JP6848799B2 - 燃料電池の単セルの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池の単セルの製造方法に関する。
燃料電池の単セルは、膜電極ガス拡散層接合体と、膜電極ガス拡散層接合体に接合された樹脂製の枠部材とを有している。膜電極ガス拡散層接合体と枠部材との接合は、枠部材の一部を加熱することにより軟化させて、軟化した部分を加圧することにより膜電極ガス拡散層接合体のガス拡散層に接触するように流動させ、その後に軟化した部分が冷却されることにより行われる(例えば特許文献1参照)。
特開2015−015256号公報
上記の方法では、枠部材の一部が加圧によって流動する程度にまで長時間高温で加熱する必要があるため、燃料電池の単セルの生産効率が低下する可能性がある。また、枠部材の一部を長時間高温で加熱することにより、意図しない部分までも軟化して変形、変質して、これによって生産効率が低下する可能性もある。
そこで、本発明は、生産性の低下が抑制された燃料電池の単セルの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的は、電解質膜、前記電解質膜の一方の面の周縁領域を露出するように前記電解質膜の一方の面に形成された第1触媒層、前記電解質膜の他方の面に形成された第2触媒層、前記周縁領域を露出するように前記第1触媒層に接合された第1ガス拡散層、及び前記第2触媒層に接合された第2ガス拡散層、を有する膜電極ガス拡散層接合体を準備する工程と、前記電解質膜よりも大きい外周縁、前記電解質膜よりも小さく前記第1ガス拡散層よりも大きい内周縁、前記外周縁と前記内周縁との間にあって一方の面から湾曲した形状で突出した凸面と他方の面から湾曲した形状で凹んだ凹面とにより画定される曲部、を有する弾性を有した樹脂製の枠部材を準備する工程と、接着剤を介して前記枠部材の前記他方の面の前記内周縁側を前記周縁領域に接触させた状態で、前記凸面を押圧して前記曲部を弾性変形させることにより、前記枠部材の前記内周縁を前記第1ガス拡散層に接触させる工程と、前記枠部材の前記内周縁が前記第1ガス拡散層に接触した状態で、前記接着剤により前記枠部材と前記膜電極ガス拡散層接合体とを接合する工程と、を備えた燃料電池の単セルの製造方法によって達成できる。
枠部材の曲部は凸面及び凹面により画定されているため、凸面を押圧することにより曲部を容易に変形させることができ、これにより枠部材の内周縁と第1ガス拡散層とを接触させることができる。このため、枠部材を長時間にわたって高温で加熱する必要はないため、生産性の低下が抑制される。
上記構成において、前記枠部材の前記内周縁を前記第1ガス拡散層に接触させる工程の前に、前記膜電極ガス拡散層接合体と、前記枠部材の前記曲部よりも前記外周縁側とを、支持台上に位置決めする工程を備えていてもよい。
上記構成において、前記枠部材の前記内周縁を前記第1ガス拡散層に接触させる工程の前に、前記枠部材の位置決めされた部位よりも前記内周縁側であって前記曲部よりも前記外周縁側を前記支持台側に押さえる工程を備えていてもよい。
上記構成において、前記枠部材の前記内周縁を前記第1ガス拡散層に接触させる前記工程では、前記曲部を加熱しながら前記凸面を押圧してもよい。
上記構成において、前記枠部材の前記内周縁を前記第1ガス拡散層に接触させる工程では、前記枠部材の融点よりも低い温度で前記曲部を加熱しながら前記凸面を押圧してもよい。
上記構成において、前記曲部は、前記内周縁の互いに隣接する第1及び第2辺のそれぞれに沿った第1及び第2曲部を含み、前記枠部材は、前記内周縁に連続して前記第1及び第2曲部を分断した切欠部を有してもよい。
生産性の低下が抑制された燃料電池の単セルの製造方法を提供できる。
図1は、燃料電池の単セルの分解斜視図である。 図2は、燃料電池の単セルの部分断面図である。 図3は、燃料電池の製造方法を示すフローチャートである。 図4は、MEGAと枠部材との接合方法を示すフローチャートである。 図5A及び図5Bは、MEGAと枠部材との接合方法の説明図である。 図6A及び図6Bは、MEGAと枠部材との接合方法の説明図である。 図7Aは、接合方法を実現するシステムの説明図であり、図7Bは、システムの変形例の説明図である。 図8A及び図8Bは、変形例の枠部材の説明図である。
