JP6834873B2 - 配線基板の製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、配線基板の製造方法及び製造装置に関する。
樹脂基板上に設けられた配線溝に導電インクや導電ペーストを充填することによって回路配線を形成する配線基板の製造方法が知られている。特許文献1には、配線溝に導電ペーストを充填する前に、樹脂基板の配線溝以外の領域にマスク用被膜を形成し、配線溝に導電ペーストを充填した後に、マスク用被膜を剥離する手法が開示されている。
特開平8−148805号公報
発明者は、配線基板の製造方法及び製造装置に関し、以下の問題点を見出した。
上述の通り、特許文献1に開示された方法では、樹脂基板を射出成形する工程とは別に、配線溝に回路配線を形成する工程を行う必要がある上、配線溝に回路配線を形成する際に、マスク用被膜の形成及び剥離が必要であるため、生産性に劣るという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、生産性に優れる配線基板の製造方法及び製造装置を提供するものである。
本発明の一態様に係る配線基板の製造装置は、
固定型と、
前記固定型と当接することによって、配線溝を有する樹脂基板を成形するためのキャビティを形成する可動型と、
前記固定型を介して、前記キャビティに溶融樹脂を射出する射出機と、を備え、
前記可動型は、前記配線溝を成形するための凸部が型面に形成された可動中子が、可動主型の内部にスライド可能に収容された入れ子構造を有しており、
前記可動中子の内部には、前記凸部を介して前記配線溝に溶融金属を注入する注入器が設置されており、
前記射出機から射出された前記溶融樹脂が前記キャビティ内で凝固して前記配線溝を有する前記樹脂基板が成形された後、
前記可動中子が後退し、前記注入器から前記溶融金属を前記配線溝に注入するものである。
本発明の一態様に係る配線基板の製造装置では、可動型は、配線溝を成形するための凸部が型面に形成された可動中子が、可動主型の内部にスライド可能に収容された入れ子構造を有しており、可動中子の内部には、凸部を介して配線溝に溶融金属を注入する注入器が設置されている。そして、射出機から射出された溶融樹脂がキャビティ内で凝固して配線溝を有する樹脂基板が成形された後、可動中子が後退し、注入器から溶融金属を配線溝に注入する。すなわち、本発明の一態様に係る配線基板の製造装置は、射出成形用の金型内で配線を形成することができる上、マスク用被膜の形成及び剥離も不要であるため、生産性に優れている。
前記凸部の根元において、前記凸部の周囲を取り囲みつつ、前記凸部の下側に入り込むように、シールリップ成形溝が形成されており、成形される前記樹脂基板の前記配線溝の周縁に、前記配線溝の壁面から延在すると共に前記配線溝側に傾斜しつつ前記樹脂基板の主面から突出したシールリップが成形されてもよい。このような構成により、配線溝からの溶融金属の漏れをさらに抑制することができる。
前記注入器に前記溶融金属を供給するための供給タンクが、前記可動主型の外壁に設置されていてもよい。このような構成により、注入器を取り外さずに、注入器に溶融金属を供給することができるため、さらに生産性が向上する。
本発明の一態様に係る配線基板の製造方法は、
固定型と可動型とが当接することによって形成されたキャビティに溶融樹脂を射出し、配線溝を有する樹脂基板を成形する配線基板の製造方法であって、
前記可動型は、前記配線溝を成形するための凸部が型面に形成された可動中子が、可動主型の内部にスライド可能に収容された入れ子構造を有しており、
前記可動中子の内部には、前記凸部を介して前記配線溝に溶融金属を注入する注入器が設置されており、
前記キャビティに前記溶融樹脂を射出し、当該溶融樹脂が前記キャビティ内で凝固して前記配線溝を有する前記樹脂基板を成形した後、
前記可動中子を後退させ、前記注入器から前記溶融金属を前記配線溝に注入するものである。
本発明の一態様に係る配線基板の製造方法では、可動型は、配線溝を成形するための凸部が型面に形成された可動中子が、可動主型の内部にスライド可能に収容された入れ子構造を有しており、可動中子の内部には、凸部を介して配線溝に溶融金属を注入する注入器が設置されている。そして、キャビティに溶融樹脂を射出し、当該溶融樹脂がキャビティ内で凝固して配線溝を有する樹脂基板を成形した後、可動中子を後退させ、注入器から溶融金属を配線溝に注入する。すなわち、本発明の一態様に係る配線基板の製造方法は、射出成形用の金型内で配線を形成することができる上、マスク用被膜の形成及び剥離も不要であるため、生産性に優れている。
