JP4344657B2 - コンデンサマイクロホン - Google Patents

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Description

本発明はコンデンサマイクユニットと出力モジュール部とが専用のマイクコードにて接続されているコンデンサマイクロホンに関し、さらに詳しく言えば、出力モジュール部内における外来電磁波に起因する高周波電流の発生を防止する技術に関するものである。
コンデンサマイクロホンには用途別に多くの種類があるが、そのうちの一つとして衣服などに取り付けて使用されるタイピン型マイクロホンや特許文献1に記載されているような主として会議用に用いられるグースネック型マイクロホンがある。
図4,図5にタイピン型マイクロホンについての従来例1,2を示し、図6にグースネック型マイクロホンについての従来例3を示す。これらの各図において、ともに(a)は出力モジュール部の組立作業時の状態を示す分解図であり、(b)は出力モジュール部の組立完了時の状態を示す断面図である。
これらタイピン型やグースネック型のコンデンサマイクロホンでは、マイクロホンの存在が目立たないようにするため、コンデンサマイクユニット10と出力モジュール部20とが分離して構成され、それらは専用のマイクコード30を介して接続される。
従来例1〜3に共通して含まれるコンデンサマイクユニット10と出力モジュール部20のうち、コンデンサマイクユニット10は例えばアルミニウムからなるカートリッジケース11を備えており、カートリッジケース11をシールドケースとして、その内部には図示しない振動板と固定極とを含むコンデンサユニットとインピーダンス変換器とが収納されている。通常、インピーダンス変換器にはFET(電界効果トランジスタ)が用いられる。
出力モジュール部20は例えば黄銅合金からなる円筒状のシールドケース21を備え、シールドケース21内には回路基板22と出力コネクタ23とが収納されている。図示しないが、回路基板22にはトランスやローカットフィルタ回路それに増幅回路などを含む音声出力回路が実装されている。
出力コネクタ23は回路基板22の一端側にネジ止めなどにより固定され、回路基板22をシールドケース21内に収納するに伴ってシールドケース21の後端側に配置される。なお、出力モジュール部20はパワーモジュール部と呼ばれることもある。
コンデンサマイクロホンにおいて、通常、出力コネクタ23にはEIAJ RC5236「音響用ラッチロック式丸形コネクタ」に規定されている3ピンタイプの出力コネクタが用いられる。すなわち、出力コネクタ23は接地用(シールド用)の1番ピン,信号のホット側として用いられる2番ピン,信号のコールド側として用いられる3番ピンを備え、図示しない平衡シールドケーブルを介してファントム電源に接続される。
詳しくは図示しないが、マイクコード30には電源をコンデンサマイクユニット10に供給する電源線と、インピーダンス変換器から出力される音声信号を回路基板22の音声出力回路に送る信号線と、これら電源線および信号線を静電遮蔽し接地に落とされるシールド被覆線とを含む2芯シールド被覆線が用いられる。
このうちのシールド被覆線は、コンデンサマイクユニット10側においてはカプセルケース11に接続され、出力モジュール部20の信号入力側においてはシールドケース21と回路基板22の図示しない接地回路とに接続される。また、出力モジュール部20の信号出力側において出力コネクタ23の接地用の1番ピンはシールド被覆線と同じくシールドケース21と回路基板22の接地回路とに接続される。
マイクコード30を出力モジュール部20の回路基板22に接続するにあたって、図4の従来例1では、同図(a)に示すように、シールドケース21から回路基板22を引き出した状態で、マイクコード30をシールドケース21内を通してその一端側に抜け止め用の結び玉31を作ったうえで回路基板22にはんだ付けする。
その後、図4(b)に示すように、回路基板22を出力コネクタ23とともにシールドケース21内に収納する。なお従来例1において、シールドケース21の先端側には結び玉31の引っ掛けとして作用するゴムブッシュ24が設けられている。
図5の従来例2では、マイクコード30と出力モジュール部20の回路基板22との接続にコードコネクタ40を用いる。すなわち、マイクコード30側にコードコネクタ40に含まれる一方の例えば雄側コネクタメンバー41を設け、シールドケース21の先端側に他方の雌側コネクタメンバー42を取り付け、雌側コネクタメンバー42と回路基板22の間は内部コード32で接続する。
