JP6833152B2 - 故障支援装置、故障支援プログラム及び故障支援方法 - Google Patents

故障支援装置、故障支援プログラム及び故障支援方法 Download PDF

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Description

この発明は、故障支援装置、故障支援プログラム及び故障支援方法に関する。
従来技術では、エレベータが故障したとき、復旧時間を短縮するため、過去の故障事例を検索して故障対応を得る方法がある(例えば特許文献1)。
しかし、基板交換時のように、まず電圧を測定し、次に結線の接続確認を確認し、次に基板交換を実施というように、作業手順が決まっている故障対応がある。従来技術では、作業手順が決まっている故障対応には柔軟に適応できなかった。
また、従来技術では作業位置を考慮していないため、かご上、ピット、かご上のような順での故障対応が提供される可能性ある。このような故障対応は移動時間が発生し無駄である。
特許第5820072号
本発明は、作業手順が決まっている故障対応に柔軟に適応できる故障対応手順を提示する装置及び方法の提供を目的とする。
この発明の故障支援装置は、
機器を制御する制御装置から前記機器の故障内容を識別する故障コードを取得し、前記故障コードと故障の原因とを含む複数のレコードを有するレコード記憶装置から、取得した前記故障コードと同じ前記故障コードを含む複数の前記レコードを抽出し、前記原因ごとに前記レコードの数を対応付けた回数情報を生成する抽出部と、
前記故障コードと、連続に実施される複数工程を有すると共に前記複数工程に連続に実施される際の順序の入れ替え可能な工程が存在する工程群と、前記工程ごとに対応付いた故障原因を示す工程原因と、を含む複数の故障対応手順が登録されている手順記憶装置から、取得した前記故障コードと同じ前記故障コードを含む前記故障対応手順を取得し、前記故障対応手順の含む前記工程原因のうち前記回数情報の有する前記原因と同じ前記工程原因に、前記回数情報の有する前記原因に対応付いた前記レコードのレコード数を結合する結合部と、
前記工程原因に結合された前記レコード数に基づいて、順序の入れ替え可能な前記工程の順序を入れ替え、前記工程の順序を入れ替えた前記故障対応手順を出力する入れ替え部と
を備える。
本発明の故障支援装置によれば、作業手順が決まっている故障対応に柔軟に適応できる故障対応手順を提示することができる。
実施の形態1の図で、故障支援装置100の機能ブロックを示す図。 実施の形態1の図で、故障支援装置100のハードウェア構成を示す図。 実施の形態1の図で、故障支援装置100の動作を説明するシーケンス図。 実施の形態1の図で、故障対応手順31aを示す図。 実施の形態1の図で、故障レコード32aのフォーマットを示す図。 実施の形態1の図で、複数の故障レコード32aから構成される故障レコード情報32bを示す図。 実施の形態1の図で、図6において故障コード032=001の故障レコードが抽出された状態を模式的に示す図。 実施の形態1の図で、回数情報12aを示す図。 実施の形態1の図で、故障対応手順31aにおいて、基板Aの工程83と、基板Bの工程84とが手順変更部14によって入れ替えられた状態を示す図。 実施の形態1の図で、故障対応手順601を示す図。 実施の形態1の図で、故障対応手順602を示す図。 実施の形態1の図で、故障対応手順603を示す図。 実施の形態1の図で、故障対応手順604を示す図。 実施の形態1の図で、故障対応手順605を示す図。 実施の形態1の図で、エレベータ仕様DB33の有する機種設置情報33aを示す図。 実施の形態1の図で、結合情報35を示す図。 実施の形態1の図で、結合情報35からの抽出結果を示す図。 実施の形態1の図で、原因の異なるレコードも抽出された抽出結果を示す図。 実施の形態1の図で、故障支援装置100の機能がハードウェアで実現される構成を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。
(1)以下では、故障対応手順データベース31、故障履歴データベース32及びエレベータ仕様データベース33は、それぞれ、故障対応手順DB31、故障履歴DB32及びエレベータ仕様DB33と表記する。故障対応手順DB31は、故障対応手順31aを格納している。故障履歴DB32は故障レコード情報32bを格納している。エレベータ仕様DB33はエレベータの仕様を格納している。
(2)以下では、故障コードが登場する。故障コードは、故障対応手順31aに記載されている故障コード、エレベータ制御装置500が発する故障コード、故障レコード32aが有する故障コードがある。これらの故障コードを、それぞれ、故障コード031、故障コード050、故障コード032と表記する。故障コードは故障内容を識別するためのコードである。故障コードが同じであることは、故障内容が同じであることを示す。例示すれば、故障コード031=[001]であり、故障コード050=[001]の場合、故障対応手順31aの故障内容と、エレベータ制御装置500の故障内容とは同じである。
(3)以下では、故障対応手順31aの各工程に対応付いた故障原因を、工程原因と表記する。故障レコード32aに記載の原因を単に、原因と表記する。
(4)以下では、インタフェースはIFと表記する。
実施の形態1.
