JP5937958B2 - 金属板の曲げ加工装置および曲げ加工方法 - Google Patents
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Description
金属板の移動方向の前後に離間する複数の下ロールと、
下ロール間の上方に位置し、下ロールの軸方向に延在する金型と、
前記金型を回転自在に支持する支持部材と、
前記金型を揺動する駆動手段と、
前記金型と下ロールとを相対的に近接離間移動する昇降手段とを備え、
前記金型は、揺動中心となる回転軸を中心とする円弧面が形成された弧状部と、回転軸を挟んで弧状部とは反対側に向けて径方向に延在する補強部とを備え、
前記下ロール間に位置する金属板に対して金型の弧状部を押付けて該金属板を加圧して曲げを付与するよう構成したことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、金型を上ロールと交換することで、ロールベンダーとして用いることができる。すなわち、金型と上ロールとを交換することで、1台の装置によって金属板の端部を曲げ加工すると共に中間部分を曲げ加工して筒状に成形することができ、工場の設置スペースを削減できると共に設備コストを低減し得る。
金属板の移動方向の前後に離間する2本の下ロールの内の一方の下ロールに金属板の移動方向の一端部を支持した状態で、2本の下ロールの軸心を結んだ線分の中央を通り該線分に垂直な基準垂線に対して一方の下ロール側へ偏倚させた金型を、該金型の円弧面が金属板に当接するように押付けて一端部を曲げ加工し、
前記金型を金属板から離間した状態で該金属板を移動して他端部を他方の下ロールで支持した状態で、前記基準垂線に対して他方の下ロール側へ偏倚させた金型を、前記円弧面が金属板に当接するように押付けて他端部を曲げ加工し、
前記金型と交換した上ロールを、2本の下ロールに支持された金属板の中間部分に押付けて曲げを付与した状態で、該上ロールおよび両下ロールを同時に正転駆動および逆転駆動して金属板を移動させつつ中間部分を曲げ加工することを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、金型を揺動することで、金属板を移動させつつ曲げを付与することができ、金属板の端部を精度良く曲げ加工し得る。
次に、前述のように構成された本実施例の曲げ加工装置10の作用につき、曲げ加工方法との関係で説明する。
前記金型18によって前端部および後端部の端曲げが完了した金属板16における中間部分の曲げ加工については、前述したように金型18を上ロール40と交換して行うことに代えて、該金型18を用いて実施することができる。この金型18を用いた中間部分の曲げ加工に際しては、前記金型18の回転軸Oを通る垂線Sが、両下ロール12,14の中間を通る基準垂線S0と一致するように下ロール12,14を位置決めした状態で行なう(図6(a)参照)。この場合に、曲げ加工装置10では、端曲げされた金属板16における未加工の中間部分については、複数の領域に分割して金型18で曲げ加工を行なうため、該金型18で1回に加工可能な領域(材料移動方向の幅)に所定の曲率を与え得るように、2本の下ロール12,14の離間間隔を調節する。そして、端曲げされた金属板16について、図示しない支持手段によって前端部(加工部)に続く未加工部分が両下ロール12,14の間に臨むように金属板16を両下ロール12,14上に載置した状態に支持したもとで、金型18を待機位置から加工位置まで下降して所定幅で金属板16を押し曲げる。そして、端曲げの場合と同様に金型18と2本の下ロール12,14との正転・逆転の動作を交互に反復することを所定回数繰り返すことで、金属板16を移動させつつ所定円弧のR曲げを与える(図6(b)参照)。
本願は前述した実施例の構成に限定されるものでなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.実施例では、両下ロールを夫々独立して水平方向に移動するよう構成したが、両下ロールを一定の軸心間距離に保持したもとで一体的に水平方向に移動する構成を採用し得る。
