JP6839942B2 - 建物 - Google Patents

建物 Download PDF

Info

Publication number
JP6839942B2
JP6839942B2 JP2016147435A JP2016147435A JP6839942B2 JP 6839942 B2 JP6839942 B2 JP 6839942B2 JP 2016147435 A JP2016147435 A JP 2016147435A JP 2016147435 A JP2016147435 A JP 2016147435A JP 6839942 B2 JP6839942 B2 JP 6839942B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
server
room
power supply
floor
building
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016147435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018017002A (ja
Inventor
真也 田代
真也 田代
厚 岩見
厚 岩見
土井 尚
尚 土井
春之 小林
春之 小林
保弘 正木
保弘 正木
誠 藏本
誠 藏本
竜太 政井
竜太 政井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Corp
Original Assignee
Takenaka Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Corp filed Critical Takenaka Corp
Priority to JP2016147435A priority Critical patent/JP6839942B2/ja
Publication of JP2018017002A publication Critical patent/JP2018017002A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6839942B2 publication Critical patent/JP6839942B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

本発明は、建物に関する。
下記特許文献1には、階高の高いサーバ室と、サーバ室に隣接して配置されサーバ室よりも階高の低い電気室(サーバ用電源室)と、を備えたユニット型データセンターが開示されている。そして、電気室の上部の空間を換気機械室として利用することで、電気室の上部に無駄な空間が生じないようにしている。
特開平2012−199300号公報
しかし、上記特許文献1のユニット型データセンターを上下方向に積層した場合、電気室と換気機械室とが交互に配置される。このため電気室が上下方向に連続せず、複数の電気室間に配線を通すことが難しい。したがって、例えば高負荷のサーバ室に複数の電気室から電気を集約させたいときなどは、対応が困難である。
本発明は、上記事実を考慮して、サーバ用電源室の上部に生じる無駄な空間を小さくし、電気配線をスムーズに敷設できる建物を提供することを目的とする。
請求項1に記載の建物は、多層階に配置されたサーバ室と、前記サーバ室の隣へ配置され、前記サーバ室よりも階高が高いサーバ用電源室と、前記サーバ用電源室に配置され、電源機器を鉛直方向に多段設置できる設備架台と、を有する。
サーバ室は一般的に、サーバ冷却用の空気を循環させるため、サーバ用電源室よりも大きな階高が必要である。このため、サーバ用電源室の階高をサーバ室の階高と等しくした場合、サーバ用電源室の上部には無駄な空間が生じる。
請求項1に記載の建物によると、サーバ用電源室の階高がサーバ室の階高よりも高い。そしてサーバ用電源室には設備架台が設置され、電源機器を鉛直方向に多段設置できる。このため、サーバ用電源室の上部に生じる無駄な空間を小さくできる。
また、サーバ用電源室には無停電電源装置、入出力盤、変圧器等の電源機器類が設置されるが、これらの電源機器類は設備架台を用いて多段設置されるため、電源機器1段ごとに躯体スラブを形成して配置する場合と比較して、上下段毎に防火区画を形成する必要がなく、躯体工事を簡略化できる。また、上下段間の配線作業がスムーズになり、メンテナンス性も向上する。
さらに、サーバ室の隣にサーバ用電源室があるため、サーバ室の上下階にサーバ用電源室がある場合と比較して、高所での配線作業やメンテナンスが低減される。また、サーバ用電源室とサーバ室が離れている場合と比較して、サーバ用電源室からサーバ室までの配線が短くなるので、サーバ用電源室とサーバ室の間での送電抵抗による電気ロスを少なくできる。
請求項2に記載の建物は、前記設備架台の各段に着床可能なエレベータが設けられている。
請求項2に記載の建物によると、設備架台の各段にエレベータが着床できるので、クレーン等を用いて作業する必要がない。このため、配線工事や電源機器の入れ替え作業などの効率が高い。