図1から図15を参照して、実施の形態1の故障支援装置100を説明する。
***構成の説明***
図1は、故障支援装置100の機能ブロックを示す。
図2は、故障支援装置100のハードウェア構成を示す。
故障支援装置100は、コンピュータである。故障支援装置100は、プロセッサ10を備えるとともに、主記憶装置20、補助記憶装置30、入力IF40、出力IF50及び通信IF60といった他のハードウェアを備える。プロセッサ10は、信号線70を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
故障支援装置100は、機能要素として、登録受付部11、履歴抽出部12,結合部13及び手順変更部14を備える。履歴抽出部12は抽出部である。手順変更部14は入れ替え部である。
登録受付部11、履歴抽出部12,結合部13及び手順変更部14の機能は、故障支援プログラム101により実現される。
プロセッサ10は、故障支援プログラム101を実行する装置である。故障支援プログラム101は、登録受付部11、履歴抽出部12,結合部13及び手順変更部14の機能を実現するプログラムである。プロセッサ10は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ10の具体例は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
主記憶装置20は、記憶装置である。主記憶装置20の具体例は、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。主記憶装置20は、プロセッサ10の演算結果を保持する。
補助記憶装置30は、データを不揮発的に保管する記憶装置である。補助記憶装置30の具体例は、HDD(Hard Disk Drive)である。また、補助記憶装置30は、SD(登録商標)(Secure Digital)メモリカード、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記録媒体であってもよい。補助記憶装置30は、故障対応手順DB31、故障履歴DB32、エレベータ仕様DB33,故障支援プログラム101を記憶している。なお、故障対応手順DB31、故障履歴DB32、エレベータ仕様DB33,故障支援プログラム101のようなデータは、クラウドサーバのような他の装置に格納されており、故障支援装置100が他の装置から取得してもよい。補助記憶装置30は、レコード記憶装置であり、手順記憶装置であり、エレベータ仕様記憶装置である。
入力IF40は、マウスあるいはキーボードのような入力装置200が接続され、各装置からデータが入力されるポートである。
出力IF50は、各種機器が接続され、各種機器にプロセッサ10によりデータが出力されるポートである。図2では、出力IF50には、表示装置300が接続されている。
通信IF60はプロセッサが他の装置と通信するための通信ポートである。図2では、通信IF60には、保守端末400及びエレベータ制御装置500が接続されている。
プロセッサ10は補助記憶装置30から故障支援プログラム101を主記憶装置20にロードし、主記憶装置20から故障支援プログラム101を読み込み実行する。主記憶装置20には、故障支援プログラム101だけでなく、OS(Operating System)も記憶されている。プロセッサ10は、OSを実行しながら、故障支援プログラム101を実行する。
故障支援装置100は、プロセッサ10を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。これら複数のプロセッサは、故障支援プログラム101の実行を分担する。それぞれのプロセッサは、プロセッサ10と同じように、故障支援プログラム101を実行する装置である。故障支援プログラム101により利用、処理または出力されるデータ、情報、信号値及び変数値は、主記憶装置20、補助記憶装置30、または、プロセッサ10内のレジスタあるいはキャッシュメモリに記憶される。
故障支援プログラム101は、登録受付部11、履歴抽出部12,結合部13及び手順変更部14の「部」を「処理」、「手順」あるいは「工程」に読み替えた各処理、各手順あるいは各工程をコンピュータに実行させるプログラムである。
また、故障支援方法は、コンピュータである故障支援装置100が故障支援プログラム101を実行することにより行われる方法である。故障支援プログラム101、コンピュータ読取可能な記録媒体に格納されて提供されてもよいし、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
***動作の説明***
図3は、故障支援装置100の動作を説明するシーケンスである。図3を参照して、故障支援装置100の動作を説明する。故障支援装置100の動作は、故障支援方法に相当する。また、故障支援装置100の動作は、故障支援プログラムの処理に相当する。
