JP6859055B2 - 車両用アシストグリップとその取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の車室内の例えばルーフサイド部あるいはピラー部等に設けられて乗員の体を支えるための車両用アシストグリップとその取付構造に関する。
この種の従来の車両用アシストグリップの構造として、例えば特許文献1に記載されたものが提案されている。この特許文献1に記載された車両用アシストグリップの構造では、グリップ部と、このグリップ部の両端に設けられた脚部と、を有して略U字状に形成されたものにおいて、上記脚部には、車体取付座面の外周部に傾動可能凹部を備えたものとしている。なお、この車両用アシストグリップの構造では、脚部に、取付ねじが挿入される取付部が形成されているとともに、この取付部および取付ねじを覆う蓋体がヒンジ部を介して付設されていて、これらの蓋体およびヒンジ部が脚部と一体に形成されている。
そして、かかる従来の車両用アシストグリップの構造によれば、内装材で被覆された車体に対し取付ねじにより取り付けられた状態において、不慮の衝撃を受けた時には取付ねじを支点として車両用アシストグリップ自体が傾動変位することで、上記衝撃を吸収・分散して緩和することができるとされている(特に、特許文献1の図5参照)。
特開2000−103276号公報
しかしながら、特許文献1に代表されるような従来の車両用アシストグリップの構造では、不慮の衝撃を受けた場合に限らず、例えば乗員の体重等による荷重負荷が加わると、多かれ少なかれアシストグリップが取付ねじによる固定部から撓み変形することになるので、そのアシストグリップの撓み変形に蓋体が追従することができずに、蓋体の凹凸嵌合が外れて蓋体が開いてしまい、見栄えが損なわれるという問題があった。これは、アシストグリップの荷重負荷位置に向かって最も遠い位置に蓋体のヒンジ部が設定されていることに基づいている。
ここで、自動車の内装の仕様あるいはグレードによっては、アシストグリップがねじ締め固定される車体パネルとそれを覆う内装材との間に所定の隙間が確保されることがある。そして、例えば比較的硬質の樹脂材料にて形成されているアシストグリップの取付位置において、車体パネルと内装材との間の隙間を埋めるべく、当該隙間の大きさに相当する金属製のカラーを介してアシストグリップを車体パネルにねじ締め固定することが行われるが、この場合においても上記と同様に蓋体が開いてしまうことがあった。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、荷重負荷時に蓋体が開いてしまうのを防止できるように考慮された車両用アシストグリップとその取付構造を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、把手部として機能するアーチ状のグリップ本体と、上記グリップ本体の長手方向における双方の端面から段差部をもって突出形成されていて、先端面が車体パネルへの着座面として機能するボス部と、上記ボス部の軸心方向に沿って貫通形成された取付孔と、上記ボス部と同一軸線上において当該ボス部の突出方向とは反対方向から外部に開口するように形成されていて、取付孔に挿入されるねじ部材の頭部を収容する収容凹部と、上記収容凹部の開口縁部であって且つグリップ本体の端面に相当する位置に折り曲げ可能にヒンジ結合されていて、収容凹部の開口を閉蓋するエンドキャップと、を備え、
上記ボス部とヒンジ及びエンドキャップのそれぞれがグリップ本体とともに樹脂材料にて一体に形成され、
上記エンドキャップは、上記ヒンジを介して上記グリップ本体に一体に結合され、上記グリップ本体に荷重負荷が作用した場合に、上記ヒンジと共に上記グリップ本体の撓み変形に追従して変形可能に形成されていることを特徴とする。
より具体的には、請求項2に記載のように、上記グリップ本体の端面よりもボス部の突出方向とは反対方向側に収容凹部の内底面が形成されているとともに、この内底面に取付孔が開口していて、上記内底面が取付孔に挿入されるねじ部材の頭部の着座面となっているものとする。
あるいは、請求項3に記載のように、上記グリップ本体の端面よりもボス部の突出方向側に収容凹部の内底面が形成されているとともに、この内底面に取付孔が開口していて、上記内底面が取付孔に挿入されるねじ部材の頭部の着座面となっているものとする。
さらには、請求項に記載のように、上記グリップ本体の長手方向と直交しつつ当該グリップ本体の厚みを二分する中心線とボス部の先端面とのなす角度が鋭角となるように設定されているものとする。
上記車両用アシストグリップの取付構造としては、請求項に記載のように、上記車体パネルの表面側に内装材が重ねて配置されていて、上記グリップ本体の端面が内装材に、ボス部の先端面が車体パネルにそれぞれ着座するようになっていて、上記グリップ本体の端面およびボス部の先端面のそれぞれの着座状態で、取付孔に挿入されるねじ部材により車体パネルに締結固定されるようになっているものとする。
