JPH10341522A - F型接栓付き平形同軸ケーブル及びクランプ - Google Patents

F型接栓付き平形同軸ケーブル及びクランプ

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JPH10341522A
JPH10341522A JP9150537A JP15053797A JPH10341522A JP H10341522 A JPH10341522 A JP H10341522A JP 9150537 A JP9150537 A JP 9150537A JP 15053797 A JP15053797 A JP 15053797A JP H10341522 A JPH10341522 A JP H10341522A
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JP
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coaxial cable
flat
flat coaxial
hole
pipe
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JP9150537A
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Makoto Kodaira
真 小平
Tomohisa Komori
智久 小森
Keiichi Komata
惠一 小俣
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URO Electronics Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 丸形同軸ケーブル接続部にはF型接栓を使用
して確実な電気的接続を行い、信号の漏洩を防ぐ。 【解決手段】 極めて細い高周波用同軸ケーブルをテー
プ状部材でサンドイッチした平形の高周波同軸ケーブル
の両端にF型接栓を接続してなるF型接栓付き平形同軸
ケーブルである。また、変換部本体ケースを導電性材料
で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同軸ケーブル及びそ
のクランプに関し、特に、主として一般住宅又は事務所
などにおいて、屋外に取り付けられたアンテナの高周波
信号を同軸ケーブルで屋内に引き込む時などの場合に、
住宅の壁面に同軸ケーブル通過用の孔を明けないで、一
度、外形が極めて細い高周波同軸ケーブルに変換して、
住宅の窓部分の窓枠と窓の間の隙間などを通して屋内に
高周波信号を引き込む場合に使用する極細いF型接栓付
き同軸ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅の窓と窓枠の隙間などを通し
て高周波信号を住宅内に引き込むものとしては、極めて
細い同軸ケーブルの両端に5C−2Vなどの通常の太さ
の断面形状が丸形の同軸ケーブルを接続するための挟み
込み金具などを収納した変換部を備えたものは存在し
た。
【0003】図13は従来の変換部付き平形同軸ケーブ
ルを真上から見た図であり、図14は図13の変換部付
き平形同軸ケーブルを真横から見た図である。図13及
び図14において、950は平形同軸ケーブルであり、
両端に平形同軸ケーブルを5C−2Vなどの断面形状が
円形の同軸ケーブルに変換するための変換部900があ
る。
【0004】901は変換部の本体ケースを示し、この
中に平形同軸ケーブルと丸形同軸ケーブルの変換用の平
形同軸ケーブルに接続された挟み込み金具が収納されて
おり、丸形同軸ケーブル引き込み孔903から変換部の
本体ケース901に入った丸形同軸ケーブルが接続され
る。902は本体ケースの蓋であり、接続工事の時はこ
の蓋を開き作業を行う。905は平形同軸ケーブルが本
体ケースに入る部分で平形同軸ケーブルの保護をするた
めの柔軟な樹脂でできたキャップである。
【0005】図15は前記本体ケースの平形同軸ケーブ
ルの入口部分を真横から見た図であり、平形フラットケ
ーブルが通過する開口904が見える。図16は丸形同
軸ケーブルの入口が見えるように本体ケースを真横から
見た図である。図13の向って左側は変換部900の蓋
902を外した状態の図であり、挟み込み金具910な
どが見える。
【0006】丸形同軸ケーブル引き込み孔903から変
換部900に入れられた、先端の加工された丸形同軸ケ
ーブルは、挟み込み金具910で外部胴体部分を挟み込
まれ、機械的に固定されると同時に電気的に接続され
る。また、丸形同軸ケーブルの中心導体は、端子ネジ9
11で固定され端子金具917に電気的に接続される。