<ステップS11>
ステップS11において、管理者210は、キーボードまたはマウスのような入力装置200を用いて、登録受付部11に故障対応手順31aを登録する。登録受付部11は、故障対応手順31aの登録を受け付ける。管理者210は、故障コード031ごとに、故障対応手順31aを登録する。登録受付部11は、故障対応手順31aを故障対応手順DB31に格納する。
図4は、故障対応手順31aを示す。管理者210は、故障対応手順31aの登録の際に、工程に対して、順序入れ替えが可能かどうかの、順序入れ替え可否を設定する。
登録受付部11は、入れ替え可能と指定された工程の、入れ替え可能を故障対応手順31aに設定する。
登録受付部11は、入れ替え可能な工程の設定指示を受け付け、設定指示によって指示される入れ替え可能な工程を故障対応手順31aに設定し、前記故障対応手順31aを手順記憶装置に登録する。故障支援装置100では手順記憶装置は補助記憶装置30である。図4では入れ替え可能な工程は、工程83,84である。図4の故障対応手順31aを説明する。故障対応手順31aは、管理者210が入力装置200を用いて登録受付部11に登録する情報である。故障対応手順31aは、故障コード031と、連続に実施される複数工程である工程81から工程84を有する。故障対応手順31aは、工程81から工程84に、連続に実施される際の順序の入れ替え可能な工程83、84が存在する。工程81から工程84は工程である。故障対応手順31aは、工程ごとに対応付いた故障原因を示す工程原因と、処置を含む。
(1)工程81では電圧が正常かどうかが判断される。YESの場合、処理は工程82に進む。NOの場合、電源再投入で改善したかが判断され、NOであれば処理は工程82に進み、YESでれば電源不良の工程原因が得られる。
(2)工程82では結線が正常かどうかが判断される。YESの場合、処理は工程83に進む。NOの場合、リード線不良の工程原因が得られる。
(3)工程83では基板Aの改善結果が判断される。NOの場合、処理は工程84に進む。YESの場合、基板Aの不良の工程原因が得られる。
(4)工程84では基板Bの改善結果が判断される。NOの場合、原因不明の工程原因が得られる。YESの場合、基板の不良の工程原因が得られる。
<ステップS12>
エレベータ制御装置500は、故障時に故障コード050を出力する。
<ステップS13>
履歴抽出部12は、機器を制御する制御装置から機器の故障内容を識別する故障コードを取得する。なお、エレベータは機器の例である。エレベータ制御装置は制御装置の例である。履歴抽出部12は、故障コードと故障の原因とを含む複数のレコードを有するレコード記憶装置から、取得した故障コードと同じ故障コードを含む複数のレコードを抽出し、原因ごとにレコードの数を対応付けた回数情報を生成する。
具体的には以下のようである。ステップS13において、履歴抽出部12は、過去の故障履歴を有する故障履歴DB32から、故障コード050と一致する故障コード032を持つ故障レコード32aを抽出する。故障レコードは、故障コードと故障の原因とを含むレコードである。
図5は、故障レコード32aのフォーマットを示す。故障レコード32aは、建物、号機、故障コード032、処置の各項目を有する。建物は、エレベータが設置された建物を示す。号機はエレベータの号機、つまりかごを示す。故障コード032は上述のとおりである。処理は、故障におけるXXという原因と、その原因に対するYYという処置とを示す。故障原因が回路基板の不良であり、処置が回路基板の交換である。
図6は、複数の故障レコード32aから構成される故障レコード情報32bを示す。故障レコード情報32bは、故障履歴DB32が記憶している。
<ステップS14>
ステップS14において、履歴抽出部12は、抽出した故障レコード32aの原因ごとに、故障レコードの数を数え上げる。
図7は、図6において故障コード032=[001]の故障レコードが抽出された状態を模式的に示している。各故障レコード32aの建物、号機の項目は省略している。図7をみてわかるように、故障コード032が同一であっても原因の異なる故障レコード32aが存在する。図7では、原因ごとに故障レコード32aの数が数えられた場合、原因11Aのレコードが3個、原因12Aのレコードが1個となる。
図8は、回数情報12aを示す。回数情報12aには、故障コード032が記載されている。回数情報12aは、履歴抽出部12が、故障レコード32aの原因ごとに、故障レコード32aの数を数え上げた結果を示す情報である。図8の故障レコード32aは、電源の不良を原因とする故障レコード32aが10個、リード線の不良を原因とする故障レコード32aが40個、基板Aの不良を原因とする故障レコード32aが5個及び基板Bの不良を原因とする故障レコード32aが50個あることを示している。履歴抽出部12は、回数情報12aを結合部13に送る。
