JP4483072B2 - データセンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データセンタに関し、詳しくは積層ラック型架構によってコンパクト化されたデータセンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
多数のサーバ機器類を格納しなければならないデータセンタにあっては、書籍類を収納する図書館と異なり、積層ラックでのスペースの有効活用は困難である。
【0003】
すなわち、サーバ機器類は書籍と異なりはるかに大型大重量であり、メンテのために夫々を離隔させて配置させておく必要があり、何よりも常に管理を要する配線を伴ううえに発熱をするために排熱のための気流が確保されていなければならないという特徴を有するために書籍類と同様に取扱うことは不可能である。
【0004】
しかして、現状は図8、9に示される如くデータセンタ用に振り分けられた建物内の一室のフロア1上にOAフロア脚2、…を介してOAフロアパネル3、…を持ち上げ支持して空調気流4の通路並びにケーブル配線用空間を確保し、該OAフロアパネル3上に載置のサーバ本体5の側辺より排熱気流を立ち上げるとしている。
【0005】
図中6は該フロア1上に突出の重量物のサーバ本体5の脚を示す。
【0006】
図9に示される如くかかる各フロア1、1には空調機7、7が配備され、空調気流4はフロアパネル3下、サーバ本体5の側辺からの立ち上げ、さらに室上部を循環流して、サーバ本体5の排熱を果たしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
叙上の従来のデータセンタ室の構造では、種々の不便があった。
【0008】
すなわち、空調空気を二重床の中に供給し、密閉性を保つために床面は室内空調用の開口以外は塞がれた状態であるため、メンテナンス時にケーブルの行き先を確認するのにパネルの取外しが広範囲になり、かつ、ケーブルが四方八方に走るためどこにどのケーブルがつながっているのか把握することが困難であった。
【0009】
また、床下スペースを通常300mm〜500mm必要とし、この条件下のもとでは、通常の階高(3m〜4m)では上部スペースが無駄になり、したがって機器配置スペースとしては平面的に広く取る必要があった。
【0010】
本発明は叙上の事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、データセンタを立体的に機器を配置し得てテナント面積を縮小でき、かつ必要な機器類は全て収納でき、メンテナンスも容易なるものとすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のデータセンタは、建屋の階高に対して2〜3層階を吹抜けに構成し、この中に鉄骨等の架台にてサーバなどの機器を3〜4層配置可能な通気性良好な積層ラック型架構を配し、当該架構フロア上に区画のメンテナンス通路プレートは通気性良好なグレーチング等で構成すると共に当該通路の設置機器寄りをグレーチングまたはエキスパンドメタルの通気性開閉蓋にて蓋された配線スペースとするとしたものである。
【0012】
上記架台には建家床面に免震装置を配し免震対策を施すを良しとする。
【0013】
上記架台には建家の天井スラブに架台を吊下げる免震対策を施すを良しとする。
【0014】
上記配線スペースは並行親桁と底辺架設の子桁とで構成の機器寄りにヒンジを配したグレーチングまたはエキスパンドメタルの通気・透視性開閉蓋を有するラックユニットの該親桁間同志のジョイントにて形成するを良しとする。
【0015】
【作用】
メンテナンス通路上空を一切使用することなく、顧みられることのなかった足元のメンテナンス通路スペースを無駄なく利用するために合理的な階高の積層ラック型架構に設計し得、使用平面積を大幅に低減することができ、建家の有効利用率を高めることができる。
【0016】
配線スペースがメンテナンス通路わきに通路の一部として通気性良好と共に透視可に構成されているので、メンテ確認が容易であると共に通路をも兼ね得て合理的である。
【0017】
メンテナンス通路、配線スペースを含め架構全体が通気良好で空調機器の空調気流の室内循環流を一切阻害することが無く、スムーズな気流(隘路が一切存在しないので)によりサーバなどの機器排熱作用は好適になされる。
【0018】
免震対策の付加により特にサーバなどの機器についてのみの保護が可能となり安全性が高まる。
【0019】
ラックユニットのジョイントにて形成される配線スペースは施工簡易で好適である。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の態様を図1〜7に基づき説明する。
【0021】
図1〜3は建家8の一部8aを階高に対し2〜3層分吹抜け9に構成し、サーバなどの機器10、…を3〜4層配置可能な鉄骨等の架台より成る積層ラック型架構11を配したものを示す。
【0022】