図5(a)に示すように、実際の接続作業は雌側コネクタメンバー42に内部コード32の一端を接続してから雌側コネクタメンバー42をシールドケース21の先端側に取り付け、内部コード32の他端側をシールドケース21から引き出して回路基板22にはんだ付けする。その後、図5(b)に示すように、回路基板22を出力コネクタ23とともにシールドケース21内に収納する。
図6の従来例3は、コンデンサマイクユニット10をフレキシブルパイプ50にて支持するグースネック型マイクロホンについてのもので、この場合にはシールドケース21の先端側にフレキシブルパイプ50を嵌合固定するための口金25が用意される。マイクコード30はフレキシブルパイプ50内に配線されその固定端側から引き出される。口金25にはマイクコード30をシールドケース21内に挿通するためのコード挿通孔25aが穿設されている。
従来例3において、マイクコード30を出力モジュール部20の回路基板22に接続するには、図6(a)に示すように、マイクコード30を口金25のコード挿通孔25aを通してシールドケース21内に挿通させた状態でフレキシブルパイプ50の固定端側を口金25内に例えば圧入して固定し、シールドケース21外でマイクコード30を回路基板22にはんだ付けする。その後、図6(b)に示すように、回路基板22を出力コネクタ23とともにシールドケース21内に収納する。
特開平9−229292号公報
ところで、マイクコード30に強い電磁波が加えられると、その電磁波による高周波電流がシールドケース21内に入り込み、回路基板22に形成されている音声出力回路で検波されて雑音が発生することがある。
近年、携帯電話機が急速に普及しているが、マイクロホン近傍で携帯電話機が使用された場合かなり強い電磁波(例えば、数cm〜数10cm程度の範囲内では商用電波により市中で生じている電界強度の数万倍に達する電界強度)を受けるため、マイクロホンの分野では携帯電話機対策が急務とされている。
とりわけ、マイクコード30の出力モジュール部20内での配線長が長いと、その部分がアンテナとして作用するため電磁波の影響を受けやすくなる。したがって、電磁波対策を講ずるうえで、マイクコード30の出力モジュール部20内での配線長は短ければ短いほど好ましい。しかしながら、上記従来例1ではマイクコード30に抜け止め用の結び玉31が必要であるため、その分出力モジュール部20内での配線長が長くならざるを得ない。
また、上記従来例2における内部コード32をマイクコード30の一部に含まれるものとして、上記従来例2,3ではマイクコード30の回路基板22に対するはんだ付け時やメンテナンス(修理)時に回路基板22をシールドケース21の外に引き出さなければならないため、マイクコード30の出力モジュール部20内での配線長はシールドケース21の軸長以上の長さを確保する必要がある。このようなことから、上記従来例1〜3に示す形態のコンデンサマイクロホンでは電磁波による雑音発生が特に問題となっている。
したがって、本発明の課題は、コンデンサマイクユニットと出力モジュール部とが専用のマイクコードにて接続されているコンデンサマイクロホンにおいて、出力モジュール部に含まれる回路基板に対するマイクコードのはんだ付け作業やメンテナンス作業に支障をきたすことなく、出力モジュール部内でのマイクコード長を短くすることにある。
上記課題を解決するため、本発明は、インピーダンス変換器を含むコンデンサマイクユニットと、シールドケース内に音声出力回路を含む回路基板が収納され上記シールドケースの後端側に出力コネクタが装着されている出力モジュール部とを備え、上記コンデンサマイクユニットと上記出力モジュール部とがマイクコードを介して接続されているコンデンサマイクロホンにおいて、上記回路基板の一端側に上記出力コネクタが取り付けられているとともに、上記回路基板の他端側には上記シールドケースの先端開口部内に着脱可能に嵌合される上記マイクコードの接続用金具が一体的に取り付けられており、上記回路基板が上記出力コネクタおよび上記接続用金具を備えて上記シールドケースに対して挿脱可能であることを特徴としている。
本発明の好ましい第1の態様によれば、上記接続用金具には上記マイクコードを上記回路基板側に引き出すためのコード挿通孔と、上記コード挿通孔に挿通される上記マイクコードを固定するコード固定手段とが設けられ、タイピン型マイクロホンに適用される。この場合、上記コード固定手段は上記コード挿通孔に対して同軸であって上記接続用金具に一体的に形成された塑性変形可能なスリーブからなることが好ましい。
