JP6850815B2 - 情報処理システム - Google Patents
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Description
本発明は、ユーザが、物を貸し出す場合に、貸し出した物の使用態様について、ユーザの感情を反映して適切に評価する貸出システム、及び評価システムを提供することを目的とする。
本発明の他の態様によると、前記利用態様は、前記物品が備えるセンサからの情報、前記物品の利用者の画像、音声、又は生体情報のうち少なくとも一つに基づいて検出される。
本発明の他の態様によると、前記物品は車両(1)であって、前記第1の評価部は、前記人工知能モジュールにより、前記利用態様の前記評価として、前記車両の使用環境、使用目的、及び運転方法のうち少なくとも一つについての評価を行う。
本発明の他の態様によると、前記人工知能モジュールは、前記物品に搭載される。
本発明の他の態様によると、前記貸出ユーザは、前記物品の非所有者である。
本発明の他の態様によると、前記物品についての前記借受ユーザの前記利用態様に関する前記評価の結果を、前記貸出ユーザの端末装置へ出力する処理装置(30、31、32)を備える。
本発明の他の態様によると、前記物品が当該物品の所有者により利用されている際に前記所有者の前記利用態様を検出し、当該検出した前記所有者の前記利用態様に基づいて前記所有者が抱く感情と同質の感情を生成する感情モジュールを生成し、当該生成した前記感情モジュールの機能を前記人工知能モジュールに実装する人工知能モジュール改変部(155)を備える。
本発明の他の態様によると、前記物品を使用する使用者の画像、音声、及び又は生体情報に基づき、人工知能を用いて前記使用者の感情を認識して前記物品の使用についての前記使用者の満足度を評価する第2の評価部(157)を備え、前記満足度に基づいて前記物品のレンタル料金が決定される。
また、人工知能モジュールを物品に搭載する構成とすることで、貸出ユーザは、自己が貸し出す物に対する借受ユーザの使用態様を、自己の感情を反映して評価できる。すなわち、貸し出した物の使用態様を後日確認することができ、次回同じ借受ユーザに対して貸し出すか否かの判断材料にすることが可能になる。
さらに、貸出ユーザが物品の非所有者である構成とすることで、貸出ユーザは、他の貸出ユーザが貸し出す物に対する借受ユーザの使用態様を、自己の感情を反映して評価できる。すなわち、自己の物を貸し出す前に、他の貸出ユーザが貸し出した物に対する借受ユーザの使用態様について、ユーザ人工知能が感情を生成することで、事前に借受ユーザを評価することができ、自己の物を貸し出すか否かの判断材料にすることができる。言い換えれば、ユーザ人工知能による事前評価が可能になる。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る個人間車両レンタルサービスの説明に用いる図である。
まず、図1を用いて個人間車両レンタルサービスの基本的な流れについて説明する。
貸出ユーザは、貸出申請に際し、以下の事項をサービス提供会社に申請する。すなわち、貸出ユーザは、貸出申請に際し、貸出車両情報を申請する。貸出車両情報は、例えば、「貸し出す自動二輪車1の車種」、及び、「自動二輪車1を貸し出し可能な期間」を含む。
なお、貸出車両情報は、本実施形態で例示する事項のほか、自動二輪車1の走行距離や、自動二輪車1を購入したときの新車/中古車の区分、自動二輪車1の使用頻度や、自動二輪車1の車体の色、自動二輪車1に対する改造の有無等を含んでもよい。
なお、貸出条件は、本実施形態で例示する条件に限らない。例えば、貸出条件として、「借受ユーザがゴールド免許の保持者であること」という条件や、「天気が晴れのときに自動二輪車1が使用されること」という条件、「特定のエリア内で自動二輪車1が使用されること」という条件等が存在してもよい。
