第1セパレータ供給部120が配置されている。この第1セパレータ供給部120には、巻出ロール121に巻かれた帯状の接着剤付きセパレータ40が取り付けられている。この第1セパレータ供給部120から、接着剤付きセパレータ40が、その長手方向に送り出されるように構成されている。
また、負極板供給部110の下方には、第2セパレータ供給部130が配置されている。この第2セパレータ供給部130には、巻出ロール131に巻かれた帯状の接着剤付きセパレータ40が取り付けられている。この第2セパレータ供給部130から、接着剤付きセパレータ40が、その長手方向に送り出されるようになっている。
張力付与部150は、負極板10及び2枚(一対)の接着剤付きセパレータ40,40にそれぞれ張力を掛けつつ、負極板10及び一対の接着剤付きセパレータ40,40を、後述する加圧部160の加圧間隙KG1(図6参照)を通過させる。なお、張力付与部150は、複数の搬送ロール151,152,153,154,155,156、前述した巻出ロール111,121,131、及び、後述する巻取ロール181等から構成される。
加熱部170は、第1遠赤外線ヒータ171と、第2遠赤外線ヒータ173とを有する。このうち、第1遠赤外線ヒータ171は、第1セパレータ供給部120から供給されて搬送される接着剤付きセパレータ40の搬送方向について、加圧部160のすぐ手前の位置(加圧部160に対し上流側の近い位置)で、接着剤付きセパレータ40の接着剤23(セパレータ20の第1表面20b)に対向して配置されている(図5及び図6参照)。この第1遠赤外線ヒータ171は、第1セパレータ供給部120から供給される接着剤付きセパレータ40の接着剤23を、搬送ロール152と加圧部160との間の位置において加熱して、接着剤23に含まれているバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を軟らかくする。
また、第2遠赤外線ヒータ173は、第2セパレータ供給部130から供給されて搬送される接着剤付きセパレータ40の搬送方向について、加圧部160のすぐ手前の位置(加圧部160に対し上流側の近い位置)で、接着剤付きセパレータ40の接着剤23(セパレータ20の第1表面20b)に対向して配置されている(図5及び図6参照)。この第2遠赤外線ヒータ173は、第2セパレータ供給部130から供給される接着剤付きセパレータ40の接着剤23を、搬送ロール154と加圧部160との間の位置において加熱して、接着剤23に含まれているバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を軟らかくする。
加圧部160は、ロール表面161cがステンレス鋼からなる第1プレスロール161と、これに加圧間隙KG1を介して平行に配置され、ロール表面163cがステンレス鋼からなる第2プレスロール163とを有する。第1セパレータ供給部120から供給されて搬送される接着剤付きセパレータ40と、第2セパレータ供給部130から供給されて搬送される接着剤付きセパレータ40と、負極板供給部110から供給されて搬送される負極板10とが、第1プレスロール161と第2プレスロール163との間隙である加圧間隙KG1を通過することによって、これらが接着されて一体化されたセパレータ付き負極板1が形成される(図5及び図6参照)。
具体的には、加圧部160は、第1セパレータ供給部120から供給されて搬送される接着剤付きセパレータ40のうち、第1遠赤外線ヒータ171による加熱によって軟らかくされたバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を含む接着剤23を、負極板10の第1表面10bに接触させると共に、第2セパレータ供給部130から供給されて搬送される接着剤付きセパレータ40のうち、第2遠赤外線ヒータ173による加熱によって軟らかくされたバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を含む接着剤23を、負極板10の第2表面10cに接触させつつ、接着剤付きセパレータ40と負極板10と接着剤付きセパレータ40を、厚み方向GH(DH)に挟んで加圧して(プレス荷重を加えて)、負極板10とセパレータ20,20を接着する(図5及び図6参照)。
より具体的には、加圧部160は、第1プレスロール161と第2プレスロール163の間(加圧間隙KG1)において、第1セパレータ供給部120から供給されて搬送される接着剤付きセパレータ40について、第1遠赤外線ヒータ171による加熱によって軟らかくされたバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を含む接着剤23を、負極板10の第1表面10bに接触させると共に、第2セパレータ供給部130から供給されて搬送される接着剤付きセパレータ40について、第2遠赤外線ヒータ173による加熱によって軟らかくされたバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を含む接着剤23を、負極板10の第2表面10cに接触させつつ、接着剤付きセパレータ40と負極板10と接着剤付きセパレータ40に対し、一対のセパレータ20の第1表面20b(付着面)と負極板10の第1表面10b(接着面)及び第2表面10c(接着面)とが近づく方向に荷重(プレス荷重)を加えて、負極板10を一対のセパレータ20,20で挟む様にして、負極板10とセパレータ20,20を接着する(図5及び図6参照)。
