JP6830287B1 - 基礎及び基礎の施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐圧盤と立ち上がり部との打ち継ぎ跡が側面に現れない基礎を提供する。【解決手段】基礎10は、前後方向へ延びる横筋21、及び横筋21と連続しており上下方向7へ延びる縦筋23の下部が埋設されたコンクリート製の耐圧盤13と、耐圧盤13から上方へ延びる縦筋23の上部が埋設されており、耐圧盤13の側面75及び側面75と連続する上面77の一部を覆っており、耐圧盤13の上方へ延びるコンクリート製の立ち上がり部14と、を備えている。耐圧盤13と立ち上がり部14とは側面75及び上面77の一部を打ち継ぎ跡として繋がっている。【選択図】図1

Description

本発明は、基礎、及び基礎の施工方法に関する。
特許文献1には、耐圧盤と、耐圧盤上に形成された立ち上がり部と、を備える基礎が開示されている。立ち上がり部が支持する建物の垂直荷重は、耐圧盤によっても支持される。この基礎は、耐圧盤が打設された後に、耐圧盤上に立ち上がり部が打設される。
特開2009−221814号公報
特許文献1に記載されているように、耐圧盤上に立ち上がり部が打設されると、耐圧盤と立ち上がり部との打ち継ぎ跡が、基礎の外側の面に現れる。この打ち継ぎ跡を覆い隠すために、基礎の外側の面にモルタル等が塗られる。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、耐圧盤と立ち上がり部との打ち継ぎ跡が基礎の外側の面に現れない手段を提供することにある。
(1) 本発明に係る基礎は、水平方向へ延びる第1筋、及び当該第1筋と連続しており上下方向へ延びる第2筋の下部が埋設されたコンクリート製の耐圧盤と、上記耐圧盤から上方へ延びる上記第2筋の上部が埋設されており、上記耐圧盤の側面及び当該側面と連続する上面の一部を覆っており、上記耐圧盤の上方へ延びるコンクリート製の立ち上がり部と、を備えている。上記耐圧盤と上記立ち上がり部とは上記側面及び上記上面の一部を打ち継ぎ跡として繋がっている。
立ち上がり部が耐圧盤の側面を覆うので、耐圧盤と立ち上がり部との打ち継ぎ跡が基礎の外側の面に現れない。立ち上がり部が耐圧盤の上面の一部を覆っているので、立ち上がり部が支持する鉛直荷重を耐圧盤も支持する。また、第2筋の下部が耐圧盤に埋設されているので、立ち上がり部に加わる上方への引張り力が耐圧盤に伝達される。
(2) 上記耐圧盤は、上記側面から上記立ち上がり部へ向けて側方へ突出する突出部を有する。
耐圧盤の側面と立ち上がり部との打ち継ぎ跡におけるせん断抵抗力が増す。
(3) 上記耐圧盤は、上記側面に沿って設けられた金網を有する。
金網を入れてコンクリートを打設することによって耐圧盤の側面に突出部を形成することができる。
(4) 上記突出部は、上記耐圧盤に埋設された棒材であり、上記棒材の一部は、上記立ち上がり部に埋設されている。
(5) 上記第2筋の下部と繋がれており、水平方向へ延びる第3筋と、上記第2筋の上部と繋がれており、水平方向へ延びる第4筋と、を更に具備している。上記第3筋は、上記耐圧盤に埋設されている。上記第4筋は、上記立ち上がり部に埋設されている。
(6) 本発明に係る基礎の施工方法は、水平方向へ延びる第1筋と、上下方向へ延びる第2筋の下部とを繋ぐ配筋工程と、上記第2筋の下部の外側に打ち継ぎ部材を配置してコンクリートを打設することにより、上記第1筋及び上記第2筋の下部が埋設された耐圧盤を形成する第1打設工程と、上記打ち継ぎ部材を除去して、上記耐圧盤の側面より外側に外型枠を配置し、上記耐圧盤の上面に内型枠を配置して、上記第2筋の上部を上記外型枠と上記内型枠との間に位置させてコンクリートを打設することにより、上記第2筋の上部が埋設されており、上記耐圧盤の側面及び当該側面と連続する上面の一部を覆って、上記耐圧盤の上方へ延びる立ち上がり部を形成する第2打設工程と、上記外型枠と上記内型枠とを除去する除去工程と、を含む。
