JP6825326B2 - 遊星ローラ式変速装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊星ローラ式変速装置に関する。
印刷機や複写機などの用紙の送り機構では、印刷画像の品質を高めるために、回転速度を精密に制御する必要がある。このため、送り機構の駆動装置では、回転ムラの少ない遊星ローラ式変速装置が使用されている。
図3に示した遊星ローラ式変速装置70は、互いに同軸に配置された固定輪12及び入力軸14と、この固定輪12と入力軸14との間に配置された複数の遊星ローラ16を備えており、入力軸14が回転するときの遊星ローラ16の公転運動をキャリア18の回転として出力している(特許文献1)。
遊星ローラ16は、固定輪12及び入力軸14と転がり接触をしている。遊星ローラ16と固定輪12の軸線の向きが同一のときに遊星ローラ16の内接径が最も大きくなるので、通常は、遊星ローラ16の軸線の向きは回転軸線mの向きと同一である。しかし、遊星ローラ16が弾性変形しうるため、その軸線の向きが回転軸線mに対して傾いた状態で、入力軸14の周りを公転する場合がある。このように、遊星ローラ16の軸線の向きが、回転軸線mに対して傾いた状態を「スキュー」という。
遊星ローラ16がスキューした状態で転動すると、入力軸14と遊星ローラ16との接触位置が軸方向にずれる。このため、入力軸14が軸方向に変位して、出力軸20と入力軸14とが接触する場合がある。
出力軸20は入力軸14に比べて回転速度が減速されており、互いに回転速度が異なっている。このため、出力軸20と入力軸14とが接触すると、接触部が摩耗したり、出力軸20に回転ムラを生じたりする。このため、出力軸20と入力軸14との間にボール72を介在させることによって、出力軸20と入力軸14とが直接接触するのを回避したものがある(特許文献2図6)。特許文献2では、ボール72が当接する出力軸20の端面を平坦な面で形成している。これによって、ボール72と出力軸20とが点接触となるので、当該接触部におけるすべり摩擦を低減することができる。
特開2015−113931号公報 特開平9−152003号公報
上記のように、出力軸20と入力軸14との間にボール72を介在させる場合には、ボール72が接触する面は平坦な面で形成する必要がある。
しかし、通常、入力軸14及び出力軸20では、その外径を研削加工するときに、軸心を定めるために、各軸の軸端にセンター穴74が設けられている(図4参照)。センター穴74は、軸方向に延在する所定の深さの穴と、その開口部に形成された傾斜面75とで構成されている。
図4に示すように、出力軸20と入力軸14との間に、直接、ボール72を組み込んだときには、ボール72は、入力軸14及び出力軸20の双方において、センター穴74の傾斜面75と全周にわたって線接触することになる。この状態で、出力軸20と入力軸14とが相対的に回転すると、出力軸20及び入力軸14のいずれか一方またはその両方の傾斜面75とボール72との間で、すべりが生じる。このときのすべり摩擦によって、出力軸20に回転ムラが生じる。また、すべり接触をすることによって傾斜面75やボール72が摩耗すると、遊星ローラ式変速装置70として使用できなくなってしまう。
そこで、図3の遊星ローラ式変速装置70では、出力軸20のセンター穴74に栓76を挿入して、ボール72が当接する面を平坦な面にしている。
しかし、このように栓76を挿入したり、或いは、ボールが接触する面を平坦な面にするために軸端を削ってセンター穴74を除去する等の加工を施す場合には、遊星ローラ式変速装置70の組立作業が煩雑になるとともに、製造コストが上昇する。
本発明は、簡便な手段で出力軸と入力軸との軸方向の位置決めをすることによって、組立工数を削減し、製造コストを低減した遊星ローラ式変速装置を提供することを目的としている。
