JP6765996B2 - ゴム部材の製造方法及び製造装置 - Google Patents

ゴム部材の製造方法及び製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、リボン状ゴムを回転支持体に巻き付けてゴム部材を形成するゴム部材の製造方法及び製造装置に関する。
ゴム部材、例えば空気入りタイヤは、一般に、成形ドラム上でグリーンタイヤを成形した後に、該グリーンタイヤをモールド内にセットして加硫成型することにより製造される。かかるグリーンタイヤを成形する方法として、成形ドラム等の回転する支持体の外周面に未加硫のリボン状ゴム(ゴムストリップとも称される)を螺旋状に巻き付けて、所定の断面形状を有するゴム部材(例えば、トレッドゴムやサイドウォールゴム)を形成する方法が知られている(特許文献1,2参照)。
このようにリボン状ゴムを巻き付けてゴム部材を形成する場合、押出機からリボン状ゴムを押し出しながら、押し出されたリボン状ゴムを、貼付ローラなどを用いて回転支持体の外周面に巻き付ける。その場合、従来の製法では、押出機からリボン状ゴムの押し出しを開始し、その開始端を含むリボン状ゴムをそのまま回転支持体に巻き付けている。通常、押し出されたリボン状ゴムの開始端はコブ状に膨らんでいるため、従来の製法では巻き始め部分の形状が不安定であり、タイヤのユニフォミティ悪化の要因になったり、耐久性が損なわれたりする要因となる。
特開2008−119993号公報 特開2016−172360号公報
本発明の実施形態は、上記の点に鑑み、リボン状ゴムを巻き付ける際にその巻き始め部分の形状を安定化することができるゴム部材の製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
本実施形態に係るゴム部材の製造方法は、リボン状ゴムを回転支持体の外周面に巻き付けてゴム部材を形成するゴム部材の製造方法であって、
(A)押出機からリボン状ゴムを押し出しながら、押し出されたリボン状ゴムを押出機前方に位置する貼付ローラを経て前記貼付ローラの下方に位置する一対の送りローラによりテンションをかけて引き取りかつその下流側に送る、待機状態にすること、
(B)前記待機状態から回転支持体へのリボン状ゴムの巻き付けを開始する際に、前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを切断手段により切断し、切断箇所よりも下流側のリボン状ゴムを前記一対の送りローラにより引き取るとともに、切断箇所よりも上流側のリボン状ゴムの切断端を前記貼付ローラにより前記回転支持体の外周面に貼り付けること、
(C)前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを、前記貼付ローラを経て前記回転支持体の外周面に巻き付けてゴム部材を形成すること、及び、
(D)前記回転支持体へのリボン状ゴムの巻き付けを終了する際に、前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを前記切断手段により切断し、切断箇所よりも下流側のリボン状ゴムを前記回転支持体に巻き付けるとともに、切断箇所よりも上流側のリボン状ゴムを前記一対の送りローラで受けて前記待機状態に戻ること、
を含むものである。
本実施形態に係るゴム部材の製造装置は、リボン状ゴムを回転支持体の外周面に巻き付けてゴム部材を形成するゴム部材の製造装置であって、外周面にゴム部材を形成するための回転支持体と、リボン状ゴムを押し出す押出機と、前記押出機の前方に位置して押し出された前記リボン状ゴムを前記回転支持体に貼り付ける貼付ローラと、前記貼付ローラの下方に位置して当該貼付ローラから下方に送られるリボン状ゴムをテンションをかけて引き取りかつその下流側に送る一対の送りローラと、前記リボン状ゴムを切断する切断手段と、制御部と、を備える。