請求項3に記載の建物は、多層階に配置されたサーバ室と、前記サーバ室の隣へ多層階に配置され、前記サーバ室よりも階高が低いサーバ用電源室と、を有する。
請求項3に記載の建物によると、サーバ用電源室の階高がサーバ室の階高よりも低い。このため、サーバ用電源室の上部に生じる無駄な空間を小さくできる。また、サーバ用電源室が多層階に配置されるため、サーバ用電源室間にスムーズに配線できる。
請求項4に記載の建物は、前記サーバ用電源室の上下方向に隣接した機械室を有する。
本発明に係る建物によると、サーバ用電源室の上部に生じる無駄な空間を小さくし、電気配線をスムーズに敷設できる。
本発明の実施形態に係る建物の基準階平面図である。 図1における2−2線断面図である。 本発明の実施形態に係る建物のサーバ用電源室に設置された設備架台を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る建物のサーバ室とサーバ電源室の断面配置を模式的に示した断面図である。 (A)は本発明の実施形態に係る建物においてサーバ用電源室に設置される設備架台の段数を増やした例を示す断面図であり、(B)はサーバ用電源室の階高をサーバ室3層分の階高とした例を示す断面図であり、(C)はサーバ用電源室の階高をサーバ室1層分の階高よりも高く、2層分の階高よりも低くした例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る建物におけるサーバ用電源室の階高をサーバ室の階高よりも小さくした例を示す断面図である。 (A)は比較例に係る建物においてサーバ用電源室の階高とサーバ室の階高が等しく形成された例を示す断面図であり、(B)はサーバ用電源室とサーバ室とを上下方向に隣接して配置した例を示す断面図である。
(建物)
図1には、本発明の実施形態に係る建物10の基準階平面図が示されており、図2には、建物10の断面図が示されている。建物10はデータセンターとして利用される建築物であり、図1に示すように、建物10の基準階は、2つのサーバ室20と、3つの空調機室30と、1つのサーバ用電源室40と、を含んで構成されている。なお、この明細書において「断面図」及び「断面」とは、特に断りのない限り建物10を水平方向に沿った方向からみた断面図及び断面を示すものとする。
サーバ室20と空調機室30とは図1のY方向に沿って交互に隣接して配置され、サーバ用電源室40は、各サーバ室20及び各空調機室30とX方向に隣接して配置されている。サーバ室20は、空調機室30、サーバ用電源室40、及び廊下29に囲繞されるように配置されているため、外気温の影響を受けにくい。このため、空調機室30の空調機による熱環境の制御効率が高い。また、セキュリティ上も有効である。
図2に示すように、サーバ室20は建物10の上下方向に多層階に配置されている。また、サーバ室20に隣接するサーバ用電源室40はサーバ室20よりも階高が大きく形成され、多層階に配置されている。具体的には、サーバ室20は建物10の上下方向に複数層(6層)連続して配置されており、サーバ室20の2層分の階高を持つサーバ用電源室が、建物10の上下方向に複数層(3層)連続して配置されている。このように、「多層階に配置」されているとは、上下方向に複数層連続して配置されている状態を示している。
最下階のサーバ用電源室40は、高圧電気室52及び自家発電機械室54を含む機械室階50の直上階に位置しており、高圧電気室52及び自家発電機械室54から容易に配線を引き込むことができる。また、最上階のサーバ室20及びサーバ用電源室40の上階は執務室階60とされている。なお、サーバ用電源室40は必ずしも機械室階50の直上階に位置している必要はなく、機械室階50を建物10の上部に配置した場合は、サーバ用電源室40を機械室階50の直下階に位置させることで、同様の効果が得られる。
(サーバ室)
図2に示すように、サーバ室20は、サーバ等のIT機器類が設置されるサーバ設置部22と、床スラブ23及び床板24によってサーバ設置部22と隔てられた床下空間26と、を備えている。
床下空間26は、空調機室30(図1参照)からサーバ設置部22へ冷却空気を送るため及び配線のための空間で、執務室階60における床下空間(図示省略)よりも高さが高い。このため、床スラブから天井スラブまでのサーバ室20の階高は、執務室階60が配置された階の階高よりも高い。
また、床下空間26は、空調機室30の床下空間と連通しており、空調機室30に設置された空調機で生成された冷却空気は、空調機室30から床下空間26を通ってサーバ設置部22へ放出されて、サーバを冷却する。また、サーバを冷却した後の暖気は、サーバ設置部22から空調機室30へ吸引される。
なお、本実施形態においてサーバ室20は床下空間26を備え、この床下空間26に冷却空気を還流させているが、本発明の実施形態はこれに限らない。例えば床下空間26に代えて天井裏空間を形成してもよい。この場合、空調機室30からサーバ設置部22へ冷却空気を放出し、サーバを冷却した後の暖気をサーバ設置部22から天井裏空間へ排出する。あるいは、床下空間26及び天井裏空間の何れも形成せず、冷却空気と暖気の重量差により還流路を形成することもできる。
