JP6857817B2 - コモンモードノイズフィルタ - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル機器やAV機器、情報通信端末等の各種電子機器に使用されるコモンモードノイズフィルタに関する。
モバイル機器においてメインICとディスプレイやカメラを接続するデジタルデータ伝送規格としてmipi(Mobile Industry Processor Interface)D−PHY規格が採用されている。この規格では、2本の伝送ラインを用いた差動信号で伝送する方式が用いられている。近年、カメラの解像度が飛躍的に高まり、更に高速な伝送方式として、3本の伝送ラインを用いて、送信側から各伝送ラインに異なる電圧を送り、受信側で各ライン間の差分をとることで差動出力をする方式がmipiC−PHY規格として実用化されている。
図10は従来のコモンモードノイズフィルタ501の分解斜視図である。コモンモードノイズフィルタ501は、複数の絶縁体層1aと、3つの独立したコイル2〜4を有する。コイル2は互いに接続されたコイル導体2a、2bよりなる。コイル3は互いに接続されたコイル導体3a、3bよりなる。コイル4は互いに接続されたコイル導体4a、4bよりなる。コイル2〜4は下から順に積層方向に配置されている。コモンモードノイズフィルタ501にコモンモードノイズが入力されると、コイル2〜4が発生する磁束を互いに強め合いインダクタンスとして動作することによってノイズを抑制する。
従来のコモンモードノイズフィルタ501に類似する従来のコモンモードノイズフィルタが、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2003−77727号公報
コモンモードノイズフィルタは、非磁性体部と、非磁性体部の内部に形成された第1から第3のコイル導体とを備える。第2のコイル導体は第1のコイル導体から下方向に設けられており、第3のコイル導体は第2のコイル導体から下方向に設けられている。第1と第3のコイル導体とは、第2のコイル導体に対して下方向と直交する方向にずらして配置されている。第1と第3のコイル導体のうち少なくとも一方は、下方向と直交する上記方向から第2のコイル導体と見て重なっている。
他のコモンモードノイズフィルタでは、第1と第2と第3のコイル導体とは下方向と直交する方向から見て重なっていない。第2のコイル導体の上面と第1のコイル導体の下面とは面一である。第2のコイル導体の下面と第3のコイル導体の上面とは面一である。
これらのコモンモードノイズフィルタは、これらのコイル導体をバランスよく磁気結合させ、差動信号を劣化させない。
図1は実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタの断面図である。 図2Aは実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタの上面図である。 図2Bは実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタの下面図である。 図2Cは実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタの回路図である。 図3は実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタの拡大断面図である。 図4は比較例のコモンモードノイズフィルタの分解斜視図である。 図5Aは実施の形態1における他のコモンモードノイズフィルタの断面図である。 図5Bは図5Aに示すコモンモードノイズフィルタの上面図である。 図6Aは実施の形態1におけるさらに他のコモンモードノイズフィルタの断面図である。 図6Bは図6Aに示すコモンモードノイズフィルタの上面図である。 図7は実施の形態1におけるさらに他のコモンモードノイズフィルタの拡大断面図である。 図8は実施の形態1におけるさらに他のコモンモードノイズフィルタの拡大断面図である。 図9は実施の形態2におけるコモンモードノイズフィルタの拡大断面図である。 図10は従来のコモンモードノイズフィルタの分解斜視図である。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタ1001の断面図である。図2Aと図2Bはそれぞれコモンモードノイズフィルタ1001の上面図と下面図である。図1は図2Aと図2Bに示すコモンモードノイズフィルタ1001の線1−1における断面を示す。図2Cはコモンモードノイズフィルタ1001の回路図である。
