JP6759804B2 - シーラントタイヤの製造装置 - Google Patents

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本発明は、タイヤの内周面に、パンク防止用のシーラント剤を塗布したシーラントタイヤの製造装置に関する。
下記の特許文献1には、タイヤの内周面にシーラント剤が塗布されたシーラントタイヤの製造装置が提案されている。
図6(A)、(B)に示すように、前記提案の製造装置は、例えば二軸混練押出機であるシーラント剤排出装置bと、タイヤ搬送装置cとを具える。シーラント剤排出装置bは、塗布位置paにて保持されたタイヤtの内周面にシーラント剤を塗布するための一つの吐出口(ノズル)dを有する。またタイヤ搬送装置cは、前記塗布位置paと、複数(例えば2つ)の待機位置pb1、pb2とを具え、塗布位置paと待機位置pb1、pb2との間でタイヤtを移動させうる。
上記の製造装置aでは、まず、吐出口dから排出されたシーラント剤が、塗布位置paのタイヤtaの内周面に塗布される。またタイヤtaへの塗布中、タイヤ搬送装置cの待機位置pb1には、塗布前のタイヤtbが設置されている。
そしてタイヤtaへの塗布が完了すると、図6(B)に示すように、塗布済タイヤtaが塗布位置paから待機位置pb2に移動すると共に、待機していたタイヤtbが待機位置pb1から塗布位置paに移動し、シーラント剤が塗布される。またタイヤtbへの塗布中、待機位置pb2の塗布済タイヤtaは、塗布前のタイヤ(図示せず)に交換される。そしてタイヤtbへの塗布完了後、タイヤtbが待機位置pb1に移動すると共に、待機位置pb2の塗布前のタイヤ(図示せず)が塗布位置paに移動し、同様に塗布が開始される。
このように、塗布前のタイヤを、予め待機位置に待機させておくことで、タイヤの交替時間(段替え時間)を短縮でき、シーラント剤の廃棄ロスを低減しうる。
しかし上記の製造装置では、タイヤを待機位置から塗布位置へ移動する間、及び移動した後の塗布準備(例えば、タイヤ内腔内への吐出口の挿入、タイヤ内周面と吐出口との高さ合わせ、タイヤの回転など)の間、塗布を停止させる必要があり、シーラント剤の塗布効率、及び廃棄ロスにおいて、さらなる改善が望まれる。なお二軸混練押出機では断続運転できないため、塗布停止中は、二軸混練押出機からのシーラント剤を、廃棄口から廃棄しなければならず、廃棄ロスとなる。
なお下記の特許文献2には、複数の吐出口を有するシーラント剤排出装置を用いたシーラントタイヤの製造装置が開示されている。
特開2016−078441号公報 特開2016−078440号公報
そこで本発明は、シーラント剤の塗布効率及び廃棄ロスをさらに改善しうるシーラントタイヤの製造方法を提供することを課題としている。
本発明は、第1塗布位置にて保持されたタイヤの内周面にシーラント剤を塗布するための第1吐出口と、第2塗布位置に保持されたタイヤの内周面にシーラント剤を塗布するための第2吐出口とを有するシーラント剤排出装置、
タイヤを保持しうるタイヤ保持具と、
前記タイヤ保持具によって保持されたタイヤを、前記タイヤ保持具ごと前記第1塗布位置と第1タイヤ交換位置との間で移動させうる移動手段とを有する第1のタイヤ搬送装置、
及び、タイヤを保持しうるタイヤ保持具と、
前記タイヤ保持具によって保持されたタイヤを、前記タイヤ保持具ごと前記第2塗布位置と第2タイヤ交換位置との間で移動させうる移動手段とを有する第2のタイヤ搬送装置を具え
前記移動手段は、タイヤ軸心方向に移動可能な縦移動台を具えることを特徴としている。
本発明に係るシーラントタイヤの製造装置では、前記タイヤ保持具は、タイヤを起立状態で回転可能に保持することが好ましい。
