JP4252929B2 - 被記録体給送装置、及び、その被記録体給送装置を具備する画像形成装置 - Google Patents
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用紙の給送方向に回転するフィードローラと、該フィードローラに圧接され対をなすと共にトルクリミッタを介して逆方向に駆動力を付与されるセパレートローラとからなる分離給送部を有する摩擦分離ローラ方式の給紙装置において、前記フィードローラの逆転防止機構と、該逆転防止機構によるフィードローラの逆転防止を解除する解除機構とを備え、前記フィードローラの逆転防止、及び、逆転防止解除により、前記セパレートローラによる紙分離機能を自由に作動、及び、停止可能に構成して、無駄なトルクの消費を押さえ電力消費を減少させ、前記セパレートローラに常時負荷を掛けているトルクリミッタが紙分離機能停止時には負荷を掛けなくなり、発熱による部品劣化を低下させ、耐久性が向上し、サービスマンによるメンテナンス間隔も伸び、紙分離機能を停止する場合、前記フィードローラの逆転防止を解除しフィードローラが前記セパレートローラに従動して逆転するので、分離給送部にある用紙を用紙カセット内に戻し、用紙カセット引き出し時の用紙、及び、カセット内部品の破損を防止して、紙分離機能の作動時に用紙を傷つけることが無いようにすることは公知である(特許文献1を参照)。
呼込みローラと給紙ローラを中心に中心部に回動支点を有する回動アームの両端部で保持し、呼込みローラの記録用紙に対する接触と、給紙ローラの逆転ローラに対する接触を回動アームの回動により切り替え、積層された記録用紙のピックアップと搬送の切り替えを1つの駆動部で行って、給紙装置を低コスト化する給紙装置、及び、画像形成装置も公知である(特許文献2を参照)。
ピックアップローラ102よりも被記録体(P)の給送方向下流側には、フィードローラ103と、このフィードローラ103に当接したリバースローラ104が配置され、フィードローラ103は、フィードクラッチ103aを介して、回転駆動モータ105に連結され、又、リバースローラ104は、上記回転駆動モータ105により回転駆動されるリバース軸104bに、トルクリミッタ104aを介して連結されている。
ここで、各ピックアップローラ102、フィードローラ103、リバースローラ104が、被記録体(P)を所定の給送方向に搬送する向きに回転するときの回転方向を給送方向とし、これとは反対の回転方向を反給送方向と称することにすると、回転駆動モータ105により図示の矢印(B)方向の給送方向に回転駆動されたフィードローラ103と、リバースローラ104との間に、給送すべき1枚だけの被記録体(P1)の記録用紙が送り込まれたときは、リバースローラ104は、トルクリミッタ104aの作用により、その被記録体(P1)の記録用紙の動きに連動して図示の矢印(C)方向の給送方向に連れ回りする。
又、フィードローラ103とリバースローラ104の間に給送すべき1枚だけの被記録体(P1)の記録用紙と、それ以外の他の被記録体(P2)の記録用紙が共に送り込まれたときは、リバース軸104bの回転がトルクリミッタ104aを介してリバースローラ104に伝えられ、そのリバースローラ104が図示の矢印(D)方向の反給送方向に回転して、そのリバースローラ104に当接する他の被記録体(P2)の記録用紙を図示の矢印(A)の逆方向の反給送方向に戻すようになっている。
この状態で、給紙トレイ101を、例えば、図11の紙面と直交する方向に引き出すと、その被記録体(P2)だけがフィードローラ103とリバースローラ104との間に挟まれたまま残されるので、再び、給紙トレイ101をセットしたとき、当該被記録体(P2)に大きな外力が加えられ、その被記録体(P2)の記録用紙がジャムを起こすおそれがある。
そこで、従来から、上述した欠点を除去した各種形式の給紙装置が提案されている(例えば、特許文献3、特許文献4等を参照)。
この提案に係る給紙装置によれば、最後の記録用紙が送り出された後に、次の用紙がフィードローラとリバースローラの間にくわえ込まれた状態で停止したままとなる不具合を回避することができるが、装置の構成が複雑化し、部品点数が増大してコストが上昇する欠点を免れなかった。
