JP7462487B2 - 金属材の曲げ加工方法およびその装置 - Google Patents
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Description
金属材の移動方向の前後に離間する2本の下ロールと、両下ロール間の上方に位置する上ロールとを備え、これら上ロールと2本の下ロールとの間を通過する金属材を、3本のロールで加圧して円筒状に曲げ加工する曲げ加工方法において、
前記上ロールおよび下ロールの回転軸線を平行に保持して、前記金属材の幅方向を前記回転軸線と平行にして該金属材を、回転する上ロールと2本の下ロールとの間を通過して曲げ加工し、
前記回転軸線に対して幅方向が傾斜するように金属材の姿勢が変化した場合に、上下のロールの回転を停止したもとで、前記上ロールを基準として前記2本の下ロールの姿勢を、高さを変えることなく該2本の下ロールの回転軸線が平行を維持したまま上ロールの回転軸線に対して傾斜するよう変化することで、上ロールと2本の下ロールとで加圧している金属材の幅方向が上ロールの回転軸線と平行になるように金属材の姿勢を矯正するようにしたことを要旨とする。
請求項1の発明では、金属材の曲げ加工に際し、金属材の幅方向がロールの回転軸線に対して傾斜した場合に、上ロールを基準として、2本の下ロールの姿勢を、その回転軸線が上ロールの回転軸線に対して傾斜するように変化して、金属材の姿勢を、その幅方向が上ロールの回転軸線と平行になるように矯正するようにしたので、円筒状に成形された金属材の突き合わされる端部同士が幅方向にずれるのを防ぐことができる。従って、曲げ加工後に矯正する作業を省略することができ、生産能率を向上することができる。
金属材の移動方向の前後に離間する2本の下ロールと、両下ロール間の上方に位置する上ロールとを備え、これら上ロールと2本の下ロールとの間を通過する金属材を、3本のロールで加圧して円筒状に曲げ加工する曲げ加工装置において、
前記上ロールを基準として、該上ロールに対して前記2本の下ロールを、高さを変えることなく該2本の下ロールの回転軸線が平行のまま上ロールの回転軸線に対して傾斜する姿勢変化が可能に構成し、
前記上ロールと2本の下ロールとで金属材を加圧している状態で、前記2本の下ロールの姿勢を、該2本の下ロールの回転軸線が平行のまま変化させる駆動手段を備えたことを要旨とする。
請求項2の発明では、金属材の曲げ加工に際し、金属材の幅方向がロールの回転軸線に対して傾斜した場合に、基準の上ロールに対して2本の下ロールの姿勢を、その回転軸線が上ロールの回転軸線に対して傾斜するように駆動手段によって変化することで、上ロールとで加圧している金属材の姿勢を、その幅方向が上ロールの回転軸線と平行になるように矯正することができ、円筒状に成形された金属材の突き合わされる端部同士が幅方向にずれるのを防ぐことができる。従って、曲げ加工後に矯正する作業を省略することができ、生産能率を向上することができる。
次に、前述のように構成された実施例のロールベンダー10の作用につき、曲げ加工方法との関係で説明する。なお、図2において左側から右側へ金属材18を送る方向を正方向、右側から左側へ金属材18を送る方向を逆方向と指称し、前記駆動モータ28および各ロール12,14,16の回転方向についても、金属材18の送り方向との関係で正方向、逆方向を指称するものとする。
本願は、前述した実施例の構成に限定されるものでなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.実施例では、上ロールを基準として、下ロールの姿勢を変化することで、金属材の姿勢を矯正するよう構成したが、下ロールを基準として、上ロールの姿勢を変化することで、金属材の姿勢を矯正する構成を採用することができる。上ロールの姿勢を下ロールに対して変化する場合は、上支持部材を基礎フレームに対して上下方向の軸線回りに回転可能に支持し、該上支持部材を矯正用駆動手段によって回転するよう構成すればよい。
2.実施例では、手動操作によってロールの姿勢を変化するよう構成したが、金属材の姿勢変化を検出可能な検出手段を制御手段に接続し、該検出手段の検出情報に応じて制御手段が矯正用駆動手段を制御してロールの姿勢を自動調節する構成を採用することができる。
