JP6925218B2 - 建具 - Google Patents

建具 Download PDF

Info

Publication number
JP6925218B2
JP6925218B2 JP2017189519A JP2017189519A JP6925218B2 JP 6925218 B2 JP6925218 B2 JP 6925218B2 JP 2017189519 A JP2017189519 A JP 2017189519A JP 2017189519 A JP2017189519 A JP 2017189519A JP 6925218 B2 JP6925218 B2 JP 6925218B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
core material
stile
wall
wall portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017189519A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019065493A (ja
Inventor
啓司 伊藤
啓司 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2017189519A priority Critical patent/JP6925218B2/ja
Publication of JP2019065493A publication Critical patent/JP2019065493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6925218B2 publication Critical patent/JP6925218B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Special Wing (AREA)

Description

本発明は、建具に関するものである。
従来から、樹脂で障子枠や框が形成された樹脂サッシは、断熱性が高く、北海道等の寒冷地で使用されている(例えば、下記の特許文献1参照)。
特開2016−44519号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載されたような樹脂サッシは、火災時に高温に晒されると、樹脂部材で形成された枠体が溶融し、枠体内に配された芯材同士を連結していた樹脂部分がなくなり、樹脂形材のホロー部を構成する壁が切断されて枠体が崩れ、障子が脱落してしまう虞がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、枠体に高い防火性能をもたせることで、火災時における障子の脱落を抑制することができる建具を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る建具は、上枠、下枠および左右の縦枠を枠組みして構成される枠体と、前記枠体内にスライド可能に配置される障子と、を備える建具であって、前記枠体には、前記障子側に向けて突出する突出部が前記枠体の長手方向に沿って設けられ、
前記枠体の内部には、前記枠体の長手方向に延びる金属製の枠芯材が設けられ、前記突出部の内部には、前記突出部の長手方向に延びる金属製の突出部芯材が設けられ、前記枠芯材及び前記突出部芯材が連結手段によって連結固定され、前記突出部は、屋内外方向に間隔をあけて配置された一対の突出枠壁部と、該一対の突出枠壁部同士を連結する連結枠壁部と、を有し、前記突出部には、前記連結枠壁部に対して内側に位置する突出部支持溝に設けられ上下方向又は左右方向に延在する金属製の突出部補強部材が設けられ、前記枠芯材、前記突出部芯材、及び前記突出部補強部材は前記連結手段によって連結固定され、前記枠芯材、前記突出部芯材、及び前記突出部補強部材が連続的に配置される壁状構造を構成し、該壁状構造を挟んだ屋外側空間と屋内側空間とが前記壁状構造によって分断されていることを特徴としている。
このように構成された建具では、枠体において、枠芯材、及びレール芯材が連結手段によって連結固定され、枠芯材、及びレール芯材によって枠体における屋内外方向を遮断する壁体が構成されているので、その壁体によって火災時における屋内と屋外との火の貫通を防ぐことができ、防火性能を高めることができる。そのため、本発明の建具では、障子が屋外側に倒れたり、枠体で障子を支えられなくなって脱落することが抑制される。
また、このように構成された建具では、枠芯材及びレール芯材とともにレール補強部材も連結手段により連結固定された壁体を構成しているので、枠体における屋内外方向を遮断する防火性能をより高めることができる。
また、本発明に係る建具では、前記枠芯材及び前記突出部芯材が連続的に配置される壁状構造を構成し、該壁状構造を挟んだ屋外側空間と屋内側空間とが前記壁状構造によって分断されていることが好ましい。
このように構成された建具では、枠芯材及び突出部芯材により連続的な壁状構造が形成されるので、壁状構造が配置される空間を屋内外方向に確実に分断することができ、屋内外方向に移動しようとする火炎の通り道を遮断することができる。
また、本発明に係る建具では、前記障子が外障子と内障子とで構成され、前記枠体には、前記外障子用の突出部及び前記内障子用の突出部が設けられ、前記枠芯材は、少なくとも前記外障子用の突出部の内部に設けられた前記突出部芯材と前記連結手段によって連結固定されていることが好ましい。
