JP6827604B1 - 遮断器 - Google Patents

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Abstract

第1磁界印加部(160)は、第1端部(140e)の下方に位置し、第1磁石(161)を含む。第2磁界印加部(170)は、第2端部(150e)の下方に位置し、第2磁石(171)を含む。第1磁界印加部(160)は、固定側アークランナ(140)における第1端部(140e)から第1近接部(140n)まで磁束が通過するように磁界を印加する。第2磁界印加部(170)は、可動側アークランナ(150)における第2端部(150e)から第2近接部(150n)まで磁束が通過するように磁界を印加する。

Description

本開示は、遮断器に関する。
遮断器の構成を開示した先行文献として、特表2009−501408号公報(特許文献1)がある。特許文献1に記載された遮断器は、固定接触素子と、可動接触素子と、電極と、永久磁石と、案内ホーンとを含む。固定接触素子と可動接触素子との間に発生するアークは、永久磁石の電磁力により電極に向かって駆動される。
特表2009−501408号公報
特許文献1に記載された遮断器の磁石によっては、アークランナに転流した後のアークを駆動することができないため、アークがアークランナ上で膠着し、小電流のアークを遮断できないことがある。
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであって、小電流のアークを遮断することができる遮断器を提供することを目的とする。
本開示に基づく遮断器は、固定接点と、可動接点と、消弧室と、1対の側壁板と、固定側アークランナと、可動側アークランナと、第1磁界印加部と、第2磁界印加部とを備える。可動接点は、固定接点に対して接離可能である。消弧室は、固定接点および可動接点の上方に配置され、固定接点と可動接点との間に発生したアークを消弧する。固定側アークランナは、消弧室と固定接点との間に配置され、固定接点に最も近接している第1近接部、および、該第1近接部より上方かつ第1近接部に関して可動接点側とは反対側に位置する第1端部を含む。可動側アークランナは、消弧室と可動接点との間に配置され、可動接点に最も近接している第2近接部、および、該第2近接部より上方かつ第2近接部に関して固定接点側とは反対側に位置する第2端部を含む。第1磁界印加部は、少なくとも第1端部の下方に位置し、第1磁石を含む。第2磁界印加部は、少なくとも第2端部の下方に位置し、第2磁石を含む。第1磁界印加部は、固定側アークランナにおける第1端部から第1近接部まで磁束が通過するように磁界を印加する。第2磁界印加部は、可動側アークランナにおける第2端部から第2近接部まで磁束が通過するように磁界を印加する。
本開示によれば、磁石の磁界による電磁力によってアークランナ上のアークをアークランナの端部まで駆動することにより、小電流のアークを遮断することができる。
実施の形態1に係る遮断器の構成を示す正面図である。 図1に示す遮断器を正面側の上方から見た断面斜視図である。 実施の形態1に係る遮断器が備える固定側アークランナおよび可動側アークランナの周辺部の構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係る遮断器が備える固定側アークランナおよび可動側アークランナの周辺部の構成を示す平面図である。 実施の形態1に係る遮断器が備える固定側アークランナおよび可動側アークランナの周辺部の構成を示す正面図である。 実施の形態1に係る遮断器が備える固定側アークランナおよび可動側アークランナの周囲の磁力線分布を示す斜視図である。 実施の形態1に係る遮断器において、固定接点と可動接点との間にアークが発生した状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係る遮断器において、固定接点と可動接点との間に発生したアークが水平方向に広がりつつ上方に広がっている状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係る遮断器において、固定接点と可動接点との間に発生したアークが固定側アークランナと可動側アークランナとに転流した状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係る遮断器において、固定側アークランナと可動側アークランナとに転流したアークが水平方向に広がるように移動している状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係る遮断器において、固定側アークランナと可動側アークランナの周囲における、磁力線の分布、アーク根の上下方向成分の向き、および、アークの駆動方向を示す平面図である。 