本発明にかかる遊星ローラ式変速装置の一形態は、入力軸と、前記入力軸の径方向外方で同軸に配置された固定輪と、前記入力軸と前記固定輪との間に組み込まれ、前記入力軸の外周および前記固定輪の内周と転がり接触する複数の遊星ローラと、複数の前記遊星ローラのそれぞれの内周に挿入された複数の駆動ピンと、複数の前記駆動ピンを一体に支持するキャリアと、前記入力軸と同軸で前記キャリアに固定された出力軸とを備え、前記出力軸の前記入力軸の側の軸端には、軸方向に所定の深さまで延在する第1の穴が同軸に形成されており、前記入力軸の前記出力軸の側の軸端には、軸方向に所定の深さまで延在する第2の穴が同軸に形成されており、前記第1の穴と前記第2の穴とを連通するピンが組み込まれており、前記出力軸と前記入力軸とが互いに軸方向に接近したときに、前記ピンが介在することによって、前記出力軸と前記入力軸とが互いに接触せず、前記ピンと、前記第1の穴及び前記第2の穴のうち少なくとも一方の穴の底との間に、ボールが組み込まれていることを特徴とする。
本発明にかかる遊星ローラ式変速装置の他の一形態は、入力軸と、 前記入力軸の径方向外方で同軸に配置された固定輪と、前記入力軸と前記固定輪との間に組み込まれ、前記入力軸の外周および前記固定輪の内周と転がり接触する複数の遊星ローラと、複数の前記遊星ローラのそれぞれの内周に挿入された複数の駆動ピンと、複数の前記駆動ピンを一体に支持するキャリアと、前記入力軸と同軸で前記キャリアに固定された出力軸とを備え、前記出力軸の前記入力軸の側の軸端には、軸方向に所定の深さまで延在する第1の穴が同軸に形成されており、前記入力軸の前記出力軸の側の軸端には、軸方向に所定の深さまで延在する第2の穴が同軸に形成されており、前記第1の穴と前記第2の穴とを連通するピンが組み込まれており、前記出力軸と前記入力軸とが互いに軸方向に接近したときに、前記ピンが介在することによって、前記出力軸と前記入力軸とが互いに接触せず、前記第1の穴及び前記第2の穴は、それぞれ前記出力軸及び前記入力軸のいずれか一方の外径を研削加工をするときに軸端を支持するためのセンター穴であることを特徴とする。
本発明にかかる遊星ローラ式変速装置の更に他の一形態は、入力軸と、前記入力軸の径方向外方で同軸に配置された固定輪と、前記入力軸と前記固定輪との間に組み込まれ、前記入力軸の外周および前記固定輪の内周と転がり接触する複数の遊星ローラと、複数の前記遊星ローラのそれぞれの内周に挿入された複数の駆動ピンと、複数の前記駆動ピンを一体に支持するキャリアと、前記入力軸と同軸で前記キャリアに固定された出力軸とを備え、前記出力軸の前記入力軸の側の軸端には、軸方向に所定の深さまで延在する第1の穴が同軸に形成されており、前記入力軸の前記出力軸の側の軸端には、軸方向に所定の深さまで延在する第2の穴が同軸に形成されており、前記第1の穴と前記第2の穴とを連通するピンが組み込まれており、前記出力軸と前記入力軸とが互いに軸方向に接近したときに、前記ピンが介在することによって、前記出力軸と前記入力軸とが互いに接触せず、前記ピンの外径寸法が、前記第1の穴及び前記第2の穴の内径寸法より小さいことを特徴とする。
本発明は、簡便な手段で出力軸と入力軸との軸方向の位置決めをすることによって、組立工数を削減し、製造コストを低減した遊星ローラ式変速装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の軸方向断面における要部拡大図である。 本発明の第2実施形態の軸方向断面における要部拡大図である。 従来の遊星ローラ式変速装置の軸方向断面図である。 出力軸と入力軸との間に直接ボールを組み込んだ状態の模式図である。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態(以下、「第1実施形態」という)である遊星ローラ式変速装置10について、図を用いて詳細に説明する。