コモンモードノイズフィルタ1001は、非磁性体部14と、非磁性体部14の内部に設けられたコイル導体11a、11b、12a、12b、13a、13bを備える。コイル導体11a、11bは互いに電気的に接続されてコイル11を構成する。コイル導体12a、12bは互いに電気的に接続されてコイル12を構成する。コイル導体13a、13bは互いに電気的に接続されてコイル13を構成する。実施の形態1では、コイル導体11a、11bはビア導体16aを介して互いに電気的に直列に接続されてコイル11を構成する。コイル導体12a、12bはビア導体16bを介して互いに電気的に直列に接続されてコイル12を構成する。コイル導体13a、13bはビア導体16cを介して互いに電気的に直列に接続されてコイル13を構成する。コイル11、12、13は互いに独立している。
非磁性体部14は、積層された複数の非磁性体層よりなる。コイル導体11a〜13a、11b〜13bは、銀等の導電材料を渦巻状に上記非磁性体層にそれぞれめっきまたは印刷することにより設けられる。
図2Aに示すように、コイル導体11aは、内周111aから外周211aまで1ターン以上の渦巻き形状を有する。コイル導体12aは、内周112aから外周212aまで1ターン以上の渦巻き形状を有する。コイル導体13aは、内周113aから外周213aまで1ターン以上の渦巻き形状を有する。図2Bに示すように、コイル導体11bは、内周111bから外周211bまで1ターン以上の渦巻き形状を有する。コイル導体12bは、内周112bから外周212bまで1ターン以上の渦巻き形状を有する。コイル導体13bは、内周113bから外周213bまで1ターン以上の渦巻き形状を有する。すなわち、コイル導体11a〜13a、11b〜13bはM回巻回された渦巻き形状を有する(Mは1以上の数)。内周111a〜113a、111b〜113bと外周211a〜213a、211b〜213bとは、長手方向D1に延びる長辺と、長手方向D1に直角の短手方向D2に延びて長辺より短い短辺とを有する矩形状を有する。配線等に用いる部分を除いた主要部である渦巻き形状の部分の導体の幅、導体間のピッチ、導体の厚みは同じである。長手方向D1と短手方向D2とは下方向D10に直角である。
上からコイル11を構成するコイル導体11aとコイル12を構成するコイル導体12aとコイル13を構成するコイル導体13aとコイル11を構成するコイル導体11bとコイル12を構成するコイル導体12bとコイル13を構成するコイル導体13bとがこの順に配置され、積層部15を構成する。すなわち、コイル導体12aはコイル導体11aから下方向D10に設けられている。コイル導体13aはコイル導体12aから下方向D10に設けられている。コイル導体11bはコイル導体13aから下方向D10に設けられている。コイル導体12bはコイル導体11bから下方向D10に設けられている。コイル導体13bはコイル導体12bから下方向D10に設けられている。
下方向D10において、3つのコイルのうちの1つのコイルを構成する2つのコイル導体の間には、他の2つのコイルのうちの一方のコイルを構成する2つのコイル導体のうちの1つのコイル導体と、上記他の2つのコイルのうちの他方のコイルを構成する2つのコイル導体のうちの1つのコイル導体とが位置している。すなわち、下方向D10において、コイル11を構成するコイル導体11a、11bの間には、コイル12を構成するコイル導体12aとコイル13を構成するコイル導体13aとが位置している。下方向D10において、コイル12を構成するコイル導体12a、12bの間には、コイル11を構成するコイル導体11bとコイル13を構成するコイル導体13aとが位置している。下方向D10において、コイル13を構成するコイル導体13a、13bの間には、コイル11を構成するコイル導体11bとコイル12を構成するコイル導体12bとが位置している。
コイル11、12が互いに磁気結合し、コイル12、13が互いに磁気結合し、コイル11、13が互いに磁気結合する。
コモンモードノイズフィルタ1001では、コイル導体11a、13a、11b、13bは、コイル導体12a、12bに対して下方向D10と直交する方向D11に上面視でずらして配置されている。すなわち、コイル11、13を構成するコイル導体11a、13aは、コイル12を構成するコイル導体12aに対して方向D11に上面視でずらして配置されており、コイル11、13を構成するコイル導体11b、13bは、コイル12を構成するコイル導体12bに対して方向D11に上面視でずらして配置されている。
