JP2018148941A - 眼内レンズ挿入システム - Google Patents

眼内レンズ挿入システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018148941A
JP2018148941A JP2017045310A JP2017045310A JP2018148941A JP 2018148941 A JP2018148941 A JP 2018148941A JP 2017045310 A JP2017045310 A JP 2017045310A JP 2017045310 A JP2017045310 A JP 2017045310A JP 2018148941 A JP2018148941 A JP 2018148941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intraocular lens
lens insertion
perfusate
eye
insertion device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017045310A
Other languages
English (en)
Inventor
修治 安部
Shuji Abe
修治 安部
小林 研一
Kenichi Kobayashi
研一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Co Ltd
Original Assignee
Kowa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Co Ltd filed Critical Kowa Co Ltd
Priority to JP2017045310A priority Critical patent/JP2018148941A/ja
Publication of JP2018148941A publication Critical patent/JP2018148941A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Prostheses (AREA)

Abstract

【課題】粘弾性物質を眼内に用いることなく眼内レンズの挿入を好適に行うことができる眼内レンズ挿入システムを提供する。
【解決手段】眼内レンズ挿入システムを、所定の屈折力を有する光学部と眼内における光学部の位置決めを行う支持部とを有する眼内レンズを、所定の動力を用いて移動させて、眼内レンズを眼内に挿入する眼内レンズ挿入器具と、眼内に灌流液を注入する灌流液注入器具と、眼内レンズ挿入器具に所定の動力を供給する動力供給源と、灌流液注入器具に灌流液を供給する灌流液供給源と、を有し、眼内レンズ挿入器具は、眼内レンズ挿入器具内において光学部が眼内の水晶体後嚢側に向かって凸形状に折り畳まれるよう光学部の変形を規制する規制手段を有する構成とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、眼内レンズ挿入システムに関する。
白内障治療においてヒト混濁水晶体を置換して屈折を補正するために水晶体の代用として挿入される眼内レンズが実用に供されている。眼内レンズは、所定の屈折力を有する光学部と光学部の位置を眼内で維持する支持部とを有する。白内障治療における眼内レンズ挿入手術においては、例えば角膜、強角膜などの縁に数ミリの切開の創口(切開創)が設けられ、超音波水晶体乳化吸引術などにより水晶体が粉砕されて切開創から取り除かれる。そして、水晶体嚢にいわゆる粘弾性物質が注入され、水晶体嚢が膨張した状態となる。次いで、眼内レンズ挿入器具により眼内レンズが眼内に挿入および配置される。眼内レンズの配置が完了したら、眼内の粘弾性物質が除去される。
ところで、粘弾性物質の代わりに平衡塩類溶液(Balanced Salt Solution;BSS)などを灌流液として用いて水晶体嚢を膨張させる技術も提案されている(例えば、特許文献1〜4)。粘弾性物質は、眼内に残存すると術後に高眼圧を招く可能性があるが、BSSは粘弾性物質よりも粘性が低いため、そのような現象が発生する可能性が低い。また、BSSは、粘弾性物質よりも安価であるため手術コストの削減を図ることも期待できる。
特開2007−190360号公報 特開2007−330783号公報 特開2010−63777号公報 国際公開第2008/149927号
ただし、粘弾性物質を水晶体嚢に注入する場合は、粘弾性物質によって角膜内皮細胞が保護される効果を期待できる一方で、上記のBSSを灌流液として水晶体嚢に注入する場合は、BSSの粘性が粘弾性物質より低く角膜内皮細胞を保護する効果が低減する可能性がある。このため、術者は、眼内レンズを眼内に挿入する手術においてBSSを水晶体嚢に注入する場合は、粘弾性物質を水晶体嚢に注入する場合よりも、眼内レンズを眼内に射出する際の支持部の挙動により注意しながら眼内レンズ挿入器具を操作する必要がある。