本発明に係るシーラントタイヤの製造装置では、前記シーラント剤排出装置は、シーラント剤を前記第1吐出口と第2吐出口とに交互に切り替えて供給しうる切替えバルブを具えることが好ましい。
本発明に係るシーラントタイヤの製造装置では前記タイヤ保持具は、前記縦移動台に昇降可能に支持されることが好ましい。
本発明に係るシーラントタイヤの製造装置では、縦移動台は、タイヤ軸心方向と直角なY方向に移動可能な横移動台に支持されることが好ましい。
本発明のシーラントタイヤの製造装置は、叙上の如く構成している。そのため、例えば、第1塗布位置のタイヤにシーラント剤を塗布している時、第2のタイヤ搬送装置では、第2タイヤ交換位置にて交換された塗布前のタイヤを、第2塗布位置まで移動し、かつこの第2塗布位置にて塗布可能な状態で待機させておくことができる。
同様に、この第2塗布位置のタイヤにシーラント剤を塗布している時、第1のタイヤ搬送装置では、第1塗布位置の塗布済タイヤを、第1タイヤ交換位置まで移動させ、この第1タイヤ交換位置にて、塗布前のタイヤに交換させうる。また交換された塗布前のタイヤを、第1塗布位置まで移動させ、この第1塗布位置にて塗布可能な状態で待機させておくことができる。
従って、一方側の塗布位置のタイヤへの塗布と、他方側の塗布位置のタイヤへの塗布とを、時間的ロスを生じることなく交互に切り替えて行うことができる。その結果、シーラント剤の塗布効率を向上でき、かつシーラント剤の廃棄ロスを低減しうる。
本発明のシーラントタイヤの製造装置の一実施例を概念的に示す平面図である。 第1、第2のタイヤ搬送装置の主要部を概念的に示す側面図である。 タイヤ保持具の主要部を示す斜視図である。 シーラントタイヤの製造装置の動作を示す説明図である。 シーラントタイヤの製造装置の動作を、さらに示す説明図である。 (A)、(B)は従来のシーラントタイヤの製造装置を概念的に示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のシーラントタイヤの製造装置1(以下に「製造装置1」と呼ぶ)は、シーラント剤排出装置2と、第1、第2のタイヤ搬送装置3A、3Bとを具える。
前記シーラント剤排出装置2は、例えば二軸混練押出機などの連続混練機である排出装置本体4と、その前端部に連結される配管5とを含む。配管5は、集合管部6と、この集合管部6から二股に分岐する第1、第2の分岐管部7a、7bとを具える。第1、第2の分岐管部7a、7bの前端部に、ノズル状の第1吐出口8A、第2吐出口8Bが配される。
また第1、第2の分岐管部7a、7bには、第1吐出口8Aと第2吐出口8Bとに、シーラント剤を交互に切り替えて供給しうる第1、第2の切替えバルブ9a、9bが配される。
そして第1吐出口8Aにより、第1塗布位置P1のタイヤTの内周面(即ちトレッド部の半径方向内面)に、シーラント剤が塗布される。また第2吐出口8Bにより、第2塗布位置P2のタイヤTの内周面に、シーラント剤が塗布される。具体的には、例えば第1吐出口8Aから吐出される紐状のシーラント剤を、回転するタイヤTの内周面に、螺旋状かつ密着巻き状に粘着させ、これによりシーラント剤の層が形成される。なお第2吐出口8Bも同様である。
シーラント剤としては、前記特許文献1、2に記載のものが好適に採用できる。
第1のタイヤ搬送装置3Aは、タイヤTを保持しうるタイヤ保持具10Aと、このタイヤ保持具10Aによって保持されたタイヤTを、タイヤ保持具10Aごと第1塗布位置P1と第1タイヤ交換位置Q1との間で移動させうる移動手段11Aとを有する。
第2のタイヤ搬送装置3Bは、タイヤTを保持しうるタイヤ保持具10Bと、このタイヤ保持具10Bによって保持されたタイヤTを、タイヤ保持具10Bごと第2塗布位置P2と第2タイヤ交換位置Q2との間で移動させうる移動手段11Bとを有する。
