JP6858016B2 - 払出装置 - Google Patents
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Description
複数のたばこ商品を収容する収容部であって当該収容部からの取り出し対象の前記たばこ商品である取出対象商品を水平方向に取り出すための出口部を有する収容部と、
前記出口部を介して前記収容部から前記取出対象商品を取り出す取出機構と、
前記取出機構を、前記出口部を介して前記取出対象商品と対向する位置に移動させる移送機構と、
を備え、
前記取出機構は、前記移送機構から視た前記取出対象商品の背面に係合して当該取出対象商品を引っ張ることにより、当該取出対象商品を前記収容部から取り出す取出部材を備え、
前記収容部には、上下に隣接する前記たばこ商品どうしが接する縦積み状態で複数の前記たばこ商品が収容され、
前記取出機構は、前記取出対象商品の上に積み重なっている他の前記たばこ商品又は前記取出対象商品に係合して他の前記たばこ商品又は前記取出対象商品を持ち上げるリフト機構を含んでおり、
前記リフト機構は、前記他のたばこ商品又は前記取出対象商品の前面に接触して当該前面を上方に付勢する上方付勢部を備える払出装置が提供される。
図1は第1実施形態に係る払出装置100の模式的な斜視図である。図1は、筐体30の前面扉35を開き、且つ、収容部10の第1収容棚10aを筐体30から前方に引き出した状態を示す。
図2は第1実施形態に係る払出装置100を当該払出装置100の上端部にて切断した模式的な平断面図である。なお、図2においては、第1収容棚10aを前後にガイドするガイドレール21(図1)と、該ガイドレール21にガイドされる被ガイド部14(図1)の図示を省略している。
図3は第1実施形態に係る払出装置100の移送機構を説明するための模式的な斜視図である。
図4は図2のA−A線に沿った模式的な側断面図である。なお、図4においては、図3に示す移送機構の構成のうち、移送ユニット50のみを示しており、且つ、移送ユニット50のX軸被ガイド部59については図示を省略している。
図5(a)及び図5(b)は第1実施形態に係る払出装置100の移送機構の移送ユニット50の模式的な斜視図であり、このうち図5(a)は取出部材53が移送ユニット50の本体部51に収納された状態を示し、図5(b)は取出部材53が移送ユニット50の本体部51から繰り出された状態を示す。
図6(a)、図6(b)、図6(c)及び図6(d)は、第1実施形態において収容部10からたばこ商品40を取り出す一連の動作を示す模式的な斜視図である。なお、図6(a)、図6(b)、図6(c)及び図6(d)において収容部10は不図示である。
図7は第1実施形態に係る払出装置100のブロック図である。
図8(a)及び図8(b)はたばこ商品40の模式的な斜視図である。
本実施形態では、図2における左右方向をZ方向と称し、図2の紙面に対して直交する方向すなわち上下方向(高さ方向)をY方向と称する。また、Z方向及びY方向に対して直交する方向、すなわち払出装置100の奥行き方向をX方向と称する。
また、各構成要素の位置関係の説明を簡単にするために、各図には、便宜的に、前、後、左、右、上、下などの方向を示しており、以下の説明は、これらの方向に基づいて行う。
なお、本発明の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、一つの構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等を許容する。
本実施形態の場合、取出機構は、一対の取出部材53と、これら取出部材53を動作させるための取出部材駆動モータ86a、86b、取出部材回転モータ87a、87bと、支持部材151と、支持部材151を動作させるための支持部材駆動モータ88と、を備えて構成されている。
また、取出機構は、移送機構の移送ユニット50に搭載されている。
図8(a)及び図8(b)に示すように、たばこ商品40は、長方形状の第1主面42と、第1主面42に対して平行に対向している長方形状の第2主面43と、それぞれ長方形状の第1側面44、第2側面45、第1端面46及び第2端面47と、を有している。
第1側面44は、第1主面42の一方の長辺と第2主面43の一方の長辺とに沿って配置されているとともに、第1主面42及び第2主面43に対して直交している。
第2側面45は、第1主面42の他方の長辺と第2主面43の他方の長辺とに沿って配置されているとともに、第1主面42及び第2主面43に対して直交しており、第1側面44に対して平行に対向している。
第1端面46は、第1主面42の一方の短辺と第2主面43の一方の短辺とに沿って配置されているとともに、第1主面42、第2主面43、第1側面44及び第2側面45に対して直交している。
第2端面47は、第1主面42の他方の短辺と第2主面43の他方の短辺とに沿って配置されているとともに、第1主面42、第2主面43、第1側面44及び第2側面45に対して直交しており、第1端面46に対して平行に対向している。
第1側面44にはバーコード41が付されている。
筐体30の形状は特に限定されないが、例えば、直方体形状に形成されている。
筐体30は、水平に配置された底板部31と、底板部31の上方に配置されていて底板部31と平行に対向している天板部32と、底板部31の左側の縁辺から起立している左側壁部33と、底板部31の右側の縁辺から起立していて左側壁部33と平行に対向している右側壁部34と、底板部31の後側の縁辺から起立している背面壁部36(図2)と、前面扉35と、を備えて構成されている。
前面扉35は、開閉扉となっており、例えば、前面扉35の右側の縁辺部はヒンジ部38を介して右側壁部34の前縁に対して軸支されている。
図2に示すように前面扉35が閉じた状態では、前面扉35は底板部31の前側の縁辺から起立し、背面壁部36と平行に対向する。
第1収容棚10a及び第2収容棚10bの各々は、例えば、奥行き方向に3列ずつの収容カラム11(第1収容カラム11a〜第6収容カラム11f)を備えている。
すなわち、第1収容棚10aは、手前側から順に、第1収容カラム11a、第2収容カラム11b及び第3収容カラム11cを備えており、第2収容棚10bは、手前側から順に第4収容カラム11d、第5収容カラム11e、第6収容カラム11fを備えている。
各収容カラム11は、上下方向に複数段の棚板13を備えている。一例として、各収容カラム11は、36段の棚板13を有している。