制御部は、前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを前記貼付ローラを経て前記一対の送りローラによりテンションをかけて引き取りかつその下流側に送る待機モードと、前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを前記貼付ローラを経て前記回転支持体の外周面に巻き付けてゴム部材を形成する巻き付けモードと、を有する。該製造装置は、前記待機モードから前記巻き付けモードに移行する際に、前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを切断手段により切断し、切断箇所よりも下流側のリボン状ゴムを前記一対の送りローラにより引き取るとともに、切断箇所よりも上流側のリボン状ゴムの切断端を前記貼付ローラにより前記回転支持体の外周面に貼り付け、また、前記巻き付けモードから前記待機モードに移行する際に、前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを前記切断手段により切断し、切断箇所よりも下流側のリボン状ゴムを前記回転支持体に巻き付けるとともに、切断箇所よりも上流側のリボン状ゴムを前記一対の送りローラで受ける。
本実施形態によれば、貼付ローラと一対の送りローラを用いて押出機からリボン状ゴムを押し出し続ける待機状態を設け、回転支持体への巻き付けを開始する際に、この押し出し続けているリボン状ゴムを切断して、その切断端を用いて巻き始めるので、巻き始め形状を安定化することができる。
一実施形態に係るタイヤ成形装置の待機状態での側面模式図 リボン状ゴムの巻き付け開始時における切断工程の側面模式図 リボン状ゴム切断後の要部拡大側面図 リボン状ゴムの切断端の貼付時における要部拡大側面図 リボン状ゴムの巻き付け時における側面模式図 リボン状ゴムの巻き付け終了時における切断工程の要部拡大側面図 リボン状ゴムの切断後の要部拡大側面図 リボン状ゴムの切断後の要部拡大側面図 貼付ローラを模式的に示す斜視図 他の実施形態におけるリボン状ゴムの巻き付け時における要部拡大側面図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態のゴム部材の製造装置は、リボン状ゴムを回転支持体の外周面に巻き付けて所定形状のゴム部材を形成するためのものであり、以下では、その一例として、ゴム部材であるタイヤ構成部材を形成してグリーンタイヤを成形するタイヤ成形装置、及びタイヤ構成部材の製造方法について詳細に説明する。
一実施形態に係るタイヤ成形装置10は、図1に示すように、外周面にゴム部材を形成するための成形ドラム12と、リボン状ゴムGを押し出す押出機14と、押し出されたリボン状ゴムGを成形ドラム12に貼り付ける貼付ローラ16と、リボン状ゴムGを切断する切断手段18と、貼付ローラ16の下方に位置する一対の送りローラ20,22と、リボン状ゴムGを押出機14に戻す回収装置24と、貼付ローラ16を前進及び後退させる移動手段26と、を備える。
成形ドラム12は、水平な軸心回りに回転可能な回転支持体であり、成形するグリーンタイヤの形状に対応した円筒状又はトロイダル状の外周面を有する。成形ドラム12は、その軸方向において貼付ローラ16との相対位置を変更できるように、軸方向に移動可能に構成されており、上記の回転とこの軸方向への移動により、リボン状ゴムGを螺旋状に巻き付けることを可能にしている。
押出機14は、所定の断面形状の未加硫のリボン状ゴムGを連続して押し出し成形するものであり、先端にリボン状ゴムGを吐出する口金28を備える。また、押出機14の後端部には、押出機14に原料ゴムを供給するための供給口30が設けられている。
貼付ローラ16は、押出機14の前方に位置して成形ドラム12と逆方向に回転する駆動ローラであり、より詳細には口金28の前方において近傍に配置されている。貼付ローラ16は、成形ドラム12と平行な軸心を持つローラであり、この例では、貼付ローラ16の軸心は成形ドラム12の軸心と実質上同じ高さに設定されている。