立ち上がり部が耐圧盤の側面を覆うので、耐圧盤と立ち上がり部との打ち継ぎ跡が基礎の外側の面に現れない。立ち上がり部が耐圧盤の上面の一部を覆っているので、立ち上がり部が支持する鉛直荷重を耐圧盤も支持する。また、第2筋の下部が耐圧盤に埋設されているので、立ち上がり部に加わる上方への引張り力が耐圧盤に伝達される。
(7) 上記外型枠を配置した後、上記外型枠を基準として位置決め材を配置し、当該位置決め材に沿って上記内型枠を配置する。
位置決め材に沿って内型枠を配置するので、墨出しなどが不要である。
(8) 上記打ち継ぎ部材は凹凸形状を有する板であり、当該凹凸形状が水平方向を向くように配置する。
(9) 上記打ち継ぎ部材は金網である。
耐圧盤の側面及び当該側面を覆う立ち上がり部に凹凸が形成されるため、耐圧盤と立ち上がり部との打ち継ぎ跡における上下方向のせん断抵抗力を増すことができる。
(10) 上記打ち継ぎ部材を貫通する棒材を上記打ち継ぎ部材と共に配置し、上記第1打設工程において、上記棒材の一部を上記耐圧盤に埋設し、上記第2打設工程において、上記棒材の他の一部を上記立ち上がり部に埋設する。
本発明によれば、耐圧盤と立ち上がり部との打ち継ぎ跡が基礎の外側の面に現れない基礎が実現される。
図1は、第1実施形態に係る基礎10を示す模式断面図である。 図2は、第1実施形態に係る施工方法50の説明図である。 図3は、第3工程53までの施工状態を示す模式断面図である。 図4は、第3工程53までの施工状態を示す模式斜視図である。 図5は、第5工程55までの施工状態を示す模式断面図である。 図6は、第6工程56までの施工状態を示す模式断面図である。 図7は、第1実施形態に係る幅止め84が配置された状態を示す部分平面図であって、図7(A)は、針金84Eの先端が外型枠91の内側の面に当接した状態を示す部分平面図であり、図7(B)は、針金84Eが上部72に巻き付けられた状態を示す部分平面図である。 図8は、第2実施形態に係る基礎100を示す模式断面図である。 図9は、第2実施形態に係る施工方法150の説明図である。 図10は、第3工程153までの施工状態を示す模式斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
[第1実施形態]
第1実施形態では、図1に示される基礎10、及び基礎10の施工方法50(図2)が説明される。
基礎10は、例えば、住宅等の建物に用いられるコンクリート製のベタ基礎である。基礎10は、根伐りされた土地に砕石18が敷かれて捨てコン19が打設された上に形成される。図1に示されるように、基礎10は、左右方向12の端部が下方に突出している。基礎10は、耐圧盤13と、立ち上がり部14と、を有する。
[耐圧盤13]
図1に示されるように、耐圧盤13は、立ち上がり部14の一部を支持する。耐圧盤13は、建物の荷重を地盤に伝達する。耐圧盤13は、捨てコン19上に位置する。耐圧盤13は、前後方向11(水平方向の一例、図4参照)及び左右方向12(水平方向の一例)に沿って上面77が拡がる概ね平板形状である。耐圧盤13の周縁である端部15において、耐圧盤13の厚み(上下方向7の寸法)が下方へ突出することにより増している。
端部15において前後方向11へ延びる側面75は、配筋ユニット22の上部22Uより若干外側(図1における左右方向12の左方)に位置する。側面75は、図1において前後方向11に沿って視た断面が左右方向12に凹凸する概ね山谷形状である。山谷形状の山に相当する箇所が、側面75の凸部76(突出部の一例)の外面である。凸部76は、立ち上がり部14に向けて側方(図1における左右方向12の左方)へ突出する。本実施形態では6つの凸部76が上下方向7に連続することによって山谷形状が形成されている。側面75の上部は、グランドレベルGLより上方に位置する。側面75の上端は、上面77と連続する。