図1は、燃料電池セルである単セル60の分解斜視図である。燃料電池は、単セル60が複数積層されることで構成される。この燃料電池は、反応ガスとして燃料ガス(例えば水素)と酸化剤ガス(例えば酸素)の供給を受けて発電する固体高分子型燃料電池である。単セル60は、膜電極ガス拡散層接合体20(以下、MEGA(Membrane Electrode Gas diffusion layer Assembly)と称する)と、アノード側セパレータ33a及びカソード側セパレータ33c(以下、セパレータと称する)とを含む。MEGA20は、アノード側ガス拡散層22a及びカソード側ガス拡散層22c(以下、拡散層と称する)を有している。
枠部材40は、樹脂製であって絶縁性を有し、内周縁42e及び外周縁42fを有した略枠状に形成されている。外周縁42fはMEGA20よりも大きく形成されている。内周縁42eは、後述するMEGA20の電解質膜11よりも小さく、拡散層22cよりも小さい。内周縁42e側にMEGA20が接合されている。枠部材40の2つの短辺の一方側には孔s1〜s3が形成され、他方側には孔s4〜s6が形成されている。同様に、セパレータ33aの2つの短辺の一方側には孔a1〜a3が形成され、他方側には孔a4〜a6が形成されている。セパレータ33cの2つの短辺の一方側には孔c1〜c3が形成され、他方側には孔c4〜c6が形成されている。孔s1、a1、及びc1は連通してカソード入口マニホールドを画定する。同様に、孔s2、a2、及びc2は、冷媒出口マニホールドを、孔s3、a3、及びc3はアノード出口マニホールドを、孔s4、a4、及びc4はアノード入口マニホールドを、孔s5、a5、及びc5は冷媒入口マニホールドを、孔s6、a6、及びc6はカソード出口マニホールドを画定する。
MEGA20に対向するセパレータ33aの面には、アノード入口マニホールドとアノード出口マニホールドとを連通して燃料ガスが流れるアノード流路34aが形成されている。セパレータ33aのアノード流路34aとは反対側の面、及びセパレータ33aに対向するセパレータ33cの面には、冷媒入口マニホールドと冷媒出口マニホールドとを連通し冷媒が流れる冷媒流路35a及び35cがそれぞれ形成されている。セパレータ33cの冷媒流路35cとは反対側の面には、カソード入口マニホールドとカソード出口マニホールドとを連通して酸化剤ガスが流れるカソード流路34cが形成されている。尚、セパレータ33a及び33cは、ガス遮断性及び導電性を有する材料によって形成され、プレス成形されたステンレス鋼や、チタンやチタン合金といった金属によって形成される薄板状部材、又は緻密質カーボン等のカーボン製部材によって形成してもよい。
枠部材40上には、ガスケット46〜48が形成されている。ガスケット46は、枠部材40の外周縁42fに沿った枠状である。ガスケット47は、孔s1〜s6のそれぞれの周辺に形成され、孔s1〜s6のそれぞれを包囲した枠状である。ガスケット48は、MEGA20を包囲した枠状である。ガスケット46〜48は、それぞれ弾性を有したゴム製である。ガスケット46〜48は、枠部材40上に別体に形成されて接合されているが、これに限定されず、枠部材40とガスケット46〜48の少なくとも一つとが、同一又は異なる材料により一体形成されていてもよい。また、枠部材40は、ガスケット48と内周縁42eとの間の部分であって、枠部材40の2つの長辺のそれぞれに沿って曲部43が形成されている。また、枠部材40のガスケット46の外側であって、MEGA20の略対角線上に2つの位置決め孔49が形成されている。曲部43及び位置決め孔49についての詳細は後述する。
図2は、単セル60の部分断面図である。MEGA20は、上述した拡散層22c及び22aと、膜電極接合体(以下、MEAと称する)10とを含む。MEA10は、略矩形状の電解質膜11と、電解質膜11の一方の面(図2において、上側の面)及び他方の面(図2において、下側の面)にそれぞれ形成されたカソード側触媒層12c及びアノード側触媒層12a(以下、触媒層と称する)とを含む。電解質膜11は、湿潤状態で良好なプロトン伝導性を示す固体高分子薄膜であり、例えばフッ素系のイオン交換膜である。電解質膜11は、周縁領域11eと、周縁領域11eに囲まれた中央領域11cとを有している。
