JP6866166B2 - 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ及びこれを用いた画像形成装置に関するものである。
例えば、電子写真感光ドラムと、この電子写真感光ドラムに作用する画像形成プロセス手段としての現像手段、帯電手段、クリーニング手段のうちの少なくとも一つを一体的にカートリッジ化したプロセスカートリッジがある。このようなプロセスカートリッジは、画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着される。また、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録材に画像を形成するものである。電子写真画像形成装置の一例としては、例えば、電子写真複写機、LED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)プリンタやレーザビームプリンタ等の電子写真プリンタ、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
電子写真画像形成装置(以下、単に「画像形成装置」という)では、像担持体としての一般にドラム型の電子写真感光体からなる感光ドラムの表面を一様に帯電させる。次いで、帯電した感光ドラムの表面を選択的に露光することによって、感光ドラムの表面上に静電潜像を形成する。次いで、感光ドラムの表面上に形成された静電潜像を現像剤となるトナーでトナー像として現像する。そして、感光ドラムの表面上に形成されたトナー像を記録用紙やプラスチックシート等の記録材に転写し、更に、記録材上に転写されたトナー像を加熱及び加圧してトナー像を記録材に定着させることで画像記録を行う。
このような画像形成装置は、一般に、トナー補給や各種の画像形成プロセス手段のメンテナンスを必要とする。トナー補給やメンテナンスを容易にするために、感光ドラム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段等を枠体内にまとめてカートリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジとしたものが実用化されている。
このようなプロセスカートリッジ方式によれば、画像形成装置のメンテナンスをユーザ自身で行うことができるので、操作性を格段に向上させることができ、ユーザビリティ(usability;使い易さ)に優れた画像形成装置を提供することができる。そのため、このプロセスカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。このようなプロセスカートリッジにおいて、現像剤容器の内壁面の斜面上に残るトナーを少なくする技術として特許文献1が提案されている。特許文献1では、現像剤容器の内壁面の斜面上に振動可能に設けられるシート状部材と現像剤容器の斜面との間に弾性部材を設けたものである。
特開2003−202737号公報
しかしながら、前述の特許文献1では、弾性部材よりもシート状部材の先端部側のみで撹拌部材が接触してシート状部材を振動させるため撹拌部材の一回転で一回の振動しか発生させることが出来なかった。
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、搬送部材の一回転で現像剤容器内の傾斜面に沿って振動可能に設けられる振動部材をより多く振動させることができる現像剤容器を提供するものである。
前記目的を達成するための本発明に係る現像剤容器の代表的な構成は、現像剤を搬送する搬送部材と、前記搬送部材に対向する傾斜面に沿って設けられ、一端が前記傾斜面に固定され、他端が自由端となり、前記自由端が前記搬送部材と当接して振動可能な振動部材と、前記傾斜面から前記搬送部材に向かって突出し、前記振動部材と当接可能な突出部と、を有し、前記搬送部材は可撓性を有するシート状部材であって、前記振動部材が前記突出部に当接した状態において、前記振動部材と前記傾斜面との間に前記突出部を境にして前記自由端側に位置する第1の間隙と前記傾斜面に固定される前記一端側に位置する第2の間隙とがあり、前記第1の間隙の少なくとも一部と前記第2の間隙の少なくとも一部とは、前記搬送部材の回転軌跡の領域内に位置すると共に、前記搬送部材が前記振動部材に接触したとき、前記振動部材は、前記傾斜面側に凸の状態となることによって前記第2の間隙が小さくなり、前記搬送部材の回転位相が進むことに連れて、前記振動部材は、前記傾斜面の反対側に凸の状態となることによって前記第2の間隙が再び大きくなる、ことを特徴とする。
本発明によれば、搬送部材の一回転で現像剤容器内の傾斜面に沿って振動可能に設けられる振動部材をより多く振動させることができる。
