JP6832216B2 - 自動車用ドアラッチ装置及び自動車用ドアラッチの組付装置 - Google Patents

自動車用ドアラッチ装置及び自動車用ドアラッチの組付装置 Download PDF

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Description

本発明は、ドア機能部品をモジュール化したドアに最適な自動車用ドアラッチ装置及び自動車用ドアラッチの組付装置に関する。
特許文献1に記載のドアは、アウトサイドドアパネル、インサイドドアパネル、インサイドドアパネルに固定されるモジュールベース(特許文献1は、「mounting plate」)及び予めモジュールベースに組み付けられるドアラッチを含むドア機能部品を備え、モジュールベースをドア機能部品を組み付けた状態でインサイドドアパネルに固定することによって、ドア機能部品がドアの所定位置に配置されるようにして組付性向上を図っている。
米国特許第5902004号明細書
しかし、特許文献1に記載のドアにおいては、ドアラッチをモジュールベースに組付ける手段として、ドアラッチのカバープレート(同じく「latch mount」)をボルトによりモジュールベースに固定する方法を採用しているため、ドアラッチの外形形状が大きくなると共に、ドアラッチのモジュールベースに対する組付け作業が悪いという問題を有している。
本発明は、従来の技術が有する問題点に鑑み、ドアラッチの小型化及びモジュールベースへの組付け作業を効率的に行うことができるようにした自動車用ドアラッチ装置及び自動車用ドアラッチの組付装置を提供することを目的としている。
第1の発明は、可動要素を収容するハウジングを有し、前記ハウジングに、モジュールベースに係止される組付具が嵌入されることにより固定される掛止メンバーを一体形成し、前記掛止メンバーを、前記ハウジングの上部及び下部にそれぞれ設ける。これにより、ハウジングの小型化を可能にして、ドアラッチ装置の小型化を図ることができる。
好ましくは、前記組付具は、前記モジュールベースに係止されるモジュールベース側被掛止メンバーと、前記掛止メンバーに嵌入されることにより固定されるドアラッチ側被掛止メンバーとを有する。これにより、組付具をハウジング及びモジュールベースに簡単に取り付けることができる。
第2の発明は、ドアのインサイドドアパネルに固定されるモジュールベースに掛止される上組付具及び下組付具と、前記上組付具及び前記下組付具がそれぞれ嵌入されることにより固定される掛止メンバーを有して、前記上組付具及び前記下組付具を介して前記モジュールベースに掛止されるドアラッチとを備え、前記掛止メンバーを、前記ドアラッチの上部及び下部にそれぞれ設ける。これにより、前記ドアラッチを組付具を介してモジュールベースに効率的に組み付けることができる。
本発明によると、組付具を使用してドアラッチをモジュールベースに効率的に取り付けることができ、かつドアラッチの小型化を図ることができる。
(a)は、ドアの組立を説明するための分解斜視図、(b)は、ドアの組立完成図である。 本発明に係るドアラッチの正面斜め方向から見た斜視図である。 ドアラッチの裏面図である。 (a)は、ドアラッチをモジュールベースに組み付ける前の状態を示す上要部の斜視図、(b)は、ドアラッチをモジュールベースに組み付けた状態の上要部の拡大斜視図である。 (a)は、ドアラッチをモジュールベースに組み付ける前の状態を示す下要部の斜視図、(b)は、ドアラッチをモジュールベースに組み付けた状態の下要部の拡大斜視図である。 ドアラッチをモジュールベースに組み付けた状態の要部の正面図である。 図6におけるVII矢視図である。 (a)は、図6におけるa−a線拡大断面図、(b)は、図6におけるb−b線拡大断面図である。 (a)は、図7におけるc−c線拡大断面図、(b)は、図7におけるd−d線拡大断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ドアDは、車外側の面を形成するアウトサイドドアパネルD1、車内側の面を形成するインサイドドアパネルD2、インサイドドアパネルD2に固定されるモジュールベースD4及びモジュールベースD4に組み付けられるドアラッチ1を含むドア機能部品を備える。なお、本実施形態に係るドアDは、前端部が車体側面に上下方向の軸回りに開閉可能に支持される自動車のフロントドアであるが、これに限定されるものでなく、自動車のリヤドア又はバックドアとしても良い。