触媒層12cは、電解質膜11の一方の面の中央領域11cに形成され、周縁領域11eには形成されていない。触媒層12aは、電解質膜11の端部との位置が略揃うように形成されている。即ち、触媒層12aは、電解質膜11の周縁領域11e及び中央領域11cを含む、電解質膜11の他方の面の略全面にわたって形成されている。触媒層12cは、電解質膜11の一方の面の周縁領域11eを露出するように電解質膜11の一方の面に形成された第1触媒層の一例である。触媒層12aは、電解質膜の他方の面に形成された第2触媒層の一例である。触媒層12c及び12aは、例えば白金(Pt)などを担持したカーボン担体とプロトン伝導性を有するアイオノマとを、電解質膜11に塗布することにより形成される。
拡散層22c及び22aはそれぞれ、触媒層12c及び12aに接合されている。拡散層22c及び22aは、ガス透過性及び導電性を有する材料、例えば炭素繊維や黒鉛繊維などの多孔質の繊維基材で形成されている。拡散層22cは、その端部が触媒層12cの端部よりもやや内側に位置するか又は略揃う位置に設けられている。従って、拡散層22cは、触媒層12cを介して電解質膜11の中央領域11cに重なるが周縁領域11eには重ならないように設けられている。これにより、拡散層22cは、周縁領域11eを露出するように設けられている。拡散層22cは、周縁領域11eを露出するように触媒層12cに接合された第1ガス拡散層の一例である。拡散層22aは、触媒層12aに接合された第2ガス拡散層の一例である。
拡散層22aも同様に、その端部が、触媒層12aの端部に略揃う位置に設けられるが、上述したように触媒層12aは電解質膜11の他方の面に略全面にわたって形成されている。このため、拡散層22aは、触媒層12aを介して中央領域11cのみならず周縁領域11eにも重なるように設けられている。このように周縁領域11eにも重なるように拡散層22aが設けられているため、MEA10は安定して支持されている。
枠部材40は、クロスリークや触媒電極同士の電気的短絡を防ぐための部材である。枠部材40は、セパレータ33aに接着されている。セパレータ33cは、セパレータ33aの枠部材40が接着された側とは反対側でセパレータ33aに接着されている。枠部材40の内周縁42eは、拡散層22cの外周に接触している。
枠部材40の内周縁42e側の電解質膜11側の面(図2において下側の面)は、接着剤50により電解質膜11の周縁領域11eに接着されている。接着剤50は、例えば紫外線硬化性樹脂であるが、熱硬化性樹脂であってもよい。
枠部材40の内周縁42eと外周縁42fとの間には、曲部43とガスケット46及び48とが形成されている。曲部43は、枠部材40の電解質膜11とは反対側の面から突出した凸面431と、凸面431の反対側に位置して他方の面から凹んだ凹面432とにより画定される。図2に示すように、凸面431及び凹面432は滑らかに湾曲した形状である。曲部43は、図2においては紙面に垂直な方向に延びている。枠部材40は弾性を有した材料により形成されているため、曲部43もある程度弾性変形が可能である。曲部43は、ガスケット46及び48の何れよりも内周縁42e側に形成されている。また、凹面432は、セパレータ33a上に位置しているが、セパレータ33aの面からは離間している。尚、枠部材40の一方の面は、電解質膜11と反対側の面であり、枠部材40の他方の面は、電解質膜11側の面である。
このような単セル60が複数積層されて、燃料電池が構成される。このため、燃料電池では、図2に示したMEGA20及び枠部材40は、図示されているセパレータ33aと、図2の単セル60の上方側に隣接する不図示の他の単セルのカソードセパレータとにより挟持される。また、図2の単セル60の下方側に隣接する不図示の他の単セルのMEGA及び枠部材は、図2のセパレータ33cと、この不図示の他の単セルのアノードセパレータとにより挟持される。尚、ガスケット46〜48は、単セル60の上方側に隣接する不図示の他の単セルのカソードセパレータにより圧縮される。
次に、単セル60の製造方法について説明する。図3は、単セル60の製造方法を示すフローチャートである。まず、MEGA20と枠部材40とセパレータ33a及び33cとを準備する(ステップS10)。次に、MEGA20の電解質膜11の周縁領域11eと枠部材40の内周縁42e側の他方の面とを接着剤50により接合する(ステップS20)。次に、セパレータ33c及び33aを、例えばレーザ溶接により接合する(ステップS30)。次に、枠部材40とセパレータ33cとを、例えば紫外線硬化樹脂により接合する(ステップS40)。尚、ステップS30及びS40は順序が逆であってもよい。ステップS10の工程は、MEGA20を準備する工程、及び枠部材40を準備する工程の一例である。