図1は、第1実施形態の軸方向断面における要部拡大図である。第1実施形態では、入力軸14及び出力軸20が軸方向に対向する部分の構造に特徴があり、その他の構造は、従来構造と同等である。そこで、従来構造と共通する構造については、同一の符号を付して、図3によって説明し、その後、図1によって、第1実施形態の特徴について詳細に説明する。なお、以下の説明では、回転軸線mの方向を軸方向といい、回転軸線mと直交する方向を径方向、回転軸線mの回りを周回する方向を周方向という。
図3に示すように、遊星ローラ式変速装置10は、入力軸14と、固定輪12と、複数の遊星ローラ16と、キャリア18とで構成される。図示を省略したが、入力軸14はモータに連結されており、キャリア18を構成する出力軸20は、印刷機の送り装置などに連結されている。
固定輪12は、リング状の平板で、軸受鋼などの高炭素鋼を焼入れ硬化処理して製作されている。固定輪12は、入力軸14の径方向外方で入力軸と同軸に配置されている。その外周及び内周は、互いに同軸に形成された円筒面である。内周は、研削加工によって真円形状に仕上げられている。軸方向の両側には、互いに平行で回転軸線mと直交する側面が形成されている。
入力軸14は、中実の円筒形状で、軸受鋼などの高炭素鋼を焼入れ硬化処理して製作されている。外周は、研削加工によって真円形状に仕上げられている。入力軸14の軸方向両端にはセンター穴74が形成されており(図3では、一方の軸端に形成されたセンター穴74のみを表示している)、当該センター穴74を支持しながら外周の研削加工がおこなわれる。
第1実施形態の遊星ローラ式変速装置10では、固定輪12の内周と入力軸14の外周との間に、3個の遊星ローラ16が周方向に等しい間隔で組み込まれている。
遊星ローラ16は、軸方向に貫通する孔が形成された円筒形状で、軸受鋼などの高炭素鋼を焼入れ硬化処理して製作されている。外周面は研削加工によって真円形状に仕上げられている。遊星ローラ16の外周の直径寸法は、固定輪12の内周と入力軸14の外周との間の径方向寸法(半径での寸法である)よりわずかに大きい。これにより、遊星ローラ16は、固定輪12及び入力軸14に対して所定の圧接力を持って押し付けられている。遊星ローラ16と固定輪12及び入力軸14との接触面には、トラクションオイルが塗布されている。入力軸14が回転すると、トラクションオイルの剪断力によって遊星ローラ16が転動し、入力軸14の周りを公転する。このとき、遊星ローラ16の外周面と、固定輪12の内周面及び入力軸14の外周面とが転がり接触をする。
キャリア18は、キャリアプレート22と、3本の駆動ピン24と、出力軸20とで構成されている。
キャリアプレート22は、円板状で、ステンレス鋼で製作されている。
各駆動ピン24は、中実の円筒形状で、軸受鋼などの高炭素鋼を焼入れ硬化処理して製作されている。外周は、研削加工によって真円形状に仕上げられている。各駆動ピン24は、それぞれキャリアプレート22の中心から径方向に等しい距離だけ離れた位置で、周方向に互いに等しい間隔で、側面に対して垂直に組み込まれている。各駆動ピン24は、キャリアプレート22の軸方向の一方の側(図3ではキャリアプレート22の右側である)に突出している。
出力軸20は、中実の円筒形状で、軸受鋼などの高炭素鋼を焼入れ硬化処理して製作されている。外周は、研削加工によって真円形状に仕上げられている。出力軸20の軸方向両端にはセンター穴74が形成されており、当該センター穴74を支持しながら外周の研削加工がおこなわれる。出力軸20は、キャリアプレート22の中心に、各駆動ピン24と平行に組み付けられており、キャリアプレート22から各駆動ピン24と反対の向きに軸方向に突出している。こうして、3本の駆動ピン24と出力軸20がキャリアプレート22に一体として組み付けられている。