端子金具917は平形同軸ケーブルの中心導体と半田9
13で半田付けされている。
【0007】このため丸形同軸ケーブルの中心導体は平
形同軸ケーブルの中心導体と電気的に接続されたことに
なる。
【0008】なお、挟み込み金具910は、平形同軸ケ
ーブルの外部導体と電気的に接続しているワイヤー91
8と半田914で半田付けされているため、丸形同軸ケ
ーブルの外部導体は平形同軸ケーブルの外部導体と接続
される。912は変換部900を壁面などにネジ止めす
るための孔である。915は本体ケース901との間に
平形同軸ケーブル950を挟み込んで機械的に固定する
ためのハンドであり、ネジ916によって本体ケース9
01に固定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の平形同軸ケ
ーブルの用途は、屋外に設置されたラジオやテレビ(T
V)のアンテナ及び衛星放送のアンテナからの高周波信
号を屋内に引き込む時に使用し、周波数範囲は10MH
zから2000MHzに及ぶ、このため従来の変換部付
き平形同軸ケーブルは本体ケースが樹脂でできているう
えに、丸形同軸ケーブルの接続も同軸ケーブルの中心導
体部分が開放状態の挟み込み金具であるために、この部
分から高周波信号が外部に漏れコンピュータなどへの妨
害になったり、逆に外部からの信号が入り込みテレビ
(TV)画像にノイズが入るなどの問題が発生してい
る。
【0010】本発明の目的は、丸形同軸ケーブル接続部
にはF型接栓を使用して確実な電気的接続を行い、信号
の漏洩を防ぐことが可能なF型接栓付き平形同軸ケーブ
ルを提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、変換部本体ケースを
導電性材料で構成することによって信号の漏洩を防ぐこ
とが可能なF型接栓付き平形同軸ケーブルを提供するこ
とにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば下
記の通りである。
【0014】(1)極めて細い高周波用同軸ケーブルを
テープ状部材でサンドイッチした平形の高周波同軸ケー
ブルの両端にF型接栓を接続してなるF型接栓付き平形
同軸ケーブルである。
【0015】(2)軸方向の一端の中心位置に平形同軸
ケーブルの断面形状にほぼ一致した形状の孔を有し、こ
の孔に平形同軸ケーブルを通して固定保持し、軸方向の
他の一端には前記孔と連通した平形同軸ケーブルの断面
形状より十分に大きい孔を有し、外周には防水のための
Oリングを装着した導電性材料からなる平形同軸ケーブ
ル保持部材と、前記平形同軸ケーブル保持部材のOリン
グ接着部の外周に電気的に接触し、かつ、前記Oリング
を嵌め込んで防水構造をなす導電性部材からなるパイプ
状部材と、その反対側の外周部分は前記パイプ状部材の
他の一端と電気的に接触し、かつ、該外周部分には防水
のためのOリングを装着する溝を有するF型接栓とを具
備するF型接栓付き平形同軸ケーブルである。
【0016】(3)前記(2)のF型接栓付き平形同軸
ケーブルにおいて、平形同軸ケーブルのパイプ状部材は
両端で直径が異なるようにしたものである。
【0017】(4)前記(2)又は(3)のF型接栓付
き平形同軸ケーブルにおいて、前記パイプ状部材の平形
同軸ケーブル固定保持部の孔と連なった大きな孔には内
部に防水用の高分子化合物を挿入し、前記平形同軸ケー
ブルが通過する十分な大きさの孔を明けた部材で蓋をし
たものである。
【0018】(5)全体が樹脂成形でできており、ほぼ
中央部に折リ返し用のヒンジ部を有し、該ヒンジ部を境
に片側が前記パイプの断面形状が入り込むUの字をして
おり、その先には他から来るツメに係合する係合部を有
し、前記ヒンジの反対側が平らにできており、前記ヒン
ジ部で折り返した時前記Uの字に位置する部分に前記パ
イプ受け用の一対の突起を有し、更にその先には前記ツ
メ係合用の孔に係合するツメを有し、更にその先には壁
に取り付用のネジ孔を有するクランプである。
【0019】前述した(1)乃至(5)の手段によれ
ば、平形同軸ケーブルを用いて、屋外に設置されたラジ
オやテレビ(TV)のアンテナ及び衛星放送のアンテナ
からの高周波信号を屋内に引き込む場合に、丸形同軸ケ
ーブル接続部にはF型接栓を使用して確実な電気的接続
を行うので、信号の漏洩を防ぐことができる。
【0020】また、変換部本体ケースを導電性材料で構
成するので、信号の漏洩を防ぐことができる。
【0021】以下、本発明について、図面を参照して実
施形態とともに詳細に説明する。
【0022】なお、本発明の実施形態を説明するための