本発明に係るプロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の構成を示す断面説明図である。 本発明に係るプロセスカートリッジの構成を示す断面説明図である。 本発明に係る画像形成装置の開閉扉を開いた状態を示す斜視説明図である。 本発明に係る画像形成装置の開閉扉を開き、トレイを引き出した状態を示す斜視説明図である。 本発明に係る画像形成装置の開閉扉を開き、トレイを引き出した状態で、該トレイ内にプロセスカートリッジを着脱する様子を示す斜視説明図である。 本発明に係る画像形成装置にプロセスカートリッジを装着した状態の駆動部の構成を示す斜視説明図である。 本発明に係るプロセスカートリッジの分解斜視図である。 本発明に係るプロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着された姿勢での現像剤容器内の現像剤の挙動を示す斜視説明図である。 (a)は、本発明に係るプロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着された姿勢での現像剤容器内の現像剤の挙動を示す断面説明図である。(b)は、(a)の部分拡大図である。 本発明に係るプロセスカートリッジの現像剤容器内の現像剤の挙動を示す断面説明図である。 本発明に係るプロセスカートリッジの現像剤容器内の現像剤の挙動を示す断面説明図である。 本発明に係るプロセスカートリッジの現像剤容器内の現像剤の挙動を示す断面説明図である。 本発明に係る現像剤容器の長手方向の寸法関係を示す図である。
図により本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の一実施形態を具体的に説明する。尚、以下の実施形態では、現像剤容器12を備えた現像装置20を有するプロセスカートリッジBの一例について説明する。しかし、これに限定されず、現像装置20であれば、現像剤担持体となる現像ローラ32と、現像剤を収容する枠体を備えた構成でも良い。また、プロセスカートリッジBでは、像担持体となる感光ドラム62を少なくとも備えていれば良い。
また、以下の説明において構成部品の機能、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。像担持体となる感光ドラムの回転軸線方向を長手方向とする。また、前記長手方向において、画像形成装置本体から感光ドラムが駆動力を受ける側を駆動側とし、その反対側を非駆動側とする。
<画像形成装置>
先ず、図1及び図2を用いて本発明に係る現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジを着脱可能に備えた画像形成装置の構成について説明する。図1は、本実施形態の電子写真画像形成装置(以下、「画像形成装置」という)A及び該画像形成装置A本体(画像形成装置の本体)に対して着脱可能に設けられるプロセスカートリッジBの構成を示す断面説明図である。図2は、プロセスカートリッジBの構成を示す断面説明図である。以下の説明において、画像形成装置A本体とは、画像形成装置AからプロセスカートリッジBを除いた部分をいう。
図1に示す画像形成装置Aは、プロセスカートリッジBを画像形成装置A本体に着脱自在とした電子写真方式を利用したレーザビームプリンタの一例である。画像形成装置A本体には、プロセスカートリッジBが装着される。そのとき、該プロセスカートリッジBに設けられた静電潜像が形成される像担持体となる感光ドラム62の表面に静電潜像を形成するための像露光手段となるレーザスキャナユニット3が画像形成装置A本体に設けられている。また、プロセスカートリッジBの下側には、記録材Pを収容した給送トレイ4が設けられている。
画像形成装置A本体には、記録材Pの搬送方向Dに沿って、給送トレイ4内に収容された記録材Pを図示しない分離手段とにより一枚ずつ分離給送するピックアップローラ5aが設けられている。更に、搬送ローラ5b、レジストローラ5c、転写ガイド6、転写手段となる転写ローラ7、搬送ガイド8、定着手段となる定着装置9、排出ローラ10、排出トレイ11等が順次配置されている。尚、定着装置9は、加熱ローラ9a及び加圧ローラ9bにより構成されている。
<画像形成動作>
次に、画像形成装置Aの画像形成動作について説明する。外部のパーソナルコンピュータ等から送られた印刷スタート信号に基づいて、感光ドラム62は、図1及び図2の矢印R方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動される。図示しない帯電バイアス電源から帯電バイアス電圧が印加された帯電手段となる帯電ローラ66は、感光ドラム62の表面に接触し、該感光ドラム62の表面を一様に帯電する。