このように構成された建具では、屋外で発生した火災を外障子用に形成される枠芯材とレール芯材とからなる壁体で効率よく遮断することができる。
また、本発明に係る建具では、前記枠芯材の屋外側及び屋内側の少なくとも一方の側面には、加熱発泡材が設けられていることが好ましい。
このように構成された建具では、枠芯材の屋外側及び屋内側の少なくとも一方の側面に設けられた加熱発泡材が発泡することにより、屋内側への熱の伝達を遅らせ、樹脂部分の温度上昇時間を遅くすることができる。そして、枠体が溶融する時間を延ばすことができ、障子が脱落することが抑制される。
本発明に係る建具によれば、枠体に高い防火性能をもたせることで、火災時における障子の脱落を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る引き違い窓を屋内側から見た正面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図2の要部拡大図である。
以下、本発明の一実施形態による建築物の開口部に設けられる建具の一例として、引き違い窓を図1から図4に基づいて説明する。
図1から図3に示すように、引き違い窓(建具)100は、建築物の開口部に設けられ、四角形枠状に形成された枠体1と、枠体1に対して左右方向にスライド可能に設けられた一対の障子2と、を備えている。
以下の説明において、屋外側と屋内側とを結ぶ方向を屋内外方向とし、建築物の開口部が壁部を貫通する方向(壁部に対向する方向)から見た際の左側と右側を結ぶ水平方向を左右方向とする。また、引き違い窓100を構成する各部材や部品などは、前記開口部に設けられている姿勢であるものとして、その姿勢における屋内外方向および左右方向を用いて説明する。
枠体1は、左右方向に延在する上枠11及び下枠12と、上枠11の両端部と下枠12の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する縦枠13と、を有している。本実施形態では、枠体1は、合成樹脂製の押出成形部材で構成されている。上枠11、下枠12及び縦枠13は、両端部が斜め45°に切断されて、互いの切断面が突き付けられて溶着されて枠体1が構成されている。
一対の障子2は、枠体1の屋外側及び屋内側にそれぞれ設けられている。一対の障子2は、障子2が閉じた状態で、枠体1内を閉塞するように配置されている。障子2は、四方枠状に形成された框体20と、框体20内に納められた複層ガラス30と、を有している。
框体20は、左右方向に延在する上框21及び下框22と、上框21の両端部と下框22の両端部とをそれぞれ連結し上下方向に延在する戸先框23及び召合せ框24(なお、上框21、下框22、戸先框23及び召合せ框24のそれぞれを単に「框」と称することがある。)と、を有している。本実施形態では、框体20は、合成樹脂製の押出成形部材で構成されている。上框21、下框22、戸先框23及び召合せ框24は、両端部が斜め45°に切断されて、互いの切断面が突き付けられて溶着されて框体20が構成されている。下框22には、下枠12に沿って左右方向に走行可能な戸車25(図示省略)が設けられている。
各框21〜24には、それぞれ断面略コの字状のガラス保持溝G2(図3参照)が形成されている。複層ガラス30の四辺の端部は、ガラス保持溝G2内に嵌め込まれている。複層ガラス30の周縁部において、屋内側の面は、框に係止された押縁36で押さえられている(図3参照)。また、複層ガラス30の周縁部において、屋外側の面と框との間には、ガラスパッキン37が嵌め込まれている。
次に、上框21について図4を用いて具体的に説明する。
上框21は、左右方向に沿って配置され屋外側に配置される外框壁部66が屋外側の面をなし、左右方向に沿って配置され屋内側に配置される内框壁部69により屋内側の面をなしている。
外框壁部66と内框壁部69との間において、中空状に形成され、左右方向に延びる框ホロー部S11が形成されている。框ホロー部S11は、屋外側框壁部61と、屋内側框壁部62と、上連結壁部63と、下連結壁部64と、により形成されている。
屋外側框壁部61は、左右方向に沿って配置されている。屋内側框壁部62は、左右方向に沿って配置され、屋外側框壁部61よりも屋内側に配置されている。上連結壁部63及び下連結壁部64は、屋外側框壁部61と屋内側框壁部62とを連結するように屋内外方向に延在している。また、上連結壁部63及び下連結壁部64は、左右方向の略全長に沿って形成されている。
下連結壁部64の下側に沿って、ガラス保持溝G2が形成されている。換言すると、下連結壁部64では、下側を向く面に沿ってガラス保持溝G2が形成されるとともに、上側を向く面に沿って框ホロー部S11が形成されている。
框ホロー部S11には、第一框芯材150が設けられている。第一框芯材150は、上框21の延在方向(左右方向)にわたって長尺状に形成されている。
第一框芯材150は、縦断面略コ字状をなし、屋内側に向かって開口するように配置されている。第一框芯材150は、スチール等の金属により構成されている。第一框芯材150は、上面部151と、側面部152、下面部153と、を有する。
側面部152は、屋外側框壁部61の面に当接するように配置されている。上面部151及び下面部153は、側面部152の上下端からそれぞれ屋内外方向で屋内側に向かって延びている。