例えば、特許文献3に記載された給紙装置によれば、リバース軸からリバースローラへ動力を伝達し、又は、遮断するためのリバースクラッチが必要となり、装置全体のコストが上昇する。
又、画像形成装置内の搬送経路中のいずれかの場所で紙詰まりが発生した場合、従来機では駆動モータを停止し、ユーザに紙詰まりの表示を行い、ユーザに紙詰まり処理を行ってもらう。
又、近年、装置自体が複雑化し、紙詰まり処理等も多岐にわたるため、ユーザが紙詰まりを発見できず、装置全体の電源を切る等の動作を行ってしまう傾向がある。電源が一旦オフ(OFF)されてしまうと、前述した手差しトレイから給紙された記録用紙はセンサ等に検出されない状態で停止しているとそのまま次給紙されてしまう。このことにより、更なる紙詰まりを発生させる要因となっている。このことを解決するには手差し給紙部の直後にセンサ等の用紙検出手段を設ける方法が有るが、コストアップの要因となっていた。
従って、従来の給紙装置、及び、その給紙装置を具備する画像形成装置においては、最後の記録用紙が送り出された後に、次の記録用紙がフィードローラとリバースローラの間にくわえ込まれた状態で停止したままとなる不具合を回避するための装置の構成が複雑化し、リバースクラッチやセンサ等の部品点数が増大してコスト高となり、紙詰まりの発見や処理の判断が困難で更なる紙詰まりを発生させると言う不具合が生じていた。
又は、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の被記録体給送装置において、上記トレイに積載される被記録体の厚さを検知する被記録体厚さ検知手段を備え、上記制御部は、上記被記録体厚さ検知手段が所定厚さより薄い被記録体を検知した場合に、被記録体の詰まりによる停止後の再開時に、上記回転駆動モータによる上記リバースローラに対する上記反給送方向の回転駆動を行わせないことを特徴とする。
又は、請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載の被記録体給送装置において、回転駆動モータは、ステッピングモータであることを特徴とする。
又は、請求項5に記載の本発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、画像形成部は、電子写真方法で被記録体上にトナー画像を形成することを特徴とする。
又は、請求項6に記載の本発明は、請求項4又は5に記載の画像形成装置において、複数の各被記録体給送装置は、一個の回転駆動モータを共有することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、被記録体の給送動作が終了したとき、最後に給送された被記録体の次の被記録体がフィードローラとリバースローラの間にくわえ込まれた状態で停止することを、簡単な構成で部品点数が増大することなく低コストで被記録体の厚さを検出して所定厚さより薄い被記録体により余計な動作を起こすことなく容易に防止して、更なるジャムの発生を防止する被記録体給送装置を提供することが出来るようになった。
請求項5の発明によれば、被記録体の給送動作が終了したとき、最後に給送された被記録体の次の被記録体がフィードローラとリバースローラの間にくわえ込まれた状態で停止することを、簡単な構成で部品点数が増大することなく低コストで余計な動作を起こすことなく容易に防止して、更なるジャムの発生を防止する被記録体給送装置を具備する高速で、更に、高品質の記録画像を形成する画像形成装置を提供することが出来るようになった。
請求項6の発明によれば、被記録体の給送動作が終了したとき、最後に給送された被記録体の次の被記録体がフィードローラとリバースローラの間にくわえ込まれた状態で停止することを、簡単な構成で部品点数が増大することなく低コストで余計な動作を起こすことなく容易に防止して、更なるジャムの発生を防止する被記録体給送装置を具備する、更に、高品質の記録画像を形成する低コストの画像形成装置を提供することが出来るようになった。