アウトサイドドアパネルD1には、ドアDを車外から開けるときに操作される図示略のアウトサイドハンドル及び施錠/解錠するときに操作される図示略のキーシリンダが配置される。
インサイドドアパネルD2には、ドア機能部品をドアD内に組み付けるための開口D3が設けられる。開口D3は、モジュールベースD4をインサイドドアパネルD2に固定することで閉塞される。
図1(a)に示すように、モジュールベースD4には、予めドア機能部品であるドアラッチ1、インサイドハンドルIH、ウィンドウレギュレータWR及びその他のドア機能部品がそれぞれ所定の位置に組み付けられる。図1(b)に示すように、ドア機能部品が組み付けられたモジュールベースD4は、開口D3を閉塞するようにインサイドドアパネルD2に図示略の複数のボルトにより固定される。これにより、モジュールベースD4に組み付けられたドア機能部品をドアDの所定位置に配置することができる。但し、ウィンドウレギュレータWRは、モジュールベースD4をインサイドドアパネルD2に固定した後、モジュールベースD4に設けた図示略の作業孔を利用して窓ガラスGに連結される。また、ドアラッチ1は、モジュールベースD4をインサイドドアパネルD2に固定した後、インサイドドアパネルD2の後部内面に複数のボルトBにより固定される。
ウィンドウレギュレータWRは、窓ガラスGに連結されることで窓ガラスGを上下方向へ開閉作動させるためのものである。インサイドハンドルIHは、ドアラッチ1に連結されることで、車内からドアDを開ける際に操作されるものである。
モジュールベースD4は、インサイドドアパネルD1の開口D3を閉塞すると共に、インサイドハンドルIH及びウィンドウレギュレータWRが配置されるベース部D41と、ベース部D41の後部に連設される延長部D42とを有する。延長部D42には、後述の上、下組付具100、200を介してドアラッチ1を仮止めするための上、下掛止部D43、D44(図4、5参照)が形成される。本実施形態においては、上、下掛止部D43、D44は、車内側が開口して横方向に切り欠かれたスリットにより形成される。
図1(a)に示すように、ドアラッチ1は、予めモジュールベースD4及びドアラッチ1と別体で形成される上、下組付具100、200を介してモジュールベースD4の延長部D42に仮止めされる。図1(b)に示すように、延長部D42に仮止めされたドアラッチ1は、モジュールベースD4をインサイドドアパネルD2に固定する作業を行う際、延長部D42と共に開口D3からドア1内に挿入され、その後の作業で複数のボルトBによりインサイドドアパネルD2の後部内面に固定される。
図2、3に示すように、ドアラッチ1は、車体側のストライカ(図7参照)と噛合することでドアDを閉鎖状態に保持する噛合機構を収容する噛合機構用ハウジング2を有する噛合ユニット(符号無し)と、図示略の施解錠機構及びその他の可動要素を収容する操作機構用ハウジング3を有する操作ユニット(符号無し)とを有する。
噛合ユニットの噛合機構用ハウジング2は、複数のボルトBによりインサイドドアパネルD2の後部内面に固定されると共に、内部には、ストライカSに噛合可能なラッチ6及び当該ラッチ6に係合し、ラッチ6の回動を拘束してドアDを閉鎖状態に保持するラチェット7を含む噛合機構が配置される。
ラッチ6は、噛合機構用ハウジング2内に軸61により枢支され、ドアDの閉鎖時に、噛合機構用ハウジング2に設けたストライカ進入溝21に進入してくるストライカSに噛合する。
ラチェット7は、噛合機構用ハウジング2内に軸71により枢支され、ストライカSに噛合したラッチ6に係合することにより、ラッチ6の回動を拘束してドアDを閉鎖状態に保持し、アウトサイドハンドル又はインサイドハンドルIHの操作に基づいて作動することによりラッチ6との係合を解除してドアDの開きを可能にする。