なお、サーバを冷却した後の暖気は、必ずしも空調機室30へ還流させる必要はなく、ダクトを通して屋外へ排出してもよい。
(サーバ用電源室)
サーバ用電源室40は、図1に示すように、平面上で2つのサーバ室20に隣接している。また、サーバ用電源室40は、図2に示すように、サーバ室20の階高の2層分の階高を備えており、断面上で、2つのサーバ室20に隣接している。すなわち、サーバ用電源室40は、4室のサーバ室20に隣接し、これらのサーバ室20に電気を供給している。
サーバ用電源室40の内部には設備架台42が設置されている。設備架台42は、図3に示すように、サーバ用電源室40の床面40Fから立設された鉄骨柱44と、鉄骨柱44に接合された鉄骨梁46と、鉄骨梁46に架け渡されたラック材48と、を備えている。
鉄骨柱44は角型鋼管またはH形鋼により形成されており、柱脚には図示しないベースプレートが接合され、制振ゴムを介して床面40Fにボルト接合されている。なお、制振ゴムは必ずしも必要ではない。また、床面40Fにはスラブの剛性を高めるために設備基礎を構築してもよい。
鉄骨梁46はH形鋼とされ、鉄骨柱44の中間部44Mに接合された中間梁46Mと、鉄骨柱44の頂部44Tに接合された頂部梁46Tと、を備えている。
鉄骨柱44の中間部44Mの高さ(中間梁46Mの高さ)は、床面40Fと中間梁46Mとの間(1段目42A)に、無停電電源装置、入出力盤、変圧器等の電源機器類を設置可能な高さで、かつ、作業員が歩行可能な高さとされている。同様に、鉄骨柱44の頂部44Tの高さ(頂部梁46Tの高さ)は、中間梁46Mと頂部梁46Tとの間(2段目42B)及び頂部梁46Tとサーバ用電源室40の天井面40Cとの間(3段目42C)に、上述した電源機器類を設置可能な高さで、かつ、作業員が歩行可能な高さとされている。
ラック材48は鋼製のパンチングメタルで形成され、電源機器類を所定の数量配置し、作業員が歩行しても耐力上支障となるような撓みや変形が生じない剛性を備えている。なお、ラック材48を支持するために鉄骨梁46間に小梁を架け渡してもよく、ラック材48自体の剛性を大きくするために、ラック材48の裏面(サーバ用電源室40の床面40Fと対向する面)にリブ等を形成してもよい。また、ラック材48を構成する部材としては、パンチングメタルの他、エキスパンドメタルやグレーチング等を用いてもよく、材質も鋼製に限られずアルミ製やチタン製などとすることができる。
このようにサーバ用電源室40には、床面40Fから離れた位置にラック材48を2段構えた設備架台42が設置されることにより、3段(1段目42A、2段目42B、3段目42C)の電源機器類配置スペースが形成されている。
サーバ用電源室40には、図1に示すように、設備架台42に面して、エレベータシャフト56が配置されている。エレベータシャフト56は、図2に示すように、建物10の外部から資機材の搬出入を行う1階、サーバ用電源室40の下階の機械室階50、各サーバ用電源室40及びサーバ用電源室40の上階の執務室階60を貫通するように配置されており、内部のエレベータ58が、各階に着床可能とされている。さらにエレベータ58は、図3に示す設備架台42の各段(1段目42A、2段目42B、3段目42C)にも着床可能とされている。
(作用・効果)
図7(A)には、比較例に係る建物100におけるサーバ室200及びサーバ用電源室400の断面上の配置を示した模式図が示されている。サーバ室200は、本実施形態に係るサーバ室20と同様、サーバ設置部220と、サーバ設置部220へ冷却空気を送るための床下空間240と、を備えている。そして、サーバ用電源室400の階高はサーバ室20の階高と等しく形成されている。このため、サーバ用電源室400の上部には無駄な空間V1が生じている。なお、「無駄な空間」とは、各種の機器類が配置されず、かつ作業員の動線などを設ける必要が無い等、特に用途が発生しない空間のことを指す。
これに対して、本実施形態の建物10では、サーバ室20及びサーバ用電源室40の断面上の配置を示した図4の模式図に示すように、サーバ用電源室40の階高が、サーバ室20の2層分の階高とされている。そしてサーバ用電源室40には設備架台42が設置され、電源機器類を3段配置できる(1段目42A、2段目42B、3段目42C)。このため、サーバ室20の2層分の高さに、電源機器類を配置できるスペースが3段構成されている。したがって、サーバ用電源室40の上部に生じる無駄な空間を小さくできる。
なお、本実施形態において、設備架台42はサーバ用電源室40の床面40Fから離れた位置にラック材48を2段構えた構成とされているが、本発明の実施形態はこれに限らない。
例えば図5(A)に示す設備架台62のように、ラック材48を3段以上構えた構成としてもよい。このようにラック材48の段数を増やすことで、サーバ用電源室40に設置できる電源機器類の数量を増やすことができる。なお、サーバ用電源室40には、設備架台42や設備架台62のように、段数の異なる複数の設備架台を設置して、それぞれの架台に、高さの異なる電源機器類を振り分けて設置してもよい。このように、サーバ用電源室40には、設置する電源機器類の高さに合わせて様々な態様の設備架台を設置することができる。