口金28から水平に押し出されるリボン状ゴムGは貼付ローラ16の外周面に向かって供給され、貼付ローラ16はこのリボン状ゴムGを接線方向で受け取り、回転に伴いその外周面に沿ってリボン状ゴムGを下方に案内するように配置されている。すなわち、貼付ローラ16はその外周面の頂点位置が口金28と実質上同じ高さに位置するように設けられている。貼付ローラ16は、押し出されたリボン状ゴムGを成形ドラム12に供給するモードと、押し出されたリボン状ゴムGを下方にある一対の送りローラ20,22に送り出すモードとを有する。
貼付ローラ16の大きさは、特に限定しないが、回転数が大きくなりすぎないようにするため、貼付ローラ16の直径が成形ドラム12の直径の1/20〜1/2であることが好ましく、より好ましくは1/10〜1/3である。また、貼付ローラ16の幅は、例えば、リボン状ゴムGの幅の1〜3倍程度に設定することができる。
貼付ローラ16は、図9に示すように、気体(空気)を噴射可能な噴出口31を外周面に備える。噴出口31は、貼付ローラ16の外周面に複数設けられており、この例では外周面の全体に均等に分散配置されている。貼付ローラ16の内部には不図示の気体供給源が接続され、該気体供給源から供給された気体が噴射口31より外部に噴射されるように構成されている。
切断手段18は、リボン状ゴムGを貼付ローラ16上で切断するものであり、図2に示すように、押出機14から押し出されて貼付ローラ16の外周面で受け取ったリボン状ゴムGを、その受け取り位置で切断可能に設けられている。
一実施形態として、切断手段18は、図9に示すように貼付ローラ16に設けられている。詳細には、切断手段18は、回転可能な円板状のカッタ32と、該カッタ32を貼付ローラ16の外周面における上端部において軸方向に平行に移動させるカッタ駆動部34とで構成されており、カッタ駆動部34によりカッタ32を移動させることで、リボン状ゴムGを幅方向に切断する。カッタ駆動部34は、貼付ローラ16の上方においてその軸方向に平行に延びるレール34Aと、レール34Aを走行する走行部34Bと、貼付ローラ16の中心軸から上方に延びてレール34Aを支持する支持腕34Cとを備え、走行部34Aにカッタ32が回転可能に取り付けられている。なお、切断手段18としては、走行中のリボン状ゴムGを切断できるものであれば、円板状のカッタ32には限定されず、平板状のカッタを用いてもよく、また、軸方向にスライドさせる場合には限定されず、リボン状ゴムGの幅に対応した幅を持つカッタで裁断するなど、種々の切断装置を用いることができる。
一対の送りローラ20,22は、貼付ローラ16から下方に送られるリボン状ゴムGを、テンションをかけて引き取りかつその下流側に送り出す(即ち、たるみがないように引っ張って送り出す)駆動ローラである。一対の送りローラ20,22はその間にリボン状ゴムGを挟んで送り出すものであり、両者の軸心は平行であり、かつ貼付ローラ16の軸心とも平行である。
一対の送りローラ20,22は、この例では、貼付ローラ16の真下に位置しており、貼付ローラ16から自重で垂れ下がるリボン状ゴムGを一対の送りローラ20,22間で受け取ることができるように配置されている。一対の送りローラ20,22は、リボン状ゴムGを一定のテンションをかけて引き取るローラであり、そのため、押出機14から押し出されるリボン状ゴムGの形状を一定に保つことができる。
回収装置24は、一対の送りローラ20,22の下流側に設けられて、当該送りローラ20,22から送られたリボン状ゴムGを押出機14に戻す装置である。この例では、図1に示されるように、回収装置24は、一対の送りローラ20,22の下方に位置して後方に向かって延びる第1コンベア36と、第1コンベア36の後方において上方に傾斜して延びる第2コンベア38と、第2コンベア38の下端部における表面に対向配置されたローラ39とを備えてなる。これにより、回収装置24は、送りローラ20,22から送り出されたリボン状ゴムGを第1コンベア36で後方に送り、第1コンベア36から送り出されたリボン状ゴムGをローラ39と第2コンベア38で受け取って押出機14の供給口30に送ることで、押出機14にリボン状ゴムGを戻すよう構成されている。
