JP6830475B2 - 車輌用撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影を行うカメラモジュールを有する技術分野に関する。
特開2011−184030号公報
車輌用撮像装置には、例えば、透光カバーとハウジングによって構成された外筐の内部に所定の領域を撮影するカメラモジュールが配置されたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、車輌用撮像装置は車輌用灯具としても機能するものがある。
このような車輌用撮像装置は、例えば、車体の左右両側面に取り付けられて用いられる。カメラモジュールによって後方から側方にかけての領域が撮影され、撮影された画像が車室に配置されたディスプレイの画面に表示される。
運転者はディスプレイの画面に表示される左側の画像と右側の画像を視認することにより、後方から側方にかけての領域の状況を把握し、把握した状況に応じた運転をすることができる。
このような車輌用撮像装置が設けられることにより、カメラモジュールによって後方から側方にかけての領域が撮影されるため、サイドミラーを必要としない車輌を製造することが可能になる。
特許文献1に記載された車輌用撮像装置にあっては、外筐の内部にシャーシが配置され、シャーシに基板が取り付けられている。また、シャーシの後端部にはホルダーが取り付けられ、ホルダーにカメラモジュールが保持されている。
ところで、上記のようなカメラモジュールを有する車輌用撮像装置にあっては、撮影光が透光カバーを透過されてカメラモジュールに入射されるため、透光カバーにおける撮影光が透過される部分の状態によってはカメラモジュールによって撮影された画像の質が低下するおそれがある。
このような画質の低下が生じてしまうと、車室に配置されたディスプレイの画面を搭乗者が視認したときに、車輌の後方の状況が良好に認識されず、安全性の低下を来すおそれもある。
従って、カメラモジュールによる良好な画像を撮影するために、透光カバーにおける撮影光が透過される部分への水滴の付着を抑制することが必要である。
そこで、本発明は、上記した問題点を克服し、透光カバーにおける撮影光が透過される部分への水滴の付着を抑制してカメラモジュールにより良好な画像を撮影することを目的とする。
第1に、本発明に係る車輌用撮像装置は、開口を有するハウジングと前記開口を閉塞する透光カバーとを有する外筐と、前記外筐の内部に配置されたカメラモジュールとを備え、前記透光カバーの一部は前記カメラモジュールに入射される撮影光が透過される透過窓として設けられ、前記透光カバーに前記透過窓への水滴の流入を規制する規制部が設けられ、前記ハウジングには前記透過窓に吹き付けられる流体の吐出口が形成され、前記規制部が流体の吐出方向において前記透過窓を挟んで前記吐出口の反対側に設けられたものである。
これにより、規制部によって透過窓への水滴の流動が規制されて透過窓への水滴の付着が抑制される。さらに、吐出口から吐出された流体の進路が規制部によって変更され、透過窓の広範囲に流体が吹き付けられる。
本発明によれば、規制部によって透過窓への水滴の流動が規制されて透過窓への水滴の付着が抑制されるため、透光カバーにおける撮影光が透過される部分への水滴の付着を抑制してカメラモジュールにより良好な画像を撮影することができる。
図2乃至図50と共に本発明の実施の形態を示すものであり、本図は、車輌の斜視図である。 車輌用灯具の分解斜視図である。 内部構造を破線にして示す車輌用灯具の斜視図である。 内部構造の一部を実線にして示す車輌用灯具の斜視図である。 車体に取り付けられた状態で車輌用灯具を示す図3のV−V線に沿う断面図である。 規制部によって水滴の透過窓への流入が規制されている状態を示す斜視図である。 カメラモジュールとECUとディスプレイの関係を示すブロック図である。 円弧状に形成された規制部の例を示す透光カバーの斜視図である。 逆V字状に形成された規制部の例を示す透光カバーの斜視図である。 断面形状が矩形状に形成された規制部の例を示す透光カバーの斜視図である。 断面形状が半円形状に形成された規制部の例を示す透光カバーの斜視図である。 断面形状が三角形状に形成された規制部の例を示す透光カバーの斜視図である。 溝状に形成された規制部の例を示す透光カバーの断面図である。 別の溝状に形成された規制部の例を示す透光カバーの断面図である。 突状と溝状の部分が連続して形成された規制部の例を示す透光カバーの断面図である。 平板面部の側方の端部に設けられた規制部の例を示す透光カバーの斜視図である。 平板面部の下端部に設けられた規制部の例を示す透光カバーの斜視図である。 平板面部の外周部に透過窓を三方から囲む位置に設けられたた規制部の例を示す透光カバーの斜視図である。 上面部と下面部に設けられた規制部の例を示す透光カバーの斜視図である。 上面部と下面部と平板面部の外周部に透過窓を三方から囲む位置とに設けられた規制部の例を示す透光カバーの斜視図である。 車輌用異物除去システムの例を示す概念図である。 流体の吐出方向において透過窓を挟んで吐出口の反対側に設けられた規制部の例を示す車輌用灯具の背面図である。 透過窓の側方に位置された第1の壁部と透過窓の上方に位置された第2の壁部とを有する規制部の例を示す車輌用灯具の背面図である。 ノズルが透過窓に対して上側に変位した位置に設けられた状態において透過窓を囲むように位置された規制部の例を示す車輌用灯具の背面図である。 ノズルが透過窓に対して下側に変位した位置に設けられた状態において透過窓を囲むように位置された規制部の例を示す車輌用灯具の背面図である。 ノズルが透過窓に対して上下方向における中央部に設けられた状態において透過窓を囲むように位置された規制部の例を示す車輌用灯具の背面図である。 庇部と覆い部を有する規制部の例を示す斜視図である。 図29と共に逆流防止機構の例を示すものであり、本図は、流動路が閉塞されている状態を示す断面図である。 流動路が開放されている状態を示す断面図である。 第1の変形例に係る逆流防止機構を示す断面図である。 第2の変形例に係る逆流防止機構を示す断面図である。 第3の変形例に係る逆流防止機構を一部を断面にして示す斜視図である。 第4の変形例に係る逆流防止機構を一部を断面にして示す斜視図である。 図35と共にパッキンの一部によって流動路が開閉される逆流防止機構の例を示すものであり、本図は、流動路が閉塞されている状態を示す車輌用灯具の断面図である。 流動路が開放されている状態を示す車輌用灯具の断面図である。 図37及び図38と共に回転弁によって流動路が開閉される逆流防止機構の例を示すものであり、本図は、回転弁によって流動路が閉塞されている状態を一部を断面にして示す斜視図である。 回転弁によって流動路が閉塞されている状態を示す断面図である。 回転弁によって流動路が開放されている状態を一部を断面にして示す断面図である。 図40乃至図47と共に水滴誘導部が設けられた各例を示すものであり、本図は、断面図である。 風誘導部が設けられた例を示す断面図である。 吐出側領域が平滑面に形成され奥側領域が粗面に形成された例を示す断面図である。 吐出側領域に上下に延びる誘導溝が形成された例を示す断面図である。 水溜ケースの周面部に空気流入孔が形成された例を示す側面図である。 水溜ケースにおける周面部の内面側に閉塞防止部が設けられた例を示す断面図である。 水溜ケースにおける周面部の内面側に別の閉塞防止部が設けられた例を示す断面図である。 水滴誘導部として誘導バーが設けられた例を示す斜視図である。 水滴誘導部として別の誘導バーが設けられた例を示す斜視図である。 車輌用異物除去システムに関するブロック図である。 一方の流動路が回転弁によって開放され他方の流動路が回転弁によって閉塞されている例を示す概念図である。 双方の流動路が回転弁によって開放されている例を示す概念図である。
以下に、本発明を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。
以下に示した実施の形態は、本発明に係る車輌用灯具をサイドターンシグナルランプに適用したものである。尚、本発明に係る車輌用灯具の適用範囲はサイドターンシグナルランプに限られることはなく、内部にカメラモジュールが配置されている構成であれば、ヘッドランプ、クリアランスランプ、テールランプ、ターンシグナルランプ、ストップランプ、デイタイムランニングランプ、コーナーリングランプ、ハザードランプ、ポジションランプ、バックランプ、フォグランプ、ハイマウントストップランプ、フットランプ等又はこれらの組み合わせであるコンビネーションランプ等の各種の車輌用灯具に広く適用することができる。