レーザスキャナユニット3は、画像情報に応じたレーザ光Lを出力する。レーザスキャナユニット3から出射されたレーザ光Lは、プロセスカートリッジBを構成するクリーニング枠体71に設けられた開口71hを通り、感光ドラム62の表面を走査露光する。これにより帯電ローラ66により一様に帯電された感光ドラム62の表面は、画像情報に対応したレーザ光Lにより露光されて静電潜像が形成される。
一方、図2に示すように、現像手段となる現像装置20において、現像剤となるトナーTを収容する現像剤容器12の撹拌室29内に収容されたトナーTは以下の通りである。底部材22と上容器23とからなる現像剤容器12の一部に設けられた開口15に向かってトナーTを搬送する搬送部材43が設けられている。搬送部材43は、現像剤容器12(容器)の内部に設けられる。搬送部材43の回転動作及びシート状部材からなる振動部材44の振動動作によって撹拌室29内に収容されたトナーTは撹拌、搬送される。振動部材44は、現像剤容器12(容器)の内部の傾斜面24eに沿って設けられる。
これにより、現像剤容器内に感光ドラム62の表面に対向して設けられる現像剤担持体となる現像ローラ32が設けられた現像室28に送り出される。現像ローラ32の一部は、開口15から露出して感光ドラム62の表面に対向して設けられる。搬送部材43は、現像剤容器12内に回転可能に設けられてトナーT(現像剤)を搬送する。搬送部材43の軸線方向は、感光ドラム62の軸線方向に平行に配置されている。
尚、本実施形態の現像装置20は、トナーTを収容する底部材22と上容器23とからなる現像剤容器12と、該現像剤容器12の現像室28内に感光ドラム62の表面に対向して回転可能に設けられた現像ローラ32を少なくとも有して構成される。また、プロセスカートリッジBは、本実施形態の現像装置20に更に感光ドラム62を少なくとも有して構成される。また、プロセスカートリッジBは、画像形成装置A本体に対して個々に着脱可能に設けられる。もちろん、現像装置20が単独で画像形成装置A本体に着脱される構成でも良い。
現像室28内のトナーTは、現像ローラ32に内蔵された固定磁石からなるマグネットローラ34の磁力により該現像ローラ32の表面に担持される。現像ローラ32の表面に担持されたトナーTは、現像ブレード42によって摩擦帯電されつつ該現像ローラ32の表面上での層厚が規制される。図示しない現像バイアス電源により現像ローラ32に現像バイアス電圧が印加されることにより該現像ローラ32の表面に担持されたトナーTは、感光ドラム62の表面上に形成された静電潜像に供給されてトナー像として現像され、可視像化される。
また、図1に示すように、レーザスキャナユニット3から出射されるレーザ光Lの出力タイミングに合わせて、画像形成装置A本体の下部に設けられた給送トレイ4内に収容された記録材Pがピックアップローラ5aにより繰り出される。その後、図示しない分離手段との協働により一枚ずつ給送される。更に、記録材Pは、搬送ローラ5bにより搬送されて一旦停止したレジストローラ5cのニップ部に先端部が突き当たる。これにより該記録材Pの腰の強さにより扱かれて斜行が補正される。
その後、所定のタイミングでレジストローラ5cが回転し、記録材Pは、レジストローラ5cにより挟持搬送される。その後、転写ガイド6によりガイドされて感光ドラム62と転写ローラ7とのニップ部からなる転写位置に搬送される。この転写位置において、図示しない転写バイアス電源から転写ローラ7に転写バイアス電圧が印加されることにより感光ドラム62の表面上に形成されたトナー像は、記録材Pに転写される。
トナー像が転写された記録材Pは、感光ドラム62の表面から分離されて搬送ガイド8に沿って定着装置9に搬送される。そして、記録材Pは、定着装置9を構成する加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとにより挟持搬送される過程で加熱及び加圧されてトナーTが熱溶融して記録材Pに熱定着される。これにより記録材Pに画像が形成される。トナー像が定着された記録材Pは、排出ローラ10により搬送されて排出トレイ11上に排出される。
一方、図2に示すように、トナー像が記録材Pに転写された後の感光ドラム62の表面上に残留した残トナーは、クリーニング手段となるクリーニングブレード77により掻き取られて除去され、再び、画像形成プロセスに使用される。感光ドラム62の表面から除去された残トナーは、クリーニングユニット60に設けられた廃トナー室71bに貯蔵される。本実施形態では、帯電ローラ66、現像ローラ32、転写ローラ7、クリーニングブレード77が感光ドラム62に作用する画像形成プロセス手段を構成する。
<プロセスカートリッジの着脱操作>
