JP6836106B2 - 鉄基軟磁性体の製造方法 - Google Patents
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被覆工程:前記フェライト混合粉末を含むフェライト被膜によって鉄基軟磁性粒子の表面を被覆することにより前記フェライト被膜が表面に形成された前記鉄基軟磁性粒子である鉄基軟磁性粉末を調製する。
圧粉工程:前記鉄基軟磁性粉末を加圧して圧粉成形体を作製する。
焼結工程:前記第1温度よりも高く且つ前記フェライト粉末と前記鉄基軟磁性粒子との反応により前記フェライト被膜の電気的絶縁性が消失する温度である第2温度よりも低い温度において不活性雰囲気下で前記圧粉成形体を熱処理することにより前記圧粉成形体を構成する前記鉄基軟磁性粉末を焼結させる。
以下、本発明の1つの実施形態に係る鉄基軟磁性粉末(以下、「第1粉末」と称される場合がある。)について説明する。
次に、本発明のもう1つの実施形態に係る鉄基軟磁性粉末(以下、「第2粉末」と称される場合がある。)について説明する。第2粉末は、前記フェライト粉末がニッケル(Ni)の酸化物及び銅(Cu)の酸化物の少なくとも何れか一方を更に含む点を除き、上述した第1粉末と同様である。
以下、本発明のもう1つの実施形態に係る鉄基軟磁性体の製造方法(以下、「第1方法」と称される場合がある。)について説明する。
上記被覆工程において、ミクロン(μm)オーダーの厚みを有するフェライト被膜を連続的且つ均一に形成して鉄基軟磁性粒子間の絶縁性を十分に達成する観点からは、機械的エネルギーを利用する被覆方法が望ましい。従って、上記第1方法の1つの変形例に含まれる被覆工程においては、前記鉄基軟磁性粒子と前記フェライト混合粉末との混合物に機械的エネルギーを作用させることにより、前記鉄基軟磁性粒子の表面に前記フェライト被膜を形成する。
次に、本発明のもう1つの実施形態に係る鉄基軟磁性体の製造方法(以下、「第2方法」と称される場合がある。)について説明する。第2方法においては、前記フェライト粉末がニッケル(Ni)の酸化物及び銅(Cu)の酸化物の少なくとも何れか一方を更に含む。即ち、第2方法において使用される鉄基軟磁性粉末は、上述した「第2粉末」である。この点を除き、第2方法は、上述した第1方法と同様である。
以下、本発明の第5実施形態に係る鉄基軟磁性体(以下、「第1コア」と称される場合がある。)について説明する。
また、上記のように焼結工程においては、例えば大気中の酸素ではなく、フェライト被膜に含まれる酸化剤から放出される酸素によって酸化物層が生成される。従って、第1コアにおいては、鉄基軟磁性粒子の内部にまで酸素が拡散し、結果として得られる成形体の磁気特性に悪影響が及ぶ可能性を低減することができる。
次に、本発明のもう1つの実施形態に係る鉄基軟磁性体(以下、「第2コア」と称される場合がある。)について説明する。第2コアにおいては、前記フェライト被膜は、その内部に析出したニッケル(Ni)及び銅(Cu)の少なくとも何れか一方の金属を含む。この点を除き、第2コアは、上述した第1コアと同様である。
その結果、本発明の第6実施形態の好ましい変形例に係る第2コアは、JIS Z 2507に則って測定される圧環強度が151MPa以上である。
更に、本発明の第6実施形態のもう1つの好ましい変形例に係る第2コアにおいては、8kA/mの外部磁場における磁束密度が1.65T以上である。即ち、当該変形例に係る第2コアは、より一層向上された磁気特性及び機械的強度を有する鉄基軟磁性体である。このような鉄基軟磁性体は、例えばトランス及びモータ等のコア(圧粉磁心)として更により好適に使用することができる。