操作ユニットの操作機構用ハウジング3は、噛合機構用ハウジング2の裏側(ドアラッチ1をドアDに取り付けた状態では「前側」及び「車外側」)全体を覆うように噛合機構用ハウジング2に固定される。操作機構用ハウジング3の内部には、手動施解錠操作(キーシリンダ又はロックノブの操作)又は携帯機の遠隔操作による電動駆動により、アウトサイドハンドル又はインサイドハンドルIHの操作でドアDを開けることが可能な解錠状態及び不能な施錠状態に切り替え可能な可動要素である図示略の施解錠機構及びその他の可動要素が設けられる。
施解錠機構を構成する複数の構成要素のうち、キーシリンダに上下方向を向く連結部材4を介して連結されるキーレバー5は、操作機構用ハウジング3に所定角度回動可能に支持され、キーシリンダがキーにより施錠操作された場合には、図3に実線で示す中立位置から軸部51を中心に反時計方向へ回動することで、施解錠機構を施錠状態に切り替え、また、キーシリンダがキーにより解錠操作された場合には、中立位置から軸部51を中心に時計方向へ回動することで、施解錠機構を解錠状態に切り替える。
操作機構用ハウジング3には、キーレバー5の回動角度を所定角度に制限するための上、下ストッパ部31、32と、上、下組付具100、200がそれぞれ取り付けられる上、下掛止メンバー33、34と、ドアラッチ1を組立てる際に使用される上下の凹部35、36が一体形成される。
上ストッパ部31は、キーレバー5がキーシリンダの解錠操作に基づいて中立位置から時計方向へ回動した際、図3に2点鎖線5Aで示すようにキーレバー5の上縁が当接することでキーレバー5の回動を阻止する。下ストッパ部32は、キーレバー5がキーシリンダの施錠操作に基づいて中立位置から反時計方向へ回動した際、図3に2点鎖線5Bで示すようにキーレバー5の下縁が当接することでキーレバー5の回動を阻止する。これにより、キーシリンダの操作時、キーレバー5に対して所定角度以上回動させるような力が作用したとしても、キーレバー5を所定角度に確実に停止させることができるため、施解錠機構(キーレバー5を除く)に対する過大な負荷入力を阻止して、施解錠機構の損傷を防止できる。
図3に示すように、上の凹部35は、操作機構用ハウジング3の裏面側に円形状に形成される。下の凹部36は、操作機構用ハウジング3の裏面側に上下方向に長寸の長孔状に形成される。上下の凹部35、36は、ドアラッチ1の組立ラインにおいて、操作機構用ハウジング3の内部に施解錠機構等の可動要素を上方から組み付ける際、組立治具に設けた上向き円柱状の固定ピンが挿入されることで、操作機構用ハウジング3の組立治具に対する固定位置を確実にして、可動要素の組付を正確にするためのものである。
図4(a)、(b)、図8(a)及び図9(a)に示すように、上掛止メンバー33は、操作機構用ハウジング3の上部に形成される前後の立上部33a、33b及び中央の立上部33cと、各立上部33a、33b、33cの上端同士を接続する接続片33dと、車内外方向(横方向)へ開口する前後の嵌合孔33e、33fとを有する。
接続片33dの車外側を向く端部には、接続片33dの上、下面よりも上、下方向へそれぞれ突出し、前後方向へ延伸する第1突出部33gが設けられ、同じく前部には、接続片33dの上面よりも上方へ突出する第2突出部33hが設けられる。
図5(a)、(b)、図8(b)及び図9(b)に示すように、下掛止メンバー34は、操作機構用ハウジング3の下部に形成される前後の垂下部34a、34b及び中央の垂下部34cと、各垂下部34a、34b、34cの下端同士を接続する接続片34dと、車内外方向(横方向)へ開口する前後の嵌合孔34e、34fとを有する。
接続片34dの車外側を向く端部には、接続片34dの上、下面よりも上、下方向へそれぞれ突出し、前後方向へ延伸する第1突出部34gが設けられ、同じく前部には、接続片34dの下面よりも下方へ突出する第2突出部34hが設けられる。