次に、図3〜図6を用いて画像形成装置A本体に対するプロセスカートリッジBの着脱操作について説明する。図3は、プロセスカートリッジBを着脱するために画像形成装置A本体に開閉可能に設けられた開閉扉13を開いた様子を示す斜視説明図である。図4は、プロセスカートリッジBを着脱するために画像形成装置A本体に開閉可能に設けられた開閉扉13を開いた状態でトレイ18を引き出した様子を示す斜視説明図である。図5は、開閉扉13を開き、トレイ18を引き出した状態で、該トレイ18内にプロセスカートリッジBを着脱する様子を示す斜視説明図である。図5に示すように、プロセスカートリッジBは、トレイ18に対して、着脱方向Eに沿って着脱可能である。
図3〜図5に示すように、画像形成装置A本体には、ヒンジ部13aを中心に回動可能に設けられた開閉扉13が取り付けられている。開閉扉13を開くと、カートリッジ挿入口17が露出する。カートリッジ挿入口17内には、プロセスカートリッジBを画像形成装置A本体に装着するためのトレイ18が図示しないガイドレールを介して画像形成装置A本体に対して引き出し可能に設けられている。トレイ18は、図5に示す所定の位置まで引き出すと、プロセスカートリッジBの着脱が可能である。プロセスカートリッジBは、図4に示すように、トレイ18内に載せられた状態で図4の矢印C方向に図示しないガイドレールに沿って画像形成装置A本体内に装着される。
プロセスカートリッジBには、図6に示すように、感光ドラム62に回転駆動力を伝達する第1カップリング70と、現像ローラ32に回転駆動力を伝達する第2カップリング21が設けられている。そして、第1カップリング70と、第2カップリング21にそれぞれ回転駆動力を伝達する第1駆動軸14及び第2駆動軸19が設けられている。第1駆動軸14及び第2駆動軸19は、画像形成装置A本体に設けられる駆動源となる図示しないモータにより回転駆動される。
<プロセスカートリッジ>
次に、図2及び図7を用いてプロセスカートリッジBの構成について説明する。図2は、プロセスカートリッジBの構成を示す断面説明図である。図7は、プロセスカートリッジBの構成を示す分解斜視図である。尚、以下の説明においては、各部品を結合するビス等は、説明を省略する。図2及び図7に示すように、本実施形態のプロセスカートリッジBは、クリーニングユニット60と、現像装置20とを有して構成される。
一般に、プロセスカートリッジBは、感光ドラム62と、これに作用する画像形成プロセス手段としての帯電手段、現像手段及びクリーニング手段のうちの少なくとも一つとを一体的にカートリッジ化する。そして、画像形成装置A本体に対して着脱可能としたものである。本実施形態のプロセスカートリッジBは、少なくとも感光ドラム62を有するクリーニングユニット60を有する。
図2に示すように、クリーニングユニット60は、感光ドラム62と、帯電ローラ66と、クリーニングブレード77と、これらを支持するクリーニング枠体71と、該クリーニング枠体71に溶着等により固定された蓋部材72とを有する。クリーニングユニット60において、帯電ローラ66及びクリーニングブレード77は、それぞれ感光ドラム62の表面に接触して配置される。感光ドラム62は、画像形成装置A本体側に設けられた駆動源となる図示しないモータからの回転駆動力が図6に示す第1カップリング70を介して伝達されて画像形成動作に応じて図2の矢印R方向に回転駆動される。
図2に示すように、現像装置20は、現像ローラ32と、該現像ローラ32を回転可能に支持する現像剤容器12と、現像ブレード42等を有する。現像ローラ32内にはマグネットローラ34が設けられている。また、現像装置20には、現像ローラ32の表面上に担持されたトナーTの層厚を規制するための現像ブレード42が設けられている。図7に示すように、プロセスカートリッジBは、クリーニングユニット60と現像装置20とを結合ピン69で互いに回動可能に結合することにより構成される。
結合ピン69は、現像装置20側に設けられた結合部20a,20bを貫通する貫通孔20c,20dを貫通させてクリーニングユニット60側に設けられた図示しない結合部に設けられた係止孔に係止する。これにより該結合ピン69を回動中心としてクリーニングユニット60と現像装置20とを互いに回動可能に結合する。
<現像剤容器12内の撹拌室29周辺の構成>
次に、図8及び図9を用いて現像剤容器12内の撹拌室29周辺の構成について説明する。図8は、画像形成装置A本体にプロセスカートリッジBが装着された姿勢での現像剤容器12内の撹拌室29周辺の構成を示す斜視説明図である。図9(a)は、画像形成装置A本体にプロセスカートリッジBが装着された姿勢での現像剤容器12内の撹拌室29周辺の構成を示す断面説明図である。図9(b)は、図9(a)の部分拡大図である。図8及び図9に示すように、現像剤容器12内の撹拌室29は、上容器23と底部材22とにより形成される。すなわち、上容器23と底部材22は、現像剤容器12の枠体に相当する。