尚、本発明は車輌用撮像装置に適用されてもよく、この場合にはカメラモジュールを有するが、光源が設けられていない構成にすることも可能である。
車輌用灯具1、1は、それぞれ車輌100における車体101の左右両側の側面102、102に取り付けられて配置されている(図1参照)。
車輌用灯具1は車輌用撮像装置としても機能し、後述するカメラモジュールによって、例えば、車輌100の後方から側方にかけての領域を撮影することが可能にされている。カメラモジュールによって撮影された画像(映像)は車室に配置されたディスプレイ200、200の各画面に表示される。ディスプレイ200、200の各画面にはそれぞれ左側の画像と右側の画像とが表示される。尚、車室には一つのディスプレイ200が設けられ、ディスプレイ200に左側の画像と右側の画像がそれぞれ表示される二つの画面が設けられていてもよい。
運転者はディスプレイ200、200の各画面に表示される左側の画像と右側の画像を視認することにより、後方から側方にかけての領域の状況を把握し、把握した状況に応じた運転をすることができる。
このように車輌用灯具1、1は車輌100の後方から側方にかけての領域を撮影することが可能にされているため、車輌100にはサイドミラーが設けられておらず小型化が図られている。
車輌用灯具1はハウジング2と透光カバー3を備えている(図2乃至図5参照)。尚、以下には、車輌100の右側の側面102に取り付けられた車輌用灯具1を例として説明する。車輌100の左側の側面102に取り付けられた車輌用灯具1は、車輌100の右側の側面102取り付けられた車輌用灯具1に対して左右対称な形状に形成されている。
ハウジング2と透光カバー3によって外筐4が構成され、外筐4の内部空間が灯室5として形成されている。
ハウジング2は、例えば、樹脂材料によって形成され、側方に開口されたケース部6とケース部6の開口縁に連続して設けられたカバー取付部7とケース部6から側方に突出された突状部8とを有し、これらの各部が一体に形成されている。
ケース部6は上下方向を向く上面部9と上下方向を向く下面部10と略前後方向を向く前面部11と前後方向を向く後面部12と左右方向を向く底面部13とから成り、上面部9と下面部10と前面部11と後面部12の各一方の側縁が底面部13の周縁に連続されている。
前面部11には前後に貫通された配置用開口11aが形成されている。前面部11の内面における上下両端部からはそれぞれ後方に突出された位置決め突部14、14が設けられている。
カバー取付部7は左右方向を向く略平板状のベース部15と上面部9及び下面部10の各側縁から上方又は下方にそれぞれ張り出された張出部16、16とを有している。ベース部15の略中央部にはネジ挿通孔15aが形成されている。張出部16、16は前端がベース部15の外周部における後端にそれぞれ連続されている。張出部16、16からベース部15の外周部に亘る位置には側方に突出された位置決め用リブ17が設けられている。位置決め用リブ17は全体として後方に開口された凹状に形成されている。
突状部8は前面部11から側方(外方)に突出されている。
ハウジング2にはノズル18が後面部12に、例えば、一体に形成されている。ノズル18は流体を透光カバー3の所定の部分へ向けて吐出する機能を有し、吐出部19と吐出部19に連続された連結用筒部20とを有している。ノズル18の内部空間は流体が流動される流動空間18aとして形成されている。
吐出部19は側方における一端面が後面部12の側方における一端面と同一平面にされている。吐出部19の開口は縦長の形状に形成された吐出口19aとして形成されている。
連結用筒部20は後面部12の後側に後面部12と離隔して位置されている。連結用筒部20には外方に張り出された環状の係合突部20aが設けられている。
上記のように、ハウジング2とノズル18が一体に形成されることにより、ハウジング2に一体に設けられたノズル18から流体が吐出されるため、部品点数の削減による車輌用灯具1の構造の簡素化及び車輌用灯具1の製造コストの低減を図ることができる。
透光カバー3は樹脂やガラス等による透明な材料によって形成され、全体として側方(左方)に開口された椀状にされ前後の長さが上下の長さ及び左右の長さより長くされている。透光カバー3は、上下方向における中央部に位置された曲面部21と、曲面部21の後端に連続された出射面部22と、出射面部22の後端に連続された平板面部23と、曲面部21と出射面部22と平板面部23の各上縁に連続された上面部24と、曲面部21と出射面部22と平板面部23の各下縁に連続された下面部25とを有している。
曲面部21は車輌外方に凸の曲面状に形成され前半部が後半部より曲率が大きくされている。
出射面部22は後方へ行くに従って車体101の側面102に近付く方向に傾斜されている。出射面部22には内面に光学ステップ22a、22a、・・・が形成されている。光学ステップ22a、22a、・・・は後述する発光素子(光源)から出射された光を制御する機能を有しており、発光素子から出射され出射面部22を透過されて外部へ向かう光が光学ステップ22a、22a、・・・によって制御されて所定の領域に照射される。
平板面部23にはステップが形成されていない透過窓23aが設けられ、透過窓23aは、例えば、上下に長い小判状に形成されている。透過窓23aは後述するカメラモジュールの画角を妨げない領域に位置されている。
平板面部23には透過窓23aの外周を覆う位置に遮光部26が形成されている。遮光部26は、例えば、黒色の帯状に形成され、平板面部23に埋設されている。
透光カバー3には、例えば、後方に突出された規制部27が設けられていてもよい(図6参照)。規制部27は、例えば、透過窓23aの上方において平板面部23の上端部に設けられ、左右に延びる形状又は左右方向において外方へ行くに従って下方に変位するように傾斜された形状に形成されている。規制部27は雨天時等における水滴の透過窓23aへの流入を抑制する機能を有している。
規制部27は、例えば、平板面部23に一体に設けられ、規制部27が平板面部23と一体に設けられることにより、透光カバー3の製造を容易に行うことができると共に部品点数の削減による製造コストの低減を図ることができる。
透光カバー3の内面には出射面部22及び透過窓23a以外の部分に所定の形状に形成されたステップ3a、3a、・・・が形成されている(図2及び図5参照)。ステップ3a、3a、・・・は光を拡散する機能を有し、ステップ3a、3a、・・・によって外部から透光カバー3に入射される光が拡散されて外筐4の内部に配置される構造が視認し難くされている。透過窓23aの表面には吐出部19から吐出される後述する高圧空気が吹き付けられ、透過窓23aに付着されている水滴や塵埃等の異物が除去される。
透光カバー3は、図5に示すように、位置決め用リブ17に外嵌されるようにしてハウジング2のカバー取付部7に当て付けられ、位置決め用リブ17に位置決めされた状態で接着やレーザー溶着等によってカバー取付部7に取り付けられる。
透光カバー3がカバー取付部7に取り付けられた状態においては、ノズル18の吐出部19に形成された吐出口19aが透過窓23aの近傍に位置される(図3及び図5参照)。
外筐4の内部には基板28が配置されている(図2、図3及び図5参照)。基板28は前後方向を向き左右方向に長い略長方形状に形成され、基板28の前面には長手方向における一端部にコネクター29が配置されている。コネクター29は電源の入力や後述するカメラモジュールによって撮影された画像(映像)の信号出力等を行う機能を有している。コネクター29には車輌100側の図示しない接続端子が接続される。
基板28の後面には光源として機能する発光素子30、30が上下に離隔して配置されている。発光素子30、30は基板28の長手方向においてコネクター29が配置された側の端部と反対側の端部に配置されている。発光素子30、30としては、例えば、発光ダイオード(LED)が用いられている。
基板28の後面にはカメラモジュール31が取り付けられている。カメラモジュール31は基板28の長手方向において発光素子30、30が配置された側の端部寄りに位置され、基板28から後方に突出された状態にされている。カメラモジュール31は略円筒状の鏡筒32と鏡筒32に保持された単数又は複数のレンズ33と基板28上に配置された撮像素子34とを有している。
上記のようにコネクター29、発光素子30、30及びカメラモジュール31等が配置された基板28は、コネクター29が配置された端部側からハウジング2のケース部6に挿入されてハウジング2に配置される(図5参照)。