また、本実施形態においてはサーバ用電源室40の階高がサーバ室20の2層分の階高とされているが、本発明の実施形態はこれに限らない。例えば図5(B)に示すサーバ用電源室70のように、サーバ用電源室の階高は、サーバ室20の3層分以上の高さとしてもよい。このような場合は、サーバ用電源室70に設置された設備架台64のように、ラック材48の段数を、隣接するサーバ室20の層数以上とすることで、サーバ用電源室70の上部に生じる無駄な空間を小さくできる。
さらに、例えば図5(C)に示すサーバ用電源室72のように、サーバ用電源室の階高は、サーバ室20の1層分の高さより高く、2層分の高さより低く形成してもよい。このような場合は、サーバ用電源室72に設置された設備架台66のように、サーバ用電源室72のスラブから離れた位置に少なくとも1段のラック材48を備えた設備架台を設置すれば電源機器を多段設置できるので、サーバ用電源室72の上部に生じる無駄な空間を小さくできる。
また、図7(B)には、比較例に係る建物110におけるサーバ室260及びサーバ用電源室420の断面上の配置を示した模式図が示されている。建物110では、サーバ室260とサーバ用電源室420とが異なる階に配置されている。このため、サーバ用電源室420からサーバ室200へ配線するためには高所作業が必要であり、メンテナンスもし難い。
また、配線がスラブを貫通している部分から、火災時に延焼が上下階に拡がることを防止するためには、貫通部分を防火区画する必要がある(堅穴区画)。
また、サーバ用電源室に設置される電源機器類の大きさや数量はサーバ等の消費電力に依存するので、サーバ用電源室に必要な面積は一様ではない。このため、図7(B)に示すように、サーバ用電源室420には無駄な空間V2が生じる場合がある。
さらに、機械室階50からサーバ用電源室420へ配線する際に、配線がサーバ室200を縦断する。このため、サーバ室200に縦シャフト(EPS)を設置する必要があり、工事に手間がかかる。
これに対して、本実施形態の建物10では、図4に示すように、サーバ室20とサーバ用電源室40とが水平方向に隣接して配置され、サーバ用電源室40には設備架台42が設けられている。このため、サーバ用電源室40からサーバ室20へは配線を横引きすればよく、高所作業を削減できる。
また、サーバ用電源室40には設備架台42が設置され、1室に電源機器類を3段配置できる(1段目42A、2段目42B、3段目42C)。このため、各段毎に防火区画を形成する必要がなく、躯体工事を簡略化できる。また、上下段間に配線する場合も、躯体を貫通させる必要がないので配線作業がスムーズになり、メンテナンスも容易である。
また、サーバ用電源室40は、サーバ室20の2層分の空間に電源機器類が3段配置される(1段目42A、2段目42B、3段目42C)ので、空間を高密度に利用できる。このため、サーバ用電源室40の面積を小さくすることができる。
さらに、図2に示すように、最下階のサーバ用電源室40は、機械室階50と上下方向に隣接しているので、機械室階50からサーバ用電源室40へ配線する際に、サーバ室20を縦断させる必要がない。このため、サーバ室20に電気配線用の縦シャフトを設置する必要がない。このため、サーバ室20に電源機器類の保守点検作業員が立ち入る必要がなく、セキュリティ上好ましい。
また、本実施形態の建物10では、エレベータ58が、図3に示す設備架台42の各段(1段目42A、2段目42B、3段目42C)に着床可能とされている。このため、作業員が各段のラック材48の上で作業することができ、例えば高所作業用の足場、はしご等を用いたりすることなく、2段目42B、3段目42Cで作業できる。また、重量の大きな電源機器をクレーンなどで揚重しなくてもよい。
なお、本実施形態においてはエレベータ58が設備架台42の各段に着床可能とされているが、本発明の実施形態はこれに限らず、2段目42B、3段目42Cには着床させなくてもよい。エレベータ58が2段目42B、3段目42Cに着床しなくても、サーバ用電源室40に無駄な空間が生じることを抑制する効果は変わらない。
さらに、エレベータシャフト56及びエレベータ58は必ずしも必要でなく、省略してもよい。この場合、電源機器類は図1に示すサーバ室20や空調機室30を経由して、サーバ用電源室40へ搬入することができる。
さらに、以上の実施形態におけるサーバ用電源室40、70(図4、図5(A)、(B)参照)は、サーバ室20よりも階高が大きく形成されているが、本発明の実施形態はこれに限らない。例えば図6に示すサーバ用電源室80のように、サーバ室20よりも階高を小さく形成してもよい。
すなわち本発明においては、サーバ室20の階高よりも電源機器類が設置されるスペースの高さが低く形成されていればよく、このスペースは、スラブのような構造体で仕切られていてもよいし、ラック材48のような乾式材料で仕切られていてもよい。何れの場合においても、サーバ用電源室70の上部に生じる無駄な空間を小さくできる。
10 建物
20 サーバ室
40、70、72、80 サーバ用電源室
42、62、64、66 設備架台
58 エレベータ

