JP6849168B2 - 眼内レンズ挿入器具に取り付け可能なシリンジ - Google Patents
眼内レンズ挿入器具に取り付け可能なシリンジ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6849168B2 JP6849168B2 JP2017534412A JP2017534412A JP6849168B2 JP 6849168 B2 JP6849168 B2 JP 6849168B2 JP 2017534412 A JP2017534412 A JP 2017534412A JP 2017534412 A JP2017534412 A JP 2017534412A JP 6849168 B2 JP6849168 B2 JP 6849168B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- syringe
- intraocular lens
- fluid
- tip
- insertion device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/14—Eye parts, e.g. lenses, corneal implants; Implanting instruments specially adapted therefor; Artificial eyes
- A61F2/16—Intraocular lenses
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Transplantation (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Prostheses (AREA)
Description
図8に本変形例に係る注射筒1000の斜視図を模式的に示す。図8に示すように、注射筒1000のフランジ2000bには、眼内レンズ挿入器具1のノズル本体10のホールド部11が挿通される一対の貫通孔2000dが設けられている。また、図8に示すように、一対の貫通孔2000dが開口200cを挟んで向かい合うようにフランジ2000bが湾曲している。
図10、11に本変形例における注射筒3000を模式的に示す。上記の説明では、接続機構がフランジに設けられている構成としたが、接続機構をフランジ以外に設ける構成としてもよい。例えば、図10に示すように、接続機構としての接続部材4000を注射筒3000のシリンジ200に設けてもよい。接続部材4000は、円環状の平板部4000aとノッチ4000bを有する。平板部4000aの孔には注射筒3000のシリンジ200が挿し通される。また、平板部4000aは、図10に示すようにシリンジ200の後端付近すなわちフランジ200b付近において、シリンジ200に対して位置決めされる。平板部4000aのシリンジ200に対する位置決めは、例えばシリンジ200の外周面に平板部4000aと嵌合する凹凸を設けることで実現できる。
次に、図12(a)、(b)に、変形例3における注射筒3010を模式的に示す。図12(a)、(b)に示すように、注射筒3010のシリンジ200の内壁に、略くさび型の凹部3010aが設けられている。本変形例では、ノズル本体10がホールド部11とともにシリンジ200内に挿し込まれると、ホールド部11が凹部3010aに受け入れられる。したがって、本変形例においても、従来の注射筒のシリンジ200に凹部3010aを設けるだけで、従来と同様の注射筒としての機能を有するだけでなく、眼内レンズの押出補助具としての機能も有する。したがって、眼内レンズの押出補助具のための専用の部品を設計および製造する場合に比べて、押出補助具付きインサーターに適用できるように本実施形態に係る注射筒3010を設計および製造する場合の方がコストを抑えられると考えられる。
次に、変形例4における注射筒について図13を参照しながら説明する。本変形例における注射筒は、上記の注射筒100と同じである。本変形例においては、接続部200aの後側の端面の開口に接続されているチューブ40にコック510が設けられている。コック510には注射筒520の先端が接続されている。なお、コック510が流路切替手段の一例に相当する。注射筒520のプランジャー520aが注射筒520の先端側に押し込まれると、パッキン520bと注射筒520の先端との間にある空気がコック510およびチューブ40を経由して、シリンジ200の第1の領域200eに移動する。また、注射筒520のプランジャー520aが注射筒520の後端側に引き戻されると、コック510とパッキン300との間にある空気がコック510を経由して、パッキン520bと注射筒520の先端との間に移動する。
次に、変形例5における注射筒について図14を参照しながら説明する。本変形例における注射筒は、上記の注射筒100と同じである。本変形例においては、接続部200aの後側の端面の開口に接続されているチューブ40の中途にコック610が設けられている。チューブ40における流体供給源から供給される流体の流路は、コック610によってあらかじめ遮断されている。そして、術者は、流体供給源による第1の領域200eへの流体の供給を開始する際に、コック610を操作して流体の流路を開放する。このようにコック610によって流体供給源による第1の領域200eへの流体の供給を制御することができるため、例えば術者が眼内レンズ挿入器具1を使用するための準備中に、意図せず流体供給源によって第1の領域200eに流体が供給されてパッキン300の移動が開始することを防止することができる。なお、コック610が、チューブ40の流路開閉手段の一例に相当する。
