JP3003199U - F型コネクタ - Google Patents
F型コネクタInfo
- Publication number
- JP3003199U JP3003199U JP1994000687U JP68794U JP3003199U JP 3003199 U JP3003199 U JP 3003199U JP 1994000687 U JP1994000687 U JP 1994000687U JP 68794 U JP68794 U JP 68794U JP 3003199 U JP3003199 U JP 3003199U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrule
- peripheral surface
- shell
- thick
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、機器の接続部側および同軸ケ
−ブルのいずれ側からもF型コネクタ内に水が侵入する
ことがなく電気特性の安定したF型コネクタを提供する
ことにある。 【構成】本発明に係るF型コネクタは、接続ナットの螺
子部側の内周壁凹部にOリングを装填し、該Oリングに
フェル−ルの厚肉先端部が当接するように前記接続ナッ
ト内に、フェル−ルの厚肉部外周面に形成したフランジ
を係合せしめ、該フェル−ルの厚肉部の一部および薄肉
部を接続ナットから突出させ、フェル−ルの厚肉部外周
面に形成したフランジの端面にシェル先端を当接させ、
該シェルの先端部側内周面に前記フェル−ルの厚肉外周
面を圧接せしめ、フェル−ルの薄肉部が前記シェル内に
位置し、該シェルの先端部側内周面と該先端側内周面に
対応する位置のフェル−ル外周面との間にガスケットを
設けたものである。
−ブルのいずれ側からもF型コネクタ内に水が侵入する
ことがなく電気特性の安定したF型コネクタを提供する
ことにある。 【構成】本発明に係るF型コネクタは、接続ナットの螺
子部側の内周壁凹部にOリングを装填し、該Oリングに
フェル−ルの厚肉先端部が当接するように前記接続ナッ
ト内に、フェル−ルの厚肉部外周面に形成したフランジ
を係合せしめ、該フェル−ルの厚肉部の一部および薄肉
部を接続ナットから突出させ、フェル−ルの厚肉部外周
面に形成したフランジの端面にシェル先端を当接させ、
該シェルの先端部側内周面に前記フェル−ルの厚肉外周
面を圧接せしめ、フェル−ルの薄肉部が前記シェル内に
位置し、該シェルの先端部側内周面と該先端側内周面に
対応する位置のフェル−ル外周面との間にガスケットを
設けたものである。
Description
【0001】
本考案は、テレビジョン共同受信用の機器とアルミシ−ス形、ラミネ−トシ− ス形、編組形などの各種同軸ケ−ブルとを接続するF型コネクタに関し、CAT V、衛星放送受信用、難視聴地域対策、電波障害対策、ビル陰対策、ITV用な どの広い分野に適用されるF型コネクタに関する。
【0002】
従来のこの種のF型コネクタは図3に示すように、接続ナット1の一端側内周 壁の螺子部1aの基部側にOリング2を設け、該Oリング2に先端部が接触する 如くして接続ナット1内に係合せしめたフェル−ル3の一部を外部に突出させ、 前記接続ナット1の他端側内周壁とフェル−ル3の外周壁との間にカシメ止めし て介在せしめたシェル4の一部を接続ナット1から突出させ、該突出したシェル 4と突出したフェル−ル3の間に、同軸ケ−ブルAの外被Bおよび該外被Bの先 端を包むように折返した外部導体Cである編組を圧着せしめ、かつシェル4の外 周面凹部に装着したOリング5を接続ナット1の内周壁に圧接する構造である。
【0003】
上記従来のF型コネクタを使用して機器(図示せず)の接続部に同軸ケ−ブル Aを接続する場合、機器と接続ナット1の間はOリング2で水封され、接続ナッ ト1とシェル4との間はOリング5で水封される。しかし、端末処理した同軸ケ −ブルAの先端部はシェル4とフェル−ル3の間に、同軸ケ−ブルAの外被Bお よび該外被Bの先端を包むように折返した外部導体Cである編組を圧着せしめて いるが、経時的に圧着部が緩むことによりフェル−ル3と外被Bとの間から水が 侵入した場合、F型コネクタ内に水の侵入を許すこととなり、電気特性等を悪化 せしめる原因ともなっていた。
【0004】 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、機器の接続部側および同軸ケ−ブ ルのいずれ側からもF型コネクタ内に水が侵入することがなく電気特性の安定し たF型コネクタを提供することを目的とするものである。
【0005】
本考案に係るF型コネクタは、接続ナットの螺子部側の内周壁凹部にOリング を装填し、該Oリングにフェル−ルの厚肉先端部が当接するように前記接続ナッ ト内に、フェル−ルの厚肉部外周面に形成したフランジを係合せしめ、該フェル −ルの厚肉部の一部および薄肉部を接続ナットから突出させ、フェル−ルの厚肉 部外周面に形成したフランジの端面にシェル先端を当接させ、該シェルの先端部 側内周面に前記フェル−ルの厚肉外周面を圧接せしめ、フェル−ルの薄肉部が前 記シェル内に位置し、該シェルの先端部側内周面と該先端側内周面に対応する位 置のフェル−ル外周面との間にガスケットを設けたものである。
【0006】
本考案のF型コネクタは、接続ナットの内周壁凹部に装填したOリングと、シ ェルの先端側内周面と該先端側内周面に対応する位置のフェル−ル外周面との間 に設けたガスケットとの二つにより、機器の接続部側および同軸ケ−ブルのいず れ側からもF型コネクタ内に水が侵入することがなく電気特性の安定ものが得ら れる。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図面により具体的に説明する。ただし、従来例と構 造は異なるが部品名称を同じくするものは同一参照符号を付した。 1は機器(図示せず)の接続部側と一端部が接続する螺子部1aを内周面に有 する接続ナットである。該接続ナット1の螺子部1aの終端部側に形成した環状 の凹部1bにOリング2を設ける。接続ナット1の他端部側の端面は内側に突出 する環状突起1cが形成されている。
【0008】 3は厚肉部3aと薄肉部3bとよりなるフェル−ルで、該厚肉部3aの先端部 寄り外周面にフランジ3cを形成し、該フランジ3cが前記環状突起1cに係合 し、該フェル−ル3が接続ナット1から抜け出ないようにしている。また前記O リング2は厚肉部3aの先端部外周面およびフランジ3cの前端面に当接する。 図2に示すごとく、フェル−ル3の薄肉部3bは端末処理した同軸ケ−ブルAの 絶縁体Dと外部導体Cである編組の間に挿入する。またフェル−ル3の薄肉部3 bの外周面は同軸ケ−ブルAの圧着後の抜けを防止するための係止突起3dを形 成する。図中、Eは内部導体である。