図4に示すように、上組付具100は、モジュールベースD4の延長部D42に掛止されるモジュールベース側被掛止メンバー101と、モジュールベース側被掛止メンバー101の下方にあって、ドアラッチ1の上掛止メンバー33に掛止されるドアラッチ側被掛止メンバー102と、モジュールベース側被掛止メンバー101とドアラッチ側被掛止メンバー102とを互いに接続する上下方向に延伸する接続部103とを一体形成する。
上組付具100のモジュールベース側被掛止メンバー101は、車外側(上掛止部D43に対向する側)が開口して上下方向に切り欠かれた切欠部104を有し、図4(b)に示すように、切欠部104がモジュールベースD4の上掛止部D43に対して直角に係合することによって、モジュールベース4の延長部D42に掛止される。
上組付具100のドアラッチ側被掛止メンバー102は、図8(a)、図9(a)に示すように、ドアラッチ1の上掛止メンバー33の接続片33dの上面に当接する上側挟持片102aと、接続片33dの下面に当接する下側挟持片102bとを有し、上側挟持片102aと下側挟持片102bとの間に上掛止メンバー33の接続片33dを上下から挟み込むことによって、ドアラッチ1の上掛止メンバー33に嵌入されて固定される。
上組付具100における上側挟持片102aと下側挟持片102bとが相対する面には、特に図8(a)に示すように、上掛止メンバー33の第1突出部33gの上部に対して抜け方向(図8(a)において右方向)へ係合可能な上下の爪部102cが設けられる。
上組付具100がドアラッチ1の上掛止メンバー33に固定された状態(上掛止メンバー33の接続片33dが上側挟持片102aと下側挟持片102bとの間に挟み込まれた状態)にあっては、図8(a)に示すように、上下の爪部102cが第1突出部33gの上下部にそれぞれ係合し、さらに、図9(a)に示すように、上側挟持片102aの端部102dが第2突出部33hに対して前方へ向けて係合すると共に、下側挟持片102bの端部102eが上掛止メンバー33の立上部33bの内側面に当接することによって、ドアラッチ1の搬送中又はドアDへの組付け作業中に、上組付具100がドアラッチ1から脱落することを防止する。
上述のように、上組付具100のモジュールベース側被掛止メンバー101をモジュールベースD4の延長部D42に掛止し、同じくドアラッチ側被掛止メンバー102をドアラッチ1の上掛止メンバー33に嵌入して固定することにより、ドアラッチ1の上部を上組付具100を介してモジュールベース4の延長部D42に仮止めすることができる。
図5に示すように、下組付具200は、上組付具100と上下対称形状であって、モジュールベースD4の延長部D42に掛止されるモジュールベース側被掛止メンバー201と、モジュールベース側被掛止メンバー201の上方にあって、ドアラッチ1の下掛止メンバー34に嵌入されることにより固定されるドアラッチ側被掛止メンバー202と、モジュールベース側被掛止メンバー201とドアラッチ側被掛止メンバー202とを互いに接続する上下方向に延伸する接続部203とを一体形成する。
下組付具200のモジュールベース側被掛止メンバー201は、車外側(下掛止部D44に対向する側)が開口し、上下方向に切り欠かれた切欠部204を有し、図5(b)に示すように、切欠部204がモジュールベースD4の下掛止部D44に対して直角に係合することによって、モジュールベース4の延長部D42に掛止される。
下組付具200のドアラッチ側被掛止メンバー202は、図8(b)、図9(b)に示すように、ドアラッチ1の下掛止メンバー34の接続片34dの下面に当接する下側挟持片202aと、接続片34dの上面に当接する上側挟持片202bとを有し、下側挟持片202aと上側挟持片202bとの間に下掛止メンバー34の接続片34dを上下から挟み込むことによって、ドアラッチ1の下掛止メンバー34に嵌入されて固定される。
下組付具200における下側挟持片202aと上側挟持片202bとが相対する面には、特に図8(b)に示すように、下掛止メンバー34の突出部34gの上下部に対して抜け方向(図8(b)において右方向)へ係合可能な上下の爪部202cがそれぞれ設けられる。
