JP6828302B2 - シーラントタイヤの製造方法 - Google Patents
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Description
作業位置に配置されたタイヤの内周面に、シーラント剤排出装置から配管をへてノズルから吐出するシーラント剤を粘着させてシーラント剤の層を形成するシーラント層形成工程と、
前記シーラント層形成工程が終了するときのシーラント剤の吐出停止からの経過時間t、又は排出工程がある場合における該排出工程が終了するときのシーラント剤の吐出停止からの経過時間tを計測する時間計測工程と、
前記作業位置にて次のタイヤにシーラント層形成工程を開始するとき、前記経過時間tを、予め設定した基準時間t0と比較する時間比較工程とを具えるとともに、
前記時間比較工程において、前記経過時間tが前記基準時間t0を越えたとき、前記シーラント層形成工程の開始前に、前記配管内のシーラント剤を前記ノズルから廃液として排出する前記排出工程を行うことを特徴としている。
前記シーラント層形成工程は、
第1の作業位置に配置されたタイヤの内周面に、前記第1のノズルから吐出されるシーラント剤を粘着させてシーラント剤の層を形成する第1のシーラント層形成工程と、
第2の作業位置に配置されたタイヤの内周面に、前記第2のノズルから吐出されるシーラント剤を粘着させてシーラント剤の層を形成する第2のシーラント層形成工程とを含み、
前記時間計測工程は、
前記第1のシーラント層形成工程が終了するときのシーラント剤の吐出停止からの経過時間t1、又は第1の排出工程がある場合における該第1の排出工程が終了するときのシーラント剤の吐出停止からの経過時間t1を計測する第1の時間計測工程と、
前記第2のシーラント層形成工程が終了するときのシーラント剤の吐出停止からの経過時間t2、又は第2の排出工程がある場合における該第2の排出工程が終了するときのシーラント剤の吐出停止からの経過時間t2を計測する第2の時間計測工程とを含み、
前記時間比較工程は、
前記第1の作業位置にて次のタイヤに第1のシーラント層形成工程を開始するとき、前記第1の経過時間t1を前記基準時間t0と比較する第1の時間比較工程と、
前記第2の作業位置にて次のタイヤに第2のシーラント層形成工程を開始するとき、前記第2の経過時間t2を前記基準時間t0と比較する第2の時間比較工程とを含み、
前記第1の経過時間t1が基準時間t0を越えた場合、前記第1のシーラント層形成工程の開始前に、前記第1の配管内のシーラント剤を前記第1のノズルから廃液として排出する前記第1の排出工程と、この第1の排出工程に引き続いて前記第2の配管内のシーラント剤を前記第2のノズルから廃液として排出する前記第2の排出工程とを行い、
又前記第2の経過時間t2が基準時間t0を越え場合、前記第2のシーラント層形成工程の開始前に、前記第2の排出工程と、この第2の排出工程に引き続いて前記第1の排出工程とを行うことが好ましい。
図1は、本発明のシーラントタイヤの製造方法を実施するための製造装置1の一例を概念的に示す平面図であり、製造方法を製造装置1を用いて順次説明する。
図4のフローチャートで示されるように、前記製造方法は、シーラント層形成工程S1と、時間計測工程S2と、時間比較工程S3とを含むとともに、前記時間比較工程S3における比較結果に基づいて排出工程S4をさらに実行する。
なお第1の排出工程S4A前には、第2のシーラント層形成工程S1Bは終了している。そのため第1の排出工程S4A中に、第2のノズル4B側(第2形成側)でシーラント層が形成されたタイヤを、例えば待機位置Q2に後退させることができ、従って、第2の排出工程S4Bを第1の排出工程S4Aに引き続いて行うことができる。なおt2>t0のときも同様である。
4 ノズル
4A 第1のノズル
4B 第2のノズル
5 配管
5A 第1の配管
5B 第2の配管
P 作業位置
P1 第1の作業位置
P2 第2の作業位置
S1 シーラント層形成工程
S1A 第1のシーラント層形成工程
S1B 第2のシーラント層形成工程
S2 時間計測工程
S2A 第1の時間計測工程
S2B 第2の時間計測工程
S3 時間比較工程
S3A 第1の時間比較工程
S3B 第2の時間比較工程
S4 排出工程
S4A 第1の排出工程
S4B 第2の排出工程
T タイヤ
Claims (5)
- タイヤの内周面にパンク防止用のシーラント剤の層を形成したシーラントタイヤの製造方法であって、
作業位置に配置されたタイヤの内周面に、シーラント剤排出装置から配管をへてノズルから吐出するシーラント剤を粘着させてシーラント剤の層を形成するシーラント層形成工程と、
前記シーラント層形成工程が終了するときのシーラント剤の吐出停止からの経過時間t、又は排出工程がある場合における該排出工程が終了するときのシーラント剤の吐出停止からの経過時間tを計測する時間計測工程と、
前記作業位置にて次のタイヤにシーラント層形成工程を開始するとき、前記経過時間tを、予め設定した基準時間t0と比較する時間比較工程とを具えるとともに、