<ステップS15>
結合部13は、故障対応手順DB31から、回数情報12aに記載されている故障コード032と同じ故障コード031を持つ故障対応手順31aを取得する。
<ステップS16>
結合部13は、手順記憶装置である補助記憶装置30から、制御装置から取得した故障コードと同じ故障コードを含む故障対応手順を取得する。結合部13は、取得した故障対応手順の含む工程原因のうち回数情報の有する原因と同じ工程原因に、回数情報の有する原因に対応付いたレコードのレコード数を結合する。
具体的には以下のようである。ステップS16において、結合部13は、抽出した故障対応手順31aに記載された工程原因(図4)と、回数情報12aの原因とを結合する。つまり結合とは、故障対応手順31aに記載された工程原因のうち、回数情報12aの原因と同一の工程原因に、同一である原因の回数を対応付けることを意味する。ここでは、回数情報12aは、図8であるとし、結合部13が故障対応手順DB31から取得した故障対応手順31aは図4の故障対応手順31aとする。この例では、結合部13は、故障対応手順31aの電源不良に回数10を対応付け、故障対応手順31aのリード線の不良に回数40を対応付け、故障対応手順31aの基板Aの不良に回数5を対応付け、及び故障対応手順31aの基板Bの不良に回数50を対応付ける。
なお、結合部13は、回数情報12aに記載されているが、ステップS15で取得した故障対応手順31aに登録されていない工程原因を、表示装置300に表示することにより管理者210へ通知する。あるいは、管理者210の有する図示していない管理者端末装置に送信してもよい。例としては、回数情報12a(図8)の原因に基板Cの不良があり、ステップS15で取得した故障対応手順31aの工程原因に、基板Cの不良が無い場合である。管理者210は追加の要否を判断し、故障コード031=[001]の故障対応手順31aを改訂する。
このように、結合部13は、取得した故障対応手順31aの中に、回数情報12aの有する原因に対応する工程が存在しない場合、警告を発する。上記のように警告を発する態様は、警告を表示装置に表示してもよいし、管理者端末装置に送信してもよいし、どのような態様でも構わない。
結合部13は、手順変更部14に、回数情報12aの原因が結合された故障対応手順31aを手順変更部14に送る。
<ステップS17>
入れ替え部である手順変更部14は、工程原因に結合されたレコード数に基づいて、順序の入れ替え可能な工程の順序を入れ替え、工程の順序を入れ替えた故障対応手順を出力する。なお、故障対応手順を出力する態様はどのような態様でもよい。故障対応手順を保守端末に送信してもよいし、故障対応手順をクラウドサーバに格納してもよいし、補助記憶装置30に格納してもよいし、表示装置300に表示してもよい。
ステップS17において、手順変更部14は、回数情報12aの原因が結合された故障対応手順31aにおける工程原因の回数を参照することにより、入れ替え可能な工程を入れ替える。
図4を例に説明する。回数情報12aの原因が結合された場合、図4の各工程原因の数え上げ回数は、図8に示す回数である。図4に示すように、基板Aの工程83と、基板Bの工程84とが入れ替え可能である。基板Aの工程83に対応付いた工程原因の数え上げ回数は5回であり、基板Bの工程84に対応付いた工程原因の数え上げ回数は50回である。つまり、基板Aよりも基板Bの工程84の数え上げ回数が多いが、これは基板Aよりも基板Bの故障回数の方が多いことを意味する。よって手順変更部14は、図4の故障対応手順31aに対して、基板Aの工程83と、基板Bの工程84とを入れ替え、基板Bの工程84を基板Aの工程83よりも先に実施するように、故障対応手順31aを変更する。
図9は、故障対応手順31aにおいて、基板Aの工程83と、基板Bの工程84とが手順変更部14によって入れ替えられた故障対応手順31a−1を示している。
<ステップS18>
ステップS18において、手順変更部14は、基板Aの工程83と、基板Bの工程84とが入れ替えられた、変更後の故障対応手順31a−1を、保守端末400へ送信する。
<ステップS19>
ステップS19において、保守員は、故障対応手順31a−1をもとに、処置を実施する。保守員は保守端末400を用いて、実施結果である処置及び原因と共に、建物、号機、故障コードを含む故障レコード32aの形式で、故障履歴DB32へレコードを登録する。
<変形例1>