基板28がケース部6に挿入された状態においては、コネクター29の先端部が前面部11に形成された配置用開口11aに位置され、カメラモジュール31が後面部12より側方(外方)に位置され、透光カバー3がハウジング2に取り付けられた状態において最も後側に位置されたレンズ33が透光カバー3の透過窓23aに対向して位置される。
車輌用灯具1が車体101に取り付けられた状態において、カメラモジュール31の光軸が水平方向に対して斜め下方に僅かに傾斜すると共に前後方向に対して車輌外側に僅かに傾斜する状態にされる。
外筐4の内部には押さえ部材35が配置され、押さえ部材35によって基板28が押さえられる。押さえ部材35は樹脂材料によって各部が一体に形成されて成り、押さえ部36と機能部37と被取付軸部38を有している(図2及び図5参照)。
押さえ部36は全体として側方(左方)に開口されたケース状に形成されている。押さえ部36の後面部にはそれぞれ前後に貫通された光透過孔36a、36aが上下に離隔して形成されている。光透過孔36a、36aには発光素子30、30から出射された光がそれぞれ透過される。
機能部37は全体として前方に開口されたケース状に形成されている。機能部37は右端部が押さえ部36の後端部に連続されている。機能部37には前後に貫通された円形の撮影用孔37aが形成されている。
被取付軸部38は押さえ部36の側面部から左方に突出され、円筒状に形成されている。
押さえ部材35は一部を除いた部分がハウジング2のケース部6に挿入された状態で外筐4の内部に配置される(図5参照)。押さえ部材35はベース部15に形成されたネジ挿通孔15aを挿通された取付ネジ400が被取付軸部38に螺合されることによりハウジング2に取り付けられる。
押さえ部材35がハウジング2に取り付けられた状態においては、基板28が押さえ部36によって側方から押さえられ、機能部37の後端部がハウジング2における後面部12の内面に接触され、基板28が機能部37の前端部によって位置決め突部14に押し付けられ、基板28がハウジング2に対して位置決めされる。
押さえ部材35によって基板28がハウジング2に対して位置決めされた状態においては、発光素子30、30がそれぞれ押さえ部材35の光透過孔36a、36aの真正面に位置され、発光素子30、30と光透過孔36a、36aと透光カバー3の出射面部22とが前後方向において順に並んで位置される。
また、押さえ部材35によって基板28がハウジング2に対して位置決めされた状態においては、カメラモジュール31が押さえ部材35の撮影用孔37aの直ぐ前側に位置され、カメラモジュール31と撮影用孔37aと透光カバー3の透過窓23aとが前後方向において順に並んで位置される。
ハウジング2に設けられた連結用筒部20にはゴムや樹脂等のホース39の一端部が連結されている。ホース39が係合突部20aに密着して係合されることによりホース39のノズル18からの脱落が防止される。ホース39の他端部は後述する流体供給源に連結されている。
上記のように構成された車輌用灯具1はハウジング2のケース部6が一部を除いて側面102に形成された挿入孔102aに挿入された状態で車体101に取り付けられる。
車輌用灯具1において、発光素子30、30から光が出射されると、出射された光は押さえ部材35の光透過孔36a、36aを通って透光カバー3の出射面部22に入射され、出射面部22の光学ステップ22a、22a、・・・によって制御されて後方から側方に亘る範囲へ向けて照射される。
一方、車輌用灯具1においてカメラモジュール31が動作されると、カメラモジュール31による撮影が行われる。撮影は車輌100の左側の側面102に配置された車輌用灯具1のカメラモジュール31と車輌100の右側の側面102に配置された車輌用灯具1のカメラモジュール31とによってそれぞれ行われる。カメラモジュール31、31によって撮影された各画像(映像)は車室に配置されたディスプレイ200、200の各画面に左側の画像と右側の画像としてそれぞれ表示される。
右側のカメラモジュール31と左側のカメラモジュール31によってそれぞれ撮影が行われるときには、撮影光がそれぞれ撮像素子34、34によって光電変換され、ECU(電子制御ユニット)300に撮影信号が送出される(図7参照)。ECU300は入力された撮影信号に基づいた画像信号をそれぞれディスプレイ200、200に送出し、右側のディスプレイ200と左側のディスプレイ200の各画面にそれぞれ左側の画像と右側の画像とが表示される。
ECU300には車輌100に関する各情報(車輌情報)も入力され、各情報に基づいてECU300から各部に送出される指令信号に応じてエンジン制御、オートマチック制御、駆動制御、制動制御等の各制御も行われる。
運転者はディスプレイ200、200の画面に表示される左側の画像と右側の画像を視認することにより、後方から側方にかけての領域の状況を把握し、把握した状況に応じた運転をすることができる。
車輌が雨天において走行されるときには、車輌用灯具1の水滴S、S、・・・(雨滴)が付着され、水滴S、S、・・・は車輌が前進走行されるときに前方から後方へ向けて透光カバー3の表面で流動される(図6参照)。水滴S、S、・・・は、特に、透光カバー3の上面部24を後方へ向けて流動され易いが、水滴S、S、・・・は透光カバー3に設けられた規制部27によって堰き止められて流動が規制される。規制部27は透過窓23aの上方に位置されているため、規制部27によって流動が規制された水滴S、S、・・・は規制部27を伝って透過窓23aの外側を流動されて落下される。
従って、規制部27によって透過窓23aへの水滴の流動が規制されて透過窓23aへの水滴の付着が抑制されるため、透過窓23aからカメラモジュール31への撮影光の良好な入射状態が確保され、透光カバー3における撮影光が透過される部分への水滴の付着を抑制してカメラモジュール31により良好な画像を撮影することができる。
また、規制部27が突状に形成されているため、突状の規制部27によって流動される水滴が堰き止められ、透過窓23aへの水滴の流入をより効果的に規制することができる。
さらに、規制部27が透過窓23aの上方に設けられているため、透過窓23aに水滴が最も流入し易い位置に規制部27が位置され、透過窓23aへの水滴の流入をより効果的に規制することができる。
以下に、規制部27の形状や形成位置等についての各変形例について説明する(図8乃至図24参照)。
規制部27は上方に凸の円弧状(図8参照)や上方に凸の逆V字状(図9参照)等の各種の形状に形成されていてもよい。規制部27がこのような形状に形成され透過窓23aの上方に位置されることにより、透過窓23aへの水滴の流入をより効果的に規制することができる。
また、規制部27は断面形状が矩形状(図10参照)や半円形状(図11参照)や三角形状(図12参照)等の各種の形状に形成されていてもよい。
さらに、規制部27は溝状(凹状)に形成されていてもよい(図13及び図14参照)。溝の形状は矩形状、半円形状、三角形状等の任意の形状であってよい。規制部27が溝状に形成される場合には、水滴が溝に入り込んで規制部27を伝って流動される。
さらには、規制部27は突状と溝状の部分が連続して形成されていてもよい(図15参照)。この場合に、突状の部分と溝状の部分の何れの部分が透過窓23a側に位置されていてもよい。
また、規制部27は、側方からの透過窓23aへの水滴の流動を規制するために平板面部23の側方の端部(右端部)に設けられていてもよく(図16参照)、下方からの透過窓23aへの水滴の流動を規制するために平板面部23の下端部に設けられていてもよい(図17参照)。
さらに、規制部27は、平板面部23の外周部において透過窓23aを三方から囲む位置に設けられていてもよく(図18参照)、平板面部23と出射面部22の上下両端部の近傍において上面部24と下面部25に設けられていてもよい(図19参照)。
また、規制部27は、平板面部23の外周部において透過窓23aを三方から囲む位置と、平板面部23と出射面部22の上下両端部の近傍において上面部24と下面部25との双方に、二重構造として設けられていてもよい(図20参照)。
これらの場合には、透過窓23a側への水滴の流動が透過窓23aの上方以外の位置においても行われるため、透過窓23aへの水滴の流入をより効果的に規制することができる。