前記時間比較工程において、前記経過時間tが前記基準時間t0を越えたとき、前記シーラント層形成工程の開始前に、前記配管内のシーラント剤を前記ノズルから廃液として排出する前記排出工程を行うことを特徴とするシーラントタイヤの製造方法。 - 前記シーラント層形成工程の後、シーラント剤の層が形成されたタイヤを、前記作業位置以外の位置で次のタイヤに交換するタイヤ交換工程が行われることを特徴とする請求項1記載のシーラントタイヤの製造方法。
- 前記時間比較工程において、前記経過時間tが前記基準時間t0を越えたとき、前記排出工程の前に、前記タイヤを前記作業位置から後退させた後、前記廃液が排出される収容容器を収容位置に移動させる工程を含む、請求項1又は2に記載のシーラントタイヤの製造方法。
- 前記シーラント剤は、前記シーラント剤排出装置から第1の配管をへて第1のノズルから、又は第2の配管をへて第2のノズルから切り替えられて吐出されるとともに、
前記シーラント層形成工程は、
第1の作業位置に配置されたタイヤの内周面に、前記第1のノズルから吐出されるシーラント剤を粘着させてシーラント剤の層を形成する第1のシーラント層形成工程を含み、
前記時間計測工程は、
前記第1のシーラント層形成工程が終了するときのシーラント剤の吐出停止からの経過時間t1、又は第1の排出工程がある場合における該第1の排出工程が終了するときのシーラント剤の吐出停止からの経過時間t1を計測する第1の時間計測工程を含み、
前記時間比較工程は、
前記第1の作業位置にて次のタイヤに第1のシーラント層形成工程を開始するとき、前記第1の経過時間t1を前記基準時間t0と比較する第1の時間比較工程を含み、
前記第1の経過時間t1が基準時間t0を越えた場合、前記第1のシーラント層形成工程の開始前に、前記第1の配管内のシーラント剤を前記第1のノズルから廃液として排出する前記第1の排出工程と、この第1の排出工程に引き続いて前記第2の配管内のシーラント剤を前記第2のノズルから廃液として排出する第2の排出工程とを行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシーラントタイヤの製造方法。 - 前記シーラント剤は、前記シーラント剤排出装置から第1の配管をへて第1のノズルから、又は第2の配管をへて第2のノズルから切り替えられて吐出されるとともに、
前記シーラント層形成工程は、
第2の作業位置に配置されたタイヤの内周面に、前記第2のノズルから吐出されるシーラント剤を粘着させてシーラント剤の層を形成する第2のシーラント層形成工程を含み、
前記時間計測工程は、
前記第2のシーラント層形成工程が終了するときのシーラント剤の吐出停止からの経過時間t2、又は第2の排出工程がある場合における該第2の排出工程が終了するときのシーラント剤の吐出停止からの経過時間t2を計測する第2の時間計測工程を含み、
前記時間比較工程は、
前記第2の作業位置にて次のタイヤに第2のシーラント層形成工程を開始するとき、前記第2の経過時間t2を前記基準時間t0と比較する第2の時間比較工程を含み、
前記第2の経過時間t2が基準時間t0を越えた場合、前記第2のシーラント層形成工程の開始前に、前記第2の排出工程と、この第2の排出工程に引き続いて前記第1の排出工程を行うことを特徴とする請求項4に記載のシーラントタイヤの製造方法。
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JP2016160762A JP6828302B2 (ja) | 2016-08-18 | 2016-08-18 | シーラントタイヤの製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2018027655A JP2018027655A (ja) | 2018-02-22 |
JP6828302B2 true JP6828302B2 (ja) | 2021-02-10 |
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Family Applications (1)
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US4433011A (en) * | 1981-12-08 | 1984-02-21 | Rockcor, Inc. | Tracking nozzle for viscous fluid application |
JP2006103143A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Bridgestone Corp | ポンプアップ装置 |
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2016
- 2016-08-18 JP JP2016160762A patent/JP6828302B2/ja active Active
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