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置に装備した被記録体給送装置の概略構成図、図2はその要部構成を示す斜視図である。積載された被記録体を1枚ずつ給送する被記録体給送装置0は、被記録体(P)を積載するトレイ1と、トレイ1に積載された被記録体(P)を送り出すピックアップローラ2と、ピックアップローラ2よりも被記録体(P)の矢印(E)方向の搬送方向の下流側に配置されたフィードローラ3と、フィードローラ3への回転駆動力を伝達、又は、遮断するフィードクラッチ3aと、フィードローラ3に当接するリバースローラ4と、リバースローラ4をトルクリミッタ4aを介して回転駆動するリバース軸4bと、フィードローラ3とリバースローラ4を回転駆動する回転駆動モータ5とからなり、回転駆動されたフィードローラ3とリバースローラ4で形成するニップ部(N)を給送すべき被記録体(P)の後端が通過した後に、フィードクラッチ3aをオフ(OFF)してフィードローラ3への回転駆動モータ5からの回転動力の伝達を遮断して自由に回転できる状態にすると共に、回転駆動モータ5により回転駆動されるリバース軸4bの回転駆動力でトルクリミッタ4aを介してリバースローラ4を被記録体(P)の反給送方向に回転駆動してフィードローラ3とリバースローラ4の間に挟まれた他の被記録体(P)を戻すことにより、被記録体(P)の給送動作が終了したとき、最後に給送された被記録体(P)の次の被記録体(P)がフィードローラ3とリバースローラ4の間にくわえ込まれた状態で停止することを、簡単な構成で部品点数が増大することなく低コストで容易に防止して、更なるジャムの発生を防止する。
フィードローラ3は、一方向クラッチ3cを介してフィード軸3bに支持されるか、又は、フィード軸3bに固定されている(図2を参照)。
又、ピックアップローラ2は、フィード軸3bに対して図示の矢印(F)方向に揺動可能に支持されていると共に、タイミングベルト2aを介してフィードローラ3に駆動連結され、フィードローラ3と同期して回転駆動される。
又、リバースローラ4は、トルクリミッタ4aを介してリバース軸4bに連結されている。
回転駆動モータ5の回転駆動力は、駆動ギア5b、及び、リバースギア4cを介してリバース軸4bに伝えられ、更に、リバースギア4cの回転は中間ギア3eを介してフィードギア3dに伝達される。
フィードクラッチ3aがオン(ON)されているときは、フィードギア3dの回転は、フィードクラッチ3aを介してフィード軸3bに伝えられ、フィードローラ3とピックアップローラ2が、それぞれ図2に図示の矢印(G)、図示の矢印(H)で示す給送方向に回転駆動されるが、フィードクラッチ3aがオフ(OFF)されているときは、フィードギア3dの回転がフィード軸3bに伝えられることはない。
このように、フィードローラ3は、回転駆動モータ5からの回転駆動力をフィードローラ3に伝達、又は、遮断するフィードクラッチ3aを介して回転駆動モータ5に連結され、リバースローラ4は、回転駆動モータ5により回転駆動されるリバース軸4bに、トルクリミッタ4aを介して連結されている。
駆動モータ5として、オン(ON)、オフ(OFF)制御を高精度に行うことのできるステッピングモータ5aを用いることが好ましい。
この時点で、ピックアップローラ2は、図1に図示するように、給紙トレイ1上の被記録体(P)から離間しており、しかも、フィードクラッチ3aはオフ(OFF)され、回転駆動モータ5からフィードローラ3への回転駆動動力の伝達が遮断されている。従って、フィードローラ3は、フィード軸3bと共に、自由に回転できる状態にある。
このため、回転駆動モータ5によって、図2に図示する矢印(I)方向に回転駆動されるリバース軸4bの回転がトルクリミッタ4aを介してリバースローラ4に伝えられ、リバースローラ4は、図1、及び、図2に図示の矢印(J)方向の反給送方向に回転する。このとき、フィードローラ3は、リバースローラ4に図示の矢印(K)方向の反給送方向に連れ回りする。
回転駆動モータ5の回転開始から所定の時間(T1)を経過すると、制御部5cにより、フィードクラッチ3aがオン(ON)されると共に、ピックアップローラ2が図4に図示するように下降して被記録体(P)に圧接する。