本件開示の技術は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、粘弾性物質よりも粘性が低い物質を灌流液として眼内に供給しつつ眼内レンズの挿入を好適に行うことができる眼内レンズ挿入システムを提供することである。
本件開示の眼内レンズ挿入システムは、所定の屈折力を有する光学部と眼内における光学部の位置決めを行う支持部とを有する眼内レンズを、所定の動力を用いて移動させて、眼内レンズを眼内に挿入する眼内レンズ挿入器具と、眼内に灌流液を注入する灌流液注入器具と、眼内レンズ挿入器具に所定の動力を供給する動力供給源と、灌流液注入器具に灌流液を供給する灌流液供給源と、を有し、眼内レンズ挿入器具は、眼内レンズ挿入器具内において光学部が眼内の水晶体後嚢側に向かって凸形状に折り畳まれるよう光学部の変形を規制する規制手段を有する。
また、上記の規制手段は、眼内レンズが移動する空間を形成する眼内レンズ挿入器具の内壁であり、当該内壁は、眼内レンズ挿入器具の上下方向に平行な面による断面において下に凹んだ形状としてもよい。さらに、上記の規制手段は、眼内レンズ挿入器具の上下方向に平行な面による断面において、眼内レンズが移動する空間を形成する眼内レンズ挿入器具の内壁に光学部の略中央の部分を押し下げ、光学部の略両端の部分を押し上げる突出部を有してもよい。
本件開示の技術によれば、粘弾性物質よりも粘性が低い物質を灌流液として眼内に供給しつつ眼内レンズの挿入を好適に行うことができる眼内レンズ挿入システムを提供することができる。
図1(a)および図1(b)は、一実施形態における眼内レンズ挿入システムの概略構成を示す図である。 図2(a)および図2(b)は、一実施形態における眼内レンズ挿入器具の概略構成を示す図である。 図3(a)および図3(b)は、一実施形態における眼内レンズの概略構成を示す図である。 一実施形態における灌流液注入器具の概略構成を示す図である。 図5(a)および図5(b)は、一実施形態における眼内レンズ挿入器具のプランジャーの移動を例示する図である。 図6(a)は、一実施形態における眼内レンズ挿入器具および眼内レンズの断面の一例を示す図であり、図6(b)は一実施形態において眼内レンズが射出される一例を示す眼内レンズ挿入器具の側面図である。 図7(a)、(b)は、一変形例における眼内レンズ挿入器具および眼内レンズの断面の一例を示す図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1に本実施形態の眼内レンズ挿入システム1の概略構成を示す。図1(a)に示すように、眼内レンズ挿入システム1は、灌流液供給源2、動力供給源3、フットスイッチ4、灌流液注入器具5、眼内レンズ挿入器具6を備える。また、灌流液供給源2、動力供給源3、灌流液注入器具5、眼内レンズ挿入器具6は、それぞれチューブ7a〜7dによってフットスイッチ4と接続されている。なお、図1(b)に示すように、灌流液供給源102、動力供給源103、フットスイッチ104、灌流液注入器具105、眼内レンズ挿入器具106を備える眼内レンズ挿入システム101を眼内レンズ挿入システム1の代わりに用いてもよい。眼内レンズ挿入システム101において、灌流液注入器具105がチューブ7gによって灌流液供給源102と接続され、眼内レンズ挿入器具106がチューブ7hによって動力供給源103と接続されている。さらに、灌流液供給源102と動力供給源103は、それぞれチューブ7e、7fによってフットスイッチ104と接続されている。以下の説明においては、眼内レンズ挿入システム1を用いる場合について説明するが、眼内レンズ挿入器システム101を用いた場合でも同様の効果を得ることができる。
灌流液注入器具5は、灌流液供給源2からフットスイッチ4を経由して送り込まれる灌流液を眼内に注入する器具である。なお、灌流液の一例としてBSSが挙げられる。また、眼内レンズ挿入器具6は動力供給源3からフットスイッチ4を経由して供給される流体
を利用して眼内レンズ挿入器具6にセットされた眼内レンズを眼内に挿入する器具である。術者は、フットスイッチ4を操作することにより、灌流液供給源2から灌流液注入器具5への灌流液の供給や動力供給源3から眼内レンズ挿入器具6への動力の供給を制御する。なお、フットスイッチ4は、切替手段の一例に相当するが、灌流液供給源2から灌流液注入器具5への灌流液の供給や動力供給源3から眼内レンズ挿入器具6への動力の供給を制御することができる機能を有するものであれば、いかなる形態であってもよい。
フットスイッチ4は、術者による踏み込み量に応じて、眼内レンズ挿入システム1の動作を切り替える。具体的には、術者がフットスイッチ4を第1の位置まで踏み込むと、フットスイッチ4は灌流液供給源2から灌流液注入器具5への灌流液の供給を開始する。また、術者がフットスイッチ4を第1の位置からさらに第2の位置まで踏み込むと、灌流液の供給に加えてフットスイッチ4は動力供給源3から眼内レンズ挿入器具6への動力の供給を開始する。