コイル導体11a〜13a、11b〜13bは巻軸C11を中心に巻回された渦巻き形状を有する。螺旋状に巻回されているコイル導体11a、13a、11b、13bがコイル導体12a、12bに対して方向D11にずらすとは、積層部15の下方向D10の任意の断面において、コイル導体11a、13a、11b、13bの内周111a、113a、111b、113bから外周211a、213a、211b、213bに向かう或る巻き数の部分がコイル導体12a、12bの内周112a、112bから外周212a、212bに向かうその巻き数の部分の断面に対して上面視で方向D11にずれていることを意味している。具体的には、積層部15の下方向D10の任意の断面において、コイル導体12aの内周112aから外周212aに向かう或る巻き数の部分がコイル導体11a、13aの内周111a、113aから外周211a、213aに向かうその巻き数の部分の断面に対して上面視で方向D11に巻軸C11に向かってずれている。さらに、積層部15の下方向D10の任意の断面において、コイル導体11b、13bの内周111b、113bから外周211b、213b向かう或る巻き数の部分がコイル導体12bの内周112bから外周212bに向かうその巻き数の部分の断面に対して上面視で方向D11に巻軸C11に向かってずれている。
コイル導体11a、13aは上面視で実質的に同じ位置に配置されて下方向D10で互いに対向しており、コイル導体11b、13bは上面視で実質的に同じ位置に配置されて互いに対向している。コイル11、13を構成するコイル導体11a、13aの渦巻き形状の部分は上面視で互いに重なっており、コイル11、13を構成するコイル導体11b、13bの渦巻き形状の部分は上面視で互いに重なっている。
図1、図2A、図2Bに示すコモンモードノイズフィルタ1001では、上面視でコイル導体11a、13aは上面視で完全に重なっており、コイル導体11b、13bは上面視で完全に重なっている。上面視でコイル導体11a、13aは上面視で部分的に重なっていてもよく、コイル導体11b、13bは上面視で部分的に重なっていてもよい。
コモンモードノイズフィルタ1001では、上面視で2つの位置に配置されているコイル導体の数が同じなので、積層時に加わる応力を均一にでき好ましい。しかし、コイル導体11b、13bの上面視での位置を、コイル導体12bの上面視での位置と入れ替えてもよい。
コイル11を構成するコイル導体11aの一部とコイル13を構成するコイル導体13aの一部とが、コイル12を構成するコイル導体12aと方向D11から見て重なっている。さらに、コイル11を構成するコイル導体11bの一部とコイル13を構成するコイル導体13bの一部とがコイル12を構成するコイル導体12bと方向D11から見て重なっている。すなわち、コイル11を構成するコイル導体11aとコイル13を構成するコイル導体13aとが、コイル12を構成するコイル導体12aと方向D11から見て部分的に重なっている。さらに、コイル11を構成するコイル導体11bとコイル13を構成するコイル導体13bとがコイル12を構成するコイル導体12bと方向D11から見て部分的に重なっている。
非磁性体部14はコイル導体11a、11b、12a、12b、13a、13bを内蔵し、積層された複数の非磁性体層よりなる。これらの非磁性体層は、シート状に形成されたCu−Znフェライト、ガラスセラミック等の非磁性材料で構成されている。
コイル導体11a、11b、12a、12b、13a、13bはそれぞれ複数の非磁性体層に金属等の導電性材料を蒸着、めっき、印刷等することによって形成する。
なお、非磁性体部14の上方と下方にNi−Cu−Znフェライト等の磁性材料からなる磁性体部17a、17bがそれぞれ設けられている。コモンモードノイズフィルタ1001は磁性体部17a、17bを備えていなくてもよい。磁性体部17a、17bのそれぞれは交互に積層された複数の非磁性体層と複数の磁性体層とにより構成されていてもよい。
上記した構成により、積層体18が形成される。積層体18の両端面には、コイル導体11a、11b、12a、12b、13a、13bの端部と接続された6つの外部電極が設けられている。
上記したように、実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタ1001においては、コイル11の一部とコイル12の一部とが方向D11から見て互いに隣り合っており、コイル12の一部とコイル13の一部とが方向D11から見て互いに隣り合い、コイル11とコイル13とが下方向D10(縦方向)で互いに隣り合っている。したがって、コイル11、12、13がバランスよく磁気結合する。すなわち、コイル11,12の対が互いに磁気結合し、コイル12,13の対がコイル11,12の対と同程度の強度で互いに磁気結合し、コイル11,13の対がコイル11,12の対とコイル12,13の対と同程度の強度で互いに磁気結合する。したがって、コイル11〜13に入力された差動信号を劣化させない。