当該架構11は通気を妨害しないので、空調機12の空調気流13は該吹抜け9中全体をあたかも無障害のように満遍なく循還流するので、前記機器10の効率的な排熱を行う。
【0023】
上記の架構11は図4a、bに詳示の如く、大梁11a、小梁11bで構成の架構面上にベース14を介して機器10を載置し、該大梁11a、11a間に確保のメンテナンス通路部15中央は、相対向して架配の一対のアングル16、16にグレーチング蓋17を通路プレートとして蓋すると共にその両側機器11寄りには機器10側にヒンジを配したグレーチングまたはエキスパンドメタルの通気性開閉蓋18を有する配線スペース19、19を形成している。
【0024】
当該蓋18は該グレーチング蓋17と連なり平時は通路を形成する。
【0025】
該配線スペース19は図5に示す如く並行親桁19aと底辺架設の子桁19bとで構成のラックユニット19cをジョイント19dを介しての該親桁19a同志の継ぎ足しにて組立てするものとすると施工が容易である。
【0026】
前記の図1は架構11が自らの脚をもって直接床面20に立設された態様で示されるが、架構11に免震対策を施すを機器安全上良しとする。
【0027】
図2、3はその対策例を示し、図2は建家床面20に周知の受止型免震装置21を設置し、これを介して架構11を支持した例を示し、図3は天井スラブ23に吊り下げ式の免震装置23(振り子支持材を弾性材が包囲する緩衝機構が考えられる)を配設し、これを介して架構11を吊設した例を示す。
【0028】
なお図中24はメンテナンス通路15連絡用階段を示す。
【0029】
図6、7は上記架構11が簡単な改修をもってオフィスにし得ることを示すもので、図6は前記の図2のタイプ、図7は図3のタイプの転用を夫々示す。
【0030】
要は叙上のグレーチングを塞ぐ仕上材25、…の簡単な改修により事務所スペースとしての機能を持たせることができ、改修工事も容易なことを示すものである。
【0031】
なお図中26は化粧用天井27に設置空調機、28、…は照明である。
【0032】
【発明の効果】
以上の如く本発明は構成されるので、以下の如き諸効果を奏する。
(1)データセンタに必要な基本的な機能を備えることができ、さらに同じ機器台数を設置する場合では、従来に比べ設置に必要な建家スペースを縮小できる。
(2)機器排熱気流確保のもと配線の状態がそのまま確認できるので、メンテナンスが容易になる。
(3)機器を設置する部屋への出入口を集約できるので、セキュリティ管理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建家での実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の建家での実施例を示す説明図である。
【図3】本発明の建家での実施例を示す説明図である。
【図4】aは本発明の架構面の説明図、bは当該架構面上に構成される本発明のメンテナンス通路の説明図である。
【図5】本発明における配線スペースの説明図である。
【図6】本発明架構のオフィス転用説明図である。
【図7】本発明架構のオフィス転用説明図である。
【図8】従来のデータセンタの空調と配線要領説明図である。
【図9】従来のデータセンタの説明図である。
【符号の説明】
1 ; フロア
2 ; OAフロア脚
3 ; OAフロアパネル
4 ; 空調気流
5 ; サーバ本体
6 ; サーバ本体の脚
7 ; 空調機
8 ; 建家
8a ; 建家の一部
9 ; 吹抜け
10 ; 機器
11 ; 積層ラック型架構
11a ;大梁
11b ; 小梁
12 ; 空調機
13 ; 空調気流
14 ; ベース
15 ; メンテナンス通路部
16 ; アングル
17 ; グレーチング蓋
18 ; 通気性開閉蓋
19 ; 配線スペース
19a ; 親桁
19b ; 子桁
19c ; ラックユニット
19d ; ジョイント
20 ; 床面
21 ; 免震装置
22 ; 天井スラブ
23 ; 免震装置
24 ; 連絡用階段
25 ; 仕上材
26 ; 空調機
27 ; 化粧用天井
28 ; 照明
Claims (4)
- 建屋の階高に対して2〜3層階を吹抜けに構成し、この中に鉄骨等の架台にてサーバなどの機器を3〜4層配置可能な通気性良好な積層ラック型架構を配し、当該架構フロア上に区画のメンテナンス通路プレートは通気性良好なグレーチング等で構成すると共に当該通路の設置機器寄りをグレーチングまたはエキスパンドメタルの通気性開閉蓋にて蓋された配線スペースとするとしたことを特徴とするデータセンタ。
- 架台には建家床面に免震装置を配し免震対策を施すとした請求項1記載のデータセンタ。
- 架台には建家の天井スラブに架台を吊下げる免震対策を施すとした請求項1記載のデータセンタ。
- 配線スペースを並行親桁と底辺架設の子桁とで構成の機器寄りにヒンジを配したグレーチングまたはエキスパンドメタルの通気・透視性開閉蓋を有するラックユニットの該親桁間同志のジョイントにて形成するとした請求項1〜3記載のデータセンタ。
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