JP2005108566A - 同軸ケーブルコネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】同軸ケーブル20の端部に装着する同軸ケーブルコネクタであって,前記同軸ケーブル20の編組導体7と接続する筒状のコネクタ本体30と,当該コネクタ本体30の基端部に枢着すると共に接続対象の外部導体に螺合するように形成した接続筒2と,前記同軸ケーブル20に前記コネクタ本体30を挿入後,本体挿入部11を圧着固定する固着リング3とからなる同軸ケーブルコネクタにおいて,少なくとも前記コネクタ本体30の挿入部11の外周面には,前記同軸ケーブル20の編組胴体7の抜け出しを防止するための複数の凹凸部10を設ける。
【選択図】 図1
Description
また,従来の同軸ケーブルコネクタのように,コネクタ本体の少なくとも先端挿入部にすり割を設けるような構成は,固着リングの圧着によって生じた軸中心方向への押圧力が,編組導体と挿入部とを圧接するばかりでなく,更にすり割り幅を小さく,即ち,挿入部の周径を小さくする様に作用するので,この結果,同軸ケーブルの特性インピーダンスが変化することになり,高周波特性の劣化を生じる要因となっていた。
そこで本願においては,こうした問題点を解決するためになされたものであり,
その目的は,ノイズの侵入あるいは放出のない同軸ケーブルコネクタを提供することにある。
他の目的は,固着力の優れた接続を行うことのできる同軸ケーブルコネクタを提供することにある。
他の目的は,同軸ケーブルの特性インピーダンスを変化させること無く,優れた固着力を有する同軸ケーブルコネクタを提供することにある。
少なくとも前記コネクタ本体の挿入部の外周面には,複数の凹凸部を設けるように構成される。
少なくとも前記コネクタ本体の挿入部の外周面側には,前記同軸ケーブルの編組導体の抜け出しを防止するための複数の凹凸部を設けるように構成したので,前記凹凸部と編組導体とが相互に噛み合うように密着して装着することができるから,より確実な,抜脱し難い固着力の優れた機械的接合による接続が実現できる同軸ケーブルコネクタを提供できるのである。
また,上述のように固着性が向上したので,長期に亘る使用においても,その固着性が良く保たれ,固着部分からノイズの侵入や放出が発生するといった問題を防止できる同軸ケーブルコネクタを提供できるのである。
更に加えて,固着リングをきつく締付けることにより,コネクタ本体と,同軸ケーブルとの固着強度が強くなっても,コネクタ本体に形成された挿通孔の形状に変化が無く,アルミラミネート部6,内部絶縁体5を押圧することがないので特性インピーダンスを乱すことが無く高周波特性の優れた同軸ケーブルコネクタを提供できるのである。
図1は本発明に係る同軸ケーブルコネクタの実施形態の1例を示した分解状態の断面図である。図2は図1に示すコネクタ本体を同軸ケーブルへ装着した状態の一部断面図である。図3(a)は図1に示す同軸ケーブルコネクタの側面図である。(a),(b)は他の実施例である。図4は図1に示す同軸ケーブルコネクタの電子機器への取り付け状態を示す図であり,(a),(b)夫々同軸ケーブルコネクタに加わるストレスの状態を模式的に示す図である。
本発明に係る同軸ケーブルコネクタは,コネクタ本体30とコネクタ接続対象に螺着させる接続筒2と固着リング3とからなり,前記コネクタ本体30は,同軸ケーブル20に挿入する挿入部11の先端にテーパ状等挿入し易い形状に加工された隆起部42を全周に備えた挿入先端部11aと,保護被覆8を挿入止着する挿入止着部11bを有し,その挿入部11の外周面にはローレット掛けが施された導電材料で形成されており,その挿入部11は,同軸ケーブル20のアルミラミネート箔6と編組導体7との間に挿入され,同軸ケーブル20への挿入完了後,固着リング3で圧着が行われる。
また,コネクタ本体30の基端周りに形成された溝は,接続筒2がはめ込まれる基端溝11cである。
