JP2546752Y2 - 同軸コネクタ・接栓 - Google Patents

同軸コネクタ・接栓

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JP2546752Y2
JP2546752Y2 JP1990405513U JP40551390U JP2546752Y2 JP 2546752 Y2 JP2546752 Y2 JP 2546752Y2 JP 1990405513 U JP1990405513 U JP 1990405513U JP 40551390 U JP40551390 U JP 40551390U JP 2546752 Y2 JP2546752 Y2 JP 2546752Y2
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JP
Japan
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plug
ring
connector
seat
cut
Prior art date
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Application number
JP1990405513U
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English (en)
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JPH0492385U (ja
Inventor
野 聖 純 千
Original Assignee
宇呂電子工業株式会社
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は同軸コネクタに係り、と
くにF型コネクタと共用でき接続作業が容易で、かつ同
軸ケーブルを引っ張っても抜け難い構造に関する。
【0002】
【従来の技術】TV信号等の高周波信号を取り扱う際に
同軸ケーブル同士を結合するには、各種コネクタが利用
されている。そのうちで価格等の点からF型コネクタが
最も普及していて、TV共聴装置の分岐器、分配器には
多数のF型コネクタ座が並べられて取り付けられてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】F型コネクタは、ねじ
締め構造であるから複数の座が並んでいるとき、特に内
側に配された座に接続作業を行なう場合には、接栓側の
ナットリングを回し難く作業がし難い。
【0004】また収納ボックス等に取り付ける事が多
く、収納ボックスが小型のため、収納ボックスの外で分
岐器、分配器のF型コネクタ座に接栓を取り付けた後
に、収納ボックスに押し込む事が多く、接続作業が煩雑
である。
【0005】また簡易型の同軸コネクタとしてC13型
(EIAJ)等があるが、同軸ケーブルを引っ張ると抜
けたり、同軸ケーブルの振動によって接触が不安定にな
ったりするため共聴用工事には不向きであった。
【0006】本考案は上述の点を考慮してなされたもの
で、F型コネクタ接栓と互換性を有しかつ接続作業をよ
り簡便確実に行え、電気接続が確実で漏洩、汚染等が少
ない同軸コネクタ対を提供する事を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案では、同軸F型コネクタ座に挿入して用いら
れる接栓において、同軸ケーブルを内部中心に保持する
スリーブと、このスリーブの先端外周に嵌合して設けら
れ、さらに先端方向に延び出して設けられたリング状シ
ェルと、径方向内側に軸方向後端側が立ち上がった複数
の切起こしを有し、前記リング状シェルの内周に嵌装さ
れた、リング状内ばねと、前記リング状シェルの先端を
包むように前記接栓の軸方向に移動可能に嵌装され、前
記接栓の径方向内側にあり軸方向後端側に延びた端部が
前記リング状内ばねの切起こしを押圧し得るように構成
されたキャップと、をそなえたことを特徴とする同軸コ
ネクタ・接栓、を提供するものである。
【0008】
【作用】接栓をコネクタ座に接続するには、接栓のスリ
ーブを軸方向にコネクタ座に向けて押し込み、接合部を
コネクタ座に接合させた後、シェルを更に軸方向に押す
ことによって、シェルの内周に嵌装された内ばねに設け
られた切起こしの先端がコネクタ座のねじ溝に嵌まり込
み接栓を座に固定する。
【0009】接栓を外すには、キャップをコネクタの軸
方向に座から離れるように引くと、キャップの前記接栓
の径方向内側に延びた端部が前記リング状内ばねの切起
こしを押圧して切起こしを寝かせるから切起こしは座の
ねじ溝から解放される。この結果コネクタ接栓は座から
外れる。
【0010】
【考案の効果】本考案のコネクタ座はF型コネクタと同
じであり、F型コネクタの接栓を接続することもできる
し、本考案に係るコネクタ接栓を接続することもできる
ものである。そのうえ本考案のコネクタ接栓を接続する
には、シェルを軸方向に移動させるだけであってF型コ
ネクタのように回転操作の必要がなく、接続作業時間の
短縮が図れ、接栓座が林立していても軸方向の簡単な操
作のみで確実に接続固定を行うことができる。
【0011】
【実施例】図1は、本考案に係る接栓の一実施例を部分
断面として示すとともに、相手側である座に対する挿入
の様子を示したものである。10は座であり、この座に
接続する本考案の接栓20は、導電性金属で形成され
た、同軸ケーブルを接続するためのスリーブ21の先端
外周に嵌合して設けられ、さらに先端方向に延び出して
リング状シェル22を設ける。このリング状シェル22
の内周に、径方向内側に後端側が立ち上がった複数の切
起こし24を有するリング状内ばね23を嵌装する。そ
して、リング状シェル22の先端を包むように、接栓の
軸方向に移動可能にキャップ25を嵌装し、キャップ2
5における接栓の径方向内側に延びた端部がリング状内
ばね23の切起こし24を押圧して寝かせるように構成
されている。また内ばね23には、軸方向に延びる複数
個の接触用切り起しが設けられており、この接触用切起
こしが座のねじ山に接触する。
【0012】図2は、キャップ25を中心とするリング
状シェル22の先端部付近を拡大して示したものであ
る。
【0013】リング状シェル22の内周には、内ばね2
3が嵌装されており、この内ばね23の、後端側が立ち
上がった複数の切起こし24の先端が座10のねじ溝に
嵌まり込む。そして、キャップ25は、コネクタの径方
向内側に延びた端部近傍に切起こし26が設けられてお
り、この切起こし26によりリング状シェル22の先端
に係止されている。
【0014】図3は、切起こし24の角度を座のねじ溝
と平行にせずに、ねじ溝を塞ぐような角度にしたもので
ある。これにより、切起こし24がねじ溝に食い付くよ
うになり、コネクタ接栓を座にしっかりと固定できる。
図3の例は、コネクタの軸方向に沿って少しずつずれた
位置の平面内に属するように複数個の切起こしを配した
ものである。
【0015】図4は、座のねじが基端部ではなくなり、
このねじ溝のある部分と内部分との境界に切起こし24
の係止部を設けた例を示している。
【0016】図5は、スリーブ21とシェル22とを一
体化して21aとし、キャップをシェル22に相当する
部分まで覆うもの25aとして構成したものである。そ
して、スリーブ21相当部分とシェル22相当部分との
境界部外周にはスカートリング27を設ける。これは、
キャップ25aが同軸ケーブル側に抜け落ちないために
設けられたもので、接合部後端に圧入固定されている。
スカートリング27は同軸ケーブル挿入部側に張り出し
ており、その張出し部内部空間に同軸ケーブルの編組を
収納して目隠しの役割をする。
【0017】図6は、スカートリングの他の例を示した
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の部分断面およびコネクタ座
への装着の様子を示した図。
【図2】図1の要部拡大断面図。
【図3】切起こし24の変形例を示した要部拡大断面
図。
【図4】本考案のコネクタ接栓が接続される座の他の例
を示した図。
【図5】本考案の他の実施例を示す図。
【図6】本考案のさらに他の実施例を示す図。
【符号の説明】
10 コネクタ座 20 筒状本体 21 スリーブ 22 シェル 23 内ばね 24 切起こし 25 キャップ 26 切起こし 27 スカートリング