各棚板13上には、たばこ商品40を1個ずつ収容する収容スペース15が形成されている。したがって、各収容カラム11に最大で36個ずつのたばこ商品40を収容可能であり、払出装置100は合計で最大36×6=216個のたばこ商品40を収容可能である。
なお、本実施形態の場合、収容部10は、鉛直方向に並ぶ複数の収容スペース15を備えているが、本発明は、この例に限らず、千鳥状に配置された複数の収容スペース15を備えていても良い。
なお、各収容スペース15は、奥行き方向(移送ユニット50から視た奥行き方向、すなわち左右方向)において、たばこ商品40の1個分の広さに設定されており、収容スペース15の奥行き方向において複数個のたばこ商品40が収容されることはない。
また、収容部10は、水平方向において互いに異なる位置に配置された複数の収容カラム11を備えて構成されているため、収容位置情報は、高さ位置情報の他に、水平方向におけるたばこ商品40の位置を示す水平位置情報を含んでいる。
同様に、第2収容棚10bは、当該第2収容棚10bの前面、底面、天面、右側面及び背面を囲むとともに第2収容棚10bの隣り合う収容カラム11どうしを仕切る棚枠12を有しているとともに、この棚枠12に設けられた3列、36段の棚板13を有している。
図1に示すように、第1収容棚10aの各収容スペース15の出入口15aは、右方に開放している。一方、第2収容棚10bの各収容スペース15の出入口15aは、左方に開放している。
第1収容棚10aが前方に引き出されていない状態(図2等)において、第1収容棚10aと第2収容棚10bとは、左右対称に配置されており、且つ、互いに対向して配置されている。
より詳細には、第1収容カラム11aと第4収容カラム11dとが相互に対向しており、第2収容カラム11bと第5収容カラム11eとが相互に対向しており、第3収容カラム11cと第6収容カラム11fとが相互に対向している。
ここで、収容カラム11のうち、例えば、第1収容カラム11aは、オペレータ(典型的には店員)によってたばこ商品40が補充される補充スペースとなっている。
一方、残りの第2収容カラム11b〜第6収容カラム11fは、払出機構による払い出し対象となるたばこ商品40の収容スペースとなっている。
第1収容カラム11aを有する第1収容棚10aは、図1に示すように、筐体30の内部から前方に引き出し可能となっており、第1収容カラム11aに対するたばこ商品40の補充を容易に行うことができるようになっている。
また、前面扉35には図示しない錠が設けられていて、施錠状態では前面扉35が開放不能に維持されるようになっていることも好ましい。
一方、第1収容カラム11a以外の収容カラム11に対するたばこ商品40の補充は、移送ユニット50を含む移送機構によって自動的に行われるようになっている。
ただし、第1収容棚10aと第2収容棚10bとの対向間隔は、第1収容棚10aと第2収容棚10bとの間隔においては移送ユニット50が水平回転不能な短い間隔に設定されている。すなわち、第1収容棚10aと第2収容棚10bとの対向間隔において移送ユニット50を回転させようとする場合、移送ユニット50が第1収容棚10a及び第2収容棚10bと干渉するようになっている。
そこで、筐体30の下部において、筐体30下部のガイドレール21よりも下側には、移送ユニット50の水平回転を許容する回転スペース30a(図4)が形成されている。
すなわち、回転スペース30aにおいては、移送ユニット50を払出装置100における他の構造体と干渉させずに水平回転させることができる。
また、例えば、前面扉35の下端部には、オペレータがたばこ商品40を筐体30の内部の払出領域39から外部に取り出すための取出開口37が形成されている。
本体部51は、例えば、直方体形状に形成されており、本体部51の一方の側面に収容空間52の開口52aが配置されている。
移送ユニット50は、水平面内で回転することによって、開口52aが第1収容棚10a側を向く状態と、開口52aが第2収容棚10b側を向く状態とに切り替わり可能となっている。
また、センサ保持ブロック56も例えば直方体形状に配置されている。
センサ保持ブロック56は、本体部51の開口52aが配置されている側の側面に形成された開口56aを有しており、この開口56aの近傍に第1ミラー153を有している。
本体部51における開口52aの上方位置には第2ミラー154が設けられている。
読取部57は、第2ミラー154及び第1ミラー153により順次反射したバーコード41を読み取り可能となっている。なお、第2ミラー154がハーフミラーとなっていて、第2ミラー154の奥にバーコード41の読み取りのための照明が配置されていてもよい。
第2ミラー154と第1ミラー153との間の光路を妨げないように、本体部51における開口52aの下方位置には、切欠形状部155が形成されている。
読取部57は、例えば、第1ミラー153の奥に配置されている。
実施形態の場合、読取部57は、第1収容カラム11aに収容されているたばこ商品40のバーコード41を読み取る。
開口52aが第1収容棚10a側を向いたときには、本体部53aは、第1収容棚10aに収容されているたばこ商品40において移送ユニット50から視た背面(例えば第2側面45)に対して交差(例えば直交)する方向に延在する。
同様に、開口52aが第2収容棚10b側を向いたときには、本体部53aは、第2収容棚10bに収容されているたばこ商品40において移送ユニット50から視た背面(例えば第2側面45)に対して交差(例えば直交)する方向に延在する。
また、引っ掛け部53bは、本体部53aの先端に設けられている。引っ掛け部53bは、たばこ商品40の上記背面に対して引っ掛けられる部分である。本実施形態の場合、引っ掛け部53bの長さは、たばこ商品40の厚み寸法よりも短い。
一対の取出部材53は、本体部51の横幅方向において相互に離間して配置されている。一対の取出部材53は、例えば、本体部51の天面部によって保持されており、互いに同じ高さに配置されている。
図6に示すように、通常は、一対の取出部材53は、本体部51に収納されている。
また、通常は、引っ掛け部53bが本体部53aの先端から水平に延びており、一対の取出部材53の本体部53aと引っ掛け部53bとが互いに同一平面上に配置されている。
すなわち、各取出部材駆動機構によって、それぞれ対応する取出部材53の進退動作が行われる。