貸出ユーザと借受ユーザとのマッチング後、サービス提供会社は、借受ユーザに対して、貸し出し可能な自動二輪車1があることを所定の方法で通知する(図1の矢印Y10)。借受ユーザは、サービス提供会社からの通知に応じて、自動二輪車1を借り受ける。本実施形態では、自動二輪車1の借受ユーザへの受け渡しは、サービス提供会社が管理する店舗において行われる。すなわち、貸出ユーザは、自動二輪車1を当該店舗に持って行き(図1の矢印Y11)、また、借受ユーザは、当該店舗にて自動二輪車1を受け取る(図1の矢印Y12)。なお、自動二輪車1を借受ユーザに受け渡す方法は、どのような方法であってもよい。例えば、自動二輪車1の借受ユーザへの受け渡しは、貸出ユーザと借受ユーザとの間で、直接、行われてもよい。
以上のことを踏まえ、本実施形態では、個人間車両レンタルサービスに対応して情報処理システム2(貸出システム、評価システム)が構築される。以下、情報処理システム2について詳述する。
図2に示すように、情報処理システム2は、インターネット、電話網、その他の通信網を含んで構成されるネットワークNに接続された複数の自動二輪車1を備える。また、情報処理システム2は、ネットワークNに接続された制御サーバ3を備える。自動二輪車1と、制御サーバ3とは、ネットワークNを介して通信可能である。自動二輪車1と、制御サーバ3との間での通信に用いられる通信プロトコルは何でもよい。通信プロトコルは、例えば、HTTPであり、また例えば、WebSocketである。詳細は省略するが、自動二輪車1と、制御サーバ3との間では、既存の暗号化技術や、仮想専用線技術等により、セキュアな通信が行われる。
なお、図1では、制御サーバ3を、1つのブロックによって表現するが、これは制御サーバ3が単一のサーバ装置により構成されることを意味するものではない。例えば、制御サーバ3は、複数のサーバ装置を含んで構成されたものでもよく、また、所定のシステムの一部であってもよい。すなわち、制御サーバ3は、後述する各種処理を実行可能な構成であれば、その形態を問わない。
自動二輪車1は、貸出ユーザが所有し、個人間車両レンタルサービスにおいて、貸し出しの対象とする車両である。自動二輪車1は、鞍乗り型のバイクであってもよいしスクーターであってもよい。なお、本実施形態では、貸出ユーザが貸し出す対象を自動二輪車1として説明するが、個人間車両レンタルサービスにおいて貸出ユーザにより貸し出される対象は、自動二輪車1に限定されるものではなく、自動四輪車や自動三輪車であってもよい。
車両記憶部18は、所有者人工知能モジュール181(ユーザ人工知能)を記憶する。所有者人工知能モジュール181については後述する。上述した所有者側評価部156は、所有者人工知能モジュール181の機能により処理を実行する。
車両記憶部18は、後述する所定の場合に、サービス提供会社人工知能モジュール182、及び、非所有者人工知能モジュール183(ユーザ人工知能)を記憶する。これらモジュールについては後述する。上述したサービス提供会社側評価部157は、サービス提供会社人工知能モジュール182の機能により処理を実行する。また、上述した非所有者側評価部158は、非所有者人工知能モジュール183の機能により処理を実行する。
図4に示すように制御サーバ3は、サーバ制御部30と、サーバ通信部31と、サーバ記憶部33とを備える。
サーバ記憶部33は、所有者人工知能モジュール管理データベース321と、貸出申請管理データベース322と、借受申請管理データベース323と、評価申請管理データベース324と、評価通知データ管理データベース325とを記憶する。これらデータについては後述する。
また、以下の説明では、所有者、非所有者にかかわらず、自動二輪車1を使用する者を「使用者」と表現する。貸出ユーザが、自動二輪車1を貸し出していない場合において、自動二輪車1を貸出ユーザが使用する場合は、貸出ユーザが「使用者」に相当する。また、借受ユーザが、自動二輪車1を借り受けた場合において、自動二輪車1を借受ユーザが使用する場合は、借受ユーザが「使用者」に相当する。
また、以下の説明では、センサ部11が車両制御部15に出力する検出値、車載カメラ122が車両制御部15に出力する撮像画像、ヘッドセット124が車両制御部15に出力する音声信号、生体センサ125が車両制御部15に出力する生体情報、車両制御部15が車両通信部126を介して外部の装置から取得する情報、及びGPSユニット127が車両制御部15に出力する車両位置情報を総称して「感情要素情報」という。感情要素情報は、所有者の感情を生成する際に用いられる情報である。なお、感情要素情報は、本実施形態で例示する情報に限らない。
