JP2006103143A - ポンプアップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 短時間で空気入りタイヤに圧縮空気を供給可能なポンプアップ装置を得る。
【解決手段】 ポンプアップ装置30は、エア吸入口42が開口した接続部41を備えている。接続部41は、自動車のタンクに設けられた接続口に接続可能とされており、このタンク内の圧縮空気をタイヤ20に送ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気入りタイヤ内に圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を上昇させるポンプアップ装置に関する。
近年、空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際に、タイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修して所定の基準圧まで内圧を加圧(ポンプアップ)するタイヤのシーリング・ポンプアップ装置(以下、単に「ポンプアップ装置」という。)が普及している。この種のポンプアップ装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。この特許文献1に示されたポンプアップ装置は、図3に示されるように、シーリング剤12を収容した耐圧容器14と、圧縮空気の供給源であるエアコンプレッサ15とを備えている。このエアコンプレッサ15は、先端部にプラグ16が設けられた電源ケーブル18と、圧縮空気の吐出口から延びる耐圧ホース29とを備えている。また耐圧容器14には、シーリング剤12の液面上までのびるライザーチューブとされたガス導入部21と、シーリング剤12を吐出するための出口バルブ24とが設けられており、この出口バルブ24には、先端部にアダプタ94が設けられた耐圧ホース28が接続されている。
上記のようなポンプアップ装置10では、タイヤにパンクが発生すると、プラグ16が車両のシガーソケットに嵌挿されると共に、アダプタ26がタイヤバルブ27にねじ止めされた後、耐圧容器14のガス導入部21が栓バルブ23により開放される。この状態で、エアコンプレッサ15を作動させ、ガス導入部21を通してエアコンプレッサ15から耐圧容器14内に圧縮空気を導入する。これにより、耐圧容器14内におけるシーリング剤12上の気層部分の内圧が上昇し、この気層部分の静圧により出口バルブ24からシーリング剤12が押し出され、シーリング剤12が耐圧ホース28及びタイヤバルブ27を通してタイヤ内に注入される。この後、耐圧容器14内のシーリング剤12の液面レベルが出口バルブ24の開口まで下降すると、耐圧容器14内の圧縮空気が耐圧ホース28及びタイヤバルブ27を通してタイヤの内部に供給され、タイヤを所定の内圧で膨張させる。
このように、従来のポンプアップ装置では、このポンプアップ装置を構成するエアコンプレッサを使用して、シーリング剤を押し出すようにしているため、十分な量のシーリング剤を押し出すには、長時間を要することがあった。短時間での供給を可能にするためには、能力の高いエアコンプレッサを備えることも考えられるが、ポンプアップ装置全体の大型化を招いてしまう。
また、このようにシーリング剤をパンクしたタイヤに供給するポンプアップ装置だけでなく、単に圧縮空気をタイヤに供給するポンプアップ装置であっても、十分な量の圧縮空気をタイヤに充填するために長い時間を要することがある。
特許第3210863号公報(図1)
本発明は上記事実を考慮し、短時間で空気入りタイヤに圧縮空気を供給可能なポンプアップ装置を得ることを課題とする。
請求項1に記載の発明では、空気入りタイヤ内へ圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を上昇させるポンプアップ装置であって、自動車の圧縮空気タンクに接続可能とされた接続口と、空気入りタイヤへ接続される吐出口と、前記接続口と供給管路を連通し接続口を通して自動車から供給された圧縮空気を吐出する供給管路と、を有することを特徴とする。
