JP6872682B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般家庭等で使用する、魚などの被調理物を調理する加熱庫を備える加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器は、加熱庫内で加熱される被加熱物から出る油煙の油脂分を除去するために、加熱庫内から排出される油煙を排気経路内に設けた触媒41により分解し、機体外へ排出する構成をとっている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来の加熱調理器の加熱庫および排気構成を示す断面図を示すものである。
特許第5106929号公報
しかしながら、前記従来の構成では、触媒性能が低下すると、劣化した触媒41(図7に示す)を廃棄して新しい触媒と交換しなければならず、修理サービス専門者に依頼して交換をしてもらわなければいけないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、加熱庫内から本体外へ油煙を排出する排気経路内の本体外方側に設けた油煙付着捕集油煙付着捕集プレートを着脱可能とすることで、使用者が定期的に油煙付着捕集油煙付着捕集プレートをとりはずして、付着した油脂を清掃可能とし、メンテナンス性を向上することができる加熱調理器を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、本体に、被加熱物を加熱する加熱手段を有する加熱庫と、前記加熱庫から前記本体外へ連通接続され排気経路を形成する排気筒と、を備え、前記排気筒内の本体外方側に、前記本体外から着脱可能とした油煙付着捕集プレートを設けたものである。また、前記油煙付着捕集プレートは、第1面および第2面を有する。前記油煙付着捕集プレートには、前記第1面および前記第2面を貫通する穴が設けられる。前記第1面と前記排気筒との間、および前記第2面と前記排気筒の間には、前記排気経路が形成されている。
これによって、使用者が定期的に油煙付着捕集プレートをとりはずし、付着した油脂を清掃することが可能となる。
本発明の加熱調理器は、使用者が定期的に油煙付着捕集プレートをとりはずし、付着した油脂を清掃することが可能となり、メンテナンス性を向上することができる。また、油煙付着捕集プレートに穴を設けたことにより、油煙が穴を通過し、それにより、油煙付着捕集プレートに油煙が衝突しやすくなり、油煙の油脂分の付着を増加することができる。
本発明の第1の実施の形態の加熱調理器の構成概略図 本発明の第1の実施の形態の加熱調理器の加熱庫および排気構成を示す断面図 本発明の第1の実施の形態の油煙付着捕集プレートの斜視図 本発明の第1の実施の形態の油煙付着捕集プレートセット前後の斜視図 本発明の第1の実施の形態の油煙付着捕集プレートセット断面図 本発明の第1の実施の形態の油煙付着捕集プレートセット前後の平面図 特許文献1に記載された従来の加熱調理器の加熱庫および排気構成を示す断面図
第1の発明は、本体に、被加熱物を加熱する加熱手段を有する加熱庫と、前記加熱庫から前記本体外へ連通接続され排気経路を形成する排気筒と、を備え、前記排気筒内の前記本体外方側に、前記本体外から着脱可能とした油煙付着捕集プレートを設けたことにより、使用者が定期的に油煙付着捕集プレートをとりはずして、付着した油脂を清掃することが可能となり、メンテナンス性を向上することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の前記油煙付着捕集プレートに凹凸形状を少なくとも1箇所以上設けることにより、排気経路内の油煙が凹凸形状に衝突して油煙の油脂分の付着が増加することとなり、機体外へ排出される油脂分を低減することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の前記油煙付着捕集プレートは、前記排気筒の排気経路と略平行な面を有し、前記排気筒と前記油煙付着捕集プレートで仕切られた空間が広い方に凸形状を設けたことにより、空間が広い分、凸形状による排気経路内の通気抵抗の増加を、前記排気筒と前記油煙付着捕集プレートで仕切られた空間が狭い方に凸形状を設けた場合よりも抑えることができ、凸形状に油煙の油脂分を付着させることができる。