所有者側評価部156は、所有者人工知能モジュール181を読み出して実行することによって、所有者人工知能モジュール181の機能により、以下の処理を実行する。換言すれば、所有者人工知能モジュール181は、以下の処理を所有者側評価部156に実行させるモジュールである。
所有者側評価部156は、人工知能技術を用いて以下の処理を実行する。なお、人工知能技術は、例えば、各種フィルタリングに関する技術、独立成分分析に関する技術、SVM(Support Vector Machine)に関する技術、輪郭抽出その他の画像処理技術、パターン認識(例えば、音声認識や、顔認識等。)に関する技術、自然言語処理に関する技術、知識情報処理に関する技術、強化学習に関する技術、ベイジアンネットワークに関する技術、SOM(自己組織化マップ)に関する技術、ニューラルネットワークに関する技術、Deep Learning(深層学習)に関する技術を含む。例えば、所有者側評価部156は、感情要素情報(複数の感情要素情報の組み合わせを含む。)に基づいて、感情要素情報の種類に応じた適切な人工知能技術を用いて、以下の処理を実行する。
なお、本実施形態では、使用環境評価、使用目的評価、及び運転方法評価のそれぞれは、最も評価が低い「0点」から、最も評価が高い「100点」の範囲内の点数で表される。そして、「自動二輪車1の使用態様を評価する」とは、使用環境評価、使用目的評価、及び運転方法評価のそれぞれについて、点数を付けることを意味する。
ここで、所有者によって、自己が所有する自動二輪車1が使用者によって使用された環境を認知したときに抱く感情は異なる。所有者によって、自動二輪車1が使用されることを望む環境と、望まない環境が異なるからである。例えば、所有者によって、自己が所有する自動二輪車1が非舗装道路で使用されることを望まない場合もあれば、望む場合もある。
詳述すると、所有者側評価部156は、感情要素情報に基づいて、自動二輪車1が使用者により利用されたときの環境、及び、環境の推移を検出する。例えば、所有者側評価部156は、外気温センサ部119から入力される外気温を示す信号に基づいて、外気温、及び、外気温の推移を検出する。また例えば、所有者側評価部156は、車両通信部126を制御して外部の装置と通信し、当該外部の装置から天気を示す情報を取得し、取得した情報に基づいて天気、及び、天気の推移を検出する。また例えば、所有者側評価部156は、車載カメラ122から入力される撮像画像に基づいて、自動二輪車1が走行する道路の状態を検出する。
所有者側評価部156は、検出した環境について、自動二輪車1が使用された環境を認知したときに所有者が抱く感情と同質の感情を生成する。次いで、所有者側評価部156は、生成した感情に基づいて、自動二輪車1が使用された環境に対して、所有者の感情を反映して、評価を与える。その際、所有者側評価部156は、所有者が使用されることを望む環境で自動二輪車1が使用された場合に高い評価を与え、所有者が使用されることを望まない環境で自動二輪車1が使用された場合に低い評価を与える。所有者側評価部156は、自動二輪車1が使用された環境を多面的、かつ、総合的に評価して、使用環境評価の点数を決定する。
ここで、所有者によって、自己が所有する自動二輪車1が使用された目的を認知したときに抱く感情は異なる。所有者によって、自動二輪車1が使用されることを望む目的と、望まない目的が異なるからである。例えば、所有者によっては、自動二輪車1がツーリングに使用されることを望む場合もあれば、望まない場合もある。
詳述すると、所有者側評価部156は、感情要素情報に基づいて、使用者が自動二輪車1を使用する目的を推定する。例えば、所有者側評価部156は、GPSユニット127から入力された車両位置情報に基づいて、自動二輪車1の推移を検出し、検出した自動二輪車1の推移に基づいて、自動二輪車1が使用された目的を推定する。所有者側評価部156は、推定した目的について、自動二輪車1が使用された目的を認知したときに所有者が抱く感情と同質の感情を生成する。次いで、所有者評価部156は、生成した感情に基づいて、自動二輪車1が使用された目的に対して、所有者の感情を反映して、評価を与える。その際、所有者評価部156は、所有者が使用されることを望む目的の場合に高い評価を与え、所有者が使用されることを望まない目的の場合に低い評価を与える。所有者側評価部156は、自動二輪車1が使用された目的を多面的、かつ、総合的に判断して、使用目的評価の点数を決定する。