全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0023】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1は本発明の実施形態1のF型接栓付
き平形同軸ケーブルの外観を示す図、図2は図1のA−
A’線で切った断面図、図3は図2のB−B’線で切っ
た断面図である。すなわち、図2及び図3は図1のF型
接栓付き平形同軸ケーブルの軸方向の断面を示す図であ
り、それぞれ90度異なる位置で断面したものである。
なお、この図1はF型接栓付き平形同軸ケーブルの片側
だけを図示したものであるが、平形同軸ケーブルの他の
先端も同様である。
【0024】図1乃至図3において、110は平形同軸
ケーブル、120はパイプ状ケース、130はF型接
栓、140は平形同軸ケーブル固定部材、150はプリ
ント基板である。パイプ状ケース120は、F型接栓1
30及び平形同軸ケーブル固定部材140と係合し、電
気的シールド効果、防水効果及び匡体として内部の平形
同軸ケーブルとF型接栓の変換部を保護している。F型
接栓130は、先端にF型接栓としてのレセプタクル部
を形成し、反対側はパイプ状ケース120と係合して電
気的シールドで、かつ、防水構造をなしている。平形同
軸ケーブル固定部材140は、平形同軸ケーブル110
を固定し、パイプ状ケース120と係合して電気的シー
ルドで、かつ、防水構造をなしている。
【0025】F型接栓130は、亜鉛などのダイキャス
ト製、又は真鍮材料などを挽いて作られたF型接栓レセ
プタクルである。シェルの先端部分には、図示しない丸
形同軸ケーブルに取り付けられたプラグのナットが係合
するネジ131が切られている。また、シェル中心部分
には丸形同軸ケーブルの心線が接続される中心コンタク
ト132を備えている。パイプ状ケース120と係合す
る部分の外形は円形をしており、丸形のパイプ状ケース
120を圧入した時、電気的接触を行うようになってい
る。また、“O”リング133によって防水構造をな
す。更に、フランジ部134を有しパイプ状ケース12
0を圧入した時のストッパーの効果を得ている。
【0026】前記平形同軸ケーブル固定部材140は、
亜鉛などのダイキャストでできており、全体のほぼ半分
は平形同軸ケーブル110の断面形状とほぼ同一の形状
の孔111、残りの半分は平形同軸ケーブル110より
十分に大きい形状の孔112を有し、これらの孔11
1,112は連通している。
【0027】孔111部分の外周は略平形同軸ケーブル
110の外形に似た形状をしている。孔112部分の外
周は円形をしており、丸形の丸パイプ状ケース120を
圧入した時、電気的接触を行うようになっている。ま
た、防水用の“O”リングを装着するための溝が切られ
ていて、“O”リング113によって防水構造をなす。
さらに、フランジ部114を有し、パイプ状ケース12
0を圧入した時のストッパーとしての効果を得ている。
前記各部の寸法は、図1に示した通りである。
【0028】次に、F型接栓130と平形同軸ケーブル
110の変換方法を説明する。
【0029】銅箔からなるプリント基板150は平形同
軸ケーブル110とほぼ同等の幅を有し、一端がF型接
栓130と接続され、他端は平形同軸ケーブル110の
中心線に半田152で接続される。F型接栓130のシ
ェルは直径方向の2ヶ所で銅箔からなるプリント基板1
50と半田152で半田付けされ、このプリント基板1
50の銅箔を経由して平形同軸ケーブル110の外部導
体と半田153で半田付けされる。
【0030】また、F型接栓130の中心コンタクト1
32はプリント基板150の銅箔に半田付けされ、この
銅箔を経由して平形同軸ケーブル110の中心導体に半
田付けされる。
【0031】平形同軸ケーブル110の中心導体及び外
部導体は非常に細く、引っ張り力に対して弱いためプリ
ント基板150に開けた孔と平形同軸ケーブルのミミの
部分に開けた孔をリベット151−1,151−2を使
用してかしめることによって強度を持たせている。
【0032】平形同軸ケーブル固定部材140と平形同
軸ケーブル110の隙間115にはシリコンなどを充填
することで防水性を保っている。
【0033】パイプ状ケース120はアルミ材料をイン
パクト成形したもので、F型接栓130側を細くし、平
形同軸ケーブル110側を太くすることによって、F型
接栓130部分に防水用のゴムキャップ(図示せず)を
被せた時同一の直径にすることができて防水用のテープ
を巻き易くできる。
【0034】次に、前記平形同軸ケーブル110の構造
を図4を用いて説明する。図4において、401は中心
導体、402は絶縁体、403は外部導体、404はワ
イヤー、405はテープ状の保護部材である。これらに
より、特性インピーダンス75オームの平形同軸ケーブ
ル110を形成している。