第4の発明は、特に、第1の発明の前記油煙付着捕集プレートを前記本体に取り付けた状態における前記油煙付着捕集プレートの下部に前記油煙付着捕集プレートと略直角に形成された油受け部を設けたことにより、垂れ落ちる油煙付着捕集プレートに付着した油脂分を油受け部に溜めることができ、排気経路内へ、油脂分が垂れて付着することを低減することができる。
第5の発明は、特に、第4の発明の前記油受け部は凸形状が形成された側に設けたことにより、凹凸で比較すると、凸形状の方が、排気経路内の油煙が衝突しやすく、排気経路内の油煙の油脂分が比較的付着しやすいため、付着した油脂分も多く垂れ落ちる油脂分が多くなる。より多く油脂分が垂れる下側に油受け部を設けることで、排気経路内へ、油脂分が垂れて残ることを低減することができる。
第6の発明は、特に、第4または第5の発明の前記油受け部に凹みを設けたことにより、垂れ落ちる油煙付着捕集プレートに付着した油脂分を油受けの凹みにより多く溜めることができ、取り外す際も、油脂分がこぼれにくくすることができる。
第7の発明は、特に、第4または第5の発明の前記油煙付着捕集プレートに、前記油受け部へ向かう溝を設けたことにより、油煙付着捕集プレートに付着した油脂分が油受け部へ向かう溝により油受け部に誘導され、油受け部に効率よくためることができる。そのため、排気経路内へ、油脂分が垂れ落ちることを低減することができる。
第8の発明は、特に、第1の発明の前記油煙付着捕集プレートに孔を設けたことにより、油煙が穴を通過し、それにより、油煙付着捕集プレートに油煙が衝突しやすくなり、油煙の油脂分の付着を増加することができる。
第9の発明は、特に、第1の発明の前記本体に取り付けた状態における前記油煙付着捕集プレートの両側部に引っ掛け部を設け、前記引っ掛け部に相対する位置の前記排気筒の内側に保持部を設けたことにより、本体外方から油煙付着捕集プレートを挿入し、排気筒
の内側の保持部に油煙付着捕集プレートの引っ掛け部を掛けてセットでき、油煙付着捕集プレートの着脱を容易に行うことができる。
第10の発明は、特に、第9の発明の前記両側部は両端を折り曲げ、前記油煙付着捕集プレートをコの字形状とし、コの字の両側面が前記排気筒の一対面と平行となっており、コの字の両側面の前記排気筒側に前記引っ掛け部を設け、前記引っ掛け部に相対する位置の前記排気筒の内側に前記保持部を設けて掛ける構成としたことにより、排気筒に沿うように本体外方から油煙付着捕集プレートをスライドさせて挿入し、排気筒の切欠き部に油煙付着捕集プレートの突起を掛けてセットでき、油煙付着捕集プレートの着脱を容易に行うことができる。また、コの字形状により、油煙付着捕集プレートの強度が増し、着脱や清掃時の変形を軽減することができる。
第11の発明は、特に、第1の発明の前記油煙付着捕集プレートの上部に前記排気筒の開口最大寸法よりも大なるフランジ部を設けたことにより、油煙付着捕集プレートを排気筒の開口に挿入した際に、フランジ部がかかり、排気筒内部へ脱落することがなく、また、排気筒の開口に誤った方向で挿入した際に、フランジ部があたり、油煙付着捕集プレートの上下挿入方向を間違えることがなく、誤セットを防ぐことができる。
第12の発明は、特に、第1の発明の前記油煙付着捕集プレートを製品に取り付けた状態における前記油煙付着捕集プレートの上部に穴または凹凸形状のつまみ部を設けたことにより、油煙付着捕集プレートを取り外す際に、つまみ部をつかんで、容易に取り外すことができる。
第13の発明は、特に、第1の発明の前記油煙付着捕集プレートに高温であることの注意を促す文字やマークを設けたことにより、使用者に特に取り外す際に、油煙付着捕集プレートをさわってやけどをしないよう注意を促すことができる。