より詳細には、例えば、本体部51には、一方の取出部材53を進退動作させるための取出部材駆動モータ86a(図7)及び進退駆動伝達機構(不図示)と、一方の取出部材53を回転動作させるための取出部材回転モータ87a(図7)及び回転駆動伝達機構(不図示)と、他方の取出部材53を進退動作させるための取出部材駆動モータ86b(図7)及び進退駆動伝達機構(不図示)と、他方の取出部材53を回転動作させるための取出部材回転モータ87b(図7)及び回転駆動伝達機構(不図示)と、が設けられている。
取出部材駆動モータ86aのモータ軸が一方向に回転することによって、一方の取出部材53が本体部51から突出し、該取出部材駆動モータ86aのモータ軸が逆方向に回転することによって、一方の取出部材53が再び本体部51に収納されるようになっている。
取出部材回転モータ87aのモータ軸が一方向に回転することによって、一方の取出部材53が本体部53aの軸周りにおいて一方向に回転し、図6(a)の状態から図6(b)の状態となるようになっている。
また、取出部材回転モータ87aのモータ軸が逆方向に回転することによって、一方の取出部材53が本体部53aの軸周りにおいて逆方向に回転し、図6(b)、図6(c)、図6(d)の状態から図5(a)の状態となるようになっている。
同様に、取出部材駆動モータ86bのモータ軸が一方向に回転することによって、他方の取出部材53が本体部51から突出し、該取出部材駆動モータ86bのモータ軸が逆方向に回転することによって、他方の取出部材53が再び本体部51に収納されるようになっている。
取出部材回転モータ87bのモータ軸が一方向に回転することによって、他方の取出部材53が本体部53aの軸周りにおいて一方向に回転し、図6(a)の状態から図6(b)の状態となるようになっている。
また、取出部材回転モータ87bのモータ軸が逆方向に回転することによって、他方の取出部材53が本体部53aの軸周りにおいて逆方向に回転し、図6(b)、図6(c)、図6(d)の状態から図5(a)の状態となるようになっている。
一対の取出部材53をそれぞれ進退させる取出部材駆動モータ86a、86bの動作は、互いに同期して行われるようになっており、一対の取出部材53は互いに同期して進退するようになっている。なお、取出部材53の進退方向は、本体部53aの長手方向である。
また、一対の取出部材53をそれぞれ回転させる取出部材回転モータ87a、87bの動作は、互いに同期して行われるようになっており、一対の取出部材53は互いに同期して回転するようになっている。
また、本体部53aは直線状の棒状体である。
また、取出機構は、一対の取出部材53を備え、一対の取出部材53を互いに同期して動作させる。
すなわち、取出機構は、取出部材53による取出対象商品(たばこ商品40)の取り出しの際に取出対象商品の下面を支持する支持部材151を備える。
支持部材駆動モータ88が一方向に回転することにより、支持部材151が収容空間52から突出し(図6(a)、図6(b)、図6(c)の状態)、支持部材駆動モータ88が逆方向に回転することにより、支持部材151が収容空間52に収納される(図6(d)の状態)。
調整部材152は、例えば、水平な回転軸周りに回転可能に保持されたローラを有している。調整部材152は、例えば、切欠形状部155の近傍において、水平な揺動軸周りに揺動可能に軸支されている。調整部材152がバネにより上方に付勢されていることにより、支持部材151において二股に分かれた部分の間から、調整部材152のローラが上方に突出可能となっている。
収容空間52に収容されたたばこ商品40の下面に対して調整部材152のローラが圧接されることにより、たばこ商品40の厚みにかかわらず、収容空間52内においてたばこ商品40が安定的に保持されるようになっている。
各プーリ62の回転軸は前後に水平に延在しており、各プーリ62は鉛直面内において回転可能となっている。
図2に示すように、前側の支持板61は、第2収容棚10bの前方に配置されており、後側の支持板61は、第2収容棚10bの後方に配置されている。
図3に示すように、後側の支持板61に設けられた上下のプーリ62間にY駆動用タイミングベルト63が架け渡されており、同様に、前側の支持板61に設けられた上下のプーリ62(図2)間にもY駆動用タイミングベルト63(図2)が架け渡されている。
図3に示すように、後側の支持板61の上側のプーリ62には、棒状のY駆動軸64の後端部が固定されている。同様に、図2に示すように、前側の支持板61の上側のプーリ62には、当該Y駆動軸64の前端部が固定されている。こうして、Y駆動軸64は、前後の支持板61における上側のプーリ62間に架け渡されている。
更に、Y駆動軸64にはY伝達ベルト65の一端部が係合しており、図2に示すように、Y伝達ベルト65の他端部はY駆動モータ83のモータ軸83aに係合している。
Y駆動モータ83は、筐体30の上端部、例えば右側壁部34の上端部又は天板部32の少なくとも一方に固定されている。
支持板66の後端部は、後側のY駆動用タイミングベルト63においてプーリ62よりも左側の部分に固定されている。同様に、支持板66の前端部は、前側のY駆動用タイミングベルト63においてプーリ62よりも左側の部分に固定されている。
これにより、支持板66は、前後のY駆動用タイミングベルト63が互いに同期して回転するのに伴い、上下動するようになっている。
一対のプーリ67は、支持板66の上側に配置されている。一対のプーリ67の回転軸は鉛直に延在しており、一対のプーリ67は水平面内において回転可能となっている。
X駆動モータ82は、例えば、支持板66の前端部における上面に固定されている。また、例えば、X駆動モータ82のモータ軸82aが、一対のプーリ67のうち前側のプーリ67に対して同軸に固定されている。
支持板66の下面側には、移送ユニット50のX軸被ガイド部59を前後(X方向)にガイドするX軸ガイドレール66bが形成されている。X軸ガイドレール66bに対してX軸被ガイド部59が係合することにより、移送ユニット50が支持板66に対して前後に移動可能な状態で該支持板66によって吊り下げ支持されている。
支持板66には、当該支持板66を上下に貫通しているとともに前後に延在している連結用スリット66aが形成されている。連結部材69は、連結用スリット66aを介して、X駆動用タイミングベルト68と移送ユニット50のX軸被ガイド部59とを相互に連結している。移送ユニット50が前後に移動する際に、連結部材69は連結用スリット66aに沿って前後に移動する。
X駆動モータ82のモータ軸82aが一方向に回転することにより、モータ軸82aから一方のプーリ67を介して駆動力を伝達されたX駆動用タイミングベルト68が一方向に回転し、これに伴い、移送ユニット50が前方に移動する。