ところで、本実施形態では、セパレータ20として、ポリエチレンからなる多孔性フィルムを用いている。また。接着剤23として、ポリエチレン粒子23bを主成分であるバインダ樹脂として有する接着剤を用いている。ポリエチレンからなる多孔性フィルム、及び、ポリエチレン粒子は、赤外線を吸収し難い(赤外線の透過率が高い)性質を有している。このため、従来、赤外線ヒータによって、上述のようなセパレータまたは接着剤を加熱して、接着剤のバインダ樹脂(ポリエチレン粒子)を軟らかくすることは困難であった。
これに対し、本実施形態では、接着剤23として、カーボン粉末(カーボン粒子23d)が添加された接着剤を用いている。カーボン粉末は、赤外線を吸収し易い(赤外線の吸収率が高い)性質を有している。このため、後述する加熱工程(ステップS2)において、セパレータ20の第1表面20b(付着面)に付着している接着剤23を、第1遠赤外線ヒータ171または第2遠赤外線ヒータ173によって加熱することで、カーボン粉末(カーボン粒子23d)の昇温に伴って接着剤23の温度が上昇し、接着剤23に含まれているバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を軟らかくすることができる。
これにより、接着剤23のバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)が変形し易くなるので、後述する接着工程(ステップS3)において、加圧部160によって、セパレータ20(接着剤付きセパレータ40)及び負極板10に加える荷重を小さくしても、セパレータ20に付着しているバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を負極板10の接着面(第1表面10b及び第2表面10c)に密着させることができるので、小さな荷重で、負極板10とセパレータ20、20を適切に接着することが可能となる。従って、多孔性の樹脂フィルム(ポリエチレンフィルム)からなるセパレータ20の空隙部(連通孔)が潰れ難くなり、セパレータ20の空孔率が低下し難くなる。
なお、本実施形態では、接着剤23におけるカーボン粉末(カーボン粒子23d)の含有率を、3〜10wt%の範囲内としている。カーボン粉末(カーボン粒子23d)の含有率を3wt%以上とすることで、第1遠赤外線ヒータ171または第2遠赤外線ヒータ173による加熱によって、接着剤23の温度を速やかに上昇させることが可能となる。また、カーボン粉末(カーボン粒子23d)の含有率を10wt%以下に抑制することで、接着剤23の接着力の低下(バインダ樹脂であるポリエチレン粒子23bの含有率の低下)を抑制することができる。
また、本実施形態では、第1遠赤外線ヒータ171または第2遠赤外線ヒータ173による加熱によって、接着剤23(バインダ樹脂であるポリエチレン粒子23b)の温度が40〜100℃の範囲内の温度にまで上昇するように、第1遠赤外線ヒータ171及び第2遠赤外線ヒータ173の放射エネルギー(加熱量)を調整している。すなわち、本実施形態では、第1遠赤外線ヒータ171または第2遠赤外線ヒータ173による加熱によって、接着剤23(バインダ樹脂であるポリエチレン粒子23b)の温度を、40〜100℃の範囲内の温度にまで上昇させる。これにより、接着剤23に含まれているバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を軟らかくすることができる。なお、ポリエチレンは、その軟化温度が90℃程度であるが、40℃以上にすることで、常温(25℃)時よりも軟らかくなる。
また、巻取部180は、巻取ロール181を有しており、加圧部160を通過した後、更に複数の搬送ロール155,156で搬送されたセパレータ付き負極板1を、巻き取ることができるように構成されている。
次いで、ステップS2(加熱工程)及びステップS3(接着工程)の処理について説明する。まず、加熱接着装置100の駆動により、負極板供給部110から供給された負極板10、第1セパレータ供給部120から供給された接着剤付きセパレータ40、及び、第2セパレータ供給部130から供給された接着剤付きセパレータ40は、それぞれ加圧部160に向かって搬送される。
このうち、第1セパレータ供給部120から供給された接着剤付きセパレータ40は、加圧部160に到達する直前に、加熱部170の第1遠赤外線ヒータ171の照射面と対向する位置を通過する。このとき、ステップS2(加熱工程)の処理が行われる。すなわち、第1遠赤外線ヒータ171によって、セパレータ20の第1表面20b(付着面)に付着している接着剤23が加熱されて、接着剤23に含まれているバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)が軟らかくなる。