なお、回収装置24は、リボン状ゴムGを押出機14に戻すことができるものであれば、このようなコンベアを用いたものには限定されず、ローラのみ構成してもよく、また吸引器を用いて構成してもよい。
移動手段26は、貼付ローラ16を押出機14及び一対の送りローラ20,22とともに成形ドラム12に対して前進及び後退させるものである。この例では、更に回収装置24も貼付ローラ16とともに前後に移動できるように構成されている。
詳細には、図1に示すように、移動手段26は、押出機14と貼付ローラ16と送りローラ20,22と回収装置24を支持する支持フレーム40と、支持フレーム40を前後に移動させるための前後方向に延びるレール42とからなり、不図示の駆動手段により支持フレーム40がレール42上を走行することで、押出機14と貼付ローラ16と送りローラ20,22と回収装置24が一体となって前後方向に移動可能に構成されている。
成形ドラム12、押出機14、貼付ローラ16、切断手段18、送りローラ20,22、回収装置24及び移動手段26は、コンピュータで構成される制御部44に接続されており、それらの動作が制御される。制御部44は、その運転モードとして、(1)押出機14から押し出されたリボン状ゴムGを、貼付ローラ16を経て一対の送りローラ20,22によりテンションをかけて引き取りかつその下流側に送る、待機モードと、(2)押出機14から押し出されたリボン状ゴムGを、貼付ローラ16を経て成形ドラム12の外周面に巻き付けてゴム部材を形成する巻き付けモード、を有する。
そして、制御部44は、待機モードから巻き付けモードに移行する際に、押出機14から押し出されたリボン状ゴムGを切断手段18により切断し、切断箇所よりも下流側のリボン状ゴムG1を一対の送りローラ20,22により引き取るとともに、切断箇所よりも上流側のリボン状ゴムG2の切断端を貼付ローラ16により成形ドラム12の外周面に貼り付けるように制御する。また、制御部44は、巻き付けモードから待機モードに移行する際に、押出機14から押し出されたリボン状ゴムGを切断手段18により切断し、切断箇所よりも下流側のリボン状ゴムG3を成形ドラム12に巻き付けるとともに、切断箇所よりも上流側のリボン状ゴムG4を一対の送りローラ20,22で受けるように制御する。
このような制御部44により制御される本実施形態に係るタイヤ構成部材の製造方法の詳細について、以下に説明する。
実施形態に係るタイヤ構成部材の製造方法は、待機工程(A)と、巻き付け開始工程(B)と、巻き付け工程(C)と、巻き付け終了工程(D)と、を含む。
待機工程(A)では、図1に示すように、押出機14からリボン状ゴムGを押し出しながら、押し出されたリボン状ゴムGを、貼付ローラ16を経て一対の送りローラ20,22によりテンションをかけて引き取りかつその下流側に送る。この状態が待機状態であり、当該待機状態を維持する。この例では、待機状態は、押出機14から押し出されたリボン状ゴムGを、貼付ローラ16と、一対の送りローラ20,22と、回収装置24を経て、押出機14に戻すことにより、ゴムを循環させている状態である。待機工程(A)では、貼付ローラ16は成形ドラム12から離間した後方待機位置にある。
押出機14からは一定の吐出量でリボン状ゴムGが押し出されており、待機工程(A)では、該リボン状ゴムGを一対の送りローラ20,22でテンションをかけて引き続けるので、リボン状ゴムGに一定のテンションがかかり、その形状が安定化する(一定の断面形状を持つ)。
待機状態から成形ドラム12へのリボン状ゴムGの巻き付けを開始するとき、即ち巻き付け開始工程(B)では、押出機14から押し出されたリボン状ゴムGを切断手段18により切断する第1切断工程(B1)と、切断箇所よりも下流側のリボン状ゴムG1を一対の送りローラ20,22により引き取る回収工程(B2)と、切断箇所よりも上流側のリボン状ゴムG2の切断端G2Eを貼付ローラ16により成形ドラム12の外周面に貼り付ける切断端貼付工程(B3)とを実施する。巻き付け開始工程(B)は、更に、貼付ローラ16を押出機14及び一対の送りローラ20,22とともに成形ドラム12に向かって前進させる前進工程(B4)を有してもよい。