第14の発明は、特に、第1の発明の前記油煙付着捕集プレートに前記本体に取り付ける方向を表す文字やマークを設けたことにより、使用者に取り付ける方向を認識できるようにし、より容易に油煙付着捕集プレートをセットすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の構成概略図を示すものである。
加熱調理器であるこの誘導加熱調理器は、一例として、システムキッチンのキャビネットに組み込んで使用する構成のものを示している。
図1に示すように、本実施の形態における加熱調理器である誘導加熱調理器は、外郭を構成する本体1と、本体1の上部に設けた鍋、フライパンなどの被加熱物を載置するトッププレート2と、トッププレート2の下部に設けた被加熱物を誘導加熱する左右後に配した加熱コイル3と、左・右・後の加熱コイル3へ電流を供給し駆動制御する制御回路4と、左右後加熱コイルと制御回路4を冷却するために送風する送風機5と、本体1の前面に設けた動作状態の表示・操作部6を備えている。
本体1は、その内部の左下方に加熱庫7を備えており、その右側に制御回路4が樹脂製のベースにより固定され配置されている。
そして、本体1の上方のトッププレート2の左右後方には排気開口部8を設けている。この排気開口部8は左・右・後の加熱コイル3と制御回路4を冷却するために送風する送風機5の排気を機体外へ排出する冷却用排気口9と加熱庫7の排気を機体外へ排出する加熱庫用排気口10を有している。
図2は、本発明の第1の実施の形態の加熱調理器の加熱庫および排気構成を示す断面図である。図3は、本発明の第1の実施の形態の油煙付着捕集プレートの斜視図。図4は、本発明の第1の実施の形態の油煙付着捕集プレートセット前後の斜視図。図5は、本発明の第1の実施の形態の油煙付着捕集プレートセット断面図。図6は、本発明の第1の実施の形態の油煙付着捕集プレートセット前後の平面図である。
加熱庫7は、上ケース11と下ガラス12により箱状に形成されており、上ケース11はホーロを施した鋼板で形成され、下ガラス12は結晶化ガラスの板材で形成されている。また、加熱庫7の上部に加熱を行う上加熱体13が固定金具により取り付けられ、下ガラスの下方に下からの加熱を行う下加熱体14が固定部材により取り付けられている。上加熱体13はミラクロンヒーターを用いており、下加熱体14は誘導加熱コイルで、誘導加熱により、下ガラス上に置かれた磁性体からなる加熱皿15を加熱することができる。加熱庫7の後方には加熱庫後面の開口穴から上向きに開口した加熱庫用排気口10へ連通接続され排気経路を形成する長方形の開口穴が連続した形の鋼板でつくられた排気筒16が設けられており、加熱庫用排気口10から、機体外方へ加熱庫内の油煙が排出される。
油煙付着捕集プレート17は厚み1mmのステンレス板で形成されている。本体1に取り付けた状態における油煙付着捕集プレート17の両側部18は、両端を折り曲げて形成され、油煙付着捕集プレート17はコの字形状となっている。
図3、図4に示すように、コの字の両側面が排気筒16の一対面と平行となっており、コの字の両側面の排気筒16側に引っ掛け部19である突起を設けており、引っ掛け部19である突起に相対する位置の排気筒16の内側に、排気筒16とは別部材で形成した保持部材に保持部20である切欠き部を設けて引っ掛ける構成としている。
油煙付着捕集プレート17のコの字形状の中央面は、排気筒16の排気経路と略平行な面で、排気筒16と油煙付着捕集プレート17で仕切られた空間が広い方の側に凸形状21を設け、凸形状21の裏側の狭い方の側となる反対側に凹形状22を設け、さらに、中央面に貫通穴23を設けている。
そして、油煙付着捕集プレート17を本体1に取り付けた状態における油煙付着捕集プレート17の下部に油煙付着捕集プレート17と略直角に、コの字の油煙付着捕集プレート17の中央面の凸形状21が形成された側に形成された油受け部24を設けている。油受け部24は下側への凹み形状25が形成されている。そしてさらに、コの字の油煙付着捕集プレート17の中央面に、油受け部へ向かう溝26を設けている。
さらに、油煙付着捕集プレート17の上部のコの字外方側に排気筒16の加熱庫用排気口10の開口最大寸法よりも大なるフランジ部27を設けている。