術者がフットスイッチ4を第1の位置まで踏み込んだ後、踏み込み位置が第1の位置よりも浅くなると、フットスイッチ4は灌流液供給源2から灌流液注入器具5への灌流液の供給を停止する。同様に、術者がフットスイッチ4を第2の位置まで踏み込んだ後、踏み込み位置が第2の位置よりも浅くなると、フットスイッチ4は動力供給源3から眼内レンズ挿入器具6への動力の供給を停止する。なお、術者によるフットスイッチ4の踏み込み位置が第1の位置より奥の位置であるときは、フットスイッチ4は灌流液供給源2から灌流液注入器具5への灌流液の供給を継続する。また、術者がフットスイッチ4を第2の位置よりさらに踏み込んだ場合は、灌流液の供給の継続に加えてフットスイッチ4は動力供給源3から眼内レンズ挿入器具6への動力の供給を継続する。
図2に、本実施形態の眼内レンズ挿入器具6の概略構成を示す。図2(a)はステージ蓋部13を開蓋した場合の眼内レンズ挿入器具6の平面図、図2(b)はステージ蓋部13を閉蓋した場合の眼内レンズ挿入器具6の側面図を示している。眼内レンズ挿入器具6は、器具本体としてのノズル本体10と、眼内レンズの押出部材としてのプランジャー30と、眼内レンズの収納部としてのステージ部12及びステージ蓋部13と、眼内レンズの押し出しを補助する眼内レンズ押出補助具20とを有する。ステージ部12は、ノズル本体10に一体又は別体に設けられる。ノズル本体10にはプランジャー30が挿入されている。ステージ部12には、眼内レンズ8がセットされる。ステージ蓋部13は、ステージ部12と一体に形成されている。眼内レンズ押出補助具20は、中空の円筒部材であり、その一端がノズル本体10のホールド部11と係合している。なお、眼内レンズ押出補助具20の形状は円筒に限らず任意の形状で成形することができる。
眼内レンズ挿入器具6のノズル本体10は、断面略矩形の筒状に形成されており片側の端部は大きく開口し(以下、大きく開口した側を後端部10bという。)、別の側の端部には細く絞られたノズル部15と先端部10aを備える。図2(b)に示すように、先端部10aは斜めに開口している。プランジャー30は、ノズル本体10に挿入され往復運動可能である。
以下の説明において、ノズル本体10の後端部10bから先端部10aへ向かう方向を前方向、その逆方向を後方向、図2(a)において紙面手前側を上方向、その逆方向を下方向、図2(b)において紙面手前方向を左方向、その逆方向を右方向とする。また、この場合、上側は後述するレンズ本体2aの光軸前側に、下側はレンズ本体2aの光軸後側に、前側はプランジャー30による押圧方向前側に、後側はプランジャー30による押圧方向後側に相当する。
ノズル本体10の後端部10b付近には、板状に迫り出し、術者がプランジャー30を
ノズル本体10の先端側に押し込む際に指を掛けることが可能なホールド部11が一体的に設けられている。また、ノズル本体10におけるノズル部15の後側には、眼内レンズ8をセットするステージ部12が設けられている。このステージ部12は、ステージ蓋部13を開蓋することでノズル本体10の上側が開放されるようになっている。また、ステージ部12には、ノズル本体10の下側から位置決め部材50が取り付けられている。この位置決め部材50によって、使用前(輸送中)においてもステージ部12内で眼内レンズ8が安定して保持されている。
すなわち、眼内レンズ挿入器具6においては、製造時に、ステージ蓋部13が開蓋し位置決め部材50がステージ部12に取り付けられた状態で、眼内レンズ8がステージ部12に、光軸前側が上になるようにセットされる。そして、ステージ蓋部13を閉蓋させた後出荷され、販売される。そして、術者はステージ蓋部13を閉蓋したままで位置決め部材50を取り外し、その後プランジャー30をノズル本体10の先端側に押し込む。これにより、プランジャー30によって眼内レンズ8を押圧し、ノズル部15まで移動させた上で、先端部10aより眼内レンズ8を眼内に射出する。なお、眼内レンズ挿入器具6におけるノズル本体10、プランジャー30、位置決め部材50はポリプロピレンなどの樹脂の素材で形成される。ポリプロピレンは医療用機器において実績があり、耐薬品性などの信頼性も高い素材である。また、本実施形態における眼内レンズ挿入器具6は、出荷前に眼内レンズ8が眼内レンズ挿入器具6にあらかじめセットされたプリセットタイプであるが、術者自身が術前に眼内レンズ8を眼内レンズ挿入器具6にセットするいわゆるセパレートタイプであってもよい。
眼内レンズ押出補助具20は、ノズル本体10に挿入されたプランジャー30の延伸方向に延びる円筒形状の筒状部材20aを有する。また、筒状部材20aの側面には、筒状部材20aを貫通する貫通孔20bが設けられている。また、筒状部材20aの後端側には、移動部材としてのパッキン20cが、筒状部材20aの内壁と当接するように設けられている。パッキン20cは、筒状部材20aの内壁に密接しつつ内壁を摺動可能に設けられている。なお、パッキン20cは摺動する際に撓むことのない程度の剛性を有することが望ましい。さらに、眼内レンズ押出補助具20の後端には、眼内レンズ押出補助具20とパッキン20cとで囲まれる空間に流体を供給するための流体供給手段としての流体供給部20dが設けられている。