【0035】外部導体403の部分の直径は2mm程度
と細いため、このままでは、ねじれ引っ張りなどに耐え
られない。また、外部導体403は曲がりやすくするた
めに薄いアルミ箔などを巻いた構造としている。このた
め半田付けが難しい他、本来の高周波信号に衛星放送の
受信コンバーター用の電源を重畳する場合の電流容量に
耐えられない。よって、外部導体403と電気的に接触
するようにワイヤー404を添えてある。
【0036】また、ねじれ、外圧、に対しての耐性、更
に電気的シールドを保つために片面が導電性で他の面が
絶縁材でできたテープ状の保護部材405で前記中心導
体401、絶縁体402、外部導体403、ワイヤー4
04をサンドイッチにして接着することにより、全体的
に平形同軸ケーブル110を構成している。このよう
に、全体的には薄い平形であるために住宅のアルミサッ
シ窓のドアと窓枠の間の隙間を通して使用できる。
【0037】図5及び図6は、本実施形態1のクランプ
を使用して平形同軸ケーブルを壁面に固定した様子を示
したものである。本実施形態1のF型接栓付き平形同軸
ケーブル全体で重量の大きい部分は、平形同軸ケーブル
110をF型接栓130に変換する部分である。よっ
て、この部分を壁面などに固定することが最も効果的で
あり、図5及び図6はこの状態を示したものである。図
5及び図6において、501は平形同軸ケーブルとF型
接栓の変換部分を壁面500に取り付けるためのクラン
プ700を固定するネジである。同軸ケーブル及びプラ
グを接続しない状態であるのでF型接栓130の先端が
見えている。
【0038】次に、図7及び図8を用いて本実施形態1
に用いるクランプについて説明する。図7は横から見た
状態であり、ほぼ中央部分に折り返し用のヒンジ701
がある。ヒンジ701より右側の平らな部分702は使
用時に壁面に接する部分であり、両面テープまたはネジ
によって壁面に固定される。
【0039】また、ヒンジ701より右側にはパイプ状
のケース120の円形断面に当接するような支え部70
3があり、ヒンジ701より左側の大きなR(アール)
部705とでパイプ状ケース120に包み込み固定す
る。ここで大きなR(アール)部705はパイプ状ケー
ス120に当接するような径を有する。ヒンジ701の
右側の支え部703より更に右側には引っかけ用のツメ
706があり、ヒンジ701の左側の孔707に係合し
てロックする。
【0040】ヒンジ701の右側の先端部分には壁面に
固定するためのネジ孔708を有する。
【0041】(実施形態2)図9は本発明の実施形態2
の平形同軸ケーブル固定部材140の部分に別の防水方
法を適用した断面図である。同図は平形同軸ケーブルの
幅広の面が見えるように断面した。
【0042】本実施形態2の平形同軸ケーブル固定部材
140は、図9に示すように、断面を見た時、内側の形
状が平形同軸ケーブル110の断面の形をした筒状にな
っている。また、平形同軸ケーブル110とF型接栓1
30の変換部を覆うパイプ状ケース120が圧入される
部分は、周囲に“O”リング装着用の溝があり、内側は
平形同軸ケーブル110の断面より十分に大きくえぐら
れて前記平形同軸ケーブル固定部分に連通している。
【0043】高分子化合物のジェル状部材1301を
“O”リング装着部の内側に密着するように嵌め込み、
脱落防止に略平形同軸ケーブル110の断面形状に近い
孔の開いた固定部材1302を圧入する。この状態で平
形同軸ケーブル110を貫通させることによってジェル
状部材1301が平形同軸ケーブル110の周囲に密着
して防水効果が得られる。このようにすることにより、
面倒なシリコンの充填などの作業が不要になる。
【0044】(実施形態3)図10は本発明の実施形態
3の平形同軸ケーブル固定部材140とパイプ状ケース
120を一体化した例を示す断面図である。
【0045】アルミニウム材などを用いて、平形同軸ケ
ーブル110の断面形状に近い形の内径になるような円
筒の一端に平形同軸ケーブル110の断面形状に近い形
の孔を設けた構造とし、この円筒の一端の孔の部分から
平形同軸ケーブル110を通し、他の端はF形接栓13
0に圧入するような内径に構成した平形同軸ケーブル固
定部材1401を作製することによって、前記平形同軸
ケーブル固定部材140とパイプ状ケース120を一体
化した構造にすることができる。
【0046】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
【0047】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0048】平形同軸ケーブルを用いて、屋外に設置さ
れたラジオやテレビ(TV)のアンテナ及び衛星放送の
アンテナからの高周波信号を屋内に引き込む場合に、丸