そしてさらに、油煙付着捕集プレート17を製品に取り付けた状態における油煙付着捕集プレート17の上部に穴および凹凸形状のつまみ部28を設けている。
さらに、油煙付着捕集プレート17に高温であることの注意を促す文字29「高温注意」を罫書きラインで設けるとともに、油煙付着捕集プレート17に本体1に取り付ける方
向を表す文字30「テマエ」や方向を表すマーク31「↓」を罫書きラインで設けている。
以上のように構成された加熱調理器である誘導加熱調理器について、以下、その動作、作用を説明する。
まず、本体1外の上方から上開口した加熱庫用排気口10に、排気筒16に沿うように油煙付着捕集プレート17をスライドさせて挿入し、排気筒16の内側の保持部20である切欠き部に油煙付着捕集油煙付着捕集プレートの引っ掛け部19である突起を引っ掛けてセットする。この際、油煙付着捕集プレート17に設けられた、本体1に取り付ける方向を表す文字「テマエ」が書かれた方を使用者側に向け、挿入方向を表すマーク「↓」を下向きにして挿入する。
以上で油煙付着捕集プレート17のセットが完了する。
そして、セット後、さんまなどの調理物(被調理物)を加熱皿15にのせて、加熱庫7にいれ、扉を閉めて加熱する。加熱により、調理物より油煙が発生し、発生した油煙は加熱庫7後の排気筒16を通って加熱庫用排気口10から機体外方へ排出される。その際、排気筒16内にセットされた油煙付着捕集プレート17に油煙が衝突して付着する。特に、排気筒16と油煙付着捕集プレート17で仕切られた空間が広い方の側、手前側、に油煙を含んだ空気が多くとおり、この通気経路面に設けた凸形状21に油煙があたり、付着が促進される。また、反対面の凹形状22により、狭い側、奥側、を通気する空気が物体に沿って流れるため、凹部でまっすぐ上に出ようとする経路から曲げられ、乱流することにより付着が促進される。そしてまた、この面にもうけられた穴を通して、通気する際に、乱流がおこりより、より付着が促進される。凸形状21の方が上方へ向かう気流と衝突しやすく、凸形状21の方が油の付着量は多い。
付着した油煙の油は、重力により、油煙付着捕集プレート17を伝わって付着した位置から下方へ流れ、さらに油受け部24へ向かう溝26に沿って流れ、最終的に油受け部24へと流れこみ、油受け部24の凹み形状25の凹部に溜まる。油受け部24がない側は、油が伝ってながれ、最終的には排気筒16内へ落ちる。前に記載したとおり凸部の方が付着する油の量も多いため、コの字形状の油煙付着捕集プレート17の中央面の凸形状21が形成された側に油受け部24が形成されていることで、より多くの油を油受け部24にためることができる。
また、油受け部24が油煙付着捕集プレート17と略直角であるため、溜めた油を保持しやすい。
そして、調理終了後、冷めてから、油煙付着捕集プレート17の上部の穴および凹凸形状のつまみ部28を指でつまんで上方へ持ち上げる。加熱庫7からの排気は温度が高く、油煙付着捕集プレート17も100度を超えるため、冷めてから取り出さないとやけどの危険があり、油煙付着捕集プレート17が高温であることの注意を促す文字「高温注意」を記載している。
さらに、取り出した油煙付着捕集プレート17を誤って挿入しないように加熱庫用排気口の開口最大寸法よりも大なるフランジ部27を設けて、間違った方向にはいらず、ちがう穴にはいらないようにしている。
以上のように、本実施の形態によっては、加熱庫7から本体1外へ連通接続され排気経路を形成する排気筒16内の本体1外方側に、本体1外から着脱可能とした油煙付着捕集
プレート17を設けたことにより、使用者が定期的に油煙付着捕集プレート17をとりはずして、付着した油脂を清掃することが可能となり、メンテナンス性を向上することができる。
また、本実施の形態の油煙付着捕集プレート17に凹形状22及び凸形状21を少なくとも1箇所以上設けることにより、排気経路内の油煙が凹凸形状に衝突して油煙の油脂分の付着が増加することとなり、機体外へ排出される油脂分を低減することができる。
