JP6869929B2 - 運搬用台車 - Google Patents

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Description

本発明は、資材等を積載して運搬する運搬用台車に関するものである。
従来、建築現場等で各種資材等を積載して運搬する台車として特許文献1に記載された運搬用台車が知られている。この運搬用台車は、角材を枠組み状に組み上げ、その上面に複数の床材を設け、床材の四隅および中央の下部に6つのキャスターを取り付けたものである。また、床材上面には、運搬用台車を積み重ねた時に上側の運搬用台車のキャスターを収容するための凹部が形成されている。さらに、床材上面の四隅には、手押し棒を挿入する挿入部が形成されている。
資材等を積載した運搬用台車の移動時には、手押し棒を挿入部に挿入し、作業員がこの手押し棒を把持して運搬用台車を押し引きすることで運搬用台車を移動させることができる。作業員は、資材の重量等を考慮して一人又は複数人で運搬用台車を移動させる。
一方、運搬用台車には専用の手押し棒が備えられていないことが多く、そのような場合には、作業現場で生じた廃材である金属製のパイプ(丸パイプや角パイプ)等を挿入部に挿入し、作業員がこのパイプを把持して運搬用台車を移動させていた。
意匠登録第1568580号公報
しかしながら、運搬用台車を複数人で移動させる際には、四隅の挿入部にパイプを挿入するため、1台の運搬用台車に4本のパイプが必要となる。そして、数百台単位で運搬用台車を使用するような現場では、パイプを確保することが困難であるという問題があった。
また、建築現場等では作業場の整理整頓が求められており、パイプが手近にあることも少ないという現状があった。
そこで、本発明は以上の問題点を解決し、折り畳み可能な操作ハンドルを備えた運搬用台車を提供することを目的とする。
本発明に係る運搬用台車は、台車本体と、走行用の車輪と、操作ハンドルと、を有する運搬用台車であって、前記操作ハンドルは、前記台車本体の後端部に左右一対に設けた左ハンドルと右ハンドルから構成され、前記左ハンドルと前記右ハンドルは起倒自在であり、前記左ハンドルは前記右ハンドル側に回動可能であり、前記右ハンドルは前記左ハンドル側に回動可能であり、前記左ハンドルと前記右ハンドルを折り畳んだ状態で、前記左ハンドル又は前記右ハンドルの一方が下側、他方が上側に配置され、前記左ハンドルと前記右ハンドルを重ねて折り畳んだ状態で、前記左ハンドルと前記右ハンドルの上面の位置が前記台車本体の上面以下となることを特徴とする。
また、本発明に係る運搬用台車は、前記左ハンドルと前記右ハンドルを起立させた状態で保持する第一保持機構を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る運搬用台車は、前記左ハンドルと前記右ハンドルを折り畳んだ状態で保持する第二保持機構を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る運搬用台車は、前記左ハンドルと前記右ハンドルが支柱部と把持部を備え、前記把持部が前記支柱部よりも後側に位置し、前記把持部の左右方向の幅が前記支柱部の左右方向の幅以下であることを特徴とする。
本発明に係る運搬用台車よれば、左右一対に設けた操作ハンドルを起立させた状態と、折り畳んだ状態とすることができる。
本発明の実施例1を示す操作ハンドルを起立させた状態の運搬用台車の左後側斜視図である。 同、操作ハンドルを起立させた状態の運搬用台車の右後側斜視図である。 同、左ハンドルを折り畳んだ状態の運搬用台車の左後側斜視図である。 同、操作ハンドルを折り畳んだ状態の運搬用台車の左後側斜視図である。 同、操作ハンドルを折り畳んだ状態の運搬用台車の右後側斜視図である。 同、インデックスプランジャによる固定状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施例について、添付の図1〜図6を参照して説明する。以下に説明する実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
