JP6839197B2 - 釣竿 - Google Patents

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Description

相互参照
本出願は、日本国特許出願2016−168883(2016年8月31日出願)に基づく優先権を主張し、その内容は参照により全体として本明細書に組み込まれる。
本発明は釣竿に関し、詳細には、釣糸ガイドやリールシートなどの取付部品を竿杆に対して固定する固定構造に特徴を有する釣竿に関する。
従来、リールを装着して使用される釣竿には、釣糸ガイドやリールシートなどの部品(以下、取付部品とも称する)を竿杆表面に固定したものが知られている。このような取付部品は、竿杆上に載置した状態で固定糸を巻回し、その表面に合成樹脂を塗布して固定することが行われている。また、そのような固定方法以外にも、例えば、特許文献1には、強化繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグシートを取付部品の固定部に巻回し、これを加熱して合成樹脂を硬化することで取付部品を固定することが開示されている。
この特許文献1には、釣糸ガイドの脚部を固定するに際し、脚部と竿杆表面との間に合成樹脂製の間隙充填部材(プリプレグシートで構成しても良い)を配設し、更に脚部の上からプリプレグシートを巻回した状態で加熱処理することにより、強化繊維の蛇行や表面の陥没を生じさせない固定方法が開示されている。
実開平2−26474号
上記した特許文献1に開示されているような固定方法は、間隙充填部材やプリプレグシートを構成する合成樹脂は、未硬化状態で柔らかく加工(巻回処理)がし易い点を考慮して熱硬化性樹脂が用いられる。通常、未硬化状態の熱硬化性樹脂は、加熱することで化学反応が進み、一定の温度(硬化温度)になると流動性がなくなってキュアする(加熱により一度粘度が低下して、液状となった後に粘度が上昇して硬化する)という特徴がある。
このため、竿杆表面に熱硬化性樹脂製の間隙充填部材を配設して取付部品を載置し、更にその上からプリプレグシートを重ねた状態で加熱処理すると、硬化温度に達する前の樹脂フローによって熱硬化性樹脂が変動する。この際、取付部品の上下の領域で同様な樹脂の変動が生じているため、硬化温度に達して樹脂が硬化した状態では、取付部品の固定状態(固定位置)が安定しない可能性がある。また、取付部品の下領域に存在する間隙充填部材の樹脂が、その上に巻回したプリプレグシートの縁部から漏れ出た状態で硬化するケースがある。
このように、加熱処理工程時において、取付部品の上下で同様な樹脂変動が生じると、取付部品の固定状態が安定しないことから耐久性に劣るという問題が生じる。すなわち、上記のように、一度に熱硬化性樹脂の粘度が下がると、レジンフローがし易く、また安定性もていかしてしまう。特に、合成樹脂製のシート部材を用いて竿杆に取付部品を固定する方法では、竿杆表面に塗装などを施した後に固定処理(取付部品に合成樹脂製のシート部材を巻回して加熱処理)が行なわれることから、漏れ出た樹脂が塗装部分にフローしていると釣竿の外観も悪くなってしまう。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、熱硬化性樹脂製のシート部材を用いて釣竿の竿杆表面に取付部品が固定された釣竿において、取付部品が安定して固定された釣竿を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明は、成形された竿杆の表面に取付部品を載置し、取付部品の固定部に対して熱硬化性樹脂製のシート部材を巻回し、これを加熱することで取付部品を固定した釣竿であって、前記シート部材は、前記竿杆に載置又は巻回される熱硬化性樹脂製の第1のシート部材と、前記第1のシート部材上に前記取付部品の固定部を載置した状態でその上から巻回される熱硬化性樹脂製の第2のシート部材と、を有し、前記第1のシート部材と第2のシート部材は、熱硬化性樹脂の硬化温度が異なることを特徴とする。
上記したように、取付部品を竿杆に対して固定する固定部は、その上方側の領域及び下方側の領域で、各熱硬化性樹脂の硬化温度が異なるため、加熱処理時に固定部の上下で同様な状態で樹脂フローすることが抑制される。すなわち、加熱するに際して、まずは硬化温度が低い側のシート部材が固まり、その後、硬化温度が高い側のシート部材が固まることから、加熱時に固定部の挙動が安定し、結果として固定部品の固定状態(固定位置)の安定化が図れる。