3.ロールの姿勢を変化する手段は、モータに限らず油圧シリンダ等、各種公知の手段を採用することができる。
4.実施例では、上ロールを加圧手段によって昇降移動するよう構成したが、定位置に保持した上ロールに対して両下ロールを加圧手段(油圧シリンダや電気モータ)によって昇降移動することで、両下ロールに載置した金属材を上ロールとの間で挟持して曲げ加工する構成を採用し得る。
5.実施例では、両下ロールを一定の軸心間距離に保持したもとで一体的に水平方向に移動するよう構成したが、両下ロールを夫々独立して水平方向に移動する構成を採用し得る。
6.実施例では、上ロールを回転駆動して金属材を移動させるよう構成したが、下ロールを駆動モータで回転して金属材を移動するようにしたり、上下のロールを夫々駆動モータで回転して金属材を移動する構成を採用することができる。
36 矯正用駆動手段(駆動手段),N1 下ロールの回転軸線
N2 上ロールの回転軸線
Claims (2)
- 金属材(18)の移動方向の前後に離間する2本の下ロール(14,16)と、両下ロール(14,16)間の上方に位置する上ロール(12)とを備え、これら上ロール(12)と2本の下ロール(14,16)との間を通過する金属材(18)を、3本のロール(12,14,16)で加圧して円筒状に曲げ加工する曲げ加工方法において、
前記上ロール(12)および下ロール(14,16)の回転軸線(N1,N2)を平行に保持して、前記金属材(18)の幅方向を前記回転軸線(N1,N2)と平行にして該金属材(18)を、回転する上ロール(12)と2本の下ロール(14,16)との間を通過して曲げ加工し、
前記回転軸線(N1,N2)に対して幅方向が傾斜するように金属材(18)の姿勢が変化した場合に、上下のロール(12,14,16)の回転を停止したもとで、前記上ロール(12)を基準として前記2本の下ロール(14,16)の姿勢を、高さを変えることなく該2本の下ロール(14,16)の回転軸線(N1,N1)が平行を維持したまま上ロール(12)の回転軸線(N2)に対して傾斜するよう変化することで、上ロール(12)と2本の下ロール(14,16)とで加圧している金属材(18)の幅方向が上ロール(12)の回転軸線(N2)と平行になるように金属材(18)の姿勢を矯正するようにした
ことを特徴とする金属材の曲げ加工方法。 - 金属材(18)の移動方向の前後に離間する2本の下ロール(14,16)と、両下ロール(14,16)間の上方に位置する上ロール(12)とを備え、これら上ロール(12)と2本の下ロール(14,16)との間を通過する金属材(18)を、3本のロール(12,14,16)で加圧して円筒状に曲げ加工する曲げ加工装置において、
前記上ロール(12)を基準として、該上ロール(12)に対して前記2本の下ロール(14,16)を、高さを変えることなく該2本の下ロール(14,16)の回転軸線(N1,N1)が平行のまま上ロール(12)の回転軸線(N2)に対して傾斜する姿勢変化が可能に構成し、
前記上ロール(12)と2本の下ロール(14,16)とで金属材(18)を加圧している状態で、前記2本の下ロール(14,16)の姿勢を、該2本の下ロール(14,16)の回転軸線(N1,N1)が平行のまま変化させる駆動手段(36)を備えた
ことを特徴とする金属材の曲げ加工装置。
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JP2020109038A JP7462487B2 (ja) | 2020-06-24 | 2020-06-24 | 金属材の曲げ加工方法およびその装置 |
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JPH09192730A (ja) * | 1996-01-10 | 1997-07-29 | Kawasaki Steel Corp | スパイラル鋼管の製造方法 |
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