図11の遮断器とは、アーク電流の向きが反対である場合の、固定側アークランナと可動側アークランナの周囲における、磁力線の分布、アーク根の上下方向成分の向き、および、アークの駆動方向を示す平面図である。 実施の形態2に係る遮断器が備える固定側アークランナおよび可動側アークランナの周辺部の構成を示す正面図である。 実施の形態3に係る遮断器が備える固定側アークランナおよび可動側アークランナの周辺部を示す正面図である。 実施の形態4に係る遮断器が備える固定側アークランナおよび可動側アークランナの周辺部を示す正面図である。
以下、各実施の形態に係る超電導電磁石装置について図面を参照して説明する。以下の実施の形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る遮断器の構成を示す正面図である。図2は、図1に示す遮断器を正面側の上方から見た断面斜視図である。図1および図2においては、遮断器が開極している状態を示している。
図1および図2に示すように、本実施の形態に係る遮断器100は、固定接点121と、可動接点122と、消弧室110と、固定側アークランナ140と、可動側アークランナ150と、第1磁界印加部160と、第2磁界印加部170とを備えている。
本実施の形態に係る遮断器100は、上部導体120、可動導体123、可撓シャント124、下部導体125、および、1対の側壁板130をさらに備えている。上部導体120は、板状であり、水平方向に延在している。可動導体123は、上下方向に延在しており、可動導体123の上端部は、上部導体120の先端部と対向している。可撓シャント124は、正面から見て、略U字状に曲折している。下部導体125は、上部導体120の下方の位置にて水平方向に延在している。
固定接点121は、上部導体120の水平方向の先端部に接合されている。可動接点122は、可動導体123の上端部に接合されており、固定接点121と向かい合うように配置されている。可動導体123の下端部に、可撓シャント124の端部が接続されている。可撓シャント124は、可動導体123と接続される端部とは反対側の端部において、下部導体125と接続されている。可動導体123は、可撓シャント124を介して下部導体125と電気的に接続されている。
下部導体125は、図示しないアクチュエータによって水平方向に駆動される。これにより、可動接点122は、固定接点121に対して接離可能となっている。本実施の形態に係る遮断器100は、短絡電流を検知してアクチュエータが動作することにより、固定接点121から可動接点122が切り離される。
本実施の形態に係る遮断器100においては、通電状態において電流は、上部導体120から固定接点121、可動接点122、可動導体123および可撓シャント124を通じて下部導体125に流れる。固定接点121と可動接点122とが接触状態にあるときが遮断器100の閉極状態であり、固定接点121と可動接点122が離隔された状態にあるときが遮断器100の開極状態である。
消弧室110は、固定接点121および可動接点122の上方に配置され、固定接点121と可動接点122との間に発生したアークを消弧する。消弧室110は、底板111と、グリッドサポート板112と、デアイオングリッド113とを含む。グリッドサポート板112上にデアイオングリッド113が積層された複数の積層体が、底板111の上方において、互いに隙間あけつつ上下方向に並んで配置されている。
1対の側壁板130の各々は、平板状の形状および電気絶縁性を有し、互いに間隔をあけて対向している。1対の側壁板130は、固定接点121および可動接点122の各々の側面に対して隙間をあけつつ固定接点121および可動接点122を互いの間に挟むように配置されている。
図3は、実施の形態1に係る遮断器が備える固定側アークランナおよび可動側アークランナの周辺部の構成を示す斜視図である。図4は、実施の形態1に係る遮断器が備える固定側アークランナおよび可動側アークランナの周辺部の構成を示す平面図である。図5は、実施の形態1に係る遮断器が備える固定側アークランナおよび可動側アークランナの周辺部の構成を示す正面図である。
図1〜図5に示すように、固定側アークランナ140は、消弧室110と上部導体120および固定接点121との間に配置される板状の導電体である。本実施の形態においては、固定側アークランナ140は、磁性体で構成されている。