図10、図11は、手順変更部14が故障対応手順を変更する前の状態である。図10、図11を参照して実施の形態1の変形例1を説明する。変形例1では、手順変更部14が、故障対応手順601の各工程に対応付いている工具も参照して、工程を入れ替える。工程群をなす工程81から工程84の各工程は、その工程で使用される工具が対応付いている。入れ替え部である手順変更部14は、連続に実施される複数の工程81から84から決まる工具の順序に基づいて、順序の入れ替え可能な工程83,84の順序を入れ替える。
以下に具体的に述べる。
図10は、変形例1で使用する故障対応手順601である。故障対応手順601はステップS17で手順変更部14が取得する。故障対応手順601はステップS11で登録が受け付けられている。故障対応手順601は故障対応手順31aと同様に登録される(ステップS11)。以下に説明する故障対応手順602から605も故障対応手順31aと同様に登録されて、手順変更部14が、ステップS17で取得する。図10の故障対応手順601には、各工程に工具が対応付いている。電圧を確認する工程81には工具T1が対応付いている。結線を確認する工程82には工具T2が対応付いている。基板Aを確認する工程83には工具T3が対応付いている。基板Bを確認する工程84には工具T3が対応付いている。工程と工具の対応付けは、手順変更部14が結合部13から取得する故障対応手順601に記載されている。図10の故障対応手順601において、結合された回数情報12aが図8の回数情報12aであれば、手順変更部14は、基板Aを確認する工程83と、基板Bを確認する工程84を入れ替える。これは、工程83と工程84の工具が同一の工具T3のためである。
図11は、変形例1で使用する故障対応手順602である。図11の故障対応手順602には、各工程に工具が対応付いている。また図11の故障対応手順602では、結合された回数情報12aによって、回数がそれぞれ、10回、40回、45回、50回である。この例では、手順変更部14は、基板Aを確認する工程83と、基板Bを確認する工程84とを入れ替えないと判定する。これは、結線を確認する工程82に対応付いた工具T3と基板Aを確認する工程83に対応付いた工具T3とが同一であること、及び、基板Aを確認する工程83の回数と基板Bを確認する工程84の回数の差が少ないことによる。つまり工程83と工程84との回数にそれほど差が無いので入れ替えの効果は低い。一方で、工程82と工程83は同じ工具を使用するので、工程83と工程84を入れ替えない効果が高い。手順変更部14は、工程83と工程84との回数の差を数値化し、工程82と工程83とが同じ工具を使用することにとる工具の連続使用の効果を数値化し、これらの数値に基づき、工程83と工程84とを入れ替えないと判定する。
<変形例2>
図12、図13を参照して実施の形態1の変形例2を説明する。図12、図13は、手順変更部14が故障対応手順を変更する前の状態である。変形例1では各工程に工具が対応付いていた。変形例2では、各工程に、その工程の作業場所が対応付いている。工程群をなす工程81から工程84の各工程は、作業場所が対応付いている。入れ替え部である手順変更部14は、連続に実施される複数の工程81から84から決まる作業場所の順序に基づいて、順序の入れ替え可能な工程83,84の順序を入れ替える。
以下に具体的に述べる。図12、図13では、作業場所を場所P1のように表記している。数字の差が小さいほど作業場所が近いとする。変形例2は、変形例1の工具が作業場所になった構成である。変形例2では、手順変更部14が、故障対応手順603の各工程に対応付いている場所Pも参照して、工程を入れ替える。場所P1、場所P2,・・・は、数字が同じであれば同じ場所を示す。
図12は、変形例2の手順変更部14がステップS17で取得する故障対応手順603である。図12の故障対応手順603には、各工程に作業場所が対応付いている。電圧を確認する工程81には場所P1が対応付いている。結線を確認する工程82には場所P2が対応付いている。基板Aを確認する工程83には場所P3が対応付いている。基板Bを確認する工程84には場所P4が対応付いている。工程と場所の対応付けは、手順変更部14が結合部13から取得する故障対応手順603に記載されている。図12の故障対応手順603において、結合された回数情報12aが図8の回数情報12aであれば、手順変更部14は、基板Aを確認する工程83と、基板Bを確認する工程84を入れ替える。これは、工程83と工程84の作業場所が近いためでる。
図13は、変形例2において手順変更部14がステップS17で取得する故障対応手順604である。図13の故障対応手順604には、各工程に作業場所が対応付いている。また図13の故障対応手順604では、結合された回数情報12aによって、回数がそれぞれ、10回、40回、45回、50回である。この例では、手順変更部14は、基板Aを確認する工程83と、基板Bを確認する工程84とを入れ替えないと判定する。これは、工程83に対応付いた作業場所は場所P3であり、工程84に対応付いた作業場所は場所P9であること、及び、工程83の回数と工程84の回数の差が少ないことによる。つまり工程83と工程84との回数にそれほど差が無いので入れ替えの効果は低い。一方で、工程83と工程84との作業場所は場所P3と場所P9であり、9−3=6の差が有る。手順変更部14は、工程83と工程84との回数の差を数値化し、工程83と工程84の作業場所の差「」を基に別の評価値に数値化し、これらの数値に基づき、工程83と工程84とを入れ替えないと判定する。
