JP6853151B2 - スタンドの位置検出装置 - Google Patents
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Description
気密状態に保持する必要がある内部空間の容積をできるだけ小さくすることが好ましい。
円筒状のロータ部材と、前記ロータ部材を挿通孔に挿通して回転可能に保持するケース部材と、を備え、前記ロータ部材が、同一直線上に回転軸がある大径部および小径部と、前記ロータ部材の回転と連動する可動接点と、を有し、前記ケース部材が、前記可動接点と接触する固定接点、を有し、前記ロータ部材の回転に伴う前記ケース部材に対する相対的な位置変化によって、前記可動接点と前記固定接点との電気的な接続状態が変化するスタンドの位置検出装置において、前記ロータ部材と前記ケース部材との間を封止する二つのシール部材が、前記小径部に設けられており、前記可動接点と前記固定接点との接触部が二つのシール部材に挟まれた内部空間に位置することを特徴とする、スタンドの位置検出装置。
二つのシール部材を小径部に設けることにより、ケース部材内の前記可動接点と前記固定接点との接触部が位置する内部空間の容積を小さくすることができる。
同じシール部材を二つ用いることにより、製造コストを抑制できる。
また、潤滑剤を充填することで、内部の空気はほとんどなくなるため、外部の温度や気圧の変化による影響をさらに受け難くなり、内部空間の機密性がよくなる。
弾性力を備えた部材で可動接点を構成し、それ自身の弾性力によって接触部を固定接点に付勢することにより、付勢部材が不要になる。したがって、ケース部材内における可動接点と固定接点との接触構造を簡略化して、内部空間の容積を小さくすることができる。
この構成によれば、可動接点と前記固定接点との電気的な接続を安定化することができる。
この構成によれば、ケース部材の内部空間の容積をより小さくすることができる。
また、ロータ部材とケース部材との間を封止する二つのシール部材を小径部に近接して設けることにより、内部空間を形成する二つのシール部材を同一形状にできるから、スタンドの位置検出装置の製造に要する材料コストおよび加工コストを抑制できる。
図3は本実施の形態に係るサイドスタンドスイッチ5の部分断面図である。図4は図3のサイドスタンドスイッチ5において、封止を要する内部空間39を模式的に示す部分断面図である。図3ならびに後述する図5、図7および図8では、各部材の相対的な位置関係および方向を特定するため、座標軸(X軸およびY軸)を示している。
まず、図8および図9を参照して、従来のサイドスタンドスイッチ60のシール構造を説明する。
図8および図9に示すように、ケース部材31のケース側収納空間33の天井面とロータ部材32の大径部32Aの上面との間には、固定接点37と可動接点61が配置された内部空間64が形成されている。この内部空間64内に粉塵や泥水などの異物が入ると、固定接点37と可動接点61との接触不具合が発生する恐れがある。このため、すき間を封止することにより外部からの異物を防いで、気密状態を保持する必要がある。
シール部材50およびシール部材51は、ケース部材31とロータ部材32との間を全周に渡って封止する環状の部材であり、これらを環状に保つ補強部材としての金属環がその内部に設けられている。金属環は、シール部材50およびシール部材51をケース部材31およびロータ部材32に接触させるとともに、シール部材50およびシール部材51自身に座屈の発生することを防止している。
対して、図3、図4に示すように、本実施形態のサイドスタンドスイッチ5は、シール部材50およびシール部材51がいずれも、ロータ部材32の小径部32Bに設置されているから、シール部材50およびシール部材51として、小型(小径)で形状が同じものを用いることができる。シール部材50とシール部材51とを同一にすることにより、製造に要するコストを削減できる。
固定接点37は、電気的に分断された二つの円弧部37A、37Bを有する円弧平板状であり、ロータ部材32の回転に伴うケース部材31に対する相対的な位置によって、電気的な接続状態が変化する。