上述した構成では、特に、前記第2のシート部材の熱硬化性樹脂は、前記第1のシート部材の熱硬化性樹脂に対して硬化温度が低いことが好ましい。このような構成によれば、最初に固定部の外側が硬化した状態となり、内側は流動状態となるため、樹脂が竿杆と固定部の隙間部分に効率的に入り込むことができると共に、内側の樹脂が外部に漏れ出ることも防止でき、外観が低下することが防止される。
また、上記した構成では、前記第1のシート部材は、1プライ以上竿杆に巻回され、前記取付部品の固定部は、竿杆に巻回される第1のシート部材の重なり部分に介在されていても良く、前記第1のシート部材と第2のシート部材は、強化繊維に前記熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグシートを用いた構成であっても良い。第1のシート部材及び第2のシート部材にプリプレグシートを用いる場合、第1のシート部材は、強化繊維が平織状に編成されて、第2のシート部材は、強化繊維が斜向方向に引き揃えられていることが好ましい。
本発明によれば、熱硬化性樹脂製のシート部材を用いて釣竿の竿杆表面に取付部品が固定された釣竿において、取付部品が安定して固定された釣竿が得られる。
本発明に係る釣竿の一実施形態を示す図。 図1に示す釣竿の釣糸ガイドの脚部の固定状態を示す概略断面図。 図2に示す固定領域の詳細な構成を示す断面図。 釣糸ガイドの固定部を竿杆に対して固定するプリプレグシートの構成を示す概略斜視図。 図3のA−A線に沿った断面図。
以下、本発明に係る釣竿の実施形態について、添付図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、本発明に係る釣竿の一実施形態を示す図である。本実施形態の釣竿1は、元竿3、中竿5、及び穂先竿7(各竿を竿杆とも称する)を備えており、各竿杆は、並継ぎ式によって継合されている。また、本実施形態の釣竿1には、元竿3にリールシート9が設けられており、前記元竿3、中竿5及び穂先竿7には、リールシート9に装着されるリールRから繰り出される釣糸を案内する釣糸ガイドが適所に取着されている。図1では、元竿3に設けられる釣糸ガイドを10Aで示し、中竿5に設けられる釣糸ガイドを10Bで示し、穂先竿7に設けられる釣糸ガイドを10Cで示してある。また、穂先竿7の先端には、トップガイド10Dが取着されている。この場合、釣糸ガイド10A〜10C、及び、リールシート9は、竿杆の表面(外周面)に固定される取付部品を構成する。
前記元竿3、中竿5、及び穂先竿7は、好ましくは、繊維強化樹脂製の管状体で構成されており、強化繊維(主に炭素繊維やガラス繊維等)に、エポキシ樹脂等の熱硬化性の合成樹脂を含浸した繊維強化樹脂プリプレグ(プリプレグシート)を芯金に巻回し、加熱工程を経た後、脱芯する等、定法に従って所定寸法の管状に形成されている。なお、各竿杆については、中実状に構成したり、中実状の芯材(例えば、超弾性合金線材や、超弾性樹脂材料)に管状体を継合する等、様々な態様で成形することが可能である。
上記のように構成される竿杆は、その外表面が塗装など表面処理されており、表面処理された状態で、上記した取付部品が取り付けられる。以下、本実施形態の取付部品の固定方法、及び、その固定構造について、前記釣糸ガイド10Bを例示して説明する。
図2から図5は、釣糸ガイド10Bの固定方法を説明する図であり、図2は、図1に示す釣竿の釣糸ガイド10Bの固定部(脚部)10aの固定状態を示す概略断面図、図3は、図2に示す固定領域の詳細な構成を示す断面図、図4は、釣糸ガイドの固定部を竿杆に対して固定するプリプレグシートの構成を示す概略斜視図、そして、図5は、図3のA−A線に沿った断面図である。
図2に示すように、成形された竿杆(中竿)5の表面に、取付部品である釣糸ガイド10Bの固定部10aを載置し、その部分に熱硬化性樹脂製のシート部材(第2のシート部材)30を巻回し、これを加熱することで釣糸ガイド10Bが固定される。固定部10aは、竿杆5の径よりも幅狭で軸長方向に延在しており、その下面10bは、平坦面又は竿杆と異なる曲率を有する湾曲面となっている。このため、下面10bと竿杆の表面との間には隙間が生じることとなる。