<変形例3>
変形例3は、工具と作業場所との両方を手順変更部14が考慮する構成である。
図14は、手順変更部14がステップS17で取得する故障対応手順605を示す。故障対応手順605の各工程81〜84には、回数、工具及び作業場所が対応付いている。手順変更部14は、回数、工具及び作業場所を用いて、入れ替え可能な工程の入れ替えを実行する。
***実施の形態1の効果の説明***
(1)故障支援装置100は、手順変更部14によって故障対応手順の工程を入れ替えるので、作業手順が決まっている故障対応に柔軟に対応できる。
(2)手順変更部14は、故障対応手順の工程に対応付いた工具に基づいて、故障対応手順の工程を入れ替える。よって、故障対応手順の効率化を図ることができる。
(3)手順変更部14は、故障対応手順の工程に対応付いた作業場所に基づいて、故障対応手順の工程を入れ替える。よって、故障対応手順の効率化を図ることができる。
(4)登録受付部11は、入れ替え可能な工程の設定を受け付ける。よって、故障支援装置100は、作業手順が決まっている故障対応に柔軟に対応できる故障対応手順を提供できる。
<変形例4>
変形例4は、エレベータ仕様DB33が有する機種の情報を利用する構成である。変形例4ではエレベータ制御装置500は、故障コードに加え、エレベータの機種を出力する。
変形例4の履歴抽出部は、機器の機種と機器の設置場所との対応を示す機種設置情報を参照することにより、制御装置から取得した故障コードと同じ故障コードと、制御装置から取得した機種と同じ機種が対応する設置場所とを含む複数のレコードを、レコード記憶装置の有する複数のレコードの中から抽出する。履歴抽出部は、抽出された複数のレコードに含まれる原因ごとに、抽出されたレコードの数を対応付けて、回数情報を生成する。
具体的には以下のようである。
図6及び図15を参照して変形例4を説明する。
図15は、エレベータ仕様DB33の有する機種設置情報33aを示す。機種設置情報33aは、建物、号機及び機種の列を有する。機種設置情報33aの各行が機種設置レコード33bである建物及び号機の列は、機器であるエレベータの設置場所である。例えば、最も上段の機種設置レコード33bにおける建物1、号機1及び機種Aは、建物1の号機1の機種が「A」であることを示す。図6に示す故障レコード情報32bの複数のレコードは、建物及び号機という、エレベータの設置場所を含んでいる。
以下に、変形例4における履歴抽出部12の動作を説明する。
(1)履歴抽出部12は、エレベータ制御装置500から故障コード050=[001]を取得する。
(2)履歴抽出部12は、故障コード050=[001]を取得した場合、図15の機種設置情報33aと図6の故障レコード情報32bとを結合して結合情報35を生成する。
図16は、結合情報35を示す。結合情報35は複数の結合レコード35aからなる。結合情報35は、故障レコード情報32bと機種設置情報33aとの「建物及び号機」を介して結合される。結合情報35は、故障レコード情報32bの右列に、機種の列が追加された状態である。
(3)履歴抽出部12は、結合情報35から、取得した故障コード050=[001]をもち、かつ、同一機種の複数の結合レコード35aを抽出する。図17は、履歴抽出部12による結合レコード35aの抽出結果を示す。
図17は、履歴抽出部12が結合情報35から、故障コード故障コード050=[001]、かつ、機種Aの結合レコードを抽出した結果を示している。履歴抽出部12は、抽出された複数のレコードに含まれる原因ごとに、抽出されたレコードの数を対応付け、最も多くの数が対応付いた原因の数を、回数情報として生成する。図17の例では、履歴抽出部12は、原因11Aに、結合レコードの個数である3を対応付け、この3を回数情報として生成する。なお、履歴抽出部12は結合情報35から、エレベータ制御装置500から受信した故障コード050に同一の故障コードを持ち、かつ、エレベータ制御装置500から受信した機種に同一の機種をもつ結合レコードを抽出する。よって、図17以外の例では、故障コードかつ機種が、エレベータ制御装置500から受信した故障コード及び機種に同一であっても、「原因」の異なるレコードが抽出されることがある。