なお、図6(a)においては、可動接点38の接触部38C1および接触部38C2がいずれも、円弧部37Aにのみ接触した状態を示しているが、次のような状態であっても良い。例えば、外部接続端子35Aおよび外部接続端子35B側における円弧部37Aと円弧部37Bとの間の位置に、円弧部37Aおよび円弧部37Bのどちらにも接触しない状態で接触部38C1があってもよい。
図6(b)に示すように、接触部38C1および接触部38C2がそれぞれ、円弧部37Aおよび円弧部37Bに接触し、可動接点38が円弧部37Aおよび円弧部37Bの両方に接触した状態では、円弧部37Aと円弧部37Bとが、接触部38C1および接触部38C2を介して電気的に接続される。
また、上記実施形態において、スタンドとしてサイドスタンドを例にして説明したが、メインスタンドであってもよい。
2 :ブラケット
3 :サイドスタンドバー
4 :ピボットボルト
5、60:サイドスタンドスイッチ
6 :固定ボルト
7 :固定ナット
11 :板状部
12 :貫通ピン
13 :軸孔
15、16:連結部
17、18:軸孔
19 :係合孔
21 :頭部
22 :ネジ穴
23 :中間部
24 :ネジ部
27 :フランジ部
31 :ケース部材
32 :ロータ部材
32A :大径部
32B :小径部
33 :ケース側収納空間(貫通孔)
34 :挟持部
35 :カプラ部
35A、35B:外部出力端子
36 :ケース側貫通口(挿通孔)
37 :固定接点
37A、37B :円弧部
37S :面(円弧面)
37E :端面
38、58、61:可動接点
38C、38C1、38C2、58C:接触部
39、64:内部空間
40 :筒状部
41 :潤滑剤
50、51:シール部材
62 :コイルばね
63 :穴部
C :回転軸
Claims (6)
- 円筒状のロータ部材と、前記ロータ部材を挿通孔に挿通して回転可能に保持するケース部材と、を備え、
前記ロータ部材が、同一直線上に回転軸がある大径部および小径部と、前記ロータ部材の回転と連動する可動接点と、を有し、
前記ケース部材が、前記可動接点と接触する固定接点、を有し、
前記ロータ部材の回転に伴う前記ケース部材に対する相対的な位置変化によって、前記可動接点と前記固定接点との電気的な接続状態が変化するスタンドの位置検出装置において、
前記ロータ部材と前記ケース部材との間を封止する二つのシール部材が、前記小径部に設けられており、
前記可動接点と前記固定接点との接触部が二つの前記シール部材に挟まれた内部空間に位置する、
ことを特徴とするスタンドの位置検出装置。 - 二つの前記シール部材が同一である、
請求項1に記載のスタンドの位置検出装置。 - 前記内部空間が潤滑剤で充填されている、
請求項1または2に記載のスタンドの位置検出装置。 - 前記可動接点の前記接触部は、当該可動接点の弾性力により、前記固定接点に接触しており、
前記固定接点は、電気的に分断された二つの円弧部を有する平板状であり、
前記ロータ部材の回転に伴う前記ケース部材に対する相対的な位置によって、
前記可動接点が二つの前記円弧部の一方にのみ接触し、前記接触部を介して二つの前記円弧部を電気的に接続しない状態と、
前記可動接点が二つの前記円弧部の両方に接触し、前記接触部を介して二つの前記円弧部を電気的に接続する状態と、になることにより、前記可動接点と前記固定接点との電気的な接続状態が変化する、
請求項1〜3のいずれか1項に記載のスタンドの位置検出装置。 - 前記可動接点が、前記円弧部の円弧面の両面と接触しており、
両面に接触している二つの前記接触部が、前記可動接点の前記弾性力によって異なる方向に付勢されている、
請求項4に記載のスタンドの位置検出装置。 - 前記固定接点が平板状であり、
前記回転軸の軸方向における前記固定接点の厚さ寸法の範囲内に、前記可動接点が配置されており、
前記接触部が前記固定接点の端面に接触している、
請求項1に記載のスタンドの位置検出装置。
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