次に、MEGA20と枠部材40との接合方法について詳細に説明する。図4は、MEGA20と枠部材40との接合方法を示すフローチャートである。図5A、図5B、図6A、及び図6Bは、MEGA20と枠部材40との接合方法の説明図である。尚、図5B、図6A、及び図6Bにおいては、理解を容易にするために、ガスケット46等の図示を省略し、てある。最初に、図5Aに示すように、MEGA20を支持台80上に位置決めする(ステップS21)。支持台80の上面81の中央部には、MEGA20の拡散層22aを収容可能な窪み部83が形成されている。窪み部83の深さは、MEA10と拡散層22aとの合計の厚みとほぼ同じに設定されている。支持台80の上面81上には、窪み部83の略対角線上に窪み部83を挟むように2つの位置決めピン85が形成されている。MEGA20の拡散層22aを窪み部83に収納することにより、支持台80上でMEGA20が位置決めされる。尚、周縁領域11e上や、拡散層22cから突出した触媒層12c上には、硬化前の接着剤50が例えばディスペンサー等により塗布されている。接着剤50については後述する。
次に、図5Bに示すように、枠部材40を支持台80上に位置決めする(ステップS22)。具体的には、枠部材40の内周縁42e側の他方の面(図5Bにおいて下側の面)を接着剤50上に設置されるようにして、上述した枠部材40に予め設けられた2つの位置決め孔49をそれぞれ位置決めピン85に挿入する。これにより、支持台80上で枠部材40の外周縁42f側が位置決めされる。ここで、位置決め孔49は、ガスケット46よりも外周縁42f側であるため、当然に曲部43よりも外周縁42f側に位置する。また、この時点で、枠部材40の内周縁42eと拡散層22cとの間には隙間がある。ステップS22及びS23の工程は、後述する枠部材40の内周縁42eを拡散層22cに接触させる工程の前に、MEGA20と、枠部材40の曲部43よりも外周縁42f側とを、支持台80上に位置決めする工程の一例である。
次に、図6Aに示すように、枠部材40の位置決めピン85と曲部43との間の部分を、押さえ部材90により支持台80の上面81上に押さえる(ステップS23)。押さえ部材90は、曲部43が延びた方向に沿って延びた形状である。押さえ部材90は、図6Aでは不図示のガスケット46及び48に干渉しない位置で枠部材40を押さえるのが望ましい。ステップS23の工程は、枠部材40の内周縁42eを拡散層22cに接触させる工程の前に、枠部材40の位置決めされた部位よりも内周縁42e側であって曲部43よりも外周縁42f側を支持台80側に押さえる工程の一例である。
次に、図6Bに示すように、凸面431が潰れるように支持台80の上面81に向けて押圧することにより、枠部材40の内周縁42eを拡散層22cに接触させる(ステップS24)。ここで、凸面431を押圧することにより、凸面431及び凹面432のそれぞれの曲率が小さくなるように曲部43が潰れる。これにより、曲部43が延びて、内周縁42eを拡散層22cに接触させることができる。ステップS24の工程は、凸面431を支持台80に向けて押圧することにより、接着剤50を介して枠部材40の他方の面の内周縁42e側を周縁領域11eに接触させた状態で、凸面431を押圧して曲部43を変形させることにより、枠部材40の内周縁42eを拡散層22cに接触させる工程の一例である。
次に、内周縁42eを拡散層22cに接触させたまま、接着剤50に紫外線を照射して接着剤50を硬化させる(ステップS25)。尚、枠部材40は紫外線透過性を有している。このようにして、MEGA20と枠部材40とが接合される。MEGA20と枠部材40とが接合されると、上述したように枠部材40の外周縁42fがセパレータ33c及び33aの外周縁と略一致するようにして枠部材40に接合され、単セル60が製造される。ステップS25は、枠部材40の内周縁42eを拡散層22cに接触した状態で接着剤50により、枠部材40とMEGA20とを接合する工程の一例である。
