JP6851251B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
従って、本構成によれば、露出部と連結樹脂部材との間の境界部も含めた複数の封止対象箇所を、1つの封止部材によってまとめて封止することができる。
入する余地をなくすことができ、より好適に水の浸入を防ぐことができる。
ただし、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明に係るコネクタ100は、以下の実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。
絶縁シース94は、その内部に配置された導体等を保護する保護被膜として機能する。
以下、コネクタ100の概略構成について説明する。
端子部材1は、同軸ケーブル9の内部導体91と接続対象Wの信号導体(不図示)とを接続して、これらを導通させるための部材である。端子部材1は、軸方向Xに沿う筒状に形成されている。また、端子部材1は、基端側X2に形成されて内部導体91と接続する内部導体接続部11と、先端側X1に形成されて信号導体と接続する信号導体接続部12と、を有している。これにより、端子部材1は、内部導体91及び信号導体の双方と接続し、両者を導通させている。
導電シェル2は、同軸ケーブル9の外部導体93と接続対象Wの接地導体(不図示)とを接続して、これらを導通させるための部材である。導電シェル2は、基端側X2の部分において外部導体93と接続し、先端側X1の部分において接地導体と接続する。
これにより、内側シェル22と外側シェル21とが導通している。
絶縁部材3は、導体どうしを絶縁するための部材であり、絶縁体として構成されている。絶縁部材3は、接続対象Wの接地導体と端子部材1とを絶縁する先端側絶縁部31を先端側X1に有しており、導電シェル2と端子部材1とを絶縁する基端側絶縁部32を基端側X2に有している。
連結樹脂部材4は、樹脂体として構成されており、導電シェル2の先端側X1の端部の一部に露出部を形成するように当該導電シェル2と同軸ケーブル9とを一体的に覆っている。本実施形態では、連結樹脂部材4は、外側シェル21のシェル大径部21Aを露出させるように、外側シェル21と同軸ケーブル9とを一体的に覆っている。すなわち、本実施形態では、シェル大径部21Aが「露出部」に相当する。
ハウジング5は、同軸ケーブル9と、端子部材1と、導電シェル2と、絶縁部材3と、連結樹脂部材4とによって構成されるユニットが挿入されるユニット挿入部51と、当該ユニットが配置されるユニット配置部52と、接続対象Wの嵌合部W1(図2、4等参照)が挿入される接続対象挿入部55と、を有している。
封止部材6は、筒状の弾性体として構成されており、シェル大径部21A及び連結樹脂部材4と内周壁部53との間の径方向Yの隙間に配置されている。封止部材6は、凹凸状に形成された外周面及び内周面を有している。本実施形態では、封止部材6は、外周面において外側Y2に突出する複数の外周突部61と、内周面において内側Y1に突出する複数の内周突部62と、を有している。外周突部61と内周突部62とは、円環状に形成されている。図4等に示すように、内周突部62は、外周突部61に比べて突出量が小さい。これにより、封止部材6の内側Y1において径方向Yの隙間をなるべく小さくすることができ、水の浸入を好適に防ぐことができる。
(1)上述した実施形態では、導電シェル2が、外側シェル21と内側シェル22とを含む複数の部材によって構成されている例について説明した。しかし、導電シェル2は、1つの部材からなる一体物として構成されていても良い。
(2)上述した実施形態では、同軸ケーブル9の第一直線部9Aと第二直線部9Bとが屈曲部9Cによって直角に交差している例について説明した。しかし、第一直線部9Aと第二直線部9Bとが交差する角度は任意に決定することができる。換言すれば、第二直線部9Bをハウジング5の外部に引き出す方向は、任意に決定することができる。更には、同軸ケーブル9を、第一直線部9Aのみによって構成することもできる。
(3)上述した実施形態では、内周壁部53の内側Y1の隙間、及び境界部Vが、封止部材6が封止する封止対象箇所として設定されている例について説明した。しかし、これら以外の他の部分が封止対象箇所として設定されていても良い。