出力軸20は、フロントカバー25に組み込まれた転がり軸受26によって回転軸線mと同軸に回転支持されている。
キャリアプレート22に組み付けられた3本の駆動ピン24は、それぞれ、遊星ローラ16の内周に設けた孔に挿入されている。駆動ピン24の外周には、薄肉で円筒形状のスリーブ28が締りばめの状態で嵌め合わされている。スリーブ28は、油を浸み込ませた焼結材で形成されている。遊星ローラ16の内周とスリーブ28の外周は、わずかなすきまをもって嵌め合わされており、遊星ローラ16と駆動ピン24とは互いに回転自在である。なお、スリーブ28は、フッ素樹脂などの滑り摩擦特性に優れた合成樹脂で形成してもよい。
遊星ローラ式変速装置10では、入力軸14が回転すると遊星ローラ16が公転運動し、その公転運動にともなってキャリア18が回転軸線mの回りで回転する。遊星ローラ16の公転速度は、入力軸14の回転速度より小さいので、遊星ローラ式変速装置10は、モータの回転を減速して出力することができる。
図1によって、出力軸20と入力軸14とが軸方向に対向する部分の構造について説明する。
出力軸20には、入力軸14の側の軸端に形成された端面35から軸方向に延在し、所定の長さh1を有するセンター穴A(第1の穴)が、出力軸20と同軸に形成されている。センター穴Aの底(以下、単に「穴底a」という)は、径方向に形成された平面である。センター穴Aの開口部では、端面35に向かうにしたがって内径寸法が拡大して、傾斜面30が形成されている。
入力軸14には、出力軸20の側の軸端に形成された端面36から軸方向に延在し、所定の長さh2を有するセンター穴B(第2の穴)が、入力軸14と同軸に形成されている。センター穴Bの底(穴底b)は、径方向に形成された平面である。センター穴Bの開口部では、端面36に向かうにしたがって内径寸法が拡大して、傾斜面31が形成されている。センター穴Bの内径寸法d2は、センター穴Aの内径寸法d1とほぼ同等である。こうして、センター穴Aとセンター穴Bとが、おおむね同軸に向き合った状態で組み付けられている。
センター穴Aとセンター穴Bとを連通する形態でピン48が挿入されている。
ピン48は、高炭素鋼で製造されており、好ましくは、焼き入れ硬化処理が施されて、60HRC程度の硬さを有する。ピン48は円柱形状であって、軸方向の両端の端面40は軸方向に凸となった略球面形状である。
ピン48の全長Lは、センター穴Aの軸方向の長さh1と、センター穴Bの軸方向の長さh2を足し合わせた長さより長い。すなわち、L>h1+h2 である。このため、遊星ローラ16がスキューして出力軸20と入力軸14とが互いに軸方向に接近した場合であっても、出力軸20と入力軸14とが互いに接触することがない。出力軸20と入力軸14との間に所定の全長Lを有するピン48が介在しているので、出力軸20と入力軸14とが互いに接触するより前に、穴底aと穴底bがピン48と当接するからである。出力軸20と入力軸14とが軸方向に最も接近したとき、出力軸20の端面35と入力軸14の端面36との間には、s1=L−(h1+h2)で表されるすきまs1が生じている。
ピン48の外径寸法d0は、センター穴A及びセンター穴Bの内径寸法d1、d2よりわずかに小さい。このため、ピン48をセンター穴A及びセンター穴Bに手作業で容易に挿入することができるので、遊星ローラ式変速装置10の組み立て時において、ピン48がセンター穴A及びセンター穴Bに連通した状態で、出力軸20と入力軸14とを容易に組み付けることができる。
