JPH0621174U - 同軸ケーブル用コネクター - Google Patents

同軸ケーブル用コネクター

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JPH0621174U
JPH0621174U JP1663992U JP1663992U JPH0621174U JP H0621174 U JPH0621174 U JP H0621174U JP 1663992 U JP1663992 U JP 1663992U JP 1663992 U JP1663992 U JP 1663992U JP H0621174 U JPH0621174 U JP H0621174U
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JP
Japan
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coaxial cable
tightening
ferrule
clamp
nut
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Pending
Application number
JP1663992U
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English (en)
Inventor
光岡毅
鈴木健司
Original Assignee
中島通信機工業株式会社
イワブチ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】同軸ケーブルの外部導体を損傷することなく、
これを確実に挾持する同軸ケーブル用コネクターを提供
する。 【構成】コネクター本体3の先端部に接続ナット1を回
動自在に接続し、後端部には締付ナット2を螺合してあ
る。また、コネクター本体3には、中心コンタクト4と
フェルール5を組付けてある。同軸ケーブル80の絶縁
体82と外部導体83との間に前記フェルールの筒部片
5aを挾入するようにしてあり、筒部片5aと前記締付
ナット2の締付部2aの間に同軸ケーブル80の外被8
4を介在させるようにしてある。また、コネクター本体
3と締付ナット2の締付部2aとの間にクランプリング
22を介在させ、該クランプリング22に、前記外被8
4と外部導体83の挾入間隙25を存して筒部片5aを
取り囲む、変形可能なクランプ部24を設け、このクラ
ンプ部24を前記締付部2aによってケーブル外被84
に圧接させてケーブル80を挾持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、同軸ケーブル用コネクターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5で示すように、先端部に接続ナット1を回動自在に接続し、後端部に締付 ナット2を螺合したコネクター本体3に、中心コンタクト4とフェルール5を組 付け、中心コンタクト4、フェルール5およびコネクター本体3のそれぞれの間 に第一絶縁体6ないし第二絶縁体7を介在させ、前記中心コンタクト4には同軸 ケーブルの内部導体を接続し、フェルール5の筒部片5aを前記同軸ケーブルの 絶縁体と外部導体との間に挾入して締付ナット2を締付けることによって、筒部 片5aと締付ナット2の締付部2aとの間で同軸ケーブルの外被を挾持するよう にした構造のものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来例は、締付ナット2の締付部2aの内縁とフェルール5の外縁それぞ れのテーパー形を利用してケーブルの外部導体および外被を挾持する構成を採る ため、絶縁体から剥離した外部導体が損傷し、接触不良を起こすなどの電気特性 の悪化の原因となったり、或いは外被を切断しすぎるとそれを吸収する手段がな いため防水機能が損われ、それだけ同軸ケーブルの外被剥離等の二次加工が煩雑 となっている。
【0004】 本考案は斯様な点に着目し、前記従来例の欠点を回避した同軸ケーブル用コネ クターを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