この例では、図2に示すように、まず、貼付ローラ16を含む支持フレーム40の前方への移動を開始するとともに、成形ドラム12の回転を開始する。そして、貼付ローラ16が成形ドラム12近傍の設定位置まで前進した段階で、前進を続けながら切断手段18によりリボン状ゴムGを切断する。
切断箇所よりも下流側、即ち前方のリボン状ゴムG1は、一対の送りローラ20,22により引き取られ、回収装置24により押出機14に戻される。その際、この例では、一対の送りローラ20,22の回転速度を一時的に上げるように、制御部44により制御する。これにより、図2及び図3に示すように、当該下流側のリボン状ゴムG1を上流側のリボン状ゴムG2からすばやく分離することができる。
一方、切断箇所よりも上流側、即ち後方のリボン状ゴムG2は、図3及び図4に示すように、その切断端G2Eが、貼付ローラ16の回転とともに、貼付ローラ16と成形ドラム12との隙間に導かれ、貼付ローラ16により成形ドラム12の外周面に押し付けられることで、成形ドラム12への貼り付けがなされる。
この例では、図4に示すように、上流側のリボン状ゴムG2の切断端G2Eを成形ドラム12に貼り付ける際に、貼付ローラ16の外周面に設けられた噴出口31から気体を噴射して、切断端G2Eを貼付ローラ16から剥がすように構成されている。
なお、この切断端G2Eが上記隙間に導かれた段階では、貼付ローラ16の前進は完了している。そのため、前進が完了した位置で、上流側のリボン状ゴムG2の切断端G2Eを貼付ローラ16により成形ドラム12の外周面に貼り付ける。
ここで、貼付ローラ16の前進は、貼付ローラ16と成形ドラム12との隙間がリボン状ゴムG2を成形ドラム12に対して転写により貼り付け可能な大きさ(例えば、リボン状ゴムGの厚みに相当する隙間以下)となった時点で完了するように、停止位置が予め設定されている。また、貼付ローラ16の前進は、下流側のリボン状ゴムG1が貼付ローラ16から引き離された後で、該停止位置に移動するように、その移動速度が設定されている。
リボン状ゴムGの巻き付けを開始した後、図5に示すように、押出機14から押し出されたリボン状ゴムGを、貼付ローラ16を経て成形ドラム12の外周面に巻き付けて積層する巻き付け工程(C)となる。なお、巻き付け工程(C)では、送りローラ20,22及び回収装置24は停止しておくことが好ましい。
巻き付け工程(C)では、貼付ローラ16により巻き付けられたリボン状ゴムGを、不図示のステッチャーローラを用いて押圧し、これによりリボン状ゴムG同士や、リボン状ゴムGとその内側の他のタイヤ構成部材とを圧着してもよい。このようなリボン状ゴムGの巻き付けは、回転する成形ドラム12の軸方向への移動及び移動手段26による貼付ローラ16の前後方向への移動を行いつつ、連続的に実施され、これにより、リボン状ゴムGを一部重ねながら螺旋状に巻回し、成形ドラム12の外周面に1層又は複数層積層することで、所定の断面形状のタイヤ構成部材を形成する。
次いで、かかる巻き付け工程(C)から巻き付けを終了するとき、即ち巻き付け終了工程(D)では、押出機14から押し出されたリボン状ゴムGを切断手段18により切断する第2切断工程(D1)と、切断箇所よりも下流側のリボン状ゴムG3を成形ドラム12に巻き付ける切断端巻き付け工程(D2)と、切断箇所よりも上流側のリボン状ゴムG4を一対の送りローラ20,22で受けて待機状態に戻る回収再開工程(D3)とを実施する。巻き付け終了工程(D)は、更に、貼付ローラ16を押出機14及び一対の送りローラ20,22とともに成形ドラム12から離れるように後退させる後退工程(D4)を有してもよい。