ここで、所有者によって、自己が所有する自動二輪車1が運転されたときの運転方法を認知したときに抱く感情は異なる。所有者によって、どのような方法で自動二輪車1を運転して欲しいかが異なるからである。
詳述すると、所有者側評価部156は、感情要素情報に基づいて、使用者の運転方法を検出する。例えば、所有者側評価部156は、センサ部11から入力される検出値に基づいて、自動二輪車1が発進する場合の運転方法を検出する。所有者評価部156は、検出した運転方法について、使用された運転方法を認知したときに所有者が抱く感情と同質の感情を生成する。次いで、所有者評価部156は、生成した感情に基づいて、自動二輪車1の運転方法に対して、所有者の感情を反映して、評価を与える。その際、所有者評価部156は、所有者が望む運転方法で自動二輪車1が運転された場合に高い評価を与え、所有者が望まない運転方法で自動二輪車1が運転された場合に低い評価を与える。所有者側評価部156は、自動二輪車1の使用者の運転方法を多面的、かつ、総合的に判断して、運転方法評価の点数を決定する。
なお、所有者人工知能モジュール改変部155は、所有者人工知能モジュール181の機能により、人工知能技術を用いて、以下の処理を実行する。
所有者人工知能モジュール改変部155は、上述した所有者感情モジュールの生成、及び、所有者感情モジュールに基づく所有者人工知能モジュール181の改変を、動作モードが所有者使用モードの間、適切なタイミングで、随時、実行する。
詳述すると、自動二輪車1の車両制御部15は、車両通信部126を制御して、所定のタイミングで、所有者人工知能モジュール181の管理を指示する制御コマンドを制御サーバ3に送信する。車両制御部15は、例えば、所有者人工知能モジュール181の改変が行われたタイミングで制御コマンドを送信し、また例えば、間隔をあけて定期的に制御コマンドを送信し、また例えば、貸出ユーザから指示があった場合に制御コマンドを送信する。制御コマンドは、少なくとも、貸出ユーザ識別情報、及び、所有者人工知能モジュール181を含む。
自動二輪車1、及び制御サーバ3が以上の処理を実行することにより、制御サーバ3の所有者人工知能モジュール管理データベース321において、自動二輪車1が送信した最新の所有者人工知能モジュール181が管理される。
サービス提供会社側評価部157は、後述する所定の場合に車両記憶部18に記憶されるサービス提供会社人工知能モジュール182を読み出して実行することによって、サービス提供会社人工知能モジュール182の機能により、以下の処理を実行する。換言すれば、サービス提供会社人工知能モジュール182は、以下の処理をサービス提供会社側評価部157に実行させるモジュールである。
すなわち、サービス提供会社側評価部157は、使用者が自動二輪車1を使用したときの感情を認識し、認識した感情に基づいて、使用者の満足度を評価する。「使用者の満足度を評価する」とは、満足度評価について、点数を付けることを意味する。本実施形態では、満足度評価は、最も評価が低い(使用者の満足度が最も低い。)「0点」から、最も評価が高い(使用者の満足度が最も高い。)「100点」の範囲内の点数で表される。
なお、使用者の満足度評価は、使用者が使用した自動二輪車1の評価と対応しており、使用者の満足度評価は、自動二輪車1の評価に用いることが可能である。
非所有者側評価部158は、後述する所定の場合に車両記憶部18に記憶される非所有者人工知能モジュール183を読み出して実行することによって、非所有者人工知能モジュール183の機能により、以下の処理を実行する。換言すれば、非所有者人工知能モジュール183は、以下の処理を非所有者側評価部158に実行させるモジュールである。