尚、規制部27は透過窓23aへの水滴の流動を規制するために平板面部23に設けられることがより好ましいが、透光カバー3の曲面部21や上面部24や下面部25に設けることも可能である。また、規制部27を出射面部22に設けることも可能であるが、出射面部22に規制部27を設ける場合には、発光素子30、30から出射され出射面部22を透過される光が規制部27によって妨げられないようにする必要がある。
上記のように、車輌用灯具1にあっては、規制部27によって透過窓23aへの水滴の流動が規制されるが、透過窓23aに対しては付着される可能性のある水滴や塵埃等の異物を吹き飛ばすための流体、例えば、高圧空気がノズル18から吹き付けられる。
ノズル18から透過窓23aに対して吹き付けられる流体は、ポンプ等の流体供給源40によって生成される(図21参照)。流体供給源40には、上記したように、ホース39の他端部が連結されている。ホース39は、流体供給源40側の部分が連結管部41として設けられ、連結管部41以外の部分が二股状に形成された分岐部42として設けられている。
分岐部42は第1の流動部42aと第2の流動部42bによって構成され、第1の流動部42aの一端部が一方の車輌用灯具1におけるノズル18の連結用筒部20に連結され、第2の流動部42bの一端部が他方の車輌用灯具1におけるノズル18の連結用筒部20に連結されている。
ホース39とノズル18、18は流体を流動させる流体流動部43として設けられ、流体流動部43の内部空間は流体が流動される流動路43aとして形成されている。また、ホース39の第1の流動部42aと一方のノズル18よって第1の供給部44が構成され、ホース39の第2の流動部42bと他方のノズル18よって第2の供給部45が構成されている。
流体供給源40において生成された圧縮空気等の流体は、ホース39からノズル18、18を介してそれぞれ透過窓23a、23aに対して吹き付けられる。従って、透過窓23aに水滴や塵埃等の異物が付着されている場合に、これらの異物が流体によって吹き飛ばされ、透過窓23a、23aからカメラモジュール31、31への撮影光の良好な入射状態が確保され、カメラモジュール31、31により良好な画像を撮影することができる。
このように車輌用灯具1、1に対しては流体供給源40で生成された流体がホース39を介して吹き付けられ、透過窓23a、23aに付着されていた異物が除去され、車輌用灯具1、1と流体供給源40とホース39は車輌用異物除去システム80を構成する。
尚、車輌用灯具1にあっては、ノズル18を吐出口19aが斜め下方に傾斜されるように形成し、吐出口19aから流体が水平より下向きに吐出され、異物を下方側に吹き飛ばすように構成することも可能である。
また、規制部27が流体の吐出方向において透過窓23aを挟んで吐出口19aの反対側に設けられる構成にすることも可能である(図22参照)。
規制部27が流体の吐出方向において透過窓23aを挟んで吐出口19aの反対側に設けられることにより、吐出口19aから吐出された流体の進路が規制部27によって変更され(図22の矢印参照)、透過窓23aの広範囲に流体が吹き付けられる。従って、規制部27により透過窓23aへの水滴の流入を規制した上で透過窓23aから異物を効果的に吹き飛ばすことができる。
さらに、規制部27が透過窓23aの側方に位置された第1の壁部27aと透過窓23aの上方又は下方の少なくとも一方に位置された第2の壁部27bとを有する構成にすることも可能である(図23参照)。
規制部27が第1の壁部27aと第2の壁部27bを有することにより、吐出口19aから吐出された流体の進路が規制部27によって渦状の進路に変更され(図23の矢印参照)、透過窓23aのより広範囲に流体が吹き付けられる。従って、規制部27により透過窓23aへの水滴の流入を規制した上で透過窓23aから異物をより効果的に吹き飛ばすことができる。
尚、ノズル18を透過窓23aの上下方向における中央部に対して上側に変位した位置に設け、規制部27に第1の壁部27aと第2の壁部27b、27bを設けてもよい(図24参照)。また、逆に、ノズル18を透過窓23aの上下方向における中央部に対して下側に変位した位置に設け、規制部27に第1の壁部27aと第2の壁部27b、27bを設けてもよい(図25参照)。
ノズル18と規制部27をこのように構成することにより、吐出口19aから吐出された流体の進路が規制部27によって渦状の進路に一層変更され易く(図24及び図25の矢印参照)、透過窓23aのより広範囲に流体が吹き付けられる。従って、規制部27により透過窓23aへの水滴の流入を規制した上で透過窓23aから異物をより効果的に吹き飛ばすことができる。
また、ノズル18を透過窓23aの上下方向における中央部に対応した位置に設け、規制部27に第1の壁部27aと第2の壁部27b、27bを設けると共に第1の壁部27aの上下方向における中央部からノズル18側に突出された仕切壁部27cを設けてもよい(図26参照)。
ノズル18と規制部27をこのように構成することによっても、吐出口19aから吐出された流体の進路が規制部27によって渦状の進路に一層変更され易く(図26の矢印参照)、透過窓23aのより広範囲に流体が吹き付けられる。従って、規制部27により透過窓23aへの水滴の流入を規制した上で透過窓23aから異物をより効果的に吹き飛ばすことができる。
さらに、規制部27を平板面部23から前方に突出された庇部27dと庇部27dの後端部における左端部から下方に突出された覆い部27eとを有する構成にし、吐出口19aの近傍において吐出部19の先端面に連続又は近接する位置に設けることも可能である(図27参照)。規制部27の内側の空間は吐出口19aから吐出される流体の通過孔46として形成される。
規制部27をこのように構成することにより、吐出口19aが規制部27によって囲まれるため、規制部27によって吐出口19aから流動空間18aへの水滴や塵埃等の異物の侵入が抑制され、部品点数の増大を来すことなく透過窓23aへの水滴の流入と吐出口19aからの異物の侵入を抑制することができる。
尚、上記には、規制部27を庇部27dと覆い部27eとを有する構成にした例を示したが、庇部27dと覆い部27eに加えて庇部27dの下方又は覆い部27eの側方に壁部を設けて後方から見てコ字状の規制部27を形成してもよい。また、庇部27dと覆い部27eに加えて庇部27dの下方と覆い部27eの側方にそれぞれ壁部を設けて後方から見て枠状の規制部27を形成してもよい。
また、吐出口19aを囲む規制部27はハウジング2に設けることも可能である。
ところで、カメラモジュールによる良好な画像を撮影するために、透光カバーにおける撮影光が透過される部分に対して流体を吹き付けて水滴を吹き飛ばし水滴の付着を抑制する構成がある。
ところが、流体を吹き付ける構成において、流体の流動路の奥側に水滴等の異物が侵入すると流体の良好な吐出動作が妨げられ、透光カバーにおける撮影光が透過される部分に対する水滴を除去する効果が低下してしまう。
従って、本発明車輌用撮像装置及び車輌用灯具においては、流体の流動路の奥側への水滴等の異物の侵入を防止して流体の良好な吐出動作を確保することも望ましい。
そこで、以下に、流体流動部43に設けられた逆流防止機構47について説明する(図28及び図29参照)。
逆流防止機構47が設けられる流体流動部43においては、例えば、ホース39に機構配置部48が設けられている。機構配置部48はホース39の他の部分より径が大きくされ、円筒状の周面部49と周面部49の軸方向における両端部からそれぞれ内方に張り出された第1の閉塞面部50及び第2の閉塞面部51とから成る。第1の閉塞面部50の開口は第1の開口部50aとして形成され、第2の閉塞面部51の開口は第2の開口部51aとして形成されている。第1の閉塞面部50は流体の流動方向における上流側に位置され、第2の閉塞面部51は流体の流動方向における下流側に位置されている。
逆流防止機構47は開閉部材52とバネ53を有している。開閉部材52はバネ53の一端部に結合され、バネ53は他端部が第2の閉塞面部51の内周部に結合されている。バネ53は、例えば、圧縮コイルバネである。
上記の構成において、流体供給源40からホース39に流体が供給されていない状態においては、バネ53が伸張されて開閉部材52が第1の閉塞面部50に押し付けられ、第1の開口部50aが開閉部材52によって閉じられて流動路43aが閉塞されている(図28参照)。従って、ホース39において水滴の流体供給源40側への逆流が防止される。