(4)上述した実施形態では、連結樹脂部材4は、外側シェル21のシェル大径部21Aを露出させるように、外側シェル21と同軸ケーブル9とを一体的に覆って構成されている例について説明した。しかし、連結樹脂部材4は、シェル大径部21Aのうちのシェルフランジ部21Aaのみを露出させるように、外側シェル21と同軸ケーブル9とを一体的に覆って構成されていても良い。この場合には、シェルフランジ部21Aaが「露出部」に相当する。この構成によれば、封止部材6が内側Y1で当接する対象を連結樹脂部材4のみとすることができ、当接時の圧力を全体的に均一化することが容易となる。
1 :端子部材
2 :導電シェル
3 :絶縁部材
4 :連結樹脂部材
5 :ハウジング
6 :封止部材
9 :同軸ケーブル
21 :外側シェル
21Ab :シェル壁部
22 :内側シェル
43 :樹脂壁部
53 :内周壁部
53A :第一内周壁部(内周壁部)
53B :第二内周壁部
63 :ハウジング接触部
64 :接続側接触部
91 :内部導体
93 :外部導体
CX :軸心
V :境界部
W :接続対象
W1 :嵌合部
X :軸方向
X1 :先端側(接続側)
X2 :基端側
Y :径方向
Y1 :内側
Y2 :外側
Z :周方向
Claims (5)
- 内部導体と、当該内部導体の外周を覆う外部導体と、を同軸上に備えた同軸ケーブルを接続対象に接続するためのコネクタであって、
前記同軸ケーブルの軸方向に沿って配置され、前記内部導体の接続側端部に電気的に連結されると共に、前記接続対象の信号導体に対して電気的に接続可能である端子部材と、
前記端子部材における前記同軸ケーブルの軸心を基準とする径方向の外側を覆うように配置されて前記外部導体の接続側端部に電気的に連結されると共に、前記接続対象の接地導体に対して電気的に接続可能である筒状の導電シェルと、
前記導電シェルの接続側端部の一部に露出部を形成するように当該導電シェルと前記同軸ケーブルとを一体的に覆う連結樹脂部材と、
前記露出部及び前記連結樹脂部材に対して前記径方向の外側に隙間を有する状態で、当該露出部及び当該連結樹脂部材を前記径方向の外側から覆う内周壁部を有するハウジングと、を備え、
前記隙間に、前記同軸ケーブルの軸心を基準とする前記軸方向に沿う筒状の封止部材が少なくとも前記連結樹脂部材の外周面に当接するように設けられ、
前記封止部材は、前記ハウジングの前記内周壁部に当接して弾性変形するハウジング接触部を外周面に有し、且つ、当該ハウジング接触部に対して前記軸方向に並んで配置されて前記接続対象の嵌合部に対して弾性変形しつつ当接可能である接続側接触部を外周面に有し、
前記軸方向における前記露出部と前記連結樹脂部材との間に境界部が形成され、
前記封止部材は、前記露出部及び前記連結樹脂部材の外周面に当接すると共に、前記径方向に沿って見たときに、前記境界部と重複するように配置されているコネクタ。 - 前記ハウジングの前記内周壁部が、前記接続対象の前記嵌合部よりも前記径方向の外側に配置され、
前記封止部材における前記ハウジング接触部の最外径が、前記接続側接触部の最外径よりも大きく形成されている請求項1に記載のコネクタ。 - 前記導電シェルは、外側シェルと内側シェルとを含んで構成され、
前記外側シェルは、剛性を有し、基端側で前記外部導体と接触し、
前記内側シェルは、先端側に弾性を有して前記接続対象に接触する接地導体接触部を有すると共に、基端側に前記外側シェルの先端側の内周面に導通するように配置されて前記軸方向における前記外部導体側に突出する外側シェル接触部とを有している請求項1又は2に記載のコネクタ。 - 前記外側シェルは、一体物として構成されている請求項3に記載のコネクタ。
- 前記連結樹脂部材は、前記軸方向における前記接続対象側を向く樹脂壁部を有し、
前記外側シェルは、前記軸方向において前記樹脂壁部に対向するシェル壁部を有し、
前記封止部材は、前記外側シェルの外周面に当接すると共に、前記軸方向における前記樹脂壁部と前記シェル壁部との間に配置されている請求項3又は4に記載のコネクタ。
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