上連結壁部63における上側を向く面に沿って、レール溝G3が形成されている。レール溝G3は、上框21の延在方向(左右方向)にわたって形成されている。レール溝G3は、上連結壁部63と、屋外側框壁部61の上方部分と、屋内側框壁部62の上方部分と、により下側に凹むように形成されている。
レール溝G3には、スチール等の金属により構成された第二框芯材160が設けられている。第二框芯材160は、上框21の延在方向(左右方向)にわたって長尺状に形成されている。第二框芯材160は、縦断面略コ字状をなし、上方に向かって開口するように配置されている。第二框芯材160は、スチール等の金属により構成されている。第二框芯材160は、下面部161と、側面部162、163と、を有する。第二框芯材160は、第一框芯材150よりも薄板の鋼板で形成されている。
第二框芯材160の下面部161の上側を向く面には、第一加熱発泡材F1が設けられている。第一加熱発泡材F1は、長尺状に形成され、その長手方向を左右方向に向けるとともに、厚さ方向(発泡する方向)を上下方向に向けて配置されている。
第一加熱発泡材F1、第二框芯材160の下面部161、上連結壁部63には、ねじ166が上方から挿通され、第一框芯材150の上面部151に螺合されている。
次に、上記の引き違い窓100の主に上枠11について説明する。
図4に示すように、上枠11には、中空状に形成され、左右方向に延びる上枠ホロー部S1が形成されている。上枠ホロー部S1は、上枠壁部42と、下枠壁部41と、屋外側区画枠壁部43と、屋内側区画枠壁部44とにより形成されている。
上枠壁部42は、左右方向に沿って配置され、屋内外方向に延在している。下枠壁部41は、左右方向に配置され、上枠壁部42から下側に間隔をあけて配置されている。屋外側区画枠壁部43は、上枠壁部42と下枠壁部41とを連結するように配置されている。屋外側区画枠壁部43は、左右方向に沿って配置されている。屋内側区画枠壁部44は、上枠壁部42と下枠壁部41とを連結するように配置されている。屋内側区画枠壁部44は、左右方向に沿って配置され、屋外側区画枠壁部43よりも屋内側に配置されている。
上枠ホロー部S1内には、アルミ製の金属から構成される上枠芯材110が設けられている。上枠芯材110は、縦断面略矩形部を有し、上枠11の延在方向(左右方向)にわたって配置されている。上枠芯材110の屋内外方向の両側には、それぞれ屋外側及び屋内側に延びる延出面部111が設けられている。
上枠11には、上枠ホロー部S1よりも下側に、一対の障子2のそれぞれの上框21に係合する突出部50が設けられている。すなわち、上枠壁部42における上枠ホロー部S1の屋内外方向の両側の位置、さらに具体的には上枠芯材110の延出面部111に屋内外方向に重なる位置に突出部50が設けられている。そして、上枠芯材110の屋外側及び屋内側の側面には、第二加熱発泡材F2が設けられている。上枠芯材110の下面には、第三加熱発泡材F3が設けられている。
突出部50は、屋内外方向に間隔をあけて互いに平行に配置された一対の突出枠壁部51、51と、これら一対の突出枠壁部51、51同士を連結する連結枠壁部52と、を有している。突出枠壁部51は、下枠壁部41から下側に延びている。
下枠壁部41と、一対の突出枠壁部51、51と、連結枠壁部52とにより、レールホロー部S2が形成されている。
レールホロー部S2には、レール芯材120が設けられている。レール芯材120は、縦リブ121と、縦リブ121の上下端から水平方向に突出する上リブ122及び下リブ123と、を有し、縦断面略コ字状をなし、屋内側に向かって開口するように配置されている。レール芯材120は、上枠11の延在方向(左右方向)にわたって配置されている。レール芯材120は、スチール等の金属により構成されている。
上リブ122及び下リブ123には、それぞれの端部から上下方向で互いに近接する方向に突出するガイド部124A、124Bが設けられている。
一対の突出枠壁部51の下端部と連結枠壁部52とにより、下方に開口したアタッチメント支持溝G1が形成されている。一対の突出枠壁部51には、互いに近接する方向に向けて突出する係止片51aが設けられている。
アタッチメント支持溝G1には、レールアタッチメント(レール補強部材)130が設けられている。レールアタッチメント130は、上枠11の延在方向(左右方向)にわたって配置されている。レールアタッチメント130は、スチール等の金属により構成されている。
レールアタッチメント130は、基部131と、一対の上側突出片132と、一対の下側突出片133と、を有している。基部131は、屋内外方向に沿って配置されている。各上側突出片132は、基部131の屋内外方向の両端部から上側に向かって延びている。各下側突出片133は、基部131の屋内外方向の両端部から下側に向かって延びている。
アタッチメント支持溝G1の係止片51a,51aは、レールアタッチメント130の上側突出片132と内下側突出片133とにより挟み込まれている。これにより、レールアタッチメント130は、アタッチメント支持溝G1に係止して取り付けられている。
また、突出部50の連結枠壁部52、レール芯材120、上枠11の下枠壁部41には、取付ネジ(ねじ部材)136が下方から挿通されて、上枠芯材110の延出面部111に螺合されている。このようにして、金属製のレール芯材120、金属製の上枠芯材110が連結され、固定されている。
次に、本実施形態による引き違い窓100の作用について説明する。