したがって、接続口を自動車の圧縮空気タンクに接続すると、この圧縮空気タンクの圧縮空気が、供給管路を通じて、吐出口から吐出され、空気入りタイヤへ供給される。一般に、自動車の圧縮空気タンクは、従来のポンプアップ装置に内蔵されたコンプレッサよりも高圧且つ大容量で圧縮空気を溜めているので、この圧縮空気を利用することで、短時間で空気入りタイヤに圧縮空気を供給可能となる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記接続口から前記吐出口までの前記供給管路の途中に、この供給管路を開閉する開閉弁が設けられていることを特徴とする。
これにより、必要なときにのみ開閉弁を開けて、自動車の圧縮空気タンクの圧縮空気を空気入りタイヤへ供給し、不要なときは供給しないようにすることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、パンクした空気入りタイヤの内部に注入されてパンク穴を閉塞可能なシーリング剤が収容された収容容器と、前記接続口を通して自動車から供給された圧縮空気と、前記収容容器に収容されたシーリング剤のいずれか一方を選択的に前記吐出口へと送る第1切換弁と、を有することを特徴とする。
したがって、パンクした空気入りタイヤに対し、まず、収容容器内のシーリング剤を供給し、次に、第1切換弁を切替えて、自動車の圧縮空気タンクの圧縮空気を空気入りタイヤに供給できる。その後、必要に応じて、自動車の走行等により空気入りタイヤを回転せれることで、パンクの補修が可能となる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明において、前記接続口を通して自動車から供給された圧縮空気を前記収容容器に送ってシーリング剤を収容容器から押し出すための押出用管路、を有することを特徴とする。
自動車の圧縮空気タンクの圧縮空気を利用してシーリング剤を押し出すことで、より短時間で確実にシーリング剤をパンクした空気入りタイヤに供給可能となる。
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載の発明において、前記接続口を通して自動車から供給された圧縮空気を、前記吐出口と前記収容容器のいずれか一方に選択的に送る第2切換弁、を有することを特徴とする。
これにより、自動車の圧縮空気タンクから供給された圧縮空気を、シーリング剤の押し出しと空気入りタイヤへの供給のいずれかに適切に切替えることができる。
本発明は上記構成としたので、短時間で空気入りタイヤに圧縮空気を供給可能となる。
図1には、本発明の一実施形態に係るシーリング・ポンプアップ装置(以下、単に「ポンプアップ装置」という。)が示されている。ポンプアップ装置30は、自動車等の車両に装着された空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」という。)がパンクした際、そのタイヤ及びホイールを交換することなく、タイヤをシーリング剤により補修して所定の基準圧まで内圧を再加圧(ポンプアップ)するものである。
また、本実施形態のポンプアップ装置30は、図2に示されるように、自動車104から圧縮空気が送られ、これをタイヤ20に送るように構成されている。この自動車104は、エンジン104の駆動力の一部によってポンプ106で圧縮空気が生成され、この圧縮空気が一時的にタンク108に貯留される。タンク内の気圧は、安全弁110等によって所定値を超えないように制御されている。そしてこの圧縮空気が、たとえばブレーキ弁112の開閉によって、必要に応じてブレーキシステム114に送られ、ブレーキ116が作動されるようになっている。なお、このようなタンク108に圧縮空気を溜め、これによってブレーキ116を作動させる自動車104としては、大型のトラックやバス等を挙げることができる。
図1に示されるように、ポンプアップ装置30は、その外殻部として箱状のケーシング32を備えており、ケーシング32内には、内部にシーリング剤36を収容する液剤容器40が配置されるている。この液剤容器40内部には、ポンプアップ装置30により修理すべきタイヤの種類毎に規定された量(例えば、200cc)以上のシーリング剤が収容されている。
ここで、液剤容器40はポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂により成形されている。液剤容器40としては、一般的な空気入りタイヤの内圧として規定されている圧力(基準圧)よりもかなり低い耐圧性を有するものを用いることができ、しかも特別な気密構造を有するものを用いる必要もない。