これにより、回転駆動モータ5の回転駆動力がフィードローラ3とピックアップローラ2に伝えられ、これらのピックアップローラ2、フィードローラ3が、図4に図示の矢印(H)方向、図示の矢印(G)方向の給送方向に回転する。
一方向クラッチ3cは、フィード軸3bのこの方向の回転をフィードローラ3に伝達する。
これにより、給紙トレイ1上の被記録体(P)が図4に図示の矢印(L)方向に送り出され、被記録体(P)は、フィードローラ3とリバースローラ4にくわえ込まれて搬送される。
又、回転駆動モータ5により回転駆動されたフィードローラ3と、リバースローラ4との間に、給送すべき被記録体(P1)の記録用紙と、それ以外の図4に破線で図示する他の被記録体(P2)の記録用紙が、共に、送り込まれたときは、回転駆動モータ5により回転駆動されたリバース軸4bの回転がトルクリミッタ4aを介してリバースローラ4に伝えられ、リバースローラ4が図4に図示の矢印(J)方向の反給送方向に回転して、リバースローラ4に当接する他の被記録体(P2)の記録用紙を図4に図示の矢印(N)方向に戻す。
給紙トレイ1から送り出された被記録体(P1)の記録用紙がフィードローラ3とリバースローラ4にくわえ込まれた後に、ピックアップローラ2を給紙トレイ1上の被記録体(P)から離間させてもよいし、或いは、その被記録体(P)に当接させたままとしておくこともできる。
上述のようにして、給送されるべき被記録体(P1)が、制御部5cにより、図3に図示するように時間(T2)を搬送されると、その先端が図5に図示したレジストセンサ9により検知され、次いで、その先端が停止したレジストローラ対6に突き当たり、その被記録体(P1)の記録用紙には、図5に図示する如き弛みが形成され、被記録体(P1)の記録用紙の先端が補正されるようになっている。
このとき、フィードクラッチ3aはオン(ON)状態を維持する。
次いで、被記録体(P1)に対して、例えば、図9に図示する画像形成装置50の場合には画像形成部51のブラック(Bk)画像形成部51(Bk)、シアン(C)画像形成部51(C)、マゼンタ(M)画像形成部51(M)、 イエロー(Y)画像形成部51(Y)の像担持体52の各感光体52aからトナー画像を正しく転写できるタイミングで、制御部5cにより、レジストローラ対6が回転を開始すると共に、回転駆動モータ5が作動を再開して、フィードローラ3が給送方向に回転駆動される。
上述のように、停止したレジストローラ対6に被記録体(P1)の先端を突き当て、被記録体(P1)に弛みを形成してから被記録体(P1)を、一旦、停止させ、制御部5cにより、所定のタイミングでレジストローラ対6を回転させて、その被記録体(P1)を給送するが、その際、フィードクラッチ3aをオン(ON)したまま、回転駆動モータ5を停止させて、被記録体(P1)の搬送を、一旦停止させるので、被記録体(P1)の待機中に弛みがなくなる不具合を阻止できる。
仮に、フィードクラッチ3aをオフ(OFF)した状態で、回転駆動モータ5を停止させたとすると、リバースローラ4が、停止した被記録体(P1)から受ける外力によって図5に図示する鎖線の矢印(J)方向の反給送方向に回転し、その回転がフィードローラ3に伝えられて、フィードローラ3が図5に図示する鎖線の矢印(K)方向の反給送方向に回転して、被記録体(P1)の弛みがなくなってしまうおそれがある。
又、回転駆動モータ5を作動させながらフィードクラッチ3aをオフ(OFF)して、被記録体(P1)に弛みを形成しようとすると、回転駆動モータ5の回転により、リバースローラ4が反給送方向に回転して被記録体(P1)に弛みがなくなるおそれがある。
回転駆動モータ5が、再度、作動を開始することにより、制御部5cにより、被記録体(P1)は更に搬送されるが、図6に図示するように、その給送すべき被記録体(P1)の後端が、回転駆動モータ5により回転駆動されたフィードローラ3と、リバースローラ4との間のニップ部(N)を通過した後、即ち、図4に図示した時間(T4)を経過したときに、フィードクラッチ3aをオフ(OFF)する。