(a)原材料
各種鉄基軟磁性体サンプルの全てにおいて、鉄基軟磁性粒子として水アトマイズ純鉄粉(ヘガネス・ジャパン株式会社、ABC100.30)を採用した。以下の表1に列挙するように、参考例、比較例1及び2、並びに実施例1に係るサンプルについてはマグネシウム亜鉛フェライト(MgZn)を、実施例2に係るサンプルについてはニッケル亜鉛フェライト(NiZn)(JFEケミカル株式会社、KNI−106)を、そして実施例3に係るサンプルについてはニッケル銅亜鉛フェライト(NiCuZn)(戸田工業株式会社、FRX−952)を、それぞれフェライト粉末として採用した。また、実施例1乃至3に係るサンプルについては、二酸化マンガン(MnO2)を酸化剤として採用した。
実施例1乃至3に係る各種鉄基軟磁性体サンプルについては、それぞれのフェライト粉末と酸化剤とを1:1の質量比にて混合して、フェライト混合粉末を調製した(混合工程)。
上記のようにして調製された各種鉄基軟磁性粉末(フェライト被膜によって表面が被覆された鉄基軟磁性粒子)を使用して、リング状の鉄基軟磁性体試料(外径:約20mmφ、内径:約14mmφ、厚さ:約5mm)をそれぞれ圧粉成形した(圧粉工程)。圧粉成形には、温間型潤滑成形法(温度:130℃、加圧力:1200MPa、潤滑剤:ステアリン酸亜鉛水溶液)を採用した。
上記のようにして得られた各種鉄基軟磁性体サンプルにつき、以下の(a)乃至(c)に列挙する評価をそれぞれ行った(但し、参考例に係るサンプルについては(b)の磁気特性は測定しなかった)。これらの評価結果もまた、上述した各鉄基軟磁性体サンプルの原材料及び熱処理条件と共に、上述した表1に列挙した。
各種鉄基軟磁性体サンプルの一部を切り出し、走査型電子顕微鏡(SEM)による組織観察を実施した。実施例2に係る鉄基軟磁性体については、その断面組織の走査型透過電子顕微鏡(STEM)による組織観察及びエネルギー分散型X線分光(EDX:Energy Dispersive X−ray Spectrometry)による元素分析を実施した。
各種鉄基軟磁性体サンプル(但し、参考例を除く)のそれぞれにつき、直流B−Hカーブトレーサ(理研電子株式会社製)を使用して、8kA/mの外部磁場(Hm)における磁束密度Bm[T]及び保磁力Hc[A/m]を測定した。磁束密度Bmが大きいほど透磁率が高く、保磁力Hcが小さいほど鉄損(ヒステリシス損失)が低いと判断することができる。
JIS Z 2507に則り、各種鉄基軟磁性体サンプルの圧環強度を測定した。
(a)参考例
先ず、参考例に係るサンプルについては、図1に示す粉末粒界近傍のSEM画像からも明らかであるように、比較例1と同様に調製された鉄基軟磁性粉末を使用したにもかかわらず、焼結工程における熱処理温度が500℃であるために、フェライト被膜と純鉄粉との焼結が殆ど進行せず、フェライト粉末が凝集した状態のまま被膜化(緻密化)も進行しなかった。その結果、圧環強度は約50MPaに留まった。
比較例1に係るサンプルについては、図2に示す粉末粒界近傍のSEM画像からも明らかであるように、焼結工程における熱処理温度が600℃であり、フェライト被膜は、純鉄粉との焼結の進行に伴い、緻密な被膜へと変化した。しかしながら、鉄基軟磁性粉末の焼結に伴う体積変化により粉末粒界に空隙が生じている。このため、フェライト被膜と鉄基軟磁性粒子との結合は強いものの、フェライト被膜を介する鉄基軟磁性粒子同士の結合は弱く、圧環強度は89MPaに留まった。