図2〜図5に示すように、固定側アークランナ140は、幅広部140vとテーパ部140vと折り返し部140rとを含む。幅広部140vは、略水平方向に延在しており、第1端部140eを含む。幅広部140vの幅は、W2である。幅広部140vは、底板111と略同一平面上に位置している。
テーパ部140vは、幅広部140vにおける第1端部140eとは反対側の端部に接続されており、固定接点121に向かって斜め下方に延在している。テーパ部140vの先端に位置する第1近接部140nは、固定接点121に最も近接している。テーパ部140vの幅は、固定接点121に近づくにしたがって狭くなっており、第1近接部140nの幅は、W1である。W1<W2を満たしている。
折り返し部140rは、第1近接部140nに接続されており、可動接点122側とは反対側に向かって水平方向に延在している。折り返し部140rは、上部導体120と接続されている。上記のように、固定側アークランナ140は、第1近接部140n、および、第1近接部140nより上方かつ第1近接部140nに関して可動接点122側とは反対側に位置する第1端部140eを含んでいる。
固定側アークランナ140は、表面140t、表面140tの反対側に位置する裏面140b、および、表面140tと裏面140bとを繋ぎ側壁板130と対向している側面140sを有している。固定側アークランナ140の側面140sにおいて、幅広部140hとテーパ部140vとの境界の位置にエッジ140cが位置している。
図1〜図5に示すように、可動側アークランナ150は、消弧室110と可動接点122との間に配置される板状の導電体である。本実施の形態においては、可動側アークランナ150は、磁性体で構成されている。
図2〜図5に示すように、可動側アークランナ150は、幅広部150vとテーパ部150vと折り返し部150rとを含む。幅広部150vは、略水平方向に延在しており、第2端部150eを含む。幅広部150vの幅は、W4である。幅広部150vは、底板111と略同一平面上に位置している。
テーパ部150vは、幅広部150vにおける第2端部150eとは反対側の端部に接続されており、可動接点122に向かって斜め下方に延在している。テーパ部150vの先端に位置する第2近接部150nは、可動接点122に最も近接している。テーパ部150vの幅は、可動接点122に近づくにしたがって狭くなっており、第2近接部150nの幅は、W3である。W3<W4を満たしている。
折り返し部150rは、第2近接部150nに接続されており、固定接点121側とは反対側に向かって水平方向に延在している。折り返し部150rは、可動接点122および可動導体123の可動位置の上方に位置している。上記のように、可動側アークランナ150は、第2近接部150n、および、第2近接部150nより上方かつ第2近接部150nに関して固定接点121側とは反対側に位置する第2端部150eを含んでいる。
可動側アークランナ150は、表面150t、表面150tの反対側に位置する裏面150b、および、表面150tと裏面150bとを繋ぎ側壁板130と対向している側面150sを有している。可動側アークランナ150の側面150sにおいて、幅広部150hとテーパ部150vとの境界の位置にエッジ150cが位置している。
図4に示すように、固定側アークランナ140および可動側アークランナ150の各々は、1対の側壁板130の間に隙間を介して挟まれている。
固定側アークランナ140においては、テーパ部140vと側壁板130との間に隙間s1が形成されており、幅広部140hと側壁板130との間に隙間s2が形成されている。隙間s1は、第1近接部140nと側壁板130との間において最も大きくなっており、幅広部140hに向かうにしたがって小さくなっている。よって、隙間s1の大きさ≧隙間s2の大きさの関係を満たす。隙間s1は、固定接点121の周囲においてアークが移動可能な空間である。
このように、固定側アークランナ140は、第1近接部140nから第1端部140eに近づくにしたがって幅が広くなるとともに1対の側壁板130との間の隙間が狭くなっているテーパ部140vを有している。
可動側アークランナ150においては、テーパ部150vと側壁板130との間に隙間s3が形成されており、幅広部150hと側壁板130との間に隙間s4が形成されている。隙間s3は、第2近接部150nと側壁板130との間において最も大きくなっており、幅広部150hに向かうにしたがって小さくなっている。よって、隙間s3の大きさ≧隙間s4の大きさの関係を満たす。隙間s3は、固定接点121の周囲においてアークが移動可能な空間である。