これを踏まえ、非所有者側評価部158は、人工知能技術を用いて、「非所有者」の感情を反映して、使用者による自動二輪車1の使用態様を評価する。
図5のフローチャートFAに示すように、制御サーバ3のサーバ制御部30は、マッチング処理を実行する(ステップSA1)。ステップSA1において、サーバ制御部30は、貸出申請管理データベース322と、借受申請管理データベース323とを参照する。貸出申請管理データベース322は、貸出ユーザの貸出申請を管理するデータベースである。借受申請管理データベース323は、借受ユーザの借受申請を管理するデータベースである。サーバ制御部30は、参照した各データベースに基づいて、貸出条件を借受ユーザ情報が満たし、かつ、借受条件を貸出車両情報が満たす関係にある貸出ユーザと、借受ユーザとを特定し、各ユーザの識別情報(貸出ユーザ識別情報、及び、借受ユーザ識別情報。)を特定する。
ここで、貸出ユーザは、事前に、評価申請を行うことができる。
評価申請とは、ユーザ登録が完了している借受ユーザのうち、特定の1又は複数の借受ユーザを、使用態様の評価の対象とすることを希望する旨の申請である。ここで、貸出ユーザは、将来的に自己が所有する自動二輪車1を借り受ける可能性がある借受ユーザについて、その借受ユーザによる自動二輪車1の使用態様を評価することを希望する場合がある。1の借受ユーザによる自動二輪車1の使用態様を評価することによって、当該1の借受ユーザに対して、自己が所有する自動二輪車1を貸し出すか否かを適切に判断できるからである。なお、個人間車両レンタルサービスでは、貸出ユーザが、特定の借受ユーザへの自動二輪車1の貸し出しを禁止することを、サービス提供会社に申請することが可能である。
評価申請管理データベース324は、評価申請を行った貸出ユーザごとのレコードを有し、各レコードにおいて、貸出ユーザ識別情報と、貸出ユーザが、自動二輪車1の使用態様を評価することを希望する1又は複数の借受ユーザの借受ユーザ識別情報とが対応付けて記憶される。
評価申請がある場合(ステップSA3:YES)、サーバ制御部30は、評価申請を行った貸出ユーザの貸出ユーザ識別情報を取得する(ステップSA4)。なお、ステップSA4でサーバ制御部30が取得する貸出ユーザ識別情報は、複数、存在する場合があるが、説明の便宜のため、以下では、ステップSA4でサーバ制御部30が、1つの貸出ユーザ識別情報を取得したものとして実施形態の説明を行う。
次いで、サーバ制御部30は、所有者人工知能モジュール管理データベース321を参照し、ステップSA4で取得した貸出ユーザ識別情報と対応付けられた所有者人工知能モジュール181を取得する(ステップSA5)。
次いで、車両制御部15は、ステップSB1で受信した人工知能記憶指示データに基づいて、当該データに含まれるサービス提供会社人工知能モジュール182、及び所有者人工知能モジュール183を車両記憶部18に記憶(ダウンロード)する(ステップSB2)。ステップSB2で記憶された所有者人工知能モジュール183は、自動二輪車1の所有者との関係で、非所有者人工知能モジュール183に相当する。以下では、ステップSB2で車両記憶部18に記憶された所有者人工知能モジュール181を、統一的に、非所有者人工知能モジュール183と表現する。
図6のフローチャートFCは、自動二輪車1の動作を示し、フローチャートFDは、制御サーバ3の動作を示す。
所有者側評価確定処理において、所有者側評価部156は、借受ユーザの使用態様に対する「所有者」の感情を生成し、所有者の感情を反映して、借受ユーザの使用態様の評価を確定する。すなわち、所有者側評価部156は、使用環境評価、使用目的評価、及び運転方法評価のそれぞれの点数を確定する。所有者側評価部156は、借受ユーザが自動二輪車1を借り受けた期間における使用態様を多面的、かつ、総合的に評価して、各評価の点数を付け、確定する。
以下の説明では、所有者側評価部156による使用環境評価、使用目的評価、及び運転方法評価を、それぞれ、「所有者側使用環境評価」、「所有者側使用目的評価」、及び「所有者側運転方法評価」という。
サービス提供会社側評価確定処理において、サービス提供会社側評価部157は、使用者の満足度の評価を確定する。すなわち、サービス提供会社側評価部157は、満足度評価について、点数を確定する。