Claims (4)

  1. 多層階に配置されたサーバ室と、
    前記サーバ室の隣へ配置され、前記サーバ室よりも階高が高いサーバ用電源室と、
    前記サーバ用電源室に配置され、電源機器を鉛直方向に多段設置できる設備架台と、
    を有する建物。
  2. 前記設備架台の各段に着床可能なエレベータが設けられた、請求項1に記載の建物。
  3. 多層階に配置されたサーバ室と、
    前記サーバ室の隣へ多層階に配置され、前記サーバ室よりも階高が低いサーバ用電源室と、
    を有する建物。
  4. 前記サーバ用電源室の上下方向に隣接した機械室を有する、
    請求項3に記載の建物。
JP2016147435A 2016-07-27 2016-07-27 建物 Active JP6839942B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016147435A JP6839942B2 (ja) 2016-07-27 2016-07-27 建物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016147435A JP6839942B2 (ja) 2016-07-27 2016-07-27 建物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018017002A JP2018017002A (ja) 2018-02-01
JP6839942B2 true JP6839942B2 (ja) 2021-03-10

Family

ID=61076044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016147435A Active JP6839942B2 (ja) 2016-07-27 2016-07-27 建物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6839942B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020080117A (ja) * 2018-11-14 2020-05-28 清水建設株式会社 サーバ室用空調システム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4483072B2 (ja) * 2000-11-20 2010-06-16 株式会社竹中工務店 データセンタ
JP4735690B2 (ja) * 2008-09-16 2011-07-27 日立電線株式会社 データセンタ
JP5389547B2 (ja) * 2009-06-30 2014-01-15 大成建設株式会社 データセンター用建物
JP5406612B2 (ja) * 2009-07-09 2014-02-05 株式会社竹中工務店 データセンターユニット及びデータセンター
JP5500528B2 (ja) * 2011-03-18 2014-05-21 清水建設株式会社 ユニット型データセンター
JP6348689B2 (ja) * 2013-06-17 2018-06-27 高砂熱学工業株式会社 送風装置及び空調システム
JP6309775B2 (ja) * 2014-02-06 2018-04-11 株式会社竹中工務店 空調システム、複合型空調システム
JP6309783B2 (ja) * 2014-02-26 2018-04-11 株式会社竹中工務店 空調システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018017002A (ja) 2018-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5377193B2 (ja) データセンターのフロア構造およびデータセンター
US9945142B2 (en) Modular data center
US10968652B2 (en) Data center infrastructure support system
JP6839942B2 (ja) 建物
JP3827431B2 (ja) クリーンルーム建物の施工方法
JP5406612B2 (ja) データセンターユニット及びデータセンター
JP5631237B2 (ja) 建物の断熱構造
JP6525826B2 (ja) データセンターの空調システム
JP5627901B2 (ja) 建物構造、建物及び免震建物
JP4483072B2 (ja) データセンタ
JP7097227B2 (ja) 高層建物
US10927555B2 (en) Method for improving the ventilation effectiveness of large conditioned air plenum environments including such environments in multilevel raised floor electro-mechanical distribution systems
JP4908033B2 (ja) クリーンルームを備えた建物の構造
JP6210799B2 (ja) 二重床構造
JP6468704B2 (ja) 構造物
JP6930169B2 (ja) 建物構造
JP2020080117A (ja) サーバ室用空調システム
US20140298741A1 (en) Integrated cabinet and building structure
JP2001336297A (ja) 建 物
GB2470448A (en) A method of providing a building structure containing computer equipment
JP3407728B2 (ja) 既存構造物の耐震補強構造
JP4908034B2 (ja) クリーンルームを備えた建物の構造
JP5886784B2 (ja) ユニット式建物
JP3166784U (ja) フロアパネル
JP6924689B2 (ja) 吊り構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6839942

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150