より具体的には、請求項に記載のように、上記車体パネルの表面側に隙間を隔てて内装材が重ねて配置されているものとする。
したがって、少なくとも請求項1に記載の発明では、アシストグリップはボス部の先端面が車体パネルに着座した状態でねじ締め固定されることになる一方、エンドキャップはボス部の先端面から離れた位置でヒンジ結合されていることになる。そのため、荷重負荷時にアシストグリップが車体パネルに対するボス部の着座部を支点として撓み変形することで、エンドキャップはアシストグリップ全体としての撓み変形に追従することができるようになる。これにより、荷重負荷時にエンドキャップが開いてしまうことがなくなる。
請求項1〜4に記載の発明によれば、アシストグリップへの荷重負荷時にエンドキャップが開いてしまうことがなくなり、見栄えが良好なものとなる。
請求項3に記載の発明によれば、車体パネルに対するボス部の着座部と、ボス部に対するねじ部材の頭部の着座面とが互いに近付くことになるので、車体パネルに対するアシストグリップのねじ締め固定状態を一段と安定して維持できる利点がある。
請求項5,6に記載の発明によれば、グリップ本体の端面とボス部とのなす段差部が車体パネルを覆っている内装材に着座することになるので、これによってもまた見栄えが良好なものとなる。
本発明に係るアシストグリップの第1の実施の形態を示す図で、車両取付状態にあるアシストグリップの正面説明図。 図1のA−A線に沿った拡大断面図。 図1のQ部の拡大斜視図。 図3のB−B線に沿った拡大断面図。 図2における荷重負荷時の挙動を説明するための拡大断面図。 本発明に係るアシストグリップの第2の実施の形態を示す図で、図5と同等部位の拡大断面図。
図1〜4は本発明に係る車両用アシストグリップを実施するためのより具体的な第1の形態を示していて、特に図1は車両取付状態にあるアシストグリップの正面説明図を、図2は図1のA−A線に沿った拡大断面図をそれぞれ示している。また、図3は図1のQ部の拡大斜視図を、図4は図3のB−B線に沿った拡大断面図をそれぞれ示している。
図1,2に示すように、車室内のルーフサイド相当部またはピラー相当部に所定の傾斜姿勢でアシストリップ1が取り付けられる。このアシストグリップ1の取付位置においては、車体強度部材である車体パネル(ルーフサイド相当部の場合にはルーフサイドレールが相当し、ピラー相当部の場合にはピラーインナパネルが相当)2の上からガーニッシュ等の柔軟性あるいは可撓性のある内装材3が所定の隙間Gを隔てて重ねて配置されることで車体パネル2が被覆されている。
本実施の形態では、図2に示すように、アシストグリップ1の長手方向の両端部が内装材3に着座しつつ、且つ後述するボス部6が車体パネル2に着座した状態で、そのボス部6を貫通する取付ボルト11により車体パネル2に対して堅固に締結固定されている。そして、アシストグリップ1は把手部として機能するグリップ本体4を主体として形成されている。グリップ本体4は図1に示すように断面形状が中実の円形もしくは楕円形のものであって、乗員による握り操作の際に内装材3との間に必要な空間を確保できるように略アーチ状または横長の変形U字状のものとして形成されている。
グリップ本体4のうち長手方向の両端部が車体パネル2に対する取付基部5として機能するようになっていて、取付基部5のうち内装材3への着座面として機能する双方の端面5aには円柱状のボス部6が突出形成されている。ここで、図2に示すように、車体パネル2とそれを被覆している内装材3とが平行とするならば、ボス部6が突出形成された取付基部5の端面5aも車体パネル2および内装材3と平行であって、双方の端面5aからそれよりもわずかに小径のボス部6が段差部Sをもって突出形成されている。そして、同図に示すように、傾斜姿勢のグリップ本体4の長手方向(図2では紙面と直交する方向)と直交しつつそのグリップ本体4の厚みを二分する中心線L1と取付基部5の端面5aとのなす角度θ1、および上記中心線L1と車体パネル2とのなす角度θ2を共にアシストグリップ1の取付角度と定義するならば(θ1=θ2)、このアシストグリップ1の取付角度θ1,θ2は鋭角となるように設定されている。
また、図1,2に示すように、グリップ本体4の両端部の取付基部5のうちボス部6よりも上方側、すなわちボス部6と同一軸線上においてそのボス部6の突出方向とは反対方向から外部に開口するように、後述する取付ボルト11のための収容凹部7が形成されている。さらに、図2に示すように、収容凹部7のうち傾斜姿勢のグリップ本体4の突出方向とは反対方向の開口縁で且つ取付基部5の端面5aに相当する位置には、収容凹部7の開口を閉蓋するためのエンドキャップ8が薄肉状のヒンジ部9を介して延長形成されている。なお、図1では双方のエンドキャップ8が開いた状態を示している。