このように、可動側アークランナ150は、第2近接部150nから第2端部150eに近づくにしたがって幅が広くなるとともに1対の側壁板130との間の隙間が狭くなっているテーパ部150vを有している。
図2、図3および図5に示すように、第1磁界印加部160は、第1磁石161から構成されている。第1磁界印加部160は、少なくとも第1端部140eの下方に位置している。第1磁石161は、第1端部140eの下方に位置している。なお、第1磁石161は、第1端部140eの直下の位置からずれていてもよい。図5に示すように、本実施の形態においては、第1磁石161において固定側アークランナ140に近い方の磁極は、N極であるが、S極であってもよい。
図2、図3および図5に示すように、第2磁界印加部170は、第2磁石171から構成されている。第2磁界印加部170は、少なくとも第2端部150eの下方に位置している。第2磁石171は、第2端部150eの下方に位置している。なお、第2磁石171は、第2端部150eの直下の位置からずれていてもよい。図5に示すように、本実施の形態においては、第2磁石171において可動側アークランナ150に近い方の磁極は、N極であるが、S極であってもよい。
本実施の形態においては、第1磁石161における固定側アークランナ140に近い方の磁極は、第2磁石171における可動側アークランナ150に近い方の磁極と同一である。ただし、第1磁石161における固定側アークランナ140に近い方の磁極は、第2磁石171における可動側アークランナ150に近い方の磁極と異なっていてもよい。
図5に示すように、本実施の形態においては、第1磁石161と固定側アークランナ140との間に電気絶縁性を有する第1スペーサ162が配置されている。第1スペーサ162は、平板状の形状を有している。第1スペーサ162は、固定側アークランナ140の裏面140bに取り付けられている。第1磁石161と第1スペーサ162との間には、隙間g1が設けられている。なお、隙間g1は、第1磁石161と固定側アークランナ140との間に設けられていてもよい。
図5に示すように、第2磁石171と可動側アークランナ150との間に電気絶縁性を有する第2スペーサ172が配置されている。第2スペーサ172は、平板状の形状を有している。第2スペーサ172は、可動側アークランナ150の裏面150bに取り付けられている。第2磁石171と第2スペーサ172との間には、隙間g2が設けられている。なお、隙間g2は、第2磁石171と可動側アークランナ150との間に設けられてもよい。
図6は、実施の形態1に係る遮断器が備える固定側アークランナおよび可動側アークランナの周囲の磁力線分布を示す斜視図である。固定側アークランナ140は、磁性体で構成されているため、第1磁石161から印加された磁界の磁束は、固定側アークランナ140を通過して固定接点121の周辺まで導かれる。その結果、第1磁界印加部160は、固定側アークランナ140における第1端部140eから第1近接部140nまで磁束が通過するように磁界を印加する。
図6に示すように、磁力線Bは、固定側アークランナ140から外方に放出されるように分布している。磁力線Bは、表面140tにおいては上方に向いており、側面140sにおいては対向する側壁板130に向いている。さらに、磁力線Bは、固定接点121の表面上では、下方に向いている。
可動側アークランナ150は、磁性体で構成されているため、第2磁石171から印加された磁界の磁束は、可動側アークランナ150を通過して可動接点122の周辺まで導かれる。その結果、第2磁界印加部170は、可動側アークランナ150における第2端部150eから第2近接部150nまで磁束が通過するように磁界を印加する。
図6に示すように、磁力線Bは、可動側アークランナ150から外方に放出されるように分布している。磁力線Bは、表面150tにおいては上方に向いており、側面150sにおいては対向する側壁板130に向いている。さらに、磁力線Bは、可動接点122の表面上では、下方に向いている。
図7は、実施の形態1に係る遮断器において、固定接点と可動接点との間にアークが発生した状態を示す斜視図である。図8は、実施の形態1に係る遮断器において、固定接点と可動接点との間に発生したアークが水平方向に広がりつつ上方に広がっている状態を示す斜視図である。図9は、実施の形態1に係る遮断器において、固定接点と可動接点との間に発生したアークが固定側アークランナと可動側アークランナとに転流した状態を示す斜視図である。図10は、実施の形態1に係る遮断器において、固定側アークランナと可動側アークランナとに転流したアークが水平方向に広がるように移動している状態を示す斜視図である。図11は、実施の形態1に係る遮断器において、固定側アークランナと可動側アークランナの周囲における、磁力線の分布、アーク根の上下方向成分の向き、および、アークの駆動方向を示す平面図である。図7〜11においては、アーク電流が、可動接点122から固定接点121に向かって流れる場合ついて図示している。図11においては、磁力線の分布を実線矢印、アークの駆動方向を矢印Mで示している。
