JP6839646B2 - Egr付エンジン - Google Patents
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Description
EGRガスgを吸気経路5に導くためのEGRパイプ6が、シリンダヘッド2内の冷却水路wに臨む状態で前記シリンダヘッド2を通して配管され、
前記シリンダヘッド2の左右の一端側には排気マニホルド4が組付けられ、他端側には吸気マニホルド5が組付けられ、
前記排気マニホルド4は、排気ガスの一部を前記吸気マニホルド5に還元する出口孔14を有し、
前記EGRパイプ6の一端側は、前記シリンダヘッド2の一端側に形成されているガス取込口15に圧入又は密着内嵌され、かつ、前記ガス取込口15及び前記出口孔14から前記排気マニホルド4に接続され、
前記EGRパイプ6の他端側は、前記シリンダヘッド2の他端側の側面2aから突出され、かつ、前記吸気マニホルド5内に位置する状態で前記吸気マニホルド5に接続され、
前記EGRパイプ6の周長又は表面積を増大させてなる冷却促進手段Dが設けられていることを特徴とする。
前記冷却促進手段Dは、前記EGRパイプ6に異形パイプ8Aを用いることにより構成されていることを特徴とする。
前記異形パイプ8Aは、断面形状が花弁形状を呈するものに形成されていることを特徴とする。
前記異形パイプ8Aは、断面形状が前記冷却水路wの側に突出する張出し部22を有するものに形成されていることを特徴とする。
前記冷却促進手段Dは、配列された複数のパイプ24又は外パイプ8内に複数の内パイプ23が内蔵されてなる複合パイプ8Bを設けてなる前記EGRパイプ6により構成されていることを特徴とする。
前記シリンダヘッド2の端部であるケース端部2Aが部分的に外方に膨出されており、前記ケース端部2Aの外方への膨出部分7に前記EGRパイプ6が通されていることを特徴とする。
本体パイプ6Aは、基本パイプ部8と、その基端側に形成される径が若干絞られた細径部9と、基本パイプ部8と細径部9との間に形成されるテーパ管部10とを備えている。基本パイプ部8は、その長手方向の両端部を除いた大部分が複雑な断面形状の異形管部8Aに形成されている。なお、EGRパイプ6が一般的なパイプで形成されてもよい。
深溝部11は、溝底面11aと、左右一対の溝側面11b、11bとを有しており、基本パイプ部8の径の約半分の径を持つ溝底面11aまで一定の溝幅dで凹まされている。
図1〜図4に示されるEGRパイプ6の基本パイプ部8は、6箇所の深溝部11を備えた6溝形の断面形状を有する異形管部(異形パイプの一例)8Aに形成されている。この異形管部8Aにより、一般的なパイプである円形断面の基本パイプ部8に比べて、EGRパイプ6としての周長又は表面積が明確に増大されており、それによって冷却促進手段Dが構成されている。
EGRパイプ6の異形管部8Aの断面形状としては、図7、図8に示されるものでもよく、これらは実施形態2〜7の冷却促進手段Dである。
図7(a)に示されるように、図3に示す深溝部11が、軸心P周りの均等角度ごとに5箇所形成された5溝形の異形管部8Aを有するEGRパイプ6による冷却促進手段Dである。
図7(b)に示されるように、図3に示す深溝部11が、軸心P周りの均等角度ごとに3箇所形成された3溝形の異形管部8Aを有するEGRパイプ6による冷却促進手段Dである。
図7(c)に示されるように、パイプ周壁を円弧状に凹入してなる凹入壁部21が、軸心P周りの均等角度ごとに5箇所形成された五星形(花弁形状)の異形管部8Aを有するEGRパイプ6による冷却促進手段Dである。
図8(a)に示されるように、パイプ周壁を円弧状に凹入してなる凹入壁部21が、軸心P周りの均等角度ごとに6箇所形成された六星形(花弁形状)の異形管部8Aを有するEGRパイプ6による冷却促進手段Dである。
図8(b)に示されるように、パイプ周壁を円弧状に凹入してなる凹入壁部21が、軸心P周りの均等角度ごとに8箇所形成された八星形(花弁形状)の異形管部8Aを有するEGRパイプ6による冷却促進手段Dである。