流体供給源40からホース39に流体が供給されると、開閉部材52に流体の圧力が付与され、付与された圧力によってバネ53が圧縮されて開閉部材52が第2の閉塞面部51側へ移動される(図29参照)。従って、閉じられていた第1の開口部50aが開かれて流動路43aが開放され流体が第1の開口部50aから機構配置部48に流入されて第2の開口部51aを介してノズル18側へ流動される。
上記したように、車輌用灯具1にあっては、流体流動部43に逆流防止機構47が設けられているため、逆流防止機構47によって流体の流動路43aの奥側への水滴や塵埃等の異物の侵入が防止され、流体の良好な吐出動作を確保することができる。
また、逆流防止機構47に流体の圧力によって伸縮されるバネ部材53とバネ部材53の伸縮状態に応じて流動路43aを開閉する開閉部材52とが設けられている。
従って、流体の圧力によるバネ部材53の伸縮に応じて開閉部材52によって流動路43aが開閉されるため、簡素な構造によって逆流を防止することができる。
尚、上記には、逆流防止機構47がホース39に設けられた例を示したが、逆流防止機構47はノズル18に設けられていてもよい。
以下に、逆流防止機構の各変形例について説明する(図30乃至図33参照)。以下に示す変形例に係る逆流防止機構47A、47B、47C、47Dは何れもゴム材料等によって形成された弾性変形可能なホース39に一体に形成された開閉弁によって構成されている。
第1の変形例に係る逆流防止機構47Aは略楕円形状に形成された板状の開閉弁54によって構成され、開閉弁54の一端部54aがホース39の内周面39aに連続されている(図30参照)。開閉弁54は流体の流動方向に対して傾斜した状態で設けられ、一端部54aが他端部54bより流動方向における上流側に位置されている。
流体の非流動時には開閉弁54の外周面54cがホース39の内周面39aに密着され、流動路43aが閉塞されている(図30の実線の状態参照)。一方、流体の流動時には流体の圧力によって開閉弁54が弾性変形されて流動方向における下流側にさらに傾斜され流動路43aが開放される(図30の破線の状態参照)。
第2の変形例に係る逆流防止機構47Bは略円板状に形成された開閉弁55によって構成され、開閉弁55の一端部55aがホース39の内周面39aに連続されている(図31参照)。開閉弁55は流体の流動方向に対して垂直な状態で設けられ、一端部55a以外の外周部55bが流動方向における下流側に屈曲された形状に形成されている。
流体の非流動時には開閉弁55の外周部55bがホース39の内周面39aに密着され、流動路43aが閉塞されている(図31の実線の状態参照)。一方、流体の流動時には流体の圧力によって開閉弁55が弾性変形されて流動方向における下流側に傾斜され流動路43aが開放される(図31の破線の状態参照)。
上記したように、逆流防止機構47A、47Bは開閉弁54、55の全体又は一部が流体の流動方向における下流側に傾斜又は屈曲されて流体の流動方向における上流側への傾斜が規制されている。
従って、流体の流動時にのみ開閉弁54、55によって流動路43aが開放されるため、簡素な構造によって流体の円滑な流動状態を確保することができると共に流体の非流動時における流動路43aへの異物の侵入を防止することができる。
第3の変形例に係る逆流防止機構47Cは開閉弁56によって構成されている(図32参照)。開閉弁56は略円板状に形成された開閉板部57と開閉板部57の一方の面から突出された変形規制部58、58とから成る。変形規制部58、58は閉塞板部57のうち流体の流動方向における上流側を向く面に設けられ、例えば、横倒しのV字状に形成されている。
開閉弁56は、開閉板部57が流体の流動方向に対して垂直な状態で設けられ、開閉板部57の一端部57aがホース39の内周面39aに連続されている。開閉弁56は流体の流動方向における上流側を向く面に変形規制部58、58が設けられているため、上流側には傾斜され難く下流側には傾斜され易い状態にされている。
流体の非流動時には開閉板部57の外周面57bがホース39の内周面39aに密着され、流動路43aが閉塞される。一方、流体の流動時には流体の圧力によって開閉弁56が弾性変形されて流動方向における下流側に傾斜され流動路43aが開放される。
第4の変形例に係る逆流防止機構47Dは開閉弁59によって構成されている(図33参照)。開閉弁59は略円板状に形成された開閉板部60と開閉板部60の一方の面から突出された変形規制部61、61とから成る。変形規制部61、61は閉塞板部60のうち流体の流動方向における上流側を向く面に設けられ、ホース39の周方向において離隔して位置され、開閉板部60とホース39の内周面39aとを連結する形状に形成されている。
開閉弁59は、開閉板部60が流体の流動方向に対して垂直な状態で設けられ、開閉板部60の一端部60aがホース39の内周面39aに連続され、変形規制部61、61が一端部60aから突出されている。
開閉弁59は流体の流動方向における上流側を向く面に閉塞板部60とホース39を連結する変形規制部61、61が設けられているため、上流側には傾斜され難く下流側には傾斜され易い状態にされている。
流体の非流動時には開閉板部60の外周面60bがホース39の内周面39aに密着され、流動路43aが閉塞される。一方、流体の流動時には流体の圧力によって開閉弁59が弾性変形されて流動方向における下流側に傾斜され流動路43aが開放される。
上記したように、逆流防止機構47C、47Dには弾性変形されて流動路43aを開放する開閉弁56、59が設けられ、開閉弁56、59に流体の流動方向と反対方向への変形を規制する変形規制部58、61が設けられている。
従って、流体の流動が行われないときには変形規制部58、61によって開閉弁56、59の変形が規制された状態で流動路43aが閉塞され、流体の流動時にのみ開閉弁56、59によって流動路43aが開放されるため、簡素な構造によって流体の円滑な流動状態を確保することができると共に流体の非流動時における流動路43aへの異物の侵入を防止することができる。
次に、パッキンの一部によって流動路43aが開閉される逆流防止機構47Eについて説明する(図34及び図35参照)。
本例においては、ハウジング2と透光カバー3の間に逆流防止機構47Eの機能を有するパッキン62が配置されている。パッキン62はゴム等の弾性変形可能な材料によって環状に形成され、一部を除いてハウジング2におけるカバー取付部7の外周部と透光カバー3の外周部との間に配置され、灯室5に対する防水機能を有している。
また、本例においては、透光カバー3に外周縁における後端部から後方に突出された押さえ突部3cが設けられ、押さえ突部3cがノズル18における吐出部19の先端面(右側面)19bに対向して位置されている。
パッキン62の一部は透光カバー3の押さえ突部3cと吐出部19の先端面19bとの間にも位置され、この部分が弁形成部63として設けられている。弁形成部63には弁部63aが設けられ、弁部63aはパッキン62の一部に切込62aが形成され切込62aの内側の部分として設けられている。
流体の非流動時には弁部63aの外周部が吐出部19の先端面19bに密着され、吐出部19の吐出口19aが閉塞されている(図34参照)。吐出部19のうちの弁部63aの外周部が密着される部分は変形規制部19cとされ、変形規制部19cによって弁部63aの変形が規制される。一方、流体の流動時には流体の圧力によって弁部63aが弾性変形されて傾斜され流動路43aが開放される(図35参照)。
このようにハウジング2と透光カバー3の間に配置された防水用のパッキン62の一部が弁部63aとして設けられた構成においては、流体の圧力によるパッキン62の一部の変形によって流動路43aが開閉されるため、車輌用灯具1の高い防水性を確保した上で部品点数の増大を来すことなく簡素な構造によって流動路43aへの異物の侵入を防止することができる。
次に、回転弁によって流動路43aが開閉される逆流防止機構47Fについて説明する(図36乃至図38参照)。
逆流防止機構47Fは駆動モーター64とシャフト65と回転弁66を有している(図36及び図37参照)。
駆動モーター64は、例えば、ステッピングモーター又は直流モーターであり、ハウジング2の内部に配置され、基板28に形成された駆動回路によって制御される。
シャフト65は軸方向が前後方向にされ、駆動モーター64のモーター軸に連結されている。シャフト65はハウジング2の後面部12とノズル18の連結用筒部20とを貫通され、駆動モーター64の駆動力によってハウジング2に対して回転される。シャフト65には軸方向に対して直交する方向へ突出された被ストッパー突部65aが設けられている。被ストッパー突部65aは後面部12と連結用筒部20の間に位置されている。