また、X駆動モータ82のモータ軸82aが逆方向に回転することにより、前後一対のX駆動用タイミングベルト68が逆方向に回転し、これに伴い、移送ユニット50が後方に移動する。
なお、移送ユニット50の移動方向が斜め方向の場合(移動前の位置と移動後の位置とを結ぶ直線が傾斜している場合)、X駆動モータ82の回転とY駆動モータ83の回転とは順次に行うようにしてもよいが、並行して行うことにより、移送ユニット50を最短パスで移動させることが可能となり、移送ユニット50の移動時間を短縮することができる。
払出装置100は、回転モータ85(図7)を備えている。回転モータ85は、例えば、水平回転ブロック58に設けられている。回転モータ85が一方向に回転することによって、水平回転ブロック58ひいては移送ユニット50におけるX軸被ガイド部59以外の部分の全体が、X軸被ガイド部59に対して水平面内で一方向に回転する。また、回転モータ85が逆方向に回転することによって、水平回転ブロック58ひいては移送ユニット50におけるX軸被ガイド部59以外の部分の全体が、X軸被ガイド部59に対して水平面内で逆方向に回転する。
ただし、水平回転ブロック58は、X軸被ガイド部59に対して固定されている一方で、本体部51に対して水平面内において回転可能となっていてもよい。この場合、回転モータ85が一方向及び逆方向回転することによって、移送ユニット50における水平回転ブロック58及びX軸被ガイド部59以外の部分の全体が、X軸被ガイド部59及び水平回転ブロック58に対して水平面内で一方向及び逆方向に回転する。
なお、本明細書において、移送ユニット50におけるX軸被ガイド部59を除く部分が水平回転すること、又は、移送ユニット50におけるX軸被ガイド部59及び水平回転ブロック58を除く部分が水平回転することを、単に移送ユニット50が回転(水平回転)するという場合がある。
移送ユニット50の本体部51の収容空間52にたばこ商品40が収容された状態で本体部51が水平面内で回転することにより、たばこ商品40の向きが変わる。
ここで、移送位置とは、移送機構によって取出対象商品を移送する位置(目的地)である。
移送位置は、例えば、図1等に示される払出領域39であっても良いし、収容部10内において、取出対象商品が元々収容されていた位置とは別の位置であってもよい。
本実施形態の場合、オペレータが第1収容カラム11aに手作業で収容したたばこ商品40について、読取部57が順次にバーコード41を読み取ることによってたばこ商品40の識別情報を取得する。払出装置100は、収容部10内における各たばこ商品40の収容位置情報と対応付けて、各たばこ商品40の識別情報を記憶部(例えば図7のRAM80c)に記憶する。
払出装置100は、記憶部の記憶内容に基づいて、払出命令と対応する種類のたばこ商品40を収容部10から払い出す。
なお、識別情報を記憶するとは、バーコード41を読取部57で読み取ることによって得られた情報を記憶することであり、必ずしもバーコード41そのものを記憶することには限らない。
また、収容位置情報は、収容部10に収容される個々のたばこ商品40と1対1で対応している。
すなわち、制御部80は、X駆動モータ82、Y駆動モータ83、読取部57、回転モータ85、取出部材駆動モータ86a、86b、支持部材駆動モータ88の動作を制御する。
制御部80は、制御用プログラムを記憶保持しているROM80bと、この制御用プログラムに従って制御動作を実行するCPU80aと、CPU80aの作業領域などとして機能するRAM80cと、を備えて構成されている。
払出命令取得部81は、例えば、筐体30の外面に設けられた操作部、又は、筐体30とは離間する位置に設けられる操作タブレットなどである。
払出命令取得部81に対して、店員またはたばこ商品40の購買者が所定の操作を行うことにより、購買者が購買するたばこ商品40の銘柄の指定が可能となっている。
なお、払出命令取得部81に対する操作により、各種のたばこ商品40の銘柄を、例えば、50音検索、ブランド名検索、タール値検索、ニコチン値検索等の各種の検索方法により検索し、指定できるようになっていてもよい。或いは、購買者の個人認証情報(声紋認証、静脈認証又は記録媒体の読み取り等により認証される情報)によって購買者を特定し、前回購買した銘柄を検索するようにしてもよい。
ここで、払出命令取得部81に対する操作により、購買者が購買するたばこ商品40の銘柄が指定されることを、払出命令取得部81が払出命令を取得する、と称する。払出命令取得部81が取得した払出命令は、払出命令取得部81から制御部80に通知される。
制御部80には、扉スイッチ84による検出結果が随時入力されるようになっており、制御部80は、前面扉35が閉じているか否かを常時監視している。
第1収容カラム11aに対するたばこ商品40は、各段の収容スペース15に対して、出入口15aを介してたばこ商品40を挿入し、該たばこ商品40を各段の棚板13によって支持させることにより行うことができる。
ここで、第1収容カラム11aには、オペレータにより、たばこ商品40の第1側面44(バーコード41が付されている面)が右方を向くようにして、たばこ商品40が収容されるものとする。
すなわち、第1収容カラム11aには、出入口15aを介して第1収容カラム11aの外部からバーコード41を認識可能な向きでたばこ商品40が収容される。
第1収容カラム11aにたばこ商品40が補充された後、前面扉35が閉じられると、扉スイッチ84がその旨を検出するため、制御部80はその旨を認識する。
前面扉35が閉じられたことを制御部80が認識した際に、第2収容カラム11b〜第6収容カラム11fに空きスペース16が存在する場合には、制御部80は、移送ユニット50を第1収容カラム11aと対向する位置に移動させ、移送ユニット50を回転スペース30aに下降させ、且つ、読取部57によって第1収容カラム11aのたばこ商品40のバーコード41を読み取り可能なように、移送ユニット50の回転角度を調節する。
そして、制御部80は、Y駆動モータ83の動作制御を行い、移送ユニット50を上昇させて、読取部57により第1収容カラム11aのたばこ商品40のバーコード41の読み取りを順次に行わせる。
ここで、図5(a)に示すように、第2ミラー154が下向きとなっている。これにより、第1側面44での光の反射に起因するバーコード41の誤認識を抑制できる。
図6(a)に示すたばこ商品40は、第1収容カラム11aの収容スペース15に収容されているたばこ商品40である。