非所有者側評価確定処理において、非所有者側評価部158は、借受ユーザの使用態様に対する「非所有者」の感情を生成し、非所有者の感情を反映して、借受ユーザの使用態様の評価を確定する。すなわち、非所有者側評価部158は、使用環境評価、使用目的評価、及び運転方法評価のそれぞれの点数を確定する。非所有者側評価部158は、借受ユーザが自動二輪車1を借り受けた期間における使用態様を多面的、かつ、総合的に評価して、各評価の点数を付け、確定する。
以下の説明では、非所有者側評価部158による使用環境評価、使用目的評価、及び運転方法評価を、それぞれ、「非所有者側使用環境評価」、「非所有者側使用目的評価」、及び「非所有者側運転方法評価」という。
次いで、車両制御部15は、車両記憶部18からサービス提供会社人工知能モジュール182を削除し(ステップSC6)、非所有者人工知能モジュール183を削除する(ステップSC7)。
次いで、サーバ制御部30は、受信した評価通知データに基づいて、評価通知データ管理データベース325に1件のレコードを生成する(ステップSD2)。
評価通知データ管理データベース325は、レンタル識別情報と、評価通知データとを対応付けて記憶する。レンタル識別情報は、実際に行われた借受ユーザによる自動二輪車1の借り受けを識別する識別情報であり、貸出ユーザと借受ユーザとのマッチングが行われる度にサーバ制御部30により生成される。評価通知データ管理データベース325の各レコードは、レンタル識別情報と、評価通知データとを有する。
ステップSD1において、サーバ制御部30は、対応するレンタル識別情報と、ステップSD1で受信した評価通知データとを有するレコードを、評価通知データ管理データベース325に生成する。
すなわち、借受ユーザは、ブラウザーが搭載された端末を準備する。次いで、借受ユーザは、端末のブラウザーを立ち上げ、制御サーバ3に対応する所定のURLにアクセスさせる。当該所定のURLは、事前に借受ユーザに通知される。制御サーバ3は、当該所定のURLへのアクセスに応じて、必要な認証を行った上で、HTMLファイルを端末のブラウザーに送信して、レンタル識別情報入力画面を表示させる。レンタル識別情報入力画面は、レンタル識別情報の入力が可能な画面である。借受ユーザは、レンタル識別情報入力画面に、対応するレンタル識別情報を入力する。対応するレンタル識別情報は、事前に借受ユーザに通知される。レンタル識別情報入力画面に入力されたレンタル識別情報は、HTMLファイルに実装されたスクリプトの機能により、制御サーバ3に送信される。制御サーバ3のサーバ制御部30は、レンタル識別情報を取得する。サーバ制御部30は、評価通知データ管理データベース325を参照し、当該データベースのレコードのうち、取得したレンタル識別情報の値と同一の値のレンタル識別情報を有するレコードを特定する。次いで、サーバ制御部30は、特定したレコードが有する評価通知データを参照し、当該データに記述された所有者側使用環境評価、所有者側使用目的評価、及び所有者側運転方法評価を取得する。次いで、サーバ制御部30は、取得した各評価に基づいてHTMLファイルを生成し、端末のブラウザーに送信して、所有者側評価画面G1を表示させる。
図7に示すように、所有者側評価画面G1には、所有者側使用環境評価、所有者側使用目的評価、及び所有者側運転方法評価のそれぞれが、所定のレイアウトに従って表示される。貸出ユーザは、所有者側評価画面G1を参照することにより、所有者側使用環境評価、所有者側使用目的評価、及び所有者側運転方法評価を的確に取得することができる。
すなわち、所有者側使用環境評価が低い場合、所有者が望む環境で自動二輪車1が使用されなかったものと想定される。そして、貸出条件に、所有者が、自動二輪車1が使用される環境についての条件を含めていた場合、サービス提供会社が、借受ユーザに対して、十分に貸出条件を付けていなかったり、貸出条件を満たす環境で自動二輪車1が使用されることを担保する措置を取っていなかったりする可能性がある。これを踏まえ、所有者側使用環境評価が低い場合、サービス提供会社の対応を低く評価する根拠となる。このことは、所有者側使用目的評価、及び所有者側運転方法評価についても同様である。