本発明により、生産性に優れる配線基板の製造方法及び製造装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る配線基板の製造装置の模式的斜視図である。 第1の実施形態に係る配線基板の製造装置の模式的水平断面図である。 第1の実施形態に係る配線基板の製造装置の動作を説明するための模式的水平断面図である。 第1の実施形態に係る配線基板の製造装置の動作を説明するための模式的水平断面図である。 第1の実施形態に係る配線基板の製造装置の動作を説明するための模式的水平断面図である。 第1の実施形態に係る配線基板の製造装置の動作を説明するための模式的水平断面図である。 図5のVII−VII切断線における模式的垂直断面図である。 第1の実施形態の変形例に係る配線基板の製造装置の模式的水平断面図である。 第1の実施形態の変形例に係る配線基板の製造装置の模式的垂直断面図である。 第2の実施形態に係る配線基板の製造装置の動作を説明するための模式的水平断面図である。 図10のXI−XI切断線における模式的垂直断面図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(第1の実施形態)
<配線基板の製造装置の構成>
まず、図1、図2を参照して、第1の実施形態に係る配線基板の製造装置の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る配線基板の製造装置の模式的斜視図である。図2は、第1の実施形態に係る配線基板の製造装置の模式的水平断面図である。第1の実施形態に係る配線基板の製造装置は、配線溝を備えた樹脂基板を成形する射出成形装置である。図1、図2に示すように、第1の実施形態に係る配線基板の製造装置は、射出機10、固定型20、可動型30、供給タンク40、注入器50を備えている。図1、図2は、いずれも射出成形前に固定型20と可動型30とが離間した状態を示している。
なお、当然のことながら、図1、図2及びその他の図面に示した右手系xyz直交座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、z軸正向きが鉛直上向き、xy平面が水平面であり、図面間で共通である。また、図1に示したx軸に平行な固定型20の中心軸C1と、x軸に平行な可動型30の中心軸C2とは、共通である。しかしながら、図1では、可動型30の構成を分かり易くするため、可動型30をy軸正方向にずらして描いている。
射出機10はスクリュー式射出機であって、図1、図2に示すように、シリンダ11、ホッパ12、スクリュー13を備えている。図1に示すように、x軸方向に延設されたシリンダ11のx軸正方向側端部の上側に、樹脂基板の原料である樹脂ペレット(不図示)を投入するためのホッパ12が設けられている。また、図2に示すように、x軸方向に延設されたシリンダ11の内部にx軸方向に延設されたスクリュー13が収容されている。ホッパ12から供給された樹脂ペレットは、図2に示すように、回転するスクリュー13の根元部から先端部に向かって(すなわちx軸負方向に)圧縮され、溶融樹脂60に変化する。
なお、図示しないが、スクリュー13には、例えば、減速機を介してモータが駆動源として連結される。
固定型20は射出機10に固定されたダイスである。一方、可動型30は、x軸方向にスライド移動可能なダイスである。ここで、図3は、第1の実施形態に係る配線基板の製造装置の動作を説明するための模式的水平断面図である。図3は、互いに当接した固定型(キャビティ型)20と可動型(コア型)30との間に溶融樹脂60が充填された様子を示している。図3に示すように、図2に示した状態から可動型30がx軸正方向に移動し、固定型20に当接することにより、固定型20と可動型30との間に射出成形される樹脂基板に応じたキャビティCが形成される。そして、射出機10からキャビティCに溶融樹脂60が充填される。
図1に示すように、固定型20は、直方体形状の金型である。図2に示すように、固定型20には、固定型20をx軸方向に貫通するスプルー21が形成されている。スプルー21のx軸正方向側の開口端は、射出機10の吐出口に接続されている。スプルー21のx軸負方向側の開口端は、キャビティに接続される。すなわち、射出機10から射出された溶融樹脂60は、固定型20のスプルー21を通過して、キャビティCに充填される。スプルー21は、断面円形状であり、スプルー21の径は、射出機10側からキャビティCに向かって徐々に大きくなっている。固定型20の型面は平坦であり、固定型20の型面によって、樹脂基板の一方の主面が平坦に成形される。