次に、図6(a)に示すように、収容空間52の開口52aから一対の取出部材53と支持部材151とを突出させる。ここで、取出部材53の引っ掛け部53bは、たばこ商品40の第2側面45よりも奥に移動する。
次に、図6(c)及び図6(d)に示すように、一対の取出部材53を本体部51に収納させることによって、引っ掛け部53bがたばこ商品40の第2側面45に係合し、引き続き取出部材53によってたばこ商品40が収容空間52内に引っ張り込まれる。
このとき、支持部材151も取出部材53を本体部51に収納させるのと同期させて、支持部材151に収納させる。ここで、たばこ商品40を支持部材151によって支持することができるため、たばこ商品40が移送ユニット50と収容カラム11との間の隙間から落下してしまうことを抑制できる。
その後は、移送ユニット50によって、たばこ商品40が第2収容カラム11b〜第6収容カラム11fの空きスペース16と対向する位置に移送される。
ここで、たばこ商品40の移送先が第2収容棚10bの収容カラム11である場合は、一旦、移送ユニット50を回転スペース30aに下降させて180度回転させて開口52aを反対向きにした後、移送ユニット50を空きスペース16と対向する位置に移動させる。
移送ユニット50から空きスペース16にたばこ商品40を移載する手法は、特に限定されない。例えば、移送ユニット50が備える移載機構によって行っても良い。この移載機構は、取出部材53や支持部材151を含んで構成されていても良い。或いは、収容部10が備える移載機構がたばこ商品40を移送ユニット50から空きスペース16に移載しても良い。
こうして、第1収容カラム11aから他の収容カラム11の空きスペース16へのたばこ商品40の移送が完了する。
また、制御部80は、移送したたばこ商品40の移送後の収容位置情報を、当該たばこ商品40のバーコード41と対応付けてRAM80cに記憶させる。
収容されていない場合は、払出命令と対応するたばこ商品40を払い出すことができない。この場合、制御部80は、図示しない報知手段を用いて、たばこ商品40の払い出しができない旨の報知を行ってもよい。
更に、制御部80は、X駆動モータ82及びY駆動モータ83の動作制御を行い、読み出した収容位置情報と対応する収容カラム11に向けて移送ユニット50を移動させ、移送ユニット50を回転スペース30aに下降させる。
更に、制御部80は、収容位置情報と対応する位置に向けて移送ユニット50の開口52aが向くように、回転モータ85を制御する。
更に、制御部80は、Y駆動モータ83の動作制御を行い、収容位置情報と対応する高さ位置に移送ユニット50を移動させる。
なお、以下では、払出命令と対応する種類のたばこ商品40のことを、払出対象のたばこ商品40と称する場合がある。
更に、制御部80は、取出部材駆動モータ86a、86b、取出部材回転モータ87a、87bの動作制御を行って、払出対象のたばこ商品40を収容スペース15から収容空間52に取り出させる。この動作は、図6(a)から図6(d)を用いて説明した動作と同様であるため、動作の詳細な説明を省略する。
次に、制御部80は、例えば、回転モータ85を制御して移送ユニット50を回転させ、開口52aを前方に向ける。
その後、制御部80は、移送ユニット50の収容空間52から払出領域39にたばこ商品40を移載する処理を行う。
ここでの移載を行う手法については、特に限定されない。例えば、移送ユニット50が備える移載機構によって行っても良い。この移載機構は、取出部材53や支持部材151を含んで構成されていても良い。或いは、筐体30における払出領域39の近傍に設けられた移載機構がたばこ商品40を移送ユニット50から払出領域39に移載しても良い。
こうして、たばこ商品40が払出領域39に払い出される。
よって、店員は、筐体30の外部から取出開口37を介して払出領域39に手を差し入れることにより、払出対象のたばこ商品40を把持し、これを筐体30から取り出して販売することができる。
また、上記のように、制御部80は、第1収容カラム11aから他の収容カラム11(第2収容カラム11b〜第6収容カラム11f)にたばこ商品40を移送する度に、当該たばこ商品40の移送後の収容位置情報をRAM80cに記憶させる。
また、RAM80cには、予め、各収容カラム11の全ての収容スペース15の位置情報が記憶保持されているものとする。
このため、制御部80は、RAM80cの記憶内容に基づいて、第2収容カラム11b〜第6収容カラム11fにおける空きスペース16の有無と、空きスペース16の位置情報とを随時監視することができる。
よって、たばこ商品40を収容する収容部10からのたばこ商品40の取り出しを行う機構として、新規な機構を備える払出装置100が提供される。
また、簡単な動作によって収容部10からの取出対象商品(たばこ商品40)の取り出しを行うことができる。
図9(a)、図9(b)、図9(c)及び図9(d)は、第2実施形態において収容部からたばこ商品40を取り出す一連の動作を示す模式的な斜視図である。
本実施形態に係る払出装置は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係る払出装置100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係る払出装置100と同様に構成されている。
すなわち、収容部10には、上下に隣接するたばこ商品40どうしが接する縦積み状態で複数のたばこ商品40が収容され、取出機構は、縦積み状態の複数のたばこ商品40のうち最上位置のたばこ商品40を収容部10から取り出す。
すなわち、取出対象商品が薄型のたばこ商品40である場合に、図9(a)の状態から取出部材53を90度回転させることにより引っ掛け部53bを本体部53aの先端から垂下させた状態で取出部材53を本体部51に引き込むと、取出対象商品と一緒にその下に隣接するたばこ商品40まで引っ掛け部53bに引っ掛かって本体部51側に引き込んでしまうため、図9(a)の状態からの取出部材53の回転角度を90度未満の角度(例えば45度など)にし、引っ掛け部53bが傾斜した状態で、取出部材53を本体部51に引き込む。これにより、取出対象商品と一緒にその下に隣接するたばこ商品40まで引き込んでしまうことを抑制できる。
各銘柄のたばこ商品40の厚み情報は、たばこ商品40の各銘柄の識別情報と対応付けて予めRAM80cに記憶しておく。そして、収容部10からの取出対象商品の取り出しの際には、当該取出対象商品の識別情報に基づいて、当該取出対象商品の厚み情報をRAM80cから取得し、当該厚み情報に応じて取出部材53の回転角度(図9(a)の状態からの)を決定する。