図1〜図5において、1は運搬用台車であって、この運搬用台車1は、台車本体2と、走行用の車輪3と、操作ハンドル4を備えている。
台車本体2は、前側杆11、後側杆12、左側杆13および右側杆14を有し、平面視略矩形の枠状に形成されている。前側杆11、後側杆12、左側杆13および右側杆14は四角筒状に形成されている。前側杆11と後側杆12は同一の長さに形成され、左側杆13と右側杆14は同一の長さに形成されている。左側杆13および右側杆14は、前側杆11および後側杆12よりも長く形成されている。
前側杆11は、左前挿入部15と右前挿入部16に接続されており、後側杆12は、左後挿入部17と右後挿入部18に接続されている。左側杆13は、左前挿入部15と左後挿入部17に接続されており、右側杆14は、右前挿入部16と右後挿入部18に接続されている。
左前挿入部15、右前挿入部16、左後挿入部17および右後挿入部18は略四角筒状に形成され、上側が完全に開口し、下側が底部(図示せず)により一部閉塞されている。左前挿入部15、右前挿入部16、左後挿入部17および右後挿入部18には、手押し棒(図示せず)や金属製のパイプ(丸パイプや角パイプ)(図示せず)を挿入し、この手押し棒等を把持して力を付与し、運搬用台車1を移動させたり停止させたりすることもできるようになっている。手押し棒等は、底部により左前挿入部15、右前挿入部16、左後挿入部17および右後挿入部18から下側に抜け落ちないようになっている。
左前挿入部15の外面19の前側および左側には、運搬用台車1が他の物に衝突した際に、衝撃を和らげる緩衝部材20が設けられている。また、右前挿入部16の外面21であって前側および右側にも緩衝部材22が設けられている。また、左後挿入部17の左側外面23と、右後挿入部18の右側外面24にも緩衝部材25,26が設けられている。
左側杆13と右側杆14には、平面視矩形状の載置台部27が固定されている。載置台部27の上面28は平坦に形成されており、左側杆13の上面29および右側杆14の上面30と略面一となっている。この載置台部27に資材等が積載される。前側杆11と載置台部27との間には隙間31が形成され、後側杆12と載置台部27との間にも同様に隙間32が形成されている。
前側杆11の下面と載置台部27の下面には、車輪3を取り付ける左前載置板部33と右前載置板部34が固定されている。左前載置板部33と右前載置板部34は、略矩形板状に形成されている。左前載置板部33の下面に左前の車輪3が固定されており、右前載置板部34の下面に右前の車輪3が固定されている。
後側杆12の下面と載置台部27の下面には、車輪3を取り付ける左後載置板部35と右後載置板部36が固定されている。左後載置板部35と右後載置板部36は、略矩形板状に形成されている。左後載置板部35の下面に左後の車輪3が固定されており、右後載置板部36の下面に右後の車輪3が固定されている。
車輪3は、回転・旋回自在な、いわゆる自在車輪であり、4つの車輪は全て同一形状である。
本実施例の運搬用台車1は、複数台を積み重ねることが可能であり、上側の運搬用台車1の車輪3が隙間31,32に配置され、左前載置板部33、右前載置板部34、左後載置板部35および右後載置板部36に載置される。隙間31,32は、前側杆11、後側杆12、左側杆13、右側杆14および載置台部27により囲まれているため、上側の運搬用台車1の車輪3が下側の運搬用台車1から脱落しないようになっている。
操作ハンドル4は、台車本体2の左後端部に設けられた左ハンドル4Aと、台車本体2の右後端部に設けられた右ハンドル4Bから構成されている。左ハンドル4Aと右ハンドル4Bは、左右一対となっている。
左ハンドル4Aは、固定部41Aと、支柱部42Aと、把持部43Aと、把持部43Aを支柱部42Aに取り付ける取付部44Aを有している。