このとき、図6に図示した例では、被記録体(P1)は両フィードローラ3と、リバースローラ4のニップ部(N)から距離(X)だけ離れている。
この状態で、制御部5cにより、フィードクラッチ3aをオフ(OFF)することにより、回転駆動モータ5からフィードローラ3への回転駆動力の伝達が遮断され、フィードローラ3は自由に回転することができる状態となる。
他方、このときも、回転駆動モータ5は作動を継続しており、従って、回転駆動モータ5により回転駆動されたリバース軸4bの回転がトルクリミッタ4aを介してリバースローラ4に伝えられ、リバースローラ4が図6に図示の矢印(J)方向の反給送方向に回転駆動され、フィードローラ3がフィード軸3bと共に、図6に図示の矢印(K)方向の反給送方向に連れ回りする。
これによって、図6に破線で図示するように、リバースローラ4とフィードローラ3の間に他の被記録体(P2)の記録用紙が挟まれているときは、その被記録体(P2)の記録用紙は、図6に図示の矢印(N)方向に戻され、両フィードローラ3と、リバースローラ4のニップ部(N)から離される。
一連の被記録体(P)の給送動作の最後の被記録体(P)を給送し終えたときは、図3に図示するように、制御部5cにより、フィードクラッチ3aをオフ(OFF)してから、時間(T5)だけ回転駆動モータ5を作動させて他の被記録体(P2)の記録用紙を戻す動作を行い、他の被記録体(P2)の記録用紙が両フィードローラ3と、リバースローラ4のニップ部(N)から離れたところで、回転駆動モータ5の作動を停止させる。
引き続き被記録体(P)を給送するときは、回転駆動モータ5を作動させたままとすることができる。
上述のように、給送すべきでない被記録体(P2)を、その都度、フィードローラ3とリバースローラ4のニップ部(N)から送り戻すことができるので、被記録体(P)の給送動作を終了したとき、最後に給送された被記録体(P)の次の被記録体(P)がフィードローラ3とリバースローラ4の間にくわえ込まれた状態で停止していることはない。
このため、給紙トレイ1を、例えば、図9に図示する画像形成装置50の場合には、画像形成装置50の本体から抜き取り、再び、これを装着する作業を行ったときも、被記録体(P)のジャムが発生するおそれをなくすことができると共に、従来の給紙装置のように、リバースクラッチ等を設ける必要はなく、給紙装置の部品点数の増大と、そのコストの上昇を抑えることができる被記録体給送装置0を提供することが出来るようになった。
この構成によると、フィードクラッチがオフされる前は、フィードローラが用紙を搬送しているが、フィードクラッチがオフされると、フィードローラが用紙に対して搬送力を及ぼすことはない。
このため、フィードクラッチのオフ時点から、グリップローラ対にかかる負荷が急激に変化し、これを駆動する駆動モータに回転むらが生じる。
従って、この駆動モータによって、例えば、画像形成装置における感光体をも駆動しているようなときは、その感光体に衝撃が加えられ、これによって画像むらが発生するおそれがあった。
又、フィードローラ、及び、リバースローラと、レジストローラ対の間にグリップローラ対が配置されていない装置においては、フィードローラ、及び、リバースローラの側が用紙を引っ張ることになるため、レジストローラ対の用紙搬送速度が変化して、用紙の途中から画像が変形するおそれもあった。
これに対し、例えば、図9に図示する画像形成装置50に搭載された被記録体給送装置0においては、被記録体(P)の後端がフィードローラ3とリバースローラ4の間を抜けた後に、フィードクラッチ3aがオフ(OFF)されるので、上述した従来の欠点は発生せず、常に高品質な画像を形成することが可能である。
特に、被記録体給送装置0が手差し給送の場合に、被記録体(P)の不適切なセットに基づくジャムの発生を防止できる。
即ち、図7に図示するように、ユーザが被記録体(P)を給紙トレイ1上にセットするとき、その被記録体(P)を強く押して、複数枚の被記録体(P)をフィードローラ3とリバースローラ4の間に押し込んでしまうことがあった。
従来の給紙装置の場合には、その記録用紙が送り出されたとき、ジャムを起こすおそれがあった。