耐圧盤13には配筋や金物、スペーサ78が埋設されている。配筋は、主として横筋21(第1筋の一例)と、配筋ユニット22と、からなる。金物は、棒材74、幅止め79などである。
横筋21は、鉄筋製の棒材であり、複数本が前後方向11及び左右方向12にそれぞれ延びるように網目状に組み付けられている。各横筋21同士は当接しており、当接箇所が針金やクリップなどによって固定されている。なお、横筋21の配置は一例に過ぎず、公知の他の配置が採用されてもよい。
配筋ユニット22は、下部が耐圧盤13に埋設され、上部が立ち上がり部14に埋設されている。配筋ユニット22は、複数の鉄筋が溶接された一体のものである。配筋ユニット22は、例えば、図1における前後方向11に複数が連続して配置されている。配筋ユニット22は、横筋21と連続されている。
配筋ユニット22は、縦筋23(第2筋の一例)と横筋24とを有する。縦筋23は、主として上下方向7に沿って延びており、下部が左右方向12などに折り曲げられている。詳細には、縦筋23の上部23Uは、耐圧盤13の側面に沿って上下方向7に延びている。上部23Uの一部は、横筋21の端部において下方へ折り曲げられた部分21A(図3参照)と当接しており、これらが針金やクリップなどによって固定されている。
縦筋23の下部23Lは、耐圧盤13の端部15の下面13Aに沿って左右方向12に延びており、端部15の傾斜面13Bに沿って斜め上方へ折り曲げられ、さらに耐圧盤13の下面13Cに沿って左右方向12に延びている。左右方向12に沿って延びる下部23Lの端部は、左右方向12に延びる横筋21と当接しており、これらが針金やクリップなどによって固定されている。
複数の横筋24は、縦筋23の上部23Uにおいて上下方向7に間隔を空けて4本が前後方向11に沿って配置されている。また、4本の横筋24の最下位置の横筋24と左右方向12に間隔を空けて、1本の横筋24が縦筋23の下部23Lの折り曲げ位置に配置されている。各横筋24は、縦筋23に溶接されている。5本の横筋24のうち、下側の3本の横筋24は、耐圧盤13に埋設されている。耐圧盤13に埋設されている横筋24が、第3筋の一例である。なお、配筋ユニット22は、予め溶接されたものではなく、施工現場において組み付けられて針金やクリップなどにより固定されてもよい。また、縦筋23や横筋24の配置や形状は一例であり、他の公知の配置や形状が採用されてもよい。
棒材74(突出部の一例)は、鉄筋の両端がコの字状又はクランク状に折り曲げられたものである。棒材74の中央は左右方向12に沿って配置されている。棒材74の一端は、耐圧盤13に埋設され、他端は立ち上がり部14に埋設されている。3本の棒材74が、耐圧盤13の側面75において上下方向7に間隔を空けて配置されている。また、棒材74は、耐圧盤13の側面75に沿って、前後方向11及び左右方向12において一定の間隔で複数組が配置されている。本実施形態では、コの字条及びクランク状の棒材74が使用されているが、いずれか一方の形状の棒材74のみが使用されてもよい。
スペーサ78は、幅止め79上に配置されている。スペーサ78は、配筋ユニット22を支持して上下方向7の位置決めを行う。スペーサ78は、例えば、樹脂製またはコンクリート製である。幅止め79は、捨てコン19上に載置されて、後述される外型枠91の左右方向12の位置決めを行う。幅止め79は、金属板が折り曲げ加工されたものであり、公知の形状のものが採用できる。幅止め材79は、耐圧盤13の側面75に沿って、前後方向11及び左右方向12において一定の間隔で複数が配置されている。
[立ち上がり部14]
立ち上がり部14は、上面14Aにおいて建物を支持する。立ち上がり部14は、耐圧盤13から上方へ突出している。立ち上がり部14は、耐圧盤13の端部15に沿って形成されている。なお、基礎10には、耐圧盤13の端部15より内側にも立ち上がり部14と同様の立ち上がり部が、耐圧盤13の上面77に形成されるが、本実施形態では詳細な説明が省略される。