さらに、第2セパレータ供給部130から供給された接着剤付きセパレータ40は、加圧部160に到達する直前に、加熱部170の第2遠赤外線ヒータ173の照射面と対向する位置を通過する。このとき、ステップS2(加熱工程)の処理が行われる。すなわち、第2遠赤外線ヒータ173によって、セパレータ20の第1表面20b(付着面)に付着している接着剤23が加熱されて、接着剤23に含まれているバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)が軟らかくなる。
その後、第1遠赤外線ヒータ171によって接着剤23に含まれているバインダ樹脂が軟らかくされた接着剤付きセパレータ40と、第2遠赤外線ヒータ173によって接着剤23に含まれているバインダ樹脂が軟らかくされた接着剤付きセパレータ40と、負極板供給部110から供給されて搬送される負極板10とが、第1プレスロール161と第2プレスロール163との間隙である加圧間隙KG1を通過する。このとき、ステップS3(接着工程)の処理が行われる。
具体的には、第1プレスロール161と第2プレスロール163とによって、第1セパレータ供給部120から供給されて搬送される接着剤付きセパレータ40のうち、第1遠赤外線ヒータ171による加熱によって軟らかくされたバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を含む接着剤23を、負極板10の第1表面10bに接触させると共に、第2セパレータ供給部130から供給されて搬送される接着剤付きセパレータ40のうち、第2遠赤外線ヒータ173による加熱によって軟らかくされたバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を含む接着剤23を、負極板10の第2表面10cに接触させつつ、接着剤付きセパレータ40と負極板10と接着剤付きセパレータ40を、厚み方向GH(DH)に挟んで加圧する(プレス荷重を加える)(図5及び図6参照)。
より具体的には、第1プレスロール161と第2プレスロール163との間隙(加圧間隙KG1)を通過するとき、第1セパレータ供給部120から供給されて搬送される接着剤付きセパレータ40のうち、第1遠赤外線ヒータ171による加熱によって軟らかくされたバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を含む接着剤23を、負極板10の第1表面10bに接触させると共に、第2セパレータ供給部130から供給されて搬送される接着剤付きセパレータ40のうち、第2遠赤外線ヒータ173による加熱によって軟らかくされたバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を含む接着剤23を、負極板10の第2表面10cに接触させつつ、接着剤付きセパレータ40と負極板10と接着剤付きセパレータ40に対し、一対のセパレータ20の第1表面20b(付着面)と負極板10の第1表面10b(接着面)及び第2表面10c(接着面)とが近づく方向に荷重(プレス荷重)が加えられる。
これにより、それぞれのセパレータ20の第1表面20b(付着面)に付着している接着剤23のバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を、負極板10の接着面(第1表面10b及び第2表面10c)に密着させることができる。これにより、負極板10が一対のセパレータ20,20によって挟まれる様にして、負極板10とセパレータ20,20とが接着して一体化することで、セパレータ付き負極板1が形成される。
上述のようにして形成されたセパレータ付き負極板1は、更に複数の搬送ロール155,156で搬送され、巻取部180において、巻取ロール181に巻き取られる。かくして、帯状のセパレータ付き負極板1の製造が完了する。
なお、本実施形態では、ステップS2(加熱工程)とステップS3(接着工程)を、一連のステップ(工程)として、両ステップ(工程)の間隔を短時間にして行っている。これにより、ステップS2(加熱工程)において軟らかくされた接着剤23(バインダ樹脂)を、軟らかいままの状態で、ステップS3(接着工程)の処理を行うことができる。従って、ステップS3(接着工程)においてプレス荷重を小さくしても、接着剤23(バインダ樹脂)によって、負極板10とセパレータ20,20とを適切に接着することができる。
ところで、本実施形態のように、ステップS2(加熱工程)とステップS3(接着工程)を、一連のステップ(工程)とする場合において、仮に、熱風等の気流によってセパレータ20に付着している接着剤23を加熱する方法を採用すると、気流によってセパレータ20(接着剤付きセパレータ40)が幅方向FHへ振動(揺動)してしまい、セパレータ20と負極板10とを接着するときに両者の位置ずれ(幅方向FHへの位置ずれ)が発生し、不適切な位置関係で両者が接着されてしまう不具合が生じる虞がある。これに対し、本実施形態では、赤外線ヒータ(具体的には、第1遠赤外線ヒータ171及び第2遠赤外線ヒータ173)を用いて接着剤を加熱する方法を採用しているので、そのような不具合が生じる虞がない。