この例では、図6に示すように、まず、切断手段18によりリボン状ゴムGを切断する。その後、図7に示すように、貼付ローラ16を含む支持フレーム40の後方への移動を開始するとともに、切断箇所よりも下流側のリボン状ゴムG3を成形ドラム12に巻き付ける。その際、この例では、成形ドラム12の回転速度を一時的に上げるように、制御部44により制御する。これにより、当該下流側のリボン状ゴムG3を上流側のリボン状ゴムG4からすばやく分離して、その切断端G3Eを成形ドラム12に巻き付けることができる。
一方、切断箇所よりも上流側、即ち後方のリボン状ゴムG4は、その切断端G4Eが、貼付ローラ16の回転とともに、その外周面に沿って下方に導かれる。その際、この例では、図8に示すように、貼付ローラ16の外周面に設けられた噴出口31から気体を噴射して、上流側のリボン状ゴムG4の切断端G4Eを貼付ローラ16から剥がす。これにより、上流側のリボン状ゴムG4は、その自重により垂れ下がるので、更に押し出しを続けることにより、その下方に位置する一対の送りローラ20,22に導かれる。そのため、一対の送りローラ20,22の回転を開始しておくことにより、リボン状ゴムG4は一対の送りローラ20,22により引き取られ、回収装置24を経て押出機14に戻されるので、図1に示す待機状態に復帰することができる。
貼付ローラ16を含む支持フレーム40の後退は、図1に示す所定の後方待機位置まで移動した段階で停止される。
以上よりなる本実施形態によれば、貼付ローラ16と一対の送りローラ20,22を用いて押出機14からリボン状ゴムGを押し出し続ける待機状態を設け、成形ドラム12への巻き付けを開始する際に、この押し出し続けているリボン状ゴムGを切断して、その切断端G2Eを用いて巻き始めるので、巻き始め形状を安定化することができる。詳細には、一定量吐出し続けているリボン状ゴムGを切断して、当該切断端G2Eを巻き始め端とするため、従来のようなコブ状の巻き始め端に起因する形状不安定を回避することができる。そのため、タイヤのユニフォミティの悪化や耐久性の悪化を防ぐことができる。
また、一対の送りローラ20,22でテンションをかけて引き取るため、フェスツーンのような過大なスペースを必要とする機構も不要である。
本実施形態によれば、また、待機状態において、回収装置24を用いて押出機14にリボン状ゴムGを戻すようにしてゴムを循環させるので、巻き付けに使用しないゴムを再利用することができる。
また、巻き付け開始工程(B)において、貼付ローラ16を押出機14及び一対の送りローラ20,22とともに成形ドラム12に向かって前進させるようにしたので、リボン状ゴムGにテンションがかかっている押出機14と貼付ローラ16と送りローラ20,22との位置関係を一定に保つことができる。そのため、貼り付け直前までリボン状ゴムGを一定のテンションに維持することができ、巻き始め形状をより一層安定化することができる。
また、巻き付け開始工程(B)において、下流側のリボン状ゴムG1を一対の送りローラ20,22で引き取る際に、一対の送りローラ20,22の回転速度を上げるようにしたので、当該下流側のリボン状ゴムG1を上流側のリボン状ゴムG2からすばやく分離して、リボン状ゴムG1を回収することができる。
また、巻き付け開始工程(B)において、貼付ローラ16の外周面に設けられた噴出口31から気体を噴射して切断端G2Eを貼付ローラ16から剥がすようにしたので、当該切断端G2Eをより確実に成形ドラム12に貼り付けることができる。
また、巻き付け終了工程(D)において、下流側のリボン状ゴムG3を成形ドラム12に巻き付ける際に、成形ドラム12の回転速度を上げるようにしたので、当該下流側のリボン状ゴムG3の切断端G3Eをより確実に成形ドラム12に巻き付けることができる。
また、巻き付け終了工程(D)において、貼付ローラ16の外周面に設けられた噴出口31から気体を噴射して上流側のリボン状ゴムG4の切断端G4Eを貼付ローラ16から剥がすようにしたので、当該切断端G4Eをより確実に送りローラ20,22に導くことができ、待機状態に復帰することができる。