液剤容器40には、その高さ方向に沿った上端側の隔壁部分である頂板部にエア受入口39が設けられると共に、下端側の隔壁部分である底板部に液剤吐出口38が設けられている。
ポンプアップ装置30は、エア吸入口42が開口した接続部41を備えている。図2に示すように、この接続部41は、自動車104のタンク108に設けられた図示しない接続口に接続可能とされている。
エア吸入口42には、耐圧ホース、パイプ等からなる共用配管46の一端部が接続されており、この共用配管46の他端部にはエア切換弁48が接続されている。エア切換弁48としては、1個の吸入ポート49及び2個の排出ポート50,51を有する三方(3ポート)電磁弁が用いられている。
共用配管46の途中には、開閉弁34が設けられており、共用配管46を開閉できるようになっている。
ここで、エア切換弁48の吸入ポート49に共用配管46が接続され、一方の排出ポート50には、耐圧ホース、金属パイプ等の十分な耐圧性を有する配管材からなる第1エア配管54の一端部が接続され、また他方の排出ポート51には、流体用ホース等からなる第2エア配管56の一端部が接続されている。共用配管46及び第1エア配管54としては、タイヤ20の基準圧に所定の安全係数(通常、2.0〜5.0)を乗じた圧力に耐え得るものを用いる必要がある。またタイヤ20の基準圧としては、車両の種類等に応じて広く範囲で変化するが、乗用車では通常0.20MPa〜0.30MPaの範囲内で適宜設定される。
第2エア配管56の他端部は、液剤容器40のエア受入口39に接続されている。これにより、エア切換弁48の排出ポート51は、第2エア配管56を通して液剤容器40のエア受入口39に連通する。また液剤容器40の液剤吐出口38には、低圧流体用ホース等からなる注液配管58の一端部が接続されている。
図1に示されるように、ポンプアップ装置30には、エア切換弁48と同様に、2個の吸入ポート61,62及び1個の排出ポート63を有する気液切換弁60が配置されており、この気液切換弁60における2個の吸入ポート61,62には、注液配管58の他端部及び第1エア配管54の他端部がそれぞれ接続されている。また気液切換弁60の排出ポート63にはジョイントホース66の一端部が接続されている。ジョイントホース66の他端部には、タイヤ20のタイヤバルブ22にねじ止め可能とされたアダプタ68が配置されている。ジョイントホース66としては、共用配管46及び第1エア配管54と略等しい耐圧性を有するものが用いられる。具体的には、ジョイントホース66としては、ナイロン等の強化により強化された耐圧ホースを用いることが好ましい。
ポンプアップ装置30には、ケーシング32の外側に起動/停止ボタン72及び気液切換ボタン74を備えた操作パネル70が設けられると共に、ケーシング32内に電流遮断器76及び電源回路78が設けられている。電源回路78には、電流遮断器76を介して2芯の電源ケーブル80が接続されている。この電源ケーブル80の先端部には、車両に設置されたシガーソケット(図示省略)に挿脱可能とされたプラグ82が設けられており、このプラグ82をシガーソケットに差込むことにより、車両に搭載されたバッテリーから電源回路78に電源が供給可能となる。電源回路78は、起動/停止ボタン72及び気液切換ボタン74に対する操作に応じて、開閉弁34及び切換弁48,60の動作をそれぞれ制御する。
電流遮断器76としてはヒューズ式のものが用いられている。この電流遮断器76は、一対の外部接点(図示省略)を介して2本の導線からなる電源ケーブル80における1本の導線に直列的に接続されている。これにより、電源回路78に許容電流を越える過電流が流れてヒューズが溶断すると、電源ケーブル80が非導通となり車両のバッテリーから電源回路78への電源供給が遮断される。
次に、本実施形態に係るポンプアップ装置30を用いてパンクしたタイヤ20を修理する作業手順を説明する。
タイヤ20にパンクが発生した際には、先ず、作業者は、タイヤ20におけるタイヤバルブ22にアダプタ68をねじ止めし、ジョイントホース66をパンクしたタイヤ20へ接続する。さらに、接続部41を、自動車104のタンク108の図示しない接続口に接続する。このとき、開閉弁34は閉じられており、エア切換弁48は吸入ポート49が排出ポート51に連通したポジション(加圧ポジション)になっている。一方、気液切換弁60は、排出ポート63が吸入ポート61に連通したポジションとなって注液配管58を閉止し、注液配管58を通して液剤容器40内のシーリング剤36が自重によりタイヤ20側へ流出することを阻止している。このとき、気液切換弁60は第1エア配管54を開放しているが、エア切換弁48により閉止されているので、第1エア配管54内には、タンク108内の圧縮空気は流通しない。