また、筒状部材20aとパッキン20cと流体供給部20dとで囲まれる領域は、密閉空間となっている。なお、筒状部材20aにより囲まれる空間のうち、パッキン20cを境界として、流体供給部20d側の領域を第1の領域20fとし、ノズル本体10に挿入されたプランジャー30側の領域を第2の領域20gとする。また、貫通孔20bは、第1の領域20fに供給された流体を眼内レンズ押出補助具20の外部へ流出させる機能を有する。
さらに眼内レンズ押出補助具20の先端側にはノズル本体10のホールド部11と係合するための係合部20hが設けられている。図2(b)に示すように、本実施形態ではノズル本体10のホールド部11が上下方向に延伸しているため、係合部20hは、ノズル本体10に取り受けられた状態の眼内レンズ押出補助具20において上下方向に一対設けられている。また、各係合部20hには、ホールド部11の一部が貫通する貫通孔20iが設けられている。
眼内レンズ押出補助具20がノズル本体10に取り付けられる場合は、係合部20hの貫通孔20iにノズル本体10のホールド部11の両端がそれぞれ挿し通される。また、ホールド部11の両端にはノッチ11aが設けられている。このため、眼内レンズ押出補助具20の係合部20hがホールド部11に一度取り付けられると、係合部20hとホー
ルド部11との係合はノッチ11aによって解除されない。なお、係合部20hとホールド部11との係合が解除されない構成であれば、ノッチはホールド部11の代わりにあるいはホールド部11に加えて係合部20hに設けてもよい。なお、眼内レンズ押出補助具20をノズル本体10に取り付けられる際は、第2の領域20gが密閉空間にならないように、眼内レンズ押出補助具20とノズル本体10の接続箇所に少なくとも1つの開口構造を設ける必要がある。なぜならば、眼内レンズ押出補助具20とノズル本体10の取付前に第2の領域20gに存在する空気が圧縮されないよう、パッキン20cが移動するに伴い、外部に排出させる必要があるためである。
流体供給部20dの後側の端面には、チューブ7dから供給される流体が通過する開口20eが設けられている。また、流体供給部20dは、前側が筒状部材20aの後端と接続されており、後側がチューブ7dの先端と接続可能である。筒状部材20aの内径L1は、プランジャー30の押圧板部33の外径L2よりも大きくなるように設けられている。一方、流体供給部20dの開口20eの開口径L3は、筒状部材20aの内径L1よりも小さくなるように設けられている。そして、開口20eは、チューブ7dの内径または外径と係合可能な寸法とされている。なお、開口20eとチューブ7dとをコネクタを介して接続してもよい。また、流体供給部20dに接続されるチューブ7dの他端には、フットスイッチ4が接続される。
図3は、眼内レンズ8の概略構成を示す図である。図3(a)は平面図、図3(b)は側面図を示す。眼内レンズ8は、いわゆるスリーピース型である。眼内レンズ8は、所定の屈折力を有するレンズ本体8aと、レンズ本体8aに連結された、レンズ本体8aを眼球内で保持するためのヒゲ状の2本の支持部8b、8bとから形成されている。レンズ本体8a及び支持部8bは可撓性の樹脂材料から形成されている。本実施例における眼内レンズ挿入器具6内では、2つの支持部8b、8bのうちの1つが、レンズ本体8aの後側、もう1つがレンズ本体の前側に配置されるように、眼内レンズ8がセットされる。なお、本実施形態における眼内レンズ8は、スリーピース型として説明するが、レンズ本体と支持部が一体的に形成されているいわゆるワンピース型であってもよい。
図4は、灌流液注入器具5の概略構成を示す図である。図4に示すように、灌流液注入器具5は、灌流液注入針5a、ノズル5b、把持部5cを有する。また、灌流液注入器具5にはチューブ7cが接続されている。灌流液注入針5aおよびノズル5bは一体に構成されており、ノズル5bは把持部5cに対して着脱可能に取り付けられる。したがって、複数種類の灌流液注射針に対してノズル5bを共通に設けることで、灌流液注入器具5において、これら複数種類の灌流液注射針が交換可能となる。なお、灌流液注入針の先端は、眼球内で挿入された眼内レンズ8の位置調整を行うことから、眼内レンズにキズを付けないためにも刀先を有さないものまたは鋭利でないものであることが好ましい。
術者は、把持部5cを持って灌流液注入器具5を支持し、患者の眼球の角膜などに形成された切開創のうち、サイドポートと呼ばれる創口から灌流液注入針5aの先端を眼内に挿入する。術者のフットスイッチ4の操作に従って、灌流液供給源2から灌流液がチューブ7cを経由して灌流液注入器具5に供給される。灌流液注入器具5に供給された灌流液は、灌流液注入針5a先端に設けられたポート5dから眼内に注入される。