前記タイヤ保持具10A、10Bは、実質的に同構成であり、以下にタイヤ保持具10Aを代表して説明する。図2、3に示すように、本例のタイヤ保持具10Aは、タイヤTを跨らせて保持する一対の保持ローラ14を有するタイヤ保持手段15と、保持されたタイヤTを前記保持ローラ14に上方から押し付ける押さえローラ16を有する押付け手段17とを含む。
前記一対の保持ローラ14は、基台18上に、互いに平行かつ回転可能に水平に支持される。また一方の保持ローラ14には、モータ(図示)が連結され、従って、タイヤ保持手段15は、タイヤTを保持ローラ14間に跨らせて起立状態で保持でき、かつ前記モータによってタイヤTを回転駆動しうる。
前記押付け手段17は、ローラホルダ19を介して互いに平行かつ水平に枢支される一対の押さえローラ16を具える。このローラホルダ19は、前記基台18の側壁部18Wに連設されるレールL1を介して上下動可能に案内される。また前記ローラホルダ19は、例えばシリンダ等(図示しない)のロッド端に支持される。従って、押さえローラ16は、前記シリンダの伸張動作によって、タイヤTを保持ローラ14に上方から押し付けでき、タイヤTを所定の回転速度で確実に回転させうる。
なお図1に示すように、上面視において、タイヤ保持具10Aによって保持されるタイヤTの軸心iと、第1の分岐管部7aとは略同一線上に位置しうる。これにより、第1吐出口8Aを、ビード孔Thを通ってタイヤ内腔内外に容易に出し入れしうる。
図3に示すように、本例のタイヤ保持具10Aは、保持したタイヤTのビード部の幅を広げるビード拡幅手段20をさらに具える。ビード拡幅手段20は、台座部21と、傾動部22と、一対のビード押さえローラ23とを具える。
台座部21は、前記基台18に、レールL2を介してタイヤ軸心方向X(X方向という場合がある。)に移動可能に支持される。また台座部21には、タイヤ軸心方向Xと直角なY方向にのびる傾動軸21jが水平に設けられる。傾動部22は、前記傾動軸21jに、その軸心回りで傾動可能に支持される。各ビード押さえローラ23は、ホルダ24を介して前記傾動部22に支持される。このホルダ24は、前記傾動部22の例えば側面に取り付く本体部分24aの上面に、傾動軸21jとは直交する向きにのびる例えば板状のアーム部分24bを具え、このアーム部分24bの先端に、前記ビード押さえローラ23の一端部が回転可能に枢支される。
このビード拡幅手段20では、前記傾動軸21jの軸心回りの傾動動作により、ビード押さえローラ23を、ビード孔Thを通ってタイヤ内腔内外に出し入れしうる。またビード押さえローラ23は、タイヤ内腔内への挿入状態(図2、3に示す)において、ビード部の内側面と接触でき、この接触状態にて、前記台座部21をタイヤ軸心方向Xの外側に移動させることにより、ビード部の幅を広げることができる。これにより、シーラント剤を、より幅広く塗布することが可能となる。またビード拡幅手段20は、タイヤTの回転時のタイヤ軸心方向Xの位置ずれ防止でき、高精度の塗布を可能とする。
また移動手段11A、11Bも、実質的に同構成であり、以下に移動手段11Aを代表して説明する。図2に示すように、前記移動手段11Aは、タイヤ軸心方向Xに移動可能な縦移動台30を具える。そしてこの前記縦移動台30に、前記タイヤ保持具10Aが昇降可能に支持される。具体的には、第1吐出口8Aがタイヤ内腔内に挿入可能な高さとなる下降位置(図2に示す)から、第1吐出口8Aとタイヤ内周面との間の距離が、例えば1.0〜3.0mm程度の塗布用距離となる上昇位置(図示しない)までの間を、昇降可能に支持される。本例では、基台18が、前記縦移動台30の側壁部30Wに、レールL3を介して上下に案内されるとともに、例えばボールネジ機構などを用いた周知の駆動装置によって、前記下降位置と上昇位置との間を上下に移動しうる。