次に、変形例6における注射筒5000について図15を参照しながら説明する。図2における上記の説明では、パッキン300とプランジャー400とを分離する構造として、ネジ式構造や、プランジャー400の軸方向に垂直な断面積の一部を減少させて(括れ形状を形成する)、その部分で曲げ破壊することで分離させる構造を挙げた。ただし、パッキン300とプランジャー400とを分離する構造を、図15に示す注射筒5000のようにすることもできる。
10 ノズル本体
30 プランジャー
100、520、1000、5000 注射筒
200 シリンジ
300、7000 パッキン
200d、4000b ノッチ
2000d 貫通孔
4000 接続部材
510、610 コック
Claims (8)
- 眼内レンズを眼内に挿入する挿入筒部を先端に有する略筒状の器具本体と、前記器具本体内を摺動可能に設けられ、前記眼内レンズを押圧して前記挿入筒部に移動させて眼内に押し出す眼内レンズ押出部材とを有する眼内レンズ挿入器具に取り付け可能な注射筒のシリンジであって、
前記シリンジの先端に設けられ、前記シリンジ内に流体を供給する流体供給手段と接続可能な接続部と、
前記シリンジ内に設けられ、前記供給される流体の圧力で移動する移動部材と、
を備え、
前記シリンジに、前記眼内レンズ挿入器具と接続する接続機構が設けられており、
前記移動部材には、前記注射筒のプランジャーの先端部を圧入可能であり、前記先端部が圧入された状態から前記先端部を分離可能な圧入部が形成されている
ことを特徴とするシリンジ。 - 眼内レンズを眼内に挿入する挿入筒部を先端に有する略筒状の器具本体と、前記器具本体内を摺動可能に設けられ、前記眼内レンズを押圧して前記挿入筒部に移動させて眼内に押し出す眼内レンズ押出部材とを有する眼内レンズ挿入器具に取り付け可能な注射筒のシリンジであって、
前記シリンジの後端に設けられたフランジと、
前記シリンジの先端に設けられ、前記シリンジ内に流体を供給する流体供給手段と接続可能な接続部と、
前記シリンジ内に設けられ、前記供給される流体の圧力で移動する移動部材と、
を備え、
前記フランジに、前記眼内レンズ挿入器具と接続する接続機構が設けられており、
前記移動部材には、前記注射筒のプランジャーの先端部を圧入可能であり、前記先端部が圧入された状態から前記先端部を分離可能な圧入部が形成されている
ことを特徴とするシリンジ。 - 前記器具本体は、前記眼内レンズ挿入器具の使用者が指を掛けることができる平板状のホールド部を有し、
前記接続機構は、前記ホールド部の端面と係合する鍵状のノッチである
ことを特徴とする請求項2に記載のシリンジ。 - 前記器具本体は、前記眼内レンズ挿入器具の使用者が指を掛けることができる平板状のホールド部を有し、
前記接続機構は、前記ホールド部の端面が嵌入可能な貫通孔である
ことを特徴とする請求項2に記載のシリンジ。 - 前記眼内レンズがあらかじめ装填されている前記眼内レンズ挿入器具に前記シリンジが取り付け可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のシリンジ。
- 前記接続部に、前記流体供給手段により供給される流体の流路であるチューブが接続されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のシリンジ。
- 前記チューブに設けられた、前記流体の流路と前記流体の流路とは別の流路とを切り替える流路切替手段と、
前記別の流路に接続される注射筒と
をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載のシリンジ。 - 前記チューブに設けられた、前記流体の流路の遮断および開放を制御する流路開閉手段をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載のシリンジ。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015157548 | 2015-08-07 | ||
JP2015157548 | 2015-08-07 | ||
JP2016009053 | 2016-01-20 | ||
JP2016009053 | 2016-01-20 | ||
PCT/JP2016/073120 WO2017026398A1 (ja) | 2015-08-07 | 2016-08-05 | 眼内レンズ挿入器具に取り付け可能なシリンジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2017026398A1 JPWO2017026398A1 (ja) | 2018-05-31 |
JP6849168B2 true JP6849168B2 (ja) | 2021-03-24 |
Family