術者は、灌流液注入器具5の灌流液注入針5aの先端をサイドポートから眼内に挿入する。このとき、ポート5dも眼内に挿入された状態となる。次に、術者はフットスイッチ4を第1の位置まで踏み込む。この結果、フットスイッチ4により、灌流液供給源2からの灌流液の灌流液注入器具5への供給が開始される。灌流液注入器具5に供給された灌流液はポート5dから眼内に注入される。これにより、眼内に注入された灌流液によって水晶体嚢が膨張する。術者により、フットスイッチ4が第1の位置まで踏み込まれ続けるこ
とで、灌流液注入器具5による灌流液の眼内への注入が継続され、これにより水晶体嚢を膨張させ続けることができる。
次いで、術者はフットスイッチ4を第1の位置まで踏み込んだ状態で、術者は眼内レンズ挿入器具6の先端部10aを眼内に挿入する前に、フットスイッチ4を第2の位置まで踏み込むことにより、眼内レンズ挿入器具6におけるプランジャー30によって眼内レンズ8を押圧し、ノズル部15まで移動させた後、フットスイッチ4を第1の位置まで踏み戻し、眼球の角膜に設けられた切開創から眼内レンズ挿入器具6の先端部10aを眼内に挿入する。術者は、眼内に挿入された眼内レンズ挿入器具6の先端部10aの位置が適切な位置であることを確認した後、フットスイッチ4を第2の位置まで踏み込む。この結果、フットスイッチ4により、動力供給源3からの流体の眼内レンズ挿入器具6への供給が開始される。なお、術者がフットスイッチ4を第2の位置まで踏み込んだときには、フットスイッチ4は灌流液供給源2からの灌流液の灌流液注入器具5への供給を引き続き行う。したがって、灌流液注入器具5による灌流液の眼内への注入が継続される。動力供給源3から眼内レンズ挿入器具6に流体が供給されると、眼内レンズ挿入器具6による眼内レンズ8の眼内への挿入動作が開始される。
図5に、眼内レンズ挿入器具6によって眼内レンズ8が眼内に挿入される際の、プランジャー30とプランジャー押出補助具20のパッキン20cとの位置関係を例示する。本実施形態では、術者は、眼内レンズ挿入器具6に収納された眼内レンズ8をプランジャー30を用いて移動させる場合、フットスイッチ4を操作して、動力供給源3から一定流量の流体をチューブ7dおよび流体供給部20dを経由して、第1の領域20fに供給する。そして、第1の領域20fは流体で満たされる。
流体が第1の領域20fに供給されると、流体がパッキン20cに作用する圧力が大きくなる。そして、当該圧力に基づくパッキン20cを移動させようとする力がパッキン20cの最大静止摩擦力よりも大きくなると、パッキン20cは前側、すなわちノズル本体10側に移動する。そして、図5(a)に示すように、パッキン20cは、プランジャー30の押圧板部33に当接する。
流体がさらに第1の領域20fに供給されると、パッキン20cはノズル本体10側に移動するとともにプランジャー30をノズル本体10側に押圧し移動させる。これにより、眼内レンズ8をノズル本体10の先端部10a側に移動させることができる。次に、貫通孔20bの機能について説明する。図5(b)に示すように、パッキン20cが孔20bを超えて移動すると、第1の領域20fに供給される流体が孔20bから流出する。
ここで、例えば術者が意図せずにフットスイッチ4を操作して動力供給源3から眼内レンズ挿入器具6に流体が供給された場合には、孔20bは術者の手などで塞がれていないと考えられる。その場合には、パッキン20cは図5(b)に例示する位置まで移動した後に第1の領域20fに流体が供給されても、流体は孔20bから筒状部材20aの外に流出する。この結果、それ以上パッキン20cは流体に押されることなく図5(b)に示す位置で停止する。このように、眼内レンズ押出補助具20に孔20bを設けることにより、流体が第1の領域20fに誤って供給されても、パッキン20cがプランジャー30をノズル本体10の先端部10a側に押し続ける現象を回避することができる。その結果、術者の意図に反して眼内レンズ8がノズル本体10の先端部10aから射出されることを防止できる。
一方、術者が意図してフットスイッチ4を操作して動力供給源3から眼内レンズ挿入器具6に流体が供給された場合には、孔20bは術者の手などで塞がれていると考えられる。その状態でパッキン20cが図5(b)に例示する位置まで移動した後に第1の領域2
0fに流体が供給されると、流体は孔20bから筒状部材20aの外に流出しない。この結果、流体が第1の領域20fに供給され続けると、パッキン20cは流体に押されて図5(b)に例示する位置からさらにノズル本体の先端部10a側に移動する。そして、プランジャー30はパッキン20cによって押圧移動され、眼内レンズ2をさらにノズル本体10の先端部10a側に移動させる。
なお、パッキン20cが図5(b)に例示する位置からさらにノズル本体の先端部10a側に移動する際に、術者は孔20bから指を離すことにより、流体を孔20bから流出させるとともにパッキン20cの移動を中止することができる。したがって、術者は、指などで孔20bを塞いだり、孔20bを塞いでいた指などを孔20から離したりすることで、流体に押されるパッキン20cの移動を制御することができる。これにより、術者はプランジャー30を指で操作する必要がなく、切開創に対するノズル本体10の位置の調整などの他の動作や処置により集中することができる。また、フットスイッチ4が操作されると眼内レンズ押出補助具20内に流体が一定流量で供給され、パッキン20cの移動ひいてはプランジャー30を一定の速度で移動させることができる。