また、ピン48の外径寸法d0が、センター穴A及びセンター穴Bの内径寸法d1、d2より小さいので、ピン48は、センター穴A及びセンター穴Bの内側で各センター穴A,Bと同軸に、自在に回転することができる。遊星ローラ式変速装置10では、入力軸14の回転速度が減速して出力軸20に伝達されるので、出力軸20と入力軸14とが相対的に回転している。このため、ピン48と出力軸20との間、及び、ピン48と入力軸14との間のいずれか一方、または両方で相対的な回転変位が生じる。
第1実施形態では、ピン48の端面40は球面であり、穴底a,bは平面であるので、ピン48と穴底a,bとは、おおむね回転軸線m上の一点で当接している。このため、ピン48が、出力軸20及び入力軸14に対して相対的に回転するときに、接触部の摩擦による回転トルクは極めて小さい。
このため、出力軸20と入力軸14とが互いに軸方向に接近して、ピン48が穴底a,bに当接した状態であっても、出力軸20の回転ムラを効果的に抑制することができる。また、ピン48は、焼き入れ硬化処理が施されているので、その接触部の摩耗を低減することができる。
また、遊星ローラ16のスキューの向きによって、入力軸14が、出力軸20から離れる向きに、軸方向に1mm程度変位する場合がある。従来構造(図3参照)では、出力軸20と入力軸14との間にボール72が組み込まれており、ボール72はその直径の約半分が傾斜面75で支持されているに過ぎない。このため、入力軸14が、出力軸20から離れる向きに変位した場合には、ボール72が容易に脱落する恐れがあった。
これに対して、第1実施形態では、センター穴Aの軸方向長さh1とセンター穴Bの軸方向長さh2とを足し合わせた長さは、入力軸14が、出力軸20から離れる向きに変位する変位量に比べて格段に大きい。したがって、ピン48の軸方向の両端が、常にセンター穴A及びセンター穴Bで支持されているので、入力軸14が、出力軸20から離れる向きに変位した場合であっても、ピン48が脱落することがない。また、ピン48が容易に脱落しないので、遊星ローラ式変速装置10を組み付ける工程で、ピン48の脱落を防止して確実に組み立てることができる。
なお、上記の説明では、ピン48がセンター穴A及びセンター穴Bの双方にすきまを持って組み込まれている形態について説明したが、センター穴A及びセンター穴Bのいずれか一方に圧入されていてもよい。
例えば、図示を省略するが、ピン48が出力軸20のセンター穴Aに圧入されている場合を例にして説明すると、次のようになる。
センター穴Aの内径寸法d1が、ピン48の外径寸法d0よりわずかに小さく製造されている。ピン48は、センター穴Aに圧入によって組み込まれている。ピン48は、出力軸20の軸端から所定寸法h5だけ突出している。
入力軸14に形成されたセンター穴Bの内径寸法d2は、ピン48の外径寸法d0よりわずかに大きい。このため、ピン48をセンター穴Bに手作業で容易に挿入することができるので、出力軸20と入力軸14とを容易に組み付けることができる。また、センター穴Bの軸方向の長さh2は、ピン48の突出する寸法h5より小さい。出力軸20と入力軸14とが互いに軸方向に接近した場合には、出力軸20と入力軸14とが互いに接触するより前に、穴底bがピン48と当接する。こうして、出力軸20と入力軸14との間にピン48が介在しているので、出力軸20と入力軸14とが互いに接触することがない。
また、ピン48の外径寸法d0は、センター穴Bの内径寸法d2よりわずかに小さいので、出力軸20と入力軸14とは相対的に回転することができる。このとき、穴底bとピン48の端面40とがおおむね回転軸線m上の一点で当接するので、接触部の摩擦による回転トルクは極めて小さい。したがって、出力軸20の回転ムラを効果的に抑制することができる。
なお、ピン48とセンター穴Aとのしめしろが十分大きく設定されている場合には、ピン48が位置ずれしないので、ピン48の端面40と穴底aとが当接することがない。