図18は、「原因」の異なる最下段のレコードも抽出された状態を示す。図18では、原因11Aの回数情報は3であり、原因12Aの回数情報は1である。この場合、履歴抽出部12は最大の回数情報「3」を採用する。なお、図16の結合情報35は図6の故障レコード情報32bに機種の列を追加した情報であるので、結合情報35からレコードを抽出することは、故障レコード情報32bから故障レコードを抽出することに同じである。
(4)回数情報の生成後の移行の処理は、図3のシーケンスと同じである。
変形例4では、履歴抽出部12が、故障したエレベータの機種と同じ機種の故障レコードを抽出することになるため、機種ごとに特性が有る場合は、より効率的に故障対応作業を実施できる。
<ハードウェア構成の補足>
図2の故障支援装置100では、故障支援装置100の機能がソフトウェアで実現されるが、故障支援装置100の機能がハードウェアで実現されてもよい。
図19は、故障支援装置100の機能がハードウェアで実現される構成を示す。図19の電子回路90は、登録受付部11,履歴抽出部12,結合部13及び手順変更部14、主記憶装置20、補助記憶装置30、入力IF40、出力IF50及び通信IF60の機能を実現する専用の電子回路である。電子回路90は、信号線91に接続している。電子回路90は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、ASIC、または、FPGAである。GAは、Gate Arrayの略語である。ASICは、Application Specific Integrated Circuitの略語である。FPGAは、Field−Programmable Gate Arrayの略語である。故障支援装置100の構成要素の機能は、1つの電子回路で実現されてもよいし、複数の電子回路に分散して実現されてもよい。また、故障支援装置100の構成要素の一部の機能が電子回路で実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ10と電子回路90の各々は、プロセッシングサーキットリとも呼ばれる。故障支援装置100において、登録受付部11、履歴抽出部12,結合部13及び手順変更部14の機能がプロセッシングサーキットリにより実現されてもよい。あるいは、登録受付部11、履歴抽出部12,結合部13及び手順変更部14、主記憶装置20、補助記憶装置30、入力IF40、出力IF50及び通信IF60の機能が、プロセッシングサーキットリにより実現されてもよい。
以上、実施の形態1及び変形例について説明したが、変形例を含む実施の形態1のうち、1つを部分的に実施しても構わない。あるいは、変形例を含む実施の形態1のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。なお、本発明は、実施の形態1に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
031 故障コード、032 故障コード、050 故障コード、10 プロセッサ、11 登録受付部、12 履歴抽出部、12a 回数情報、13 結合部、14 手順変更部、20 主記憶装置、30 補助記憶装置、31 故障対応手順DB、31a 故障対応手順、32 故障履歴DB、32a 故障レコード、32b 故障レコード情報、33 エレベータ仕様DB、33a 機種設置情報、33b 機種設置レコード、35 結合情報、35a 結合レコード、40 入力IF、50 出力IF、60 通信IF、70 信号線、81,82,83,84 工程、90 電子回路、91 信号線、100 故障支援装置、101 故障支援プログラム、200 入力装置、210 管理者、300 表示装置、400 保守端末、410 保守員、500 エレベータ制御装置、601,602,603,604,605 故障対応手順。

Claims (9)

  1. 機器を制御する制御装置から前記機器の故障内容を識別する故障コードを取得し、前記故障コードと故障の原因とを含む複数のレコードを有するレコード記憶装置の前記複数のレコードの中から、取得した前記故障コードと同じ前記故障コードを含む複数の前記レコードを抽出し、前記原因ごとに前記レコードの数を対応付けた回数情報を生成する抽出部と、
    前記故障コードと、連続に実施される複数工程を有すると共に前記複数工程に連続に実施される際の順序の入れ替え可能な工程が存在する工程群と、前記工程ごとに対応付いた故障原因を示す工程原因と、を含む複数の故障対応手順が登録されている手順記憶装置から、取得した前記故障コードと同じ前記故障コードを含む前記故障対応手順を取得し、前記故障対応手順の含む前記工程原因のうち前記回数情報の有する前記原因と同じ前記工程原因に、前記回数情報の有する前記原因に対応付いた前記レコードのレコード数を結合する結合部と、
    前記工程原因に結合された前記レコード数に基づいて、順序の入れ替え可能な前記工程の順序を入れ替え、前記工程の順序を入れ替えた前記故障対応手順を出力する入れ替え部と