下組付具200がドアラッチ1の下掛止メンバー34に嵌入されて固定された状態(下掛止メンバー33の接続片34dが上側挟持片202bと下側挟持片202aとの間に挟み込まれた状態)にあっては、図8(b)に示すように、上下の爪部202cが第1突出部34gの上下部にそれぞれ係合し、さらに、図9(b)に示すように、下側挟持片202aの端部202dが第2突出部34hに対して前方へ向けて係合することによって、ドアラッチ1の搬送中又はドアDへの組付け作業中に、下組付具200がドアラッチ1から脱落することを防止する。
上述のように、下組付具200のモジュールベース側被掛止メンバー201をモジュールベースD4の延長部D42に掛止し、同じくドアラッチ側被掛止メンバー202をドアラッチ1の下掛止メンバー34に嵌入して固定することにより、ドアラッチ1の下部を下組付具200を介してモジュールベース4の延長部D42に仮止めすることができる。
次に、ドアモジュールの組付け要領を説明する。
先ず、上組付具100及び下組付具200を、ドアラッチ1の上掛止メンバー33及び下掛止メンバー34にそれぞれ取り付ける。当該取り付けは、上組付具100にあっては、上掛止メンバー33の接続片33dを、図4(a)に示す矢印X方向から、上側挟持片102aを上方へ撓ませながら上側挟持片102aと下側挟持片102bとの間に差し込んで挟み込ませることによって達成される。これにより、上組付具100の爪部102cが上掛止メンバー33の第1突出部33g、上側挟持片102aの端部102dが上掛止メンバー33の第2突出部33hにそれぞれ係合することによって、上組付具100は、上掛止メンバー33に確実に固定される。下組付具200にあっては、下掛止メンバー34の接続片34dを、図5(a)に示す矢印X方向から、下側挟持片202aを下方へ撓ませながら下側挟持片202aと上側挟持片202bとの間に差し込んで挟み込ませることによって達成される。これにより、下組付具200の爪部202cが下掛止メンバー34の第1突出部34g、下側挟持片202aの端部202dが下掛止メンバー34の第2突出部34hにそれぞれ係合することによって、下組付具200は、下掛止メンバー34に確実に固定される。
次に、ドアラッチ1に掛止された上組付具100及び下組付具200を、モジュールベースD4の延長部D42にそれぞれ掛止する。当該掛止は、上組付具100にあっては、モジュールベース側被掛止部101の切欠部104をモジュールベースD4における延長部D42の上掛止部D43に係合することによって達成される。下組付具200にあっては、モジュールベース側被掛止部201の切欠部204を延長部D42の下掛止部D44に係合することによって達成される。これにより、ドアラッチ1を、モジュールベースD4に上、下組付具100、200を介して簡単に仮止めすることができる。
次に、ドアラッチ1、インサイドハンドルIH及びウィンドウレギュレータWRを組み付けたモジュールベースD4の延長部D42をインサイドドアパネルD2の開口D3からドアD内に挿入し、ベース部D41をインサイドドアパネルD2に固定する。これにより、ドアラッチ1は、予め定められたドアD内の所定の取り付け位置に配置される。
最後に、ドアラッチ1をドアD外からボルトBによりインサイドドアパネルD2の後部内面に固定することによって、ドア機能部品のドアDに対する組付けは完了する。
以上のように、ドアラッチ1を上、下組付具100、200を用いてモジュールベースD4に組み付けることにより、次のような作用効果を奏する。
(a)ドアラッチ1にモジュールベースD4に直接取り付けるための大形状の取付部を形成する必要がないため、ドアラッチ1の小型化を図ることができる。
(b)ドアラッチ1の操作機構用ハウジング3に組付具100、200を仮止めするための上、下掛止メンバー33、34を一体形成したことによって、組付具100、200を変更するだけで、ドアラッチ1を形状が異なる複数種類のモジュールベースD4への組付けが可能となり、ドアラッチ1の共用化が可能になる。