立ち上がり部14は、端部15の外側(図1における左右方向12の左方)に位置する外側部31と、外側部31より内側(図1における左右方向12の右方)であって端部15の上面77の上方に位置する内側部32とを有する。
外側部31は、端部15の外側において上下方向7に縦長な直方体である。外側部31の下端と、耐圧盤13の端部15の下端とは概ね同じ位置である。外側部31の上端は、耐圧盤13の上面77及びグランドレベルGLより上方である。
外側部31の内面81は、端部15の側面75と接している。内面81と側面75との境界が打ち継ぎ跡を構成する部分である。内面81は、側面75と相似する山谷形状である。内面81の山谷形状は、凸部82の外面によって形成されている。外側部31の凸部82と、耐圧盤13の凸部76とは、相互の山谷形状を合わせるようにして係合している。外側部31の外面83は、基礎10の外側の面を構成する。
内側部32は、耐圧盤13の上面77の上方に位置して上下方向7に縦長な直方体である。内側部32の下端(底面85)は、耐圧盤13の上面77とほぼ同じ位置である。底面85と上面77との境界が、打ち継ぎ跡を構成する。内側部32は、耐圧盤13の上面の一部を覆っている。内側部32の上端は、外側部31の上端と同じ位置であり、これら上端が一つの面として立ち上がり部14の上面14Aを構成する。
配筋ユニット22における5本の横筋24のうち、上側の2本の横筋24は、立ち上がり部14に埋設されている。立ち上がり部14に埋設されている横筋24が、第4筋の一例である。
内側部32の底面85と耐圧盤13の上面77との間には、幅止め84が位置する。幅止め84は、金属板が折り曲げ加工されたものであり、公知の形状のものが採用できる。幅止め材84は、内側部32に沿って、前後方向11及び左右方向12において一定の間隔で複数が配置されている。したがって、幅止め84は、内側部32の底面85と耐圧盤13の上面77との間の一部に位置する。
図7に示されるように、幅止め84は、矩形の平板である基端部84Aと、基端部84Aから上方へ突出する立ち壁84B,84Cと、を有する。立ち壁84Bは、基端部84Aの端に位置しており、立ち壁84Cは、基端部84Aの中央の一部が切り起こされることにより形成されている。図7においては、立ち壁84B,84Cが左右方向12に並ぶようにして、幅止め84が配置されている。基端部84Aは、立ち壁84Bと反対側の端に形成された挿通孔84Dを有する。挿通孔84Dには針金84Eが取り付けられる。
[施工方法50]
次に、図2から図7を参照しつつ基礎10の施工方法50が説明される。施工方法50は、第1工程51から第9工程59までを有する。
第1工程51は、住宅等を建てる土地に根伐りを行い、砕石18を敷き、捨てコン19を打設する工程である。第1工程51は、公知の方法によって行われればよい。根伐りは、例えば、油圧ショベル(不図示)によって地面がグランドレベルGLの所定寸法分下方まで掘られる。砕石18は、例えば、油圧ショベルによって根伐りされた土地に敷かれて、転圧機(不図示)によって転圧される。捨てコン19は、打設されて、平面と斜面が形成され、平面は均されて平にされる。捨てコン19には、配筋や型枠の位置決めを行うための地墨が移される。
第2工程52は、捨てコン19上に配筋を行う工程である。配筋の位置は、捨てコン19に移された地墨に基づいて行われる。配筋の上下方向7の高さは、捨てコン19上にスペーサ78が配置されて決められる。なお、第2工程52は、配筋工程の一例である。
図3及び図4に示されるように、第2工程52では、横筋21、配筋ユニット22を含む鉄筋が配される。まず、複数の幅止め79が捨てコン19上に配される。各幅止め79は、捨てコン19に移された地墨に基づいて位置決めされる。幅止め79は、外型枠91が嵌められる壁より左右方向12における中央側に上下方向7に貫通する挿通孔を有しており、当該挿通孔に釘が上方から打たれることにより捨てコン19に固定される。