図7に示すように、通電状態において固定接点121から可動接点122が離間すると、固定接点121と可動接点122との間においてアークAが発生する。アークAは、可動接点122側の端部に位置する陽極側アーク根Aaと、固定接点121側の端部に位置する陰極側アーク根Acを含む。
図7に示すように、アークAは、陽極側アーク根Aa周辺において、固定接点121の表面上の下方に向いた磁力線Bによって発生する電磁力F1を受け、陰極側アーク根Ac周辺において、可動接点122の表面上の下方に向いた磁力線Bによって発生する電磁力F2を受ける。これにより、アークAは、図7における正面側に向かって駆動され、湾曲する。
湾曲したアークAは、図11に示すように、陰極側アーク根Acは図11の斜め左下方向すなわち固定側アークランナ140の側面140sに回り込むように駆動され、陽極側アーク根Aaは図11の斜め右下方向すなわち可動側アークランナ150の側面150sに回り込むように駆動される。
これにより、図8に示すように、アークAは、浮力により上方に伸長しつつ、電磁力F1および電磁力F2を受けて、固定側アークランナ140の側面140sおよび可動側アークランナ150の側面150sに回り込むような形態で、テーパ部140vと側壁板130との間の隙間s1、および、テーパ部150vと側壁板130との間の隙間s3において、伸長する。
隙間s1および隙間s3は、上方にいくにしたがって狭くなっているため、アークAは、浮力により上方に伸長しつつ水平方向に広がるように伸長することにより、図9に示すように、エッジ140cおよびエッジ150cに衝突する。その結果、アークAは、固定側アークランナ140および可動側アークランナ150に転流する。転流したアークAは、浮力により上方に伸長しているため、アーク電流の方向はほぼ上下方向上向きである。
図11に示すように、陰極側アーク根Acは、固定側アークランナ140の幅広部140hの側面140sから出ている側壁板130に向かう磁界と、下向きに流れるアーク電流の作る電磁力F2により、固定側アークランナ140の側面140sに沿って図11の左方向に駆動さる。陽極側アーク根Aaは、可動側アークランナ150の幅広部150hの側面150sから出ている側壁板130に向かう磁界と、上向きに流れるアーク電流の作る電磁力F1により、可動側アークランナ150の側面150sに沿って図11の右方向に駆動さる。これにより、図10に示すように、アークAは、固定側アークランナ140の第1端部140eおよび可動側アークランナ150の第2端部150eに向かって伸長するとともに、浮力によって上方に伸長する。
アークAは、浮力によって、固定側アークランナ140および可動側アークランナ150から消弧室110内へ伸長し、アーク電圧が高まることで、回路内の短絡電流が限流されて遮断される。
図12は、図11の遮断器とは、アーク電流の向きが反対である場合の、固定側アークランナと可動側アークランナの周囲における、磁力線の分布、アーク根の上下方向成分の向き、および、アークの駆動方向を示す平面図である。図12においては、磁力線の分布を実線矢印、アークの駆動方向を矢印Mで示している。図12においては、アーク電流が、固定接点121から可動接点122に向かって流れる場合ついて図示している。
図12に示すように、陰極側アーク根Acは図12の斜め左上方向に駆動され、陽極側アーク根Aaは図12の斜め右上方向に駆動される。この場合も、アークAは、固定側アークランナ140の側面140sおよび可動側アークランナ150の側面150sに回り込むように駆動される。すなわち、アーク電流の流れる向きが変わった場合、アークAは、反対側の側面140sおよび側面150sに沿って駆動される。
実施の形態1に係る遮断器100においては、第1磁界印加部160は、固定側アークランナ140における第1端部140eから第1近接部140nまで磁束が通過するように磁界を印加する。第2磁界印加部170は、可動側アークランナ150における第2端部150eから第2近接部150nまで磁束が通過するように磁界を印加する。印加された磁界による電磁力によって、固定側アークランナ140および可動側アークランナ150に転流した後のアークAを第1端部140eおよび第2端部150eまで駆動することができる。これにより、固定側アークランナ140および可動側アークランナ150上でアークが膠着することを抑制し、アークを伸長させることができるため、小電流のアークを効果的に遮断することができる。