本実施形態では、上記のように固定部10aを固定するにあたり、図4及び図5に示すように、最初に竿杆5に対して熱硬化性樹脂製のシート部材(第1のシート部材)20を巻回し、その重合部分に固定部10aを介在するように載置し、更に、その上から前記第2のシート部材30を巻回し、これを緊締テープ(図示せず)によって固定し、その状態で加熱炉に入れて加熱処理を行なう。
前記第1のシート部材20及び第2のシート部材30は、共に強化繊維に熱硬化性樹脂をマトリックスとして含浸したプリプレグシートとして構成されており、各プリプレグシートは、熱硬化性樹脂の硬化温度が異なるものが用いられている。具体的に、本実施形態では、第2のシート部材30の熱硬化性樹脂は、第1のシート部材の熱硬化性樹脂20に対して硬化温度が低いものが用いられており、例えば、第2のシート部材30に80℃硬化タイプのエポキシ樹脂を、第1のシート部材10に120℃硬化タイプのエポキシ樹脂をそれぞれマトリックス樹脂として用いている。
ここで、第1のシート部材20及び第2のシート部材30は、単に熱硬化性樹脂を基材とした樹脂シートで構成することも可能であるが、固定強度、樹脂フローの安定性、耐久性の向上、作業性の向上(樹脂シートは作業中に変形、破損が生じ易)を考慮すると、取付部品を固定する素材としては、プリプレグシートを用いることが好ましい。また、このようなプリプレグシートは、いずれか一方のみとしても良いが、両方に用いることが好ましい。
上記した各シート部材20,30に配設される強化繊維については、その配向方向について特に限定されることはないが、第1のシート部材20については、巻き付けの容易性、及び、繊維ずれが生じ難いように、平織状に編成されたもの(例えば、軸長方向Xに対して0°と90°に指向されたもの;図4参照)を用いることが好ましい。また、第2のシート部材30については、強度や傷付き難さ等を考慮して斜向方向に引き揃えられたもの(例えば、軸長方向Xに対して45°傾けて引き揃えられたもの;図4参照、或いは、より巻き付けがし易いように、平織状に編成されたものを所定角度(例えば45°)傾ける等)を用いることが好ましい。
上記した第1のシート部材20については、その巻回数については限定されることはなく、1プライ以下に裁断されて竿杆5上に載置されるもの、或いは、1プライ以上に裁断されて竿杆に巻回されるものであっても良い。この場合、竿杆に対して2プライ以上になると、重量化したり巻回作業が容易でないことから、図5に示すように、巻回数を2プライ以下とし、前記釣糸ガイド10Bの固定部10aは、1プライした後の重なり部分に介在することが好ましい。すなわち、固定部を重なり部分に介在させることで、釣糸ガイド10Bを安定して固定状態とすることができ、作業性の向上が図れる。
そして、第1のシート部材20によって固定された固定部10aに対して、更に、第2のシート部材30が巻回される。この第2のシート部材30については、既に巻回(或いは載置)された第1のシート部材20を全て覆うように巻回されていることが好ましい。すなわち、第1のシート部材20が全て覆われることで、加熱処理時に第2のシート部材30が先に硬化すると、第1のシート部材20の樹脂が、第2のシート部材30の周端領域から漏れ出ることが防止される。なお、巻回数については特に限定されることはないが、重量化、及び巻回作業の容易性を考慮して2プライ以下にすることが好ましく、1プライ以下であっても良い。
上記したように、固定部10aが固定された釣竿は加熱炉に入れられ、加熱処理が成される。この際、加熱炉の温度上昇に伴い、第1のシート部材20と第2のシート部材30は、所定の硬化温度になると、それぞれの熱硬化性樹脂が硬化するが、上方側のシート部材30の硬化温度が低いことから、加熱処理時に固定部10aの上下で同様な状態で樹脂フローすることが抑制される。すなわち、加熱に際して、まずは硬化温度が低い外側の第2のシート部材30が固まり、その後、硬化温度が高い内側のシート部材20が固まることから、固定部10aの挙動が安定し、結果として釣糸ガイド10Bの固定状態(固定位置)が安定する。