図1、図2に示すように、可動型30は、可動主型31に可動中子32が収容された入れ子構造を有している。
可動主型31は、固定型20との突き合わせ面が開口した箱状の金型であり、x軸方向にスライド可能である。
可動中子32は、固定型20の内部をx軸方向にスライド可能に固定型20に収容された直方体状の金型である。図1、図2に示すように、可動中子32の型面には、樹脂基板に配線溝を成形するための凸部32aが形成されている。すなわち、可動中子32の型面によって、樹脂基板の他方の主面に配線溝が成形される。
なお、図1、図2に示した例では、キャビティ型とも呼ばれる固定型20ではなく、可動型30にキャビティCを構成する凹部33が形成されている。
図1、図2に示すように、供給タンク40は溶融金属MMを可動型30の外部から注入器50に供給するためのタンクであり、可動主型31の外壁に設置されている。供給タンク40を設置することによって、注入器50を取り外さずに、注入器50に溶融金属MMを供給することができるため、生産性が向上する。
ここで、溶融金属MMの凝固点は、熱可塑性樹脂である溶融樹脂60の凝固点より低い。例えば、溶融樹脂60の凝固点が150℃であれば、溶融金属MMの凝固点は130℃以下であることが好ましい。溶融金属MMを構成する低融点合金の具体例として、凝固点が80℃程度のSn−In−Bi系鉛フリーはんだを挙げることができる。溶融樹脂60を構成する熱可塑性樹脂の具体例として、凝固点が150℃程度のポリプロピレン(PP)、ABS樹脂、ポリカーボネート(PC)等を挙げることができる。
また、図1、図2に示すように、注入器50が可動中子32の内部に設置されている。注入器50は、射出成形した樹脂基板の配線溝に溶融金属MMを注入するためのものであって、スリーブ51とシリンダ52とを備えている。
スリーブ51は、溶融金属MMを保持する円筒状の金属部材である。スリーブ51は、供給タンク40と配管41によって連結されている。配管41を介して、供給タンク40からスリーブ51に溶融金属MMが供給される。スリーブ51の先端部(x軸正方向側端部)は細くなっており、先端に注入口が設けられている。
シリンダ52は、スリーブ51の注入口を開閉するピストン52aを備えている。図2では、ピストン52aのピストンロッドの先端がスリーブ51の注入口に挿入されおり、スリーブ51の注入口が閉じている。ピストン52aがx軸負方向に移動すると、ピストン52aのピストンロッドの先端がスリーブ51の注入口から抜去され、スリーブ51の注入口から溶融金属MMが樹脂基板の配線溝に注入される。そのため、スリーブ51の注入口は、配線溝を成形する凸部32aの頂面に設けられている。
<配線基板の製造装置の動作>
次に、以上の説明で参照した図2、図3に加え、図4〜図6も参照して、第1の実施形態に係る配線基板の製造装置の動作すなわち第1の実施形態に係る配線基板の製造方法について説明する。図4〜図6は、第1の実施形態に係る配線基板の製造装置の動作を説明するための模式的水平断面図である。
まず、図2に示すように、固定型20と可動型30とは離間している。
次に、図3に示すように、可動型30が前進し(すなわち、x軸正方向に移動し)、固定型20に当接することにより、固定型20と可動型30との間に射出成形される樹脂基板に応じたキャビティCが形成される。そして、射出機10からキャビティCに溶融樹脂60が充填される。
次に、図4に示すように、キャビティCに充填された溶融樹脂60が、冷却されて凝固することにより、樹脂基板RSに変化する。ここで、樹脂基板RSの可動型30側の主面には、可動中子32の凸部32aによって成形された配線溝Tが形成されている。その後、図4に示すように、可動中子32のみが後退する(すなわち、x軸負方向に移動する)。これによって、可動中子32の凸部32aと樹脂基板RSの配線溝Tとの間に隙間が形成される。ここで、可動中子32の後退距離は、可動中子32の凸部32aの高さよりも短い距離である。そのため、可動中子32の後退後も、凸部32aの先端部(x軸正方向側端部)は、樹脂基板RSの配線溝Tの壁面に当接しつつ囲まれている。
次に、図5に示すように、注入器50のピストン52aが後退する(すなわち、x軸負方向に移動する)。これによって、ピストン52aのピストンロッドの先端が注入器50のスリーブ51の注入口から抜去され、スリーブ51の注入口から溶融金属MMが樹脂基板RSの配線溝Tに注入される。