コイル11の一部とコイル13の一部とが、コイル12と方向D11から見て重なっているので、コモンモードノイズフィルタ1001を低背化できる。
実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタ1001では、各コイルが互いに電気的に接続された2つのコイル導体で構成されている。実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタでは、各コイルが互いに電気的に接続された3つ以上のコイル導体により構成されていても同様の効果が得られる。もしくは、各コイルは1つのコイル導体で構成されていても、同様の効果が得られる。
図3は、実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタ1001の拡大断面図であり、コモンモードノイズフィルタ1001の下方向D10の断面を示す。図3はコモンモードノイズフィルタ1001の下方向D10の断面でのコイル12のコイル導体12aの内周112aからN周目の部分412aと(N−1)周目の部分312aと、コイル11のコイル導体11aの内周111aからN周目の部分411aと(N−1)周目の部分311aと、コイル13のコイル導体13aの内周113aからN周目の部分413aと(N−1)周目の部分313aとを示す(Nは1≦N≦Mを満たす数)。
コイル導体11a、13aの部分411a、413aの間の距離Laと、コイル導体11a、12aの部分411a、412a間の距離Lbと、コイル導体12a、13aの部分412a、413aの間の距離Lcとは実質的に同一であり、コイル導体11a、12a、13aの部分411a、412a、413aは正三角形の3つの頂点をそれぞれ構成し、コイル導体11a、12a、13aの部分311a、312a、313aは正三角形の3つの頂点をそれぞれ構成する。
すなわち、コイル導体11aとコイル導体13aとを結んだ線PLaと、コイル導体11aとコイル導体12aとを結んだ線PLbと、コイル導体12aとコイル導体13aとを結んだ線PLcとは正三角形を構成する。
コイル11、12、13の任意の2つのコイルの間の距離を実質的に同一とすることによって、磁気結合のバランスをより良くすることができる。
コイル導体12aのN周目の部分412aとコイル導体11aの(N−1)周目の部分311aとの間の距離Ldと、コイル導体12aのN周目の部分412aとコイル導体13aの(N−1)周目の部分313aとの間の距離Leは距離La、Lb、Lcに実質的に同一である。
実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタ1001のコイル導体11a、12a、13aの製造方法について、図3を参照にしながら説明する。
まず、非磁性体層14aの上面にコイル導体13aの部分13a1を形成する。
次に、コイル導体13aの部分13a1の周囲で非磁性体層14aの上面に非磁性体層14bを形成する。
次に、コイル導体13aの部分13a1の上面にコイル導体13aの部分13a2を形成し、非磁性体層14bの上面にコイル導体12aの部分12a1を形成する。次に、コイル導体12a、13aの部分12a1、13a2の周囲で非磁性体層14bの上面に非磁性体層14cを形成する。
次に、コイル導体12aの部分12a1の上面にコイル導体12aの部分12a2を形成する。次に、コイル導体12aの部分12a2の周囲で非磁性体層14cの上面に非磁性体層14dを形成する。
次に、コイル導体12aの部分12a2の上面にコイル導体12aの残りの部分12a3を形成し、非磁性体層14dの上面にコイル導体11aの部分11a1を形成する。次に、コイル導体11a、12aの部分11a1と12a3の周囲で非磁性体層14dの上面に非磁性体層14eを形成する。
次に、コイル導体11aの部分11a1の上面にコイル導体11aの残りの部分11a2を形成する。次に、コイル導体11aの部分11a2の周囲で非磁性体層14eの上面に非磁性体層14fを形成する。
コイル導体11b、12b、13bもコイル導体11a、12a、13aと同様に形成する。
なお、コイル導体11a、11b、12a、12b、13a、13bの製造方法は、一般的に知られたスパッタ(薄膜)、めっき(めっき転写)、印刷のいずれもよく、また、これらの組合せでもよい。