(c)組付具100、200をモジュールベースD4、ドアラッチ1に対して取り付けるだけで、ドアラッチ1をモジュールベースD4に簡単に組み付けることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
(i)組付具100、200におけるモジュール側被掛止メンバー101、201の形状を変更する。例えば、モジュール側被掛止メンバー101、201を、車外側へ向けて突出した凸形状として、当該凸形状の先端部をモジュールベースD4の延長部D42に別途設けた孔に差し込むことによって掛止する。
(ii)組付具100、200におけるドアラッチ側被掛止メンバー102、202及びドアラッチ1の掛止メンバー33、34の形状を変更する。例えば、組付具100、200のドアラッチ側被掛止メンバー102、202又はドアラッチ1の掛止メンバー33、34のいずれか一方を他方へ向けて突出する凸形状とし、いずれか他方を凸形状の先端部が係合可能な孔とする。
(iii)上組付具100(下組付具200)のドアラッチ1に対する組付け方向を変更する。例えば、上組付具100(下組付具200)を、図4(a)(図5(a))に示す矢印Z方向から下側挟持片102b(上側挟持片202b)を上掛止メンバー33(下掛止メンバー34)の嵌合孔33e、33f(嵌合孔34e、34f)に車外側から嵌入すると共に、上側挟持片102a(下側挟持片202a)と下側挟持片102b(上側挟持片202b)との間に上掛止メンバー33(下掛止メンバー34)の接続片33d(接続片34d)を挟み込むようにする。
(iv)上記(i)−(iii)を適宜組み合わせる。
1 ドアラッチ 2 噛合機構用ハウジング
21 ストライカ進入溝 3 操作機構用ハウジング
31 上ストッパ部 32 下ストッパ部
33 上掛止メンバー 33a、33b、33c 立上部
33d 接続片 33e、33f 嵌合孔
33g 第1突出部 33h 第2突出部
34 下掛止メンバー 34a、34b、34c 垂下部
34d 接続片 34e、34f 嵌合孔
34g 第1突出部 34h 第2突出部
35、36 凹部 4 連結部材
5 キーレバー 51 軸部
6 ラッチ 61 軸
7 ラチェット 71 軸
100 上組付具 101 モジュールベース側被掛止メンバー
102 ドアラッチ側被掛止メンバー 102a 上側挟持片
102b 下側挟持片 102c 爪部
102d、102e 端部 103 接続部
104 切欠部 200 下組付具
201 モジュールベース側被掛止メンバー
202 ドアラッチ側被掛止メンバー 202a 下側挟持片
202b 上側挟持片 202c 爪部
202d 端部 203 接続部
204 切欠部 B ボルト
D ドア D1 アウトサイドドアパネル
D2 インサイドドアパネル D3 開口
D4 モジュールベース D41 ベース部
D42 延長部 D43 上掛止部
D44 下掛止部 G 窓ガラス
IH インサイドハンドル S ストライカ
WR ウィンドウレギュレータ

Claims (3)

  1. 可動要素を収容するハウジングを有し、
    前記ハウジングに、モジュールベースに係止される組付具が嵌入されることにより固定される掛止メンバーを一体形成し、
    前記掛止メンバーを、前記ハウジングの上部及び下部にそれぞれ設けたことを特徴とする自動車用ドアラッチ装置。
  2. 前記組付具は、前記モジュールベースに係止されるモジュールベース側被掛止メンバーと、前記掛止メンバーに嵌入されることにより固定されるドアラッチ側被掛止メンバーとを有することを特徴とする請求項1記載の自動車用ドアラッチ装置。
  3. ドアのインサイドドアパネルに固定されるモジュールベースに掛止される上組付具及び下組付具と、
    前記上組付具及び前記下組付具がそれぞれ嵌入されることにより固定される掛止メンバーを有して、前記上組付具及び前記下組付具を介して前記モジュールベースに掛止されるドアラッチとを備え、
    前記掛止メンバーを、前記ドアラッチの上部及び下部にそれぞれ設けたことを特徴とする自動車用ドアラッチの組付装置。
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