実施の形態1に係る遮断器100においては、第1磁石161の固定側アークランナ140に近い方の極性と第2磁石171の可動側アークランナ150に近い方の極性とを同一にすることにより、同一仮想平面上の側面140sおよび側面150sに沿ってアークAを駆動させることができる。これにより、アークAを安定して伸長させることができる。
実施の形態1に係る遮断器100においては、固定側アークランナ140は、第1近接部140nから第1端部140eに近づくにしたがって幅が広くなるとともに1対の側壁板130との間の隙間が狭くなっているテーパ部140vを有している。可動側アークランナ150は、第2近接部150nから第2端部150eに近づくにしたがって幅が広くなるとともに1対の側壁板130との間の隙間が狭くなっているテーパ部150vを有している。これにより、固定接点121および可動接点122の周囲にアークが移動可能な空間を確保しつつ、エッジ140cおよびエッジ150cにアークを衝突させて、固定側アークランナ140および可動側アークランナ150にアークを転流させることができる。
実施の形態1に係る遮断器100においては、電気絶縁性を有する第1スペーサ162および第2スペーサ172が設けられることにより、固定側アークランナ140および可動側アークランナ150を通じてアークAの熱が第1磁石161および第2磁石171へ伝わりにくくすることができる。これにより、第1磁石161および第2磁石171の減磁を抑制して、アークAを駆動する電磁力の低下を抑制することができる。
実施の形態1に係る遮断器100においては、第1磁石161と第1スペーサ162の間および第2磁石171と第2スペーサ172の間において隙間g1,g2が設けられている。これによって、第1磁石161および第2磁石171にアークAの熱が伝わることをさらに抑制することができる。
実施の形態2.
以下、実施の形態2に係る遮断器について説明する。実施の形態2に係る遮断器は、第1磁界印加部および第2磁界印加部の構成のみ実施の形態1と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
図13は、実施の形態2に係る遮断器が備える固定側アークランナおよび可動側アークランナの周辺部の構成を示す正面図である。
図13に示すように、実施の形態2に係る遮断器においては、第1磁界印加部160は、第1ヨーク163をさらに含んでいる。第1ヨーク163は、第1磁石161に接続され、磁性体で構成されている。第1ヨーク163は、第1磁石161のN極に接続されている。第1ヨーク163は、固定側アークランナ140の第1端部140eの下方に位置している。第1磁石161は、第1端部140eに関して第1近接部140n側とは反対側に位置し、第1ヨーク163を介して固定側アークランナ140の裏面140bと接続されている。
第2磁界印加部170は、第2ヨーク173をさらに含んでいる。第2ヨーク173は、第2磁石171に接続され、磁性体で構成されている。第2ヨーク173は、第2磁石171のN極に接続されている。第2ヨーク173は、可動側アークランナ150の第2端部150eの下方に位置している。第2磁石171は、第2端部150eに関して第2近接部150n側とは反対側に位置し、第2ヨーク173を介して可動側アークランナ150の裏面150bと接続されている。
なお、本実施の形態においては、第1磁石161および第2磁石171における固定側アークランナ140および可動側アークランナ150に近い方の磁極はN極側であるが、S極側であってもよい。
実施の形態2に係る遮断器100においては、磁性体で構成された第1ヨーク163は、第1磁石161の磁束を固定側アークランナ140に誘導する。これにより、第1磁石161を、第1近接部140nとは反対側に第1端部140eの下方から離れた位置に配置することができる。磁性体で構成された第2ヨーク173は、第2磁石171の磁束を可動側アークランナ150に誘導する。これにより、第2磁石171を、第2近接部150nとは反対側に第2端部150eの下方から離れた位置に配置することができる。すなわち、第1ヨーク163および第2ヨーク173を設けることにより、第1磁石161および第2磁石171の配置の自由度を高めることができる。
実施の形態3.