ところで、眼内レンズ挿入器具6を使用して眼内レンズ8を眼内に射出する場合、眼内レンズ挿入器具6内において光学部8aは一度折り畳まれた状態となる。ここで、光学部8aが山折に折り畳まれる、すなわち眼内レンズが眼内に射出される際に角膜内皮側に凸形状となるように光学部8aが折り畳まれる場合、光学部8aが折り畳まれた状態から復帰する過程で、支持部8bが角膜内皮側に動くと考えられる。
また、光学部8aが谷折に折り畳まれる、すなわち眼内レンズ8が眼内に射出される際に水晶体の後嚢側に凸形状となるように光学部8aが折り畳まれる場合、光学部8aが折り畳まれた状態から復帰する過程で、支持部8bは後嚢側に動くと考えられる。本実施形態では、以下に説明するように、光学部8aがノズル本体10内において水晶体の後嚢側に凸形状となるように変形するようノズル本体10が形成されている。
以下に、図6を参照しながら、本実施形態において眼内レンズ8が眼内レンズ挿入器具6から眼内に射出される際の、眼内レンズ挿入器具6内における眼内レンズ8の変形状態について説明する。図6(a)は、図2(a)、(b)のA−A線によるノズル本体10の断面図である。また、図6(b)は、ノズル本体10を左右方向に平行な方向に見た側面図である。図6(a)において上方向および下方向は、図2(b)の上方向および下方向に対応する。図6(a)に示すように、ノズル本体10の上下方向に平行な面による断面において、内壁10cの形状が下に凹んだ形状となっている。
このため、眼内レンズ8がプランジャー30によってノズル本体10内を先端部10a側に向かって移動される際に、眼内レンズ8の光学部8aは、内壁10cによって下に凸となるように変形する。また、図6(b)に示すように、眼内レンズ8の光学部8aは下に凸となるように変形した状態で、先端部10aから眼内に射出される。
なお、ノズル本体10のどの範囲において内壁を図6(a)に示す形状とするかについては、ノズル本体10内における眼内レンズ8の移動や光学部8aおよび支持部8bの変形に応じて適宜決定することができる。本実施形態では、眼内レンズ挿入器具が眼内に挿入されて眼内レンズが動力によって移動される際に、上記の形状を有する内壁10cは、光学部が眼内の水晶体後嚢側に向かって凸形状に折り畳まれるよう光学部の変形を規制する規制手段としての役割を果たす。
本実施形態では、眼内レンズ挿入器具が上記の規制手段を有するため、眼内レンズ8が眼内に射出されて光学部8aが折り畳まれた状態から元の形状に復帰する際に、眼内レン
ズ8が水晶体後嚢側に移動する可能性が高まる。また、図6(b)に示すように、眼内レンズ8がノズル本体10の先端部10aに移動される際に、眼内レンズ8の支持部8bは、その先端が折り畳まれた光学部8aに入り込む状態、いわゆるタッキング状態となっている。支持部8bのタッキング状態は、眼内レンズ8が眼内に射出されて光学部8aの形状が復帰する際に自然に解除される。
ただし、眼内において光学部8aと水晶体嚢との密着性を高めるため、光学部8aの表面は粘着性を有するため、支持部8bが光学部8aに密着して支持部8bのタッキング状態が解除されない可能性もある。本実施形態では、上記の規制手段によって眼内レンズ8が下に凸形状となるように折り畳まれるため、上に凸形状となって上方向から眼内レンズ8を見たときに支持部8bが光学部8aの下に入り込んだ状態と比較して、術者は支持部8bを上方向から手動で操作しやすく支持部8bのタッキング状態も解除しやすいと言える。
また、光学部8aが下に凸形状となるように折り畳まれるときに、2つの支持部8bの先端部、すなわち光学部8aと接続されていない方の端部は、下方向、すなわち水晶体後嚢側に移動する。一方、光学部8aが上に凸形状となるように折り畳まれるときは、2つの支持部8bの先端部は、上方向、すなわち角膜内皮側に移動する。本実施形態では、ノズル本体10の内壁10が、光学部8aが下に凸形状となるように折り畳まれるよう形成されているため、眼内レンズ8を眼内に挿入する際に支持部8bの先端部が角膜内皮と接触する可能性を抑えることができる。
なお、眼内レンズ挿入器具6のノズル本体10の先端部10aは斜めに開口されており、光学部8aが下に凸形状となるように折り畳まれた際には、光学部8aの中央部が先端部10aから開放されるタイミングが、光学部8aが上に凸形状となるように折り畳まれるときより遅くなる。それによって、光学部8aは折り畳まれた姿勢を保持しながら押出しされる移動量が増加するため、挿入が安定する。
眼内レンズ挿入器具6から眼内レンズ8が眼内に射出されたら、術者は、フットスイッチ4の踏み込み量を調整して眼内レンズ挿入器具6への流体の供給を停止する。眼内レンズ8を眼内の適切な位置に配置した後、眼内レンズ挿入器具6の先端部10aを切開創から抜去する。また、術者は、フットスイッチ4を操作して灌流液注入器具5から所望量の灌流液を眼内に注入して眼圧を調整した後に灌流液注入器具5への灌流液の供給を停止し、灌流液注入針5aをサイドポートから抜去する。