2.実施例では、両下ロールを水平移動することで、金型を、回転軸(垂線)が基準垂線より第1下ロール側または第2下ロール側に偏倚する位置に臨ませるよう構成したが、金型自体を水平方向に移動し得るよう構成して、該金型自体を水平方向に移動して回転軸(垂線)が基準垂線より第1下ロール側または第2下ロール側に偏倚する位置に臨ませる構成を採用することができる。
3.実施例では、金型を昇降手段によっ昇降動するよう構成したが、定位置に保持した金型に対して両下ロールを昇降手段によって昇降動することで、両下ロールに載置した金属板を金型との間で曲げ加工する構成を採用し得る。
4.実施例では、金型における弧状部の円弧面に関し、周方向に180度の範囲で形成した場合で説明したが、円弧面の周方向の形成範囲は180度より小さくても大きくてもよい。例えば、図8に示す如く、弧状部28における円弧面28aの周方向の形成範囲を180度より小さく設定し、円弧面28aの周方向の両端に接続する辺が相互に離間するように延在するよう形成することで、弧状部28を略扇形状としたものであってもよい。
14 第2下ロール(下ロール)
16 金属板
18 金型
22 昇降フレーム(支持部材)
24 昇降手段
26 駆動モータ(駆動手段)
28 弧状部
28a 円弧面
30 補強部
O 回転軸
S0 基準垂線
Claims (4)
- 金属板(16)の移動方向の前後に離間する複数の下ロール(12,14)と、
下ロール(12,14)間の上方に位置し、下ロール(12,14)の軸方向に延在する金型(18)と、
前記金型(18)を回転自在に支持する支持部材(22,22)と、
前記金型(18)を揺動する駆動手段(26)と、
前記金型(18)と下ロール(12,14)とを相対的に近接離間移動する昇降手段(24)とを備え、
前記金型(18)は、揺動中心となる回転軸(O)を中心とする円弧面(28a)が形成された弧状部(28)と、回転軸(O)を挟んで弧状部(28)とは反対側に向けて径方向に延在する補強部(30)とを備え、
前記下ロール(12,14)間に位置する金属板(16)に対して金型(18)の弧状部(28)を押付けて該金属板(16)を加圧して曲げを付与するよう構成した
ことを特徴とする金属板の曲げ加工装置。 - 前記金型(18)は支持部材(22,22)に着脱自在に支持され、該支持部材(22,22)は、下ロール(12,14)との間で金属板(16)を加圧して曲げ加工可能な上ロールを回転自在に支持可能に構成されている請求項1記載の金属板の曲げ加工装置。
- 金属板(16)の移動方向の前後に離間する2本の下ロール(12,14)の内の一方の下ロール(12)に金属板(16)の移動方向の一端部を支持した状態で、2本の下ロール(12,14)の軸心を結んだ線分の中央を通り該線分に垂直な基準垂線(S0)に対して一方の下ロール(12)側へ偏倚させた金型(18)を、該金型(18)の円弧面(28a)が金属板(16)に当接するように押付けて一端部を曲げ加工し、
前記金型(18)を金属板(16)から離間した状態で該金属板(16)を移動して他端部を他方の下ロール(14)で支持した状態で、前記基準垂線(S0)に対して他方の下ロール(14)側へ偏倚させた金型(18)を、前記円弧面(28a)が金属板(16)に当接するように押付けて他端部を曲げ加工し、
前記金型(18)と交換した上ロール(40)を、2本の下ロール(12,14)に支持された金属板(16)の中間部分に押付けて曲げを付与した状態で、該上ロール(40)および両下ロール(12,14)を同時に正転駆動および逆転駆動して金属板(16)を移動させつつ中間部分を曲げ加工する
ことを特徴とする金属板の曲げ加工方法。 - 前記金型(18)により金属板(16)の端部を曲げ加工するに際し、前記下ロール(12,14)を正転駆動および逆転駆動すると共に金属板(16)に押付けた金型(18)を下ロール(12,14)の駆動方向に合わせて揺動するようにした請求項3記載の金属板の曲げ加工方法。
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