図4に示すように、本実施形態による引き違い窓100において、上枠11の上枠芯材110、及びレール芯材120がねじ部材136によって連結固定され、上枠芯材110、及びレール芯材120によって上枠11における屋内外方向を遮断する壁体が構成されているので、その壁体によって火災時における屋内と屋外との火の貫通を防ぐことができ、防火性能を高めることができる。
そのため、本実施形態では、障子2が屋外側に倒れたり、上枠11で障子2を支えられなくなって脱落することが抑制される。
また、本実施形態では、上枠芯材110及びレール芯材120とともにレールアタッチメント130もねじ部材136により連結固定された壁体を構成しているので、上枠11における屋内外方向を遮断する防火性能をより高めることができる。
さらに、本実施形態では、外障子用の突出部50及び内障子用の突出部50が設けられ、上枠芯材110は、これら外障子用の突出部50及び内障子用の突出部50のレールホロー部S2に設けられたレール芯材120に対して取付ネジ136によって連結固定されている。そのため、屋外で発生した火災を外障子用に形成される上枠芯材110とレール芯材120とからなる壁体で効率よく遮断することができる。
また、本実施形態では、上枠芯材110の屋外側と屋内側の側面には、第二加熱発泡材F2が設けられていることで、上枠芯材110に火災時の熱が伝わることを抑制できる。また、この第二加熱発泡材F2が発泡することにより、上枠芯材110の屋外側に第二加熱発泡材F2を設けている場合は屋内側への熱の伝達を遅らせ、また上枠芯材110の屋内側に第二加熱発泡材F2を設けている場合は屋外側への熱の伝達を遅らせ、樹脂部分の温度上昇時間を遅くすることができる。そして、上枠11が溶融する時間を延ばすことができ、障子2が脱落することが抑制される。
さらに、上枠芯材110と上枠11の下枠壁部41との間には、第3加熱発泡材F3が設けられていることで、上枠芯材110に火災時の熱が伝わることを抑制できる。
このように本実施の形態では、上枠芯材110がスチールよりも融点が低い材料となるアルミ製であるため、芯材を火災時の熱から保護するため、上述したように上枠芯材110の屋内外の面及び下面に加熱発泡材F2、F3を設けて芯材への熱の伝達を遅くしている。なお、芯材がスチール製であっても加熱発泡材を配置すると同様の効果を得ることができる。
以上、本発明による建具の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態において、上枠芯材110、レール芯材120、及びレールアタッチメント130が取付ネジ136によって連結固定されて壁体を構成しているが、この3つの構成(上枠芯材110、レール芯材120、及びレールアタッチメント130)であることに限定されず、レールアタッチメント130を連結せずに、上枠芯材110とレール芯材120によって壁体を構成するものであってもよい。
また、連結手段として取付ネジ136を採用しているが、ピンやボルト等の他の連結手段であってもかまわない。
また、本実施形態では、上枠芯材110の屋外側及び屋内側の側面に第二加熱発泡材F2を設けているが、屋内側の第二加熱発泡材F2を省略することも可能である。さらに、上枠芯材110の下面側に設けられている第三加熱発泡材F3を省略してもよい。
また、本実施の形態では、外障子用の突出部50及び内障子用の突出部50が設けられ、上枠芯材110は、これら外障子用の突出部50及び内障子用の突出部50のレールホロー部S2に設けられたレール芯材120に対して取付ネジ136によって連結固定されているが、これに限定されることはない。すなわち、上枠芯材110は、屋外側の外障子用のレール芯材120のみ又は屋内側の内障子用のレール芯材120のみに連結固定されていてもよい。
なお、上述した実施形態では、上枠11の場合で説明したが、縦枠13や下枠12も同じ構成であってもよい。
さらにまた、本実施形態では、レール芯材120が縦リブ121と、縦リブ121の上下端から水平方向に突出する上リブ122及び下リブ123と、を有する縦断面略コの字形状の構成としているが、これに限定されず、例えば縦断面矩形状のレール芯材を採用することも可能である。
また、上記に示す実施形態では、枠体1及び框体20は樹脂製であるが、本発明はこれに限られない。枠体1及び框体20のうち少なくとも屋内外の一方側に、アルミニウム等の金属部材が設けられていてもよい。
さらに、本発明の枠体や框体は、内部空間が形成された押出成形部材からなる。そして、枠体及び框体の内部空間は、枠体及び框体の長手方向に沿って連続している。
さらにまた、框の内部空間に単体で挿入した加熱発泡材については、框の長手方向の略全長に配置されている。なお、框の溶着面付近には加熱発泡材を配置できないため、框の長手方向の両端には加熱発泡材のない部分が設けられていてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1…枠体
2…障子
11…上枠
12…下枠
13…縦枠
20…框体
21…上框
22…下框
23…戸先框
24…召合せ框
30…複層ガラス
50…突出部
51…突出枠壁部
52…連結枠壁部
61…屋外側框壁部
62…屋内側框壁部
63…上連結壁部
64…下連結壁部
100…引き違い窓(建具)
110…上枠芯材
120…レール芯材(突出部芯材)
130…レールアタッチメント(突出部補強部材)
136…取付ネジ(連結手段)
150…第一框芯材
160…第二框芯材
F1…第一加熱発泡材
F2…第二加熱発泡材
G1…アタッチメント支持溝(突出部支持溝)
G2…ガラス保持溝
G3…レール溝
S1…上枠ホロー部
S2…レールホロー部(突出部ホロー部)