上記実施形態では、巻き付け終了工程(D)において、リボン状ゴムGの切断直後に貼付ローラ16を含む支持フレーム40の後退を開始したが、支持フレーム40の後退は、切断端貼付工程(B3)の直後でもよい。リボン状ゴムGは一旦成形ドラム12に貼り付けると、その後はステッチャーローラ等の作用により、貼付ローラ16で押し付けなくても、成形ドラム12の外周面に巻き付けられる。そのため、貼付ローラ16は成形ドラム12からある程度離れていてもよく、そのような巻き付け可能な範囲内で後退した位置に移動させてもよい。
図10はこのような巻き付け工程(C)の一例を示したものである。図示するように、貼付ローラ16は成形ドラム12の外周面から所定距離Xだけ離れた位置まで後退している。この離れた位置で、押出機14から押し出されたリボン状ゴムGを、貼付ローラ16を経て成形ドラム12の外周面に巻き付けている。この所定距離Xは、例えば、成形対象であるタイヤ構成部材(ゴム部材)の断面形状の最大厚みよりも大きければよく、最大厚みに数cmの余裕を加えた距離に設定してもよい。また、この所定距離X離れた位置を、図1に示す待機状態での後方待機位置として、この範囲内のみで前進及び後退するように設定してもよい。
なお、上記実施形態において、タイヤ構成部材は、リボン状ゴムGを成形ドラム12上又は成形ドラム12に形成した他のタイヤ構成部材上に直接巻き付けて形成してもよい。そのため、回転支持体である成形ドラム12の外周面には、成形ドラム12上に形成した他のタイヤ構成部材(成型途中のタイヤ)の外周面も含まれる。
また、上記実施形態では、グリーンタイヤを成形するタイヤ成形装置10について説明したが、これには限定されない。例えば、リボン状ゴムGを巻き付ける回転支持体には、更正タイヤにおける台タイヤや、ゴム部材を積層して形成する他のドラム、又はドラム上に形成した他のゴム部材(形成途中のゴム部材)等、様々なゴム部材の形成時に使用される回転支持体が含まれる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…タイヤ成形装置(ゴム部材の製造装置)、12…成形ドラム(回転支持体)、14…押出機、16…貼付ローラ、18…切断手段、20,22…送りローラ、24…回収装置、26…移動手段、31…噴出口、44…制御部、G…リボン状ゴム

Claims (10)

  1. リボン状ゴムを回転支持体の外周面に巻き付けてゴム部材を形成するゴム部材の製造方法であって、
    (A)押出機からリボン状ゴムを押し出しながら、押し出されたリボン状ゴムを押出機前方に位置する貼付ローラを経て前記貼付ローラの下方に位置する一対の送りローラによりテンションをかけて引き取りかつその下流側に送る、待機状態にすること、
    (B)前記待機状態から回転支持体へのリボン状ゴムの巻き付けを開始する際に、前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを切断手段により切断し、切断箇所よりも下流側のリボン状ゴムを前記一対の送りローラにより引き取るとともに、切断箇所よりも上流側のリボン状ゴムの切断端を前記貼付ローラにより前記回転支持体の外周面に貼り付けること、
    (C)前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを、前記貼付ローラを経て前記回転支持体の外周面に巻き付けてゴム部材を形成すること、及び、
    (D)前記回転支持体へのリボン状ゴムの巻き付けを終了する際に、前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを前記切断手段により切断し、切断箇所よりも下流側のリボン状ゴムを前記回転支持体に巻き付けるとともに、切断箇所よりも上流側のリボン状ゴムを前記一対の送りローラで受けて前記待機状態に戻ること、
    を含む、ゴム部材の製造方法。
  2. 前記(A)において、前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを、前記貼付ローラと、前記一対の送りローラと、前記一対の送りローラの下流側に設けられた回収装置を経て、前記押出機に戻すことによりゴムを循環させ、