固定部41Aは、後側杆12と左後挿入部17に取り付けた略矩形板状の取付板部45Aと、取付板部45Aに対向して設けられた矩形板状の軸固定部46Aと、軸固定部46Aを取付板部45Aに連結する内側連結部47Aおよび外側連結部48Aを有している。軸固定部46Aは上下方向に長く形成されており、取付板部45Aと軸固定部46Aには、上下2本の軸である上側軸49Aと下側軸50Aが固定されている。
内側連結部47Aと外側連結部48Aは対向して設けられており、上下方向の長さが軸固定部46Aの上下方向の長さの約1/3程度であり、軸固定部46Aの下側部分に接続されている。図3および図4に示すように、外側連結部48Aには、凹状であって下方向に開口したボルト挿通部53Aが形成されている。
上側軸49Aには、支柱部42Aが回動可能に軸支されている。また、下側軸50Aにはデンデンボルト54Aが回動可能に軸支されている。このデンデンボルト54Aには蝶ナット55Aが螺合されている。デンデンボルト54Aは、下側軸50Aを中心として外側(左側)上方に回動させると、ボルト挿通部53Aに挿通させることができるようになっている。
支柱部42Aは、四角筒状に形成されている。支柱部42Aの基端部56Aは上側軸49Aに軸支され、支柱部42Aの先端部57Aには把持部43Aの一端58Aを取り付ける上側取付部59Aが設けられている。支柱部42Aの基端部56Aには、矩形板状に形成された軸挿通板部60Aが設けられている。軸挿通板部60Aには、凹状であって下方向に開口したボルト挿通部61Aが形成されている。軸挿通板部60Aは、左ハンドル4Aを折り畳んだ状態で上面となる支柱部42Aの外側面62Aに固定されている。支柱部42Aを起立させた状態では、外側連結部48Aと軸挿通板部60Aが重なり合い、ボルト挿通部53Aとボルト挿通部61Aの位置が合うようになっている。この状態で、デンデンボルト54Aを下側軸50Aを中心として外側(左側)上方に回動させると、ボルト挿通部53A,61Aに挿通させることができ、蝶ナット55Aを軸挿通板部60Aに締め付けることで支柱部42Aが固定部41Aに固定されるため、支柱部42Aを起立した状態で保持することができる。本実施例では、支柱部42Aを起立した状態で保持する第一保持機構が、外側連結部48A、ボルト挿通部53A、デンデンボルト54A、蝶ナット55A、軸挿通板部60Aおよびボルト挿通部61Aにより構成されている。
支柱部42Aの左側の面である外側面62Aには、固定ピンとしてのインデックスプランジャ63Aが設けられている。インデックスプランジャ63Aは、矩形板状部材を直角に折り曲げて形成したプランジャ支持部64Aに固定されている。プランジャ支持部64Aは、軸挿通板部60Aの先端部57A側に配置されており、プランジャ支持部64Aを支柱部42Aに固定する固定片部65Aと、インデックスプランジャ63Aを固定する支持片部66Aとを有している。インデックスプランジャ63Aは、ピン67Aが突出するように弾性部材(図示せず)により付勢されており、ノブ68Aを引くことで、弾性部材の付勢力に抗してピン67Aを内部に収容することができるようになっている。
上側取付部59Aは、略矩形板状部材を直角に折り曲げて形成されており、支柱部42Aの上端に固定された固定板部69Aには貫通孔70Aが穿設されている。把持部43Aの一端58Aは、上側取付部59Aの取付片部71Aに固定されている。
支柱部42Aの先端部57Aよりやや下側の位置には、後方向に突出した下側取付部72Aが設けられている。下側取付部72Aは四角筒状に形成され、支柱部42Aの長手方向に対して直角方向に延設されている。下側取付部72Aの上面73Aであって後側部分には把持部43Aの他端74Aが固定されている。下側取付部72Aの左右方向(短手方向)の幅は、支柱部42Aの左右方向(短手方向)の幅と略同一に形成されている。
把持部43Aは、円筒状の部材を折り曲げて形成されている。把持部43Aは、支柱部42Aよりも後側に位置している。また、把持部43Aの左右方向の幅、すなわち把持部43Aの外径が、支柱部42Aの左右方向(短手方向)の幅以下となっている。そのため、左ハンドル4Aを折り畳んだ状態で、把持部43Bが台車本体2に干渉することがなく、また、把持部43Aが支柱部42Aよりも上側および下側に突出しない。運搬用台車1を移動させる際は、この把持部43Aを把持して操作することができる。