回転弁66はシャフト65の後端寄りの位置に設けられ、例えば、略円板状に形成されている。回転弁66は連結用筒部20の内部に位置され、外径が連結用筒部20の内径と略同じにされている。回転弁66は閉塞位置と開放位置の間で回転される。
ハウジング2における後面部12の外面には第1のストッパー突部12aと第2のストッパー突部12bが上下に離隔して設けられている。第1のストッパー突部12aと第2のストッパー突部12bは後面部12と連結用筒部20の間に位置されている。
逆流防止機構47Fにおいて、駆動モーター64の駆動力によってシャフト65が回転されると、シャフト65の回転に伴って回転弁66が連結用筒部20の内部で回転される。
シャフト65が一方へ回転されたときに被ストッパー突部65aが第1のストッパー突部12aに接すると、シャフト65の一方への回転が規制される(図36参照)。このとき回転弁66は閉塞位置まで回転されており回転弁66の中心軸と連結用筒部20の中心軸とが一致され、回転弁66によって流動路43aが閉塞される。流動路43aが閉塞されることにより、吐出口19aからの流体の吐出が不能な状態にされる。
逆に、シャフト65が他方へ回転されたときに被ストッパー突部65aが第2のストッパー突部12aに接すると、シャフト65の他方への回転が規制される(図38参照)。このとき回転弁66は開放位置まで回転されており回転弁66の中心軸と連結用筒部20の中心軸とが直交され、回転弁66によって流動路43aが開放される。流動路43aが開放されることにより、吐出口19aからの流体の吐出が可能な状態にされる。
このように逆流防止機構47Fが設けられた構成においては、シャフト65の回転位置に応じて回転弁66によって流動路43aが開閉されるため、必要に応じたシャフト65の回転制御を行うことにより、流体の良好な吐出動作を確保することができると共に吐出口19aから流動路43aへの異物の侵入を防止することができる。
ところで、カメラモジュールによる良好な画像を撮影するために、透光カバーにおける撮影光が透過される部分に対して流体を吹き付けて水滴を吹き飛ばし水滴の付着を抑制する構成がある。
ところが、流体を吹き付ける構成において、流体の吐出部の奥側に水滴が侵入すると流体の良好な吐出動作が妨げられ、透光カバーにおける撮影光が透過される部分に対する水滴を除去する効果が低下してしまう。
従って、本発明車輌用撮像装置及び車輌用灯具においては、流体の吐出部の奥側への水滴の侵入を抑制して流体の良好な吐出動作を確保することも望ましい。
そこで、次いで、吐出部19の吐出口19a側からのホース39への水滴の侵入を抑制するための水滴誘導部が設けられた各例について説明する(図39乃至図47参照)。
水滴誘導部67として、例えば、吐出部19における下端部に水溜ケース68が設けられている(図39参照)。水溜ケース68は箱状に形成され、吐出部19の吐出口19a側の端部に一体に形成されている。水溜ケース68は上面部69と周面部70と底面部71を有している。
水溜ケース68には、上面部69に上下に貫通された水落孔69aが形成され、底面部71に上下に貫通された水抜き孔71aが形成されている。
水溜ケース68が設けられた車輌用灯具1において、水滴が吐出口19aから侵入すると、侵入した水滴が水落孔69aから水溜ケース68の内部空間68aに落下され、水抜き孔71aから落下されて外部に放出され、水滴のホース39側への侵入が抑制される。
上記のように、水滴誘導部67として吐出部19における下端部に少なくとも上方に開口された水溜ケース68が設けられることにより、吐出口19aから侵入した水滴が水溜ケース68に誘導されて溜まるため、部品点数を増やすことなく吐出部19の奥側への水滴の侵入を抑制することができる。
また、水溜ケース68の底面部71に水抜き孔71aが形成されているため、水溜ケース68に溜まる水滴が水抜き孔71aから外部に放出され、水溜ケース68に水滴が滞留せず、吐出部19の奥側への水滴の侵入を効果的に抑制することができる。
尚、上面部69の水落孔69aは吐出口19a側の端部に形成されていてもよく、上面部19は吐出口19aに近付くに従って下方に変位するように傾斜されていてもよい。水落孔69aが吐出口19a側の端部に形成され、上面部19が吐出口19aに近付くに従って下方に変位するように傾斜されることにより、吐出口19aから入り込む水滴が水溜ケース68に落下し易く、吐出部19の奥側への水滴の侵入を一層効果的に抑制することができる。
また、水溜ケース68において、吐出口19a側の壁部を上方に延長して風誘導部72を設けてもよい(図40参照)。風誘導部72には上方へ行くに従って連結用筒部20側に変位する傾斜面72aを形成することが望ましい。
水溜ケース68に風誘導部72が設けられることにより、吐出口19aへ向けて流動される流体の一部が風誘導部72によって下方へ誘導されるため、水滴を水溜ケース68の下方へ導き易くなる。特に、傾斜面72aが形成されることにより、流体が傾斜面72aに沿って下方へ向かい易くなり、水滴を水溜ケース68の下方へ一層導き易くなる。
また、吐出部19の内面のうち、水溜ケース68の上側の領域を吐出側領域73とし、吐出側領域73より奥側の領域を奥側領域74としたときに、吐出側領域73を平滑面に形成し奥側領域74をシボ加工等により粗面に形成してもよい(図41参照)。
このように吐出側領域73を平滑面に形成することにより水滴が吐出側領域73で下方に流動され易くなり、奥側領域74を粗面に形成することにより水滴が奥側領域74ではじかれて滞留し難くなり、水滴が水溜ケース68へ向けて流動し易くホース39側への水滴の侵入を一層抑制することができる。
さらに、吐出側領域73に上下に延びる誘導溝75、75、・・・が左右に並んで形成されていてもよい(図42参照)。
このように吐出側領域73に上下に延びる誘導溝75、75、・・・を形成することにより水滴が吐出側領域73で下方に流動され易くなり、水滴が水溜ケース68へ向けて流動し易くホース39側への水滴の侵入を一層抑制することができる。
さらにまた、吐出側領域73を親水性の高い領域として形成し、奥側領域74を撥水性の高い領域として形成することも可能である。吐出側領域73を親水性の高い領域とし奥側領域74を撥水性の高い領域とする手段としては、例えば、吐出側領域73と奥側領域74をそれぞれ所望の表面処理加工することによって行ってもよく、また、吐出側領域73と奥側領域74をそれぞれ所望の材料によって形成する材料の選択によって行ってもよい。
このように吐出側領域73を親水性の高い領域として形成し、奥側領域74を撥水性の高い領域として形成することにより、水滴が吐出側領域73で下方に流動され易くなると共に奥側領域74に滞留し難くなり、水滴が水溜ケース68へ向けて流動し易くホース39への水滴の侵入を一層抑制することができる。
尚、水溜ケース68は吐出部19における下端部に設けられており、車輌の走行時に発生する吐出部19の周囲における空気の流速が吐出口19a付近と水溜ケース68付近とで相違する。即ち、吐出口19aは透光カバー3の上下方向における中央部に対応する位置に存在し、水溜ケース68は透光カバー3の下端部に対応する位置に存在し、透光カバー3が空気の流動に対する抵抗になる一方で透光カバー3の下方を流動される抵抗を受けない空気が存在するため、吐出口19a付近を流動される空気の流速が水溜ケース68付近を流動される空気の流速より低くなる。
このような流速の相違を利用するために、水溜ケース68の周面部70における吐出口19aの真下の位置に空気流入孔70aを形成することが可能である(図43参照)。空気流入孔70aと吐出口19aからはそれぞれ車輌の走行時に発生する空気が流入されるが、上記したように、吐出部19は上方側の流速の方が低いため、吐出部19においては水溜ケース68の上側の空間の圧力が水溜ケース68の内部空間68aの圧力より大きくなり易い。
従って、空気流入孔70aが形成されることにより、吐出部19の内部の空間の圧力は下方側の方が低くなるため、吐出口19aから流入された水滴が圧力の低い下方へ流動され易くなり、水溜ケース68の内部空間68aに水滴を誘導し易くなる。
但し、吐出口19aから流入された水滴が周面部70の内面を伝って空気流入孔70aに達すると、水滴によって空気流入孔70aが閉塞され、上記した上下の圧力差が生じなくなる可能性がある。従って、周面部70の内面側には水滴による空気流入孔70aの閉塞を防止するための閉塞防止部76が設けられることが望ましい(図44参照)。