第3工程53は、配筋の外側に打ち継ぎ板34を配置する工程である。打ち継ぎ板34は、金属製の平板がプレス加工により山谷形状(凹凸形状の一例)に折り曲げられて形成される。図3及び図4に示されるように、打ち継ぎ板34は、上下方向7に沿った寸法が端部15の上下方向7に沿った寸法より長い。打ち継ぎ板34は、設置された状態において、外側に突出する凸部34Aが上下方向7に沿って7個有する。凸部34Aは、縦断面が三角形状である。7個の凸部34Aによって山谷形状が構成されている。なお、打ち継ぎ板34は、樹脂製であってもよい。また、打ち継ぎ板34は、木製の平板と木製の棒材が組み合わされて形成されてもよい。打ち継ぎ板34は、打ち継ぎ部材の一例である。
各凸部34Aの上方及び下方には、8つの平板部34Bが位置する。平板部34Bの表裏面は、上下方向7及び前後方向11に拡がっている。平板部34Bには、左右方向12に貫通する挿通孔34C(図4参照)が形成されている。挿通孔34Cは、上から2、4及び6番目の平板部34Bに形成されて3つが上下方向7に沿って並ぶ列と、上から3、5及び7番目の平板部34Bに形成されて3つが上下方向7に沿って並ぶ列とが、前後方向11に交互に位置している。
打ち継ぎ板34は、金具35,36と、押さえ棒37と、によって設置される。押さえ棒37は、金具35及び金具36によって配筋ユニット22に取り付けられる。金具35は、上下に最大面を有する平板の右端が下方に折り曲げられて形成されている。金具35は、挿通孔35Aと、スリット35Bと、壁35Cと、を有する。挿通孔35Aには、押さえ棒37が挿通される。スリット35Bには、配筋ユニット22の縦筋23が挿通される。壁35Cは、下方に折り曲げられた部分である。壁35Cは、配筋ユニット22の横筋24に上側から引っ掛けられる。スリット35B及び壁35Cは、使用箇所に応じていずれか一方が用いられ、他方は用いられずともよい。なお、金具35は、C字形状の棒材であってもよい。
金具36は、上下に最大面を有する平板の左右両端が折り曲げられて形成されている。金具36は、基部36Aと、左端の壁36Bと、基部36Aの左右方向12の中央より右方の壁36Cと、右端の壁36Dと、基部36Aの右端の凹部36Eと、を有する。基部36Aは、最大面が前後方向11及び左右方向12に沿って拡がる。壁36Bは、金具36の左端において下方へ折り曲げられた部分である。壁36Bは、前後方向11の中央に切り欠きが設けられ、当該切り欠き内に押さえ棒37が挿入され、切り欠きの周縁と押さえ棒37とが当接する。壁36C,36Dは、金具36の右端において下方へ折り曲げられた部分である。壁36C,36Dは、金具35より上方の横筋24に上側から引っ掛けられて、横筋24が壁36C,36Dの間に挟み込まれる。基部36Aの前後方向11の中央が切り欠かれて形成された凹部36Eは、配筋ユニット22の縦筋23の外周面と当接し得る。なお、金具36は、蝶ねじと、鉤形状の鉤部と、が取り付けられたナットであってもよい。
金具35は、押さえ棒37を配筋ユニット22の縦筋23から離れないように保持する。金具36は、押さえ棒37において金具35より上方の部分を、配筋ユニット22の縦筋23より所定寸法分だけ外側へ位置させる。つまり、金具36は、縦筋23と押さえ棒37との間のスペーサとして機能する。このようにして、配筋ユニット22の縦筋23に対して押さえ棒37が固定される。
押さえ棒37は、配筋ユニット22に打ち継ぎ板34を固定するために用いられる。押さえ棒37は、金属製の棒である。金具35,36によって配筋ユニット22に固定された押さえ棒37は、配筋ユニット22の縦筋23との間に打ち継ぎ板34を挟み込む。打ち継ぎ板34の下端は、幅止め79によって位置決めされる。
打ち継ぎ板34は、端部が左右方向12に重ね合わせられつつ、例えば前後方向11に沿って複数枚が連続する。