【0009】 4はシェルで、フランジ3cの後端面にシェル先端を接触させ、フェル−ル3 の厚肉外周面を該シェル4の先端部側内周面に強固に嵌合するように圧接されて いる。接続ナット1から突出したフェル−ル3は図1に示すようにシェル4内に その一部がきつく嵌合されるようにして収納されている。またシェル4の外周面 には、端末処理した同軸ケ−ブルAの先端部がシェル4とフェル−ル3の間に、 同軸ケ−ブルAの外被Bおよび該外被Bの先端を包むように折返した外部導体C である編組が強固に圧着出来るように、所定間隔を置いて環状凸部4aが形成さ れている。
【0010】 そして、シェル4の先端側内周面と該先端側内周面に対応する位置のフェル− ル3外周面との間にガスケット6を設ける。 このようにOリング2およびガスケット6を設けることにより、機器の接続部 側からの侵入水、接続ナット1とシェル4との隙間から入る侵入水および圧着し たシェル4とフェル−ル3との隙間からの侵入水をことごとく阻止することがで きる。
【0011】
本考案は上記の説明から判るように、接続ナットの螺子部側の内周壁凹部にO リングを装填し、該Oリングにフェル−ルの厚肉先端部が当接するように前記接 続ナット内に、フェル−ルの厚肉部外周面に形成したフランジを係合せしめ、該 フェル−ルの厚肉部の一部および薄肉部を接続ナットから突出させ、フェル−ル の厚肉部外周面に形成したフランジの端面にシェル先端を当接させ、該シェルの 先端部側内周面に前記フェル−ルの厚肉外周面を圧接せしめ、フェル−ルの薄肉 部が前記シェル内に位置し、該シェルの先端部側内周面と該先端側内周面に対応 する位置のフェル−ル外周面との間にガスケットを設けたF型コネクタであるか ら、最小限のOリングとガスケットにより、機器の接続部側からの侵入水、接続 ナットとシェルとの隙間から入る侵入水および同軸ケ−ブルのシェルとフェル− ルとの隙間からの侵入水のいずれをも阻止することができ、電気特性の安定した F型コネクタを得ることができる。
【図1】本考案の一実施例を示すF型コネクタの半截断
面図である。
面図である。
【図2】F型コネクタに同軸ケ−ブルを接続した状態を
示す半截断面図である。
示す半截断面図である。
【図3】従来例のF型コネクタの断面図である。
1 接続ナット 1a 螺子部 1b 凹部 2 Oリング 3 フェル−ル 3a 厚肉部 3b 薄肉部 3c フランジ 4 シェル 6 ガスケット A 同軸ケ−ブル B 外被 C 外部導体
Claims (1)
- 【請求項1】 接続ナットの螺子部側の内周壁凹部にO
リングを装填し、該Oリングにフェル−ルの厚肉先端部
が当接するように前記接続ナット内に、フェル−ルの厚
肉部外周面に形成したフランジを係合せしめ、該フェル
−ルの厚肉部の一部および薄肉部を接続ナットから突出
させ、フェル−ルの厚肉部外周面に形成したフランジの
端面にシェル先端を当接させ、該シェルの先端部側内周
面に前記フェル−ルの厚肉外周面を圧接せしめ、フェル
−ルの薄肉部が前記シェル内に位置し、該シェルの先端
部側内周面と該先端側内周面に対応する位置のフェル−
ル外周面との間にガスケットを設けたことを特徴とする
F型コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994000687U JP3003199U (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | F型コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994000687U JP3003199U (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | F型コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3003199U true JP3003199U (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=43139153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994000687U Expired - Lifetime JP3003199U (ja) | 1994-01-21 | 1994-01-21 | F型コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3003199U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10341522A (ja) * | 1997-06-09 | 1998-12-22 | Uro Denshi Kogyo Kk | F型接栓付き平形同軸ケーブル及びクランプ |
JP2005537629A (ja) * | 2002-08-29 | 2005-12-08 | フラマトム アンプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 同軸ケーブル用コネクタ |
JP2018190630A (ja) * | 2017-05-09 | 2018-11-29 | ホシデン株式会社 | コネクタ |
-
1994
- 1994-01-21 JP JP1994000687U patent/JP3003199U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10341522A (ja) * | 1997-06-09 | 1998-12-22 | Uro Denshi Kogyo Kk | F型接栓付き平形同軸ケーブル及びクランプ |
JP2005537629A (ja) * | 2002-08-29 | 2005-12-08 | フラマトム アンプ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 同軸ケーブル用コネクタ |
JP2018190630A (ja) * | 2017-05-09 | 2018-11-29 | ホシデン株式会社 | コネクタ |
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