以下、実施の形態3に係る遮断器について説明する。実施の形態3に係る遮断器は、第1磁界印加部および第2磁界印加部の構成のみ実施の形態2と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
図14は、実施の形態3に係る遮断器が備える固定側アークランナおよび可動側アークランナの周辺部を示す正面図である。
図14に示すように、本実施の形態に係る遮断器においては、第1磁界印加部160は、第1補助ヨーク164をさらに含んでいる。第1補助ヨーク164は、第1磁石161の第1ヨーク163が接続されている側とは反対側に接続され、磁性体で構成されている。第1補助ヨーク164は、第1磁石161のS極に接続されている。第1補助ヨーク164の上端部は、固定側アークランナ140の第1端部140eと間隔をあけて対向している。
第2磁界印加部170は、第2補助ヨーク174をさらに含んでいる。第2補助ヨーク174は、第2磁石171の第2ヨーク173が接続されている側とは反対側に接続され、磁性体で構成されている。第2補助ヨーク174は、第2磁石171のS極に接続されている。第2補助ヨーク174の上端部は、可動側アークランナ150の第2端部150eと間隔をあけて対向している。
なお、本実施の形態においては、第1磁石161および第2磁石171における固定側アークランナ140および可動側アークランナ150に近い方の磁極はN極側であるが、S極側であってもよい。
実施の形態3に係る遮断器100においては、磁性体で構成された第1補助ヨーク164を設けることにより、第1磁石161の磁束を強くすることができる。磁性体で構成された第2補助ヨーク174を設けることにより、第2磁石171の磁束を強くすることができる。これにより、アークAを駆動させる電磁力を高めることができる。
実施の形態4.
以下、実施の形態4に係る遮断器について説明する。実施の形態4に係る遮断器は、固定側アークランナ、可動側アークランナ、第1磁界印加部および第2磁界印加部の構成のみ実施の形態3と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
図15は、実施の形態4に係る遮断器が備える固定側アークランナおよび可動側アークランナの周辺部を示す正面図である。
図15に示すように、第1磁石161に接続されている第1ヨーク163は、固定側アークランナ140の裏面140bに沿って第1近接部140nの近傍まで延在している。本実施の形態に係る固定側アークランナ140は、形状については他の実施の形態と同じであるが、材質は磁性体であっても非磁性体であってもよい。
第2磁石171に接続されている第2ヨーク173は、可動側アークランナ150の裏面150bに沿って第2近接部150nの近傍まで延在している。本実施の形態に係る可動側アークランナ150は、形状については他の実施の形態と同じであるが、材質は磁性体であっても非磁性体であってもよい。
実施の形態4に係る遮断器100においては、第1ヨーク163によって第1端部140eから第1近接部140nまで磁束が通過するように第1磁石161の磁界を印加することができ、第2ヨーク173によって第2端部150eから第2近接部150nまで磁束が通過するように第2磁石171の磁界を印加することができる。これにより、固定側アークランナ140および可動側アークランナの材質によらず、アークAを駆動させるための電磁力を得ることができる。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本開示の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではない。また、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。上述した実施の形態の説明において、組み合わせ可能な構成を相互に組み合わせてもよい。
100 遮断器、110 消弧室、111 底板、112 グリッドサポート板、113 デアイオングリッド、120 上部導体、121 固定接点、122 可動接点、123 可動導体、124 シャント、125 下部導体、130 側壁板、140 固定側アークランナ、140b,150b 裏面、140c,150c エッジ、140e 第1端部、140h,140v,150h,150v 幅広部、140n 第1近接部、140r,150r 折り返し部、140s,150s 側面、140t,150t 表面、140v,150v テーパ部、150 可動側アークランナ、150e 第2端部、150n 第2近接部、160 第1磁界印加部、161 第1磁石、162 第1スペーサ、163 第1ヨーク、164 第1補助ヨーク、170 第2磁界印加部、171 第2磁石、172 第2スペーサ、173 第2ヨーク、174 第2補助ヨーク、A アーク、Aa 陽極側アーク根、Ac 陰極側アーク根、B 磁力線、F1,F2 電磁力、M 矢印、g1,g2,s1,s2,s3,s4 隙間。