第4工程54は、コンクリートを打設して耐圧盤13を形成する工程である。コンクリートは、打ち継ぎ板34の内側に打設される。コンクリートが打ち継ぎ板34の凸部34Aの裏側まで隙間なく入り込むことによって、凸部76が側面75に形成される。横筋21、配筋ユニット22の一部が耐圧盤13に埋設される。幅止め79は、コンクリートが打設された後、地墨に基づいて位置が確認され、ズレが生じた場合、位置が修正される。各棒材74は、コンクリート打設後であってコンクリートが固まる前に、打ち継ぎ板34の各挿通孔34Cにそれぞれ挿通される。なお、第4工程54は、第1打設工程の一例である。コンクリートが固まった後、打ち継ぎ板34が取り外されて、耐圧盤13の側面75から突出した棒材74の端部が上方又は下方に折り曲げられる。
第5工程55は、外型枠91を配置する工程である。外型枠91は、公知の方法で配置される。外型枠91は、例えば、金属製である。外型枠91は、内側の最大面が平面であって外形が矩形である。
図5に示されるように、外型枠91の下端は、幅止め79の端部に位置する2つの壁の間に嵌められる。複数枚の外型枠91は、例えば図5における前後方向11に沿って、金属製の接合具によって連続される。外型枠91の上部の外面にはバタ角92が取り付けられ、バタ角92が、サポータ93によって支持される。サポータ93は、公知のものが用いられる。
第6工程56は、内型枠94を配置する工程である。図6に示されるように、内型枠94は、耐圧盤13の上面77に配置される。内型枠94は、例えば、金属製である。内型枠94は、外型枠91と対向する最大面が平面であって外形が矩形である。内型枠94は、幅止め84に対して位置決めされる。
図7(A)に示されるように、幅止め84に取り付けられた針金84Eの長さは予め設定されている。図6及び図7に示されるように、幅止め84は、針金84Eの2つ先端が外型枠91の内側の面に当接される。これにより、針金84Eの長さを基準として、幅止め84が、外型枠91から予め設定された寸法だけ離れた位置に位置決めされる。耐圧盤13の上面77において位置決めされた幅止め84は、針金84Eが配筋ユニット22の縦筋23に巻き付けられることによって、縦筋23に固定される。
図6に示されるように、内型枠94の下端は、幅止め84の立ち壁84B,84Cの間に嵌められる。内型枠94の上端は、外型枠91の上端と連結具95によって連結される。配筋ユニット22の一部は、連結具95の下方であって外型枠91と内型枠94との間に位置する。
第7工程57は、コンクリートを打設して立ち上がり部14を形成する工程である。コンクリートは、外型枠91、内型枠94、端部15及び捨てコン19で区画された空間に打設される。コンクリートが端部15の外側へも打設されることによって、外側部31が形成される。コンクリートが側面75の凸部76間に隙間なく入り込むことによって、凸部82が内面81に形成される。外側部31は、内面81及び側面75を打ち継ぎ跡として端部15と繋がる。内面81は、側面75を覆う。
コンクリートが上面77上に流れ込むことによって、内側部32に形成される。内側部32は、底面85及び上面77の一部を打ち継ぎ跡として端部15と繋がる。配筋ユニット22の上側部分は、内側部32に埋設される。なお、第5工程55、第6工程56及び第7工程57は、第2打設工程の一例である。
第8工程58は、外型枠91と内型枠94とを除去する工程である。外型枠91が除去される前に、連結具95、サポータ93及びバタ角92が外型枠91から取り外される。その後、外型枠91は、幅止め79から外されて除去される。内型枠94は、幅止め84から外されて除去される。幅止め84の立ち壁84Bは、基端部84Aから切断されて除去される。なお、第8工程58は、除去工程の一例である。
第9工程59は、基礎10の外側において、グランドレベルGLまで土を埋め戻す工程である。これにより、基礎10の側面の下側部分が土に覆われる。