そこで、従来の給紙装置の場合には、かかる不具合の発生を防止するために、多数枚の被記録体(P)が図7に図示したように両フィードローラ3とリバースローラ4間に押し込まれたとき、これを、図示しないセンサにより検知し、図示しないブザーやランプなどによってユーザに報せ、記録用紙のセットし直しを促す方法などが提案されている。
然し、従来の給紙装置のかかる構成によると、給紙装置のコストが上昇して高コスト化していた。
これに対し、被記録体給送装置0によれば、被記録体(P)を送り出す前に、リバース軸4bを回転駆動し、且つ、フィードローラ3を自由に回転できる状態にするので、リバースローラ4は図7に図示の矢印(J)方向の反給送方向に回転し、フィードローラ3が図7に図示の矢印(K)方向に連れ回りして、両フィードローラ3とリバースローラ4間に押し込まれた被記録体(P)を図7に図示の矢印(N)方向に戻すことができる。
このようにして、被記録体(P)を自動的に適正な状態にセットし直すことができ、被記録体(P)のジャム発生を未然に防止することが出来る被記録体給送装置0を提供することが出来るようになった。
被記録体給送装置0a、0b、0cの各駆動源として、共通の1つの回転駆動モータ5を用いることにより、その全体のコストを低減することが出来る。
その際に、使用していない被記録体給送装置0a、0b、0cにも、その回転駆動モータ5の回転駆動力が伝えられ、このとき各被記録体給送装置0a、0b、0cのフィードクラッチ3aはオフ(OFF)のままであるため、各被記録体給送装置0a、0b、0cのリバースローラ4が反給送方向に回転するようになっている。
このとき、フィードローラ3は、負荷なく反給送方向に回転できるため、トルクリミッタ4aにトルクを発生することなくリバースローラ4が反給送方向に回転するため、駆動トルクもかからず、その分、所要の回転駆動力が少なくなる。
又、トルクリミッタ4aにはトルクを発生させないため、その寿命低下を防止できる。
画像形成装置50における手差し部に搭載された被記録体給送装置0の被記録体給送装置0cのトレイ1から搬送された被記録体(P)は、レジストローラ6を通過し、画像形成部51にて作像されて、定着器58を通過し排出ローラ59により排紙トレイ60に排出されて収納されるようになっている。
前記プロセスにて、連続通紙を行っている際、例えば、定着器58で紙詰まりが発生した場合、後続の被記録体(P)が、つまった被記録体(P)に追突しないように、制御部5cによって、回転駆動モータ5を停止する。この状態で表示部11に紙詰まりの警告表示をして、ユーザに紙詰まりの記録用紙の処理を行うように指示する。
然し、手差し等の被記録体給送装置0の被記録体給送装置0cの少し給紙された被記録体(P)を取り除くかどうかの判断はユーザには困難であるため、通常はそのままの状態になっている。
例えば、薄紙等の被記録体(P)の腰が小さい被記録体(P)に関しては、手差し等の被記録体給送装置0c等のトレイ1上に戻す際に、被記録体(P)にたわみが発生し、再スタート時に被記録体(P)の紙詰まりを起こす可能性がある。
このために、被記録体給送装置0c等は、図1に図示のように、被記録体厚さ検知手段8をレジストセンサ9の近傍に配置して、被記録体(P)の厚さを検出することにより、被記録体(P)の厚さが薄すぎる場合には前記戻し動作を起こさないように構成している。
被記録体厚さ検知手段8は、公知のセンサであり、特に、詳細の記述は行わないが、透過センサ等の被記録体(P)の透過率によって検出を行って、被記録体(P)自体を図示しない2対のローラで挟み込み、そのローラの接触圧を代用して検出するものである。
又、同様に、被記録体(P)の長さ等の違いによっては、被記録体(P)スタート時状態に戻すことが困難になる場合がある。
例えば、A3サイズ等の長尺な被記録体(P)に関しては、図9に図示する被記録体(P)を手差しの被記録体給送装置0c等のトレイ1上に戻す際に、被記録体(P)自体の摩擦抵抗が、小サイズの被記録体(P)に比べ増大し、被記録体(P)にたわみが発生し、再スタート時に被記録体(P)の紙詰まりを起こす可能性がある。