    を備える故障支援装置。
  2. 前記工程群の各工程は、使用される工具が対応付いており、
    前記入れ替え部は、
    前記連続に実施される前記複数工程から決まる前記工具の順序に基づいて、順序の入れ替え可能な前記工程の順序を入れ替える請求項1に記載の故障支援装置。
  3. 前記工程群の各工程は、作業場所が対応付いており、
    前記入れ替え部は、
    前記連続に実施される前記複数工程から決まる前記作業場所の順序に基づいて、順序の入れ替え可能な前記工程の順序を入れ替える請求項1または請求項2に記載の故障支援装置。
  4. 前記結合部は、取得した前記故障対応手順の中に、前記回数情報の有する前記原因に対応する前記工程が存在しない場合、警告を発する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の故障支援装置。
  5. 前記故障支援装置は、さらに、
    入れ替え可能な工程の設定指示を受け付け、前記設定指示によって指示される入れ替え可能な前記工程を前記故障対応手順に設定し、前記故障対応手順を前記手順記憶装置に登録する登録受付部を備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の故障支援装置。
  6. 前記レコード記憶装置の有する前記複数のレコードは、
    前記機器の設置場所を含み、
    前記抽出部は、
    前記制御装置から前記機器の機種を取得し、前記機器の機種と前記機器の設置場所との対応を示す機種設置情報を参照することにより、取得した前記故障コードと同じ前記故障コードと、取得した前記機種と同じ機種が対応する前記設置場所とを含む複数のレコードを、前記レコード記憶装置の前記複数のレコードの中から抽出し、抽出された前記複数のレコードに含まれる前記原因ごとに、抽出された前記レコードの数を対応付けて前記回数情報を生成する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の故障支援装置。
  7. 前記機器は、エレベータである請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の故障支援装置。
  8. コンピュータに、
    機器を制御する制御装置から前記機器の故障内容を識別する故障コードを取得し、前記故障コードと故障の原因とを含む複数のレコードを有するレコード記憶装置の前記複数のレコードの中から、取得した前記故障コードと同じ前記故障コードを含む複数の前記レコードを抽出し、前記原因ごとに前記レコードの数を対応付けた回数情報を生成する抽出処理、
    前記故障コードと、連続に実施される複数工程を有すると共に前記複数工程に連続に実施される際の順序の入れ替え可能な工程が存在する工程群と、前記工程ごとに対応付いた故障原因を示す工程原因と、を含む複数の故障対応手順が登録されている手順記憶装置から、取得した前記故障コードと同じ前記故障コードを含む前記故障対応手順を取得し、前記故障対応手順の含む前記工程原因のうち前記回数情報の有する前記原因と同じ前記工程原因に、前記回数情報の有する前記原因に対応付いた前記レコードのレコード数を結合する結合処理、
    前記工程原因に結合された前記レコード数に基づいて、順序の入れ替え可能な前記工程の順序を入れ替え、前記工程の順序を入れ替えた前記故障対応手順を出力する入れ替え処理、
    を実行させる故障支援プログラム。
  9. コンピュータが、
    機器を制御する制御装置から前記機器の故障内容を識別する故障コードを取得し、前記故障コードと故障の原因とを含む複数のレコードを有するレコード記憶装置の前記複数のレコードの中から、取得した前記故障コードと同じ前記故障コードを含む複数の前記レコードを抽出し、前記原因ごとに前記レコードの数を対応付けた回数情報を生成し、
    前記故障コードと、連続に実施される複数工程を有すると共に前記複数工程に連続に実施される際の順序の入れ替え可能な工程が存在する工程群と、前記工程ごとに対応付いた故障原因を示す工程原因と、を含む複数の故障対応手順が登録されている手順記憶装置から、取得した前記故障コードと同じ前記故障コードを含む前記故障対応手順を取得し、前記故障対応手順の含む前記工程原因のうち前記回数情報の有する前記原因と同じ前記工程原因に、前記回数情報の有する前記原因に対応付いた前記レコードのレコード数を結合し、
    前記工程原因に結合された前記レコード数に基づいて、順序の入れ替え可能な前記工程の順序を入れ替え、前記工程の順序を入れ替えた前記故障対応手順を出力する
    故障支援方法。
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