撹拌室29内には、枠体からなる現像剤容器12に対して回転中心43bを中心に図8及び図9(a)の矢印J方向に回転可能に設けられた搬送部材43が設けられている。更に、該搬送部材43の回転に伴う振動で、トナーTを搬送部材43の方向へ搬送する振動部材44が設けられている。搬送部材43は、撹拌室29内において現像ローラ32側に設けられる。搬送部材43には、該搬送部材43と一体的に回転中心43bを中心に図8及び図9(a)の矢印J方向に回転する可撓性を有するシート状の搬送シート43aが取り付けられている。図9(a)に示すように、搬送シート43aは、枠体としての底部材22の内壁面(撹拌室29の内壁面)と接触して変形し、トナーTを搬送する。
また、底部材22には、図9(a),(b)の上下方向で示す鉛直方向に対して所定の傾斜角度の傾斜面24eを有する傾斜部24が設けられている。傾斜面24eの水平面2にする傾斜角度θは、トナーTの安息角よりも小さくなるように設定されている。安息角とは、トナーTが自発的に崩れることなく安定を保つ斜面の角度である。該傾斜面24eには、固定ボス24d(取り付け部または固定部に相当する)が突設されている。
固定ボス24d(固定部)は、振動部材44と係合して固定する。傾斜部24の傾斜面24eには、該傾斜面24eから搬送部材43に向かって突出する突出部25が設けられている。図9(a)に示すように、画像形成装置A本体にプロセスカートリッジBが装着された姿勢で、傾斜面24eは、搬送部材43の先端部43a1の回転軌跡Gの領域外から領域内に向けて、下方に向けて傾斜する。突出部25は、振動部材44と当接可能である。
画像形成装置A本体にプロセスカートリッジBが装着された姿勢での突出部25は、傾斜部24の傾斜面24eから図9(a),(b)の上方へ突出する第1の斜面24aが設けられている。更に、傾斜部24の傾斜面24eから図9(a)に示す搬送部材43の方向へ突出する第2の斜面24bとが設けられている。第1の斜面24aと第2の斜面24bとは、頂点24cで交差する。すなわち、第1の斜面24aと第2の斜面24bとは、頂点24cを境に隣り合う。言い換えると、頂点24cとは、隣り合う第1の斜面24aと第2の斜面24bとの間の辺(角部)である。
また、図9(a),(b)に示す傾斜部24の傾斜面24eと、突出部25の第1の斜面24aとがなす角度Hは鈍角となる。また、図9(a),(b)に示す傾斜部24の傾斜面24eと、突出部25の第2の斜面24bとがなす角度Iも鈍角となる。また、突出部25は、図8に示すように、長手方向(搬送部材43の回転中心43bの軸線方向)に一直線に設けられる。
ここで、図13を用いて、長手方向(搬送部材43の回転中心43bの軸線方向)における突出部25、搬送部材43、振動部材44の寸法関係を説明する。図13は、現像剤容器12の長手方向の寸法関係を示す図である。図13に示すように、搬送部材43の軸線方向(長手方向)において、突出部25の長さW3は、搬送部材43の先端部43a1の長さW2および振動部材44の長さW1よりも長い。こうすることで、振動部材44をより広い範囲で振動させることができる。なお、同図中において、44bは後述する固定ボス24dと係合する固定穴である。
図9(a),(b)に示す傾斜部24の傾斜面24eと、突出部25の第2の斜面24bとがなす角度Iが鈍角である。これにより振動部材44と、傾斜部24の傾斜面24eとの間に設けられる第2の間隙31に入り込んだトナーTも第2の斜面24bに沿って搬送部材43の方向に搬送することができる。図9(a)に示すように、突出部25の頂点24cに向かう高さ方向に開口15が配置される。そして、頂点24cと開口15との間には、該開口15に近い側から現像ローラ32の回転中心32a、搬送部材43の回転中心43bが順に配置されている。
即ち、図9(a),(b)に示す傾斜部24の傾斜面24eと、突出部25の第2の斜面24bとがなす角度Iが鈍角である。これにより第2の間隙31に残ったトナーTを搬送部材43の方向(前方)により搬送し易くなる。振動部材44は、ポリエチレンテレフタラート、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド等の材質を用いて厚さが10μm〜200μmの可撓性を有するシート状部材により構成されている。
図8及び図9(a)に示すように、振動部材44に設けられた図示しない固定穴(被取り付け部に相当する)が底部材22に設けられた傾斜部24の傾斜面24eに突設された固定ボス24dと係合する。これにより振動部材44が現像剤容器12内で搬送部材43に対向する底部材22の傾斜部24の傾斜面24eに沿って振動可能に設けられる。図8及び図9(a)に示すように、画像形成装置A本体にプロセスカートリッジBが装着された姿勢において、固定ボス24dから見て搬送部材43側に位置する振動部材44の先端部44aは、固定ボス24dよりも下方に位置する。また、上述の振動部材44の先端部44aは、底部材22の内壁(撹拌室29の内壁)および傾斜面24eから離れている。