その後、帯状のセパレータ付き負極板1は、長手方向BHに所定間隔毎に、幅方向CHに切断して矩形状とする。そして、矩形状のセパレータ付き負極板1と、別途製造された矩形状の正極板30とを、接着剤25を介在させて重ね合わせ、厚み方向に加圧して、セパレータ付き負極板1と正極板30とを接着する。これを繰り返して、セパレータ付き負極板1と正極板30とが交互に積層された電極体50(図2参照)を製造する。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、実施形態では、セパレータ付き電極板の製造方法として、セパレータ付き負極板1を製造する方法を例示した。しかしながら、本発明は、セパレータ付き正極板を製造する方法にも適用することができる。具体的には、まず、接着剤付着工程において、セパレータ20の第1表面20b(付着面)に接着剤23を付着させて、接着剤付きセパレータ40を形成する。次いで、加熱工程において、セパレータ20の第1表面20b(付着面)に付着している接着剤23を加熱することで、接着剤23に含まれているバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を軟らかくする。その後、接着工程において、加熱工程によって軟らかくされたバインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を含む接着剤23を介して、セパレータ20と正極板30を接着して、セパレータ付き正極板を形成するようにしても良い。
また、実施形態では、ステップS1において、セパレータ20の第1表面20bのみに、バインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を含む接着剤23を付着させた。しかしながら、セパレータ20の第1表面20bに加えて、第2面20cにも、バインダ樹脂(ポリエチレン粒子23b)を含む接着剤23を付着させるようにしても良い。このようにすることで、セパレータ付き負極板1と正極板30とを重ね合わせて接着して電極体50を製造するとき、接着剤25を用いることなく、セパレータ20の第2面20cに付着している接着剤23によって、セパレータ付き負極板1と正極板30とを接着することができる。
また、実施形態では、負極板10(電極板)の第1表面10bと第2表面10cの両面に、セパレータ20(接着剤付きセパレータ40)を接着して、セパレータ付き負極板1(セパレータ付き電極板)を製造した。すなわち、セパレータ付き負極板1(セパレータ付き電極板)として、負極板10(電極板)の第1表面10bと第2表面10cの両面にセパレータ20が接着されたセパレータ付き負極板1(セパレータ付き電極板)を製造した。
しかしながら、本発明の製造方法は、負極板10(電極板)の第1表面10bまたは第2表面10cのいずれか一方の面にのみ、セパレータ20(接着剤付きセパレータ40)を接着して、セパレータ付き負極板(セパレータ付き電極板)を製造する場合にも適用することができる。すなわち、本発明は、セパレータ付き負極板(セパレータ付き電極板)として、負極板10(電極板)の第1表面10bまたは第2表面10cのいずれか一方の面にのみセパレータ20が接着されたセパレータ付き負極板(セパレータ付き電極板)を製造する方法にも適用することができる。
1 セパレータ付き負極板(セパレータ付き電極板)
10 負極板(電極板)
10b 第1表面(接着面)
10c 第2表面(接着面)
20 セパレータ
20b 第1表面(付着面)
23 接着剤
23b ポリエチレン粒子(バインダ樹脂)
23d カーボン粒子(カーボン粉末)
30 正極板
100 加熱接着装置
160 加圧部
161 第1プレスロール
163 第2プレスロール
170 加熱部
171 第1遠赤外線ヒータ(赤外線ヒータ)
173 第2遠赤外線ヒータ(赤外線ヒータ)
S1 接着剤付着工程
S2 加熱工程
S3 接着工程

Claims (1)

  1. 電極板の表面である接着面に、多孔性樹脂フィルムからなるセパレータが接着された、セパレータ付き電極板の製造方法であって、
    前記セパレータの表面である付着面に、バインダ樹脂を含む接着剤を付着させる接着剤付着工程と、
    前記セパレータの前記付着面に付着している前記接着剤を、赤外線ヒータによって加熱することで、前記接着剤に含まれている前記バインダ樹脂を軟らかくする加熱工程と、
    前記加熱工程によって軟らかくされた前記バインダ樹脂を含む前記接着剤を、前記電極板の前記接着面に接触させつつ、前記接着剤を有する前記セパレータ及び前記電極板に対し、前記セパレータの前記付着面と前記電極板の前記接着面とが近づく方向に荷重を加えて、前記電極板と前記セパレータを接着する接着工程と、を備え、
    前記接着剤は、カーボン粉末を含有し、
    前記加熱工程では、前記接着剤の温度を40〜100℃の範囲内の温度にまで上昇させ、
    前記接着剤における前記カーボン粉末の含有率は、3〜10wt%の範囲内である
    セパレータ付き電極板の製造方法。
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