以上が本実施形態に関する説明であるが、上記の眼内レンズ挿入システムや眼内レンズ挿入器具などの構成は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想と同一性を失わない範囲内において種々の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、灌流液供給源2から供給される灌流液を灌流液注入器具5を用いて眼内の水晶体嚢に注入するが、灌流液の供給に使用するチューブ7cをノズル本体10に設けたチューブとの接続口(図示せず)に接続してもよい。この場合、灌流液注入器具5を使用しないため、フットスイッチ4で灌流液注入器具5の動作を切り替える作業が不要となる。
また、上記の実施形態においては、水晶体嚢を灌流液を使用して膨張させることと、眼内レンズ挿入器具6の内部での眼内レンズ8の潤滑のために灌流液を用いることが想定されているが、眼内レンズ8の潤滑用には従来通り粘弾性物質を使用することも可能である。なお、眼内レンズの潤滑用に必要とされる粘弾性物質の量は一般的に少ないので、この場合でも灌流液を用いる時と同様に手術コストの削減に十分な効果が期待できる。眼内レンズの潤滑物質が折り畳まれた光学部8aに内包されることで、光学部8aが下に凸形状となるように折り畳まれて挿入された場合、潤滑物質は光学部8aの上方向に残留し、光
学部8aが上に凸形状となるように折り畳まれて挿入された場合、潤滑物質は光学部8aの下方向に残留する傾向があると考えられる。そのため、特に潤滑物質に粘弾性物質を使用する場合には、光学部8aが下に凸形状となるように折り畳まれることで、術者は残留した粘弾性物質を上方向から手動で除去しやすくなると言える。
以下に上記の眼内レンズ挿入システムの変形例を示す。なお、以下の説明において同じ構成については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。また、以下の変形例と上記の実施形態とは適宜組み合わせて実施することができる。
図7(a)に一変形例に係る眼内レンズ挿入器具のノズル本体100を示す。ノズル本体100は、図7(a)に示す構成以外の構成はノズル本体10と同じであるため、ノズル本体100とノズル本体10との相違点を図7(a)を参照しながら説明する。図7(a)は、図6(a)のノズル本体10の断面に対応するノズル本体100の断面を示す図である。
ノズル本体100の内壁100cには、内壁100cによって形成される空間における左右方向の略中央に、下方向に迫り出す突出部100dが形成されている。また、内壁100cにおいて突出部100dに対向する面には、上方向に迫り出す2つの突出部100e、100fが形成されている。2つの突出部100e、100fは、上記断面の左右方向において突出部100dが突出部100e、100fの間に挟まれる位置関係となるように形成されている。
本変形例において、眼内レンズ8がプランジャー30によってノズル本体100内を先端部10a側に向かって移動される際に、上記断面において、光学部8aの略中央の部分が突出部100dによって押し下げられて下方向に移動され、光学部8aの略両端の部分が突出部100e、100fによって押し上げられて上方向に移動されるように、光学部8aが変形する。この結果、図7(a)に示すように、ノズル本体100の内壁100cによって形成される空間において、光学部8aは上記の実施形態と同様に下に凸形状となるように変形される。なお、突出部100d、100e、100fがそれぞれどの程度迫り出すように内壁100cを形成するかは、眼内レンズ8の移動や光学部8aおよび支持部8bの変形に応じて適宜決定することができる。
なお、上記のノズル本体100における突出部100d、100e、100fを図7(b)に示すような突起100g、100h、100iとして形成してもよい。突起100g、100h、100iの互いの位置関係は、突出部100d、100e、100fの互いの位置関係と同じである。ノズル本体100の内壁を図7(b)に示すように形成した場合でも、眼内レンズ8がプランジャー30によってノズル本体100内を先端部10a側に向かって移動される際に、上記断面において、光学部8aの略中央の部分が突出部100gによって押し下げられて下方向に移動され、光学部8aの略両端の部分が突出部100h、100iによって押し上げられて上方向に移動されるように、光学部8aが変形する。
このように、本変形例によっても、上記の形状を有する内壁100cによって、光学部が眼内の水晶体後嚢側に向かって凸形状に折り畳まれるよう光学部の変形が規制されるため、上記の実施形態と同様の効果を期待することができる。
1 眼内レンズ挿入システム
2 灌流液供給源
3 動力供給源
4 フットスイッチ
5 灌流液注入器具
6 眼内レンズ挿入器具