右ハンドル4Bは、固定部41Bと、支柱部42Bと、把持部43Bと、把持部43Bを支柱部42Bに取り付ける取付部44Bを有している。
固定部41Bは、後側杆12と右後挿入部に取り付けた略矩形板状の取付板部45Bと、取付板部45Bに対向して設けられた矩形板状の軸固定部46Bと、軸固定部46Bを取付板部45Bに連結する内側連結部47Bおよび外側連結部48Bを有している。軸固定部46Bは上下方向に長く形成されており、取付板部45Bと軸固定部46Bには、上下2本の軸である上側軸49Bと下側軸50Bが固定されている。
内側連結部47Bは、矩形板状の部材を直角に折り曲げて形成されており、連結片部51Bと当接片部52Bを有している。連結片部51Bと外側連結部48Bは対向して設けられている。軸固定部46Bを取付板部45Bに連結する連結片部51Bは、上下方向の長さが軸固定部46Bの上下方向の長さの約1/3程度であり、軸固定部46Bの下側部分に接続されている。当接片部52Bは、左ハンドル4A側に向かって水平方向に延設されている。外側連結部48Bは、上下方向の長さが軸固定部46Bの上下方向の長さの約1/3程度であり、軸固定部46Bの下側部分に接続されている。外側連結部48Bには、凹状であって下方向に開口したボルト挿通部53Bが形成されている。
上側軸49Bには、支柱部42Bが回動可能に軸支されている。また、下側軸50Bにはデンデンボルト54Bが回動可能に軸支されている。このデンデンボルト54Bには蝶ナット55Bが螺合されている。デンデンボルト54Bは、下側軸50Bを中心として外側(右側)上方に回動させると、ボルト挿通部53Bに挿通させることができるようになっている。
支柱部42Bは、四角筒状に形成されている。支柱部42Bの基端部56Bは上側軸49Bに軸支され、先端部57Bには把持部43Bの一端58Bを取り付ける上側取付部59Bが設けられている。支柱部42Bの基端部56Bには、矩形板状に形成された軸挿通板部60Bが設けられている。軸挿通板部60Bには、凹状であって下方向に開口したボルト挿通部61Bが形成されている。軸挿通板部60Bは、右ハンドル4Bを折り畳んだ状態で上面となる、支柱部42Bの外側面62Bに固定されている。支柱部42Bを起立させた状態では、外側連結部48Bと軸挿通板部60Bが重なり合い、ボルト挿通部53Bとボルト挿通部61Bの位置が合うようになっている。この状態で、デンデンボルト54Bを下側軸50Bを中心として外側(右側)上方に回動させると、ボルト挿通部53B,61Bに挿通させることができ、蝶ナット55Bを軸挿通板部60Bに締め付けることで支柱部42Bが固定部41Bに固定されるため、支柱部42Bを起立した状態で保持することができる。本実施例では、支柱部42Bを起立した状態で保持する第一保持機構が、外側連結部48B、ボルト挿通部53B、デンデンボルト54B、蝶ナット55B、軸挿通板部60Bおよびボルト挿通部61Bにより構成されている。
上側取付部59Bは、略矩形板状部材を直角に折り曲げて形成されており、支柱部42Bの上端に固定された固定板部69Bには貫通孔70Bが穿設されている。把持部43Bの一端58Bは、上側取付部59Bの取付片部71Bに固定されている。
支柱部42Bの先端部57Bよりやや下側の位置には、後方向に突出した下側取付部72Bが設けられている。下側取付部72Bは四角筒状に形成され、支柱部42Bの長手方向に対して直角方向に延設されている。下側取付部72Bの上面73Bであって後側部分に把持部43Bの他端74Bが固定されている。下側取付部72Bの左右方向(短手方向)の幅は、支柱部42Bの左右方向(短手方向)の幅と略同一に形成されている。
把持部43Bは、円筒状の部材を折り曲げて形成されている。把持部43Bは、支柱部42Bよりも後側に位置している。また、把持部43Bの左右方向の幅、すなわち把持部43Bの外径が、支柱部42Bの左右方向(短手方向)の幅以下となっている。そのため、左ハンドル4Bを折り畳んだ状態で、把持部43Bが台車本体2に干渉することがなく、また、把持部43Bが支柱部42Bよりも上側および下側に突出しない。運搬用台車1を移動させる際は、この把持部43Bを把持して操作することができる。