より詳しくは、図2のほか図3に示すように、エンドキャップ8はヒンジ部9とともに例えば硬質の樹脂材料にてグリップ本体4と一体に形成されていて、エンドキャップ8の輪郭形状は収容凹部7の開口縁部に合致する形状となっているとともに、ヒンジ部9から折り曲げ可能となっている。さらに、図3に示すように、収容凹部7の開口縁部はいわゆる階段状に形成されていて、その開口縁部にてエンドキャップ8の厚み分を受容するようにしてそのエンドキャップ8が嵌合するようになっている。
図2,3および図4に示すように、収容凹部7の内底面7aは取付基部5の端面5aと平行であるとともに、ボス部6の一方の端面として共有化されている。この収容凹部7の内底面7aは、取付基部5の端面5aを基準とした場合に、当該取付基部5の端面5aよりもボス部6の突出方向とは反対方向側に位置している。そして、この内底面7aからボス部6を軸心方向に貫通するようにして取付孔10が形成されている。この取付孔10が貫通形成されたボス部6の先端面6aは取付基部5の端面5aと平行であって、図2に示すように、取付基部5の端面5aが内装材3に着座した状態で、同時にボス部6の先端面6aが車体パネル2に着座するように設定されている。
その上で、図2,3に示すように、エンドキャップ8を開いた状態で、取付孔10にねじ部材である取付ボルト11を挿入して、その頭部11aを収容凹部7の内底面7aに着座させつつ車体パネル2側のナット12に締め込むことにより、アシストグリップ1が堅固に締結固定されている。その状態で、エンドキャップ8をグリップ本体4側に折り曲げて収容凹部7の開口を閉蓋することで、取付ボルト11の頭部11aともに収容凹部7の空間が外部から隠蔽されることになる。なお、ナット12は例えばウエルドナットタイプのものとして車体パネル2側に予め溶接固定されている。
ここで、図3,4に示すように、収容凹部7の双方の内壁面には本体側係止爪13が突出形成されている一方、エンドキャップ8の裏面にはキャップ側係止爪14が突出形成されている。そして、エンドキャップ8の閉蓋時に、本体側係止爪13とキャップ側係止爪14とが互いに噛み合うかもしくは凹凸係合することことで、エンドキャップ8の閉蓋状態が自己保持されるようになっている。
したがって、このようなアシストグリップ1の構造によれば、先に述べた取付ボルト11による締結固定状態は図2に示すとおりである。この状態で、グリップ本体4に荷重負荷が作用した場合には、ボス部6が着座している車体パネル2が強度部材として機能して、グリップ本体4に作用した荷重負荷を負担することになる。ただし、取付基部5の端面5aが内装材3に密着するように着座してはいても、これはあくまで見栄えの向上を図りつつ意匠性を付与するためで、内装材3がグリップ本体4に負荷された荷重を直接負担することはない。
例えば図2に示した中心線L1にほぼ直交するに荷重負荷Fが作用した場合、グリップ本体4は車体パネル2に対するボス部6の先端面6aの着座部を支点として、それまでの取付角度θ1,θ2を小さくするべく荷重負荷Fの方向に撓み変形することになる。
すなわち、図5は図2の荷重負荷Fが作用した場合の挙動を説明するための図であって、同図に示すように、荷重負荷Fが作用した場合には、グリップ本体4は実質的に車体パネル2に対する根元部から矢印M方向に全体的に撓み変形し、図5に破線Rで示す状態となる。そして、車体パネル2と内装材3とのなす隙間G分だけ取付ボルト11の頭部11a寄りに位置している取付基部5端面5a、およびその端面5aが着座している内装材3についても、上記のようなグリップ本体4全体としての撓み変形に追従することになる。なお、図5では図2における突出部Eの図示を省略している。また、図5の破線Rで示す状態は、理解を容易にするために誇張して描いている。
このことは、エンドキャップ8についても全く同様である、すなわち、エンドキャップ8は、ボス部6の先端面6aよりも隙間G分だけ取付ボルト11の頭部11a寄りに位置している取付基部5の端面5aに相当する位置にてヒンジ部9を介して接続されている。そのため、ヒンジ部9およびエンドキャップ8も、ボス部6の先端面6aを支点部もしくは根元部とするグリップ本体4全体としての矢印M方向の撓み変形に追従するかたちとなって、荷重負荷Fが作用したとしてもエンドキャップ8の閉蓋状態が維持される。
これにより、アシストグリップ1への荷重負荷位置に向かって最も遠い位置にエンドキャップ8のヒンジ部9が設定されていたとしても、従来のように、グリップ本体4の撓み変形にエンドキャップ8が追従できなくなって開いてしまうような事態が発生することがなくなる。
なお、図2に示した荷重負荷Fの方向は挙動説明のための一例にすぎず、実用上は中心線L1に対して必ずしも直角とはならない方向から荷重が負荷されることがあることは言うまでもない。