図10(a)及び図10(b)は第3実施形態において収容部からたばこ商品40を取り出す一連の動作を示す模式図である。
本実施形態に係る払出装置は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係る払出装置100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係る払出装置100と同様に構成されている。
すなわち、収容部には、上下に隣接するたばこ商品40どうしが接する縦積み状態で複数のたばこ商品40が収容され、取出機構は、取出対象商品(たばこ商品40)の上に積み重なっている他のたばこ商品に係合して他のたばこ商品を持ち上げるリフト機構(差込部材115)を含んでいる。
なお、本実施形態の場合も、取出機構は、移送ユニット50(図3参照)に搭載されているものとする。
その代わりに、取出機構は、取出対象商品(たばこ商品40)の底面に沿って収容部(例えば第1収容カラム11a)に押し込まれる取出部材110を備えている。
取出部材110は、板状の本体部111と、本体部111の先端から上方に突出している引っ掛け部112と、を備えて構成されている。
このため、取出部材110をたばこ商品40の底面に沿ってスムーズに押し込むことができる。
一方、引っ掛け部112における基端側の面は、鉛直に起立した起立面112bとなっている。よって、起立面112bをたばこ商品40に引っ掛けて、たばこ商品40を引っ張り出すことができる。
すなわち、取出部材110がたばこ商品40の底面に沿って収容部に押し込まれることにより、図10(b)に示すように、起立面112bが第2側面45に対して係合した状態となり、取出部材110によって容易にたばこ商品40を引っ張り出すことができる。
また、引っ掛け部112は本体部111の先端から上方に向けて突出している。
すなわち、差込部材115を、取出対象商品であるたばこ商品40と、当該たばこ商品40の上に積み重なっている他のたばこ商品40との間に差し込んだ後で、取出部材110を取出対象商品の底面に沿って押し込んでも良いし、取出部材110を取出対象商品の底面に沿って押し込んだ後で、差込部材115を、取出対象商品であるたばこ商品40と、当該たばこ商品40の上に積み重なっている他のたばこ商品40との間に差し込んでもよい。
図11(a)から図13(c)の各図は、第4実施形態において収容部10からたばこ商品40を取り出す一連の動作を示す模式図である。
本実施形態に係る払出装置は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係る払出装置100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係る払出装置100と同様に構成されている。
このリフト機構は、取出対象商品の前面(例えば第1側面44)に接触して当該前面を上方に付勢する上方付勢部(上方付勢部材121)を備える。ここで、取出対象商品の前面とは、移送ユニット50と対向する面(つまり上記背面とは反対向きの面)である。
また、上方付勢部は、取出対象商品(たばこ商品40)の前面に突き当たって該前面を背面側に押し込むことにより取出対象商品を後傾させる傾斜面121aを有する。
傾斜面121aは、取出対象商品側に向かって前傾している。
収容部側傾斜面122は、収容カラム11に積み重ねられるたばこ商品40の一段毎に、繰り返し設けられている。
上方付勢部材121は、取出部材53よりも上方に配置されている。
ここで、取出対象商品の背面及びその上に重なっている各たばこ商品40の背面(第2側面45)は、収容部側傾斜面122に突き当てられる。
こうして、取出対象商品の前面側の部分は、当該取出対象商品の下側に隣接する他のたばこ商品40から上方に離間した状態となる。
また、図11(d)に示すように、一対の取出部材53を本体部51から突出させ、取出対象商品の下側の隙間に差し込む。
次に、図12(b)及び図13(a)に示すように、引っ掛け部53bが本体部53aの先端から上方に突出した状態となるように、一対の取出部材53をそれぞれ本体部53aの軸周りに回転させる。
なお、ここでも、取出対象商品が薄型のたばこ商品40である場合に、取出対象商品の上側に隣接するたばこ商品40を一緒に引き込むことがないように、図12(a)の状態からの取出部材53の回転角度を90度未満の角度(例えば45度など)にし、引っ掛け部53bが傾斜した状態で取出部材53を本体部51に引き込むことが好ましい。
図14は第5実施形態に係る払出装置を説明するための模式図である。
本実施形態に係る払出装置は、以下に説明する点で、上記の第4実施形態に係る払出装置と相違しており、その他の点では、上記の第4実施形態に係る払出装置と同様に構成されている。
すなわち、上方付勢部は、回転ローラ125を含んで構成されている。
図15(a)、図15(b)及び図15(c)は、第6実施形態において収容部10からたばこ商品40を取り出す一連の動作を示す模式的な平面図である。
本実施形態に係る払出装置は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係る払出装置100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係る払出装置100と同様に構成されている。
このため、図15(b)のように引っ掛け部53bが伸びた状態で、取出部材53を本体部51(図15各図では不図示)側に移動させることによって、図15(c)のようにたばこ商品40を引っ張り、該たばこ商品40を本体部51に収容させることができる。
図16(a)、図16(b)及び図16(c)は、第7実施形態において収容部10からたばこ商品40を取り出す一連の動作を示す模式図である。
本実施形態に係る払出装置は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係る払出装置100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係る払出装置100と同様に構成されている。
また、取出部材53は、収容カラム11の外部を通って、引っ掛け部53bが取出対象商品の背面よりも奥に位置するまで前進可能となっている(図16(a)、図16(b))。