図10に示す従来のコモンモードノイズフィルタ501においては、コイル2、4の間にコイル3が配置されているので、コイル2、4の距離が大きく、これにより、コイル2はコイル4にほとんど磁気結合しない。
コモンモードノイズフィルタ501を3線式の差動信号線路に適用し差動データ信号を伝送すると、磁気結合していないコイル2、4で発生する磁束が互いにキャンセルされずに大きな残留インダクタンスを発生させる。したがって、差動データ信号には損失が発生し、差動信号品質が大きく劣化する。
図4は比較例のコモンモードノイズフィルタ502の分解斜視図である。図4において、図10に示すコモンモードノイズフィルタ501と同じ部分には同じ参照番号を付す。図4に示すコモンモードノイズフィルタ502では、コイル2を構成するコイル導体2aとコイル3を構成するコイル導体3aとコイル4を構成するコイル導体4aとコイル2を構成するコイル導体2bとコイル3を構成するコイル導体3bとコイル4を構成するコイル導体4bがこの順で積層されている。さらに、コイル2、3は2箇所で互いに隣り合っており、コイル3、4は2箇所で互いに隣り合っている。これにより、磁気結合を高めることができる。
しかし、比較例のコモンモードノイズフィルタ502では、コイル2、4はコイル3を挟んでおり、さらに互いに大きい距離だけ離れている。したがってコイル2、4の対はコイル2、3の対とコイル3、4の対とに比べて互いに大きく磁気結合しておらず、コイル2、3、4間はバランス良く磁気結合していない。
図4に示すコモンモードノイズフィルタ502に差動信号が入力されると、コイル3は、コイル3に近接するコイル2、4と良好に磁気結合しているので、差動信号の劣化が小さい。しかし、コモンモードノイズフィルタ502では、コイル導体2b、4bの間の距離と、コイル導体2a、4aの間の距離とが大きいので、コイル導体2b、4bの間の磁気結合が弱く、コイル導体2a、4aの間の磁気結合が弱い。したがって、コイル2、4を流れる差動信号が劣化する。
上記したように、実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタ1001においては、コイル11〜13に入力された差動信号を劣化させない。
図5Aは実施の形態1における他のコモンモードノイズフィルタ1002の断面図である。図5Bはコモンモードノイズフィルタ1002の上面図である。図5Aは図5Bに示すコモンモードノイズフィルタ1002の線5A−5Aにおける断面を示す。図5Aと図5Bにおいて、図1から図3に示すコモンモードノイズフィルタ1001と同じ部分には同じ参照番号を付す。コモンモードノイズフィルタ1002では、コイル導体11a、12b、13aは巻軸C11を中心に巻回された渦巻き形状を有し、コイル導体11b、12a、13bは巻軸C12を中心に巻回された渦巻き形状を有する。巻軸C12は巻軸C11に対してコイル導体の矩形状の対角方向、すなわち矩形状の長手方向D1と短手方向D2との双方にずれている。具体的には、コイル導体11a、13aは上面視で重なり、コイル導体11b、13bも上面視で重なる。コイル導体12aの長手方向D1に細長く延びる部分は、コイル導体11a(13a)の長手方向D1に細長く延びる部分に対して短手方向D2に平行な方向D2aにずれている。コイル導体12aの短手方向D2に細長く延びる部分は、コイル導体11a(13a)の短手方向D2に細長く延びる部分に対して長手方向D1に平行な方向D1aにずれている。コモンモードノイズフィルタ1002はコモンモードノイズフィルタ1001と同様の効果を有する。
図6Aは実施の形態1におけるさらに他のコモンモードノイズフィルタ1003の断面図である。図6Bはコモンモードノイズフィルタ1003の上面図である。図6Aは図6Bに示すコモンモードノイズフィルタ1003の線6A−6Aにおける断面を示す。図6Aと図6Bにおいて、図5Aと図5Bに示すコモンモードノイズフィルタ1002と同じ部分には同じ参照番号を付す。コモンモードノイズフィルタ1003では、コイル導体11a、12b、13aは巻軸C11を中心に巻回された渦巻き形状を有し、コイル導体11b、12a、13bは巻軸C12を中心に巻回された渦巻き形状を有する。巻軸C12は巻軸C11に対して短手方向D2に平行な方向D2aにずれており、長手方向D1にはずれていない。具体的には、コイル導体11a、13aは上面視で重なり、コイル導体11b、13bも上面視で重なる。コイル導体12aの長手方向D1に細長く延びる部分は、コイル導体11a(13a)の長手方向D1に細長く延びる部分に対して短手方向D2に平行な方向D2aにずれている。コイル導体12aの短手方向D2に細長く延びる部分は、コイル導体11a(13a)の短手方向D2に細長く延びる部分に対して長手方向D1と平行な方向D1aにずれている。