このために、被記録体給送装置0c等においては、図1に図示するように、被記録体長さ検知手段7を手差しのトレイ1上に反射型センサ等を配置して、被記録体(P)の後端を検出できるよう構成し、被記録体(P)の長さを検出することにより、被記録体(P)の長さが所定値を越えて長い場合には前記戻し動作を起こさないように構成している。
尚、被記録体長さ検知手段7の反射型センサ等は、全サイズを検出するよう構成するのではなく、動作を必要とするサイズと必要としないサイズの境界線に配置するだけでも問題ない。
電子写真方法で被記録体(P)上に、高速で、更に、高品質のトナー画像を形成する画像形成部51におけるブラック(Bk)画像形成部51(Bk)において、感光体52aは、回転可能に保持されている。
像担持体52の周辺には、感光体52aの表面52a1に当接して、感光体52aの表面52a1が所定の極性に帯電電荷を付与する帯電ローラ53、レーザ光の書き込み走査による画像露光で書き込みデータを感光体52a1に静電潜像を形成する書き込み装置54、感光体52aの表面52a1上に形成された静電潜像を顕像化する現像装置55、現像装置55でトナーにより感光体52aの表面52a1に可視像化されたトナー画像を被記録体(P)に転写して記録する転写装置56、転写装置56で転写後に感光体52aの表面52a1上に残留したトナーをブレードで清掃するドラムクリーニング装置57、転写装置56で転写後に感光体52aの表面52a1上に残留している電荷を除電する図示しない除電装置等などが配値されている。
又、画像形成部51の各ブラック(Bk)画像形成部51(Bk)、シアン(C)画像形成部51(C)、マゼンタ(M)画像形成部51(M)、イエロー(Y)画像形成部51(Y)の各現像装置55の上方には、各現像装置55にそれぞれにトナーを供給する図示しない各トナーボトルが配設されている。
各被記録体給送装置0a、0b、又は、0cは、一個の回転駆動モータ5を共有して回転駆動されて、トレイ1上に積載された被記録体(P)は、レジストローラ対6に送り出され、レジストローラ対6から、画像形成部51の各ブラック(Bk)画像形成部51(Bk)、シアン(C)画像形成部51(C)、マゼンタ(M)画像形成部51(M)、イエロー(Y)画像形成部51(Y)の各感光体52aのドラム形状の感光体ドラムに書き込まれたトナー画像との転写タイミングに合わせて被記録体搬送転写ベルト52b上に送られる。
像担持体52の被記録体搬送転写ベルト52bは、転写ベルト駆動ローラ52b1、搬送ローラ52b2、搬送ローラ52b3、及び、ベルトテンションローラ52b4に支持されて、図示の矢印(O)方向に回動するようになっている。
被記録体搬送転写ベルト52bに担持して搬送される被記録体(P)は、ブラック(Bk)画像形成部51(Bk)、シアン(C)画像形成部51(C)、マゼンタ(M)画像形成部51(M)、イエロー(Y)画像形成部51(Y)の各プロセスユニットの各感光体52aを通過時に順次に各色のトナー画像が被記録体(P)に重ね転写され記録される。
トナー画像が転写して記録された被記録体(P)は、ブラック(Bk)画像形成部51(Bk)の感光体52aのプロセスユニットから定着器58に送られる。
被記録体(P)は、転写して記録されたトナー画像が定着器58によって定着され、排出ローラ59で排紙トレイ60に排出されて収納されようになっている。
従って、被記録体(P)の給送動作が終了したとき、最後に給送された被記録体(P)の次の被記録体(P)がフィードローラ3とリバースローラ4の間にくわえ込まれた状態で停止させることを、簡単な構成で部品点数が増大することなく低コストで余計な動作を起こすことなく防止して、更なるジャムの発生を防止する被記録体給送装置0を具備して、高速で、更に、高品質のトナーの記録画蔵を形成する画像形成装置50を提供することが出来るようになった。
0a 被記録体給送装置、
0b 被記録体給送装置、
0c 被記録体給送装置
1 トレイ
2 ピックアップローラ、
2a タイミングベルト
3 フィードローラ、
3a フィードクラッチ、
3b フィード軸、
3c 一方向クラッチ、
3d フィードギア、
3e 中間ギア
4 リバースローラ、
4a トルクリミッタ、