図8及び図9(a)に示すように、搬送部材43が振動部材44に接触しない状態でかつ該振動部材44が突出部25の頂点24cに当接した状態において以下の通りである。振動部材44と傾斜部24の傾斜面24eとの間に該突出部25を境にして第1の間隙30と、第2の間隙31とがある。第1の間隙30は、突出部25に対して、搬送部材43側(搬送部材側)に位置する。第2の間隙31は、突出部25に対して、固定ボス24d側(固定部側)に位置する。
振動部材44は、傾斜部24の搬送部材43側で傾斜面24eに突設された突出部25の頂点24cに当接した状態になる。この状態で振動部材44と傾斜部24の傾斜面24eとの間には、突出部25よりも搬送部材43側に第1の間隙30が設けられ、固定ボス24d側に第2の間隙31が設けられる。すなわち、図8及び図9(a)に示すように、搬送部材43の軸線方向と直交する方向において、突出部25を境にして第1の間隙30と第2の間隙31とがある。
次に、図9(a)を用いて搬送部材43の先端部43a1の回転軌跡Gと、第1の間隙30及び第2の間隙31との位置関係について説明する。図9(a)に示すように、搬送部材43は、画像形成装置A本体に設けられた図示しないモータから伝達される回転駆動力により回転中心43bを中心に図9(a)の矢印J方向へ回転する。
これにより搬送部材43に設けられた可撓性の搬送シート43aの先端部43a1は以下の通り回転する。現像剤容器12の内壁面に接触しない一点鎖線で示す直線状に延びた搬送シート43aの仮想状態を想定したとき、図9(a)に示す回転中心43bを中心とする円で表わされる回転軌跡G上を通る。このとき、図9(a)に示す突出部25を境とした第1の間隙30及び第2の間隙31の少なくとも一部が搬送シート43aの先端部43a1の回転軌跡Gの内側領域内(回転軌跡の領域内)に設けられている。
図9(a)に示すように、搬送部材43の回転方向Jにおいて、第2の間隙31は、突出部25の上流側に位置する。また、第1の間隙30は、突出部25の下流側に位置する。そして、画像形成装置A本体にプロセスカートリッジBが装着された姿勢において、第2の間隙31は、第1の間隙30の上方に位置する。
次に、図8〜図12を用いて搬送部材43の回転動作と、振動部材44の振動動作について説明する。図8及び図9(a)は、搬送部材43の搬送シート43aと、振動部材44とが当接しない第1の状態を示した断面説明図である。図8及び図9(a)に示すように、搬送部材43と振動部材44が当接しないとき、振動部材44は突出部25の頂点24cに当接した状態になる。このとき撹拌室29内のトナーTは、傾斜部24に設けられた振動部材44の表面上の上方に残っている。
次に、図9(a)に示す第1の状態から搬送部材43が図10の矢印J方向に回転すると、搬送シート43aの先端部43a1は、図10に示すように、振動部材44と当接する第2の状態になる。このとき、振動部材44と傾斜部24の傾斜面24eとの間には、第1の間隙30と第2の間隙31とが設けられ、振動部材44は、搬送シート43aの先端部43a1から図10の矢印K方向に力を受ける。
次に、図10に示す第2の状態から搬送部材43が更に図11の矢印J方向に回転する。すると、搬送シート43aの先端部43a1は、図11に示すように、可撓性の振動部材44を図11の矢印K方向に押圧して該振動部材44を傾斜部24の傾斜面24eに密着させるまで撓ませる。
このとき、搬送シート43aの先端部43a1は、可撓性の振動部材44を傾斜部24の傾斜面24e側に凸の状態になるまで撓ませて図10に示す第2の間隙31の領域内まで突入した第3の状態となる。このとき搬送シート43aの先端部43a1と振動部材44とが当接して該振動部材44は、搬送シート43aの先端部43a1から図11の矢印K方向に力を受け続けるため可撓性の振動部材44は、撓んで変形する。
振動部材44が図10に示す第2の状態から傾斜部24の傾斜面24e側に凸の状態になる図11に示す第3の状態に変形することで振動する。これにより図10に示すように、振動部材44の表面上の上方に残っていたトナーTは、図11に示すように、傾斜部24の傾斜面24e側に凸(図11の右側に凸)の状態に変形した振動部材44の表面に沿って自重により図11の下方に搬送される。図11に示すように、振動部材44が傾斜部24の傾斜面24e側に凸(図11の右側に凸)の状態となったとき該凸の頂点が開口15に対して突出部25よりも離れた位置にある。