ここで、図7は、図5のVII−VII切断線における模式的垂直断面図である。図5、図7に示すように、凸部32aの先端部(x軸正方向側端部)は、樹脂基板RSの配線溝Tの壁面に当接しつつ囲まれているため、配線溝Tからの溶融金属MMの漏れを抑制することができる。
所定量の溶融金属MMが注入された後、注入器50のピストン52aが前進し、(すなわち、x軸正方向に移動し)、溶融金属MMの注入を終了する。
最後に、図6に示すように、配線溝Tに注入された溶融金属MMが、冷却されて凝固することにより、金属配線MWに変化する。その後、図6に示すように、可動型30全体が後退する(すなわち、x軸負方向に移動する)。これによって、樹脂基板RS上に金属配線MWが形成された配線基板が射出成形機から取り出される。
なお、固定型20のスプルー21によって成形されたバリBは、後に樹脂基板RSから除去される。
<効果の説明>
以上に説明した通り、第1の実施形態に係る配線基板の製造装置では、可動主型31に可動中子32が収容された入れ子構造の可動型30を備えている。そして、射出成形した樹脂基板の配線溝に溶融金属MMを注入する注入器50が、可動中子32の内部に設置されている。そのため、図4、図5に示したように、樹脂基板RSを射出成形後、可動中子32のみが後退し、注入器50から樹脂基板RSの配線溝Tに溶融金属MMを注入することができる。このように、第1の実施形態に係る配線基板の製造装置では、射出成形用の金型内で配線を形成することができる上、マスク用被膜の形成及び剥離も不要であるため、生産性に優れている。
また、第1の実施形態に係る配線基板の製造装置では、乾燥工程が必要な導電インクや導電ペーストではなく、溶融金属MMを用いる。溶融金属MMは、導電インクや導電ペーストに比べ、低粘度で流動性に優れるため、効率よく配線を形成することができる。一例として、低融点金属からなる溶融金属MMの粘度は、導電インクの粘度の1/10程度にすることができる。
さらに、導電インクは大部分が溶剤であり、乾燥工程において除去されるため、配線を厚く形成することが難しい。例えば、配線の厚さは例えば50μm程度であって、信号線用途以外に使用することができなかった。他方、溶融金属MMの場合、凝固収縮のみであるため、配線を容易に厚く成形することができる。一例として、低融点金属からなる溶融金属MMを凝固させた配線の厚さは、導電インクを用いて形成された配線の厚さの20倍程度すなわち1mm程度にすることができる。そのため、例えば自動車におけるワイパー、ルームランプ、パワーウィンドウなどの動力線用途にも使用することができる。
また、導電インクを用いて配線基板を製造する場合、樹脂基板を射出成形する工程とは別に、配線溝に回路配線を形成する工程及び乾燥工程が必要になる。第1の実施形態に係る配線基板の製造装置を用いて配線基板を製造した場合、別途回路配線を形成する工程及び乾燥工程が不要となる。そのため、一例として、第1の実施形態に係る配線基板の製造装置を用いて配線基板を製造した場合の製造時間は、導電インクを用いて配線基板を製造する場合の製造時間の1/60程度にすることができる。
(第1の実施形態の変形例)
次に、図8、図9を参照して、第1の実施形態の変形例に係る配線基板の製造装置の構成について説明する。図8は、第1の実施形態の変形例に係る配線基板の製造装置の模式的水平断面図である。図8は、図2に対応した図である。図9は、第1の実施形態の変形例に係る配線基板の製造装置の模式的垂直断面図である。図9は、図7に対応した図である。
図2に示した第1の実施形態に係る配線基板の製造装置では、キャビティ型とも呼ばれる固定型20ではなく、可動型30にキャビティCを構成する凹部33が形成されている。これに対し、図8に示すように、可動型30ではなく、固定型20にキャビティCを構成する凹部22が形成されていてもよい。その他の構成は、図2に示した第1の実施形態に係る配線基板の製造装置と同様であるため、説明を省略する。
また、図7に示すように、第1の実施形態に係る配線基板の製造装置では、成形される樹脂基板RSの主面が水平方向に垂直であるため、配線溝Tがx軸負方向側すなわち横側で開口している。これに対し、図9に示すように、図7を90°右回させて、成形される樹脂基板RSの主面を水平方向と平行とし、配線溝Tがz軸正方向側すなわち上側で開口するような構成としてもよい。このような構成により、配線溝Tからの溶融金属MMの漏れをさらに抑制することができる。その他の構成は、図7に示した第1の実施形態に係る配線基板の製造装置と同様であるため、説明を省略する。