また、本実施の形態の油煙付着捕集プレート17は排気筒16の排気経路と略平行な面を有し、排気筒16と油煙付着捕集プレート17で仕切られた空間が広い方に凸形状21を設けたことにより、空間が広い分、凸形状21による排気経路内の通気抵抗の増加を、排気筒16と油煙付着捕集プレート17で仕切られた空間が狭い方に凸形状21を設けた場合よりも抑えることができ、凸形状21に油煙の油脂分を付着させることができる。
また、本実施の形態の油煙付着捕集プレート17を本体1に取り付けた状態における油煙付着捕集プレート17の下部に油煙付着捕集プレート17と略直角に形成された油受け部24を設けたことにより、垂れ落ちる油煙付着捕集プレート17に付着した油脂分を油受け部24に溜めることができ、排気経路内へ、油脂分が垂れて付着することを低減することができる。
また、本実施の形態の油受け部24は凸形状21が形成された側に設けたことにより、凹凸で比較すると、凸形状21の方が、排気経路内の油煙が衝突しやすく、排気経路内の油煙の油脂分が比較的付着しやすいため、付着した油脂分も多く垂れ落ちる油脂分が多くなる。より多く油脂分が垂れる下側に油受け部24を設けることで、排気経路内へ、油脂分が垂れて残ることを低減することができる。
また、本実施の形態の油受け部24に凹み形状25を設けたことにより、垂れ落ちる油煙付着捕集プレート17に付着した油脂分を油受け部24の凹み形状25により多く溜めることができ、取り外す際も、油脂分がこぼれにくくすることができる。
また、本実施の形態の油受け部24へ向かう溝26を設けたことにより、油煙付着捕集プレート17に付着した油脂分が油受け部24へ向かう溝26により油受け部24に誘導され、油受け部24に効率よくためることができる。そのため、排気経路内へ、油脂分が垂れ落ちることを低減することができる。
また、本実施の形態の油煙付着捕集プレート17に貫通穴23を設けたことにより、油煙が貫通穴23を通過し、それにより、油煙付着捕集プレート17に油煙が衝突しやすくなり、油煙の油脂分の付着を増加することができる。
また、本実施の形態の油煙付着捕集プレート17はコの字形状とし、コの字の両側面が排気筒16の一対面と平行とし、コの字の両側面の排気筒16側に突起の引っ掛け部19を設け、突起の引っ掛け部19に相対する位置の排気筒16に切欠き部の保持部20を設けて掛ける構成としたことにより、排気筒16に沿うように本体1外方から油煙付着捕集プレート17をスライドさせて挿入し、排気筒16の切欠き部の保持部20に油煙付着捕集プレート17の突起の引っ掛け部19を掛けてセットでき、油煙付着捕集プレート17の着脱を容易に行うことができる。
また、本実施の形態の油煙付着捕集プレート17の上部に排気筒16の開口最大寸法よりも大なるフランジ部27を設けたことにより、油煙付着捕集プレート17を排気筒16の開口に挿入した際に、フランジ部27がかかり、排気筒16内部へ脱落することがなく
、また、排気筒16の開口に誤った方向に挿入した際に、フランジ部27があたり、油煙付着捕集プレート17の上下挿入方向を間違えることがなく、誤セットを防ぐことができる。
また、本実施の形態の油煙付着捕集プレート17を製品に取り付けた状態における油煙付着捕集プレート17の上部に穴または凹凸形状のつまみ部28を設けたことにより、油煙付着捕集プレート17を取り外す際に、つまみ部28をつかんで、容易に取り外すことができる。
また、本実施の形態の油煙付着捕集プレート17に高温であることの注意を促す文字29や(図示していない)マークを設けたことにより、使用者に特に取り外す際に、調理後冷める前に油煙付着捕集プレート17をさわってやけどをしないように注意を促すことができる。
また、本実施の形態の油煙付着捕集プレート17に本体1に取り付ける方向を表す文字30や方向を表すマーク31を設けたことにより、使用者に取り付ける方向を認識できるようにし、より容易に油煙付着捕集プレート17をセットすることができる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、使用者が定期的に油煙付着捕集プレートをとりはずして、付着した油脂を清掃することが可能となり、メンテナンス性を向上することができるので、キッチンに組み込む加熱調理器に限らず、テーブル上に据え置くタイプの加熱調理器の用途にも適用できる。