[第1実施形態の作用効果]
第1実施形態では、立ち上がり部14の外側部31が、耐圧盤13の端部15の側面75と、上面77の一部とを覆うので、耐圧盤13と立ち上がり部14との打ち継ぎ跡が基礎10の側面に現れない。
また、立ち上がり部14の内側部32が、耐圧盤13の上面77上に位置するので、立ち上がり部14が支持する垂直荷重を耐圧盤13も支持する。また、配筋ユニット22の下部が、耐圧盤13に埋設されているので、立ち上がり部14に加わる上方への引張り力が耐圧盤13に伝達される。
また、配筋ユニット22の下部が耐圧盤13に埋設され、上部が立ち上がり部14に埋設されているので、基礎10に水平力が加わった際、耐圧盤13の上面77と立ち上がり部14との打ち継ぎ跡に生じるせん断力への耐力が増す。
また、耐圧盤13の凸部76と、立ち上がり部14の凸部82とが?み合っているため、耐圧盤13の側面75と立ち上がり部14との打ち継ぎ跡における上下方向7のせん断力への耐力が増す。
[第2実施形態]
第2実施形態では、図8、図9及び図10に示されるように、打ち継ぎ板34に代えて、金網134が用いられる基礎100及び施工方法150が説明される。第2実施形態において第1実施形態と同じ参照符号を付した部材は、第1実施形態と同様の構成なので詳細な説明が省略される。
[基礎100]
図8に示されるように、耐圧盤13には、側面75に沿って金網134の一部が埋設される。金網134は、側面75に沿って上下方向7及び前後方向11に拡がる。金網134は、例えば結束具139などによって、配筋ユニット22の縦筋23に固定される。側面75は、金網134から左右方向12に突出する凸部176を有する。なお、凸部176は、突出部の一例である。
金網134の上側部分は、立ち上がり部14に埋設される。立ち上がり部14の外側部31の内面81には、凸部176及び金網134の形状に応じて凹凸が形成されている。内面81は、凹凸が形成されることで凸部176又は金網134と隙間なく当接する。外側部31と耐圧盤13の端部15とは、内面81及び側面75を打ち継ぎ跡として繋がっている。
[施工方法150]
次に、図9、図10が参照されつつ変形例に係る施工方法150が説明される。変形例に係る施工方法150は、第3工程153、第4工程154、第5工程155が第1実施形態と異なる。
第3工程153において、配筋ユニット22の外側に金網134が配置される。下端が幅止め79上に載せられて、結束具139によって、配筋ユニット22の縦筋23に固定される。固定された金網134の開口に、棒材74が適宜挿通される。
第4工程154において、コンクリートが金網134の内側に打設されると、コンクリートは、金網134によってせき止められつつ、金網134の開口から一部が側方へ膨出して凸部176が形成される。
第5工程155において、金網134が除去されることなく、外型枠91が配置される。
[第2実施形態の作用効果]
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用効果が奏される。また、金網134を用いてコンクリートが打設されることによって、耐圧盤13の端部15の側面75に凸部176が形成される。
[変形例]
上記実施形態では、耐圧盤13の端部15の側面75は、立ち上がり部14の外側部31の内面81より内側に位置するが、端部15は、グランドレベルGLより下方において基礎10の側面の一部を構成してもよい。
上記第1実施形態では、第5工程55において、打ち継ぎ板34が取り除かれたが、打ち継ぎ板34は、取り外されないまま基礎10に埋設されてもよい。また、打ち継ぎ板34は、凸部34Aを有さず、左右方向12を向く両方の面が平面であってもよい。また、凸部34Aの形状は、三角形状でなくてもよく、例えば半球形状なでであってもよい。また、棒材74は、用いられずともよい。また、第4工程54においてコンクリートが打設される前に打ち継ぎ板34の各挿通孔34Cにそれぞれ挿通されてもよい。