具体的には、コイル導体12aの短手方向D2に細長く延びる部分は、巻軸C11、C12に対して長手方向D1の領域R11に位置する部分と、巻軸C11、C12に対して長手方向D1の反対の方向の領域R12に位置する部分とを含む。コイル導体12aの短手方向D2に細長く延びて領域R11に位置する部分は、コイル導体11a(13a)の短手方向D2に細長く延びて領域R11に位置する部分に対して長手方向D1に平行な方向D1bにずれている。コイル導体12aの短手方向D2に細長く延びて領域R12に位置する部分は、コイル導体11a(13a)の短手方向D2に細長く延びて領域R12に位置する部分に対して長手方向D1に平行でかつ方向D1bの反対の方向D1aにずれている。コモンモードノイズフィルタ1003はコモンモードノイズフィルタ1001、1002と同様の効果を有する。
なお、コイル導体11b、12a、13bの巻軸C12はコイル導体11a、12b、13aの巻軸C11に対して長手方向D1にずれており、短手方向D2にはずれていなくても同様の効果が得られる。
図7は実施の形態1におけるさらに他のコモンモードノイズフィルタ1004の拡大断面図である。図7において、図1から図3に示すコモンモードノイズフィルタ1001と同じ部分には同じ参照番号を付す。図7に示すコモンモードノイズフィルタ1004では、上面視でコイル導体12aのN周目の部分412aと(N−1)周目の部分312aとはコイル導体11aのN周目の部分411aと(N−1)周目の部分311aとの間に位置し、コイル導体13aのN周目の部分413aと(N−1)周面の部分313aとの間に位置する。コイル導体12aの部分312a、412aは互いに隣り合うが、同電位であるので、コイル導体12aの部分312a、412aの間の距離Pを短くすることができ、これにより、コイル11、12、13の巻数を増やすことができる。上面視で、コイル導体11a、13aの部分411a、413aのそれぞれとコイル導体12aの部分412aとの間、すなわちコイル導体11a、13aの部分311a、313aのそれぞれとコイル導体12aの部分312aとの間の距離Qは距離Pより大きい。
図8は実施の形態1におけるさらに他のコモンモードノイズフィルタ1005の拡大断面図である。図8において、図1から図3に示すコモンモードノイズフィルタ1001と同じ部分には同じ参照番号を付す。図8に示すコモンモードノイズフィルタ1005では、コイル導体11a、12a、13aは互いに上面視で重ならず、同様に、コイル導体11b、12b、13bは互いに上面視で重ならない。
図1から図3に示すコモンモードノイズフィルタ1001では、互いに対向して上面視で重なる部分を有するコイル導体11a、13aの間の静電容量が、互いに対向する部分の面積の小さいコイル導体11a、12aの間の静電容量と、コイル導体12a、13aの間の静電容量よりも大きくなる。図8に示すコモンモードノイズフィルタ1005では、上面視でコイル導体11aがコイル導体13aに重ならないので、コイル導体11a、13aの間の静電容量を低くすることができる。これにより、コモンモードノイズフィルタ1005では、コイル導体11a、12a、13aの間の静電容量のバランスをとることができ、コモンモードノイズフィルタ1005に入力された差動信号の劣化を防ぐことができる。
(実施の形態2)
図9は実施の形態2におけるコモンモードノイズフィルタ1006の拡大断面図である。図9において、図1から図3に示す実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタ1001と同じ部分には同じ参照番号を付す。
図9に示す実施の形態2におけるコモンモードノイズフィルタ1006では、実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタ1001とは異なり、コイル11を構成するコイル導体11aとコイル12をするコイル導体12aとコイル13を構成するコイル導体13aとが下方向D10と直交する方向D11から見て重なっていない。さらに、コイル導体12aの上面がコイル導体11aの下面と面一であり、コイル導体12aの下面がコイル導体13aの上面と面一である。
コモンモードノイズフィルタ1006においても、実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタ1001と同様に、距離La、Lb、Lcは実質的に同一であり、コイル導体11a、12a、13aの部分411a、412a、413aは正三角形の3つの頂点をそれぞれ構成し、コイル導体11a、12a、13aの部分311a、312a、313aは正三角形の3つの頂点をそれぞれ構成する。