また、本発明の好ましい第2の態様によれば、上記マイクコードがコードコネクタを介して上記出力モジュール部に接続される場合において、上記接続用金具には上記コードコネクタの一方のコネクタメンバーが保持され、タイピン型マイクロホンに適用される。
また、本発明の好ましい第3の態様によれば、上記接続用金具は上記マイクコードを上記回路基板側に引き出すためのコード挿通孔と、フレキシブルパイプの一端が嵌合固定される口金とを備え、グースネック型マイクロホンに適用される。
本発明によれば、マイクコードの接続用金具を回路基板に取り付け、その接続用金具を回路基板とともにシールドケースに対して挿脱可能な構成としたことにより、出力モジュール部内でのマイクコード長ははんだ付けに必要とされる長さ分だけ確保すればよいため電磁波による雑音発生を効果的に防止することができ、また、回路基板に対するマイクコードのはんだ付け作業やメンテナンス作業に支障をきたすこともない。
次に、図1ないし図3により本発明の実施形態について説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。図1,図2はタイピン型マイクロホンについての実施例1,2で先に説明した図4,図5の従来例1,2に対応している。図3はグースネック型マイクロホンについての実施例3で先に説明した図6の従来例3に対応している。
実施例1〜3の説明において、上記従来例1〜3に対して特に変更を要しない構成要素には同じ参照符号を用いる。また、図1〜3において、ともに(a)は出力モジュール部の組立作業時の状態を示す分解図であり、(b)は出力モジュール部の組立完了時の状態を示す断面図である。
図1の実施例1によるコンデンサマイクロホンは、コンデンサマイクユニット10と出力モジュール部20とをマイクコード30を介して接続してなる図4の上記従来例1と同様のタイピン型マイクロホンであるが、上記従来例1と異なりマイクコード30を出力モジュール部20内の回路基板22に接続するための接続用金具110を備えている。
接続用金具110は出力モジュール部20に含まれるシールドケース21の先端開口部21a内に着脱可能に嵌合される金属の円筒体からなり、その中心部にマイクコード30のためのコード挿通孔111を備えている。なお、電磁波が出力モジュール部20内に入り込まないようにするため、接続用金具110は上記先端開口部21a内にほとんど隙間なく嵌合するように精密に作製することが好ましい。
また、接続用金具110にはマイクコード30のコード固定手段として、コード挿通孔111に対して同軸である塑性変形可能なスリーブ112が接続用金具110の前面側に突出するように一体的に形成されている。なお、コード固定手段の別の例としてネジ止めやワッシャ止めなどが採用されてもよい。
上記従来例1と同じく回路基板22の一端側には出力コネクタ23がネジなどにより固定されるが、この実施例1では接続用金具110も回路基板22の他端側(シールドケース21の先端側)に固定され、回路基板22とともにシールドケース21に対して挿脱可能である。
接続用金具110は半径方向に穿設された2つのネジ孔113,114を有し、そのうちの一方のネジ孔113を使用して回路基板22にネジ止めされる。他方のネジ孔114はシールドケース21への固定用である。また、接続用金具110の前面側にはゴムブッシュ24が装着されている。
この実施例1において、マイクコード30を出力モジュール部20の回路基板22に接続するには、図1(a)に示すように、シールドケース21から回路基板22を引き出した状態とし、マイクコード30をシールドケース21内を通し、さらに接続用金具110のコード挿通孔111を挿通させてその一端を回路基板22上に引き出してはんだ付けする。
このとき、ゴムブッシュ24を外してスリーブ112をかしめてマイクコード30を接続用金具110に固定する。したがって、マイクコード30に上記従来例1のような結び玉31を作る必要はない。なお、スリーブ112をかしめる際、マイクコード30のかしめられる部分のシースを一部除去してシールド被覆を露出させて接続用金具110と電気的に接続することが好ましい。