以上を踏まえ、所有者は、所有者側使用環境評価、所有者側使用目的評価、及び所有者側運転方法評価が低い場合は、サービス提供会社の対応が所有者にとって満足いくものではないと判断することができ、例えば、サービス提供会社を変更する等の対応を行うことができる。
非所有者は、取得した非所有者側使用環境評価、非所有者側使用目的評価、及び非所有者側運転方法評価に基づいて、その使用態様を評価することを希望された借受ユーザに対して、次回以降、自己が所有しない自動二輪車1を貸し出すか否かを適切に判断できる。
サービス提供会社は、取得した満足度評価に基づいて、自動二輪車1を評価できる。
この構成によれば、貸出ユーザが、自動二輪車1を貸し出す場合に、貸し出した自動二輪車1の使用態様について、貸出ユーザの感情を反映して適切に評価できる。
この構成によれば、貸出ユーザが、自動二輪車1を貸し出す場合に、貸し出した自動二輪車1の使用態様について、貸出ユーザの感情を反映して適切に評価できる。
この構成によれば、所有者たる貸出ユーザは、自己が所有する自動二輪車1に対する借受ユーザの使用態様を、自己の感情を反映して適切に評価できる。
この構成によれば、非所有者たる貸出ユーザは、自己が所有しない自動二輪車1に対する借受ユーザの使用態様を、自己の感情を反映して適切に評価できる。
このように、貸出ユーザに係るユーザ人工知能が搭載された「物」は、当該貸出ユーザが所有する「物」に限らず、当該貸出ユーザ以外の者が所有する「物」も含まれる。
この構成によれば、所有者は、所有者人工知能モジュール181の評価を認識することができ、また、非所有者は、非所有者人工知能モジュール183の評価を認識できる。
次に、第2実施形態について説明する。
上述した第1実施形態では、レンタル料は、借受ユーザが自動二輪車1を借り受ける期間、その他の要因に応じて規定される規定料金であった。また、レンタル料における、サービス提供会社の収入とする料金と、貸出ユーザの収入とする料金との割合は一定であった。一方で、第2実施形態では、レンタル料は規定料金ではなく動的に変動し、また、レンタル料における、サービス提供会社の収入とする料金と、貸出ユーザの収入とする料金との割合は一定ではなく動的に変動する。以下、レンタル料に対する、サービス提供会社の収入とする料金の割合を、「サービス提供会社側割合」という。また、レンタル料に対する、貸出ユーザの収入とする料金の割合を、「貸出ユーザ側割合」という。
なお、第2実施形態に係る自動二輪車1、及び、制御サーバ3の構成は、第1実施形態に係る自動二輪車1、及び、制御サーバ3の構成と同一である。
図8のフローチャートFEに示すように、制御サーバ3のサーバ制御部30は、評価通知データ管理データベース325を参照し、当該データベースにおいて、当該1のレンタル識別情報と対応付けられた評価通知データを取得する(ステップSE1)。
次いで、サーバ制御部30は、ステップSE1で取得した評価通知データに記述された満足度評価を取得する(ステップSE2)。
詳述すると、サーバ制御部30は、満足度評価が第1の閾値よりも低い場合、基準となるレンタル料に対して、満足度評価の度合いに応じて、段階的にレンタル料を安くする。これにより、借受ユーザの満足度が低く、借受ユーザが個人間車両レンタルサービスに不満を抱いている可能性がある場合に、借受ユーザに金銭が還元されることになり、借受ユーザの不満を和らげることができると共に、借受ユーザに、再度、個人間車両レンタルサービスを利用するインセンティブを与えることができる。
詳述すると、サーバ制御部30は、満足度評価が、第3の閾値よりも高い場合、基準となるサービス提供会社側割合に対して、満足度評価の度合いに応じて、段階的にサービス提供会社側割合を低くする。ここで、満足度評価が高ければ高いほど、借受ユーザに貸し出された自動二輪車1は借受ユーザのニーズに合致しており、自動二輪車1が借受ユーザに対してより高い満足を与える車両であるということである。そして、このような自動二輪車1は、他の借受ユーザが借り受けた場合であっても、当該他の借受ユーザが高い満足を得る可能性が高いと言える。これを踏まえ、上述の場合に、段階的にサービス提供会社側割合を低くし、貸出ユーザ側割合を高くすることにより、借受ユーザに高い満足度を与える自動二輪車1を提供した貸出ユーザに金銭を還元することができ、再度、貸出ユーザに、再度、自動二輪車1を提供するインセンティブを与えることができる。