次いで、作業者は、電源ケーブル80のプラグ82を車両のシガレットライターのソケット等へ差し込んだ後、操作パネル70の起動/停止ボタン72を押す。これに連動し、電源回路78は、開閉弁34を開放して、共用配管46及び第2エア配管56を通して液剤容器40内へ圧縮空気を送り込む。
電源回路78は、開閉弁34の開放から所定時間が経過すると、気液切換弁60における排出ポート63の連通先を排出ポート62から吸入ポート61に切り換える。これにより、液剤容器40の内部が注液配管58及びジョイントホース66を通してタイヤ20の内部に連通し、液剤容器40内からシーリング剤36が自重及び圧縮空気の静圧により押し出され、このシーリング剤36が注液配管58及びジョイントホース66を通ってタイヤ20内へ注入される。これにより、シーリング剤36は、圧縮空気の静圧を受けて液剤容器40内から押し出される。
このとき、液剤容器40内の気層部分の静圧は、シーリング剤36の粘度に応じて設定され、タイヤ20の基準圧よりもかなり低いものあっても、シーリング剤36を液剤容器40内からタイヤ20内へ注入する時間を効果的に短縮できる。具体的には、液剤容器40内の空気静圧は、シーリング剤36の粘度に応じて0.05MPa〜0.15MPaの範囲で設定され、この範囲でシーリング剤36の粘度が高い程、高圧に設定される。
作業者は、液剤容器40内からタイヤ20内への所定量のシーリング剤36の注入が完了すると、操作パネル70の気液切換ボタン74を押下する。この所定量のシーリング剤36の注入完了は、注入開始からの時間をパラメータとして判断しても良く、また液剤容器40に透明な窓部を設けおき、この窓部を通して作業者がシーリング剤36の注入量を確認するようにして良い。
気液切換ボタン74の押下に連動し、電源回路78は、気液切換弁60の排出ポート63の連通先を吸入ポート62から吸入ポート61に切り換え、これに同期してエア切換弁48の吸入ポート49の連通先を排出ポート51から排出ポート50に切り換える。これにより、自動車104のタンク108から供給される圧縮空気は、第1エア配管54及びジョイントホース66を通してタイヤ20内へ供給開始され、タイヤ20の内圧を上昇させてタイヤ20を膨張させる。
この後、作業者は、開閉弁34に設けられた圧力ゲージ(図示省略)によりタイヤ20の内圧が規定圧になったことを確認したならば、起動/停止ボタン72を再度、押す。これに連動し、電源回路78は開閉弁34を閉じる。次いで、作業者は、アダプタ68をタイヤバルブ22から取り外してジョイントホース66をタイヤ20から切り離す。
作業者は、タイヤ20の規定圧での膨張完了後、シーリング剤36が硬化完了前に、シーリング剤36が注入されたタイヤ20を用いて一定距離に亘って予備走行する。これにより、タイヤ20内部にシーリング剤36が均一に拡散し、シーリング剤36がパンク穴に充填されてパンク穴を閉塞する。予備走行完了後に、作業者は、再びジョイントホース66のアダプタ68をタイヤバルブ22にねじ止めし、開閉弁34を開いてタイヤ20を規定の内圧まで加圧する。これにより、タイヤ20のパンク修理が完了し、ジョイントホース66をタイヤ20から取り外せば、このタイヤ20を用いて通常の走行が可能になる。
またシーリング・ポンプアップ装置30では、何らかの原因、例えば、電源回路78からの漏電等により電源ケーブル80に許容電流を越える過電流流れた場合には、この過電流は電源ケーブル80に直列的に接続された電流遮断器76にも流れることになる。従って、電源ケーブル80に過電流が所定の応答時間を超えて流れ続けると、電流遮断器76は作動し、電源ケーブル80を通じた車両のバッテリーから電源回路78への電源供給を遮断する。
以上説明した本実施形態に係るポンプアップ装置30では、自動車104のタンク108にあらかじめ貯留された圧縮空気を有効に利用し、タイヤ20内へのシーリング剤の押し出しによる供給や、圧縮空気それ自体の供給を行っている。従来のように、ポンプアップ装置内にエアーコンプレッサを設けて、このエアーコンプレッサの圧縮空気を利用する構成よりも、より大量で且つ高圧の圧縮空気を利用できるので、タイヤ20への圧縮空気の供給をより短時間で行うことができる。たとえば、容量200リットルのタイヤ20に対し空気を供給して空気圧を0kPaから900kPaへと上昇させる時間は、従来のエアーコンプレッサを有するポンプアップ装置では70分程度かかるのに対し、本実施形態のポンプアップ装置30では、約10分に短縮される。