    前記(B)において、切断箇所よりも下流側のリボン状ゴムを前記一対の送りローラで引き取って前記回収装置により前記押出機に戻す、
    請求項1に記載のゴム部材の製造方法。
  3. 前記(B)において、前記貼付ローラを前記押出機及び前記一対の送りローラとともに前記回転支持体に向かって前進させ、前進した位置で前記上流側のリボン状ゴムの切断端を前記貼付ローラにより前記回転支持体の外周面に貼り付ける、請求項1又は2に記載のゴム部材の製造方法。
  4. 前記(B)で前記上流側のリボン状ゴムの切断端を前記回転支持体に貼り付ける際に、前記貼付ローラの外周面に設けられた噴出口から気体を噴射して前記切断端を貼付ローラから剥がす、請求項1〜3のいずれか1項に記載のゴム部材の製造方法。
  5. 前記(D)において、前記貼付ローラの外周面に設けられた噴出口から気体を噴射して前記上流側のリボン状ゴムの切断端を前記貼付ローラから剥がす、請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴム部材の製造方法。
  6. 前記(B)で前記下流側のリボン状ゴムを前記一対の送りローラで引き取る際に、前記一対の送りローラの回転速度を上げる、請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴム部材の製造方法。
  7. 前記(D)で前記下流側のリボン状ゴムを前記回転支持体に巻き付ける際に、前記回転支持体の回転速度を上げる、請求項1〜6のいずれか1項に記載のゴム部材の製造方法。
  8. リボン状ゴムを回転支持体の外周面に巻き付けてゴム部材を形成するゴム部材の製造装置であって、
    外周面にゴム部材を形成するための回転支持体と、
    リボン状ゴムを押し出す押出機と、
    前記押出機の前方に位置して押し出された前記リボン状ゴムを前記回転支持体に貼り付ける貼付ローラと、
    前記貼付ローラの下方に位置して当該貼付ローラから下方に送られるリボン状ゴムをテンションをかけて引き取りかつその下流側に送る一対の送りローラと、
    前記リボン状ゴムを切断する切断手段と、
    前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを前記貼付ローラを経て前記一対の送りローラによりテンションをかけて引き取りかつその下流側に送る待機モードと、前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを前記貼付ローラを経て前記回転支持体の外周面に巻き付けてゴム部材を形成する巻き付けモードと、を有する制御部と、
    を備え、
    前記待機モードから前記巻き付けモードに移行する際に、前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを切断手段により切断し、切断箇所よりも下流側のリボン状ゴムを前記一対の送りローラにより引き取るとともに、切断箇所よりも上流側のリボン状ゴムの切断端を前記貼付ローラにより前記回転支持体の外周面に貼り付け、また、前記巻き付けモードから前記待機モードに移行する際に、前記押出機から押し出されたリボン状ゴムを前記切断手段により切断し、切断箇所よりも下流側のリボン状ゴムを前記回転支持体に巻き付けるとともに、切断箇所よりも上流側のリボン状ゴムを前記一対の送りローラで受ける、
    ゴム部材の製造装置。
  9. 前記一対の送りローラの下流側に設けられて一対の送りローラから送られたリボン状ゴムを前記押出機に戻す回収装置と、前記貼付ローラを前記押出機及び前記一対の送りローラとともに前記回転支持体に対して前進及び後退させる移動手段と、を備える請求項8に記載のゴム部材の製造装置。
  10. 前記貼付ローラは気体を噴射可能な噴出口を外周面に備える、請求項8又は9に記載のゴム部材の製造装置。
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