例えば、上述した実施形態では、個人と個人とで貸し借りが行われる物を、自動二輪車1として説明した。しかしながら、個人と個人とで貸し借りが行われる物は、自動二輪車1に限らず、個人と個人との間で貸し借りが行われることが可能な対象であれば何でもよい。
また、自動二輪車1、及び、制御サーバ3の機能ブロックは、ハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
また、図で示したフローチャートの処理単位は、各装置の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。処理単位への分割の仕方や処理単位の名称によって、本願発明が制限されることはない。処理内容に応じて、各装置の処理をさらに多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように各装置の処理を分割することもできる。また、同様の処理が行えれば、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
2 情報処理システム(貸出システム、評価システム)
181 所有者人工知能モジュール(ユーザ人工知能)
183 非所有者人工知能モジュール(ユーザ人工知能)
Claims (8)
- 物品の貸し出しを希望する貸出ユーザと、前記物品を借り受ける借受ユーザと、の間でのレンタルサービスに関する情報処理システム(2)であって、
前記物品についての前記借受ユーザの利用態様を人工知能モジュール(181、183)により評価する第1の評価部(156、158)を備え、
前記人工知能モジュールは、種々の前記利用態様に対して前記貸出ユーザが抱く感情と同質の感情を生成するよう構成されており、
前記第1の評価部は、前記人工知能モジュールにより、前記借受ユーザの前記利用態様に対する前記貸出ユーザの感情を反映した評価を行う、
情報処理システム。 - 前記利用態様は、前記物品が備えるセンサからの情報、前記物品の利用者の画像、音声、又は生体情報のうち少なくとも一つに基づいて検出される、
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記物品は車両(1)であって、
前記第1の評価部は、前記人工知能モジュールにより、前記利用態様の前記評価として、前記車両の使用環境、使用目的、及び運転方法のうち少なくとも一つについての評価を行う、
請求項1又は2に記載の情報処理システム。 - 前記人工知能モジュールは、前記物品に搭載される
請求項1ないし3のいずれか一項に記載の情報処理システム。 - 前記貸出ユーザは、前記物品の非所有者である、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
- 前記物品についての前記借受ユーザの前記利用態様に関する前記評価の結果を、前記貸出ユーザの端末装置へ出力する処理装置(30、31、32)を備える、
請求項1ないし5のいずれか一項に記載の情報処理システム。 - 前記物品が当該物品の所有者により利用されている際に前記所有者の前記利用態様を検出し、当該検出した前記所有者の前記利用態様に基づいて前記所有者が抱く感情と同質の感情を生成する感情モジュールを生成し、当該生成した前記感情モジュールの機能を前記人工知能モジュールに実装する人工知能モジュール改変部(155)を備える、
請求項1ないし6のいずれか一項に記載の情報処理システム。 - 前記物品を使用する使用者の画像、音声、及び又は生体情報に基づき、人工知能を用いて前記使用者の感情を認識して前記物品の使用についての前記使用者の満足度を評価する第2の評価部(157)を備え、
前記満足度に基づいて前記物品のレンタル料金が決定される、
請求項5ないし7のいずれか一項に記載の情報処理システム。
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