コモンモードノイズフィルタ1006では、方向D11において1つのコイル導体につき1つのみの非磁性体層が重なっているので、1つのコイル導体を複数回で形成する必要は無い。したがって、コモンモードノイズフィルタ1006は実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタ1001より容易に製造できる。
また、方向D11から見てコイル導体12aの上面とコイル導体11aの下面との間に他の非磁性体層が存在せず、コイル導体12aの下面とコイル導体13aの上面との間に他の非磁性体層が存在しないので、コイル導体11a〜13を互いに強く磁気結合させることができる。
なお、3つのコイル導体の同じ巻き数の部分のいずれの2つが概ね同じ強さで磁気結合するように、コイル導体の大きさ、配置を調整する。
コモンモードノイズフィルタ1006では、図7に示す実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタ1004と同様にコイル導体11a〜13aが配置されていてもよい。もしくは、コモンモードノイズフィルタ1006では、図8に示す実施の形態1におけるコモンモードノイズフィルタ1005と同様にコイル導体11a〜13aが配置されていてもよい。
上記の図3と図7から図9の拡大断面図はコイル11、12、13を構成するコイル導体11a、12a、13aを示すが、コイル11、12、13を構成するコイル導体11b、12b、13bも同様に配置されている。
実施の形態において、「上面」「下面」「下方向」「上面視」等の方向を示す用語は、コイル導体等のコモンモードノイズフィルタの構成部材の相対的な位置関係でのみ決まる相対的な方向を示し、鉛直方向等の絶対的な方向を示すものではない。
11 コイル
11a コイル導体(第1のコイル導体)
11b コイル導体
12 コイル
12a コイル導体(第2のコイル導体)
12b コイル導体
13 コイル
13a コイル導体(第3のコイル導体)
13b コイル導体
14 非磁性体部
15 積層部

Claims (11)

  1. 非磁性体部と、
    前記非磁性体部の内部に形成されて、1ターン以上の渦巻き形状を有する第1のコイル導体と、
    前記非磁性体部の内部に前記第1のコイル導体から下方向に設けられて、前記第1のコイル導体の前記渦巻き形状に平行に延びる1ターン以上の渦巻き形状を有してかつ前記第1のコイル導体に磁気結合する第2のコイル導体と、
    前記非磁性体部の内部に前記第2のコイル導体から前記下方向に設けられて、前記第1のコイル導体の前記渦巻き形状と前記第2のコイル導体の前記渦巻き形状とに平行に延びる1ターン以上の渦巻き形状を有してかつ前記第1のコイル導体と前記第2のコイル導体とに磁気結合する第3のコイル導体と、
    を備え、
    前記第1のコイル導体と前記第3のコイル導体とは、前記第2のコイル導体に対して前記下方向と直交する方向にずらして配置されており、
    前記第1のコイル導体と前記第3のコイル導体のうち少なくとも一方は、前記下方向と直交する前記方向から見て前記第2のコイル導体と重なっている、コモンモードノイズフィルタ。
  2. 前記第1のコイル導体の一部と前記第3のコイル導体の一部とが、前記下方向と直交する前記方向から見て前記第2のコイル導体と重なる、請求項1に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  3. 前記第1のコイル導体の前記渦巻き形状は第1の内周から第1の外周までM回巻回されており(Mは1以上の数)、
    前記第2のコイル導体の前記渦巻き形状は第2の内周から第2の外周までM回巻回されており、
    前記第3のコイル導体の前記渦巻き形状は第3の内周から第3の外周までM回巻回されており、
    前記下方向の断面において、前記第1のコイル導体の前記第1の内周からN周目の部分と前記第2のコイル導体の前記第2の内周からN周目の部分と前記第3のコイル導体の前記第3の内周からN周目の部分とは正三角形の3つの頂点をそれぞれ構成する(Nは1≦N≦Mを満たす数)、請求項1に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  4. 前記第1のコイル導体の前記渦巻き形状は第1の内周から第1の外周までM回巻回されており(Mは1以上の数)、
    前記第2のコイル導体の前記渦巻き形状は第2の内周から第2の外周までM回巻回されており、