はんだ付け終了後、図1(b)に示すように、回路基板22をシールドケース21内に収納し、接続用金具110をシールドケース21の先端開口部21a内に嵌合させた状態で、接続用金具110と出力コネクタ23とをシールドケース21に対してそれぞれネジ止めする。このように、実施例1によれば出力モジュール部20内でのマイクコード長ははんだ付けに必要とされる長さ分だけ確保すればよい。また、メンテナンスも容易に行うことができる。
次に、図2の実施例2について説明する。実施例2のコンデンサマイクロホンは、マイクコード30と出力モジュール部20の回路基板22との接続にコードコネクタ40を用いる図5の上記従来例2と同様のタイピン型マイクロホンである。なお、この種のマイク用のコードコネクタ40には例えばスイッチクラフト社製の品番TB3Mがある。
この実施例2においても、マイクコード30側にコードコネクタ40に含まれる一方の例えば雄側コネクタメンバー41が接続され、出力モジュール部20側に他方の雌側コネクタメンバー42が設けられるが、上記従来例2と異なる点は雌側コネクタメンバー42が接続用金具120により回路基板22に固定されている点である。
この接続用金具120は雌側コネクタメンバー42を保持する円筒部121と、円筒部121の一端側(後端側)に配置されたベース部122とを一体に備えた金属製で、円筒部121がシールドケース21の先端開口部21a内に着脱可能に嵌合される。
なお、出力モジュール部20側に雄側コネクタメンバー41が設けられる場合には、その雄側コネクタメンバー41が円筒部121内に保持されることになるが、いずれにしても電磁波が出力モジュール部20内に入り込まないようにするため、円筒部121はシールドケース21の先端開口部21a内にほとんど隙間なく嵌合するように精密に作製することが好ましい。
雌側コネクタメンバー42は上記従来例2における内部コード32の代わりとして3本のリード線43を介して回路基板22に接続されるが、ベース部122の中心部にはその3本のリード線43を挿通するための挿通孔123が形成されている。なお、3本のリード線43の代わりに上記内部コード32を短く切って使用してもよい。
また、ベース部122には半径方向に沿ってネジ孔124が穿設されており、接続用金具120はネジ孔124を使用して回路基板22に固定される。接続用金具120の回路基板22に対する固定位置は上記実施例1における接続用金具110と同じく出力コネクタ23と対向する辺である。円筒部121にもネジ孔125が形成されているが、これはシールドケース21への固定用である。
この実施例2によれば、図2(a)に示すように、あらかじめリード線43を接続した雌側コネクタメンバー42を接続金具120の円筒部121に嵌合してリード線43を挿通孔123から回路基板22上に引き出してはんだ付けすればよい。
そして、図2(b)に示すように、回路基板22をシールドケース21内に収納し、接続用金具120をシールドケース21の先端開口部21a内に嵌合させた状態で、接続用金具120と出力コネクタ23とをシールドケース21に対してそれぞれネジ止めすることにより組立が完了する。
このように、実施例2においても上記実施例1と同じく、出力モジュール部20内でのリード線43の配線長ははんだ付けに必要とされる長さ分だけ確保すればよい。また、メンテナンスも容易に行うことができる。
次に、図3の実施例3について説明する。実施例3のコンデンサマイクロホンは、図6の上記従来例3と同じくコンデンサマイクユニット10をフレキシブルパイプ50にて支持するグースネック型マイクロホンであるが、フレキシブルパイプ50のための接続用金具130を回路基板22側に設けている点で上記従来例3と異なっている。
接続用金具130はシールドケース21の先端開口部21a内に着脱可能に嵌合される金属の円筒体からなり、フレキシブルパイプ50の固定端側が嵌合される口金131を一体に備え、また、その中心部にはマイクコード30のためのコード挿通孔132が穿設されている。なお、電磁波が出力モジュール部20内に入り込まないようにするため、上記口金131は上記先端開口部21a内にほとんど隙間なく嵌合するように精密に作製することが好ましい。
また、接続用金具130には半径方向に沿って2つのネジ孔133,134が穿設されており、接続用金具130はその一方のネジ孔133を使用して回路基板22に固定される。接続用金具130の回路基板22に対する固定位置は上記実施例1,2における接続用金具110,120と同じく出力コネクタ23と対向する辺である。他方のネジ孔134はシールドケース21への固定用である。