8 眼内レンズ
8a 光学部
8b 支持部
10c、100c ノズル本体の内壁
100d、100e、100f、100g、100h、100i 突出部

Claims (3)

  1. 所定の屈折力を有する光学部と眼内における前記光学部の位置決めを行う支持部とを有する眼内レンズを、所定の動力を用いて移動させて、前記眼内レンズを前記眼内に挿入する眼内レンズ挿入器具と、
    前記眼内に灌流液を注入する灌流液注入器具と、
    前記眼内レンズ挿入器具に前記所定の動力を供給する動力供給源と、
    前記灌流液注入器具に前記灌流液を供給する灌流液供給源と、
    を有し、
    前記眼内レンズ挿入器具は、前記眼内レンズ挿入器具内において前記光学部が前記眼内の水晶体後嚢側に向かって凸形状に折り畳まれるよう前記光学部の変形を規制する規制手段を有する
    ことを特徴とする眼内レンズ挿入システム。
  2. 前記規制手段は、前記眼内レンズが移動する空間を形成する前記眼内レンズ挿入器具の内壁であり、
    前記内壁は、前記眼内レンズ挿入器具の上下方向に平行な面による断面において下に凹んだ形状である、ことを特徴とする請求項1に記載の眼内レンズ挿入システム。
  3. 前記規制手段は、前記眼内レンズ挿入器具の上下方向に平行な面による断面において、前記眼内レンズが移動する空間を形成する前記眼内レンズ挿入器具の内壁に前記光学部の略中央の部分を押し下げ、前記光学部の略両端の部分を押し上げる突出部を有する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の眼内レンズ挿入システム。
JP2017045310A 2017-03-09 2017-03-09 眼内レンズ挿入システム Pending JP2018148941A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017045310A JP2018148941A (ja) 2017-03-09 2017-03-09 眼内レンズ挿入システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017045310A JP2018148941A (ja) 2017-03-09 2017-03-09 眼内レンズ挿入システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018148941A true JP2018148941A (ja) 2018-09-27

Family

ID=63679640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017045310A Pending JP2018148941A (ja) 2017-03-09 2017-03-09 眼内レンズ挿入システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018148941A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7042083B2 (ja) 眼内レンズ挿入器具、眼内レンズ押出補助具および眼内レンズ挿入器具の製造方法
JP5886199B2 (ja) 治療器具および付属器具
KR20110127671A (ko) 자동 수정체 삽입 장치
WO2016195095A1 (ja) 眼内レンズ挿入器具
CN104127264B (zh) 一步式预装型人工晶体植入系统
JP6614615B2 (ja) 眼内レンズの挿入器具
JP2018148941A (ja) 眼内レンズ挿入システム
JP2021529578A (ja) 眼内レンズインジェクタ用のサイドプッシュ式ボタン
JP6822628B2 (ja) 眼内レンズ挿入システム、眼内レンズ挿入器具およびチューブ
JP6913758B2 (ja) 眼内レンズ挿入器具
JP6849168B2 (ja) 眼内レンズ挿入器具に取り付け可能なシリンジ
JP6841474B2 (ja) 眼内レンズおよび眼内レンズ挿入器具
JP6669346B2 (ja) 眼内レンズ挿入器具
WO2017213231A1 (ja) 眼内レンズ押出補助具
US20230131381A1 (en) Surgical implant delivery with lockable plunger
JP7062780B2 (ja) 眼内レンズ挿入器具
JP2018198748A (ja) 眼内レンズ挿入器具
JP2017185054A (ja) 眼内レンズ挿入器具の押し出し機構、および該機構を備えた眼内レンズ挿入器具
JP6708351B2 (ja) 眼内レンズ挿入器具および眼内レンズ挿入器具の組み立て方法
KR20240088765A (ko) 록킹식 플런저를 사용한 수술용 임플란트 전달
WO2017030139A1 (ja) 眼内レンズ挿入器具
JP2018161474A (ja) 眼内レンズ押出補助具および眼内レンズ挿入ユニット