    前記第3のコイル導体の前記渦巻き形状は第3の内周から第3の外周までM回巻回されており、
    前記下方向の断面において、前記第2のコイル導体の前記第2の内周からN周目の部分と(N−1)周目の部分とは、前記第1のコイル導体の前記第1の内周からN周目の部分と(N−1)周目の部分との間に位置し、かつ前記第3のコイル導体の前記第3の内周からN周目の部分と(N−1)周目の部分との間に位置する(Nは1≦N≦Mを満たす数)、請求項1に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  5. 前記第1のコイル導体と前記第2のコイル導体と前記第3のコイル導体とは上面視で互いに重ならない、請求項1に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  6. 前記第1のコイル導体の前記渦巻き形状と前記第2のコイル導体の前記渦巻き形状と前記第3のコイル導体の前記渦巻き形状とは同じである、請求項1に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  7. 非磁性体部と、
    前記非磁性体部の内部に形成されて、1ターン以上の渦巻き形状を有する第1のコイル導体と、
    前記非磁性体部の内部に前記第1のコイル導体から下方向に設けられて、前記第1のコイル導体の前記渦巻き形状に平行に延びる1ターン以上の渦巻き形状を有してかつ前記第1のコイル導体に磁気結合する第2のコイル導体と、
    前記非磁性体部の内部に前記第2のコイル導体から前記下方向に設けられて、前記第1のコイル導体の前記渦巻き形状と前記第2のコイル導体の前記渦巻き形状とに平行に延びる1ターン以上の渦巻き形状を有してかつ前記第1のコイル導体と前記第2のコイル導体とに磁気結合する第3のコイル導体と、
    を備え、
    前記第1のコイル導体と前記第3のコイル導体とは、前記第2のコイル導体に対して前記下方向と直交する方向にずらして配置されており、
    前記第1のコイル導体と前記第2のコイル導体と前記第3のコイル導体とは前記下方向と直交する方向から見て重ならず、
    前記第2のコイル導体の上面と前記第1のコイル導体の下面とは面一であり、
    前記第2のコイル導体の下面と前記第3のコイル導体の上面とは面一である、コモンモードノイズフィルタ。
  8. 前記第1のコイル導体の前記渦巻き形状は第1の内周から第1の外周までM回巻回されており(Mは1以上の数)、
    前記第2のコイル導体の前記渦巻き形状は第2の内周から第2の外周までM回巻回されており、
    前記第3のコイル導体の前記渦巻き形状は第3の内周から第3の外周までM回巻回されており、
    前記下方向の断面において、前記第1のコイル導体の前記第1の内周からN周目の部分と前記第2のコイル導体の前記第2の内周からN周目の部分と前記第3のコイル導体の前記第3の内周からN周目の部分とは正三角形の3つの頂点をそれぞれ構成する(Nは1≦N≦Mを満たす数)、請求項7に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  9. 前記第1のコイル導体の前記渦巻き形状は第1の内周から第1の外周までM回巻回されており(Mは1以上の数)、
    前記第2のコイル導体の前記渦巻き形状は第2の内周から第2の外周までM回巻回されており、
    前記第3のコイル導体の前記渦巻き形状は第3の内周から第3の外周までM回巻回されており、
    前記下方向の断面において、前記第2のコイル導体の前記第2の内周からN周目の部分と(N−1)周目の部分とは、前記第1のコイル導体の前記第1の内周からN周目の部分と(N−1)周目の部分との間に位置し、かつ前記第3のコイル導体の前記第3の内周からN周目の部分と(N−1)周目の部分との間に位置する(Nは1≦N≦Mを満たす数)、請求項7に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  10. 前記第1のコイル導体と前記第2のコイル導体と前記第3のコイル導体とは、上面視で互いに重ならない、請求項7に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  11. 前記第1のコイル導体の前記渦巻き形状と前記第2のコイル導体の前記渦巻き形状と前記第3のコイル導体の前記渦巻き形状と同じである、請求項7に記載のコモンモードノイズフィルタ。
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