Claims (1)

  1. 上枠、下枠および左右の縦枠を枠組みして構成される枠体と、前記枠体内にスライド可能に配置される障子と、を備える建具であって、
    前記枠体には、前記障子側に向けて突出する突出部が前記枠体の長手方向に沿って設けられ、
    前記枠体の内部には、前記枠体の長手方向に延びる金属製の枠芯材が設けられ、
    前記突出部の内部には、前記突出部の長手方向に延びる金属製の突出部芯材が設けられ、
    前記枠芯材及び前記突出部芯材が連結手段によって連結固定され、
    前記突出部は、屋内外方向に間隔をあけて配置された一対の突出枠壁部と、該一対の突出枠壁部同士を連結する連結枠壁部と、を有し、
    前記突出部には、前記連結枠壁部に対して内側に位置する突出部支持溝に設けられ上下方向又は左右方向に延在する金属製の突出部補強部材が設けられ、
    前記枠芯材、前記突出部芯材、及び前記突出部補強部材は前記連結手段によって連結固定され、
    前記枠芯材、前記突出部芯材、及び前記突出部補強部材が連続的に配置される壁状構造を構成し、該壁状構造を挟んだ屋外側空間と屋内側空間とが前記壁状構造によって分断されていることを特徴とする建具。
JP2017189519A 2017-09-29 2017-09-29 建具 Active JP6925218B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017189519A JP6925218B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 建具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017189519A JP6925218B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 建具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019065493A JP2019065493A (ja) 2019-04-25
JP6925218B2 true JP6925218B2 (ja) 2021-08-25

Family

ID=66339207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017189519A Active JP6925218B2 (ja) 2017-09-29 2017-09-29 建具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6925218B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6363942B2 (ja) * 2014-12-08 2018-07-25 Ykk Ap株式会社 枠体、障子、窓枠および建具
JP6375218B2 (ja) * 2014-12-10 2018-08-15 Ykk Ap株式会社 建具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019065493A (ja) 2019-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6017300B2 (ja) 建具の取付構造及び建具
JP6022343B2 (ja) 建具
JP2016142027A (ja) 樹脂サッシ
JP2015105466A (ja) 建具
JP6778039B2 (ja) 建具
JP6925218B2 (ja) 建具
JP6757229B2 (ja) 建具
JP6017339B2 (ja) 窓ユニット
JP6981865B2 (ja) 建具
JP6768563B2 (ja) 建具
JP6336363B2 (ja) 建具
JP6830857B2 (ja) 建具
JP6868528B2 (ja) 建具
JP6868527B2 (ja) 建具
JP6837891B2 (ja) 戸体および建具
JP6917866B2 (ja) 建具
JP6868524B2 (ja) 建具
JP2014173250A (ja) 扉及び建具
JP6813415B2 (ja) 戸体および建具
JP6868523B2 (ja) 建具
JP2019065494A (ja) 建具
JP6868525B2 (ja) 建具
JP6763824B2 (ja) 枠体及び建具
JP6868529B2 (ja) 建具
JP2017002639A (ja) 建具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200529

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6925218

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150