上記の説明によって理解できるように、第1実施形態の遊星ローラ式変速装置10では、簡便な手段で出力軸20と入力軸14との軸方向の位置決めをすることができるので、組立工数を削減し、製造コストを低減することができる。
(第2実施形態)
本発明の他の実施形態(以下、「第2実施形態」という)について、図を用いて詳細に説明する。図2は、第2実施形態の軸方向断面における要部拡大図である。第2実施形態では、入力軸14及び出力軸20のいずれか一方のセンター穴にボール52を介在させた点に特徴がある。その他の構造は、第1実施形態と同様である。そこで、第1実施形態と共通する構造については簡単に説明し、第1実施形態との相違点について詳細に説明する。
第2実施形態では、出力軸20には、入力軸14の側の軸端に形成された端面35から軸方向に延在し、所定の長さh3を有するセンター穴C(第1の穴)が、出力軸20と同軸に形成されている。センター穴Cはドリルで加工されており、センター穴Cの底(穴底c)は円すい形状となっている。センター穴Cの開口部では、端面35に向かうにしたがって内径寸法が拡大して傾斜面32が形成されている。
入力軸14には、出力軸20の側の軸端に形成された端面36から軸方向に延在し、所定の長さh4を有するセンター穴D(第2の穴)が、入力軸14と同軸に形成されている。センター穴Dはドリルで加工されており、センター穴Dの底(穴底d)は円すい形状となっている。センター穴Dの開口部では、端面36に向かうにしたがって内径寸法が拡大して、傾斜面33が形成されている。センター穴Dの内径寸法d4は、センター穴Cの内径寸法d3とほぼ同等である。こうして、センター穴Cとセンター穴Dとが、おおむね同軸に向き合った状態となっている。
センター穴Cとセンター穴Dとを連通する形態でピン50が挿入されている。
ピン50は、高炭素鋼で製造されており、好ましくは、焼き入れ硬化処理が施されて、60HRC程度の硬さを有する。ピン50は、円柱形状であって、軸方向の両端は軸線と直交する平面状である。
ピン50と穴底cとの間にボール52が挿入されている。好ましくは、ボール52は、高炭素鋼などを用いた金属製であり、焼き入れ硬化処理が施されて60HRC程度の硬さを有する。その他、ボール52の材質としては、窒化けい素や炭化けい素などのセラミックスが使用できる。ボール52の直径寸法dbは、センター穴Cの内径寸法d3よりわずかに小さい。このため、ボール52をセンター穴Cに手作業で容易に挿入することができる。
ピン50の全長Lとボール52の直径寸法dbとを足し合わせた長さは、センター穴Cの軸方向の長さh3と、センター穴Dの軸方向の長さh4を足し合わせた長さより長い。すなわち、L+db>h3+h4 である。したがって、遊星ローラ16がスキューして出力軸20と入力軸14とが互いに軸方向に接近した場合であっても、出力軸20と入力軸14とが互いに接触することがない。出力軸20と入力軸14との間に所定の全長Lを有するピン50が介在しているので、出力軸20と入力軸14とが互いに接触するより前に、ボール52を介して穴底cとピン50とが当接するとともに、穴底dとピン50とが当接するからである。出力軸20と入力軸14とが軸方向に最も接近したとき、出力軸20の端面35と入力軸14の端面36との間には、s2=L+db−(h1+h2)で表されるすきまs2が生じている。
ピン50の外径寸法d0は、センター穴C及びセンター穴Dの内径寸法d3、d4よりわずかに小さい。このため、ピン50をセンター穴C及びセンター穴Dに手作業で容易に挿入することができるので、遊星ローラ式変速装置10の組み立て時において、ピン50がセンター穴C及びセンター穴Dに連通した状態で、出力軸20と入力軸14とを容易に組み付けることができる。