Claims (9)

  1. 固定接点と、
    前記固定接点に対して接離可能な可動接点と、
    前記固定接点および前記可動接点の上方に配置され、前記固定接点と前記可動接点との間に発生したアークを消弧する消弧室と、
    前記消弧室と前記固定接点との間に配置され、前記固定接点に最も近接している第1近接部、および、該第1近接部より上方かつ前記第1近接部に関して可動接点側とは反対側に位置する第1端部を含み、第1表面、該第1表面の反対側に位置する第1裏面、および、該第1表面と該第1裏面とを繋ぐ第1側面を有する、固定側アークランナと、
    前記消弧室と前記可動接点との間に配置され、前記可動接点に最も近接している第2近接部、および、該第2近接部より上方かつ前記第2近接部に関して固定接点側とは反対側に位置する第2端部を含み、第2表面、該第2表面の反対側に位置する第2裏面、および、該第2表面と該第2裏面とを繋ぐ第2側面を有する、可動側アークランナと、
    少なくとも前記第1端部の下方に位置し、第1磁石を含む第1磁界印加部と、
    少なくとも前記第2端部の下方に位置し、第2磁石を含む第2磁界印加部とを備え、
    前記第1磁界印加部は、前記固定側アークランナにおける前記第1端部から前記第1近接部まで磁束が通過して前記固定接点の周辺まで導かれる磁界、および、前記固定側アークランナにおける前記第1端部から前記第1近接部にわたって磁束が前記第1側面と交差する磁界を印加し、
    前記第2磁界印加部は、前記可動側アークランナにおける前記第2端部から前記第2近接部まで磁束が通過して前記可動接点の周辺まで導かれる磁界、および、前記可動側アークランナにおける前記第2端部から前記第2近接部にわたって磁束が前記第2側面と交差する磁界を印加する、遮断器。
  2. 前記固定接点および前記可動接点の各々の側面に対して隙間をあけつつ前記固定接点および前記可動接点を互いの間に挟むように配置された、電気絶縁性を有する1対の側壁板をさらに備え、
    前記固定側アークランナおよび前記可動側アークランナの各々は、前記1対の側壁板の間に隙間を介して挟まれている、請求項1に記載の遮断器。
  3. 前記第1磁石において前記固定側アークランナに近い方の磁極は、前記第2磁石において前記可動側アークランナに近い方の磁極と同一である、請求項1または請求項2に記載の遮断器。
  4. 前記固定側アークランナは、前記第1近接部から前記第1端部に近づくにしたがって幅が広くなるとともに前記1対の側壁板との間の隙間が狭くなっている部分を有しており、
    前記可動側アークランナは、前記第2近接部から前記第2端部に近づくにしたがって幅が広くなるとともに前記1対の側壁板との間の隙間が狭くなっている部分を有している、請求項2に記載の遮断器。
  5. 前記第1磁石と前記固定側アークランナとの間に電気絶縁性を有する第1スペーサが配置されており、
    前記第2磁石と前記可動側アークランナとの間に電気絶縁性を有する第2スペーサが配置されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遮断器。
  6. 前記第1スペーサは、前記第1磁石または前記固定側アークランナとの間に隙間が設けられており、
    前記第2スペーサは、前記第2磁石または前記可動側アークランナとの間に隙間が設けられている、請求項5に記載の遮断器。
  7. 前記第1磁界印加部は、前記第1磁石に接続された、磁性体で構成された第1ヨークをさらに含み、
    前記第2磁界印加部は、前記第2磁石に接続された、磁性体で構成された第2ヨークをさらに含み、
    前記第1磁石は、前記第1端部に関して前記第1近接部側とは反対側に位置し、前記第1ヨークを介して前記固定側アークランナと接続されており、
    前記第2磁石は、前記第2端部に関して前記第2近接部側とは反対側に位置し、前記第2ヨークを介して前記可動側アークランナと接続されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の遮断器。
  8. 前記第1磁界印加部は、前記第1磁石の前記第1ヨークが接続されている側とは反対側に接続された、磁性体で構成された第1補助ヨークをさらに含み、
    前記第2磁界印加部は、前記第2磁石の前記第2ヨークが接続されている側とは反対側に接続された、磁性体で構成された第2補助ヨークをさらに含む、請求項7に記載の遮断器。
  9. 前記固定側アークランナおよび前記可動側アークランナのうちの少なくとも一方は、磁性体で構成されている、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の遮断器。
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