JP6868527B2 - 建具 - Google Patents
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Description
すなわち、本発明に係る建具は、上枠、下枠および左右の縦枠を枠組みして構成される枠体と、前記枠体内にスライド可能に配置される障子と、を備え、前記下枠には、上方に向けて突出するレール枠が設けられ、該レール枠は、屋内外方向に間隔をあけて配置された一対の突出枠壁部と、該一対の突出枠壁部同士を連結する連結枠壁部と、を有し、該レール枠には、前記連結枠壁部と、前記突出枠壁部で囲まれた空間に設けられたレール芯材と、前記連結枠壁部の上側に位置するレール支持溝と、該レール支持溝に設けられ左右方向に延在する金属製のレール部と、を備え、前記レール部は、レール本体と、屋内外方向に間隔をあけて前記レール本体から下向きに突出する一対の下側突出片と、を有し、前記レール芯材は、少なくとも縦リブと、該縦リブの上下端から水平方向に突出する上リブ及び下リブと、を有し、前記レール枠には、前記連結枠壁部と前記レール芯材の上リブを貫通する金属製の棒状部材が設けられ、該棒状部材は、下端が前記レール芯材の下リブに当接し、上部が前記連結枠壁部より上方に突出した状態で、前記レール部の前記一対の下側突出片同士の間に介在されていることを特徴としている。
そのため、本発明の建具では、火災の際に、樹脂製のレール枠が溶融してもレール部が金属製の棒状部材によって支持された状態が維持されるので、レール部が屋外側に倒れて障子が屋外側に倒れたり、下枠で障子を支えられなくなって脱落することが抑制される。
図1及び図2に示すように、引き違い窓(建具)100は、建築物の開口部に設けられ、四角形枠状に形成された枠体1と、枠体1に対して左右方向にスライド可能に設けられた一対の障子2と、を備えている。
下框22は、左右方向に沿って配置され屋外側に配置される外框壁部66が屋外側の面をなし、左右方向に沿って配置され屋内側に配置される内框壁部69により屋内側の面をなしている。
第一框芯材150は、縦断面略コ字状をなし、屋内側に向かって開口するように配置されている。第一框芯材150は、スチール等の金属により構成されている。第一框芯材150は、上面部151と、側面部152、下面部153と、を有する。
加熱発泡材F1、第二框芯材160の上面部161、下連結壁部63には、ねじ166が下方から挿通され、第一框芯材150の下面部153に螺合されている。
図3に示すように、下枠12には、中空状に形成され、左右方向に延びる下枠ホロー部S1が形成されている。下枠ホロー部S1は、上枠壁部41と、下枠壁部42と、屋外側区画枠壁部43と、屋内側区画枠壁部44とにより形成されている。
なお、レール130の左右方向の両端部は、板状に形成されており、この板状部がレール芯材120とねじ止めされている構成とされていてもよい。このような構成とすることで、火災時にレール130が脱落することをさらに抑制することができる。
また、ピン部材140は、図7に示すように、下框22の脱落防止部材170(図5及び図6参照)の下方、及び戸先框23及び召合せ框24の下方の位置に配置レール枠50における左右方向の両側の位置に配置されている。
図3及び図4に示すように、本実施形態による引き違い窓100において、火災の際に、樹脂部材で形成されている枠体1が熱により溶融する。下枠12において樹脂部分が先に溶融すると、金属製のピン部材140、レール芯材120、下枠芯材110が残された状態となる。
このとき、下枠12のレール枠50に設けられるレール支持溝G1内において、ピン部材140がレール130の一対の下側突出片133、133同士の間(凹部130a内)に介在するように突出しているため、レール130の屋内外方向への移動を防ぐことができる。つまり、ピン部材140は、レール芯材120の上リブ122を貫通して横方向への移動が抑えられた状態であり、かつピン部材140の下端140aがレール芯材120の下リブ123に当接しているので下方への移動が規制された状態で支持されている。
そして、本実施形態では、棒状部材としてピン状の部材を採用しているが、ボルトやねじ等の部材であってもかまわない。
2…障子
11…上枠
12…下枠
13…縦枠
20…框体
21…上框
22…下框
23…戸先框
24…召合せ框
30…複層ガラス
50…レール枠
51…突出枠壁部
52…連結枠壁部
61…屋外側框壁部
62…屋内側框壁部
63…下連結壁部
64…上連結壁部
100…引き違い窓(建具)
110…下枠芯材
120…レール芯材
121…縦リブ
122…上リブ
123…下リブ
130…レール(レール部)
132…レール本体
133…下側突出片
136…取付ネジ(連結部材)
140…ピン部材(棒状部材)
150…第一框芯材
160…第二框芯材
170…脱落防止部材
F1…加熱発泡材
G1…レール支持溝
G2…ガラス保持溝
G3…レール溝
S1…下枠ホロー部
S2…レールホロー部
S11…框ホロー部
Claims (3)
- 上枠、下枠および左右の縦枠を枠組みして構成される枠体と、前記枠体内にスライド可能に配置される障子と、を備え、
前記下枠には、上方に向けて突出するレール枠が設けられ、
該レール枠は、屋内外方向に間隔をあけて配置された一対の突出枠壁部と、該一対の突出枠壁部同士を連結する連結枠壁部と、を有し、
該レール枠には、前記連結枠壁部と、前記突出枠壁部で囲まれた空間に設けられたレール芯材と、前記連結枠壁部の上側に位置するレール支持溝と、該レール支持溝に設けられ左右方向に延在する金属製のレール部と、を備え、
前記レール部は、レール本体と、屋内外方向に間隔をあけて前記レール本体から下向きに突出する一対の下側突出片と、を有し、
前記レール芯材は、少なくとも縦リブと、該縦リブの上下端から水平方向に突出する上リブ及び下リブと、を有し、
前記レール枠には、前記連結枠壁部と前記レール芯材の上リブを貫通する金属製の棒状部材が設けられ、
該棒状部材は、下端が前記レール芯材の下リブに当接し、上部が前記連結枠壁部より上方に突出した状態で、前記レール部の前記一対の下側突出片同士の間に介在されていることを特徴とする建具。 - 前記下枠は、内部空間を有し、
前記内部空間には、左右方向に延びる下枠芯材が設けられ、
前記レール芯材と前記下枠芯材とが連結部材によって連結固定されている請求項1に記載の建具。 - 前記障子は、上下方向に延びる戸先框及び召合せ框と、左右方向に延びる上框及び下框と、を有した四方枠状に形成され、
前記障子が閉じられた状態における前記下框の左右方向の中間部分には、前記下框に沿って左右方向に延びる金属製の脱落防止部材が前記レール部のレール本体に嵌合可能に設けられ、
前記棒状部材は、前記脱落防止部材の下方の位置、及び前記戸先框及び前記召合せ框の下方の位置に配置されている請求項1又は2に記載の建具。
Priority Applications (1)
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JP2017189521A JP6868527B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 建具 |
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JP2017189521A JP6868527B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 建具 |
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ID=66339218
Family Applications (1)
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JP2017189521A Active JP6868527B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 建具 |
Country Status (1)
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Family Cites Families (2)
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2017
- 2017-09-29 JP JP2017189521A patent/JP6868527B2/ja active Active
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JP2019065495A (ja) | 2019-04-25 |
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