以上のように、枠部材40を加熱しなくても、凸面431を押圧して曲部43を変形することにより内周縁42eを拡散層22cに接触させてMEGA20と枠部材40とを接合できる。このため、枠部材40を加熱するための時間を削減でき、生産性の低下が抑制される。また、内周縁42eと拡散層22cとの隙間をなくして両者を接合できるため、電解質膜11の耐久性を確保することができる。また、凸面431の裏側にある凹面432は、セパレータ33aの面から離間しているため、凸面431への押圧力が小さい場合であっても曲部43を容易に変形でき、内周縁42eを拡散層22cに容易に接触させることができる。
また、上述したステップS23の工程により、ステップS24において凸面431を押圧する際に、枠部材40の位置決めされた部位よりも内周縁42e側であって凸面431よりも外周縁42f側が支持台80の上面81から浮き上がることが抑制される。これにより、所望の形状で枠部材40をMEGA20に接合することができる。
尚、図5Aにおいて周縁領域11e上と拡散層22cから突出した触媒層12cの外周縁側とに塗布されていた接着剤50は、MEGA20が支持台80の窪み部83に収容された状態で塗布されてもよいし、窪み部83に収容される前に塗布されてもよい。また、紫外線硬化性の接着剤50の代わりに熱硬化性接着剤を用いる場合には、図6Bに示したように枠部材40の内周縁42eが拡散層22cに接触した状態で、熱プレスにより枠部材40とMEGA20とを接合してもよい。尚、枠部材40をMEGA20に接合する熱硬化性接着剤の硬化温度は、枠部材40の耐熱温度よりも低いものを用いる。
図1及び図2に示したように、完成後の単セル60の曲部43は、凸面431及び凹面432を維持したままの形状となっているが、これに限定されない。例えば、MEGA20と枠部材40との接合工程において、凸面431が押圧されて凸面431及び凹面432が平坦になった状態で枠部材40の内周縁42eが拡散層22cに接触して、枠部材40とMEGA20とが接合されていてもよい。また、図2においては、ガスケット46及び48のそれぞれよりも凸面431の高さが低いが、複数の単セル60を積層した場合に、隣接する他の単セルのセパレータに凸面431が接触しない程度の高さに設定されていることが望ましい。また、凸面431の位置も同様に、隣接する他の単セルのセパレータに凸面431が接触しない位置に設けられていることが望ましい。
本実施例の枠部材40には、略矩形状の内周縁42eの2つの長辺のそれぞれに沿って曲部43が形成されているが、内周縁42eの少なくとも一つの辺に沿って曲部43が形成されていればよく、内周縁42eに沿って全周にわたって曲部43が形成されていてもよい。また、本実施例では枠部材40を位置決めピン85により位置決めしたが、位置決めする部材の形状はピン状に限定されない。例えば、支持台に形成された壁部や突起部に、枠部材40の外周縁42fを当接させることにより枠部材40を支持台上で位置決めしてもよい。また、ガスケット46〜48は、MEGA20と枠部材40との接合工程が完了した後に、枠部材40に設けられてもよい。
図7Aは、上記の接合方法を実現するシステム100の説明図である。コントローラ200は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びメモリを備えたマイクロコンピュータである。CPU、ROM、RAM、メモリ等を備え、カメラ110、押圧機構120、及び押さえ機構130を制御する。押圧機構120、押さえ機構130は、コントローラ200により昇降するように制御される。押さえ機構130を曲部43と位置決めピン85との間に降下させて曲部43よりも外周縁42f側を支持台80の上面81に押さえる。次に、押圧機構120により凸面431を押圧する。カメラ110は、内周縁42eと拡散層22cとの隙間を撮像し、コントローラ200は撮像画像に基づいて、隙間がゼロとなるように押圧機構120の押圧力を調整する。その後に接着剤50を硬化させる。このようにカメラ110の撮像画像に基づいて押圧機構120による凸面431への押圧力を調整してもよい。