また、ピン50の外径寸法d0が、センター穴C及びセンター穴Dの内径寸法d3、d4より小さいので、ピン50は、センター穴C及びセンター穴Dの内側で、各センター穴C,Dと同軸に、自在に回転することができる。第2実施形態では、センター穴Cにおいては、ピン50の端面41がボール52と接しているので、ピン50とボール52とは、おおむね回転軸線m上の一点で当接している。このため、ピン50が、出力軸20に対して相対的に回転するときに、接触部の摩擦による回転トルクは極めて小さい。
なお、センター穴Dにおいては、ピン50と穴底dとが全周にわたって接触しているので、接触部の摩擦による回転トルクは比較的大きく、ピン50と入力軸14とが相対的に回転することがない。
こうして、第2実施形態では、出力軸20と入力軸14とが互いに軸方向に接近した場合であっても、ピン50がボール52を介して穴底cに当接するので、出力軸20の回転ムラを効果的に抑制することができる。また、ピン50及びボール52は、焼き入れ硬化処理が施されているので、その接触部の摩耗を低減することができる。
また、センター穴Cの軸方向長さh3とセンター穴Dの軸方向長さh4とを足し合わせた長さは、遊星ローラ16のスキューによって、入力軸14が出力軸20から離れる向きに変位する変位量(1mm程度である)に比べて格段に大きい。このため、入力軸14が、出力軸20から離れる向きに変位した場合においても、ピン50の軸方向の両端が、常にセンター穴C及びセンター穴Dで支持されているので、ピン50が脱落することがない。また、ボール52は、ピン50より穴底cの側に組み込まれているので、脱落することがない。こうして、ピン50が容易に脱落しないので、遊星ローラ式変速装置10を組み付ける工程で、ピン50の脱落を防止して確実に組み立てることができる。
なお、第2実施形態では、ボール52がピン50と穴底cとの間に組み込まれているが、これに限定されない。穴底dとピン50との間に挿入されていてもよいし、穴底cと穴底dの両方に挿入されていてもよい。
また、ピン50の端面41の形状は、第1実施形態と同様に、略球面形状であってもよい。この場合には、ボール52の表面とピン50の端面41は、いずれも凸形状となっており、ボール52とピン50とが当接したときには、おおむね回転軸線m上の一点で互いに当接する。このため、ピン50が、出力軸20及び入力軸14に対して相対的に回転するときに、接触部の摩擦による回転トルクは極めて小さい。
上記の説明によって理解できるように、第2実施形態の遊星ローラ式変速装置10では、簡便な手段で出力軸20と入力軸14との軸方向の位置決めをすることができるので、組立工数を削減し、製造コストを低減することができる。更に、ボール52を組み込むことによって、ピン50と出力軸20との接触部の摩擦を、更に確実に低減することができる。
以上説明したように、本発明により、簡便な手段で出力軸と入力軸との軸方向の位置決めをすることができるので、組立工数を削減し、製造コストを低減した遊星ローラ式変速装置を提供することができる。
(実施形態)10:遊星ローラ式変速装置、12:固定輪、14:入力軸、16:遊星ローラ、18:キャリア、20:出力軸、22:キャリアプレート、24:駆動ピン、26:転がり軸受、28:スリーブ、30〜33:傾斜面、35:端面(出力軸)、36:端面(入力軸)、40:端面(第1実施形態ピン)、41:端面(第2実施形態ピン)、48:ピン(第1実施形態)、50:ピン(第2実施形態)、52:ボール、
(従来技術)70:遊星ローラ式変速装置、72:ボール、74:センター穴

Claims (6)

  1. 入力軸と、
    前記入力軸の径方向外方で同軸に配置された固定輪と、
    前記入力軸と前記固定輪との間に組み込まれ、前記入力軸の外周および前記固定輪の内周と転がり接触する複数の遊星ローラと、
    複数の前記遊星ローラのそれぞれの内周に挿入された複数の駆動ピンと、
    複数の前記駆動ピンを一体に支持するキャリアと、
