JP6861466B2 - 浴室の床構造 - Google Patents
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Description
なお図2では、説明の便宜上、保温材50及び支持部材60の記載を省略している。
以下、第1支持部材61及び第2支持部材62の詳細について、図5〜図10を参照して説明する。
先ず、板状の金属部材を上述の形状を有する第1支持部材61に成形加工した後、第1引掛け部61Bと第2引掛け部61Cと間の隙間を拡げた状態で、該隙間から第1支持部材61の内側に第3桟23Cを挿通させる。これにより、第1支持部材61が第3桟23Cの外周に嵌合することで、第1支持部材61は第3桟23Cに取り付けられる。
次いで、粘着テープ61Fを、桟部23の上面及び各引掛け部の上面に亘って貼り付ける。これにより、第1支持部材61は第3桟23Cに取り付け固定される。
先ず、板状の金属部材を上述の形状を有する第2支持部材62に成形加工した後、外周部21の内側面側から、第2支持部材62を近接させ、引掛け部62Bと底面部621の間に短辺梁21Dを挟み込む。これにより、第2支持部材62は短辺梁21Dの上面に引っかかった状態になる。
次いで、粘着テープ62Fを、本体部62Aの側面部622から、短辺梁21Dの外側側面を経由して、第2引掛け部62Cの下面に亘り貼りつける。これにより、第2支持部材62は短辺梁21Dに取り付け固定される。
より詳しくは、防水パン本体31に設けられた係合部37と、フレーム20の被係合部25との位置合わせをしながら、防水パン30を水平方向にスライド移動させることにより、被係合部25と係合部37とが互いに係合し、桟部23の上面に、防水パン本体31のリブ36の下端が支持される。
一方で、防水パン本体31のリブ36と、桟部23の間には保温材50は設けられていない。即ち、桟部23の上面は、リブ36の下端面に当接し、防水パン本体31はフレーム20に安定して係合される。
本実施形態では、浴室の床構造10を、躯体100上に配置されるフレーム20と、フレーム20上に載置される防水パン30と、防水パン30の裏面35側においてフレームの内側に配置される板状の保温材50と、を備え、保温材50は、フレーム20に配置される支持部材60を介して、裏面側から支持される構成にした。
これにより、保温材50は、フレーム20の内側において、支持部材60上に支持され、該フレーム20上に防水パン30を載置することで、保温材50は防水パン30の裏面35側に配置される。そのため、防水パン30の載置前に、保温材50を容易に取り付け可能である。
更には、防水パン30の載置前に、排水トラップ40をフレーム20に取り付けることが可能であり、施工作業全体の効率が向上する。
これにより、支持部材60はフレーム20の表面に引掛け部を引っかけるのみで、フレーム20の内側に保温材50の各支持部を設けることができる。その結果、保温材50を容易に取り付け可能であり、浴室の床構造の施工作業を効率的なものにできる。
これにより、従来の技術では、フレーム20と防水パン30の当接部分を避け、保温材を取り付ける場合、各保温材を、各開口部の面積よりも小さくして設けなければ、防水パン30のリブ36に適切に取り付けることができなかったのに対し、本実施形態の各保温材は、各開口部の内側面に設けた各保温材支持部上に支持される。そのため、各保温材は各開口部の内側いっぱいにまで、保温材を設けることで、各保温材と、各開口部のとの隙間を低減させ、保温性能が向上する。
また、防水パン30の面積が大きく、防水パン30を補強するためフレーム20に桟部23を設ける必要が生じた場合であっても、外周部21には第1支持部材61を取り付け、桟部23には第2支持部材62を取り付けできる。そのため、各開口部に保温材50を容易に設置できる。その結果、浴室の床構造の施工作業全体の効率が向上する。
これにより、支持部材60は、フレーム20に排水トラップ40を配置した後であっても、該フレーム20に取り付け可能である。その結果、浴室の床構造10の施工作業全体の効率が向上する。
図11及び図12は、第1実施形態に係る第1支持部材61の変形例の支持部材63を示す斜視図及び正面図である。これら図11及び図12に示すように、本実施形態に係る変形例の支持部材63は、底面部631の中央付近から、下方に延びる折り曲げ部63Gを備える以外は、第1支持部材61と同一の構成である。