この実施例3において、マイクコード30を出力モジュール部20の回路基板22に接続するには、図3(a)に示すように、回路基板22をシールドケース21から引き出した状態で、フレキシブルパイプ50をシールドケース21内に通し、フレキシブルパイプ50から引き出されているマイクコード30をコード挿通孔132内に挿通しながらフレキシブルパイプ50の固定端を口金131内に嵌合固定する。
そして、コード挿通孔132から回路基板22上に引き出されたマイクコード30の端部を回路基板22にはんだ付けしたのち、図3(b)に示すように、回路基板22をシールドケース21内に収納し、接続用金具130をシールドケース21の先端開口部21a内に嵌合させた状態で、接続用金具130と出力コネクタ23とをシールドケース21に対してそれぞれネジ止めする。
このように、実施例3によっても出力モジュール部20内でのマイクコード長ははんだ付けに必要とされる長さ分だけ確保すればよい。したがって、出力モジュール部20内でアンテナとなる部分がなくなるため、電磁波による高周波電流が出力モジュール部20内に流れ込まず雑音発生を防止できる。また、シールドケース21を外した状態でもマイクロホンとしての動作が確認可能であるため組立・修理を容易に行うことができる。
(a)本発明の実施例1における出力モジュール部を示す分解図,(b)は出力モジュール部の組立完了時の状態を示す断面図。 (a)本発明の実施例2における出力モジュール部を示す分解図,(b)は出力モジュール部の組立完了時の状態を示す断面図。 (a)本発明の実施例3における出力モジュール部を示す分解図,(b)は出力モジュール部の組立完了時の状態を示す断面図。 (a)従来例1における出力モジュール部を示す分解図,(b)は出力モジュール部の組立完了時の状態を示す断面図。 (a)従来例2における出力モジュール部を示す分解図,(b)は出力モジュール部の組立完了時の状態を示す断面図。 (a)従来例3における出力モジュール部を示す分解図,(b)は出力モジュール部の組立完了時の状態を示す断面図。
符号の説明
10 コンデンサマイクユニット
20 出力モジュール部
21 シールドケース
21a 先端開口部
22 回路基板
23 出力コネクタ
30 マイクコード
40 コードコネクタ
50 フレキシブルパイプ
110,120,130 接続金具
112 スリーブ
121 円筒部
131 口金

Claims (5)

  1. インピーダンス変換器を含むコンデンサマイクユニットと、シールドケース内に音声出力回路を含む回路基板が収納され上記シールドケースの後端側に出力コネクタが装着されている出力モジュール部とを備え、上記コンデンサマイクユニットと上記出力モジュール部とがマイクコードを介して接続されているコンデンサマイクロホンにおいて、
    上記回路基板の一端側に上記出力コネクタが取り付けられているとともに、上記回路基板の他端側には上記シールドケースの先端開口部内に着脱可能に嵌合される上記マイクコードの接続用金具が一体的に取り付けられており、上記回路基板が上記出力コネクタおよび上記接続用金具を備えて上記シールドケースに対して挿脱可能であることを特徴とするコンデンサマイクロホン。
  2. 上記接続用金具には、上記マイクコードを上記回路基板側に引き出すためのコード挿通孔と、上記コード挿通孔に挿通される上記マイクコードを固定するコード固定手段とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサマイクロホン。
  3. 上記コード固定手段が上記コード挿通孔に対して同軸であって上記接続用金具に一体的に形成された塑性変形可能なスリーブからなることを特徴とする請求項2に記載のコンデンサマイクロホン。
  4. 上記マイクコードがコードコネクタを介して上記出力モジュール部に接続される場合において、上記接続用金具に上記コードコネクタの一方のコネクタメンバーが保持されることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサマイクロホン。
  5. 上記接続用金具は、上記マイクコードを上記回路基板側に引き出すためのコード挿通孔と、フレキシブルパイプの一端が嵌合固定される口金とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のコンデンサマイクロホン。
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