即ち、撹拌室29内の上方で振動部材44に振動を加えることができる。このため撹拌室29内のトナーTが少なくなってきたときにも撹拌室29内の上方に残っているトナーTを振動部材44の表面に沿って自重により図11の下方に確実に搬送することが可能である。これにより撹拌室29内のトナーTを最後まで使い切ることができる。
次に、図12を用いて第4の状態について説明する。図11に示すように、傾斜部24の傾斜面24e側に凸の状態になる第3の状態から搬送部材43が更に図12の矢印J方向へ回転する。すると、搬送シート43aの先端部43a1は、図12に示すように、突出部25を乗り越えて可撓性の振動部材44を図12の矢印M方向に押圧して撓ませて図10に示す第1の間隙30の領域内まで突入する。このとき、図12に示すように、搬送部材43は、変形して突出部25を乗り越える。
これにより振動部材44は、突出部25の頂点24cを支点として傾斜面24eの反対側となる搬送部材43側(図12の左側)に凸の状態に変形した第4の状態となる。このとき振動部材44は、支点となる突出部25の頂点24cよりも図12の下方の先端部44a側で搬送シート43aの先端部43a1から図12の矢印M方向に力を受けて変形する。
更に、図11に示すように、振動部材44が傾斜部24の傾斜面24e側に凸(図11の右側に凸)の状態になる第3の状態から図12に示すように、搬送部材43側(図12の左側)に凸の第4の状態に変形する。これにより振動部材44に振動が発生して、該振動部材44の表面上のトナーTは、図12に示すように、撹拌室29の下側に自重により搬送される。
図12に示す第4の状態から更に搬送部材43が図12の矢印J方向に回転すると、搬送シート43aと振動部材44との当接が解除される。これにより振動部材44の撓みが開放されて図8及び図9(a)に示す第1の状態に戻る。このとき、振動部材44の撓みを開放する復元力により振動部材44に振動が発生して図12に示す振動部材44の表面上のトナーTは、自重により搬送部材43の方向に搬送される。
本実施形態では、搬送部材43が振動部材44に接触すると、該搬送部材43の回転位相によって該振動部材44は、傾斜部24の傾斜面24e側(傾斜面側)に凸の状態と、該傾斜面24eの反対側に凸の状態になる。搬送部材43の回転に伴って可撓性の振動部材44を変形させ、且つ振動部材44により多くの振動を与える。これにより該振動部材44の表面上の上方のトナーTを自重により搬送部材43の方向に確実に搬送することができる。
また、搬送部材43の搬送シート43aの先端部43a1を傾斜部24の傾斜面24eと振動部材44との間に形成される第2の間隙31の領域内まで突入させることで、振動部材44を傾斜部24の傾斜面24e側に凸の状態になるまで撓ませることが出来る。これにより撹拌室29内の残りのトナーTが少なくなってきたときにも振動部材44の表面上の上方のトナーTを搬送部材43の方向に自重により確実に搬送することができる。
また、特許文献1と比較して、搬送部材43の一回転で振動部材44をより多く振動させることができる。これにより振動部材44の表面上に残るトナーTをより確実に搬送部材43の方向に搬送することで、現像剤容器12内に残るトナーTを少なくできる。
G…搬送部材43の回転軌跡
T…トナー(現像剤)
24e…傾斜面
25…突出部
30…第1の間隙
31…第2の間隙
43…搬送部材
44…振動部材

Claims (15)

  1. 現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材に対向する傾斜面に沿って設けられ、一端が前記傾斜面に固定され、他端が自由端となり、前記自由端が前記搬送部材と当接して振動可能な振動部材と、
    前記傾斜面から前記搬送部材に向かって突出し、前記振動部材と当接可能な突出部と、を有し、
    前記搬送部材は可撓性を有するシート状部材であって、
    前記振動部材が前記突出部に当接した状態において、前記振動部材と前記傾斜面との間に前記突出部を境にして前記自由端側に位置する第1の間隙と前記傾斜面に固定される前記一端側に位置する第2の間隙とがあり、
    前記第1の間隙の少なくとも一部と前記第2の間隙の少なくとも一部とは、前記搬送部材の回転軌跡の領域内に位置すると共に、
    前記搬送部材が前記振動部材に接触したとき、前記振動部材は、前記傾斜面側に凸の状態となることによって前記第2の間隙が小さくなり、前記搬送部材の回転位相が進むことに連れて、前記振動部材は、前記傾斜面の反対側に凸の状態となることによって前記第2の間隙が再び大きくなる、
    ことを特徴とする現像剤容器。
  2. 前記突出部は、前記傾斜面から前記搬送部材に向かって突出することを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。
  3. 前記現像剤容器が画像形成装置の本体に装着された状態において、