図7Bは、変形例のシステム100aの説明図である。尚、同一の構成については同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。押圧機構120aは、ヒータ120hを内蔵している。押圧機構120aが凸面431を押圧する際には、コントローラ200aにより押圧機構120aが内蔵したヒータ120hにより凸面431を加熱しながら押圧する。これにより、凸面431への押圧力を解除した後の曲部43での残留応力を低減でき、枠部材40とMEGA20との接合後に、曲部43での残留応力に起因して枠部材40のMEGA20からの剥離や枠部材40の反りの発生を抑制できる。尚、押圧機構120aによる凸面431への押圧の際に凸面431に加えられる熱量は、凸面431が融解せずに曲部43の変形が容易となる程度に軟化するように、枠部材40の材料の融点未満で加熱してもよい。
ここで、樹脂製の枠部材40の材料としては、特に限定されないが、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、シンジオタクチックポリスチレン(SPS)、環状オレフィンコポリマー(COC)等を使用できる。それぞれの材料の融点は、PPが160℃、PENが265℃、PETが260℃、PPSが280℃、SPSが270℃、COCが250℃である。上述したように凸面431を加熱しながら押圧する場合には、上記の融点よりも低い温度で加熱することが好ましい。尚、融点以上で加熱する場合にも、短時間の加熱であれば枠部材40が完全に融解することはなく、凸面431を比較的弱い力で押圧することにより、曲部43を容易に変形させることができる。
次に、変形例の枠部材40aについて説明する。図8Aは、変形例の枠部材40aの説明図である。尚、同一の構成は同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。枠部材40aの曲部43aは、電解質膜11の周縁領域11e上に位置する。この場合においても、凸面431aを押圧することにより、周縁領域11eと拡散層22cとを接触させて枠部材40aとMEGA20とを接合できる。尚、本変形例では、曲部43aは電解質膜11上に位置するため、枠部材40aとMEGA20との接合は、紫外線硬化性の接着剤50により行うことが望ましい。また、凸面431aの位置及び高さは、完成後の単セルを積層させた場合にセパレータに接触しないことが望ましい。本変形例では、凹面432aは電解質膜11から離間しているが、これに限定されず、図示した凹面432aの部位が平坦となって電解質膜11に接触した状態であってもよい。
次に、変形例の枠部材40bについて説明する。図8Bは、MEGA20と接合された後の変形例の枠部材40bを上方から見た部分拡大図である。枠部材40bには、曲部43b1及び43b2と切欠部45とが形成されている。曲部43b1は、内周縁42eの長辺に沿って延びている。曲部43b2は、曲部43b1と略直交する方向に延び、内周縁42eの短辺に沿って延びている。また、切欠部45は、内周縁42eに連続して曲部43b1及び43b2を分断するように形成されている。これにより、枠部材40bとMEGA20との接合工程において曲部43b1及び43b2の一方を押圧した場合に、切欠部45がその変形を吸収し、曲部43b1及び43b2の他方が変形することが抑制される。これにより、内周縁42eの隣接する2つの辺を拡散層22cの2つの辺にそれぞれ接触させて枠部材40bとMEGA20とを接合させることができる。曲部43b1及び43b2は、内周縁42eの互いに隣接する2つの辺のそれぞれに沿った第1及び第2曲部の一例である。
尚、切欠部45は、電解質膜11と重なっている領域内に形成されているため、カソードガスとアノードガスとが混合することは抑制されている。また、曲部43b1及び43b2は、図8Aに示した枠部材40aと同様に電解質膜11と重なっている。枠部材40bをMEGA20の上に接着剤50を介して配置した時点では、内周縁42eの長辺と拡散層22cとの隙間と、内周縁42eの短辺と拡散層22cとの隙間とは異なっている場合がある。このため、曲部43b1及び43b2をそれぞれ押圧するストロークや荷重を個別に制御することにより、内周縁42eの隣接する2辺のそれぞれを拡散層22cに接触させてもよい。