これにより、変形例の支持部材63は上述の第1支持部材61に比べ、桟部23への支持部材の取り付け、取り外しが容易に行える。そのため、施工現場において施工作業施工性が向上する。
図13は、本発明の第2実施形態に係る保温材50及び第3支持部材64の斜視図である。この図13に示すように、本実施形態に係る第3支持部材64は、保温材50(図13では、第4保温材51D)の周囲を囲繞するように取り付け固定される。ここで、第3支持部材64は、第1引掛け部64Bと、第2引掛け部64Cと、保温材支持部64Hと、粘着テープ64Fと、第1取り付け部64Iと、第2取り付け部64Jと、によって構成される。
また、第2引掛け部64Cは、保温材支持部64Hの両側面部642における保温材50の延設方向他端側から、その先端部が桟部23の上面に面接触するように外側に直角に屈曲して形成される。これにより、第1引掛け部64Bの下面が外周部21の上面に引っかかり、また第2引掛け部64Cの下面が桟部23の上面に引っかかるようになっている。
なお、本実施形態に係る第3支持部材64では、外周部21及び桟部23に、第1引掛け部64B及び第2引掛け部64Cを引っかける場合を説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、外周部21及び外周部21に第3支持部材64を引掛ける場合や、桟部23及び桟部23に第3支持部材64を引掛ける場合は、第1引掛け部64B及び第2引掛け部64Cの先端の位置を、それぞれ調整する。
これにより、第3支持部材64を取り付けた保温材50を、フレーム20上に容易に支持させることができる。その結果、浴室の床構造の施工作業を効率的なものにできる。
上記実施形態では、支持部材60を金属で成形した例で説明したが、別段これに限られず、支持部材60を樹脂により成形してもよい。
また上記実施形態では、1つの保温材を5つの支持部材60で支持したが、別段これに限られず、保温材を十分支持できる範囲内で支持部材の数を変更可能である。
図14は、第3実施形態に係る浴室の床構造における図3のA−A線に対応する箇所での断面図であり、図15は、第3実施形態に係る浴室の床構造における図3のB−B線に対応する箇所での断面図である。
本実施形態では、図14に示すように桟部23の下方に直接、第1支持部65を設けた点、及び図15に示すように外周部21に直接、第2支持部66を設けた点で上述の各実施形態とは相違する。
これにより、フレーム20上に直接、保温材50を支持させることができる。その結果、浴室の床構造の施工作業の効率を向上できる。
100…躯体
20…フレーム
23…桟部
26A〜26D…第1開口部〜第4開口部
30…防水パン
40…排水トラップ
50…保温材
51A〜51D…第1保温材〜第4保温材
60…支持部材(支持部)
61…第1支持部材(支持部)
62…第2支持部材(支持部)
63…第1支持部材の変形例(変形例の支持部)
64…第3支持部材(支持部)
65…第1支持部
66…第2支持部
61A〜63A…本体部
61B、63B、64B…第1引掛け部
61C、63C、64C…第2引掛け部
62B…引掛け部
61D、63D、65D…第1保温材支持部
61E、63E、65E…第2保温材支持部
62D、64H、66D…保温材支持部
Claims (5)
- 躯体上に高さ調整機構を介して配置され、外周部と、該外周部の内側に配置される桟と、を有するフレームと、
前記フレーム上に載置される防水パンと、
前記防水パンの裏面側において前記フレームの内側に配置される板状の保温材と、
前記外周部と前記桟とに配置される支持部と、を備え、
前記支持部は、前記保温材の裏面側に配置され、該裏面を支持する保温材支持部と、前記外周部及び前記桟の表面側に配置され、該表面に引掛けられる引掛け部と、を有し、
前記保温材は、前記支持部を介して、裏面側から支持される浴室の床構造。 - 前記保温材は、前記桟によって前記フレームの内側に形成される開口部を覆うように配置される請求項1に記載の浴室の床構造。
- 前記支持部は、前記フレームに取り付け固定される請求項1又2に記載の浴室の床構造。
- 前記支持部は、前記保温材に取り付け固定される請求項1又2に記載の浴室の床構造。
- 前記支持部は、フレームと一体に形成されている請求項1に記載の浴室の床構造。
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