先端部に接続ナットを回動自在に接続し、後端部に締付ナットを螺合したコネ クター本体に、中心コンタクトとフェルールを組付け、中心コンタクトに同軸ケ ーブルの内部導体を接続し、同軸ケーブルの絶縁体と外部導体との間に前記フェ ルールの筒部片を挾入して該筒部片と前記締付ナットの締付部との間に同軸ケー ブルの外被を介在させて挾持するようにした同軸ケーブル用コネクターにおいて 、コネクター本体と締付ナットの締付部との間にクランプリングを介在させ、該 クランプリングに同軸ケーブルの外被と外部導体の挾入間隙を存してフェルール の筒部片を取り囲む、変形可能なクランプ部を設け、該クランプ部は外径が前記 締付部方向に漸次小さくした外周壁を備え、この外周壁を前記締付部の内縁に摺 接させた構成としたものである。
【0006】
【実施例】
図面は本考案に係る同軸ケーブル用コネクターの一実施例を示し、図1は同軸 ケーブルを組付けた状態の縦断面図、図2は一部欠截正面図、図3は左側面図、 図4は第二実施例を示す一部拡大断面図、図5は従来例の一部欠截正面図である 。
【0007】 図中、3はコネクター本体で、コネクター本体3の先端部には頸部8を設けて これに接続ナット1の基端を係合し、該接続ナット1を前記コネクター本体3に 回動自在に接続してある。
【0008】 接続ナット1は前記本体3より突出する内周壁部に機器に設けた雄螺子に螺合 して取付けるための雌螺子9を備え、該螺子9を取り囲む外周面を断面六角形状 として工具の係合部10としてある。
【0009】 また、前記本体3の先端外周面には切欠11を形成し、該切欠11に本体3、 接続ナット1および前記機器の雄螺子間を密封するガスケット12を嵌着してあ る。
【0010】 このガスケット12の内側、すなわち、本体3の先端部内側には第一絶縁体6 を係合し、該第一絶縁体6の内周壁に形成したテーパー14に中心コンタクト4 の中間部外周面に設けたテーパー15を当接させて第一絶縁体6によって中心コ ンタクト4の一側を支持させ、中心コンタクト4の他の一側は、第一絶縁体6と の間に間隙16を存して前記コネクター本体3の中間部に収設した第二絶縁体7 によって支持させてある。
【0011】 第二絶縁体7は、フェルール5の一端に備えた割り筒5bに嵌着してフェルー ル5に組付けられ、このフェルール5を介して前記の通りコネクター本体3に収 設してある。
【0012】 フェルール5は主体筒5cの一端に前記割り筒5bを、他の一端に筒部片5a を連設して構成し、主体筒5cと筒部片5aとの間に設けたフランジ5dを前記 本体1の後端に係止するよう本体3に組付け、本体3より筒部片5aを突出させ て配したものである。
【0013】 コネクター本体3の後端側外周縁には雄螺子17を設け、この雄螺子17に中 間部内周壁に形成した雌螺子18を螺合して前記締付ナット2をコネクター本体 3に組付けてある。
【0014】 なお、雄螺子17と隣接する本体3の中間部外周に係止溝19を形成し、該係 止溝19に係止したOリング20によって本体3と締付ナット2間の密封性を図 るようにしてある。
【0015】 締付ナット2は、本体3側の一側を薄肉部と成して、その外周縁を断面六角形 として工具の係合部21とし、他の一側を厚肉として締付部2aとしたもので、 この締付ナット2の締付部2aと前記本体3との間には、フェルール5のフラン ジ5dを介在させてクランプリング22を収設してある。
【0016】 クランプリング22は、外周の本体1側の一端に雄螺子23を備え、締付部2 a側の他の一端を、外径が締付部2a方向に漸次小さくした外周壁24aを備え たクランプ部24としたもので、フェルール5の筒部片5aに対しては、該筒部 片5aを取り囲み、同軸ケーブル80の外部導体83と外被84の挾入間隙25 を存して配したもので、弾性変形可能な高発泡ポリエチレン樹脂で構成してある 。
【0017】 なお、このクランプリング22の前記クランプ部24を摺接し易くするため、 締付ナット2の締付部2aのクランプ部24側にテーパー26を設けてある。
【0018】 しかして、締付ナット2の雌螺子18にクランプリング22の雄螺子23を螺 合するようにしてクランプリング22を締付ナット2内に螺進させ、該クランプ リング22を雌螺子18と締付部2aとの間に介在させて締付ナット2に予め収 納組付け、他方、接続ナット1の雌螺子9を機器の雄螺子に螺合して、接続ナッ ト1を介してコネクター本体3を機器に取付ける。
【0019】 次いで、同軸ケーブル80の末端部において、外被84、外部導体83および 絶縁体82を適当長剥ぎ取って、内部導体81を露出させ、この露出させた内部 導体81に隣接させて外被84および外部導体83を剥ぎ取って適当長の絶縁体 82を露出させて同軸ケーブル80を二次加工する。