図6は本発明に係る車両用アシストグリップを実施するための第2の形態として図5と同等部位の拡大断面図を示している。なお、図6では図5と共通する部分には同一符号を付して、重複する説明は省略するものとする。
図6に示す第2の実施の形態では、図5と比較すると明らかなように、ねじ部材である取付ボルト21のための収容凹部17の空間をボス部6側にまで延長し、収容凹部17の内底面17aが取付基部5の端面5aの位置を超えた車体パネル2側に、すなわちボス部6の突出方向側に位置するように設定されている。なお、ボス部6側まで延びた収容凹部17の空間は、取付ボルト21の頭部21aと干渉することなく当該頭部21aを収容できるだけの大きさに設定されている。また、収容凹部17の内底面17aは、取付ボルト21の頭部21aの着座面として機能するものであることは図5に示した第1の実施の形態と同様である。
したがって、この第2の実施の形態においても、図2の荷重負荷Fの方向と同様のグリップ本体4への荷重負荷時には、ボス部6の先端面6aを支点部もしくは根元部としてグリップ本体4全体が矢印M方向に撓み変形して破線Rで示す状態となることから、第1の実施の形態と同様の効果が得られることになる。
また、図6に示す第2の実施の形態では、図5の第1の実施の形態と比較して、取付ボルト21の頭部21aの着座面として機能する収容凹部17の内底面17aが車体パネル2により近い位置に設定されているので、取付ボルト21によるアシストグリップ1の締結固定状態を一段と安定して維持できる利点がある。
1…アシストグリップ
2…車体パネル
3…内装材
4…グリップ本体
5…取付基部
5a…取付基部の端面
6…ボス部
6a…ボス部の先端面
7…収容凹部
7a…内底面
8…エンドキャップ
9…ヒンジ部
10…取付孔
11…取付ボルト(ねじ部材)
11a…取付ボルトの頭部
17…収容凹部
17a…内底面
21…取付ボルト(ねじ部材)
21a…取付ボルトの頭部
L1…中心線
S…段差部

Claims (6)

  1. 把手部として機能するアーチ状のグリップ本体と、
    上記グリップ本体の長手方向における双方の端面から段差部をもって突出形成されていて、先端面が車体パネルへの着座面として機能するボス部と、
    上記ボス部の軸心方向に沿って貫通形成された取付孔と、
    上記ボス部と同一軸線上において当該ボス部の突出方向とは反対方向から外部に開口するように形成されていて、取付孔に挿入されるねじ部材の頭部を収容する収容凹部と、
    上記収容凹部の開口縁部であって且つグリップ本体の端面に相当する位置に折り曲げ可能にヒンジ結合されていて、収容凹部の開口を閉蓋するエンドキャップと、
    を備え、
    上記ボス部とヒンジ及びエンドキャップのそれぞれがグリップ本体とともに樹脂材料にて一体に形成され、
    上記エンドキャップは、上記ヒンジを介して上記グリップ本体に一体に結合され、上記グリップ本体に荷重負荷が作用した場合に、上記ヒンジと共に上記グリップ本体の撓み変形に追従して変形可能に形成されていることを特徴とする車両用アシストグリップ。
  2. 上記グリップ本体の端面よりもボス部の突出方向とは反対方向側に収容凹部の内底面が形成されているとともに、
    この内底面に取付孔が開口していて、
    上記内底面が取付孔に挿入されるねじ部材の頭部の着座面となっていることを特徴とする請求項1に記載の車両用アシストグリップ。
  3. 上記グリップ本体の端面よりもボス部の突出方向側に収容凹部の内底面が形成されているとともに、
    この内底面に取付孔が開口していて、
    上記内底面が取付孔に挿入されるねじ部材の頭部の着座面となっていることを特徴とする請求項1に記載の車両用アシストグリップ。
  4. 上記グリップ本体の長手方向と直交しつつ当該グリップ本体の厚みを二分する中心線とボス部の先端面とのなす角度が鋭角となるように設定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用アシストグリップ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の車両用アシストグリップの取付構造であって、
    上記車体パネルの表面側に内装材が重ねて配置されていて、
    上記グリップ本体の端面が内装材に、ボス部の先端面が車体パネルにそれぞれ着座するようになっていて、
    上記グリップ本体の端面およびボス部の先端面のそれぞれの着座状態で、取付孔に挿入されるねじ部材により車体パネルに締結固定されるようになっていることを特徴とする車両用アシストグリップの取付構造。
  6. 請求項5に記載の車両用アシストグリップの取付構造であって、
    上記車体パネルの表面側に隙間を隔てて内装材が重ねて配置されていることを特徴とする車両用アシストグリップの取付構造。
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