JP6828597B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、電磁クラッチ検査技術を持たない画像形成装置では、電磁クラッチの故障を事前に予測することができないという問題点を有すると共に、電磁クラッチに問題が発生した際に修理者が正常な電磁クラッチまで交換してしまいダウンタイムの増加及びコストアップという問題点があった。
各画像形成部2Y,2C,2M,2Bkの下方には光書き込み装置5が配設されている。光書き込み装置5は、図示しない光源、ポリゴンミラー、各種ミラー及びレンズ等を有する周知の構成であり、外部入力された画像に対応した静電潜像を各感光体ドラム12Y,12C,12M,12Bkの表面にそれぞれ形成する。
図2に示すように、給紙ローラ26、レジストローラ対29、バンク給紙ローラ42はそれぞれ単一の駆動手段である駆動モータ45によって回転駆動される。なお、呼び出しローラ25及び用紙搬送ローラ対28並びにバンク呼び出しローラ41及びバンク搬送ローラ対44は、それぞれ図示しない駆動力伝達手段によって給紙ローラ26及びバンク給紙ローラ42からの駆動力を伝達されており、それぞれ給紙ローラ26及びバンク給紙ローラ42と同期して回転駆動される。
なお、第2ギヤ49の小径部とバンク給紙ギヤ54とは、装置本体1aに対してバンク給紙装置39が所定の位置に接続された際に、互いに噛合するように構成されている。
制御手段56には、駆動モータ45の電流値を検出する電流検出手段としての電流検出器57及び通知手段として機能する表示装置58が接続されており、制御手段56には電流検出器57からの検出結果が入力される。表示装置58には、カラープリンタ1での異常発生時における各種情報等が表示される。
装置本体1aに設けられた図示しない操作パネル上のスタートキーが押下されると、各画像形成部2において周知の画像形成動作が行われて各感光体ドラム12上に静電潜像が形成される。形成された各静電潜像は各現像装置14によってそれぞれ現像され、各感光体ドラム12上には各色トナー像がそれぞれ形成される。形成された各色トナー像は各1次転写ローラ23によって中間転写ベルト22上に重畳転写され、中間転写ベルト22上にはフルカラー画像が形成される。
バンク給紙トレイ40が選択された場合には、駆動モータ45が作動している状態から第3電磁クラッチ55が作動して駆動モータ45の駆動力がバンク呼び出しローラ41及びバンク給紙ローラ42に伝達されて各ローラ41,42が回転駆動され、バンク給紙トレイ40上から用紙Pが給送される。給送された用紙Pはバンクフリクションパッド43によって重送を防止され、1枚に分離された状態でバンク搬送ローラ対44及び用紙搬送ローラ対28を介してレジストローラ対29に送られる。
先ず、駆動モータ45が作動している状態で電磁クラッチ51,53,55を作動させ、駆動モータ45の駆動力を各搬送手段である各ローラ26,29,42に駆動伝達させると共に、駆動モータ45の電流値を電流検出器57によって検出する(ST01)。このとき、図4に示すように、駆動モータ45に対する負荷が増加することによって駆動モータ45の電流値が増加する。
画像形成動作が継続不可である場合、例えば第1電磁クラッチ51で異常が発生している場合には、表示装置58を介してカラープリンタ1のオペレータに対してその旨を通知して画像形成動作を中止する(ST08)。
この構成により、各電磁クラッチの故障をエンコーダ等の新たな構成を用いることなく事前予測することが可能となり、コストアップ及び装置の大型化を招くことなく各電磁クラッチの故障によるダウンタイムの発生を低減することができる。
電磁クラッチ51,53,55を作動させ、各ローラ26,29,42から駆動モータ45の駆動力を駆動遮断させると、図6に示すように、駆動モータ45に対する負荷が軽減することによって駆動モータ45の電流値が減少する。制御手段56は、電磁クラッチ51,53,55を作動させた後に電流検出器57によって検出された駆動モータ45の電流値が第2の閾値Fを下回るまでの第2の時間Gから、電磁クラッチ51,53,55の駆動遮断時間Hを推定する。
そして制御手段56は、推定した駆動遮断時間が図6に一点鎖線で示す駆動遮断時間Jのように予め設定されている第2の所定値Iを超えた場合には、当該電磁クラッチが動作異常であると判断し、その回数を図示しない記憶手段に記録する。
推定した駆動遮断時間が第2の所定値Iを超え、かつ用紙搬送ジャムが発生している場合には、制御手段56は該当する電磁クラッチを用いずとも画像形成動作が可能であるか否かを判断する。画像形成動作が継続可能である場合には画像形成動作を継続させ、画像形成動作が継続不可である場合には表示装置58を介してオペレータに対してその旨を通知して画像形成動作を中止する。
この第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、電磁クラッチの作動に異常が生じた場合に表示装置58を介してカラープリンタ1のオペレータに対してその旨を通知するので、装置に故障が発生して装置が動作不良となる前に対応することが可能となり、ダウンタイムの増加を防止することができる。
また、電磁クラッチの作動に異常が生じた場合であって、かつ当該電磁クラッチに対応する搬送ローラの周辺部において用紙搬送ジャムが発生した場合に、制御手段56が当該電磁クラッチに連結している搬送ローラの使用を禁止するので、ダウンタイムの発生を低減することができる。また、使用可能な電磁クラッチ及び搬送ローラがある場合にはそちらに駆動力を振り替えるので、画像形成動作を継続して行うことができる。