    前記入力軸と同軸で前記キャリアに固定された出力軸とを備え、
    前記出力軸の前記入力軸の側の軸端には、軸方向に所定の深さまで延在する第1の穴が同軸に形成されており、
    前記入力軸の前記出力軸の側の軸端には、軸方向に所定の深さまで延在する第2の穴が同軸に形成されており、
    前記第1の穴と前記第2の穴とを連通するピンが組み込まれており、
    前記出力軸と前記入力軸とが互いに軸方向に接近したときに、前記ピンが介在することによって、前記出力軸と前記入力軸とが互いに接触せず、
    前記ピンと、前記第1の穴及び前記第2の穴のうち少なくとも一方の穴の底との間に、ボールが組み込まれていることを特徴とする遊星ローラ式変速装置。
  2. 前記第1の穴及び前記第2の穴は、それぞれ前記出力軸及び前記入力軸のいずれか一方の外径を研削加工をするときに軸端を支持するためのセンター穴であることを特徴とする、請求項1に記載する遊星ローラ式変速装置。
  3. 前記ピンの外径寸法が、前記第1の穴及び前記第2の穴の内径寸法より小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載する遊星ローラ式変速装置。
  4. 入力軸と、
    前記入力軸の径方向外方で同軸に配置された固定輪と、
    前記入力軸と前記固定輪との間に組み込まれ、前記入力軸の外周および前記固定輪の内周と転がり接触する複数の遊星ローラと、
    複数の前記遊星ローラのそれぞれの内周に挿入された複数の駆動ピンと、
    複数の前記駆動ピンを一体に支持するキャリアと、
    前記入力軸と同軸で前記キャリアに固定された出力軸とを備え、
    前記出力軸の前記入力軸の側の軸端には、軸方向に所定の深さまで延在する第1の穴が同軸に形成されており、
    前記入力軸の前記出力軸の側の軸端には、軸方向に所定の深さまで延在する第2の穴が同軸に形成されており、
    前記第1の穴と前記第2の穴とを連通するピンが組み込まれており、
    前記出力軸と前記入力軸とが互いに軸方向に接近したときに、前記ピンが介在することによって、前記出力軸と前記入力軸とが互いに接触せず、
    前記第1の穴及び前記第2の穴は、それぞれ前記出力軸及び前記入力軸のいずれか一方の外径を研削加工をするときに軸端を支持するためのセンター穴であることを特徴とする遊星ローラ式変速装置。
  5. 前記ピンの外径寸法が、前記第1の穴及び前記第2の穴の内径寸法より小さいことを特徴とする請求項4に記載する遊星ローラ式変速装置。
  6. 入力軸と、
    前記入力軸の径方向外方で同軸に配置された固定輪と、
    前記入力軸と前記固定輪との間に組み込まれ、前記入力軸の外周および前記固定輪の内周と転がり接触する複数の遊星ローラと、
    複数の前記遊星ローラのそれぞれの内周に挿入された複数の駆動ピンと、
    複数の前記駆動ピンを一体に支持するキャリアと、
    前記入力軸と同軸で前記キャリアに固定された出力軸とを備え、
    前記出力軸の前記入力軸の側の軸端には、軸方向に所定の深さまで延在する第1の穴が同軸に形成されており、
    前記入力軸の前記出力軸の側の軸端には、軸方向に所定の深さまで延在する第2の穴が同軸に形成されており、
    前記第1の穴と前記第2の穴とを連通するピンが組み込まれており、
    前記出力軸と前記入力軸とが互いに軸方向に接近したときに、前記ピンが介在することによって、前記出力軸と前記入力軸とが互いに接触せず、
    前記ピンの外径寸法が、前記第1の穴及び前記第2の穴の内径寸法より小さいことを特徴とする遊星ローラ式変速装置。
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