閉塞防止部76は、例えば、周面部70における空気流入孔70aが形成された部分の上側の位置から内方に突出され、下端が空気流入孔70aの下方に位置されている(図45参照)。閉塞防止部76には水滴が流動される傾斜面76aが形成されている。
閉塞防止部76が設けられることにより、水滴が傾斜面76aを下方へ向けて流動されて底面部71に落下されるため、水滴による空気流入孔70aの閉塞が防止され、吐出部19における上下の圧力差が保たれ、水溜ケース68の内部への水滴の誘導を円滑に行うことができる。
また、周面部70の内面側に、下端部に下方に突出された下方突状部76bが設けられた閉塞防止部76Aを設けてもよい(図45参照)。閉塞防止部76に下方突状部76bが設けられることにより、閉塞防止部76の下端が空気流入孔70aに対して下方に大きく離隔されるため、水滴による空気流入孔70aの閉塞を確実に防止することができる。
上記には、水滴誘導部67として水溜ケース68が設けられた例を示したが、水滴誘導部として誘導バー77が設けられていてもよい(図46参照)。
誘導バー77は吐出部19における吐出口19aの開口縁の下端部に連続して設けられ、例えば、上下に延びる棒状に形成されている。
誘導バー77が設けられた車輌用灯具1においては、水滴が吐出口19aの開口縁に付着すると、付着された水滴が開口縁から誘導バー77に流動され誘導バー77を伝って落下される。
このように水滴誘導部67として吐出部19における吐出口19aの開口縁に連続する誘導バー77が設けられることにより、誘導バー77を伝って水滴が落下されるため、部品点数を増やすことなく吐出部19の奥側への水滴の侵入を抑制することができる。
また、吐出部19には誘導バー77に代えて下方へ行くに従って幅が小さくなる誘導バー78が設けられていてもよい(図47参照)。誘導バー78は上下に延び下方へ行くに従って幅が小さくなる略逆三角形状に形成され、車体101の側面102と反対側の面に下方へ行くに従って幅が狭くなる溝部78aが形成されている。溝部78aは上端が吐出口19aの下端に一致されている。
誘導バー78が設けられた車輌用灯具1においては、水滴が吐出口19aの開口縁に付着すると、付着された水滴が開口縁から誘導バー78に流動され、特に、溝部78aを伝って落下される。
誘導バー78が用いられることにより、溝部78aが下方へ行くに従って幅が小さくされているため、下方へ行くに従って水滴が結合して重量が大きくなり、誘導バー78により水滴を確実に落下させることができる。
上記したように、吐出部19に水滴を誘導する水滴誘導部67が設けられることにより、水滴誘導部67によって水滴が誘導され吐出部19の奥側への水滴の侵入が抑制されるため、流体の吐出が水滴によって妨げられず、流体の良好な吐出動作を確保することができる。
次に、車輌用灯具1、1における流体の吐出動作に対する制御について説明する(図21、図48、図49及び図50参照)。
車輌100には、上記したように、車輌用異物除去システム80が設けられており、車輌用異物除去システム80は上記したポンプ等の流体供給源40と流体が流動されるホース39とホース39を介して流体が供給される車輌用灯具1、1を備えている(図21参照)。
流体供給源40は車輌100に関する各情報(車輌情報)が入力されるECU300によって制御される(図48参照)。また、車輌用灯具1、1に対する流体の吐出制御はECU300からの指令に基づいて行われる。
尚、異物除去の対象となる車輌用灯具(車輌用撮像装置)1、1は左右一対の同種のものに限らず、異なる種類の組合せでもよい。また、異物除去の対象となる車輌用灯具(車輌用撮像装置)1は二つに限らず三つ以上であってもよい。例えば、カメラモジュールが内蔵された左右一対のサイドターンシグナルランプと、カメラモジュールが内蔵されたリアコンビネーションランプとの組合せでもよく、さらにバックビューモニター用の撮影システムが組み合わされていてもよい。
車輌用灯具1、1にはそれぞれ制御部79、79が設けられており、ECU300からの指令に基づいて制御部79、79が動作され、制御部79、79によってそれぞれ車輌用灯具1、1のカメラモジュール31、31と駆動モーター64、64が制御される。具体的には、制御部79の制御動作によってカメラモジュール31、31の撮影動作等が行われ、制御部79の制御動作によって逆流防止機構47F、47Fにおける駆動モーター64、64の回転の開始又は停止が行われる。
尚、車輌100にはバックビューモニター用の撮影システムが設けられていてもよく、この撮影システムもECU300によって動作制御が行われる。
車輌用異物除去システム80においては、上記したように、制御部79、79によって駆動モーター64、64が制御され、例えば、以下のような所定のタイミングでの片側吐出制御が行われる。
例えば、一方の駆動モーター64の動作によって回転弁66が開放位置まで回転されると共に他方の駆動モーター64の動作によって回転弁66が閉塞位置まで回転される(図49参照)。従って、一方のノズル18の流動空間18aが一方の回転弁66によって開放され、他方のノズル18の流動空間18aが他方の回転弁66によって閉塞され、第1の供給部44の流動路43aと第2の供給部45の流動路43aの一方が閉塞され他方が開放される。
このように車輌用灯具1においては、例えば、逆流防止機構47F、47Fの回転弁66によって流動路43aが開閉されるため、逆流防止機構47F、47Fは流動路43aを開閉する開閉機構としても機能する。
このとき流体供給源40からホース39に流体が供給されると、一方の回転弁66によって開放されている流動空間18aを介して吐出口19aから一方の車輌用灯具1の透過窓23aに向けて流体が吐出され、他方の車輌用灯具1の透過窓23aには流体が吐出されない。従って、一方の車輌用灯具1の透過窓23aに付着されていた水滴や塵埃等の異物が流体によって吹き飛ばされて除去される。
このように車輌用灯具1にあっては、第1の供給部44の流動路43aと第2の供給部45の流動路43aの一方が閉塞され他方が開放された状態において流体の吐出が行われるため、流体の圧力損失が低減され、効率的な流体の吐出動作を確保することができる。
また、第1の供給部44の流動路43aと第2の供給部45の流動路43aの一方が閉塞され他方が開放された状態において流体の吐出が行われるため、その分、流体の流量を低減することが可能になり、流体供給源40の小型化を図ることができる。
さらに、第1の供給部44の流動路43aと第2の供給部45の流動路43aの何れかが閉塞されるため、閉塞された側の流動路43aへの吐出口19aからの水滴や塵埃等の異物の侵入を抑制することができる。
さらにまた、車輌用灯具1にあっては、第1の供給部44と第2の供給部45に流動路43aを開閉する開閉機構として機能する逆流防止機構47F、47Fがそれぞれ配置されている。
従って、各開閉機構によって第1の供給部44の流動路43aと第2の供給部45の流動路43aとが開閉されるため、必要に応じて各車輌用灯具1、1に対する流体の吹き付け及びその停止が行われ、流体の圧力損失の低減を必要に応じて図ることが可能になり、必要に応じた効率的な流体の吐出動作を確保することができる。
加えて、開閉機構として、軸回り方向へ回転されるシャフト65とシャフト65に駆動力を付与する駆動源として機能する駆動モーター64とシャフト65の回転に伴って回転され流動路43aを開閉する回転弁66とが設けられている。
従って、シャフト65の回転位置に応じて流動路43aが開閉されるため、必要に応じたシャフト65の回転制御を行うことにより、流体の良好な吐出動作を確保することができると共に吐出口19aへの異物の侵入を抑制することができる。
ところで、カメラモジュールによる良好な画像を撮影するために、透光カバーにおける撮影光が透過される部分に対して流体を吹き付けて水滴等の異物を吹き飛ばし異物の付着を抑制する車輌用異物除去システムがある。
ところが、車輌用異物除去システムは、エンジン等の他の各種の構成物とともに車輌の内部に配置されるため、他の構成物との干渉を回避したり車輌の軽量化による燃費の向上を図る必要性において、構造の簡素化が確保されることが望まれる。
従って、本発明車輌用異物除去システムにおいては、構造の簡素化を図ることも望ましい。
上記したように、車輌用異物除去システム80にあっては、流体供給源40から第1の供給部44に供給された流体が一方の車輌用灯具1における透過窓23aに吹き付けられ、流体供給源40から第2の供給部45に供給された流体が他方の車輌用灯具1における透過窓23aに吹き付けられる。