ID=57983573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017534412A Active JP6849168B2 (ja) | 2015-08-07 | 2016-08-05 | 眼内レンズ挿入器具に取り付け可能なシリンジ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6849168B2 (ja) |
WO (1) | WO2017026398A1 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4227287B2 (ja) * | 2000-05-19 | 2009-02-18 | 株式会社大協精工 | 医薬品用容器兼注射器用ピストン離脱防止ストッパー |
JP4068479B2 (ja) * | 2003-02-28 | 2008-03-26 | 株式会社ニデック | 眼内レンズ挿入器具 |
US20080132852A1 (en) * | 2004-07-28 | 2008-06-05 | Kleyhan Gennady I | Dosage device |
US10350059B2 (en) * | 2012-12-05 | 2019-07-16 | Hoya Corporation | Ocular implant insertion apparatus and methods |
BE1022246B1 (fr) * | 2014-03-28 | 2016-03-04 | Physiol S.A. | Systeme de controle d'un injecteur intraoculaire |
-
2016
- 2016-08-05 JP JP2017534412A patent/JP6849168B2/ja active Active
- 2016-08-05 WO PCT/JP2016/073120 patent/WO2017026398A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2017026398A1 (ja) | 2018-05-31 |
WO2017026398A1 (ja) | 2017-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7042083B2 (ja) | 眼内レンズ挿入器具、眼内レンズ押出補助具および眼内レンズ挿入器具の製造方法 | |
JP6781223B2 (ja) | 眼内レンズインジェクタ | |
JP6592195B2 (ja) | 眼内レンズ挿入器具 | |
JP2018531118A6 (ja) | 眼内レンズ挿入器具 | |
JP5161211B2 (ja) | 眼内挿入用レンズの挿入器具及び眼内挿入用レンズ内装型挿入器具 | |
WO2016195095A1 (ja) | 眼内レンズ挿入器具 | |
JP6849168B2 (ja) | 眼内レンズ挿入器具に取り付け可能なシリンジ | |
JP6614615B2 (ja) | 眼内レンズの挿入器具 | |
US10751168B2 (en) | Intraocular lens insertion apparatus | |
JP6913758B2 (ja) | 眼内レンズ挿入器具 | |
JP6627267B2 (ja) | 眼内レンズ挿入器具 | |
JP6841474B2 (ja) | 眼内レンズおよび眼内レンズ挿入器具 | |
JP6822628B2 (ja) | 眼内レンズ挿入システム、眼内レンズ挿入器具およびチューブ | |
WO2017213231A1 (ja) | 眼内レンズ押出補助具 | |
JP2018148941A (ja) | 眼内レンズ挿入システム | |
JP2018198748A (ja) | 眼内レンズ挿入器具 | |
JP6708351B2 (ja) | 眼内レンズ挿入器具および眼内レンズ挿入器具の組み立て方法 | |
JP2017185054A (ja) | 眼内レンズ挿入器具の押し出し機構、および該機構を備えた眼内レンズ挿入器具 | |
JP2018051204A (ja) | 眼内レンズ挿入システム | |
JP2018161474A (ja) | 眼内レンズ押出補助具および眼内レンズ挿入ユニット | |
WO2017030139A1 (ja) | 眼内レンズ挿入器具 | |
JP2016106655A (ja) | 眼内レンズ挿入器具 | |
JP2016077605A (ja) | 眼内レンズの挿入器具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190724 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200526 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200727 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201006 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6849168 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |