JP6860096B2 - グロメット及びワイヤハーネス - Google Patents
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Description
本開示のワイヤハーネスは、電線と、前記電線を包囲する第1外装材と、前記電線を包囲するとともに前記電線の長さ方向において前記第1外装材と離れて設けられた第2外装材と、前記電線を包囲するとともに、前記第1外装材と前記第2外装材とに接続された筒状の本体部を有するグロメットと、前記電線の外側に設けられるとともに前記グロメットに収容された磁性体コアと、を有し、前記本体部は、前記磁性体コアを収納した収納部と、通気性を有する防水材を嵌合可能な貫通孔とを有する。
本開示のグロメットは、ワイヤハーネスを包囲可能な筒状をなして、前記ワイヤハーネスの長さ方向における中間部に配されるグロメットであり、軸方向における両端部が前記ワイヤハーネスを包囲する他の外装材に接続される本体部と、前記本体部に設けられ、磁性体コアを収納可能な収納部と、を備え、前記本体部に、通気性を有する防水材を嵌合可能な貫通孔が形成されているものとしてもよい。このような構成によれば、磁性体コアを外装材の外側に装着する場合に比して、ワイヤハーネスの大径化を抑制することができる。また、グロメットは、長さ寸法が短いので、磁性体コアを端から容易に収納することができる。これにより、ワイヤハーネスの大径化を抑制しつつ、磁性体コアを容易にワイヤハーネスに取り付けることができる。また、熱源となり得る磁性体コアを収納するグロメットに、通気構造部を設けることができるから、外装材の内部圧力を効果的に調整することができる。
以下、本開示のグロメットを具体化した一実施例について、図1〜図7を参照しつつ詳細に説明する。
グロメット20には、本体部21の端側(接続部22側)と筒状突部27との間の通気を十分に確保するための第1通気路33および第2通気路34が設けられている。
まず、グロメット20に磁性体コア40を収納する。グロメット20の端から磁性体コア40を内部に入れ込む。グロメット20の接続部22が弾性的に拡開され、磁性体コア40は収納部24に収納される。収納部24に収納された磁性体コア40は、中空部41がグロメット20の軸線と同一方向に開口し、一対の第1外面42が収納部24の内周面に沿った姿勢で配される。
以上により、ワイヤハーネス10の組み立て作業が完了する。
本実施例のグロメット20は、ワイヤハーネス10を包囲可能な筒状をなしてワイヤハーネス10の長さ方向における中間部に配されるグロメットであり、軸方向における両端部がワイヤハーネス10を包囲する他の外装材12に接続される本体部21を有し、本体部21には、磁性体コア40を収納可能な収納部24が備えられている。この構成によれば、磁性体コア40を外装材12の外側に装着する場合に比して、ワイヤハーネス10の大径化を抑制することができる。また、グロメット20は、長さ寸法が短いので、磁性体コア40を端から容易に収納することができる。すなわち、本実施例のグロメット20によれば、ワイヤハーネス10の大径化を抑制しつつ、磁性体コア40を容易にワイヤハーネス10に取り付けることができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(2)上記実施例では、通気構造部26の具体的な構造を示したが、これに限らず、通気構造部の構造は任意に変更することができる。
(4)上記実施例では、貫通孔28が筒状突部27に形成されているが、これに限らず、貫通孔は、例えば本体部に突部を設けることなく貫通形成してもよい。
(7)上記実施例では、第2通気路34の形状等を例示したが、これに限らず、第2通気路の形状等は任意に変更することができる。
12…外装材
20…グロメット
21…本体部
24…収納部
25…当接面
27…筒状突部
28…貫通孔
29…防水材
33…第1通気路(本体部の長さ方向における端側に連通する通気路)
34…第2通気路(筒状突部に連通する通気路)
40…磁性体コア
Claims (5)
- 電線を包囲する第1外装材と、前記電線を包囲するとともに前記電線の長さ方向において前記第1外装材と離れて設けられた第2外装材とに接続可能な筒状のグロメットであって、
前記電線を包囲するとともに、前記第1外装材と前記第2外装材とに接続される本体部を有し、
前記本体部は、磁性体コアを収納可能な収納部と、通気性を有する防水材を嵌合可能な貫通孔とを有するグロメット。 - 前記貫通孔は、前記収納部に形成されている請求項1に記載のグロメット。
- 前記収納部は、前記磁性体コアの軸方向の両端面に当接可能な当接面を有し、
前記当接面には、前記本体部の軸方向における端側に連通する第1通気路が設けられている請求項2に記載のグロメット。 - 前記貫通孔は、前記収納部から外側に突出する筒状突部に形成されており、
前記収納部の周面のうち前記筒状突部の根元には、前記筒状突部に連通する第2通気路が設けられている請求項2又は請求項3に記載のグロメット。 - 電線と、
前記電線を包囲する第1外装材と、
前記電線を包囲するとともに前記電線の長さ方向において前記第1外装材と離れて設けられた第2外装材と、
前記電線を包囲するとともに、前記第1外装材と前記第2外装材とに接続された筒状の本体部を有するグロメットと、
前記電線の外側に設けられるとともに前記グロメットに収容された磁性体コアと、
を有し、
前記本体部は、前記磁性体コアを収納した収納部と、通気性を有する防水材を嵌合可能な貫通孔とを有するワイヤハーネス。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3277854B2 (ja) * | 1997-08-08 | 2002-04-22 | 株式会社村田製作所 | ノイズ抑制機能付き絶縁被覆電線 |
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2020
- 2020-01-20 JP JP2020006543A patent/JP6860096B2/ja active Active
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JP2020074314A (ja) | 2020-05-14 |
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