尚,同軸ケーブル20は,内部絶縁体の外周面へアルミラミネート箔6を覆設して,外部導体である編組導体7と合わせてシールド効果をより高めたラミネート型同軸ケーブルである。
先ず,固着リング3に同軸ケーブル20を挿通し,コネクタ本体30の挿入先端部11aを,コネクタ本体30にあわせた所定長さで段剥きした同軸ケーブル20の端部からアルミラミネート箔6と編組導体7の間に差し込み,挿入操作する。この時,同軸ケーブル20がコネクタ本体11の挿入止着部11bに当接するまで挿入する。
また,コネクタの中心導体は,本実施例では同軸ケーブル20の芯線4を使用している。尚,中心導体として,別体に成形されたコネクタピンを同軸ケーブルの芯線4に被せるようにしてもよい。
また,本願の特長として,少なくともコネクタ本体30の挿入部11の外周面には凹凸部10が形成されており,この凹凸部10と編組導体7とが相互に噛み合うように密着することで,一層確実に抜脱しにくい機械的接合による接続を確保することができるのである。
更に上述のように固着性が向上したので,長期に亘る使用においても,その固着性が良く保たれ,固定部からノイズの侵入や放出が発生するといった問題を防止できるのである。
尚,本願の実施例においては図2(a)に示す如く,凹凸部10の実施例としてローレット掛けの例を示したが,この実施例に限定されるものではなく,図2(b),(c)に示す如く,コネクタ本体の外周面に,軸線方向に複数本の溝を設ける方法でもよい。また,隆起部42の外周にも凹凸部を設けても良いことは言うまでもない。
そこで入出力端子に接続された同軸ケーブル20は,図示されていないアンテナマスト等に周知のスタンドオフやテープ類で固定される。しかしながら,固定位置によっては,図4(a)に示すように鉛直方向に常にストレスが加わることになる。
更に加えて,このような高周波機器は建築物の屋上や屋根上に設置される場合が多く,このため強風によって,同軸ケーブル自体が細かく揺れる場合がある。また,アンテナマストが揺れたりすることで,高周波機器が振動し,この結果同軸ケーブルにストレスが加わることになる。図4(b)にこの時の状態を模式的に示す。
また,固着性が向上したので,長期に亘る使用においても,その固着性が良く保たれ,固定部からノイズの侵入や放出が発生するといった問題を防止できるのである。
更にまた,上述のように,固着リング3の圧着によってコネクタ本体30と,同軸ケーブル20との固着強度が向上しても,コネクタ本体11に形成された挿通孔11dの形状に変化が無く,アルミラミネート部6,内部絶縁体5を押圧することがないので特性インピーダンスを乱すことが無く高周波特性の優れた同軸ケーブルコネクタを提供できるのである。
また,本願の同軸ケーブルコネクタを接続するのに使用した同軸ケーブルは,その内部絶縁体5の外周面へアルミラミネート箔6を覆設したアルミラミネート型同軸ケーブルの例を示したが,アルミラミネート箔がない同軸ケーブルに対しても,コネクタ本体がその同軸ケーブルの内部絶縁体5と編組導体7との間に挿入されるようにすれば,本願の実施例と同様の効果を得られることは言うまでもないなど,本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の構成を適宜に変更して実施することも可能である。
Claims (2)
- 同軸ケーブルの端部に装着する同軸ケーブルコネクタであって,前記同軸ケーブルの編組導体と接続する筒状のコネクタ本体と,当該コネクタ本体の基端部に枢着すると共に接続対象の外部導体に螺合するように形成した接続筒と,前記同軸ケーブルに前記コネクタ本体を挿入後,本体挿入部を圧着固定する固着リングとからなる同軸ケーブルコネクタにおいて,
少なくとも前記コネクタ本体の挿入部の外周面には,複数の凹凸部を設けたことを特徴とした同軸ケーブルコネクタ。
- 前記コネクタ本体の先端部付近の外周に隆起部を設けてなる請求項1に記載の同軸ケーブルコネクタ。
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