(第2の実施形態)
次に、図10、図11を参照して、第2の実施形態に係る配線基板の製造装置の構成について説明する。図10は、第2の実施形態に係る配線基板の製造装置の動作を説明するための模式的水平断面図である。図10は、図5に対応した図である。図11は、図10のXI−XI切断線における模式的垂直断面図である。図11は、図7に対応した図である。
図10、図11に示すように、第2の実施形態に係る配線基板の製造装置では、可動中子32の凸部32aの根元において、凸部32aの全周を取り囲むようにシールリップ成形溝32bが形成されている。そのため、樹脂基板RSの配線溝Tの周縁全体に、配線溝Tの壁面から延在すると共に樹脂基板RSの主面から突出したシールリップSLが成形される。シールリップ成形溝32bは、凸部32aの下側に入り込むように形成されている。そのため、シールリップSLは、配線溝T側に傾斜しつつ、樹脂基板RSの主面から突出している。
シールリップ成形溝32bの壁面と、可動中子32の型面の法線方向とのなす角θ(0°<θ<90°)は、一例として30°程度であるが、適宜設定可能である。シールリップ成形溝32bの深さは、一例として1mm程度であるが、適宜設定可能である。
このような構成によって、図10、図11に示すように、溶融金属MMが樹脂基板RSの配線溝Tに注入される際、配線溝Tの周縁全体を取り囲むシールリップSLの内壁が、可動中子32の凸部32aに密着する。その結果、第2の実施形態に係る配線基板の製造装置は、図5、図7に示した第1の実施形態に係る配線基板の製造装置配よりも、配線溝Tからの溶融金属MMの漏れを抑制することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10 射出機
11 シリンダ
12 ホッパ
13 スクリュー
20 固定型
21 スプルー
22 凹部
30 可動型
31 可動主型
32 可動中子
32a 凸部
32b シールリップ成形溝
33 凹部
40 供給タンク
41 配管
50 注入器
51 スリーブ
52 シリンダ
52a ピストン
60 溶融樹脂
B バリ
C キャビティ
C1、C2 中心軸
MM 溶融金属
MW 金属配線
RS 樹脂基板
SL シールリップ
T 配線溝

Claims (4)

  1. 固定型と、
    前記固定型と当接することによって、配線溝を有する樹脂基板を成形するためのキャビティを形成する可動型と、
    前記固定型を介して、前記キャビティに溶融樹脂を射出する射出機と、を備え、
    前記可動型は、前記配線溝を成形するための凸部が型面に形成された可動中子が、可動主型の内部にスライド可能に収容された入れ子構造を有しており、
    前記可動中子の内部には、前記凸部を介して前記配線溝に溶融金属を注入する注入器が設置されており、
    前記射出機から射出された前記溶融樹脂が前記キャビティ内で凝固して前記配線溝を有する前記樹脂基板が成形された後、
    前記可動中子が後退し、前記注入器から前記溶融金属を前記配線溝に注入する、
    配線基板の製造装置。
  2. 前記凸部の根元において、前記凸部の周囲を取り囲みつつ、前記凸部の下側に入り込むように、シールリップ成形溝が形成されており、
    成形される前記樹脂基板の前記配線溝の周縁に、前記配線溝の壁面から延在すると共に前記配線溝側に傾斜しつつ前記樹脂基板の主面から突出したシールリップが成形される、
    請求項1に記載の配線基板の製造装置。
  3. 前記注入器に前記溶融金属を供給するための供給タンクが、前記可動主型の外壁に設置されている、
    請求項1又は2に記載の配線基板の製造装置。
  4. 固定型と可動型とが当接することによって形成されたキャビティに溶融樹脂を射出し、配線溝を有する樹脂基板を成形する配線基板の製造方法であって、
    前記可動型は、前記配線溝を成形するための凸部が型面に形成された可動中子が、可動主型の内部にスライド可能に収容された入れ子構造を有しており、
    前記可動中子の内部には、前記凸部を介して前記配線溝に溶融金属を注入する注入器が設置されており、
    前記キャビティに前記溶融樹脂を射出し、当該溶融樹脂が前記キャビティ内で凝固して前記配線溝を有する前記樹脂基板を成形した後、
    前記可動中子を後退させ、前記注入器から前記溶融金属を前記配線溝に注入する、
    配線基板の製造方法。
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