従って、一つの流体供給源40から二つの車輌用灯具1、1における透過窓23a、23aに対して流体が吹き付けられ、構造の簡素化を図ることができる。
また、車輌用灯具1、1に対してそれぞれ一つずつの流体供給源40が必要にならないため、その分、車輌用異物除去システム80の製造コストの低減、小型化及び軽量化を図ることができる。
また、車輌用灯具1の内部には駆動モーター64が配置されているため、駆動モーター64の駆動時に振動を発生するおそれがあるが、車輌用灯具1の内部に振動の発生を抑制する構成を設けることが可能である。
振動の発生を抑制する構成として、例えば、駆動モーター64をフレキシブルプリント配線板によって基板28に接続し、フレキシブルプリント配線板の可撓性を利用して振動の発生を抑制してもよい。また、例えば、駆動モーター64が樹脂製の基板28に結合される構造において、駆動モーター64が導電性のゲル材を介して基板28に結合され、ゲル材によって振動が吸収される構成にしてもよい。
尚、上記のような第1の供給部44と第2の供給部45の一方が開放され他方が閉塞されることにより一方の車輌用灯具1の透過窓23aに向けて流体が吐出され他方の車輌用灯具1の透過窓23aには流体が吐出されない片側吐出制御は、例えば、左右の車輌用灯具1、1に対して交互に一定時間毎に行われる。
但し、片側吐出制御は状況に応じて以下のように行われてもよい。
例えば、一方の透過窓23aにおける異物の付着量が他方の透過窓23aにおける異物の付着量より多い場合に、一方の透過窓23aに対して優先して流体が吹き付けられるようにすることが可能である。この場合に、例えば、ディスプレイ200、200の画像の状態を検出するセンサー又は透過窓23a、23aの状態を検出するセンサーを設け、センサーの検出結果に応じて片側吐出制御が行われるように構成することが可能である。また、センサーが設けられない場合には、ディスプレイ200、200の画像を車輌100の搭乗者が目視で確認し、搭乗者の操作によって片側吐出制御が行われるようにすることも可能である。
また、車輌100の搭乗者(運転者)が一方の車輌用灯具1に設けられたカメラモジュール31によって車外を確認したい場合等に、搭乗者の操作によって片側吐出制御が行われるようにしてもよい。車外を確認したい場合の例としては、車輌100の右折時や左折時、車輌100の車線変更時、車輌100の交差点での合流時、車輌100の後退時、緊急車輌の接近時等がある。この場合に、搭乗者の操作に限らず、車輌100の右左折や車線変更や合流や後退や緊急車輌の接近等を直前に予測するシステムを車輌100に設け、この予測するシステムからの信号に基づいて片側吐出制御が行われるようにすることも可能である。
尚、上記には、何れか一方の透過窓23aに対して流体が吐出される片側吐出制御が行われる各例について説明したが、車輌100においては、両方の車輌用灯具1、1の透過窓23a、23aに対して同時に流体が吐出される両側吐出制御が行われてもよい。
両側吐出制御は、例えば、逆流防止機構47F、47Fが設けられている場合に、駆動モーター64、64の動作によって回転弁66、66がそれぞれ開放位置まで回転された状態(図50参照)において、流体供給源40から流体が供給されることにより行われる。
尚、両側吐出制御は、逆流防止機構47Fが設けられている場合に限られることはなく、逆流防止機構47、47A、47B、47C、47D、47E等の他の機構が設けられている場合においても行うことが可能である。
また、透過窓23aに対する流体の吐出は、ワイパーとの連動、車速との連動、バックギヤへの入力時との連動、イグニッションスイッチのオン時との連動、車輌100の周囲に水溜まりが検知されたときとの連動、降雨時との連動、ウインカーの点灯時との連動、周囲に歩行者や他の車輌が検知されたときとの連動等によって行われてもよい。
1…車輌用灯具(車輌用撮像装置)、2…ハウジング、3…透光カバー、4…外筐、19a…吐出口、23a…透過窓、27…規制部、27a…第1の壁部、27b…第2の壁部、30…発光素子、31…カメラモジュール、46…通過孔

Claims (14)

  1. 開口を有するハウジングと前記開口を閉塞する透光カバーとを有する外筐と、
    前記外筐の内部に配置されたカメラモジュールとを備え、
    前記透光カバーの一部は前記カメラモジュールに入射される撮影光が透過される透過窓として設けられ、
    前記透光カバーに前記透過窓への水滴の流入を規制する規制部が設けられ
    前記ハウジングには前記透過窓に吹き付けられる流体の吐出口が形成され、
    前記規制部が流体の吐出方向において前記透過窓を挟んで前記吐出口の反対側に設けられた
    車輌用撮像装置。
  2. 前記規制部が突状に形成された
    請求項1に記載の車輌用撮像装置。
  3. 前記規制部が流体の吐出方向において前記透過窓を挟んで前記吐出口の反対側に位置された第1の壁部と前記透過窓の上方又は下方の少なくとも一方に位置された第2の壁部とを有する
    請求項1又は請求項2に記載の車輌用撮像装置。
  4. 前記透過窓に吹き付けられる流体の流動路を有する流体流動部が設けられ、
    前記流体流動部に逆流防止機構が設けられ、
    前記逆流防止機構として流体の圧力によって伸縮されるバネ部材と前記バネ部材の伸縮状態に応じて前記流動路を開閉する開閉部材とが設けられた
    請求項1から請求項3の何れかに記載の車輌用撮像装置。
  5. 前記透過窓に吹き付けられる流体の流動路を有する流体流動部が設けられ、
    前記流体流動部に逆流防止機構が設けられ、
    前記逆流防止機構として軸回り方向へ回転されるシャフトと前記シャフトに駆動力を付与する駆動源と前記シャフトの回転に伴って回転され前記流動路を開閉する回転弁とが設けられた
    請求項1から請求項3の何れかに記載の車輌用撮像装置。
  6. 光源として設けられ前記外筐の内部に配置された発光素子を備えた
    請求項1から請求項5の何れかに記載の車輌用撮像装置。
  7. 開口を有するハウジングと前記開口を閉塞する透光カバーとを有する外筐と、
    前記外筐の内部に配置されたカメラモジュールとを備え、
    前記透光カバーの一部は前記カメラモジュールに入射される撮影光が透過される透過窓として設けられ、
    前記透過窓に吹き付けられる流体の流動路を有する流体流動部が設けられ、
    前記流体流動部に逆流防止機構が設けられ
    前記ハウジングと前記透光カバーの間に防水用のパッキンが配置され、
    前記パッキンの一部が前記流動路に位置されて前記逆流防止機構として設けられ、
    前記逆流防止機構が流体の圧力に応じて弾性変形されて前記流動路を開放する弁部とされた
    車輌用撮像装置。
  8. 開口を有するハウジングと前記開口を閉塞する透光カバーとを有する外筐と、
    前記外筐の内部に配置されたカメラモジュールとを備え、
    前記透光カバーの一部は前記カメラモジュールに入射される撮影光が透過される透過窓として設けられ、
    前記透過窓に吹き付けられる流体の流動路を有する流体流動部が設けられ、
    前記流体流動部に逆流防止機構が設けられ
    前記流体流動部に弾性変形されて前記流動路を開放する開閉弁が前記逆流防止機構として設けられ、
    前記透過窓への流体の流動方向と反対方向への前記開閉弁の変形を規制する変形規制部が設けられた
    車輌用撮像装置。
  9. 前記ハウジングには前記透過窓に吹き付けられる流体の吐出部が設けられ、
    前記吐出部には水滴を誘導する水滴誘導部が設けられた
    請求項7又は請求項8に記載の車輌用撮像装置。
  10. 前記水滴誘導部として前記吐出部の下端部に少なくとも上方に開口された水溜ケースが設けられた
    請求項9に記載の車輌用撮像装置。
  11. 前記水溜ケースの底面部に水抜き孔が形成された
    請求項10に記載の車輌用撮像装置。
  12. 前記水滴誘導部として前記吐出部における吐出口の開口縁に連続する誘導バーが設けられた
    請求項9に記載の車輌用撮像装置。
  13. 前記誘導バーに下方へ行くに従って幅が狭くなる溝部が形成された
    請求項12に記載の車輌用撮像装置。
  14. 光源として設けられ前記外筐の内部に配置された発光素子を備えた
    請求項7から請求項13の何れかに記載の車輌用撮像装置。
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