図8(c)に示されるように、断面形状が冷却水路wの側に突出する張出し部22を一つ有する異形管部8Aを持つEGRパイプ6による冷却促進手段Dである。張出し部22はパイプ断面の下側の端部が外周水路w4側(後側)ではなく、端部水路w3側(前側)に突き出た形状の箇所であり、冷却水20と触れる面積が円形パイプに比べて増大されたEGRパイプ6である。
図9(a)に示されるように、冷却促進手段Dは、大径で一つの外パイプ8内に小径で内数の内パイプ23が内蔵されてなるパイプインパイプ形の複合パイプ8Bを設けてなるEGRパイプにより構成されている。複数の内パイプ23どうし及び内パイプ23と外パイプ(基本パイプ部)8とのそれぞれは接触する状態に構成されており、外パイプ8と複数の内パイプ23とは互いに効率よく熱伝導されるようになっている
図9(b)に示されるように、冷却促進手段Dは、配列された複数の小パイプ24,24によりEGRパイプ6とすることで構成されている。2つの小パイプ24,24とすれば、一つのパイプに比べて、断面積を同じとした場合、表面積(又は周長)は√2倍(約1.41倍)大きくなるから、その分冷却性能が向上する。小パイプ24が3つでは√3倍(約1.73倍)になり、小パイプ24が4つでは√4倍、即ち2倍に増える。
異形管部8Aの断面形状は、実施形態1〜9の他、種々の変更設定が可能である。
2A ケース端部
2a 側面
4 排気マニホルド
5 吸気経路(吸気マニホルド)
6 EGRパイプ
7 膨出部分
8A 異形パイプ
8B 複合パイプ
14 出口孔
15 ガス取込口
22 張出し部
23 内パイプ
24 パイプ
D 冷却促進手段
g EGRガス
k エンジンケース
w 冷却水路
Claims (6)
- EGRガスを吸気経路に導くためのEGRパイプが、シリンダヘッド内の冷却水路に臨む状態で前記シリンダヘッドを通して配管され、
前記シリンダヘッドの左右の一端側には排気マニホルドが組付けられ、他端側には吸気マニホルドが組付けられ、
前記排気マニホルドは、排気ガスの一部を前記吸気マニホルドに還元する出口孔を有し、
前記EGRパイプの一端側は、前記シリンダヘッドの一端側に形成されているガス取込口に圧入又は密着内嵌され、かつ、前記ガス取込口及び前記出口孔から前記排気マニホルドに接続され、
前記EGRパイプの他端側は、前記シリンダヘッドの他端側の側面から突出され、かつ、前記吸気マニホルド内に位置する状態で前記吸気マニホルドに接続され、
前記EGRパイプの周長又は表面積を増大させてなる冷却促進手段が設けられているEGR付エンジン。 - 前記冷却促進手段は、前記EGRパイプとして異形パイプを用いることにより構成されている請求項1に記載のEGR付エンジン。
- 前記異形パイプは、断面形状が花弁形状を呈するものに形成されている請求項2に記載のEGR付エンジン。
- 前記異形パイプは、断面形状が前記冷却水路の側に突出する張出し部を有するものに形成されている請求項2に記載のEGR付エンジン。
- 前記冷却促進手段は、配列された複数のパイプ又は外パイプ内に複数の内パイプが内蔵されてなる複合パイプを設けてなる前記EGRパイプにより構成されている請求項1に記載のEGR付エンジン。
- 前記シリンダヘッドの端部であるケース端部が部分的に外方に膨出されており、前記ケース端部の外方への膨出部分に前記EGRパイプが通されている請求項1〜5の何れか一項に記載のEGR付エンジン。
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Family Applications (1)
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- 2017-12-28 JP JP2017254890A patent/JP6839646B2/ja active Active
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