また、特に本実施形態のように、パンクしたタイヤ20にシーリング剤を供給してパンクを補修可能なポンプアップ装置30では、シーリング剤の供給時にも自動車104のタンク108の圧縮空気による押し出しにより、短時間でシーリング剤の供給を行うことができる。
なお、上記の実施形態では、自動車104のタンク108への接続部41及び共用配管46を1つのみ設け、エア切換弁48によって、圧縮空気の送り先を、タイヤ20と液剤容器40とで切り換えるようにしているが、タイヤ20と液剤容器40とで独立して、接続部41及び配管が設けられていてもよい。但し、このように独立した構成では、それぞれに開閉弁が必要になり、また、2つの開閉弁をたとえば同時に開くことがないように制御する必要が生じる。これに対し、本実施形態では、開閉弁34が1つで済み、しかも上記の制御が不要になるので好ましい。
また、本発明としては、シーリング剤をパンクしたタイヤ20に供給するポンプアップ装置30だけでなく、単に圧縮空気をタイヤに送るだけのポンプアップ装置としてもよい。この構成であっても、自動車104のタンク108にあらかじめ貯留された圧縮空気を有効に利用し、短時間でタイヤ20への圧縮空気の供給を行うことができる。
本発明の一実施形態のポンプアップ装置の概略構成を示す構成図である。 本発明の一実施形態のポンプアップ装置を自動車に接続した状態を示す概略図である。 従来のポンプアップ装置を示す構成図である。
符号の説明
20 タイヤ
22 タイヤバルブ
30 ポンプアップ装置
32 ケーシング
34 開閉弁
36 シーリング剤
38 液剤吐出口
39 エア受入口
40 液剤容器
41 接続部
42 エア吸入口
46 共用配管
48 エア切換弁(第2切換弁)
49 吸入ポート
50 排出ポート
51 排出ポート
54 エア配管
56 エア配管(押出用管路)
58 注液配管
60 気液切換弁(第1切換弁)
61 吸入ポート
62 吸入ポート
62 排出ポート
63 排出ポート
66 ジョイントホース
68 アダプタ
70 操作パネル
72 停止ボタン
74 気液切換ボタン
76 電流遮断器
78 電源回路
80 電源ケーブル
82 プラグ

Claims (5)

  1. 空気入りタイヤ内へ圧縮空気を供給して空気入りタイヤの内圧を上昇させるポンプアップ装置であって、
    自動車の圧縮空気タンクに接続可能とされた接続口と、
    空気入りタイヤへ接続される吐出口と、
    前記接続口と供給管路を連通し接続口を通して自動車から供給された圧縮空気を吐出する供給管路と、
    を有することを特徴とするポンプアップ装置。
  2. 前記接続口から前記吐出口までの前記供給管路の途中に、この供給管路を開閉する開閉弁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のポンプアップ装置。
  3. パンクした空気入りタイヤの内部に注入されてパンク穴を閉塞可能なシーリング剤が収容された収容容器と、
    前記接続口を通して自動車から供給された圧縮空気と、前記収容容器に収容されたシーリング剤のいずれか一方を選択的に前記吐出口へと送る第1切換弁と、
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のポンプアップ装置。
  4. 前記接続口を通して自動車から供給された圧縮空気を前記収容容器に送ってシーリング剤を収容容器から押し出すための押出用管路、
    を有することを特徴とする請求項3に記載のポンプアップ装置。
  5. 前記接続口を通して自動車から供給された圧縮空気を、前記吐出口と前記収容容器のいずれか一方に選択的に送る第2切換弁、
    を有することを特徴とする請求項4に記載のポンプアップ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2023510058A (ja) * 2020-12-17 2023-03-13 ファティ,セラハティン 自動車

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