比較例2に係るサンプルは、焼結工程における熱処理を大気雰囲気中において行った点を除き、比較例1と同様の原材料及び条件にて調製されたサンプルである。図3に示す断面組織のSEM画像からも明らかであるように、比較例2に係るサンプルにおいては、幅広い粉末粒界が確認された。これは、大気雰囲気中での熱処理に起因して、サンプルの表面から粉末粒界を通じて酸素が内部まで進入し、鉄基軟磁性粒子(純鉄粉)の表面を酸化して、酸化物の生成により体積の増加により粉末粒界の幅が広がったと考えられる。その結果、図4に示す粉末粒界近傍のSEM画像からも明らかであるように、比較例2に係るサンプルにおいては、粉末粒界に空隙は認められず、圧環強度も138MPaへと大幅に増大した。
実施例1に係るサンプルは、フェライト被膜が酸化剤である二酸化マンガン(MnO2)を含む点を除き、比較例1と同様の原材料及び条件にて調製されたサンプルである。図5に示す断面組織のSEM画像からも明らかであるように、実施例1に係るサンプルにおいては、比較例2のような磁気特性の劣化を伴うこと無く、比較例1と比べて圧環強度の向上が認められた。
実施例2に係るサンプルは、フェライト被膜を構成するフェライトがニッケル亜鉛フェライト(NiZn)である点を除き、実施例1と同様の原材料及び条件にて調製されたサンプルである。図6に示す断面組織のSEM画像からも明らかであるように、実施例2に係るサンプルにおいては、フェライト被膜の中に微小な析出物が存在する。
実施例3に係るサンプルは、フェライト被膜を構成するフェライトがニッケル銅亜鉛フェライト(NiCuZn)である点を除き、実施例2と同様の原材料及び条件にて調製されたサンプルである。表1に示す評価結果からも明らかであるように、実施例3に係るサンプルにおいても、比較例1及び2に係るサンプルと比較して、良好な磁気特性を維持しつつ、圧環強度が大幅に向上した。
Claims (4)
- 所定の第1温度以上の温度において酸素を放出する酸化剤とフェライト粉末とを混合することにより前記酸化剤と前記フェライト粉末との混合物であるフェライト混合粉末を調製する混合工程と、
前記フェライト混合粉末を含むフェライト被膜によって鉄基軟磁性粒子の表面を被覆することにより前記フェライト被膜が表面に形成された前記鉄基軟磁性粒子である鉄基軟磁性粉末を調製する被覆工程と、
前記鉄基軟磁性粉末を加圧して圧粉成形体を作製する圧粉工程と、
前記第1温度よりも高く且つ前記フェライト粉末と前記鉄基軟磁性粒子との反応により前記フェライト被膜の電気的絶縁性が消失する温度である第2温度よりも低い温度において不活性雰囲気下で前記圧粉成形体を熱処理することにより前記圧粉成形体を構成する前記鉄基軟磁性粉末を焼結させると共に前記鉄基軟磁性粒子の表面に酸化物層を形成させる焼結工程と、
を含む、
鉄基軟磁性体の製造方法。 - 請求項1に記載の鉄基軟磁性体の製造方法において、
前記被覆工程において、前記鉄基軟磁性粒子と前記フェライト混合粉末との混合物に機械的エネルギーを作用させることにより、前記鉄基軟磁性粒子の表面に前記フェライト被膜を形成する、
鉄基軟磁性体の製造方法。 - 請求項1又は請求項2に記載の鉄基軟磁性体の製造方法において、
前記酸化剤は二酸化マンガン(MnO2)であり、
前記第1温度は530℃であり、
前記第2温度は700℃である、
鉄基軟磁性体の製造方法。 - 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の鉄基軟磁性体の製造方法であって、
前記フェライト粉末はニッケル(Ni)の酸化物及び銅(Cu)の酸化物の少なくとも何れか一方を更に含む、
鉄基軟磁性体の製造方法。
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