ここで、操作ハンドル4の起倒方法について説明する。まず、図1および図2に示す起立した状態の操作ハンドル4を折り畳む方法について説明する。先ず、左ハンドル4Aの蝶ナット55Aを緩め、デンデンボルト54Aを下方に回動させて固定部41Aと支柱部42Aとの固定を解除する。次に、支柱部を内側(右ハンドル4B側)下方に傾倒させて支柱部42Aの先端部57Aを右ハンドル4Bの当接片部52Bに当接させる。図3に示すように、完全に倒した左ハンドル4Aは、当接片部52Bによって支持される。次に、右ハンドル4Bの蝶ナット55Bを緩め、デンデンボルト54Bを下方に回動させて固定部41Bと支柱部42Bとの固定を解除する。そして、支柱部42Bを内側(左ハンドル4A側)下方に傾倒させて、支柱部42Bを折り畳んだ左ハンドル4Aの支柱部42Aの上に重ねる。完全に倒した右ハンドル4Bは、左ハンドル4Aによって支持される。支柱部42Bを支柱部42Aの上に重ねる際に、図6に示すように、インデックスプランジャ63Aのノブ68Aを操作してピン67Aを右ハンドル4Bの貫通孔70Bに挿入する。これにより、左ハンドル4Aと右ハンドル4Bが固定され、図4および図5に示すように、操作ハンドル4が折り畳んだ状態となり保持される。本実施例においては、インデックスプランジャ63Aが、左ハンドル4Aと右ハンドル4Bを折り畳んだ状態で保持する第二保持機構である。
このように、操作ハンドル4を折り畳んだ状態では、左ハンドル4Aが下側、右ハンドル4Bが上側に配置される。そのため、左ハンドル4Aの上側軸49Aは、右ハンドル4Bの上側軸49Bよりも低い位置に固定されている。また、操作ハンドル4を折り畳んだ状態で上面となる、左ハンドル4Aの外側面62Aと、右ハンドル4Bの外側面62Bが略水平となる。そして、右ハンドル4Bの外側面62Bは、台車本体2の上面である、前側杆11の上面37、後側杆12の上面38、左側杆13の上面29、右側杆14の上面30および載置台部27の上面28と面一となるか、上面28,29,30,37,38よりも低くなるように設計されている。すなわち、左ハンドル4Aと右ハンドル4Bを重ねて折り畳んだ状態では、左ハンドル4Aの上面である外側面62Aと、右ハンドル4Bの上面である外側面62Bの位置が、台車本体2の上面28,29,30,37,38以下となる。そのため、操作ハンドル4を折り畳むことで、複数の運搬用台車1を重ね易くなっている。
次に、折り畳んだ状態の操作ハンドル4を起立させる方法について説明する。インデックスプランジャ63Aのノブ68Aを操作してピン67Aを右ハンドル4Bの貫通孔70Bから抜き、右ハンドル4Bを上方に回動させて垂直となるように起こし、図3に示す起立状態とする。次に、デンデンボルト54Bを上方に回動させ、ボルト挿通部53B,61Bに挿通し、蝶ナット55Bを締め付ける。次に、左ハンドル4Aを上方に回動させて垂直となるように起こし、起立状態とする。次に、デンデンボルト54Aを上方に回動させ、ボルト挿通部53A,61Aに挿通し、蝶ナット55Aを締め付ける。これにより、操作ハンドル4が図1および図2に示すように、起立した状態となり保持される。
以上のように、本実施例の運搬用台車1は、台車本体2と、走行用の車輪3と、操作ハンドル4と、を有する運搬用台車1であって、操作ハンドル4は、台車本体2の後端部に左右一対に設けた左ハンドル4Aと右ハンドル4Bから構成され、左ハンドル4Aは右ハンドル4B側に回動可能であり、右ハンドル4Bは左ハンドル4A側に回動可能であることにより、左ハンドル4Aと右ハンドル4Bを折り畳むことができる。そのため、保管時等に運搬用台車1をコンパクトにすることができる。