また縦移動台30は、第1吐出口8Aがタイヤ内腔内に挿入される前進位置Rfと、第1吐出口8Aがタイヤ内腔から外れる後退位置Rrとの間を、タイヤ軸心方向Xの前後に移動しうる。なおタイヤ軸心方向Xのうち、第1吐出口8Aに近づく向きを「前」、離れる向きを「後」と呼ぶ。
本例では、前記縦移動台30が、Y方向に移動可能な横移動台31に支持される場合が示される。具体的には、縦移動台30は、前記横移動台31上に、レールL4を介してタイヤ軸心方向Xに案内されるとともに、例えばボールネジ機構などを用いた周知の駆動装置によって、前記前進位置Rfと後退位置Rrとの間を、前後に移動しうる。
図1に示すように、横移動台31は、例えば床面等に敷設されたレールL5を介して、基準位置Yaと待機位置Ybとの間をY方向に横移動しうる。なお基準位置Yaとは、上面視において、タイヤ保持具10Aによって保持されるタイヤTの軸心iが、第1の分岐管部7aと略同一線上となるY方向の位置である。また待機位置Ybとは、タイヤ保持具10Aによって保持されるタイヤTが、第1の分岐管部7aの延長線から逸れるY方向の位置である。本例の横移動台31は、例えばボールネジ機構などを用いた周知の駆動装置33によって横移動しうる。
本例では、横移動台31が基準位置Ya、かつ縦移動台30が前進位置Rfとなる状態において、タイヤ保持具10Aによって保持されたタイヤTの位置が、前記第1塗布位置P1となる。また横移動台31が待機位置Yb、かつ縦移動台30が後退位置Rrとなる状態において、タイヤ保持具10Aによって保持されたタイヤTの位置が、前記第1タイヤ交換位置Q1となる。
同様に、横移動台31が基準位置Ya、かつ縦移動台30が前進位置Rfとなる状態において、タイヤ保持具10Bによって保持されたタイヤTの位置が、前記第2塗布位置P2となる。また横移動台31が待機位置Yb、かつ縦移動台30が後退位置Rrとなる状態において、タイヤ保持具10Bによって保持されたタイヤTの位置が、前記第2タイヤ交換位置Q2となる。
図4、5に、前記製造装置1の動作を示す。図4(A)では、第1塗布位置P1のタイヤTに、第1吐出口8Aによるシーラント剤の塗布が行われている。なお第2塗布位置P2には、塗布前のタイヤTが、塗布可能な状態で待機されている。
図4(B)では、第1塗布位置P1のタイヤTへの塗布が完了し、第1の切替えバルブ9aによって第1吐出口8Aが閉じられる。これと同時に、第2の切替えバルブ9bによって第2吐出口8Bが開放し、第2塗布位置P2のタイヤTに、第2吐出口8Bによるシーラント剤の塗布が開始される。
図4(C)、(D)では、第1のタイヤ搬送装置3Aにおいて、まず縦移動台30により、第1塗布位置P1の塗布済タイヤTは、後退位置RrまでX方向に後方側に移動される。しかる後、横移動台31により、前記後退位置Rrの塗布済タイヤTは、第1タイヤ交換位置Q1までY方向に横移動される。
図5(A)では、第1タイヤ交換位置Q1まで移動した塗布済タイヤTは、この第1タイヤ交換位置Q1にて、塗布前のタイヤTに交換される。即ち、第1タイヤ交換位置Q1には、塗布済タイヤTの搬出口と、塗布前のタイヤTの搬入口とが配されている。
図5(B)、(C)では、交換された塗布前のタイヤTは、横移動台31により、第1タイヤ交換位置Q1から後退位置Rrまで横移動された後、縦移動台30により、後退位置Rrの塗布前のタイヤTは、第1塗布位置P1までX方向に移動される。また第1塗布位置P1では、塗布前のタイヤTが塗布可能な状態で待機される。即ち、本例では、第1塗布位置P1において、タイヤ保持具10Aが下降位置から上昇位置まで上昇し、第1吐出口8Aとタイヤ内周面との間の距離が塗布用距離に調整される。またタイヤTが回転駆動され、これによって塗布可能な状態に準備される。