4b リバース軸、
4c リバースギア
5 回転駆動モータ、
5a ステッピングモータ、
5b 駆動ギア、
5c 制御部
6 レジストローラ対
7 被記録体長さ検知手段
8 被記録体厚さ検知手段
9 レジストセンサ
10 電源
11 表示部
50 画像形成装置
51 画像形成部、
51(Bk) ブラック(Bk)画像形成部、
51(C) シアン(C)画像形成部、
51(M) マゼンタ(M)画像形成部、
51(Y) イエロー(Y)画像形成部
52 像担持体、
52a 感光体、
52a1 表面、
52b 被記録体搬送転写ベルト、
52b1 転写ベルト駆動ローラ、
52b2 搬送ローラ、
52b3 搬送ローラ、
52b4 ベルトテンションローラ
53 帯電ローラ
54 書き込み装置
55 現像装置
56 転写装置
57 ドラムクリーニング装置
58 定着器
59 排出ローラ
60 排紙トレイ
100 給紙装置
101 給紙トレイ
102 ピックアップローラ
103 フィードローラ、
103a フィードクラッチ
104 リバースローラ、
104a トルクリミッタ、
104b リバース軸
Claims (6)
- 積載された被記録体を1枚ずつ給送する被記録体給送装置において、被記録体を積載するトレイと、上記トレイに積載された被記録体を送り出すピックアップローラと、上記ピックアップローラよりも被記録体の搬送方向の下流側に配置されたフィードローラと、上記フィードローラへの回転駆動力を伝達又は遮断するフィードクラッチと、上記フィードローラに当接するリバースローラと、上記リバースローラをトルクリミッタを介して回転駆動するリバース軸と、上記フィードローラと上記リバースローラを回転駆動する回転駆動モータと、制御部と、からなり、
上記制御部は、回転駆動された上記フィードローラと上記リバースローラで形成するニップ部を給送すべき被記録体の後端が通過した後に、上記フィードクラッチをオフして上記フィードローラへの上記回転駆動モータからの回転動力の伝達を遮断して自由に回転できる状態にすると共に、上記回転駆動モータにより回転駆動される上記リバース軸の回転駆動力で上記トルクリミッタを介して上記リバースローラを被記録体の反給送方向に回転駆動して上記フィードローラと上記リバースローラの間に挟まれた他の被記録体を戻す被記録体給送装置であって、
上記トレイに積載される被記録体の給送方向長さを検知する被記録体長さ検知手段を備え、上記制御部は、上記被記録体長さ検知手段が所定長さより長い被記録体を検知した場合に、被記録体の詰まりによる停止後の再開時に、上記回転駆動モータによる上記リバースローラに対する上記反給送方向の回転駆動を行わせないことを特徴とする被記録体給送装置。 - 請求項1に記載の被記録体給送装置において、上記トレイに積載される被記録体の厚さを検知する被記録体厚さ検知手段を備え、上記制御部は、上記被記録体厚さ検知手段が所定厚さより薄い被記録体を検知した場合に、被記録体の詰まりによる停止後の再開時に、上記回転駆動モータによる上記リバースローラに対する上記反給送方向の回転駆動を行わせないことを特徴とする被記録体給送装置。
- 請求項1又は2に記載の被記録体給送装置において、回転駆動モータは、ステッピングモータであることを特徴とする被記録体給送装置。
- 積載されて1枚ずつ給送する被記録体に記録画像を形成する画像形成装置において、被記録体に記録画像を形成する画像形成部と、上記画像形成部に積載された被記録体を1枚ずつ給送する上記請求項1乃至3の何れか一項に記載の被記録体給送装置とからなることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4に記載の画像形成装置において、画像形成部は、電子写真方法で被記録体上にトナー画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4又は5に記載の画像形成装置において、複数の各被記録体給送装置は、一個の回転駆動モータを共有することを特徴とする画像形成装置。
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