1 本体
2 トッププレート
3 加熱コイル
4 制御回路
5 送風機
6 表示・操作部
7 加熱庫
8 排気開口部
9 冷却用排気口
10 加熱庫用排気口
11 上ケース
12 下ガラス
13 上加熱体(加熱手段)
14 下加熱体(加熱手段)
15 加熱皿(加熱手段)
16 排気筒
17 油煙付着捕集プレート
18 両側部
19 引っ掛け部
20 保持部
21 凸形状
22 凹形状
23 貫通穴(孔)
24 油受け部
25 凹み形状(凹み)
26 溝
27 フランジ部
28 つまみ部
29 注意を促す文字
30 方向を表す文字
31 方向を表すマーク
41 触媒

Claims (14)

  1. 本体に、被加熱物を加熱する加熱手段を有する加熱庫と、前記加熱庫から前記本体外へ連通接続され排気経路を形成する排気筒と、を備え、
    前記排気筒内の前記本体外方側に、前記本体外から着脱可能とした油煙付着捕集プレートを設け
    前記油煙付着捕集プレートは、第1面および第2面を有し、
    前記油煙付着捕集プレートには、前記第1面および前記第2面を貫通する穴が設けられ、
    前記第1面と前記排気筒との間、および前記第2面と前記排気筒の間には、前記排気経路が形成されている、加熱調理器。
  2. 前記油煙付着捕集プレートに凹凸形状を少なくとも1箇所以上設けた請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記第1面および前記第2面のそれぞれは、前記排気筒の排気経路と略平行な面であり、前記排気筒と前記油煙付着捕集プレートの前記第1面で仕切られた空間は、前記排気筒と前記第2面で仕切られた空間よりも広い方に凸形状を設けた請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記油煙付着捕集プレートを前記本体に取り付けた状態における前記油煙付着捕集プレートの下部に、前記油煙付着捕集プレートと略直角に形成された油受け部を設けた請求項1に記載の加熱調理器。
  5. 前記油受け部は凸形状が形成された側に設けた請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 前記油受け部に凹みを設けた請求項4または請求項5に記載の加熱調理器。
  7. 前記油煙付着捕集プレートに、前記油受け部へ向かう溝を設けた請求項4または請求項5に記載の加熱調理器。
  8. 前記凹凸形状は、それぞれ前記第1面に設けられ、最も上側に設けられた第1凸形状と、最も下側に設けられた第2凸形状とを含み、
    前記第1凸形状は、上方から斜め下方に突出する面を有し、
    前記第2凸形状は、下方から斜め上方に突出する面を有する、請求項に記載の加熱調理器。
  9. 前記本体に取り付けた状態における前記油煙付着捕集プレートの両側部に引っ掛け部を設け、前記引っ掛け部に相対する位置の前記排気筒の内側に保持部を設けた請求項1に記載の加熱調理器。
  10. 前記両側部は両端を折り曲げ、前記油煙付着捕集プレートをコの字形状とし、コの字の両側面が前記排気筒の一対面と平行となっており、コの字の両側面の前記排気筒側に前記引っ掛け部を設け、前記引っ掛け部に相対する位置の前記排気筒の内側に前記保持部を設けて掛ける構成とした請求項9に記載の加熱調理器。
  11. 前記油煙付着捕集プレートの上部に前記排気筒の開口最大寸法よりも大なるフランジ部を設けた請求項1に記載の加熱調理器。
  12. 前記油煙付着捕集プレートを製品に取り付けた状態における前記油煙付着捕集プレートの上部に穴または凹凸形状のつまみ部を設けた請求項1に記載の加熱調理器。
  13. 前記油煙付着捕集プレートに高温であることの注意を促す文字やマークを設けた請求項1に記載の加熱調理器。
  14. 前記油煙付着捕集プレートに前記本体に取り付ける方向を表す文字やマークを設けた請求項1に記載の加熱調理器。
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