なお図4(B)〜図5(C)の間、第2塗布位置P2のタイヤTには、第2吐出口8Bによるシーラント剤の塗布が行われている。そして、第2吐出口8Bによる塗布が完了した時、第1、第2の切替えバルブ9a、9bにより、第2吐出口8Bが閉じられるとともに第1吐出口8Aが開放し、第1塗布位置P1のタイヤTへの塗布が開始される。
このように、一方側の塗布位置のタイヤにシーラント剤を塗布している間、他方側のタイヤ搬送装置では、塗布済みタイヤをタイヤ交換位置にて塗布前のタイヤに交換した後、この塗布前のタイヤを、塗布位置まで移動させかつこの塗布位置にて塗布可能な状態で待機させておくことができる。そのため、一方側の塗布位置のタイヤへの塗布と、他方側の塗布位置のタイヤへの塗布とを、時間的ロスを生じることなく交互に切り替えて行うことができる。その結果、シーラント剤の塗布効率を向上でき、かつシーラント剤の廃棄ロスを低減しうる。
また本例では、前記移動手段11A、11Bが、縦移動台30をY方向に移動可能に支持する横移動台31を具える。そのため、タイヤ交換位置Q1、Q2を塗布位置P1、P2から大きく離して設けることができる。そのため、タイヤ交換位置Q1、Q2でのタイヤの交換作業の性、及び交換作業の安全性等を高めることができる。
なお横移動台31を削除することができ、この場合、後退位置Rrがタイヤ交換位置Q1、Q2となる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 シーラントタイヤの製造装置
2 シーラント剤排出装置
3A 第1のタイヤ搬送装置
3B 第2のタイヤ搬送装置
8A 第1吐出口
8B 第2吐出口
9a、9b 切替えバルブバルブ
10A、10B タイヤ保持具
11A、11B 移動手段
15 タイヤ保持手段
30 縦移動台
31 横移動台
P1 第1塗布位置
P2 第2塗布位置
Q1 第1タイヤ交換位置
Q2 第2タイヤ交換位置

Claims (5)

  1. 第1塗布位置にて保持されたタイヤの内周面にシーラント剤を塗布するための第1吐出口と、第2塗布位置に保持されたタイヤの内周面にシーラント剤を塗布するための第2吐出口とを有するシーラント剤排出装置、
    タイヤを保持しうるタイヤ保持具と、
    前記タイヤ保持具によって保持されたタイヤを、前記タイヤ保持具ごと前記第1塗布位置と第1タイヤ交換位置との間で移動させうる移動手段とを有する第1のタイヤ搬送装置、
    及び、タイヤを保持しうるタイヤ保持具と、
    前記タイヤ保持具によって保持されたタイヤを、前記タイヤ保持具ごと前記第2塗布位置と第2タイヤ交換位置との間で移動させうる移動手段とを有する第2のタイヤ搬送装置を具え
    前記移動手段は、タイヤ軸心方向に移動可能な縦移動台を具えることを特徴とするシーラントタイヤの製造装置。
  2. 前記タイヤ保持具は、タイヤを起立状態で回転可能に保持することを特徴とする請求項1記載のシーラントタイヤの製造装置。
  3. 前記シーラント剤排出装置は、シーラント剤を前記第1吐出口と第2吐出口とに交互に切り替えて供給しうる切替えバルブを具えることを特徴とする請求項1又は2記載のシーラントタイヤの製造装置。
  4. 前記タイヤ保持具は、前記縦移動台に昇降可能に支持されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のシーラントタイヤの製造装置。
  5. 前記縦移動台は、タイヤ軸心方向と直角なY方向に移動可能な横移動台に支持されることを特徴とする請求項4記載のシーラントタイヤの製造装置。
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