そして、図16(b)のように取出部材53を本体部53aの軸周りに回転させた後、スリット126を介して取出部材53の引っ掛け部53bを収容カラム11内に入り込ませることができるようになっている。更に、引っ掛け部53bをたばこ商品40の背面(第2側面45)に係合させた状態で、取出部材53を本体部51側に移動させることにより、たばこ商品40を本体部51内に入り込ませることができるようになっている(図16(c))。
引込機構としては、例えば、図16(a)〜(c)に示すように、モータ(不図示)により回転することによってたばこ商品40を本体部51に引き込む引込ローラ127を用いることができる。
図17は第8実施形態において収容部10からたばこ商品(不図示)を取り出す動作を説明するための模式的な斜視図である。
本実施形態に係る払出装置は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係る払出装置100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係る払出装置100と同様に構成されている。
本実施形態の場合、収容カラム11において移送ユニット50(図17では不図示)と対向する面には、水平に架け渡された複数段のゴム紐128が設けられている。
すなわち、ゴム紐128の両端は、棚枠12の横幅方向における両端にそれぞれ設けられた固定部129において棚枠12に固定されている。上下に隣接するゴム紐128どうしの間隔は、例えば、たばこ商品40の厚みの半分程度とすることができる。
なお、たばこ商品40は銘柄により厚み寸法が異なるが、上下に隣接するゴム紐128どうしの間隔は、例えば、最も厚み寸法が薄いタイプのたばこ商品40の厚みの半分程度とすることができる。
すなわち、本体部51は、本体部51の上部に設けられた一対の上側係合ピン131と、本体部51の下部に設けられた一対の下側係合ピン132と、を備えている。
図17に示すように、上側係合ピン131を、取出対象商品と対応する位置のゴム紐128のうち上側のゴム紐128に対して係合させて、該ゴム紐128を上に引き伸ばすとともに、下側係合ピン132を、取出対象商品と対応する位置のゴム紐128のうち下側のゴム紐128に対して係合させて、該ゴム紐128を下に引き伸ばすことにより、取出対象商品を容易に収容カラム11から取り出すことができるようになっている。
すなわち、収容カラム11において、たばこ商品40どうしが接する状態で縦積みされていても、他のたばこ商品40の荷崩れを生じさせずに、取出対象商品の取り出しを行うことができる。
例えば、払出装置は、取出対象商品を取出機構により収容部10から引っ張り出して下に落下させ、該取出対象商品をコンベアによって払出装置から搬出するような構成であってもよい。
また、個々のたばこ商品40が、識別情報を記憶したICタグを有していてもよく、この場合は、読取部57は、ICタグリーダを含んで構成されている。
(1)払出対象のたばこ商品を払い出し可能な払出装置であって、
複数のたばこ商品を収容する収容部であって当該収容部からの取り出し対象の前記たばこ商品である取出対象商品を水平方向に取り出すための出口部を有する収容部と、
前記出口部を介して前記収容部から前記取出対象商品を取り出す取出機構と、
前記取出機構を、前記出口部を介して前記取出対象商品と対向する位置に移動させる移送機構と、
を備え、
前記取出機構は、前記移送機構から視た前記取出対象商品の背面に係合して当該取出対象商品を引っ張ることにより、当該取出対象商品を前記収容部から取り出す取出部材を備える払出装置。
(2)前記取出部材は、
前記取出対象商品の前記背面に対して交差する方向に延在する本体部と、
前記本体部の先端に設けられていて前記背面に対して引っ掛けられる引っ掛け部と、
を備え、
前記取出機構は、前記引っ掛け部が前記背面に引っ掛けられた状態で前記取出部材を水平方向に引っ張ることにより、前記取出対象商品を前記収容部から取り出す(1)に記載の払出装置。
(3)前記本体部は直線状の棒状体である(2)に記載の払出装置。
(4)前記引っ掛け部は、前記本体部に対して交差する方向に延在する第2棒状体であり、
前記取出機構は、
前記取出部材を前記本体部の長手方向における一方向に移動させる動作と、
前記取出部材を前記本体部の軸周りに回転させる動作と、
前記取出部材を前記本体部の長手方向において前記一方向に対する反対方向に移動させることによって前記引っ掛け部を前記取出対象商品の背面に係合させて当該取出対象商品を引っ張る動作と、
を行う(3)に記載の払出装置。
(5)前記本体部は、前記取出対象商品の底面に沿って前記収容部に押し込まれる板状体又は棒状体である(2)に記載の払出装置。
(6)前記引っ掛け部は前記本体部の先端から上方に向けて突出している(5)に記載の払出装置。
(7)前記取出機構は、前記本体部が押し込まれた際に前記引っ掛け部を前記本体部に対して交差する方向に伸びた状態に変化させるバネ又はアクチュエータを備える(2)、(3)又は(5)のいずれか一項に記載の払出装置。
(8)前記取出機構は、一対の前記取出部材を備え、前記一対の取出部材を互いに同期して動作させる(1)から(7)のいずれか一項に記載の払出装置。
(9)前記取出機構は、前記取出部材による前記取出対象商品の取り出しの際に前記取出対象商品の下面を支持する支持部材を備える(1)から(8)のいずれか一項に記載の払出装置。
(10)前記収容部は、互いに上下方向に並んで配置されていて前記たばこ商品を1個ずつ収容する複数の収容セルを備えている(1)から(9)のいずれか一項に記載の払出装置。
(11)前記収容部には、上下に隣接する前記たばこ商品どうしが接する縦積み状態で複数の前記たばこ商品が収容され、
前記取出機構は、前記取出対象商品の上に積み重なっている他の前記たばこ商品又は前記取出対象商品に係合して他の前記たばこ商品又は前記取出対象商品を持ち上げるリフト機構を含んでいる(1)から(9)のいずれか一項に記載の払出装置。
(12)前記リフト機構は、前記他のたばこ商品又は前記取出対象商品の前面に接触して当該前面を上方に付勢する上方付勢部を備える(11)に記載の払出装置。
(13)前記上方付勢部は、回転ローラを含んで構成されている(12)に記載の払出装置。
(14)前記上方付勢部は、前記他のたばこ商品又は前記取出対象商品の前記前面に突き当たって該前面を前記背面側に押し込むことにより前記他のたばこ商品又は前記取出対象商品を後傾させる傾斜面を有する(12)に記載の払出装置。
(15)前記収容部には、上下に隣接する前記たばこ商品どうしが接する縦積み状態で複数の前記たばこ商品が収容され、