また、本実施例の運搬用台車1は、左ハンドル4Aと右ハンドル4Bを重ねて折り畳んだ状態で、左ハンドル4Aと右ハンドル4Bの上面である外側面62A,62Bの位置が台車本体2の上面28,29,30、37,38以下となることにより、複数の運搬用台車1を積み重ねる際に、左ハンドル4Aと右ハンドル4Bが上側の運搬用台車1に干渉し難くなる。
また、本実施例の運搬用台車1は、左ハンドル4Aと右ハンドル4Bを起立させた状態で保持する外側連結部48A,48B、ボルト挿通部53A,53B、デンデンボルト54A,54B、蝶ナット55A,55B、軸挿通板部60A,60Bおよびボルト挿通部61A,61Bを備えることにより、運搬用台車1を移動させる際に、左ハンドル4Aと右ハンドル4Bを起立させた状態で使用することができる。
また、本実施例の運搬用台車1は、左ハンドル4Aと右ハンドル4Bを折り畳んだ状態で保持するインデックスプランジャ63Aを備えることにより、運搬用台車1を保管等する際に、左ハンドル4Aと右ハンドル4Bを折り畳んだ状態で保持することができる。
また、本実施例の運搬用台車1は、左ハンドル4Aと右ハンドル4Bが支柱部42A,42Bと把持部43A,43Bを備え、把持部43A,43Bが支柱部42A,42Bよりも後側に位置し、把持部43A,43Bの左右方向の幅が支柱部42A,42Bの左右方向の幅以下であることにより、左ハンドル4Aと右ハンドル4Bを折り畳んだ状態で、把持部43A,43Bが台車本体2に干渉することがなく、また、把持部43A,43Bが支柱部42A,42Bよりも上側および下側に突出しないため、操作ハンドル4を折り畳んだ状態で運搬用台車1を積み重ねる際に、把持部43A,43Bが上下の運搬用台車1に干渉し難くなる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。例えば、左ハンドルを右ハンドルの上側に重ねるようにしてもよい。
1 運搬用台車
2 台車本体
3 車輪
4 操作ハンドル
4A 左ハンドル
4B 右ハンドル
28 上面
29 上面
30 上面
37 上面
38 上面
42A 支柱部
42B 支柱部
43A 把持部
43B 把持部
48A 外側連結部
48B 外側連結部
53A ボルト挿通部
53B ボルト挿通部
54A デンデンボルト
54B デンデンボルト
55A 蝶ナット
55B 蝶ナット
60A 軸挿通板部
60B 軸挿通板部
61A ボルト挿通部
61B ボルト挿通部
62A 外側面(上面)
62B 外側面(上面)
63A インデックスプランジャ

Claims (4)

  1. 台車本体と、走行用の車輪と、操作ハンドルと、を有する運搬用台車であって、
    前記操作ハンドルは、前記台車本体の後端部に左右一対に設けた左ハンドルと右ハンドルから構成され、
    前記左ハンドルと前記右ハンドルは起倒自在であり、
    前記左ハンドルは前記右ハンドル側に回動可能であり、
    前記右ハンドルは前記左ハンドル側に回動可能であり、
    前記左ハンドルと前記右ハンドルを折り畳んだ状態で、前記左ハンドル又は前記右ハンドルの一方が下側、他方が上側に配置され
    前記左ハンドルと前記右ハンドルを重ねて折り畳んだ状態で、前記左ハンドルと前記右ハンドルの上面の位置が前記台車本体の上面以下となることを特徴とする運搬用台車。
  2. 前記左ハンドルと前記右ハンドルを起立させた状態で保持する第一保持機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の運搬用台車。
  3. 前記左ハンドルと前記右ハンドルを折り畳んだ状態で保持する第二保持機構を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の運搬用台車。
  4. 前記左ハンドルと前記右ハンドルが支柱部と把持部を備え、前記把持部が前記支柱部よりも後側に位置し、
    前記把持部の左右方向の幅が前記支柱部の左右方向の幅以下であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の運搬用台車。
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