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸F型コネクタ座に挿入して用いられる
    接栓において、 同軸ケーブルを内部中心に保持するスリーブと、 このスリーブの先端外周に嵌合して設けられ、さらに先
    端方向に延び出して設けられたリング状シェルと、 径方向内側に軸方向後端側が立ち上がった複数の切起こ
    しを有し、前記リング状シェルの内周に嵌装された、リ
    ング状内ばねと、 前記リング状シェルの先端を包むように前記接栓の軸方
    向に移動可能に嵌装され、前記接栓の径方向内側にあり
    軸方向後端側に延びた端部が前記リング状内ばねの切起
    こしを押圧し得るように構成されたキャップと、 をそなえたことを特徴とする同軸コネクタ・接栓。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記キャップは、前記リング状シェルを包むように設け
    られた同軸コネクタ・接栓。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記切起こしは、前記コネクタの軸方向に関して前記座
    のねじ溝角度と非平行に配され、該ねじ溝を塞ぐように
    形成された同軸コネクタ・接栓。
JP1990405513U 1990-12-28 1990-12-28 同軸コネクタ・接栓 Expired - Lifetime JP2546752Y2 (ja)

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JPH0492385U JPH0492385U (ja) 1992-08-11
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JP2007012531A (ja) * 2005-07-01 2007-01-18 Maspro Denkoh Corp 同軸ケーブルコネクタ

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