前記取出機構は、前記縦積み状態の前記複数のたばこ商品のうち最上位置の前記たばこ商品を前記収容部から取り出す(1)から(9)のいずれか一項に記載の払出装置。
(16)前記移送機構は、
前記取出機構によって取り出された前記取出対象商品を保持する保持部を備え、
前記保持部に保持した前記取出対象商品を移送位置に移動させる(1)から(15)のいずれか一項に記載の払出装置。
(17)前記取出機構は、前記取出部材によって前記収容部から取り出された前記取出対象商品を前記保持部に引き込む引込機構を更に備える(16)に記載の払出装置。
10a 第1収容棚
10b 第2収容棚
11 収容カラム
11a 第1収容カラム
11b 第2収容カラム
11c 第3収容カラム
11d 第4収容カラム
11e 第5収容カラム
11f 第6収容カラム
12 棚枠
13 棚板
14 被ガイド部
15 収容スペース
15a 出入口
16 空きスペース
21 ガイドレール
30 筐体
30a 回転スペース
31 底板部
32 天板部
33 左側壁部
34 右側壁部
35 前面扉
36 背面壁部
37 取出開口
38 ヒンジ部
39 払出領域
40 たばこ商品
41 バーコード(識別情報)
42 第1主面
43 第2主面
44 第1側面
45 第2側面
46 第1端面
47 第2端面
50 移送ユニット
51 本体部
52 収容空間
52a 開口
53 取出部材
53a 本体部
53b 引っ掛け部
56 センサ保持ブロック
57 読取部
58 水平回転ブロック
59 X軸被ガイド部
61 支持板
62 プーリ
63 Y駆動用タイミングベルト
64 Y駆動軸
65 Y伝達ベルト
66 支持板
66a 連結用スリット
66b X軸ガイドレール
67 プーリ
68 X駆動用タイミングベルト
69 連結部材
80 制御部
80a CPU
80b ROM
80c RAM
81 払出命令取得部
82 X駆動モータ
82a モータ軸
83 Y駆動モータ
83a モータ軸
85 回転モータ
86a、86b 取出部材駆動モータ
87a、87b 取出部材回転モータ
88 支持部材駆動モータ
100 払出装置
110 取出部材
111 本体部
112 引っ掛け部
112a 傾斜面
112b 起立面
115 差込部材(リフト機構)
121 上方付勢部材(リフト機構、上方付勢部)
121a 傾斜面
122 収容部側傾斜面
125 回転ローラ(リフト機構、上方付勢部)
126 スリット
127 引込ローラ(引込機構)
128 ゴム紐
129 固定部
131 上側係合ピン
132 下側係合ピン
150 底部開口
151 支持部材
152 調整部材
153 第1ミラー
154 第2ミラー
155 切欠形状部
Claims (13)
- 払出対象のたばこ商品を払い出し可能な払出装置であって、
複数のたばこ商品を収容する収容部であって当該収容部からの取り出し対象の前記たばこ商品である取出対象商品を水平方向に取り出すための出口部を有する収容部と、
前記出口部を介して前記収容部から前記取出対象商品を取り出す取出機構と、
前記取出機構を、前記出口部を介して前記取出対象商品と対向する位置に移動させる移送機構と、
を備え、
前記取出機構は、前記移送機構から視た前記取出対象商品の背面に係合して当該取出対象商品を引っ張ることにより、当該取出対象商品を前記収容部から取り出す取出部材を備え、
前記収容部には、上下に隣接する前記たばこ商品どうしが接する縦積み状態で複数の前記たばこ商品が収容され、
前記取出機構は、前記取出対象商品の上に積み重なっている他の前記たばこ商品又は前記取出対象商品に係合して他の前記たばこ商品又は前記取出対象商品を持ち上げるリフト機構を含んでおり、
前記リフト機構は、前記他のたばこ商品又は前記取出対象商品の前面に接触して当該前面を上方に付勢する上方付勢部を備える払出装置。 - 前記取出部材は、
前記取出対象商品の前記背面に対して交差する方向に延在する本体部と、
前記本体部の先端に設けられていて前記背面に対して引っ掛けられる引っ掛け部と、
を備え、
前記取出機構は、前記引っ掛け部が前記背面に引っ掛けられた状態で前記取出部材を水平方向に引っ張ることにより、前記取出対象商品を前記収容部から取り出す請求項1に記載の払出装置。 - 前記本体部は直線状の棒状体である請求項2に記載の払出装置。
- 前記引っ掛け部は、前記本体部に対して交差する方向に延在する第2棒状体であり、
前記取出機構は、
前記取出部材を前記本体部の長手方向における一方向に移動させる動作と、
前記取出部材を前記本体部の軸周りに回転させる動作と、
前記取出部材を前記本体部の長手方向において前記一方向に対する反対方向に移動させることによって前記引っ掛け部を前記取出対象商品の背面に係合させて当該取出対象商品を引っ張る動作と、
を行う請求項3に記載の払出装置。 - 前記本体部は、前記取出対象商品の底面に沿って前記収容部に押し込まれる板状体又は棒状体である請求項2に記載の払出装置。
- 前記引っ掛け部は前記本体部の先端から上方に向けて突出しているである請求項5に記載の払出装置。
- 前記取出機構は、前記本体部が押し込まれた際に前記引っ掛け部を前記本体部に対して交差する方向に伸びた状態に変化させるバネ又はアクチュエータを備える請求項2、3又は5のいずれか一項に記載の払出装置。
- 前記取出機構は、一対の前記取出部材を備え、前記一対の取出部材を互いに同期して動作させる請求項1から7のいずれか一項に記載の払出装置。
- 前記取出機構は、前記取出部材による前記取出対象商品の取り出しの際に前記取出対象商品の下面を支持する支持部材を備える請求項1から8のいずれか一項に記載の払出装置。
- 前記上方付勢部は、回転ローラを含んで構成されている請求項1から9のいずれか一項に記載の払出装置。
- 前記上方付勢部は、前記他のたばこ商品又は前記取出対象商品の前記前面に突き当たって該前面を前記背面側に押し込むことにより前記他のたばこ商品又は前記取出対象商品を後傾させる傾斜面を有する請求項1から9のいずれか一項に記載の払出装置。
- 前記移送機構は、
前記取出機構によって取り出された前記取出対象商品を保持する保持部を備え、
前記保持部に保持した前記取出対象商品を移送位置に移動させる請求項1から11のいずれか一項に記載の払出装置。 - 前記取出機構は、前記取出部材によって前記収容部から取り出された前記取出対象商品を前記保持部に引き込む引込機構を更に備える請求項12に記載の払出装置。
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