特に、本実施形態では、第2のシート部材30の熱硬化性樹脂の方が、第1のシート部材20の熱硬化性樹脂に対して硬化温度が低いことから、最初に固定部10aの外側が硬化した状態で、内側では樹脂が流動可能な状態となっているため、その樹脂が竿杆と固定部の隙間部分(固定部10aの下面10b部分で生じる隙間や、固定部10aの側面10cによる段差で生じる隙間等)に効率的に入り込むことができて固定状態の安定化が図れる。また、外側の樹脂が硬化していることから、内側の樹脂は、硬化状態(固定状態)にある第2のシート部材30によって外部に漏れ出ることも防止できるため、外観が低下することが防止される。
上記した構成において、シート部材の基材となる熱硬化性樹脂は、エポキシ樹脂以外にも、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、シリコン樹脂、ポリウレタン樹脂等を用いることができる。すなわち、固定部の上下方向に配設されるシート部材に関し、それぞれの熱硬化性樹脂の硬化温度が異なるものが用いられれば良い。また、内側のシート部材20に関しては、外側のシート部材30の熱硬化性樹脂の硬化温度よりも融点温度が高い熱可塑性樹脂(ナイロン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、フェノール樹脂等)を使用することも可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。
図1に示される釣竿1は、並継ぎ式として構成されていたが、各竿の継合構造は、振出方式、逆並継方式、インロー方式であっても良い。また、中竿については複数本(2本以上)あっても良いし、無くても良い。また、全体として1本竿で構成されていても良い。また、取付部品については、釣糸ガイドに限定されることはなく、図1に示すリールシート9を固定する際にも、上記した固定方法を適用することが可能である。
1 釣竿
3 元竿
5 中竿
7 穂先竿
9 リールシート(取付部品)
10A,10B,10C 釣糸ガイド(取付部品)
20 第1のシート部材(プリプレグシート)
30 第2のシート部材(プリプレグシート)

Claims (7)

  1. 成形された竿杆の表面に取付部品を載置し、取付部品の固定部に対して熱硬化性樹脂製のシート部材を巻回し、これを加熱することで取付部品を固定した釣竿であって、
    前記シート部材は、前記竿杆に載置又は巻回される熱硬化性樹脂製の第1のシート部材と、前記第1のシート部材上に前記取付部品の固定部を載置した状態でその上から巻回される熱硬化性樹脂製の第2のシート部材と、を有し、
    前記第1のシート部材と第2のシート部材は、熱硬化性樹脂の硬化温度が異なることを特徴とする釣竿。
  2. 前記第2のシート部材の熱硬化性樹脂は、前記第1のシート部材の熱硬化性樹脂に対して硬化温度が低いことを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
  3. 前記第1のシート部材は、1プライ以上竿杆に巻回され、
    前記取付部品の固定部は、竿杆に巻回される第1のシート部材の重なり部分に介在されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の釣竿。
  4. 前記第1のシート部材は、2プライ以下竿杆に巻回されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の釣竿。
  5. 前記第2のシート部材は、前記第1のシート部材全体を覆うように巻回されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の釣竿。
  6. 前記第1のシート部材と第2のシート部材は、強化繊維に前記熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグシートであることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の釣竿。
  7. 前記第1のシート部材は、強化繊維が平織状に編成されており、前記第2のシート部材は、強化繊維が斜向方向に引き揃えられていることを特徴とする請求項6に記載の釣竿。
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