具体的には、画像形成動作が行われる前に検査モードキーが押下され、検査モードが開始される。検査モードでは、駆動モータ45が作動している状態からそれぞれの電磁クラッチを作動させ、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様に、各搬送ローラに対する駆動モータからの駆動伝達時間及び駆動遮断時間を推定し、駆動伝達時間及び駆動遮断時間がそれぞれ予め設定されている所定値に納まるか否かを判断する。
この構成とすることにより、電磁クラッチの検査を簡単に行うことができる。なお、この検査モードはサービスマンプログラム内に収め、サービスマン以外のユーザが簡単には行うことができないように構成することが望ましい。
電磁クラッチ51,53,55を作動させて駆動伝達を行う場合には、検出電流値が第3の閾値K以上で正常と判断し下回った場合に異常と判断する。
電磁クラッチ51,53,55を作動させて駆動遮断を行う場合には、検出電流値が第3の閾値K以下で正常と判断し上回った場合に異常と判断する。
また、電磁クラッチ51,53,55をオフの状態で駆動モータ45をオンした場合に、検出された電流値が第3の閾値Kを超えている場合にも電磁クラッチ51,53,55に異常があると判断することができる。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を例示したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
26 搬送手段(給紙ローラ)
29 搬送手段(レジストローラ対)
42 搬送手段(バンク給紙ローラ)
45 駆動手段(駆動モータ)
51 駆動伝達部材(第1電磁クラッチ)
53 駆動伝達部材(第2電磁クラッチ)
55 駆動伝達部材(第3電磁クラッチ)
56 制御手段
57 電流検出手段(電流検出器)
58 通知手段(表示装置)
A 第1の閾値
B 第1の時間
C 駆動連結時間
D 第1の所定値
F 第2の閾値
G 第2の時間
H 駆動遮断時間
I 第2の所定値
K 第3の閾値
P 被搬送媒体(用紙)
Claims (9)
- 被搬送媒体を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を駆動する駆動手段と、
前記駆動手段からの駆動力を前記搬送手段に伝達及び遮断する駆動伝達部材と、
前記駆動手段の電流値を検出する電流検出手段とを有し、
前記駆動手段がオンの状態から前記駆動伝達部材を作動させて前記駆動力を前記搬送手段に伝達した場合に、前記電流値が第1の閾値を超える第1の時間から前記駆動伝達部材の駆動連結時間を推定し、前記駆動連結時間が第1の所定値を超えた場合に前記駆動伝達部材が動作異常であると判断する制御手段を有する画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記第1の所定値を2以上有することを特徴とする画像形成装置。 - 被搬送媒体を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を駆動する駆動手段と、
前記駆動手段からの駆動力を前記搬送手段に伝達及び遮断する駆動伝達部材と、
前記駆動手段の電流値を検出する電流検出手段とを有し、
前記駆動手段がオンの状態から前記駆動伝達部材を作動させて前記搬送手段に対する前記駆動力の伝達を遮断した場合に、前記電流値が第2の閾値を下回る第2の時間から前記駆動伝達部材の駆動遮断時間を推定し、前記駆動遮断時間が第2の所定値を超えた場合に前記駆動伝達部材が動作異常であると判断する制御手段を有する画像形成装置。 - 請求項3記載の画像形成装置において、
前記第2の所定値を2以上有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし4の何れか一つに記載の画像形成装置において、
前記駆動伝達部材が動作異常であると判断された場合に前記制御手段がその回数を記録することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし5の何れか一つに記載の画像形成装置において、
前記駆動伝達部材が動作異常であると判断された場合にこの旨を操作者に通知する通知手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし6の何れか一つに記載の画像形成装置において、
前記駆動伝達部材が動作異常であると判断され、かつ当該駆動伝達部材に対応する前記搬送手段の周辺部において前記被搬送媒体の搬送不良が発生した場合には、前記制御手段は当該駆動伝達部材に連結している前記搬送手段の使用を禁止することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1ないし7の何れか一つに記載の画像形成装置において、
画像形成動作時以外において、前記駆動手段がオンの状態から前記駆動伝達部材を作動させて前記駆動力を前記搬送手段に伝達するか、または前記駆動手段がオンの状態から前記駆動伝達部材を作動させて前記搬送手段に対する前記駆動力の伝達を遮断する前記駆動伝達部材の検査モードを有することを特徴とする画像形成装置。 - 被搬送媒体を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段を駆動する駆動手段と、
前記駆動手段からの駆動力を前記搬送手段に伝達及び遮断する駆動伝達部材と、
前記駆動手段の電流値を検出する電流検出手段とを有し、
前記駆動伝達部材がオンの状態から前記駆動手段を作動させて前記駆動力を前記搬送手段に伝達した場合に、所定時間経過後の前記電流値が第3の閾値を下回った場合に前記駆動伝達部材が動作異常であると判断する制御手段を有する画像形成装置。
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