    前記突出部は、前記傾斜面から上方へ突出する第1の斜面と、前記傾斜面から前記搬送部材の方向へ突出する第2の斜面と、を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像剤容器。
  4. 前記突出部は、前記傾斜面から突出する第1の斜面と第2の斜面を有し、
    前記傾斜面と前記第1の斜面のなす角は鈍角であり、
    前記傾斜面と前記第2の斜面のなす角は鈍角であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像剤容器。
  5. 前記振動部材は、シート状部材であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の現像剤容器。
  6. 前記突出部は、前記搬送部材の回転軸線方向に延びていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の現像剤容器。
  7. 前記搬送部材の回転方向において、
    前記第1の間隙は、前記突出部の下流側に位置し、
    前記第2の間隙は、前記突出部の上流側に位置することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の現像剤容器。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の現像剤容器と、
    前記現像剤容器内に像担持体に対向して設けられる現像剤担持体と、
    を有することを特徴とする現像装置。
  9. 前記突出部の頂点に向かう高さ方向に前記現像剤容器の開口が配置され、前記頂点と前記開口との間には前記開口に近い側から前記現像剤担持体の回転中心、前記搬送部材の回転中心が順に配置されたことを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  10. 画像形成装置の本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の現像剤容器、または請求項または請求項に記載の現像装置のうちの少なくとも1つと、
    静電潜像が形成される像担持体と、
    を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  11. 請求項1〜のいずれか1項に記載の現像剤容器、または請求項または請求項に記載の現像装置、または請求項10に記載のプロセスカートリッジのうちの少なくとも1つが着脱可能に構成され、記録材に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
  12. 現像剤担持体と、
    現像剤を収容し、開口が備えられた容器と、
    前記容器の内部に設けられ、前記現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記容器の内部の傾斜面に沿って設けられ、一端が前記傾斜面に固定され、他端が自由端となり、前記自由端が前記搬送部材と当接して振動可能な振動部材と、
    前記傾斜面から突出し、前記振動部材と当接可能な突出部と、
    を有し、
    前記搬送部材は可撓性を有するシート状部材であって、
    前記振動部材が前記突出部に当接した状態において、前記振動部材と前記傾斜面との間に前記突出部を境にして前記自由端側に位置する第1の間隙と前記傾斜面に固定される前記一端側に位置する第2の間隙とがあり、
    前記第1の間隙の少なくとも一部と前記第2の間隙の少なくとも一部とは、前記搬送部材の回転軌跡の領域内に位置すると共に、
    前記搬送部材が前記振動部材に接触したとき、前記振動部材は、前記傾斜面側に凸の状態となることによって前記第2の間隙が小さくなり、前記搬送部材の回転位相が進むことに連れて、前記振動部材は、前記傾斜面の反対側に凸の状態となることによって前記第2の間隙が再び大きくなる、ことを特徴とする現像装置。
  13. 前記振動部材が前記傾斜面側に凸の状態となったとき該凸の頂点が前記開口に対して前記突出部よりも離れた位置にあることを特徴とする請求項12に記載の現像装置。
  14. 前記突出部は、前記傾斜面から突出する第1の斜面と第2の斜面を有し、
    前記傾斜面と前記第1の斜面のなす角は鈍角であり、
    前記傾斜面と前記第2の斜面のなす角は鈍角であることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の現像装置。
  15. 前記突出部は、前記搬送部材の軸線方向に延びていることを特徴とする請求項1214のいずれか1項に記載の現像装置。
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