形同軸ケーブル接続部にはF型接栓を使用して確実な電
気的接続を行うので、信号の漏洩を防ぐことができる。
【0049】また、変換部本体ケースを導電性材料で構
成するので、信号の漏洩を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1のF型接栓付き平形同軸ケ
ーブルの外観を示す図である。
【図2】図1のA−A’線で切った断面図である。
【図3】図2のB−B’線で切った断面図である。
【図4】本実施形態1の平形同軸ケーブルの構造を示す
図である。
【図5】本実施形態1のクランプを使用して平形同軸ケ
ーブルを壁面に固定した様子を示した図である。
【図6】図5の右側から見た図である。
【図7】本実施形態1に用いるクランプの構成を説明す
るための図である。
【図8】図7の上側から見た図である。
【図9】本発明の実施形態2の平形同軸ケーブル固定部
材の部分に別の防水方法を適用した断面図である。
【図10】本発明の実施形態3の平形同軸ケーブル固定
部材とパイプ状ケースを一体化した例を示す断面図であ
る。
【図11】図10のA−A’線で切った断面図である。
【図12】図11のB−B’線で切った断面図である。
【図13】従来の変換部付き平形同軸ケーブルを真上か
ら見た図である。
【図14】図13の変換部付き平形同軸ケーブルを真横
から見た図である。
【図15】図13の本体ケースの平形同軸ケーブルの入
口が見えるように真横から見た図である。
【図16】図13の本体ケースの丸形同軸ケーブルの入
口が見えるように本体ケースを真横から見た図である。
【符号の説明】
110…平形同軸ケーブル、120…パイプ状ケース、
130…F型接栓、140…平形同軸ケーブル固定部
材、150…プリント基板、1301…高分子化合物の
ジェル状部材、1302…固定部材、1401…別の平
形同軸ケーブル固定部材。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極めて細い高周波用同軸ケーブルをテー
    プ状部材でサンドイッチした平形の高周波同軸ケーブル
    の両端にF型接栓を接続してなるF型接栓付き平形同軸
    ケーブル。
  2. 【請求項2】 軸方向の一端の中心位置に平形同軸ケー
    ブルの断面形状にほぼ一致した形状の孔を有し、この孔
    に平形同軸ケーブルを通して固定保持し、軸方向の他の
    一端には前記孔と連通した平形同軸ケーブルの断面形状
    より十分に大きい孔を有し、外周には防水のためのOリ
    ングを装着した導電性材料からなる平形同軸ケーブル保
    持部材と、前記平形同軸ケーブル保持部材のOリング接
    着部の外周に電気的に接触し、かつ、前記Oリングを嵌
    め込んで防水構造をなす導電性部材からなるパイプ状部
    材と、その反対側の外周部分は前記パイプ状部材の他の
    一端と電気的に接触し、かつ、該外周部分には防水のた
    めのOリングを装着する溝を有するF型接栓とを具備す
    ることを特徴とするF型接栓付き平形同軸ケーブル。
  3. 【請求項3】 前記平形同軸ケーブルのパイプ状部材は
    両端で直径が異なるようにしたことを特徴とする請求項
    2に記載のF型接栓付き平形同軸ケーブル。
  4. 【請求項4】 前記パイプ状部材の平形同軸ケーブル固
    定保持部の孔と連なった大きな孔には内部に防水用の高
    分子化合物を挿入し、前記平形同軸ケーブルが通過する
    十分な大きさの孔を明けた部材で蓋をしたことを特徴と
    する請求項2又は3に記載のF型接栓付き平形同軸ケー
    ブル。
  5. 【請求項5】 全体が樹脂成形でできており、ほぼ中央
    部に折リ返し用のヒンジ部を有し、該ヒンジ部を境に片
    側が前記パイプの断面形状が入り込むUの字をしてお
    り、その先には他から来るツメに係合する係合部を有
    し、前記ヒンジの反対側が平らにできており、前記ヒン
    ジ部で折り返した時前記Uの字に位置する部分に前記パ
    イプ受け用の一対の突起を有し、更にその先には前記ツ
    メ係合用の孔に係合するツメを有し、更にその先には壁
    に取り付用のネジ孔を有することを特徴とするクラン
    プ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008258018A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Maxtel Co Ltd フラットケーブルのコネクタ接続構造

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