10・・・基礎
11・・・前後方向(水平方向の一例)
12・・・左右方向(水平方向の一例)
13・・・耐圧盤
14・・・立ち上がり部
21・・・横筋(第1筋の一例)
23・・・縦筋(第2筋の一例)
24・・・横筋(第3筋又は第4筋の一例)
34・・・打ち継ぎ板(打ち継ぎ部材の一例)
74・・・棒材(突出部の一例)
75・・・側面
76・・・凸部(突出部の一例)
77・・・上面
91・・・外型枠
94・・・内型枠
134・・・金網(打ち継ぎ部材の一例)

Claims (11)

  1. 水平方向へ延びる第1筋、当該第1筋と連続しており上下方向へ延びる第2筋の下部、及び当該第2筋の下部と繋がれており水平方向へ延びる第3筋が埋設されたコンクリート製の耐圧盤と、
    上記耐圧盤から上方へ延びる上記第2筋の上部が埋設されており、上記耐圧盤の側面及び当該側面と連続する上面の一部を覆っており、上記耐圧盤の上方へ延びるコンクリート製の立ち上がり部と、を備えており、
    上記耐圧盤と上記立ち上がり部とは上記側面及び上記上面の一部を打ち継ぎ跡として繋がっており、
    上記第3筋は、上記耐圧盤の側面に沿って延びている基礎。
  2. 上記耐圧盤は、上記側面から上記立ち上がり部へ向けて側方へ突出する突出部を有する請求項1に記載の基礎。
  3. 上記耐圧盤は、上記側面に沿って設けられた金網を有する請求項1又は2に記載の基礎。
  4. 上記突出部は、上記耐圧盤に埋設された棒材であり、
    上記棒材の一部は、上記立ち上がり部に埋設されている請求項2に記載の基礎。
  5. 上記第2筋の上部と繋がれており、水平方向へ延びる第4筋を更に具備しており、
    上記第4筋は、上記立ち上がり部に埋設されている請求項1から4のいずれかに記載の基礎。
  6. 水平方向へ延びる第1筋と、上下方向へ延びる第2筋の下部とを繋ぐ配筋工程と、
    上記第2筋の下部の外側に打ち継ぎ部材を配置してコンクリートを打設することにより、上記第1筋及び上記第2筋の下部が埋設された耐圧盤を形成する第1打設工程と、
    上記打ち継ぎ部材を除去して、上記耐圧盤の側面より外側に外型枠を配置し、上記耐圧盤の上面に内型枠を配置して、上記第2筋の上部を上記外型枠と上記内型枠との間に位置させてコンクリートを打設することにより、上記第2筋の上部が埋設されており、上記耐圧盤の側面及び当該側面と連続する上面の一部を覆って、上記耐圧盤の上方へ延びる立ち上がり部を形成する第2打設工程と、
    上記外型枠と上記内型枠とを除去する除去工程と、を含む基礎の施工方法。
  7. 上記外型枠を配置した後、上記外型枠を基準として位置決め材を配置し、当該位置決め材に沿って上記内型枠を配置する請求項6に記載の基礎の施工方法。
  8. 上記打ち継ぎ部材は凹凸形状を有する板であり、当該凹凸形状が水平方向を向くように配置する請求項6又は7に記載の基礎の施工方法。
  9. 上記打ち継ぎ部材は金網である請求項6又は7に記載の基礎の施工方法。
  10. 上記打ち継ぎ部材を貫通する棒材を上記打ち継ぎ部材と共に配置し、
    上記第1打設工程において、上記棒材の一部を上記耐圧盤に埋設し、
    上記第2打設工程において、上記棒材の他の一部を上記立ち上がり部に埋設する請求項6又は7に記載の基礎の施工方法。
  11. 水平方向へ延びる第1筋と、上下方向へ延びる第2筋の下部とを繋ぐ配筋工程と、
    上記第1筋及び上記第2筋の下部が埋設されたコンクリート製の耐圧盤を打設する第1打設工程と、
    上記第2筋の上部が埋設されており、上記耐圧盤の側面及び当該側面と連続する上面の一部を覆って、上記耐圧盤の上方へ延びるコンクリート製の立ち上がり部を打設する第2打設工程と、を含む基礎の施工方法。
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