【0020】 そして、接続ナット1を組付けたコネクター本体3に同軸ケーブル80を貫通 させるようにしてコネクター本体3を同軸ケーブル80に組合せておき、第二絶 縁体7を一体にしたフェルール5の筒部片5aを絶縁体82と外部導体83との 間に挾入してフェルール5と同軸ケーブル80を互いに接続し、第二絶縁体7よ り突出する内部導体81を挿入するようにして中心コンタクト4を第二絶縁体7 に挿入して組合わせ、中心コンタクト4をかしめることによって中心コンタクト 4を同軸ケーブル80に接続して、同軸ケーブル80の末端に、中心コンタクト 4、第二絶縁体7およびフェルール5を組付け、これらを、中心コンタクト4側 から第一絶縁体6を係合したコネクター本体3内に挿入し、次いで、予め同軸ケ ーブル80に組合わせた締付ナット2をコネクター本体3に螺合して締付けると 、クランプリング22のクランプ部24は締付ナット2の締付部2aの内側のテ ーパー26に摺接して変形して外部導体83を挾持して各部材は互いに組付けら れ、コネクターの使用状態を得られるのである。
【0021】 また、同軸ケーブル80を構成する外部導体83は、銅編組83aとアルミシ ース83bとで構成したものがあるが、この場合、フェルール5の筒部片5aを 銅編組83aとアルミシース83bとの間に挾入してフェルール5と同軸ケーブ ル80を互いに接続するようにしている。
【0022】 そして、この接続に際し、銅編組83aを外被84側に折り返してフェルール 5の筒部片5aを銅編組83aとアルミシース83bとの間に挾入することによ り円滑に行うことができる。
【0023】 図4は筒部片5aを銅編組83aとアルミシース83bとの間に挾入してフェ ルール5と同軸ケーブル80を接続した第二実施例を示し、フェルール5のフラ ンジ5dを省略し、筒部片5aとコネクター本体3との間に外部導体83を構成 する銅編組83aと外被84を配するようにすると共に、外被84とコネクター 本体3との間に空隙30を形成するようにして、空隙30内に外被84側に折り 返した銅編組83a部を収納するようにしたものである。
【0024】 また、クランプリング22の先端側には第二クランプ部24bを設け、該第二 クランプ部24bを空隙30内に係合するようにしたものである。
【0025】 なお、クランプリングは塑性変形素材で構成しても良い。
【0026】
【考案の効果】
本考案は前記の通りの構成を採るから、締付ナットを締付けるに従って、クラ ンプ部が締付部に押圧されて変形し、同軸ケーブルの外被を確実に挾持すること ができる。また、クランプ部は常に同軸ケーブルの外被に対して常に半径方向に 変形してこれを挾持するから外部導体の損傷を与えることがなく、また、防水上 も優れた製品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】同軸ケーブルを組付けた状態の縦断面図。
【図2】一部欠截正面図。
【図3】左側面図。
【図4】第二実施例の一部の拡大断面図。
【図5】従来例の一部欠截正面図。
【符号の説明】
1 接続ナット 2 締付ナット 2a 締付ナットの締付部 3 コネクター本体 4 中心コンタクト 5 フェルール 5a フェルールの筒部片 22 クランプリング 24 クランプ部 25 挾入間隙 80 同軸ケーブル 81 内部導体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に接続ナットを回動自在に接続
    し、後端部に締付ナットを螺合したコネクター本体に、
    中心コンタクトとフェルールを組付け、中心コンタクト
    に同軸ケーブルの内部導体を接続し、同軸ケーブルの絶
    縁体と外部導体との間に前記フェルールの筒部片を挾入
    して該筒部片と前記締付ナットの締付部との間に同軸ケ
    ーブルの外被を介在させて挾持するようにした同軸ケー
    ブル用コネクターにおいて、コネクター本体と締付ナッ
    トの締付部との間にクランプリングを介在させ、該クラ
    ンプリングに同軸ケーブルの外被と外部導体の挾入間隙
    を存してフェルールの筒部片を取り囲む、変形可能なク
    ランプ部を設け、該クランプ部は外径が前記締付部方向
    に漸次小さくした外周壁を備え、この外周壁を前記締付
    部の内縁に摺接させた、同軸ケーブル用コネクター。
JP1663992U 1992-03-27 1992-03-27 同軸ケーブル用コネクター Pending JPH0621174U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018190630A (ja) * 2017-05-09 2018-11-29 ホシデン株式会社 コネクタ

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