切欠部45は図8Bに示した形状に限定されないが、電解質膜11の耐久性を確保する観点から、切欠部45から電解質膜11が露出する面積は少ない方がよい。このため、例えば、曲部43b1及び曲部43b2の何れの凸面を押圧した場合であっても、切欠部45を介して曲部43b1側の部分と曲部43b2側の部分とが接触しない程度に細い直線状であってもよい。また、MEA10の耐久性を確保する観点から、切欠部45から露出した電解質膜11上も接着剤50で覆われていることが望ましい。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
上記実施例では、図2に示したように内周縁42eの一つの辺に沿って曲部43が設けられているが、これに限定されず、例えば内周縁42eの一つの辺に沿って2対以上の曲部43が互いに略平行となるように形成されていてもよい。図8Aに示した変形例でも同様である。
上記実施例でのMEGA20は、拡散層22cの外周形状が拡散層22aの外周形状よりも小さく、触媒層12c及び拡散層22cが電解質膜11の周縁領域11eを露出するように設けられている例を示したがこれに限定されない。例えば、アノード側拡散層の外周形状がカソード側拡散層の外周形状よりも小さく、アノード触媒層及びアノード側ガス拡散層が電解質膜の周縁領域を露出するように設けられているMEGAに対しても、上記実施例及び変形例の接合方法を採用してもよい。この場合も上記実施例と同様に、枠部材の凹面432が凹んだ側の面の内周縁42e側を、接着剤を介して周縁領域上に重ねた状態で、凸面431を押圧して内周縁42eとアノード側ガス拡散層とを接触させて、接着剤を硬化させることによりMEGAと枠部材40とを接合する。
11 電解質膜
11e 周縁領域
11c 中央領域
12c カソード側触媒層(第1触媒層)
12a アノード側触媒層(第2触媒層)
22c カソード側ガス拡散層(第1ガス拡散層)
22a アノード側ガス拡散層(第2ガス拡散層)
33c カソード側セパレータ
33a アノード側セパレータ
40 枠部材
43 曲部
431 凸面
432 凹面
60 単セル

Claims (6)

  1. 電解質膜、前記電解質膜の一方の面の周縁領域を露出するように前記電解質膜の一方の面に形成された第1触媒層、前記電解質膜の他方の面に形成された第2触媒層、前記周縁領域を露出するように前記第1触媒層に接合された第1ガス拡散層、及び前記第2触媒層に接合された第2ガス拡散層、を有する膜電極ガス拡散層接合体を準備する工程と、
    前記電解質膜よりも大きい外周縁、前記電解質膜よりも小さく前記第1ガス拡散層よりも大きい内周縁、前記外周縁と前記内周縁との間にあって一方の面から湾曲した形状で突出した凸面と他方の面から湾曲した形状で凹んだ凹面とにより画定される曲部、を有する弾性を有した樹脂製の枠部材を準備する工程と、
    接着剤を介して前記枠部材の前記他方の面の前記内周縁側を前記周縁領域に接触させた状態で、前記凸面を押圧して前記曲部を弾性変形させることにより、前記枠部材の前記内周縁を前記第1ガス拡散層に接触させる工程と、
    前記枠部材の前記内周縁が前記第1ガス拡散層に接触した状態で、前記接着剤により前記枠部材と前記膜電極ガス拡散層接合体とを接合する工程と、を備えた燃料電池の単セルの製造方法。
  2. 前記枠部材の前記内周縁を前記第1ガス拡散層に接触させる工程の前に、前記膜電極ガス拡散層接合体と、前記枠部材の前記曲部よりも前記外周縁側とを、支持台上に位置決めする工程を備えた、請求項1の燃料電池の単セルの製造方法。
  3. 前記枠部材の前記内周縁を前記第1ガス拡散層に接触させる工程の前に、前記枠部材の位置決めされた部位よりも前記内周縁側であって前記曲部よりも前記外周縁側を前記支持台側に押さえる工程を備えた、請求項2の燃料電池の単セルの製造方法。
  4. 前記枠部材の前記内周縁を前記第1ガス拡散層に接触させる工程では、前記曲部を加熱しながら前記凸面を押圧する、請求項1乃至3の何れかの燃料電池の単セルの製造方法。
  5. 前記枠部材の前記内周縁を前記第1ガス拡散層に接触させる工程では、前記枠部材の融点よりも低い温度で前記曲部を加熱しながら前記凸面を押圧する、請求項4の燃料電池の単セルの製造方法。
  6. 前記曲部は、前記内周縁の互いに隣接する第1及び第2辺のそれぞれに沿った第1及び第2曲部を含み、
    前記枠部材は、前記内周縁に連続して前記第1及び第2曲部を分断した切欠部を有する、請求項1乃至5の何れかの燃料電池の単セルの製造方法。
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